JPH05322606A - 蒸気流量計 - Google Patents
蒸気流量計Info
- Publication number
- JPH05322606A JPH05322606A JP4148355A JP14835592A JPH05322606A JP H05322606 A JPH05322606 A JP H05322606A JP 4148355 A JP4148355 A JP 4148355A JP 14835592 A JP14835592 A JP 14835592A JP H05322606 A JPH05322606 A JP H05322606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- flow meter
- heated
- amount
- steam flow
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Details Of Flowmeters (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
- Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 別個に被加熱物流量計を設けることなく、被
加熱物の温度を精度良く維持することのできる蒸気流量
計を得ること。 【構成】 蒸気加熱装置１に蒸気供給管１０を接続す
る。蒸気供給管１０に蒸気流量計３と蒸気圧力センサ―
８及び蒸気温度センサ―９を取付ける。蒸気加熱装置１
の二次側に復水導出管２０を接続してスチ―ムトラップ
７を取付ける。蒸気流量計３と圧力センサ―８と温度セ
ンサ―９とを演算部６に接続する。演算部６に基準熱量
入力手段を設ける。
加熱物の温度を精度良く維持することのできる蒸気流量
計を得ること。 【構成】 蒸気加熱装置１に蒸気供給管１０を接続す
る。蒸気供給管１０に蒸気流量計３と蒸気圧力センサ―
８及び蒸気温度センサ―９を取付ける。蒸気加熱装置１
の二次側に復水導出管２０を接続してスチ―ムトラップ
７を取付ける。蒸気流量計３と圧力センサ―８と温度セ
ンサ―９とを演算部６に接続する。演算部６に基準熱量
入力手段を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、各種装置で加熱や乾燥
等を行う蒸気の通過流量を測定することができる蒸気流
量計に関する。蒸気加熱装置等においては蒸気の消費量
を把握するために装置の入口側に蒸気流量計が取り付け
られる。蒸気の消費量を把握すると共に適正な蒸気量を
装置に供給するためである。被加熱物の種類によっては
加熱温度を変動が少なく精度良く維持する必要がある。
例えば、食品や医薬品や化学品等においては加熱時の温
度変化によって品質が劣化してしまう場合があるのであ
る。
等を行う蒸気の通過流量を測定することができる蒸気流
量計に関する。蒸気加熱装置等においては蒸気の消費量
を把握するために装置の入口側に蒸気流量計が取り付け
られる。蒸気の消費量を把握すると共に適正な蒸気量を
装置に供給するためである。被加熱物の種類によっては
加熱温度を変動が少なく精度良く維持する必要がある。
例えば、食品や医薬品や化学品等においては加熱時の温
度変化によって品質が劣化してしまう場合があるのであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の蒸気加熱装置では入口側に蒸気流
量計を取り付けると共に、被加熱物の供給量を把握する
ために、被加熱物の供給側に別途流量計等の被加熱物量
検出手段を設けることにより、被加熱物の量と蒸気の量
の両方を適正に供給することによって被加熱物の加熱温
度を精度良く維持するようにしていた。
量計を取り付けると共に、被加熱物の供給量を把握する
ために、被加熱物の供給側に別途流量計等の被加熱物量
検出手段を設けることにより、被加熱物の量と蒸気の量
の両方を適正に供給することによって被加熱物の加熱温
度を精度良く維持するようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
蒸気流量計と共に別個の被加熱物流量計を必要とし、蒸
気使用装置としての装置費が嵩み、また、装置構成も複
雑になる問題があった。流量計は現在様々な測定原理に
基くものが用いられているが、流量計自身の価格は高
く、特に精度良く流量を測定することができる流量計は
高価なものとなっているのである。
蒸気流量計と共に別個の被加熱物流量計を必要とし、蒸
気使用装置としての装置費が嵩み、また、装置構成も複
雑になる問題があった。流量計は現在様々な測定原理に
基くものが用いられているが、流量計自身の価格は高
く、特に精度良く流量を測定することができる流量計は
高価なものとなっているのである。
【０００４】従って本発明の技術的課題は、別個の被加
熱物流量計を設けることなく被加熱物の加熱温度を精度
良く維持することができる蒸気流量計を得ることであ
る。
熱物流量計を設けることなく被加熱物の加熱温度を精度
良く維持することができる蒸気流量計を得ることであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために講じた本発明の技術的手段は、蒸気流量検出
手段と、蒸気の圧力と温度を検出する蒸気圧力温度検出
手段とからなる流量計において、蒸気流量検出手段と蒸
気圧力温度検出手段からの信号により通過蒸気熱量を演
算すると共に、基準熱量入力手段を設けて、蒸気熱量と
基準熱量の比を演算する演算部を設けたものである。
するために講じた本発明の技術的手段は、蒸気流量検出
手段と、蒸気の圧力と温度を検出する蒸気圧力温度検出
手段とからなる流量計において、蒸気流量検出手段と蒸
気圧力温度検出手段からの信号により通過蒸気熱量を演
算すると共に、基準熱量入力手段を設けて、蒸気熱量と
基準熱量の比を演算する演算部を設けたものである。
【０００６】
【作用】上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
基準熱量入力手段を設けて、蒸気熱量と基準熱量の比を
演算することにより、基準熱量を基準として供給蒸気熱
量が適正か否かを把握することができると共に、基準熱
量として例えば被加熱物の量が所定量の場合の蒸気使用
装置での必要熱量を入力することにより、被加熱物の量
が所定量を越えているか否か、すなわち、被加熱物の供
給量が適正か否かを把握することができるために、供給
蒸気量と共に被加熱物の量を適正に供給することがで
き、被加熱物の加熱温度を精度良く維持することができ
る。
基準熱量入力手段を設けて、蒸気熱量と基準熱量の比を
演算することにより、基準熱量を基準として供給蒸気熱
量が適正か否かを把握することができると共に、基準熱
量として例えば被加熱物の量が所定量の場合の蒸気使用
装置での必要熱量を入力することにより、被加熱物の量
が所定量を越えているか否か、すなわち、被加熱物の供
給量が適正か否かを把握することができるために、供給
蒸気量と共に被加熱物の量を適正に供給することがで
き、被加熱物の加熱温度を精度良く維持することができ
る。
【０００７】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する（図１参照）。本実施例においては蒸気流量計を
蒸気加熱装置に用いた例を示す。蒸気加熱装置１に蒸気
を供給する蒸気供給管１０を接続し、この蒸気供給管１
０に順次、蒸気流量計３と、蒸気圧力温度検出手段とし
ての圧力センサ―８及び温度センサ―９を取付ける。蒸
気加熱装置１の二次側には、蒸気加熱装置１で生じた復
水を導出する復水導出管２０を接続し、流下してきた復
水を自動的に排出するスチ―ムトラップ７を取付ける。
スチ―ムトラップ７は蒸気加熱装置１内で生じる復水の
量が一定していれば必ずしも必要ではない。蒸気流量計
３と圧力センサ―８及び温度センサ―９はそれぞれ演算
部６と接続する。演算部６には図示はしていないが基準
熱量を入力することのできる基準熱量入力手段を設け
る。具体的にはテンキ―により数値入力することができ
るものとする。
明する（図１参照）。本実施例においては蒸気流量計を
蒸気加熱装置に用いた例を示す。蒸気加熱装置１に蒸気
を供給する蒸気供給管１０を接続し、この蒸気供給管１
０に順次、蒸気流量計３と、蒸気圧力温度検出手段とし
ての圧力センサ―８及び温度センサ―９を取付ける。蒸
気加熱装置１の二次側には、蒸気加熱装置１で生じた復
水を導出する復水導出管２０を接続し、流下してきた復
水を自動的に排出するスチ―ムトラップ７を取付ける。
スチ―ムトラップ７は蒸気加熱装置１内で生じる復水の
量が一定していれば必ずしも必要ではない。蒸気流量計
３と圧力センサ―８及び温度センサ―９はそれぞれ演算
部６と接続する。演算部６には図示はしていないが基準
熱量を入力することのできる基準熱量入力手段を設け
る。具体的にはテンキ―により数値入力することができ
るものとする。
【０００８】蒸気流量計３は、従来周知のどのような型
式のものでも用いることができるが、オリフィス式やカ
ルマン渦式等の流量計が適している。同様に圧力センサ
―８や温度センサ―９等も従来周知のものを用いること
ができる。
式のものでも用いることができるが、オリフィス式やカ
ルマン渦式等の流量計が適している。同様に圧力センサ
―８や温度センサ―９等も従来周知のものを用いること
ができる。
【０００９】蒸気供給管１０の流量計３の一次側には供
給蒸気量を調節する調節弁１１と、蒸気供給管１０内の
蒸気と復水を分離するセパレ―タ２２を設けると共に、
セパレ―タ２２で分離した復水を系外に排出するスチ―
ムトラップ２３を設ける。また、蒸気加熱装置１には被
加熱物を供給する被加熱物供給管１２を弁１４を介して
接続すると共に、同じく被加熱物を取出す取出し管１３
を接続する。
給蒸気量を調節する調節弁１１と、蒸気供給管１０内の
蒸気と復水を分離するセパレ―タ２２を設けると共に、
セパレ―タ２２で分離した復水を系外に排出するスチ―
ムトラップ２３を設ける。また、蒸気加熱装置１には被
加熱物を供給する被加熱物供給管１２を弁１４を介して
接続すると共に、同じく被加熱物を取出す取出し管１３
を接続する。
【００１０】次に作用を説明する。蒸気供給管１０から
供給される蒸気によって蒸気加熱装置１内の被加熱物は
潜熱加熱されて被加熱物取出し管１３から取出される。
供給される蒸気の量は蒸気流量計３で測定される。潜熱
加熱により熱を奪われた蒸気は復水化して蒸気加熱装置
１の二次側に取り付けられたスチ―ムトラップ７を経て
系外に排出される。蒸気流量計３と圧力センサ―８及び
温度センサ―９からのそれぞれの信号が演算部６に入力
される。演算部６で、蒸気流量と蒸気圧力及び温度から
蒸気加熱装置１に供給された蒸気の熱量が演算される。
演算部６内に設けた図示しない基準熱量入力手段から基
準熱量を入力して蒸気熱量を除することにより、基準熱
量を基準とした供給蒸気熱量の比率が演算され、基準熱
量に満たないものか、越えるものか、あるいは適正な蒸
気熱量であるかを把握することができる。これによって
調節弁１１を介して蒸気量を調節することができる。ま
た、基準熱量として、被加熱物の量が所定量の場合の必
要熱量、すなわち装置設計時の設計熱量、を入力するこ
とにより、所定蒸気熱量と基準熱量の比率から、被加熱
物の量が多いか少ないかを把握することができ、弁１４
により被加熱物の量を調節することができる。従って、
供給する蒸気の熱量と被加熱物の量とを蒸気流量計３の
みで把握し、調節することにより、被加熱物の温度を精
度良く維持することができる。
供給される蒸気によって蒸気加熱装置１内の被加熱物は
潜熱加熱されて被加熱物取出し管１３から取出される。
供給される蒸気の量は蒸気流量計３で測定される。潜熱
加熱により熱を奪われた蒸気は復水化して蒸気加熱装置
１の二次側に取り付けられたスチ―ムトラップ７を経て
系外に排出される。蒸気流量計３と圧力センサ―８及び
温度センサ―９からのそれぞれの信号が演算部６に入力
される。演算部６で、蒸気流量と蒸気圧力及び温度から
蒸気加熱装置１に供給された蒸気の熱量が演算される。
演算部６内に設けた図示しない基準熱量入力手段から基
準熱量を入力して蒸気熱量を除することにより、基準熱
量を基準とした供給蒸気熱量の比率が演算され、基準熱
量に満たないものか、越えるものか、あるいは適正な蒸
気熱量であるかを把握することができる。これによって
調節弁１１を介して蒸気量を調節することができる。ま
た、基準熱量として、被加熱物の量が所定量の場合の必
要熱量、すなわち装置設計時の設計熱量、を入力するこ
とにより、所定蒸気熱量と基準熱量の比率から、被加熱
物の量が多いか少ないかを把握することができ、弁１４
により被加熱物の量を調節することができる。従って、
供給する蒸気の熱量と被加熱物の量とを蒸気流量計３の
みで把握し、調節することにより、被加熱物の温度を精
度良く維持することができる。
【００１１】
【発明の効果】上記の様に本発明によれば、被加熱物の
供給量を別途検出するための流量計が不要となり、蒸気
使用装置の装置費用を安価にすると共に装置の構成も簡
単なものとすることのできる蒸気流量計を得ることがで
きる。
供給量を別途検出するための流量計が不要となり、蒸気
使用装置の装置費用を安価にすると共に装置の構成も簡
単なものとすることのできる蒸気流量計を得ることがで
きる。
【図１】本発明の蒸気流量計を用いた蒸気使用装置の実
施例の構成図である。
施例の構成図である。
１ 蒸気加熱装置 ３ 蒸気流量計 ６ 演算部 ８ 蒸気圧力センサ― ９ 蒸気温度センサ― １０ 蒸気供給管 １１ 調節弁 １２ 被加熱物供給管 １３ 被加熱物取出し管
Claims (1)
- 【請求項１】 蒸気流量検出手段と、蒸気の圧力と温度
を検出する蒸気圧力温度検出手段とからなる流量計にお
いて、蒸気流量検出手段と蒸気圧力温度検出手段からの
信号により通過蒸気熱量を演算すると共に、基準熱量入
力手段を設けて、蒸気熱量と基準熱量の比を演算する演
算部を設けた蒸気流量計。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148355A JP2787395B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 蒸気流量計 |
| TW082102928A TW218410B (ja) | 1992-05-15 | 1993-04-16 | |
| KR1019930006713A KR960015057B1 (ko) | 1992-05-15 | 1993-04-21 | 증기유량계 |
| US08/054,990 US5324111A (en) | 1992-05-15 | 1993-04-29 | Steam flow meter |
| EP93107269A EP0569837B1 (en) | 1992-05-15 | 1993-05-05 | Steam flow meter |
| DE69329307T DE69329307T2 (de) | 1992-05-15 | 1993-05-05 | Dampfdurchflussmesser |
| ZA933279A ZA933279B (en) | 1992-05-15 | 1993-05-11 | Steam flow meter |
| BR9301086A BR9301086A (pt) | 1992-05-15 | 1993-05-14 | Medidor de fluxo de vapor |
| CN93106051A CN1053275C (zh) | 1992-05-15 | 1993-05-15 | 蒸汽流量表 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4148355A JP2787395B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 蒸気流量計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05322606A true JPH05322606A (ja) | 1993-12-07 |
| JP2787395B2 JP2787395B2 (ja) | 1998-08-13 |
Family
ID=15450905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4148355A Expired - Fee Related JP2787395B2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 蒸気流量計 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2787395B2 (ja) |
| ZA (1) | ZA933279B (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012185100A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 蒸気流量の計測方法、及び熱供給システム |
| JP2015197313A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 東京電力株式会社 | 熱量計および熱量計測方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6367951U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-07 | ||
| JPH03267603A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-28 | Tlv Co Ltd | 低温蒸気加熱装置 |
| JPH043329U (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-13 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP4148355A patent/JP2787395B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-05-11 ZA ZA933279A patent/ZA933279B/xx unknown
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6367951U (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-07 | ||
| JPH03267603A (ja) * | 1990-03-15 | 1991-11-28 | Tlv Co Ltd | 低温蒸気加熱装置 |
| JPH043329U (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-13 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012185100A (ja) * | 2011-03-07 | 2012-09-27 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 蒸気流量の計測方法、及び熱供給システム |
| JP2015197313A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-09 | 東京電力株式会社 | 熱量計および熱量計測方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2787395B2 (ja) | 1998-08-13 |
| ZA933279B (en) | 1993-12-22 |
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