JPH05322995A - 論理回路経路解析装置 - Google Patents

論理回路経路解析装置

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Publication number
JPH05322995A
JPH05322995A JP4152900A JP15290092A JPH05322995A JP H05322995 A JPH05322995 A JP H05322995A JP 4152900 A JP4152900 A JP 4152900A JP 15290092 A JP15290092 A JP 15290092A JP H05322995 A JPH05322995 A JP H05322995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
logic circuit
path
signal
information
route
Prior art date
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Pending
Application number
JP4152900A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
孝司 山本
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Hokuriku Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Software Hokuriku Ltd filed Critical NEC Software Hokuriku Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 論理回路の経路解析の処理時間を短縮する。 【構成】 論理回路情報格納部1には論理回路内の各回
路や信号通過経路、およびそれらの接続情報などが論理
回路の情報として格納されている。選択回路情報格納部
2には選択回路に入力される制御信号の情報と該制御信
号に応じて選択された経路とが対応付けられて格納され
ている。制御信号情報格納部3には予め設定された制御
信号の情報が格納されている。信号通過経路限定部4は
選択回路情報格納部2の内容と制御信号情報格納部3の
内容とから選択回路内において信号が実際に通過する経
路を限定する。信号通過経路情報格納部5は信号通過経
路限定部4によって限定された経路の情報を格納する。
論理回路経路解析部6は論理回路情報格納部1に格納さ
れた論理回路の情報と、信号通過経路情報格納部5に格
納された経路の情報とに基づいて論理回路の経路解析を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は論理回路経路解析装置に関し、特
に複数の信号通過経路のうち信号が実際に通過する経路
を制御信号に応じて選択する選択回路を含む論理回路の
経路解析を行う論理回路経路解析方式に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の論理回路経路解析方式にお
いては、論理回路内の選択回路が複数の信号通過経路を
持ち、これら信号通過経路のうち信号が実際に通過する
経路が制御信号に応じて選択される場合、信号が実際に
通過する経路を限定することなく論理回路全体の信号通
過経路の経路解析を行っている。すなわち、選択回路に
おいて第1および第2の信号通過経路が存在する場合、
それら第1および第2の信号通過経路ともに論理回路の
経路解析の対象としている。
【0003】このような従来の論理回路経路解析方式で
は、選択回路内の信号通過経路を限定せずに論理回路全
体の信号通過経路の経路解析を行っているので、選択回
路内において信号が実際には通過しない信号通過経路の
経路解析が行われ、無駄な処理時間が生ずるという欠点
がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの欠点
を除去すべくなされたもので、論理回路の経路解析の処
理時間を短縮することができる論理回路経路解析装置の
提供を目的とする。
【0005】
【発明の構成】本発明による論理回路経路解析装置は、
複数の信号通過経路を有し、前記複数の信号通過経路の
うち信号が実際に通過する経路を制御信号に応じて選択
する選択回路を含む論理回路の経路解析を行う論理回路
経路解析装置であって、前記論理回路内の信号通過経路
およびその接続状態を示す論理回路情報を格納する第1
の格納手段と、前記制御信号各々と前記信号が実際に通
過する経路とを対応付けて格納する第2の格納手段と、
予め設定された制御信号を保持する保持手段と、前記第
2の格納手段の内容と前記保持手段の内容とに基づいて
前記選択回路内の信号通過経路を特定する特定手段と、
前記第1の格納手段に格納された前記論理回路情報と前
記特定手段で特定された前記選択回路内の信号通過経路
とに基づいて前記論理回路の経路解析を行う手段とを設
けたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、論理回路情報格納部1には
解析対象の論理回路(図示せず)内の選択回路などの各
回路や信号通過経路、およびそれらの接続情報などが論
理回路の情報として格納されている。尚、選択回路は複
数の信号通過経路を持ち、それらの信号通過経路のうち
信号が実際に通過する経路を制御信号に応じて選択す
る。
【0008】選択回路情報格納部2には論理回路内の選
択回路に入力される制御信号の情報と、該制御信号に応
じて選択された経路、つまり信号が実際に通過する経路
の情報とが対応付けられて格納されている。制御信号情
報格納部3には予め設定された制御信号の情報が格納さ
れている。この制御信号の情報としては操作者が予め設
定した値、あるいは論理回路のシミュレーションなどの
結果から得た値が格納される。
【0009】信号通過経路限定部4は選択回路情報格納
部2の内容と制御信号情報格納部3の内容とから選択回
路内において信号が実際に通過する経路を限定する。信
号通過経路情報格納部5は信号通過経路限定部4によっ
て限定された経路の情報を格納する。論理回路経路解析
部6は論理回路情報格納部1に格納された論理回路の情
報と、信号通過経路情報格納部5に格納された経路の情
報とに基づいて論理回路の経路解析を行う。
【0010】図2は本発明の一実施例における論理回路
の一例を示す図である。図において、論理回路7内にお
いては選択回路10に信号通過経路21〜24が接続さ
れている。また、選択回路10内には論理回路7内の信
号通過経路21と信号通過経路23とを接続する信号通
過経路31と、信号通過経路21と信号通過経路24と
を接続する信号通過経路32と、信号通過経路22と信
号通過経路23とを接続する信号通過経路33と、信号
通過経路22と信号通過経路24とを接続する信号通過
経路34とがある。
【0011】図3は図1の選択回路情報格納部2に格納
された制御信号の情報と経路の情報との対応例を示す図
であり、図4は図1の信号通過経路情報格納部5に格納
された経路の情報の一例を示す図である。これら図1〜
図4を用いて本発明の一実施例の動作について説明す
る。尚、選択回路10においては制御信号の値が“0”
の時に信号通過経路31,34が選択され、制御信号の
値が“1”の時に信号通過経路32,33が選択される
ようになっているものとする。
【0012】図2に示すような論理回路7の場合、論理
回路情報格納部1には論理回路7内の選択回路10の情
報と、論理回路7内の信号通過経路21〜24の情報
と、選択回路10内の信号通過経路31〜34の情報
と、それらの接続情報などが論理回路7の情報として格
納される。
【0013】また、選択回路情報格納部2には選択回路
10に入力される制御信号と、信号が実際に通過する経
路との対応が格納されている。すなわち、選択回路情報
格納部2には制御信号の値“0”( control=0)と信
号通過経路31,34(path=31,34)とが、また
制御信号の値“1”( control=1)と信号通過経路3
2,33(path=32,33)とが夫々対応付けられて
格納されている(図3参照)。
【0014】制御信号情報格納部3には論理回路7内の
選択回路10に入力される制御信号の情報が予め設定さ
れて格納されている。この選択回路10に入力される制
御信号の情報としては予め設定した値を人手によって格
納するほか、論理回路のシミュレーションなどの結果か
ら摘出された値を格納することが可能である。
【0015】信号通過経路限定部4は選択回路情報格納
部2の内容と制御信号情報格納部3の内容とから選択回
路10内において信号が実際に通過する経路を限定す
る。例えば、制御信号情報格納部3に制御信号の情報と
して信号値“0”が格納された場合、信号通過経路限定
部4は選択回路情報格納部2の内容から信号通過経路3
1,34を信号が実際に通過する経路として限定する。
この場合、信号通過経路情報格納部5には信号通過経路
限定部4によって限定された信号通過経路31,34の
情報(path=31,34)が格納される(図4参照)。
【0016】論理回路経路解析部6は論理回路情報格納
部1に格納された論理回路7の情報と、信号通過経路情
報格納部5に格納された経路の情報とに基づいて論理回
路7の経路解析を行う。すなわち、論理回路経路解析部
6は論理回路7内の信号通過経路21から選択回路10
内の信号通過経路31を通って論理回路7内の信号通過
経路23に至る経路と、論理回路7内の信号通過経路2
2から選択回路10内の信号通過経路34を通って論理
回路7内の信号通過経路24に至る経路との経路解析を
行う。
【0017】このように、選択回路10内の信号通過経
路31〜34のうち信号が実際に通過する経路を限定す
ることによって、信号が通過しない経路を含む論理回路
7内の全経路の解析を行うことなく、論理回路7内の信
号が実際に通過する経路のみの経路解析が可能となる。
よって、論理回路7の経路解析の処理時間を短縮するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の信号通過経路を有し、それら信号通過経路のうち信
号が実際に通過する経路を制御信号に応じて選択する選
択回路への制御信号各々と信号が実際に通過する経路と
を対応付けて格納しておき、この制御信号各々と信号が
実際に通過する経路との対応と予め設定された制御信号
とに基づいて選択回路内の信号通過経路を特定し、特定
した選択回路内の信号通過経路と論理回路内の信号通過
経路およびその接続状態を示す論理回路情報とに基づい
て論理回路の経路解析を行うようにすることによって、
論理回路の経路解析の処理時間を短縮することができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の一実施例における論理回路の一例を示
す図である。
【図3】図1の選択回路情報格納部に格納された制御信
号の情報と経路の情報との対応例を示す図である。
【図4】図1の信号通過経路情報格納部に格納された経
路の情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 論理回路情報格納部 2 選択回路情報格納部 3 制御信号情報格納部 4 信号通過経路限定部 5 信号通過経路情報格納部 6 論理回路経路解析部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号通過経路を有し、前記複数の
    信号通過経路のうち信号が実際に通過する経路を制御信
    号に応じて選択する選択回路を含む論理回路の経路解析
    を行う論理回路経路解析装置であって、前記論理回路内
    の信号通過経路およびその接続状態を示す論理回路情報
    を格納する第1の格納手段と、前記制御信号各々と前記
    信号が実際に通過する経路とを対応付けて格納する第2
    の格納手段と、予め設定された制御信号を保持する保持
    手段と、前記第2の格納手段の内容と前記保持手段の内
    容とに基づいて前記選択回路内の信号通過経路を特定す
    る特定手段と、前記第1の格納手段に格納された前記論
    理回路情報と前記特定手段で特定された前記選択回路内
    の信号通過経路とに基づいて前記論理回路の経路解析を
    行う手段とを設けたことを特徴とする論理回路経路解析
    装置。
JP4152900A 1992-05-20 1992-05-20 論理回路経路解析装置 Pending JPH05322995A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4152900A JPH05322995A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 論理回路経路解析装置

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Publications (1)

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JPH05322995A true JPH05322995A (ja) 1993-12-07

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ID=15550592

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4152900A Pending JPH05322995A (ja) 1992-05-20 1992-05-20 論理回路経路解析装置

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JP (1) JPH05322995A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007280262A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Nec Computertechno Ltd 障害解析支援装置、リクエスト処理装置及び障害解析支援方法

Cited By (1)

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