JPH05322472A - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
- Publication number
- JPH05322472A JPH05322472A JP12607292A JP12607292A JPH05322472A JP H05322472 A JPH05322472 A JP H05322472A JP 12607292 A JP12607292 A JP 12607292A JP 12607292 A JP12607292 A JP 12607292A JP H05322472 A JPH05322472 A JP H05322472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- handle
- heat exchange
- frame
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換部と、この熱交換部の稜部を覆うフレ
ームと、熱交換部の上・下面を覆うプレート（特に上面
用には取手を設けた）とからなる熱交換器において、廃
棄およびリサイクルを容易にすることを目的とする。 【構成】 間隔板１１と仕切板１０が積層されてなる熱
交換部８と、この熱交換部８の稜部１３を覆うフレーム
１２と、熱交換部８の上・下面を覆い、特に上面には取
手１９を有するプレート１４とからなる熱交換器９を全
て同一材料の紙材にて形成する。 【効果】 熱交換器が全て同一材料によるので、製品廃
棄が容易でリサイクルができる。
ームと、熱交換部の上・下面を覆うプレート（特に上面
用には取手を設けた）とからなる熱交換器において、廃
棄およびリサイクルを容易にすることを目的とする。 【構成】 間隔板１１と仕切板１０が積層されてなる熱
交換部８と、この熱交換部８の稜部１３を覆うフレーム
１２と、熱交換部８の上・下面を覆い、特に上面には取
手１９を有するプレート１４とからなる熱交換器９を全
て同一材料の紙材にて形成する。 【効果】 熱交換器が全て同一材料によるので、製品廃
棄が容易でリサイクルができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機に用いら
れる熱交換器に関するものである。
れる熱交換器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の熱交換器としては、例え
ば図８に示すように複数の仕切板１と複数の間隔板２と
が積層され、紙材からなる熱交換部３を外側保護枠４と
その端面保護用搬出取手５付き端板６とを鋼板あるいは
プラスチックにて一体成形させたものにて覆ったものが
知られている（例えば、実開昭５９−２３５８９号公報
参照）。
ば図８に示すように複数の仕切板１と複数の間隔板２と
が積層され、紙材からなる熱交換部３を外側保護枠４と
その端面保護用搬出取手５付き端板６とを鋼板あるいは
プラスチックにて一体成形させたものにて覆ったものが
知られている（例えば、実開昭５９−２３５８９号公報
参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の熱
交換器では、紙材からなる熱交換部３を異なる材質から
なる外側保護枠４および搬出取手５付き端板６に覆って
いる。これらの製品を廃棄する場合、材料毎に分離して
廃却することが望ましいが、大量廃棄の場合においては
作業性が悪く、リサイクルができないという課題があっ
た。
交換器では、紙材からなる熱交換部３を異なる材質から
なる外側保護枠４および搬出取手５付き端板６に覆って
いる。これらの製品を廃棄する場合、材料毎に分離して
廃却することが望ましいが、大量廃棄の場合においては
作業性が悪く、リサイクルができないという課題があっ
た。
【０００４】この発明は係る課題を解決するためになさ
れたもので、熱交換器全体を全て同一材料にて製作する
ことにて、材料別に分離する必要もなく、廃棄作業が容
易で、リサイクルを可能とする熱交換器を得る事を目的
とするものである。
れたもので、熱交換器全体を全て同一材料にて製作する
ことにて、材料別に分離する必要もなく、廃棄作業が容
易で、リサイクルを可能とする熱交換器を得る事を目的
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器
は、複数の仕切板と複数の間隔板とを積層してなる熱交
換部と、この熱交換部の上・下面に装着され、取手を有
するプレートと、このプレートと端部が当接され、上記
熱交換部の稜部を覆うフレームとを備え、上記熱交換
部、取手、プレートおよびフレームを紙材にて形成した
ものである。
は、複数の仕切板と複数の間隔板とを積層してなる熱交
換部と、この熱交換部の上・下面に装着され、取手を有
するプレートと、このプレートと端部が当接され、上記
熱交換部の稜部を覆うフレームとを備え、上記熱交換
部、取手、プレートおよびフレームを紙材にて形成した
ものである。
【０００６】また、熱交換部の仕切板と間隔板との積層
およびこの熱交換部、取手、プレート、フレームの各部
品の接合をシール機能を有する接着剤にて接着したもの
である。
およびこの熱交換部、取手、プレート、フレームの各部
品の接合をシール機能を有する接着剤にて接着したもの
である。
【０００７】また、プレートと取手とを絞め金具および
接着剤にて固着したものである。
接着剤にて固着したものである。
【０００８】
【作用】この発明においては、複数の仕切板と複数の間
隔板とを積層してなる熱交換部と、この熱交換部の上・
下面に装着され、取手を有するプレートと、このプレー
トと端部が当接され、上記熱交換部の稜部を覆うフレー
ムとを備え、上記熱交換部、取手、プレートおよびフレ
ームを紙材にて形成したことより、同一材にて熱交換器
が形成される。
隔板とを積層してなる熱交換部と、この熱交換部の上・
下面に装着され、取手を有するプレートと、このプレー
トと端部が当接され、上記熱交換部の稜部を覆うフレー
ムとを備え、上記熱交換部、取手、プレートおよびフレ
ームを紙材にて形成したことより、同一材にて熱交換器
が形成される。
【０００９】また、熱交換部の仕切板と間隔板との積層
およびこの熱交換部、取手、プレート、フレームの各部
品の接合をシール機能を有する接着剤にて接着したこと
より、熱交換部、取手、プレートおよびフレームが接着
剤にてそれぞれ接続される。
およびこの熱交換部、取手、プレート、フレームの各部
品の接合をシール機能を有する接着剤にて接着したこと
より、熱交換部、取手、プレートおよびフレームが接着
剤にてそれぞれ接続される。
【００１０】また、プレートと取手とを絞め金具および
接着剤にて固着したことより、プレートと取手とが絞め
金具にて互いに絞められ、さらに接着剤にて固着され
る。
接着剤にて固着したことより、プレートと取手とが絞め
金具にて互いに絞められ、さらに接着剤にて固着され
る。
【００１１】
実施例１．図１〜図５はこの発明の実施例１を示す図で
あり、図において８は熱交換器９の熱交換部で、四辺形
状からなり熱または熱湿交換用の性能を有する複数の仕
切板１０と複数の波形の間隔板１１とが一定間隔をあけ
て積層された直方体よりなる。なお、上記仕切板１０お
よび間隔板１１はいずれも紙材よりなる。１２はフレー
ムで、紙材よりなり上記熱交換部８の稜部１３に装着さ
れ稜部１３と接する部分がＬ字形をなす。１４はプレー
トで、紙材よりなり図２に示すように上底面１５と、こ
の上底面に周設されたフラップ面１６との十字形よりな
る。１７は上記上底面１５とフラップ面１６とを仕切る
罫線、１８は上底面１５に穿設された取手挿入穴で、一
対よりなり後述される取手が挿入される。１９は取手
で、紙材にて長方形よりなる。なお、上記熱交換部８、
フレーム１２、プレート１４および取手１９は全て例え
ばクラフト紙等の同一材料の紙材よりなっている。２０
はシール機能を有するホットメルト接着剤である。
あり、図において８は熱交換器９の熱交換部で、四辺形
状からなり熱または熱湿交換用の性能を有する複数の仕
切板１０と複数の波形の間隔板１１とが一定間隔をあけ
て積層された直方体よりなる。なお、上記仕切板１０お
よび間隔板１１はいずれも紙材よりなる。１２はフレー
ムで、紙材よりなり上記熱交換部８の稜部１３に装着さ
れ稜部１３と接する部分がＬ字形をなす。１４はプレー
トで、紙材よりなり図２に示すように上底面１５と、こ
の上底面に周設されたフラップ面１６との十字形よりな
る。１７は上記上底面１５とフラップ面１６とを仕切る
罫線、１８は上底面１５に穿設された取手挿入穴で、一
対よりなり後述される取手が挿入される。１９は取手
で、紙材にて長方形よりなる。なお、上記熱交換部８、
フレーム１２、プレート１４および取手１９は全て例え
ばクラフト紙等の同一材料の紙材よりなっている。２０
はシール機能を有するホットメルト接着剤である。
【００１２】上記のように構成された熱交換器において
は、間隔板１１を仕切板１０を挟んで１枚１枚が交叉す
るように複数枚積層しながらそれぞれ図示されないがホ
ットメルト接着剤２０にて接着することにて熱交換部９
が形成される。次に、ホットメルト接着剤２０をシール
を兼ねてフレーム１２に塗布し、このフレーム１２を上
記熱交換部９の稜部１３に接着する。そして、プレート
１４を例えばトムソン（図示せず）等で型抜きし、熱交
換部９の上面に位置されるプレート１４の上底面１５に
は取手挿入穴１８を同時に穿設し、取手１９を取手挿入
穴１８に挿入した後、この取手１９の端部とプレート１
４の裏面とをホットメルト接着剤２０にて接着する。さ
らに、このプレート１４を熱交換部９の上面にホットメ
ルト接着剤２０にてフレーム１２の端部も覆うように接
着する。また、熱交換部９の底面についてもプレート１
４をホットメルト接着剤２０にてフレーム１２の端部を
覆いながら接着する。このように、紙材にて熱交換器８
の各部品を形成し、シールを兼ねて接着剤２０にて接合
されるので作業工程の合理化、廃棄およびリサイクルの
容易化ができる。
は、間隔板１１を仕切板１０を挟んで１枚１枚が交叉す
るように複数枚積層しながらそれぞれ図示されないがホ
ットメルト接着剤２０にて接着することにて熱交換部９
が形成される。次に、ホットメルト接着剤２０をシール
を兼ねてフレーム１２に塗布し、このフレーム１２を上
記熱交換部９の稜部１３に接着する。そして、プレート
１４を例えばトムソン（図示せず）等で型抜きし、熱交
換部９の上面に位置されるプレート１４の上底面１５に
は取手挿入穴１８を同時に穿設し、取手１９を取手挿入
穴１８に挿入した後、この取手１９の端部とプレート１
４の裏面とをホットメルト接着剤２０にて接着する。さ
らに、このプレート１４を熱交換部９の上面にホットメ
ルト接着剤２０にてフレーム１２の端部も覆うように接
着する。また、熱交換部９の底面についてもプレート１
４をホットメルト接着剤２０にてフレーム１２の端部を
覆いながら接着する。このように、紙材にて熱交換器８
の各部品を形成し、シールを兼ねて接着剤２０にて接合
されるので作業工程の合理化、廃棄およびリサイクルの
容易化ができる。
【００１３】実施例２．なお、上記実施例１ではプレー
ト１４と取手１９との接続を接着にて実施したが、図６
に示すように絞め金具２５にてプレート１４と取手１９
とを絞め接続し、且つホットメルト接着剤２０にて接着
することにてよりプレート１４と取手１９との接合が強
くなる。
ト１４と取手１９との接続を接着にて実施したが、図６
に示すように絞め金具２５にてプレート１４と取手１９
とを絞め接続し、且つホットメルト接着剤２０にて接着
することにてよりプレート１４と取手１９との接合が強
くなる。
【００１４】実施例３．また、図７に示すようにプレー
ト１４と取手１９とをホッチキス３０にて接合、且つホ
ットメルト接着剤２０にて接着することにて上記実施例
２と同様の効果が得られる。
ト１４と取手１９とをホッチキス３０にて接合、且つホ
ットメルト接着剤２０にて接着することにて上記実施例
２と同様の効果が得られる。
【００１５】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、熱交換
部、フレーム、プレートおよび取手が全て紙材の同一材
料で製作してあるので、廃棄時における部品毎の分離が
不要となり、製品材料別の廃棄ができるとともに、リサ
イクルを可能とし、軽量にて取り扱い性がよく、資源の
有効活用が図れる。
部、フレーム、プレートおよび取手が全て紙材の同一材
料で製作してあるので、廃棄時における部品毎の分離が
不要となり、製品材料別の廃棄ができるとともに、リサ
イクルを可能とし、軽量にて取り扱い性がよく、資源の
有効活用が図れる。
【図１】この発明の実施例１を示す斜視図である。
【図２】この発明の実施例１を示すプレートの平面図で
ある。
ある。
【図３】この発明の実施例１を示すフレームの断面図と
平面図である。
平面図である。
【図４】この発明の実施例１を示し、折曲後のフレーム
の断面図と平面図である。
の断面図と平面図である。
【図５】この発明の実施例１を示し、取手のプレートへ
の接合を示す部分断面図である。
の接合を示す部分断面図である。
【図６】この発明の実施例２を示し、取手のプレートへ
の接合を示す部分断面図である。
の接合を示す部分断面図である。
【図７】この発明の実施例３を示し、取手のプレートへ
の接合を示す部分断面図である。
の接合を示す部分断面図である。
【図８】従来の熱交換器を示す斜視図である。
８ 熱交換部 ９ 熱交換器 １０ 仕切板 １１ 間隔板 １２ フレーム １３ 稜部 １４ プレート １９ 取手 ２５ 絞め金具 ３０ ホッチキス
Claims (3)
- 【請求項１】 複数の仕切板と複数の間隔板とを積層し
てなる熱交換部と、この熱交換部の上・下面に装着さ
れ、取手を有するプレートと、このプレートと端部が当
接され、上記熱交換部の稜部を覆うフレームとを備え、
上記熱交換部、取手、プレートおよびフレームを紙材に
て形成したことを特徴とする熱交換器。 - 【請求項２】 熱交換部の仕切板と間隔板との積層およ
びこの熱交換部、取手、プレート、フレームの各部品の
接合をシール機能を有する接着剤にて接着したことを特
徴とする特許請求の範囲第１項記載の熱交換器。 - 【請求項３】 プレートと取手とを絞め金具および接着
剤にて固着したことを特徴とする特許請求の範囲第１項
記載の熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12607292A JPH05322472A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12607292A JPH05322472A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05322472A true JPH05322472A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14925924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12607292A Pending JPH05322472A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05322472A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2009004695A1 (ja) * | 2007-06-29 | 2010-08-26 | 三菱電機株式会社 | 全熱交換素子およびその製造方法 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP12607292A patent/JPH05322472A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2009004695A1 (ja) * | 2007-06-29 | 2010-08-26 | 三菱電機株式会社 | 全熱交換素子およびその製造方法 |
| JP5503285B2 (ja) * | 2007-06-29 | 2014-05-28 | 三菱電機株式会社 | 全熱交換素子およびその製造方法 |
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