JPH05323435A - カメラのブレ補正装置 - Google Patents

カメラのブレ補正装置

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JPH05323435A
JPH05323435A JP12379892A JP12379892A JPH05323435A JP H05323435 A JPH05323435 A JP H05323435A JP 12379892 A JP12379892 A JP 12379892A JP 12379892 A JP12379892 A JP 12379892A JP H05323435 A JPH05323435 A JP H05323435A
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JP
Japan
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axis
piezoelectric body
camera
driving
shake correction
Prior art date
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JP12379892A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Sato
佐藤  達也
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で、フィルムを駆動してカメラのブ
レを補正するとともに、該補正の駆動手段の配置の制限
を大幅に緩和することが可能なカメラのブレ補正装置を
提供することを目的とする。 【構成】被写体8の像を撮影光学系6を介して記録する
撮像手段7と、ブレ状態を検出するブレ検出手段1と、
該ブレ検出手段1からの信号を受けてブレの補正量を演
算する演算手段2と、該演算手段2の出力に基づいて上
記撮像手段7を駆動してブレ補正する駆動手段3とから
なり、該駆動手段3は上記撮像手段7の走行方向および
上下方向の駆動源として設けられた第1および第2のバ
イモルフ型圧電体4と、上記光学系6の光軸方向と平行
な方向の駆動源として設けられた、該方向に積層されて
形成される積層型圧電体5とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラのブレ状態を検
出して該検出信号を基にブレ補正部材を駆動すること
で、発生したブレの影響をできるだけ小さくするカメラ
のブレ補正装置において、ブレ補正部材を駆動する駆動
手段に、バイモルフ型圧電体および積層型圧電体を組み
合わせた複合型超音波振動子を利用するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカメラのブレによる撮影像への影
響を防止するカメラとしては、まず、光電変換素子,加
速度センサ,角速度センサ等のカメラブレ検出手段によ
り、発生したカメラの手ブレ,像ブレを検出し、このブ
レを相殺するように光学系の一部である撮影レンズを回
動,傾斜させて安定した像を撮影するものがある。ま
た、撮像手段であるフィルムそのものを光軸と直交する
方向に変位可能とするフィルム保持枠を具備し、ブレを
相殺するように保持枠を変位させるものがある。
【0003】そして、上記何れのタイプのカメラのブレ
防止機構においても、ブレ検出手段からのブレ信号を受
けてブレ補正部材を駆動するためにアクチュエータが使
用されることになる。
【0004】ここで、アクチュエータとしては、DCモ
ータ,ボイスコイル,USM(超音波モータ)等が考え
られ、さまざまな機構が考えられている。
【0005】たとえば、撮影レンズの一部を回動,傾斜
させてブレを補正するタイプの場合、補正部材(レン
ズ)をジンバル機構で保持し、この保持枠をDCモータ
および減速機構により駆動するものがある。また、補正
部材(レンズ)の保持枠をマグネット等を配置してボイ
スコイルにより駆動するタイプのものもある。また、円
環型USMを補正部材(レンズ)の保持枠の外周に配置
し、これらを傾動させるタイプのものも提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ものには以下に示すような問題点があった。
【0007】上述した補正部材(レンズ)を回動,傾斜
させるタイプでは、撮影レンズの周り、鏡筒近辺に、ア
クチュエータ,減速機構またはボイスコイル等が配設さ
れ、カメラや撮影レンズが大きくなり易いという問題点
があった。また、このための電気的接続線や、機械的連
動機構の構成が複雑となるという問題もある。さらに、
補正部材を最適に駆動するため駆動手段の配置はバラン
スのとれた最適位置が望ましいわけだが、これを優先さ
せるとカメラのスタイルがアンバランスになり好ましく
ないばかりか、駆動手段の配置,バランスを優先する余
り、撮影レンズが小さくなって撮影光学系の明るさが失
われるという問題も発生する。
【0008】一方、カメラのブレは、結果的には写真が
2次元方向に不必要に動いた形で現れるため、写真上で
X−Yの2次元方向のブレを補正する必要がある。すな
わち、写真上(フィルム上)でブレを補正するためにX
軸のブレ補正用,Y軸のブレ補正用のそれぞれにアクチ
ュエータ,減速機構および機械的連動系が必要となり、
さらに、カメラが大型化して重くなってしまうことにな
る。これではカメラのブレは補正できるものの、結局は
使用しづらいものとなり思わしくない。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構成で、フィルムを駆動してカメラの
ブレを補正するとともに、該補正の駆動手段の配置の制
限を大幅に緩和することが可能なカメラのブレ補正装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明によるカメラのブレ補正装置は、被写体像を
撮影光学系を介して記録する撮像手段と、カメラのブレ
状態を検出するブレ検出手段と、このブレ検出手段から
の信号を受けてブレの補正量を演算する演算手段と、こ
の演算手段の出力に基づいて、上記撮像手段を駆動して
ブレを補正する駆動手段とからなり、上記駆動手段は、
上記撮像手段の走行方向である第1の軸方向の駆動源と
して設けられた第1のバイモルフ型圧電体と、上記第1
の軸方向と直交し、かつ、上記撮像手段の上下方向であ
る第2の軸方向の振動源として設けられた第2のバイモ
ルフ型圧電体と、上記撮影光学系の光軸方向と平行な第
3の軸方向の駆動源として設けられた、該第3の軸方向
に積層されて形成される積層型圧電体とを具備する。
【0011】
【作用】本発明においては、撮像手段で被写体像を撮影
光学系を介して記録し、ブレ検出手段でカメラのブレ状
態を検出し、演算手段で上記ブレ検出手段からの信号を
受けてブレの補正量を演算し、駆動手段で上記演算手段
の出力に基づいて、上記撮像手段を駆動してブレを補正
する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0013】図1は本発明の第1実施例を示すカメラの
ブレ補正装置の主要部の構成を示すブロック図である。
【0014】図に示すように、この第1実施例は、公知
の角速度センサや光電変換手段等で構成される、カメラ
のブレを検出するブレ検出手段1と、該ブレ検出手段1
からの信号を受け、カメラでの実際のブレ状態の把握お
よびブレ補正信号を生成する演算手段2と、該演算手段
2の出力を受け、バイモルフ型圧電体4および積層型圧
電体5により構成されている駆動手段3と、該駆動手段
3により駆動され、被写体8の被写体像を光学系6の露
光動作により記録する、フィルム等の撮像手段7と、上
記駆動手段3に接続され、上記撮像手段7に対しての押
圧力を決定、変更する押圧力変更手段9とで構成されて
いる。
【0015】次に、上記第1実施例のカメラのブレ補正
装置の簡単な動作の説明を行う。
【0016】図1において、ブレ検出手段1によりカメ
ラの軸方向を基準とした回転ブレ状態が検出され、ここ
での出力は演算手段2に送られる。演算手段2では検出
されたブレ情報に基づき像面上でのブレ量を算出し、ブ
レを補正するための駆動手段3の駆動データを生成す
る。実際には駆動手段3は、前述したようにバイモルフ
型圧電体4と積層型圧電体5により構成されており、こ
れら2つの圧電体に対しての駆動データが生成されて駆
動される。そして、上記駆動手段3はブレ補正手段であ
る撮像手段7に接続されており、さらに光学系6を介し
て被写体8の像が撮像手段7に投影されていて、発生し
たブレを相殺するように駆動される。これによりブレ補
正が行われる。
【0017】ここで、ブレ補正手段として撮像手段7で
あるフィルム7aを用いるわけであるが、ブレ補正時に
おいてはフィルム7aをしっかりと保持する必要がある
と同時に、フィルム7aの巻き上げ・巻き戻し時にはフ
ィルム7aをスムーズに給送する必要がある。そこで、
フィルム7aに対しての押圧力を変更する押圧力変更手
段9があり、これは駆動手段3に接続されていて、実際
の押圧力変更は駆動手段3で行われる。また、押圧力変
更のタイミングは、カメラの動作タイミングに応じて変
更される。
【0018】次に図2以降において上記第1実施例をさ
らに具体的にした、本発明の第2実施例について説明を
行う。
【0019】図2は本発明の第2実施例のカメラのブレ
補正装置の構成を示すブロック図であり、ブレ補正用駆
動手段として使用している複合型超音波振動子の駆動手
段構成を説明する図である。
【0020】図2において、ブレ検出手段1および演算
手段2は上述した第1実施例と同様あるのでここでの説
明は省略する。そして、駆動制御手段30は周波数発生
手段31に接続されていて、ブレ補正時に駆動命令信号
を出力し、具体的な駆動データは図2中のデータバスを
介して行われる。また駆動制御手段30は、後述する第
1のタイミング調整手段32,第2のタイミング調整手
段33,第1の信号発生手段34,第2の信号発生手段
35および第3の信号発生手段36に対してもデータバ
スで介されている。ここで、上記周波数発生手段31は
後述するブレ補正用アクチュエータである複合型超音波
振動子50の駆動周波数に対応した周期的な信号を出力
する。
【0021】次に、この信号は第1のタイミング調整手
段32および第2のタイミング調整手段33に送られ
る。この2つのタイミング調整手段32,33は、上記
周波数発生手段31からの出力信号を受けてから所定時
間の後に別の周期的な信号を発生する。この周期は、上
記駆動制御手段30からデータバスを介して送られ、そ
れぞれ独立している場合もあり、同一の場合もある。次
に第1のタイミング調整手段32の出力信号は第1の信
号発生手段34に送られ、この信号を受けてから所定時
間の後にさらに別の周期的な信号を発生する。また同様
に、第2のタイミング調整手段33の出力信号は第2の
信号発生手段35に送られ、この信号を受けてから所定
時間の後にさらに別の周期的な信号を発生する。また、
上記周波数発生手段31からの出力信号は第3の信号発
生手段36に送られ、この信号を受けてから所定時間の
後にさらに別の周期的な信号を発生する。
【0022】上記第1の信号発生手段34,第2の信号
発生手段35および第3の信号発生手段36の信号を発
生する周期データは、前述した通り上記駆動制御手段3
0からのデータバスを介して送られて来る。そして、第
1の信号発生手段34,第2の信号発生手段35および
第3の信号発生手段36の出力信号は値それぞれ公知の
二相化手段により二系統化され、第1の信号昇圧手段3
7,第2の信号昇圧手段38および第3の信号昇圧手段
39に送られる。これら3つの信号昇圧手段では、上記
3つの信号発生手段から送られてきた周期的な信号を所
定電圧まで昇圧すると共に、それぞれ第1の圧電体5
1,第2の圧電体52および第3の圧電体53に供給さ
れる。また、これら3つの圧電体の一体化手段40によ
り一体化されて固定されている。
【0023】なお、第1の圧電体51および第2の圧電
体52は前述した図1中のバイモルフ型圧電体4であ
り、第3の圧電体53は積層型圧電体5である。そし
て、第1の圧電体51,第2の圧電体52および第3の
圧電体53は上記3つ信号昇圧手段からの信号を受けて
所定量の変位を発生する。また上記一体化手段40は移
動手段44に接続されている。ここで移動手段44は、
前述した撮像手段7であるフィルム7a等を保持するも
のである。
【0024】次に図2における動作に関して、さらに図
3,図4および図5を用いて説明を行う。
【0025】図5は、上記第2実施例における信号発生
状態を表したタイミングチャートである。同図中、
(a)は周波数発生手段31の出力波形であり、C1の
周期を持ち、この周期は前述した通り駆動制御手段30
からの情報に基づき決定される。次に(b)および
(c)は第1および第2のタイミング調整手段32,3
3の出力波形であり、上記(a)での信号を受けてC2
およびC3の時間の後に出力される。このC2およびC
3の時間は前述した通り駆動制御手段3からの情報に基
づき決定される。次に(d)および(e)は第1の信号
発生手段37の出力波形であり、上記(b)での信号を
受けてC4の間だけ信号出力される。なお(d)と
(e)は、公知の二相化手段により交互に信号出力され
ている。
【0026】また、C3の時間は前述した通り駆動制御
手段30からの情報に基づき決定される。同様に(f)
および(g)は第2の信号出力手段38の出力は波形で
ある。また、(h)および(i)は第3の信号出力手段
36の出力波形であり、上記(a)での信号を受けてC
6の間だけ信号出力される。なお(h)と(i)は、二
相化手段により交互に信号出力されている。また、C6
の時間は前述した通り駆動制御手段30からの情報に基
づき決定される。そして(d)および(e)の第1の信
号発生手段34の出力波形は、第1の信号昇圧手段37
に送られ、昇圧され、かつ正弦波状になって(j)のよ
うな形で出力され、第1の圧電体51に送られる。なお
同様に(k)は第2の圧電体52、そして(l)は第3
の圧電体53へ送られる出力波形の状態である。
【0027】図3は、上記第2実施例のカメラのブレ補
正装置における複合型超音波振動子を示した拡大斜視図
である。
【0028】ここで、第1の圧電体51はバイモルフ型
の圧電体であって基台54に貼設されており、図3中、
不図示の反対側にも貼つけられている。そして、この第
1の圧電体51は前述した図5(j)の波形を印加する
と、X軸方向に屈曲振動を発生する。また、第2の圧電
体52もバイモルフ型圧電体であって上記基台54に貼
設されており、上記第1の圧電体51同様、図3中、不
図示の反対側にも貼つけられている。そして、この第2
の圧電体52は前述した図5(k)の波形を印加される
と、Y軸方向に屈曲振動を発生する。また、第3の圧電
体53は積層型圧電体であり、上記基台54の上部に固
定されており、さらに上から基台54に挾まれるように
配置される。
【0029】なお、この第3の圧電体53は前述した図
5(l)の波形を印加されると、Z軸方向に縦振動し変
位を発生する。また、この第3の圧電体53の上部の基
台54には接触玉55が固着されている。
【0030】次に上記複合型超音波振動子50の具体的
な動き方について、図4(a)〜(c)を参照して説明
を行う。
【0031】図4(a)において、複合型超音波振動子
50の接触玉55の上部に移動手段44が配置され点接
触している。そして、この点接触している部分を拡大し
たのが図4(b)である。ところで、前述した図5
(j),(k),(l)の波形を第1の圧電体51,第
2の圧電体52および第3の圧電体53に印加すると、
それぞれ屈曲振動、縦振動を発生するが、この振動振幅
および振動発生のタイミング調整により前述した点接触
部で楕円運動が発生する。
【0032】図4(b)において楕円が発生している
が、実線矢印のように楕円を発生させると移動手段44
は実線矢印の方向に変位し、破線矢印のように楕円を発
生させると移動手段44は破線矢印の方向に変位する。
ここでの説明は、移動手段44はX軸方向に変位する説
明であるが、楕円運動の発生を同様にY軸方向で行うよ
うにすれば、Y軸方向に変位するのは勿論のこと、楕円
運動の発生を3次元的になるように屈曲振動および縦振
動の発生を制御することで、移動手段44がX、Y軸方
向の2次元的な動作を行うことが可能となる。なお、図
4(c)は楕円運動の発生例を示したものである。な
お、図中、符号Ax,Ay,Azは、それぞれ屈曲振動
および縦信号により発生した点接触部での変位量であ
る。
【0033】次に、図6,図7および図8を参照して、
本第2実施例のカメラのブレ補正装置の具体的構成を説
明する。
【0034】図6は、上記第2実施例のカメラのブレ補
正装置における複合型超音波振動子50およびその周辺
部を示した要部拡大斜視図である。
【0035】図6において、符号7aは、前記撮像手段
7フィルム7aであり、符号11はカメラの裏蓋であ
る。圧板13は山型形状の板ばね12を介して上記裏蓋
11に接続されている。また、上記板ばね12の上記圧
板13との接触面の裏面側には接触板14が固着されて
いて、該接触板14には裏蓋11に基端が固着されてい
る複合型超音波振動子50の接触玉55が接触してい
る。
【0036】また、図中、符号10はカメラ本体内面で
あり、符号10aは、該カメラ本体内面10の中央部に
開口された開口である。この開口10aの内部には第1
の撮影マスク61が移動自在に配設されていて、該第1
の撮影マスク61のフィルム7a側には内レール面67
および外レール面68が軌条に突設されている。また、
上記第1の撮影マスク61は露光面開口61aを有して
おり、この開口61aは撮影画面サイズ、たとえば35
mmフィルム7a使用のカメラであれば36mm×24
mmの大きさになっている。
【0037】なお、ここでフィルム7aの走行方向をX
軸、このX軸と垂直で、かつフィルム7aの上下方向を
Y軸、また、裏蓋11に接続されている複合型超音波振
動子50の縦振動発生方向、すなわち、上記第3の圧電
体53の縦振動発生方向であって、光軸である方向をZ
軸とする。
【0038】図7は上記第2実施例におけるマスク部の
具体的構成を示した要部拡大分解図である。なお、この
図7は、上記図6を反対側から見た図であり、カメラ本
体内面10よりも撮影光学系側の具体的構成を示した斜
視図である。
【0039】図7において、上述したように上記第1の
マスク61には露光開口61aが形成されていて、該開
口61aの上下方にはそれぞれにX軸用V溝61bが刻
設されている。上記第1のマスク61より被写体側(図
中、右下方向)にはX軸用リテーナ62が配設されてい
る。該X軸用リテーナ62の中央部にはX軸用開口62
aが形成されているとともに、上下部の、上記第1の撮
影マスク61に配されているX軸用V溝61bに対向す
る位置には、それぞれ3つのX軸用玉穴62bが穿設さ
れている。
【0040】上記X軸用リテーナ62より被写体側には
第2の撮影マスク63が配設されている。該第2の撮影
マスク63の中央部にはX軸用開口63aが形成されて
いるとともに、両側部の被写体側にはそれぞれY軸用V
溝63bが刻設されている。また、上下部の撮影画面側
(図中、左上方向)の、上記第1の撮影マスク61のX
軸用V溝61bに対向する位置にはそれぞれX軸用V溝
63cが刻設されている。そして、該X軸用V溝63c
と上記X軸用V溝61bとの間には後述する受け玉66
が、上記X軸用リテーナ62の3つのX軸用玉穴62b
を介して挟設されている。これにより、上記X軸用リテ
ーナ62がX軸方向に摺動自在となっている。
【0041】上記第2のマスク63より被写体側にはY
軸用リテーナ64が配設されている。該Y軸用リテーナ
64の中央部にはXY軸用開口64aが形成されている
とともに、両側部の、上記第2の撮影マスク63のY軸
用V溝63bに対向する位置には、それぞれ2つのY軸
用玉穴64bが穿設されている。
【0042】上記Y軸用リテーナ64より被写体側には
第3の撮影マスク65が配設されている。該第3の撮影
マスク65の中央部にはXY軸用開口65aが形成され
ている。また、両側部の撮影画面側の、上記第2の撮影
マスク63のY軸用V溝63bに対向する位置にはそれ
ぞれY軸用V溝65bが刻設されている。そして、該Y
軸用V溝65bと上記Y軸用V溝63bとの間には後述
する受け玉66が、上記Y軸用リテーナ64の2つのY
軸用玉穴64bを介して挟設されている。これにより、
上記Y軸用リテーナ64がY軸方向に摺動自在となって
いる。
【0043】さらに、該第3の撮影マスク65は、撮影
画面側に所定の深さを有する凹部が形成されていて、該
凹部に上記X軸用リテーナ62,第2の撮影マスク6
3,Y軸用リテーナ64が内設されている。そして後述
するX−Yの2次元動作用のための受け玉66を挾んだ
形で上記カメラ本体内面10に接続されている。
【0044】図8は、図6および図7において示す、複
合型超音波振動子およびマスク部とその周辺部を示した
要部拡大断面図である。図において、カメラ本体内面1
0の右側の部分が図6で説明を行った部分、そして、左
側の部分が図7で説明を行った部分である。
【0045】いま仮に、カメラにフィルム7aを装填し
て裏蓋を閉じている状態だとする。これによりフィルム
7aは、板ばね12を介して上記第1の撮影マスク61
に配置されている図8中、不図示の内レール面67と圧
板13との間で抑えられることになる。一方、図7の説
明の時に述べたように、上記第3のマスク65は上記X
軸用リテーナ62,第2の撮影マスク63,Y軸用リテ
ーナ64およびX−Yの2次元動作用のための受け玉6
6を挾んだ形でカメラ本体内面10に接続されており、
図8がその状態を表している。ここで、該X軸用リテー
ナ62およびY軸用リテーナ64には受け玉66が図8
のように配されている。
【0046】次に、図8を参照して本第2実施例の動作
の説明を行う。
【0047】まず、図3,図4および図5において前述
したように、第1の圧電体51,第2の圧電体52およ
び第3の圧電体53に対して図5(j),(k)および
(l)に示したような正弦波状の電圧が印加されると、
接触玉55において楕円運動が発生し、この動きにより
図4中、移動手段44に相当する接触板14,板ばね1
2およびフィルム7aが駆動されることになる。また、
前述したようにフィルム7aと第1の撮影マスク61は
内レール面67を介して接触しているが、フィルム7a
が駆動されることにより第1の撮影マスク61も合わせ
て駆動されることになる。つまり、前述した説明の通
り、第1の撮影マスク61とX軸用リテーナ62との間
および該X軸用リテーナ62と第2の撮影マスク63と
の間にはともに受け玉66が配設されており、これによ
り第2の撮影マスク62が仮に固定されているものとす
ると、第1の撮影マスク61はX軸方向に移動可能とな
る。
【0048】また、同様に第2の撮影マスク63とY軸
用リテーナ64との間および該Y軸用リテーナ64と第
3の撮影マスク65との間にも該受け玉66が配設され
ており、したがって、上記第3の撮影マスク65は前述
した通りカメラ本体内面10の固定されているため、上
記第2の撮影マスク63はY軸方向に移動可能となる。
【0049】ここで、第1の撮影マスク61,X軸用リ
テーナ62,第2の撮影マスク63,Y軸用リテーナ6
4および第3の撮影マスク65間において上記受け玉6
6を配設することで、該第1の撮影マスク61および第
2の撮影マスク63はXおよびY軸方向ともに移動可能
となる。これにより、前述した複合型超音波振動子50
に発生する楕円運動によりフィルム7a、そしてこのフ
ィルム7aと一体化される上記第1の撮影マスク61お
よび第2の撮影マスク63がX−Y2次元方向に自由に
駆動されることが可能となる。また、X軸用リテーナ6
2およびY軸用リテーナ64の2つのリテーナが配設さ
れているため、不用意な回転運動の発生を最小に抑える
ことが可能である。
【0050】このように、積層型圧電体である第3の圧
電体53の縦振動方向を撮影光学系の光軸(Z軸)と一
致させることにより、バイモルフ型圧電体である第1の
圧電体51および第2の圧電体52の屈曲振動に対応し
た発生変位量がX−Yの2次元方向で容易に得ることが
可能となる。
【0051】なお、図6および図8において板ばね12
は裏蓋11に接続されているが、この部分が単に固定さ
れているだけであると、以下板ばね12の動きにかなり
の規制がかかり効率が悪くなることが充分に考えられ
る。そこで、この接続部分について図9において説明を
行う。
【0052】図9は上記板ばね12とその周辺部を示し
た要部拡大斜視図である。
【0053】図において、符号15は接触板14と板ば
ね12とを接続している接触板止め、符号16は該板ば
ね12を裏蓋11に接続するための板ばね押さえピン、
符号17は板ばね12がX−Yの2次元方向に移動可能
とするための移動空間、符号18は板ばね12を配置す
る際の板ばね挿入ガイドである。同図において、該板ば
ね12は上記板ばね挿入ガイド18を通した板ばね押え
ピン16により接触される。この際、該板ばね12は上
記移動空間17において、板ばね押えピン16と嵌合す
るようになっている。ここで図に示すように、移動空間
17は板ばね押えピン16の径よりも大きい開口部を形
成しており、この空間により板ばね12はX−Yの2次
元方向に移動可能となる。なお、フィルム7aの装填ま
たは取り出しのためにカメラの裏蓋11が開けられた際
は、上記板ばね12は内レール面67および図9中,不
図示の上記第1の撮影マスク61から開放されるため、
上記板ばね押えピン16は上記板ばね挿入ガイド18の
部分と嵌合することになり、該板ばね12が不必要に動
くことがなくなる。
【0054】次に、本発明の第3実施例について説明を
行う。
【0055】図10は本発明の第3実施例のカメラのブ
レ補正装置の概念図であり、基本的には上記第1実施例
と大きな違いはなく、この第3実施例では、駆動手段3
に接続されるブレ補正手段が、撮像手段7ではなく光学
系6であるという点のみが異なっている。(現実には撮
影光学系のうちの一部の光学手段)。
【0056】特に上記駆動手段3のうち、積層型圧電体
の振動発生方向は前記光学系6の光軸方向と同一、また
は平行になっているという点は同一であり、その他の構
成・動作については、上記第1実施例と同一であるの
で、ここでの細かい説明は省略することにする。
【0057】次に、上記第3実施例の具体的な構成につ
いて図11を参照して説明する。
【0058】図11は、上記第3実施例のカメラのブレ
補正装置の主要部の構成を示す要部分解斜視図である。
【0059】図において、符号7aは撮像手段7である
フィルム、符号11はカメラの裏蓋である。また、この
裏蓋11には上記第1,第2実施例と同様の、第1の圧
電体51,第2の圧電体52,第3の圧電体53等で構
成される複合型超音波振動子50が配設されている。そ
して、図11中では不図示である該複合型超音波振動子
50の接触玉55(図3参照)とブレ補正量発生接触板
71の裏側部分とが接触している。また符号83はジン
バル外枠であり、この枠83にはジンバルX軸保持棒8
4およびジンバルY軸保持棒85が接続されている。な
お、該ジンバルX軸保持棒84には、ブレ補正用レンズ
82が配設されている。また、該ジンバルX軸保持棒8
4には、ジョイント部86を介してヨーイング動作伝達
系73a,73bが上記フィルム7aを迂回するために
折り曲がりながら配設され、さらに、ジンバルY軸保持
棒85には、同ジョイント部86を介してピッチング動
作伝達系72a,72bが同フィルム7aを迂回するた
め該フィルム7aの上下方向を通り接続されている。
【0060】なお、上記ジョイント部86は、各動作伝
達系72a,72bのZ軸方向の直進動作とZ軸および
Y軸方向の回転動作発生のための動力に変換できるよう
に嵌合されているものである。
【0061】これらピッチング動作伝達系72a,72
bおよびヨーイング動作伝達系73a,73bは、それ
ぞれ前述のブレ補正量発生接触板71に接触している。
また、これらピッチング動作伝達系72a,72bおよ
びヨーイング動作伝達系73a,73bは、中空の円柱
形状の支持管81内に挿通されることで、図中、矢印M
1〜M4の方向に摺動可能に支持されいる。そして、上
記支持管81は図11中、不図示のカメラ本体内部のベ
ース部分(常時動くことなく基準となる部材)に、取り
付けられている。
【0062】次に本第3実施例の動作について説明す
る。なお、フィルム7aの平面性を確保するための圧板
は図11中、不図示であるが、上記第1,第2実施例と
同様の板ばね12(不図示)を介してカメラの裏蓋11
に取り付けられているものとする。
【0063】まず、ブレ補正手段駆動用の複合型超音波
振動子50であるが、前述の第1,第2実施例の説明の
場合と同様に、ブレ補正手段のブレ補正特性に合わせて
駆動される。このことによりブレ補正量発生接触板71
は、X−Yの2次元方向に駆動されることになる。該ブ
レ補正量発生接触板71には前述した通り、ピッチング
動作伝達系72a,72bおよびヨーイング動作伝達系
73a,73bが接触しており、かつ前述したように支
持管81により関係軸方向以外に不用意な動作をしない
よう規制されている。
【0064】ここで、ブレ補正量発生接触板71のうち
ピッチング動作伝達系72a,72bおよびヨーイング
動作伝達系73a,73bが接触している部分はテーパ
ー状の切込みが形成されていて、全体として四角錐状に
なっているため、上記ブレ補正量発生接触板71が図1
1中、不図示の駆動制御系によりブレを補正するための
駆動制御がされると、ピッチング動作伝達系72a,7
2bおよびヨーイング動作伝達系73a,73bがZ軸
方向に対し平行に変位することになる。
【0065】また、実際に動作が行われる際、上記ピッ
チング動作伝達系72a,72bはそれぞれ光軸方向
(Z軸方向)に平行に配されていて、これら2つの動作
方向は互いに異なる方向に摺動することになる。これに
より、ジンバル外枠83および該ジンバル外枠83内に
配設されているブレ補正用レンズ82がX軸方向を中心
とした回転動作を行う。つまりブレのピッチング方向成
分に対応したブレ補正動作が可能となる。さらに、同様
にヨーイング動作伝達系73a,73bも同様の配置に
なっており、Y軸方向を中心とした回転動作について
も、ジンバル外枠83およびブレ補正用レンズ82は対
応でき、ブレのヨーイング方向成分に対応したブレ補正
動作が可能となる。
【0066】本第3実施例によると、上記第1,第2の
実施例と同様に、積層型圧電体である第3の圧電体53
の縦振動方向を撮影光学系の光軸(Z軸)と一致させる
ことにより、バイモルフ型圧電体である第1の圧電体5
1および第2の圧電体52の屈曲振動に対応した発生変
位量がX−Yの2次元方向で容易に得ることが可能とな
る。
【0067】以上述べたように上記第1〜第3実施例
は、カメラのブレ補正のため駆動手段にバイモルフ型圧
電体および積層型圧電体を組み合わせた複合型超音波振
動子を利用するものであり、特に積層型圧電体の振動方
向をカメラの撮影光学系の光軸方向と同一にするもので
ある。このことにより、カメラのブレ補正のためのX軸
およびY軸方向用のアクチュエータを一つにすることが
可能となるのでブレ補正部材駆動システムの小型化が可
能となる。また、積層型圧電体の振動方向をカメラの撮
影光学系の光軸方向と同一にしているため、駆動手段の
配置位置の制限を大幅に緩和することが可能となりカメ
ラの小型化も実現できる。
【0068】次に、本発明の第4実施例のカメラのブレ
補正装置を説明する。
【0069】この第4実施例は、上記第3実施例と同様
にジンバル機構に補正用レンズを組み込み、これの駆動
制御を行うことでブレの補正を行うものである。
【0070】図12において、7aは撮像手段であるフ
ィルム、そして複合型超音波振動子50の配置は前述の
第3実施例のものと同様であり、図12中、不図示の複
合型超音波振動子50の接触玉はブレ補正量発生接触板
71の裏側部分と接触している。なお図12において、
ブレ補正量発生接触板71は説明上右側部分と左側部分
で2分割して図示してあるが、本来は一体化されてい
る。そして、ブレ補正量発生接触板71の右側部分の上
下それぞれに91のX軸用V溝がある。
【0071】ブレ補正量発生接触板71の右側部分につ
いて、さらに説明すると、符号92はX軸用リテーナで
あり、これにはX軸用玉穴97が開けられている。な
お、このX軸用玉穴97は、前記ブレ補正量発生接触板
71に配されているX軸用V溝91の位置に対応したと
ころに穴が開けられている。
【0072】図中、符号93は摺動ステージであり、こ
れには94のY軸用V溝が配されている。また、符号9
5はY軸用リテーナであり、これにはY軸用玉穴98が
開けられている。なお、このY軸用玉穴98は、前記摺
動ステージ93に配されているY軸用V溝94の位置に
対応したところに穴が開けられている。そして、符号9
6はステージ押え部材であり、これは、前記したX軸用
リテーナ92、摺動ステージ93、Y軸用リテーナ9
4、そして図12中、不図示であるが前述の第1実施例
説明のとき用いた受け玉66に相当する部材を挾んだ形
でブレ補正量発生接触板71に接続される。
【0073】一方、ブレ補正量発生接触板71の左側部
分について説明すると、まず符号83はジンバル外枠で
あり、この枠にはジンバルX軸保持棒84およびジンバ
ル外枠83の上部にジンバルY軸保持棒85が接続され
ていて、このなかでジンバルX軸保持棒84について
は、ブレ補正用レンズ82が取り付けられている。ま
た、ジンバルX軸保持棒84の両端から支持するように
Y軸中心回転機構87があり、このY軸中心回転機構8
7は、回転機構止め88おうび回転機構支持棒89によ
り、回転機構固定部90を介して図12中、不図示のカ
メラ本体内部のベース部分(常時動くことなく基準とな
る部材)に取り付けられている。
【0074】また、ジンバルX軸保持棒84には、ジョ
イント部86を介しての補正動作伝達系74に接続さ
れ、ここで接続されていない方の端部は玉受け部75と
してスライド部材76に接続されている。ここで玉受け
部75は球状で構成されていてスライド部材76に接続
されているため、自由に回転・傾斜することが可能で、
遊び・がたが少なくなってきている。またスライド部材
76は、前述したブレ補正量発生接触板71の左側部分
にあるスライド部材用開口99に収められていてこの部
分でZ軸方向にスライド可能になっている。また、前述
の第3実施例と同様に、補正動作伝達系74は支持管8
1に挿通されることで摺動可能に支持されており、これ
もまた図12中、不図示のカメラ本体内部のベース部分
(常時動くことなく基準となる部材)に取り付けられて
いる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で、フィルムを駆動してカメラのブレを補正す
るとともに、該補正の駆動手段の配置の制限を大幅に緩
和することが可能なカメラのブレ補正装置を提供できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すカメラのブレ補正装
置の主要部の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第2実施例のカメラのブレ補正装置の
構成を示すブロック図。
【図3】上記第2実施例のカメラのブレ補正装置におけ
る複合型超音波振動子を示した拡大斜視図。
【図4】上記第2実施例のカメラのブレ補正装置におけ
る複合型超音波振動子の具体的な動きを示した説明図。
【図5】上記第2実施例のカメラのブレ補正装置におけ
る信号発生状態を示したタイミングチャート。
【図6】上記第2実施例のカメラのブレ補正装置におけ
る複合型超音波振動子およびその周辺部を示した要部拡
大斜視図。
【図7】上記第2実施例のカメラのブレ補正装置におけ
る撮影マスク部周辺の具体的構成を示した要部拡大分解
図。
【図8】上記第2実施例のカメラのブレ補正装置におけ
る、上記図6および図7に示した、複合型超音波振動
子,撮影マスク部およびその周辺部を示した要部拡大断
面図。
【図9】上記第2実施例のカメラのブレ補正装置におけ
る板ばねとその周辺部を示した要部拡大斜視図。
【図10】本発明の第3実施例のカメラのブレ補正装置
の概要構成を示すブロック図。
【図11】上記第3実施例のカメラのブレ補正装置の具
体的な構成を示す要部拡大分解図。
【符号の説明】
1…ブレ検出手段 2…演算手段 3…駆動手段 4…バイモルフ型圧電体 5…積層型圧電体 6…光学系 7…撮像手段 8…被写体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体像を撮影光学系を介して記録する撮
    像手段と、 カメラのブレ状態を検出するブレ検出手段と、 このブレ検出手段からの信号を受けてブレの補正量を演
    算する演算手段と、 この演算手段の出力に基づいて、上記撮像手段を駆動し
    てブレを補正する駆動手段と、 からなり、 上記駆動手段は、上記撮像手段の走行方向である第1の
    軸方向の駆動源として設けられた第1のバイモルフ型圧
    電体と、上記第1の軸方向と直交し、かつ、上記撮像手
    段の上下方向である第2の軸方向の振動源として設けら
    れた第2のバイモルフ型圧電体と、上記撮影光学系の光
    軸方向と平行な第3の軸方向の駆動源として設けられ
    た、該第3の軸方向に積層されて形成される積層型圧電
    体とを具備することを特徴とするカメラのブレ補正装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005345665A (ja) * 2004-06-02 2005-12-15 Canon Inc 光学素子の駆動装置、該駆動装置を用いて構成した光空間伝送装置、レンズ装置

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JP4689194B2 (ja) * 2004-06-02 2011-05-25 キヤノン株式会社 光学素子の駆動装置、該駆動装置を用いて構成した光空間伝送装置、レンズ装置

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