JPH0532329B2 - - Google Patents

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JPH0532329B2
JPH0532329B2 JP60271970A JP27197085A JPH0532329B2 JP H0532329 B2 JPH0532329 B2 JP H0532329B2 JP 60271970 A JP60271970 A JP 60271970A JP 27197085 A JP27197085 A JP 27197085A JP H0532329 B2 JPH0532329 B2 JP H0532329B2
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JP
Japan
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water
maleic anhydride
dispersant according
olefin
soluble salt
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JP60271970A
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Toshimitsu Kawame
Hirotoshi Myazaki
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、炭酸カルシウム用分散剤に関する。
さらに詳細には芳香族オレフイン−無水マレイン
酸共重合体の水溶性樹脂(A)および脂肪族オレフイ
ン−無水マレイン酸共重合体の水溶性塩(B−
1)または不飽和モノカルボン酸を主体とする重
合体の水溶性塩(B−2)からなる炭酸カルシウ
ム用分散剤に関する。 〔従来の技術〕 炭酸カルシウムは白色顔料として紙のコーテイ
ング、水系塗料などに水スラリーの形で使用され
ている。その際スラリーの分散性が悪いと塗布液
の最適な粘度、流動特性が得られず、塗布むらま
たはコーテイング紙の印刷適性の悪化等の問題が
生じる。コーテイング紙の場合塗布後水を取り除
かなければならないので、水含量の少ない高濃度
のスラリーの方が工程上または経済上有利であ
る。また一般的にスラリーの輸送、貯蔵等の面か
らもスラリーの高濃度化が望まれており、添加量
が少なくてスラリーの粘度低下効果が大きな分散
剤が強く要求されている。 顔料スラリーの流動特性としては低剪断力下の
粘度が適切な範囲にある(低過ぎると貯蔵中に顔
料の沈降分離を起こし易く、高過ぎるとハンドリ
ングしにくい)だけでなく、ポンプによるスラリ
ー輸送または塗工時における高剪断力下において
も適当な粘性を有することが要求される。 従来、炭酸カルシウム用分散剤としてはピロリ
ン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウムの
ような無機分散剤の他に、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、オレフイン−無水マレイン酸共重合体の水
溶性塩等の重合体系分散剤が知られていた(例え
ば、特公昭55−11799号公報参照)。しかしなが
ら、これらの分散剤はその性能が必ずしも十分で
はなく、特に1μ以下の粒子径を有する沈降性炭
酸カルシウムを分散しようとしてもスラリー濃度
を60重量%より高くすることは非常に困難な状況
にある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、上記のような状況に鑑み、少
なくとも60重量%のスラリー濃度で低剪断力下の
みならず、高剪断力下においても流動特性に優れ
た炭酸カルシウム−水スラリーを得るのに有用な
分散剤を提供することにある。とりわけ粒子径が
1μ以下の沈降炭酸カルシウム用の優れた分散剤
を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明によれば、上記の目的は、芳香族オレフ
イン−無水マレイン酸共重合体の水溶性塩(A)およ
び脂肪族オレフイン−無水マレイン酸共重合体の
水溶性塩(B−1)または不飽和モノカルボン酸
を主体とする重合体から得られる水溶性塩(B−
2)からなる炭酸カルシウム用分散剤によつて達
成される。 本発明において使用される芳香族オレフイン−
無水マレイン酸共重合体(a)の水溶性塩(A)は前記共
重合体(a)に塩基性化合物を反応させることによつ
て得られる。 前記共重合体(a)は芳香族オレフインと無水マレ
イン酸をラジカル重合することによつて得られ
る。ここで使用される芳香族オレフインとしては
スチレン、メチルスチレン等が挙げられる。 前記共重合体(a)の共重合組成および平均分子量
(以下、単に分子量と記す)はモノマー仕込み組
成、重合温度、連鎖移動剤の使用(種類と量)等
の重合条件によつて制御することができる。本発
明において共重合体(a)における無水マレイン酸に
基づく単位に対する芳香族オレフインに基づく単
位のモル比は2/1〜4/1、好ましくは2.5/
1〜3.5/1の範囲内にあるのが望ましく、その
範囲内にあると粒子径1μ以下の沈降性炭酸カル
シウムの分散によい結果をもたらす。前記モル比
が上記範囲からはずれると本発明の当初の目的が
達成されない。たとえば、前記モル比が大き過ぎ
ると塩基性化合物と反応させて塩の形にしてもそ
の塩は水に難溶となり、分散剤としての使用は実
質的に不可能となる。 また、本発明において、前記共重合体(a)は1000
〜20000、好ましくは1500〜10000の範囲内の分子
量を有するのが望ましい。分子量が前記範囲から
はずれると炭酸カルシウムの分散性に悪影響をも
たらす。 前記共重合体(a)に反応させて、共重合体(a)の酸
無水物基を中和するために使用される化合物は、
共重合体(a)を水溶性にするものであればよく、ナ
トリウム、カリウム等のアルカリ金属の水酸化
物、酸化物等の化合物、カルシウム、バリウム等
のアルカリ土類金属の水酸化物、酸化物化合物、
アンモニア、アルキルアミン等が挙げられる。な
かでもアルカリ金属化合物およびアンモニアが好
ましい。特に水酸化ナトリウムを使用した場合に
は、炭酸カルシウムの分散性が著しく改良され
る。 前記共重合体(a)と塩基性化合物との反応に際し
ては、種々の方法が採用されるが、塩基性化合物
の水溶液に前記共重合体(a)を添加し、撹拌する方
法が好ましく採用される。 このようにして、芳香族オレフイン−無水マレ
イン酸共重合体(a)の中和物、すなわち水溶性基(A)
が得られるが、その中和度は0.6〜1範囲内にあ
るのが望ましい。中和度が低過ぎると共重合体の
塩が水溶性にならず、分散剤として実質的に使用
できないばかりでなく、炭酸カルシウムの分散性
に問題が生じる。特に粒子径が1μ以下の沈降性
炭酸カルシウムを分散する場合には中和度が0.7
〜0.8の範囲内にあるとスラリーの低剪断力下の
分散能が最大となるので、その中和度の範囲内で
あるのが望ましい。なお、ここにおいて中和度と
は中和前の共重合体(a)中に存在する酸無水物基に
基づく−CO−(O)基またはカルボキシル基が中和
後カルボン酸塩の形になつているものの割合(最
大1、最小0)を意味する。すなわち、共重合体
(a)がすべて酸無水物基であるとき、該酸無水物基
1当量に対して塩基性化合物1当量が反応してい
る場合には、中和度は1となる。 また、本発明で使用される水溶性塩(B−1)
および(B−2)は各々、脂肪族オレフイン−無
水マレイン酸共重合体(b−1)または不飽和モ
ノカルボン酸を主体とする重合体(b−2)に塩
基性化合物を反応させることによつて得られる。 前記共重合体(b−1)は、芳香族オレフイン
−無水マレイン酸共重合体(a)と同様の方法によつ
て脂肪族オレフインと無水マレイン酸をラジカル
重合することによつて得られる(特開昭60−
99110号公報参照)。 ここで使用する脂肪族オレフインとしては炭素
数2〜12、特に2〜8の直鎖状または分岐状のα
−オレフインが好ましく、その例としてはエチレ
ン、プロピレン、n−ブチレン、イソブチレン、
n−ペンテン、イソプレン、2−メチル−1−ブ
テン、ヘキセン、2−メチル−1−ペンテン、3
−メチル−1−ペンテン、4−メチル−1−ペン
テン、2−エチル−1−ブテン、1,3−ペンタ
ジエン、1,3−ヘキサジエン、2,3−ジメチ
ルブタジエン、2,5−ペンタジエン、2,4,
4−トリメチル−1−ペンテン(ジイソブチレ
ン)等が挙げられる。これらのなかでも炭素数4
のオレフインまたはその混合物、特にイソブチレ
ンまたはリターンB・Bのようなイソブチレンを
含む混合物が好ましい。 本発明において、前記共重合体(b−1)にお
ける無水マレイン酸に基づく単位に対する脂肪族
オレフインに基づく単位のモル比は0.8/1〜
1.2/1の範囲内にあるのが望ましい。前記モル
比が交互共重合比である1/1であるのが望まし
いが、このような場合、その大部分がオレフイン
−無水マレイン酸に基づく単位である限り、その
1部が後述するような不飽和モノカルボン酸また
はそのエステルに基づく単位で置換されていても
よい。 また、不飽和モノカルボン酸を主体とする重合
体(b−2)は不飽和モノカルボン酸または不飽
和モノカルボン酸と該酸と共重合しうるビニル化
合物を溶媒例えば水の存在下に溶液重合(ラジカ
ル重合)することによつて得られる。 ここで使用される不飽和モノカルボン酸として
はアクリル酸、メタクリル酸等が挙げられる。ま
た共重合しうるビニル化合物としては前記不飽和
モノカルボン酸のエステル化物もしくはアミド化
物、マレイン酸、イタコン酸、フマル酸、クロト
ン酸等の不飽和ジカルボン酸またはその無水物、
エステル化物、またはイミド化物が挙げられる。
共重合体の場合、不飽和モノカルボン酸と共重合
しうるビニル化合物の共重合組成は小さくてよ
く、大低の場合、45モル%未満である。 前記不飽和モノカルボン酸を主体とする重合体
(b−2)の具体的なものとしては、ポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸、アクリル酸−マレイン
酸共重合体が挙げられる。なかでもアクリル酸−
マレイン酸共重合体を使用した場合、炭酸カルシ
ウムの分散性の点で好ましい。 脂肪族オレフインと無水マレイン酸との共重合
体(b−1)または不飽和モノカルボン酸を主体
とする重合体(b−2)と塩基性化合物の反応
は、芳香族オレフイン−無水マレイン酸共重合体
(a)と塩基性化合物との反応と同様の方法で行われ
る。前記共重合体(b−1)および重合体(b−
2)の中和物、すなわち水溶性塩(B)の中和度は水
溶性塩(A)と同様、0.6〜1、好ましくは0.7〜0.8の
範囲内にあるのが望ましい。上記範囲からはずれ
ると本発明の目的が達成されない。 水溶性塩(B−1)と(B−2)のなかでは前
者の方が好ましく使用されるが、なかでもイソブ
チレン−無水マレイン酸共重合体の塩が好まし
い。 本発明においては、優れたスラリー流動特性の
炭酸カルシウムのスラリーを得るために、芳香族
オレフイン−無水マレイン酸共重合体(a)水溶性塩
(A)と脂肪族オレフイン−無水マレイン酸共重合体
の水溶性塩(B−1)または不飽和モノカルボン
酸を主体とする重合体の水溶性塩(B−2)とを
併用することが必要である。これに対し、上記水
溶性塩(A)または水溶性塩(B)をそれぞれ単独で使用
した場合には、炭酸カルシウムをはじめとする顔
料(例えばクレー、カオリン、サチンホワイト、
アルミナ等)に対し、特定の剪断力下では優れた
分散能を有するが、低剪断力下または高剪断力下
のいずれの場合にも優れた分散効果(スラリーの
流動特性)を得ることはできない。すなわち、水
溶性塩(A)単独では低剪断力下での分散効果は大で
あるが、高剪断力下ではスラリーの増粘がみら
れ、一方、水溶性塩(B)を単独または水溶性塩(B)の
なかの異なるものを2種以上組合せて添加した炭
酸カルシウムスラリーはチクロトロピー性が大で
あり、また低剪断力下では粘度が大であるが、高
剪断力下では粘度低下が著しい。特に炭酸カルシ
ウムが1μ以下の粘子径の沈降性炭酸カルシウム
である場合、これらの傾向が顕著に認められる。 本発明において、水溶性塩(A)と水溶性塩(B)の使
用量(併用量)は〔水溶性塩(A)〕/〔水溶性塩
(B)〕の重量比で95/5〜50/50、好ましくは80/
20〜60/40が望ましい。水溶性塩(B)の使用量が小
さ過ぎる場合には、高剪断力下でスラリーの粘度
上昇が大となり、水溶性塩(B)の使用量が大き過ぎ
る場合には、低剪断力下でのスラリー粘度が高く
なり過ぎる。 本発明の分散剤は従来用いられている分散剤と
同様の方法で用いることができる。本発明におい
て水溶性塩(A)と水溶性塩(B)とは同時に添加しても
よいが、別々に添加して使用してもよい。また本
発明の分散剤は粉末の形で用いてもよいが最初よ
り水溶液の形にして用いてもよい。 本発明の分散剤を用いた場合、スラリー濃度が
少なくとも60重量%、良好な場合には65重量%か
ら最密充填濃度に近いところまでの高濃度でも分
散性に優れた炭酸カルシウムスラリーが得られ
る。しかも、その流動特性は剪断力が大きくて
も、小さくても安定した粘性を有する。 なお、本発明の分散剤を用いて炭酸カルシウム
スラリーを製造するに際しては、他の無機または
有機顔、ラテツクス、エマルジヨンを添加するこ
とができる。また、場合によつては界面活性剤を
添加することができる。 〔実施例〕 以下、実施例によつて本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらによつて何ら限定されるも
のではない。 実施例1〜6および比較例1〜2 ミキサーに平均粒子径0.15μ、立方体の沈降性
炭酸カルシウム〔白石工業(株)製ブリリアント−
15〕、水、第1表に示したスチレン/無水マレイ
ン酸共重合体のナトリウム塩およびイソブチレ
ン/無水マレイン酸共重合体のナトリウム塩を第
2表に示した割合で加え、回転数9000rpmで3分
間撹拌し、固形分濃度65重量%の炭酸カルシウム
スラリーを調製した。
【表】 * スチレン/無水マレイン酸の共
重合比
得られたスラリーの粘度を剪断力をかえて測定
した(測定温度25℃)。低剪断力下での粘度はB
型粘度計を用い。回転数60rpmで測定した。高剪
断力下での粘度はハーキユレス粘度計〔熊谷理研
(株)製〕を用い、回転数550rpmおよび1100rpmで
各々測定した。その結果を第2表(A),(B)に示す。
【表】
【表】 実施例7〜10および比較例3〜7 イソブチレン/無水マレイン酸共重合体のナト
リウム塩の代りに第3表に示す水溶性樹脂を用い
ること以外は実施例と同様の方法により炭酸カル
シウムスラリーを調製した。
【表】 得られたスラリーについて粘度を測定した。そ
の結果を第4表(A),(B)に示す。
【表】
【表】 実施例8〜10および比較例11〜12 ミキサーに重質炭酸カルシウム〔白石工業(株)製
ホワイトンP−30〕、水、第5表に示したスチレ
ン/無水マレイン酸共重合体のナトリウム塩、イ
ソブチレン/無水マレイン酸共重合体のナトリウ
ム塩を第6表に示した割合で加え、回転数
9000rpmで3分間撹拌し、固型分濃度65重量%の
スラリーを調製した。
【表】 * スチレン/無水マレイン酸の共重
合モル比
【表】
〔発明の効果〕
本発明の分散剤を使用することによつて、スラ
リー濃度が60重量%の高濃度においても、低剪断
力下のみならず、高剪断力下においても流動特性
に優れた炭酸カルシウム−水−スラリーが得られ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 芳香族オレフイン−無水マレイン酸共重合体
    の水溶性塩(A)および脂肪族オレフイン−無水マレ
    イン酸共重合体の水溶性塩(B−1)または不飽
    和モノカルボン酸を主体とする重合体の水溶性塩
    (B−2)からなる炭酸カルシウム用分散剤。 2 水溶性塩(A)が芳香族オレフイン−無水マレイ
    ン酸共重合体のアルカリ金属化合物またはアンモ
    ニアによる中和物である特許請求の範囲第1項記
    載の分散剤。 3 中和物の中和度が0.6〜1である特許請求の
    範囲第2項記載の分散剤。 4 芳香族オレフイン−無水マレイン酸共重合体
    における無水マレイン酸に基づく単位に対する芳
    香族オレフインに基づく単位のモル比が2/1〜
    4/1である特許請求の範囲第1項記載の分散
    剤。 5 芳香族オレフイン−無水マレイン酸との共重
    合体の平均分子量が1000〜20000である特許請求
    の範囲第1項記載の分散剤。 6 芳香族オレフインがスチレンである特許請求
    の範囲第1項記載の分散剤。 7 水溶性塩(B−1)が脂肪族オレフイン−無
    水マレイン酸共重合体のアルカリ金属化合物また
    はアンモニアによる中和物である特許請求の範囲
    第1項記載の分散剤。 8 中和物の中和度が0.6〜1である特許請求の
    範囲第7項記載の分散剤。 9 脂肪族オレフイン−無水マレイン酸共重合体
    における無水マレイン酸に基づく単位に対する脂
    肪族オレフインに基づく単位のモル比が1/1で
    ある特許請求の範囲第1項記載の分散剤。 10 脂肪族オレフイン−無水マレイン酸共重合
    体の平均分子量が1000〜20000である特許請求の
    範囲第1項記載の分散剤。 11 脂肪族オレフインが炭素数2〜12の直鎖状
    または分岐状のα−オレフインである特許請求の
    範囲第1項記載の分散剤。 12 脂肪族オレフインがイソブチレンである特
    許請求の範囲第1項記載の分散剤。 13 水溶性塩(B−2)が不飽和モノカルボン
    酸を主体とする重合体のアルカリ金属化合物また
    はアンモニアによる中和物である特許請求の範囲
    第1項記載の分散剤。 14 中和物の中和度が0.6〜1である特許請求
    の範囲第13項記載の分散剤。 15 不飽和モノカルボン酸を主体とする重合体
    の平均分子量が1000〜20000である特許請求の範
    囲第1項記載の分散剤。 16 不飽和モノカルボン酸を主体とする重合体
    がポリアクリル酸である特許請求の範囲第1項記
    載の分散剤。 17 水溶性塩(B−1)または(B−2)に対
    する水溶性塩(A)の使用割合が重量比で95/5〜
    50/50である特許請求の範囲第1項記載の分散
    剤。
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