JPH0532320U - ボデイー構成部品の搬送装置 - Google Patents

ボデイー構成部品の搬送装置

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JPH0532320U
JPH0532320U JP079304U JP7930491U JPH0532320U JP H0532320 U JPH0532320 U JP H0532320U JP 079304 U JP079304 U JP 079304U JP 7930491 U JP7930491 U JP 7930491U JP H0532320 U JPH0532320 U JP H0532320U
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卓也 垣田
晃 三上
雄二 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 多品種化に対応できるボディ組立ラインを提
供する。 【構成】 ボディー組立てラインの一部を成し、第1受
取位置H1で一対の部品10a,b,c,12を載置す
る走行台車18を備え、走行台車18により一対の組合
せ状態の部品をランニングフォーク23に移送し,走行
台車18上の一対の組合せ状態の部品を第2受取位置H
2に移送し、第2受取位置H2の部品を結合組立て工程
側に向けて搬送するもので、特に、設定種別の第1ボデ
ィー構成部品10cのみを受取と共に分岐部品送り出し
位置h1に移送する分岐用ランニングフォーク付きドロ
ップリフター19と、その第1ボディー構成部品10c
を第2受取位置H2側に導く分岐走行車57と、分岐走
行車57よりの第1ボディー構成部品を第2受取位置H
2に移送する第2受取位置側のランニングフォーク付き
ドロップリフター40とを有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ボディー組立てラインで組立て処理されるボディー構成部品の多品 種化に対応できるボディー構成部品の搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両のボディーの組立てラインは限られた工場のスペース内に各種加工 組立て機を配備し、各加工組立て機に対して多種のボディー構成部品を的確に供 給し、所定のボディー組立て順序でボディーの組立てを進めている。 このようなボディーの組立てラインでは多種のコンベアや走行台車やハンガー コンベア等がボディー構成部品を搬送すると共に複数の搬送路間での部品の受渡 しを所定タイミング毎に行うためにランニングフォークを用い、また、高さの異 なる部品搬送路間でボディー構成部品の送受を行うためにリフターを用いること も行われている。
【0003】 例えば、図12に示すようなアンダーボディーの組立てラインでは前後フロア 1,2を走行台車3に案内して載置し、走行台車3を溶接結合工程部4側に移動 させて、ランニングフォーク付きテーブルリフター5によって組合せ状態の一対 のフロア1,2をドロップリフター6の受取位置Q1に移送し,このドロップリ フター6が降下作動後に一対のフロア1,2を受渡し位置より図示しないコンベ アを介して溶接結合工程部4側に搬送する用に構成されている。 ここでは、走行台車3の受取位置Q2に向かう前後フロア1,2は各搬送路7 ,8を介して供給されており、特に、後フロア2の搬送路8からは形状の異なる 2種のボディー構成部品出ある後フロア2が所定の順序で搬送され、これらは単 一種の前フロア1と結合されるように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このように、従来のアンダーボディーの組立てラインでは2種の後フロア2を 後フロアの搬送路8によって走行台車3に案内し、走行台車3よりランニングフ ォーク5を介して、ドロップリフター6の受取位置Q1に移送していた。 処が、更に形状が異なる上に全体が大型化した後フロア2を単一種の前フロア 1と結合させる必要が生じると、この後フロア2が従来の走行台車3やランニン グフォーク5の移送空間より突出して搬送路周辺部材との干渉を生じ、従来装置 の兼用ができない状態に陥ってしまい、問題が生じていた。 本考案の目的は多品種化に対応できるボディー構成部品の搬送装置を提供する ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案は、少なくとも一対のボディー構成部品 を結合してボディーを組立てるボディー組立てラインの一部を成し、第1受取位 置で上記一対のボディー構成部品を組合せ状態で前後載置台上に載置する走行台 車を備え、上記走行台車により上記一対の組合せ状態の部品をランニングフォー クに移送し、上記ランニングフォークによって上記走行台車上の上記一対の組合 せ状態の部品をドロップリフター上の第2受取位置に移送し、同ドロップリフタ ーが上記第2受取位置の上記一対の組合せ状態の部品を結合組立て工程側に向け て搬送するものであって、特に、上記第1受取位置に向かう上記一対のボディー 構成部品の一方である第1ボディー構成部品の内、設定種別の第1ボディー構成 部品のみを第1ボディー構成部品の搬送路より分別して受取と共に分岐部品送り 出し位置に移送する分岐用ランニングフォーク付きドロップリフターと、上記分 岐部品送り出し位置の第1ボディー構成部品を上記第2受取位置側に導く分岐走 行車と、上記分岐走行車よりの第1ボディー構成部品を第2受取位置に移送する 第2受取位置側のランニングフォーク付きドロップリフターとを有したことを特 徴とする。
【0006】
【作用】
分岐用ランニングフォーク付きドロップリフターが第1受取位置に向かう一対 のボディー構成部品の一方である第1ボディー構成部品の内、設定種別の第1ボ ディー構成部品のみを第1ボディー構成部品の搬送路より分別して受取と共に分 岐部品送り出し位置に移送し、分岐走行車が分岐部品送り出し位置の第1ボディ ー構成部品をドロップリフター上の第2受取位置に移送し、第2受取位置側のラ ンニングフォーク付きドロップリフターが分岐走行車よりの第1ボディー構成部 品を第2受取位置に移送するので、第1受取位置で設定種別以外の第1ボディー 構成部品と第2ボディー構成部品を走行台車に乗せ、第2受取位置で走行台車よ り設定種別以外の第1ボディー構成部品と第2ボディー構成部品を受け取ると共 に、適時に第2受取位置で、第2受取位置側のランニングフォーク付きドロップ リフターからの設定種別の第1ボディー構成部品と走行台車よりの第2ボディー 構成部品を受け取ることができる。
【0007】
【実施例】
図1、図2のボディー構成部品の搬送装置は車両のアンダーボディー組立てラ インに配備される。 ここで、第1ボディー構成部品としての後フロア10は後フロア供給路11よ りドロップリフター14に、第2ボディー構成部品としての前フロア12は前フ ロア供給路13よりドロップリフター15に供給され、両ボディー構成部品10 ,12は一対の組合せ状態の部品として排出用ドロップリフター16に供給され 、溶接加工工程部101側に向けて搬送される。
【0008】 後フロア供給路11は最上位置に配備され、図6に示すような車両のアンダー ボディーUBの内の後フロア10を供給する。特にここでは外径形状がに相違の 少ないA,B車の後フロア10aと相違の大きいC車の後フロア10cとが適宜 の順序で供給されている。ドロップリフター14は後フロア供給路11上の受取 位置で後フロア10aを図示しないハンガーで受取と、最降下後、下受渡し位置 HLに移送し、後フロア10cを図示しないハンガーで受取と、中ほどに降下後 、中受渡し位置HMに移送する。このようなドロップリフター14の降下量の切 り換え制御は部品種別に応じて選択的に処理される。
【0009】 下受渡し位置HLの後フロア10aは後ランニングフォーク17により受け取 られ、移送されて走行台車18の第1ボディー構成部品(後フロア10a)の第 1受取位置(台車上の後載置位置181と重なる)H1に載置される。他方、中 受渡し位置HMの後フロア10cは分岐用ランニングフォーク付きドロップリフ ター19に受け取られ、降下後に分岐部品送り出し位置h1より分岐走行車57 に供給される。
【0010】 前フロア供給路13がドロップリフター15に供給する第2ボディー構成部品 としての前フロア12は単一品のみである。ここでのドロップリフター15も上 の受取位置で前フロア12を図示しないハンガーで受け、降下後受渡し位置i1 より前ランニングフォーク20に受け渡す。前ランニングフォーク20は受渡し 位置i1の前フロア12を移送して受渡し位置H3の第1走行台車21に載置す る。第1走行台車21は第2走行台車13に向けて走行でき、終点である中間ラ ンニングフォーク22の受取位置H4に前フロア12を搬送できる。中間ランニ ングフォーク22は受取位置H4の前フロア12を第2走行台車13の後載置位 置181に続く前載置位置182に移送できる。
【0011】 第2走行台車13は排出用ドロップリフター16側に搬送でき、終点である第 2位置ランニングフォーク23の受取位置H4に前フロア12と後フロア10a を組み合わせた状態で搬送できる。 この第2走行台車13は図4に示すように台車基台24と台車基台を台車レー ル25にころ接触させる車輪26と台車上の載置台27とで構成される。載置台 27は比較的高い前載置位置182に前フロア12を、比較的低い後載置位置1 51に後フロア10aを載置できるように構成されている。
【0012】 図3,4,5に示すように、第2位置ランニングフォーク23は基面に固定さ れた基枠28と、基枠28に対してリフター41を介し支持され、昇降変化する 上部材42と、上部材42に支持されて走行台車18上の前後両フロア12,1 0aを受取位置H4でそれぞれ受け取り、排出用ドロップリフター16の受取位 置161に移送する一対の前後ランニングフォーク部29,30とで構成される 。 ここで一対の前後ランニングフォーク部29,30は個々に駆動手段291 ,301を備え、図示しない駆動制御手段により個々に駆動制御可能に構成され ている。なお、前後各ランニングフォーク部29,30の構造は後述の第2受取 位置側のランニングフォーク付きドロップリフター40に近似するのでここでは 省略する。
【0013】 排出用ドロップリフター16は上側となる受取位置161で前後両フロア12 ,10a(10c)を受け、降下して受渡し位置に達し、同位置より溶接加工工 程部101側に通じる溶接搬送路43に一対の組合せ状態の前後両フロア12, 10a(10c)を送り出す。なお、ここでは図6中に示したフロントエンドア ッシー100が所定タイミングで供給され、同時に溶接搬送路43に供給される 。
【0014】 他方、図7に示すように、分岐用ランニングフォーク付きドロップリフター1 9と第2受取位置側のランニングフォーク付きドロップリフター40とを結ぶ分 岐走行車57は、レール63にローラ64を介して案内されるハンガー基枠60 と、この基枠60の側部に複数個並設されるハンガーアーム59ト、ハンガーア ーム59を適時に開閉操作する開閉シリンダ61と、ローラ64を回転駆動する 走行モータ62とで構成される。この分岐走行車57は終点H5で後フロア10 cを第2受取位置側のランニングフォーク付きドロップリフター40に供給する 。 図8,9に示すように、このランニングフォーク付きテーブルリフター40 はボディー組立てライン沿いの基部71に垂直に支持されるように取り付けられ る一対のポスト72と、各ポスト72に昇降可能に支持された各昇降基枠73と 、両昇降基枠73を上下動させる昇降駆動手段74と、両昇降基枠73に支持さ れるランニングフォーク75と。ランニングフォーク75を水平方向に駆動する 水平駆動手段76と、昇降駆動手段74及び水平駆動手段76を駆動するリフタ ー制御手段77とを備える。
【0015】 各ポスト12はその上下を上下横柱78,79に一体結合され、外側壁に左右 一対の縦レール80,80を取り付けている。各昇降基枠73は筒状を成し、縦 レール20に上下動自在に支持されている。なお、両ポスト12の下端の下横柱 79は、図7に示す様に溶接搬送路43の上に位置し、吊り下げ状態に基部側に 支持されている。ここで溶接搬送路43の左右には複数の溶接ロボットMRが配 備され、これらが溶接加工工程部101を構成している。ここで、各溶接ロボッ トMRの作動範囲E1,E2等の上限位置HEと下横柱79とは干渉することの 無いように所定間隔が確保されている。
【0016】 昇降駆動手段74は上下横柱78,に枢支される一対の滑車82,82と、各 滑車82の外周に係止されると共に昇降基枠73に一端が、他端がポスト内で上 下するカウンタウエイト(図示せず)にそれぞれ連結されたケーブル85と、滑 車を所定回転速度で駆動する減速機83及びモータ84等で構成されている。
【0017】 ランニングフォーク75は昇降基枠73に支持される水平台86及び同水平台 86(図10参照)に複数のローラ88を介して案内される第1、第2スライダ 89,90とで構成される。
【0018】 図10に示すように、水平台86は昇降基枠73のアーム731に中央部分を 溶接され、断面U字形の長板台状を呈する。図11に示すように、水平台86の 中央下部には水平駆動手段76の駆動源部が収容される。水平台86はその中央 に減速ギア93に噛合するピニオンギア95を枢支する。この第1スライダの下 面にはその長手方向に長くラック96が取り付けられ、これにピニオンギア35 が噛み合っている。 この第1スライダ89の上面には第2スライダ90が摺動自在に収容される。 第2スライダ90の上面は物品載置面50が形成される。第1,第2スライ89 ,90間には、スライドチェーンと複数のスプロケットから成るスライド式突出 し機構部79が配備される。これによって、第1スライダ89の突出し作動に応 じて自動的に、第2スライダ90が更に左あるいは右の水平方向Xに突出し量を 増加させることができる。
【0019】 リフター制御手段17はマイクロコンピュータで要部が形成され、図示しない 車両組立てラインのホストコンピュータに接続され、適時に、ボディーの種別昇 降、駆動タイミング、作動モード指令等を受け昇降及び水平移動作動を適時に行 える様に構成されている。 以下に、本装置の作動を説明する。
【0020】 図示しないアンダーボディー組立てラインのホストコンピュータが各工程部の 搬送手段等の異常の有無を判断し、正常時に所定のプログラムに沿って各工程部 の搬送手段等を駆動制御する。このうち、第1走行台車21は所定タイミングで 順次第2走行台車13側に前フロア12を供給する。ドロップリフター14は後 フロア供給路11より後フロア10aを受けると下受渡し位置HLに移送し、後 フロア10cを受けると、中受渡し位置HMに移送する。
【0021】 後ランニングフォーク17はホストコンピュータよりA,B車の組立て指令を 受けている間は下受渡し位置HLの後フロア10aを走行台車18の第1受取位 置H1に載置し、C車の組立て指令時には待機位置H6に後フロア10aを停止 状態で保持する。 他方、分岐用ランニングフォーク付きドロップリフター19はホストコンピュ ータよりA,B車の組立て指令を受けている間は退却状態を保ち、C車の組立て 指令でそのランニングフォークを中受渡し位置HMに移送して後フロア10cを 受取、降下後に分岐部品送り出し位置h1より分岐走行車57に供給する。この 分岐走行車57は後フロア10cの受取昇降に応じて直ちに走行駆動し、第2受 取位置側のランニングフォーク付きドロップリフター40に向かい、受渡し後は 直に分岐部品送り出し位置h1に戻る。
【0022】 第2走行台車13はホストコンピュータよりA,B車の組立て指令を受けてい る間は、前後載置位置182,181に前後フロア12,10aを受けたのを確 認すると走行作動に入り、C車の組立て指令を受けている間は、前載置位置18 2に前フロア12を受けたことのみ確認すると走行作動に入り、受取位置H4で 停止し、部品受渡し完了指令に応じて待機位置に戻る。 第2位置ランニングフォーク23は第2走行台車13の停止信号に加え、A, B車の組立て指令を受けている間は、両ランニングフォーク29,30を駆動さ せ、受取位置H4の前フロア12と後フロア10aを組み合わせた状態で受取、 排出用ドロップリフター16の受取位置161に移送し、C車の組立て指令を受 けている間は、ランニングフォーク29のみを駆動させ、受取位置H4の前フロ ア12のみを受取、排出用ドロップリフター16の受取位置161に移送する。 他方、第2受取位置側のランニングフォーク付きドロップリフター40はホス トコンピュータよりC車の組立て指令を受けている間において、分岐走行車57 の終点H5への停車信号に応じ、終点H5の後フロア10cをランニングフォー ク75で受取、降下してランニングフォーク75を水平方向に作動させ、受渡し 位置と成る排出用ドロップリフター16の受取位置161に後フロア10cを供 給し、退却戻り作動する。
【0023】 排出用ドロップリフター16はその上側の受取位置161に待機し、ホストコ ンピュータよりA,B車の組立て指令を受けている間は、受取位置161に前後 フロア12,10aが載置されるのを待ち、受けたのを確認すると降下作動し、 下部の受渡し位置より溶接搬送路43に組合せ状態にある前後フロア12,10 aを送り出し、上昇して待機状態に入る。 他方、C車の組立て指令を受けている間は、受取位置161に後フロア10c と前フロア12をこの順に供給される。なお、排出用ドロップリフター16の図 示しないコントローラは受取位置161に後フロア10cが載置されるのを確認 するまでは、第2位置ランニングフォーク23のランニングフォーク29の作動 を停止すべくストップ信号を出力する。この後、両フロアの受取完了を確認する と降下作動し、下部の受渡し位置より溶接搬送路43に組合せ状態にある前後フ ロア12,10aを送り出し、上昇して待機状態に入る。
【0024】 このようにA,B車の組立て指令を受けている間は、排出用ドロップリフター 16の受取位置161に第2位置ランニングフォーク23より前後フロア12, 10aが同時に供給され、C車の組立て指令を受けている間は後フロア10cを 第2受取位置側のランニングフォーク付きドロップリフター40より、前フロア 12を第2位置ランニングフォーク23より別々に受けることと成り、受取位置 161に達する後フロア10aと10cの搬送経路を区分することにより、形状 が比較的大きく異なる多種の後フロアを単一形状の前フロア12に組合せ、結合 できる。特に、従来装置を廃棄せずに、分岐用ランニングフォーク付きドロップ リフター19、分岐走行車57、第2受取位置側のランニングフォーク付きドロ ップリフター40の追加で多品種の組立て結合ラインを構成できるという利点が ある。
【0025】
【考案の効果】
以上のように、この考案は、第1受取位置に向かう一対の部品の一方である第 1ボディー構成部品の内、設定種別の第1ボディー構成部品のみを第1ボディー 構成部品の搬送路より分別して第2受取位置側に搬送し、設定種別以外の第1ボ ディー構成部品を第1受取位置に移送するので、1の設定時に、第1受取位置で 設定種別以外の第1ボディー構成部品と第2ボディー構成部品を走行台車に乗せ 、第2受取位置で走行台車より設定種別以外の第1ボディー構成部品と第2ボデ ィー構成部品を排出用ドロップリフターで受け取り、溶接搬送路側に受渡しでき 、他の設定時に、排出用ドロップリフターがその第2受取位置で第2受取位置側 のランニングフォーク付きドロップリフターより設定種別の第1ボディー構成部 品を受け、走行台車より第2ボディー構成部品を受け取り、溶接搬送路側に受渡 しできるので第1ボディー構成部品の多品種化に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのボディー構成部品の
搬送装置の概略第1平面図である。
【図2】本考案の一実施例としてのボディー構成部品の
搬送装置の図1に続く概略第2平面図である。
【図3】図1の搬送装置中の第2位置ランニングフォー
クの拡大平面図である。
【図4】図3の第2位置ランニングフォークの正面図で
ある。
【図5】図3の第2位置ランニングフォークの側面図で
ある。
【図6】図1の搬送装置中のアンダーボディーの概略正
面図である。
【図7】図1の搬送装置中の第2受取位置側のランニン
グフォーク付きドロップリフター及び周辺部の概略側面
図である。
【図8】図1の搬送装置中の第2受取位置側のランニン
グフォーク付きドロップリフターの拡大正面図である。
【図9】図8の第2受取位置側のランニングフォーク付
きドロップリフターの拡大側面図である。
【図10】図8の第2受取位置側のランニングフォーク
付きドロップリフターのランニングフォークの拡大断面
図である。
【図11】(a),(b)は図10のドロップリフター
のランニングフォークの作動説明図である。
【図12】従来装置の概略平面図である。
【符号の説明】
10a 後フロア 10b 後フロア 10c 後フロア 11 後フロア供給路 12 前フロア 14 ドロップリフター 16 排出用ドロップリフター 18 第2走行台車 19 分岐用ランニングフォーク付きドロップリフ
ター 21 第1走行台車 23 第2位置ランニングフォーク 40 第2受取位置側のランニングフォーク付きド
ロップリフター 43 溶接搬送路 57 分岐走行車 H1 第1受取位置 H2 第2受取位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/61 D 8010−3F 47/82 Z 8010−3F (72)考案者 渡辺 雄二 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地・三菱 自動車エンジニアリング株式会社岡崎事業 所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一対のボディー構成部品を結合
    してボディーを組立てるボディー組立てラインの一部を
    成し、第1受取位置で上記一対のボディー構成部品を組
    合せ状態で前後載置台上に載置する走行台車を備え、上
    記走行台車により上記一対の組合せ状態のボディー構成
    部品をランニングフォークに移送し、上記ランニングフ
    ォークによって上記走行台車上の上記一対の組合せ状態
    のボディー構成部品をドロップリフター上の第2受取位
    置に移送し、同ドロップリフターが上記第2受取位置の
    上記一対の組合せ状態のボディー構成部品を結合組立て
    工程側に向けて搬送するボディー構成部品の搬送装置に
    おいて、上記第1受取位置に向かう上記一対の部品の一
    方である第1ボディー構成部品の内、設定種別の第1ボ
    ディー構成部品のみを第1ボディー構成部品の搬送路よ
    り分別して受取と共に分岐部品送り出し位置に移送する
    分岐用ランニングフォーク付きドロップリフターと、上
    記分岐部品送り出し位置の第1ボディー構成部品を上記
    第2受取位置側に導く分岐走行車と、上記分岐走行車よ
    りの第1ボディー構成部品を第2受取位置に移送する第
    2受取位置側のランニングフォーク付きドロップリフタ
    ーとを有したことを特徴とするボディー構成部品の搬送
    装置。
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JP2555066Y2 (ja) 1997-11-19

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