JPH0532253U - 夜間長距離用バス - Google Patents

夜間長距離用バス

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Publication number
JPH0532253U
JPH0532253U JP9144491U JP9144491U JPH0532253U JP H0532253 U JPH0532253 U JP H0532253U JP 9144491 U JP9144491 U JP 9144491U JP 9144491 U JP9144491 U JP 9144491U JP H0532253 U JPH0532253 U JP H0532253U
Authority
JP
Japan
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nap
passenger seat
ceiling surface
shelf
stored
Prior art date
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Pending
Application number
JP9144491U
Other languages
English (en)
Inventor
時男 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP9144491U priority Critical patent/JPH0532253U/ja
Publication of JPH0532253U publication Critical patent/JPH0532253U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 快適性に優れた夜間長距離用バスを提供す
る。 【構成】 乗客用シート1の上部空間に垂下支持される
棚板4を前記乗客用シート1上方の天井面5近傍に格納
保持させる。 【作用】 昼間の走行等のように仮眠を必要としないと
きは、棚板4を天井面5近傍に格納保持させて乗客用シ
ート1の上部空間を開放させてシートの居住性及び快適
性を確保する。一方、夜間の走行等のように仮眠をとる
ことが望まれる場合は、天井面5近傍に格納されている
棚板4を乗客用シート1の上部空間内に垂下させれば仮
眠ベッドが形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は乗客の仮眠設備を備えた夜間長距離用バスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来では、通常の観光バスをそのまま夜間長距離用バスに転用し、あるいは、 若干の改良を加えた乗客用シートを搭載しているに過ぎなかった。従って、いず れの場合においてもシートの背もたれを倒すことによって脚をある程度まで伸ば すことができるものの、体の移動をともなう寝返りをうつことができないために 、何等かの改善が要望されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような実情に鑑みてなされたものであり、快適性に優れた夜間長 距離用バスを提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本考案は、乗客用シートの上部空間に垂下支持され る棚板を前記乗客用シート上方の天井面近傍に格納保持させたことを特徴として いる。
【0005】
【作用】
昼間の走行等のように仮眠を必要としないときは、棚板を天井面近傍に格納保 持させて乗客用シートの上部空間を開放させてシートの居住性及び快適性を確保 する。
【0006】 一方、夜間の走行等のように仮眠をとることが望まれる場合は、天井面近傍に 格納されている棚板を乗客用シートの上部空間内に垂下支持させれば、この棚板 によって仮眠ベッドが形成される。従って、より快適な仮眠を希望する乗客はこ のベッドを利用して仮眠をとることができ、他の乗客は従来同様に乗客用シート の背もたれを倒して仮眠を取ることができる。
【0007】 なお、このように棚板を垂下させた場合は乗客用シートの上部空間が狭くなる が、この場合は乗客用シートの利用者も背もたれを倒して仮眠をとっているため に、格別な支障はない。また、通路の部分を除いた部分に棚板を垂下させること により、車内での移動性を確保することもできる。
【0008】
【実施例】
以下に本考案の実施例を説明する。図1は本考案に係る夜間長距離用バスの一 実施例を示す概略側面図、図2は同じく棚板の格納状態を示す斜視図、図3は棚 板を垂下させて仮眠ベッドを形成した状態を示す斜視図であり、乗客用シート1 の上方の天井面を構成する構体2に前後一対のガイドレール3を取付けている。
【0009】 ガイドレール3は乗客用シート1の上方の天井面から側壁に沿って湾曲して設 けられており、鎧戸状に構成された棚板4の両端に嵌合してこの棚板4を下端か ら引き出し可能に保持すると共に、ガイドレール3の下端と棚板4の手前側端部 との間に図示しないロック機構を設けることにより、常時はロック機構を係合作 動させて図2に示すように棚板4を天井面5に沿って格納保持している。
【0010】 また、前記棚板4の下端(先端)と係合するフック6をガイドレール3の先端 に設けることにより、ガイドレール3の下端から引き出した棚板4の先端のグリ ップ部7を図3及び図4に示すように係合保持して棚板4による仮眠ベッドを構 成するようにしている。
【0011】 すなわち、昼間の走行時のように仮眠を必要としないときは、図2に示すよう にガイドレール3を用いて棚板4を天井面5に沿った位置に格納保持させて乗客 用シート1の上方の空間を充分に大きくして該シート1の快適性を確保する。
【0012】 一方、夜間走行時のように仮眠をとることが望まれる場合は、図示しないロッ ク機構を外したうえで天井面近傍に格納されているガイドレール3に沿って棚板 4を引き下げ、棚板4の先端のグリップ部7をガイドレール3の先端のフック6 に係合保持させる。すると、図2に示したように乗客用シート1の上部空間に棚 板4による仮眠ベッドが形成されるために、より快適な仮眠を希望する乗客はこ のベッドを利用して仮眠をとることができる。
【0013】 なお、他の乗客は従来同様に乗客用シート1の背もたれを倒して仮眠を取るこ とができる。また、このように棚板4を垂下させて仮眠用のベッドを形成した場 合は、乗客用シート1の上部空間が狭くなる。ところが、この場合は乗客用シー ト1の利用者も背もたれを倒して仮眠をとっているために、格別な支障はない。
【0014】 さらに、通路の部分を除いた部分に棚板4を垂下させてベッドを構成するよう にしているために、車内での移動性も確保される。さらにまた、図2に示したよ うにガイドレール3にカーテン8を吊り下げることにより、車室内と隔離された 仮眠スペースを形成することができるが、ある程度開放された空間を形成すれば よい場合は、図5に示したように棚板4を途中まで引き出してこれをチェーンフ ック9で固定することもできる。
【0015】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、天井面近傍に格納保持された 棚板を必要に応じて垂下させて従来は有効利用されていなかった乗客用シートの 上部空間に格納式のベッドを形成するようにしたものであるために、このベッド を利用して快適な仮眠をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る夜間長距離用バスの一実施例を示
す概略側面図である。
【図2】棚板の格納状態を示す斜視図である。
【図3】棚板を垂下させて仮眠ベッドを形成した状態を
示す斜視図である。
【図4】図3のA部を拡大した斜視図である。 {図5[仮眠ベッドの異なる態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 乗客用シート 2 構体 3 ガイドレール 4 棚板 5 天井面 6 フック 7 グリップ部 8 カーテン 9 チェーンフック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客用シートの上部空間に垂下支持され
    る棚板を前記乗客用シート上方の天井面近傍に格納保持
    させたことを特徴とする夜間長距離用バス。
JP9144491U 1991-10-11 1991-10-11 夜間長距離用バス Pending JPH0532253U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9144491U JPH0532253U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 夜間長距離用バス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9144491U JPH0532253U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 夜間長距離用バス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0532253U true JPH0532253U (ja) 1993-04-27

Family

ID=14026544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9144491U Pending JPH0532253U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 夜間長距離用バス

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JP (1) JPH0532253U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009511334A (ja) * 2005-10-12 2009-03-19 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 天井領域における休憩室用の垂直的可動通路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009511334A (ja) * 2005-10-12 2009-03-19 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 天井領域における休憩室用の垂直的可動通路

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