JPH0532325A - 給紙用カセツト - Google Patents

給紙用カセツト

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Publication number
JPH0532325A
JPH0532325A JP3211633A JP21163391A JPH0532325A JP H0532325 A JPH0532325 A JP H0532325A JP 3211633 A JP3211633 A JP 3211633A JP 21163391 A JP21163391 A JP 21163391A JP H0532325 A JPH0532325 A JP H0532325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
paper
cover
lowering operation
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3211633A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiya Yabei
俊哉 矢部井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3211633A priority Critical patent/JPH0532325A/ja
Publication of JPH0532325A publication Critical patent/JPH0532325A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットを引き抜く際のオペレータの操作を
利用して、残紙を確実に防止する。 【構成】 カセット100のカセットカバー102に残
紙防止装置110の下降操作手段111を、カセット本
体101に押圧手段112を設け、カセット100を引
き抜く場合は、オペレータがカセット100の両側部を
持つと共に親指で下降操作手段111を押圧しながら引
き抜くと、このとき下降操作手段111に連動して押圧
手段112が用紙の先端を上から押え付けるように動作
し、これにより飛び出していた用紙はカセット100内
部に引き戻されて、残紙を確実に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写装置等でカセット
給紙する際に使用される給紙用カセットに関し、特に、
カセットから2枚以上給紙された状態で、カセットを装
置本体から引き抜く際に用紙が装置本体側に残る、所謂
残紙を防止する給紙用カセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写装置の給紙方法として、種々
のサイズの用紙を各々専用のカセットに収容し、このカ
セットを装置本体に差し込んで給紙するカセット給紙が
知られている。このカセット給紙では、2枚以上の用紙
が送られることが予想されることから、装置本体にフリ
クション分離、FRR分離、ベルト分離の各方式の分離
手段が設けられ、多重給紙された用紙を1枚ずつ分離し
て給紙するようになっている。
【0003】図5において、従来の例えばFRR分離給
紙の方式について説明する。カセット100はカセット
本体101にサイドフェンス103等が設置され、サイ
ドフェンス103の先に先端スキュー防止フェンス10
4が設けられる。そして、サイドフェンスにより両サイ
ドを規制して多数枚の用紙Sが重ねて収容され、これら
の上にカセットカバー102を被せて構成される。そこ
で、このカセット100を装置本体500にセットして
コピースタートすると、ピックアップコロ501の回転
でカセット本体101の用紙Sの最上部から送り出さ
れ、入口ガイド板502で案内されてフィードコロ50
3に達し、このフィードコロ503の回転で更に送られ
る。このとき、用紙Sが2枚以上の給紙されると、分離
コロ504で2枚目以降が分離される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにあっては、多重給紙されても分離コロ504
で分離されるので、給紙自体には問題を生じないが、2
枚目以降の用紙S’がカセットから飛び出して、装置本
体500のコロ504とガイド板502の間に食い込
む。このため、この状態でカセット100を引き抜く
と、ピックアップコロ501の摩擦も影響して図6のよ
うに、用紙S’が装置本体500の側に残り、残紙を生
じるという問題点があった。
【0005】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、カセットを引き抜く際のオペレータの操作を利用し
て、残紙を確実に防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、多数枚の用紙が重ねて収容されるカセッ
ト本体と、前記カセット本体の上に被着されて用紙を保
護するカセットカバーとを備える給紙用カセットにおい
て、前記カセット本体と前記カセットカバーとの間に残
紙防止装置を設け、前記残紙防止装置は前記カセットカ
バーに設けられ、通常は弾性部材により上方に位置し、
外部から押圧操作することで内部下方に移動する下降操
作手段と、前記カセット本体に設けられ、前記下降操作
手段に連動して用紙の先端を押付ける押圧手段とで構成
する給紙用カセットを提供するものである。
【0007】また、前記残紙防止装置の下降操作手段
は、前記カセットカバーにおいてカセット装着時に外に
出ている部分に、親指の挿入が可能に設けられる開口部
と、前記開口部の位置の前記カセットカバー内部に弾性
部材で支持して下降可能に設置される下降操作プレート
とで構成されることが望ましい。
【0008】また、前記残紙防止装置の押圧手段は、前
記カセット本体のサイドフェンスの前方に、上限の水平
位置から下方に回動可能に装着される先端スキュー防止
フェンスと、前記サイドフェンスの長手方向に沿って上
限の水平位置から下方に回動可能に装着され、前記下降
操作手段の下降に連動して前記先端スキュー防止フェン
スを用紙に押付けるアームとで構成されることが望まし
い。
【0009】
【作用】上記構成に基づき、カセットを装置本体に装着
することで、多重給紙されても分離して正常に給紙され
る。そして、カセットを引き抜く場合は、オペレータが
カセットの両側部を持つと共に親指で下降操作手段を押
圧しながら引き抜くと、このとき下降操作手段に連動し
て押圧手段が用紙の先端を上から押え付けるように動作
し、これにより飛び出していた用紙はカセット内部に引
き戻されて、残紙が確実に防止される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2において、本発明の概略について説明する
と、符号100は給紙用カセットであり、多数枚の所定
のサイズの用紙Sが重ねて収容されるカセット本体10
1と、このカセット本体101に被着されて用紙Sを保
護するカセットカバー102とを有する。そして、この
ようなカセット100に残紙防止装置110が、カセッ
トカバー102に下降操作手段111を、カセット本体
101に押圧手段112を各々設けて構成される。
【0011】図1において、残紙防止装置110につい
て詳細に説明する。先ず、カセットカバー102に設け
られる下降操作手段111は、オペレータがカセット1
00の両側部を持って装置本体500から引き抜く際
に、オペレータの親指で操作されるものである。そこ
で、カセットカバー102において、装置本体の装着時
に外に出ている部分で、且つ、オペレータがカセット1
00の両側部を持ったときの親指の位置に開口部113
が、その親指の挿入を可能に形成される。
【0012】また、カセットカバー102の裏面におい
て開口部113の左右には、受け金具114が熱カシメ
により固着され、開口部113の部分には加圧突起11
5aを有する下降操作プレート115が配設される。そ
して、これらの受け金具114と下降操作プレート11
5が、両者のスプリングガイド114b,115bの間
にスプリング116を付勢して連結され、通常は下降操
作プレート115をスプリング116により開口部11
3直下の上限に位置し、オペレータの親指の操作で下降
操作プレート115を下降することが可能に構成され
る。
【0013】カセット本体101に設けられる押圧手段
112は、サイドフェンス103とそこに装着される先
端スキュー防止フェンス104を利用し、下降操作手段
111に連動して用紙の先端を押圧するものである。そ
こで、サイドフェンス103の先に先端スキュー防止部
材105を有する先端スキュー防止フェンス104が、
軸117により回動可能に連結され、サイドフェンス1
03の側部で先端スキュー防止フェンス104との間に
アーム118が、軸119により回動可能に設置されて
いる。アーム118において上記下降操作プレート11
5と一致する位置には、連動受け部118aが屈曲して
形成され、この連動受け部118aの直下のサイドフェ
ンス103には受け部103aが同様に形成され、両受
け部118a,103aの間にスプリング120が、各
々のガイド118b,103bで支持して付勢される。
【0014】また、アーム118の先端にはピン121
がカシメにより固着され、このピン121がサイドフェ
ンス103の先端ストッパ103cに係合して、アーム
118の上限をサイドフェンス103と同一の高さに規
制している。先端スキュー防止フェンス104の途中に
は長孔104aが形成されて、この長孔104aにピン
121が挿通されており、装置本体の装着時に先端スキ
ュー防止フェンス104を用紙先端部と共に持ち上がる
ことができ、この状態でアーム118が下方に回動する
と、ピン121により先端スキュー防止フェンス104
を下方に回動することが可能に構成されている。
【0015】次に、この実施例の動作について説明す
る。先ず、図3に示すようにカセット100を装置本体
500に装着すると、先端スキュー防止フェンス104
が用紙Sの先端部と共に持ち上がり、用紙Sの最上部が
ピックアップコロ501に圧接する。そこで、複写処理
時にピックアップコロ501が回転すると、用紙Sの最
上部のものが送り出され、入口ガイド板502により案
内されてフィードコロ503と分離コロ504の部分に
達する。ここで、多重給紙の場合は用紙Sが1枚ずつに
分離して更に搬送され、2枚目以降の用紙S’は分離コ
ロ504により進行が阻止されている。
【0016】そこで、用紙を変更したりまたは用紙を補
給する必要があってカセット100を引き抜く場合は、
オペレータがカセット100の両側部を持つと共に、親
指Aをカセットカバー102の開口部113に入れて下
降操作プレート115を下方に押し、この状態でカセッ
ト100を引き抜く。すると、下降操作プレート115
の下降により加圧突起115aがカセット本体101内
部のアーム118の連動受け部118aに押付けられ、
これによりアーム118が軸119を支点に下方に回動
する。そこで、アーム118の先端のピン121が、持
ち上がっている先端スキュー防止フェンス104の長孔
104aの下部に係合し、この先端スキュー防止フェン
ス104も軸117を支点に下方に回動することにな
り、この先端スキュー防止フェンス104により用紙S
の先端が上から押え付けられる。このため、カセット1
00から飛び出している用紙S’は、この先端スキュー
防止フェンス104の回動作用によりカセット100内
部に引き戻されて、残紙が防止される。
【0017】図4において、本発明の他の実施例につい
て説明する。この実施例ではアーム118の連動受け部
118a、下降操作プレート115にいずれも板ばね4
00が付勢されるものであり、この板ばね400によっ
ても同様に動作する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
給紙用カセットに残紙防止装置が装着され、カセットの
引き抜きの際に飛び出している用紙を押圧して引き戻す
ので、残紙を確実になくすることができる。カセットを
引き抜く際のオペレータの親指の下降操作を利用して残
紙防止動作する構成であるから、操作性が良く、カセッ
ト引き抜き時に適確に動作することができ、誤動作の恐
れもない。残紙防止装置はオペレータにより操作される
カセットカバー側の下降操作手段と、それにより連動す
るカセット本体側の押圧手段で構成されるので、構造が
簡単である。押圧手段はサイドフェンス、先端スキュー
防止フェンスと組合わせて構成されるので、残紙防止の
動作性が良く、構造も簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による給紙用カセットの要部を示す斜視
図である。
【図2】本発明による給紙用カセットの概略構成を示す
斜視図である。
【図3】給紙カセットの装置本体に対する装着状態を示
す説明図である。
【図4】本発明による給紙用カセットの他の実施例を示
す斜視図である。
【図5】従来の給紙カセットとその装置本体に対する装
着状態を示す説明図である。
【図6】従来の給紙カセットのカセット引き抜き時にお
ける残紙の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100 給紙用カセット 101 カ
セット本体 102 カセットカバー 110 残
紙防止装置 111 下降操作手段 112 押
圧手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚の用紙が重ねて収容されるカセッ
    ト本体と、前記カセット本体の上に被着されて用紙を保
    護するカセットカバーとを備える給紙用カセットにおい
    て、前記カセット本体と前記カセットカバーとの間に残
    紙防止装置を設け、前記残紙防止装置は前記カセットカ
    バーに設けられ、通常は弾性部材により上方に位置し、
    外部から押圧操作することで内部下方に移動する下降操
    作手段と、前記カセット本体に設けられ、前記下降操作
    手段に連動して用紙の先端を押付ける押圧手段とで構成
    することを特徴とする給紙用カセット。
  2. 【請求項2】 前記残紙防止装置の下降操作手段は、前
    記カセットカバーにおいてカセット装着時に外に出てい
    る部分に、親指の挿入が可能に設けられる開口部と、前
    記開口部の位置の前記カセットカバー内部に弾性部材で
    支持して下降可能に設置される下降操作プレートとで構
    成されることを特徴とする請求項1記載の給紙用カセッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記残紙防止装置の押圧手段は、前記カ
    セット本体のサイドフェンスの前方に、上限の水平位置
    から下方に回動可能に装着される先端スキュー防止フェ
    ンスと、前記サイドフェンスの長手方向に沿って上限の
    水平位置から下方に回動可能に装着され、前記下降操作
    手段の下降に連動して前記先端スキュー防止フェンスを
    用紙に押付けるアームとで構成されることを特徴とする
    請求項1記載の給紙用カセット。
JP3211633A 1991-07-29 1991-07-29 給紙用カセツト Pending JPH0532325A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3211633A JPH0532325A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 給紙用カセツト

Applications Claiming Priority (1)

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JP3211633A JPH0532325A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 給紙用カセツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0532325A true JPH0532325A (ja) 1993-02-09

Family

ID=16609013

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3211633A Pending JPH0532325A (ja) 1991-07-29 1991-07-29 給紙用カセツト

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JP (1) JPH0532325A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8905399B2 (en) 2013-03-19 2014-12-09 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet feed device and image forming apparatus including the same

Cited By (1)

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US8905399B2 (en) 2013-03-19 2014-12-09 Kyocera Document Solutions Inc. Sheet feed device and image forming apparatus including the same

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