JPH05322312A - 温風暖房器 - Google Patents

温風暖房器

Info

Publication number
JPH05322312A
JPH05322312A JP4134056A JP13405692A JPH05322312A JP H05322312 A JPH05322312 A JP H05322312A JP 4134056 A JP4134056 A JP 4134056A JP 13405692 A JP13405692 A JP 13405692A JP H05322312 A JPH05322312 A JP H05322312A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat generating
generating means
control
room
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4134056A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Watanabe
勲 渡辺
Hajime Saito
肇 斉藤
Mutsuhiko Takahashi
睦彦 高橋
Kazuharu Ishida
和春 石田
Tatsushi Arai
達志 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP4134056A priority Critical patent/JPH05322312A/ja
Publication of JPH05322312A publication Critical patent/JPH05322312A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24HFLUID HEATERS, e.g. WATER OR AIR HEATERS, HAVING HEAT-GENERATING MEANS, e.g. HEAT PUMPS, IN GENERAL
    • F24H3/00Air heaters
    • F24H3/02Air heaters with forced circulation
    • F24H3/04Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element
    • F24H3/0405Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element using electric energy supply, e.g. the heating medium being a resistive element; Heating by direct contact, i.e. with resistive elements, electrodes and fins being bonded together without additional element in-between
    • F24H3/0411Air heaters with forced circulation the air being in direct contact with the heating medium, e.g. electric heating element using electric energy supply, e.g. the heating medium being a resistive element; Heating by direct contact, i.e. with resistive elements, electrodes and fins being bonded together without additional element in-between for domestic or space-heating systems

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃焼暖房と電熱暖房という異なるカテゴリー
の組み合わせによる暖房方式の実用性と安全性を高め
る。 【構成】 サーミスタ9によって検出される温度に応じ
て制御回路15が行なう制御のうちのバーナ4と送風フ
ァン8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制
御は、バーナ4と電気ヒータ13と送風ファン8とを共
に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御より高い温
度域で行なわれるようにするとともに、電気ヒータ13
と送風ファン8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散
させる制御は、バーナ4と送風ファン8とを共に作動さ
せて温風を部屋内へ放散させる制御より高い温度域で行
なわれるというようにし、各温度域で発熱源を使い分け
できるようにした。 【効果】 暖房能力の強化、春や秋に多用される弱燃焼
のさらに一層の小発熱量化、夜間運転時等の静音化他が
高い安全が保たれたまま達成できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃焼ガスによる温風を部
屋内へ放散させる温風暖房器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】温風によって部屋を暖房する暖房器は、
本体の燃焼室で生じた高温の燃焼ガスを送風ファンによ
り部屋内へ放散させるものであった。
【0003】この種の温風暖房器にあっては、暖房の快
適さに対する要求が年々高まる一方で、例えば、春や秋
に多用される弱燃焼のさらに一層の小発熱量化や夜間運
転時等の静音化等が望まれるようになってきた。
【0004】これに対して、燃焼暖房と電気暖房という
カテゴリーのそれぞれ異なる暖房方式を組み合わせた複
合形の暖房器が開発され(例えば、特開昭55−633
48号公報)、上述した要望に応えられるようになって
きた。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】しかし、せっかくのカ
テゴリーの違いも、有効に評価活用されていないという
問題があった。つまり、たとえば燃焼暖房の実行中に燃
料切れを起こすと暖房動作を停止させてしまうというよ
うに、燃焼の中断を余儀なくされた場合に電気暖房を起
動させて暖房の全面停止を回避するようには設計されて
いなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来例の
問題点を解決して、より快適な温風暖房器を実現するた
めになされたものである。
【0007】そのために本発明は、温風暖房器本体と、
燃焼熱発生手段と、電熱発生手段と、燃焼熱発生手段と
電熱発生手段のいずれかまたは両方で発生した熱を本体
の設置された部屋へ放散させる送風手段と、この送風手
段によって送風される温風によって暖房される部屋の空
気の温度を検出する温度検出手段と、燃焼熱発生手段と
電熱発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を部屋
内へ放散させる制御と、燃焼熱発生手段と送風手段とを
共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御と、電熱
発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ
放散させる制御のいずれかの制御を温度検出手段によっ
て検出される温度に応じて選択して行なう制御手段とで
温風暖房器を構成する。
【0008】そしてその上で、温度検出手段によって検
出される温度に応じて制御手段が行なう制御のうちの燃
焼熱発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を部屋
内へ放散させる制御は、燃焼熱発生手段と電熱発生手段
と送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させ
る制御より高い温度域で行なわれるようにするととも
に、電熱発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を
部屋内へ放散させる制御は、燃焼熱発生手段と送風手段
とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御より
高い温度域で行なわれるようにする。
【0009】また、温度検出手段によって検出される温
度に応じて制御手段が行なう制御のうちの燃焼熱発生手
段と電熱発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を
部屋内へ放散させる制御から燃焼熱発生手段と送風手段
とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御へ移
行させる制御の場合には、その移行が行なわれる前に電
熱発生手段の発熱出力を低下させてから移行するよう制
御する。
【0010】また、温度検出手段によって検出される温
度に応じて制御手段が行なう制御のうちの燃焼熱発生手
段と送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散さ
せる制御から燃焼熱発生手段と電熱発生手段と送風手段
とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御へ移
行させる制御の場合には、電熱発生手段の発熱出力を低
下させて移行するよう制御する。
【0011】さらにまた、制御手段は燃焼熱発生手段と
電熱発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を部屋
内へ放散させる制御を行なう場合に、燃焼熱発生手段を
所定の時間を超えて動作させないように制御する。
【0012】その際、制御手段は燃焼熱発生手段と電熱
発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ
放散させる制御を行なう場合に、燃焼熱発生手段を第一
の所定時間を超えて動作させないように制御するほか、
電熱発生手段と送風手段を第一の所定時間より長い第二
の所定時間を超えて動作させないようにも制御する。ま
た、制御手段は電熱発生手段と送風手段とを共に作動さ
せて温風を部屋内へ放散させる制御を行なう場合に、所
定の時間を超えて動作させないように制御する。
【0013】また、制御手段については、設定手段によ
って各熱発生手段と送風手段の組み合わせの設定が行な
われたときは、温度検出手段によって検出される温度に
応じた各熱発生手段と送風手段の組み合わせの選択を行
なうことなく設定された組み合わせにて制御する。
【0014】そのほか、燃焼熱発生手段に供給される燃
料の燃料切れを検出するセンサー等の異常を検出する手
段を備えるとともに、燃焼熱発生手段と電熱発生手段と
送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる
制御および燃焼熱発生手段と送風手段とを共に作動させ
て温風を部屋内へ放散させる制御のいずれかの制御が行
なわれているときに、その種の異常が検出されたとき
は、制御手段は燃焼熱発生手段の動作を停止させて電熱
発生手段と送風手段により温風の放散を継続させるよう
制御する。
【0015】
【作用】本発明は上述したように構成されているため、
温度検出手段によって検出される温度に応じて制御手段
が行なう制御のうちの燃焼熱発生手段と送風手段とを共
に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御は、燃焼熱
発生手段と電熱発生手段と送風手段とを共に作動させて
温風を部屋内へ放散させる制御より高い温度域で行なわ
れるとともに、電熱発生手段と送風手段とを共に作動さ
せて温風を部屋内へ放散させる制御は、燃焼熱発生手段
と送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させ
る制御より高い温度域で行なわれる。
【0016】また、温度検出手段によって検出される温
度に応じて制御手段が行なう制御のうちの燃焼熱発生手
段と電熱発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を
部屋内へ放散させる制御から燃焼熱発生手段と送風手段
とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御へ移
行させる制御は、その移行が行なわれる前に電熱発生手
段の発熱出力を低下させてから移行するよう制御され
る。
【0017】また、温度検出手段によって検出される温
度に応じて制御手段が行なう制御のうちの燃焼熱発生手
段と送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散さ
せる制御から燃焼熱発生手段と電熱発生手段と送風手段
とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御へ移
行させる制御は、電熱発生手段の発熱出力を低下させて
移行するよう制御される。
【0018】さらにまた、制御手段が行なう燃焼熱発生
手段と電熱発生手段と送風手段とを共に作動させて温風
を部屋内へ放散させる制御は、燃焼熱発生手段が所定の
時間を超えて動作しないように制御される。
【0019】その際、制御手段が行なう燃焼熱発生手段
と電熱発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を部
屋内へ放散させる制御は、燃焼熱発生手段が第一の所定
の時間を超えて動作しないように制御されるほか、電熱
発生手段と送風手段が第一の所定時間より長い第二の所
定時間を超えて動作しないようにも制御される。
【0020】また、制御手段が電熱発生手段と送風手段
とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御を行
なう場合にも、所定の時間を超えて動作しないように制
御される。
【0021】また、設定手段によって各熱発生手段と送
風手段の組み合わせの設定が行なわれたときは、温度検
出手段によって検出される温度に応じた各熱発生手段と
送風手段の組み合わせの選択は行なわれず、手動設定さ
れた組み合わせにて運転が制御される。
【0022】そのほか、燃焼熱発生手段に供給される燃
料の燃料切れをなどを検出する異常検出手段が備わって
いるので、燃焼熱発生手段と電熱発生手段と送風手段と
を共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御および
燃焼熱発生手段と送風手段とを共に作動させて温風を部
屋内へ放散させる制御のいずれかの制御が行なわれてい
るときに、燃料切れが等の異常が検出されたときは、制
御手段によって燃焼熱発生手段の動作を停止させて電熱
発生手段と送風手段による温風の放散による暖房動作が
継続されるよう制御される。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1、図2を用い
て説明する。
【0024】図1は本発明を実施したファンヒータの断
面図である。
【0025】図において、1は温風暖房器の本体、2は
フロントカバー、3は置台である。4は上述本体1内に
設けられて燃焼熱を発生するバーナ、5は本体1の前面
に設けられて温風を吐き出す温風吐出口である。6は運
転モードの選択設定、暖房目標温度の設定、タイマ時間
(暖房運転時間)の設定、運転の開始や停止の指示等の
設定を行なうための設定装置である。7は本体1の上面
に設けられた燃料タンク取出部である。8は送風ファン
であり、本体1背面に取り付けられている。9は本体1
が取付けられた部屋の空気温度を検出するためのサーミ
スタで、本体1背面の下部に取り付けられている。10
は燃焼室で、11は燃焼後の高温ガスを吐き出す開口で
ある。12は高温燃焼ガスと前述送風ファン8から供給
される空気とを混合して前述の温風吐出口5へ導くダク
トで、13は電熱発生手段である電気ヒータで、ダクト
12内の送風ファン8からの送風にさらされる部位に取
付けられている。14はフィルターで、送風ファンの吸
引する空気中の塵埃を除去するためのものである。
【0026】図2は電気回路のブロック図であり、15
はマイクロコンピュータからなる制御回路、16はこの
制御回路内に設けられたタイマー回路、そして17はバ
ーナ4に供給される燃料の燃料切れを検出するセンサで
ある。
【0027】この制御回路15は前述設定装置6の指示
にしたがってバーナ4、電気ヒータ13、送風ファン8
を制御するものであって、設定装置6が例えば「自動選
択」というモードを設定した場合は、サーミスタ9によ
って検出される部屋の空気温度に応じて、熱発生装置で
あるバーナ4と電熱ヒータ13を次のように組み合わせ
て駆動制御する。つまり、例えば10℃以下の室温で運
転開始が指示されたときには、バーナ4と電熱ヒータ1
3と送風ファン8との同時運転を設定し、18℃以上に
なった時点からバーナ4と送風ファン8との運転に切り
換え、さらに温度が上昇して22℃に到達したら電気ヒ
ータ13と送風ファン8との運転に切り換えるというよ
うに制御する。なお、熱発生装置の組み合わせの切り換
え点(室温)については、設定装置6によって設定され
る暖房目標温度の高低に応じて高温側ないし低温側へシ
フトするようにプログラムしておけば、採暖感の改善向
上に有益なことは言うまでもない。
【0028】また、この制御装置15は、運転モードを
上述の室温に応じた「自動選択」だけでなく、熱発生装
置をマニュアルにも選択設定することができるようにし
ている。それにより、室温に関係なく希望する熱発生装
置を作動させて暖房することができるようにしているほ
か、電気ヒータのみの作動による静粛運転を可能にして
いる。また、契約電流容量との兼ね合いで電気ヒータ1
3の使用が好ましくない場合に合わせて、電気ヒータを
作動させないで暖房することができるようにしている。
【0029】また、この制御装置15は、燃料切れセン
サ17が燃料切れを検出したときに燃焼動作を停止させ
る制御を行なうほか、バーナ4と電気ヒータ13による
連続暖房運転やタイマ設定による暖房運転だけでなく、
バーナ4による連続暖房運転やタイマ設定による暖房運
転が設定されている場合には、暖房運転を全面的に停止
させてしまうのではなく、電気ヒータ13を作動させて
暖房動作が継続されるよう制御するようにしている。
【0030】また、サーミスタ9によって検出される温
度に応じて制御回路15段が行なう制御のうちのバーナ
4と電気ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて
温風を部屋内へ放散させる制御からバーナ4と送風ファ
ン8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御
へ移行させる制御は、その移行が行なわれる前に電気ヒ
ータ13の発熱出力を低下させてから行なわれるように
して、著しい採暖感の変化を伴うことなく熱源の切り換
えが行なわれるようにしてある。
【0031】また、サーミスタ9によって検出される温
度に応じて制御回路15が行なう制御のうちのバーナ4
と送風ファン8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散
させる制御からバーナ4と電気ヒータ13と送風ファン
8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御へ
移行させる制御も、電気ヒータ13の発熱出力を低下さ
せて移行するようにして、この場合も著しい採暖感の変
化を伴うことなく熱源の切り換えが行なわれるようにし
てある。
【0032】さらにまた、制御回路15が行なうバーナ
4と電気ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて
温風を部屋内へ放散させる制御は、バーナ4が所定の時
間を超えて動作しないように制御されるようにして、燃
焼排気ガスによる危険な汚染を回避することができるよ
うにしてある。
【0033】その際、制御回路15が行なうバーナ4と
電気ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて温風
を部屋内へ放散させる制御は、バーナ4が第一の所定の
時間を超えて動作しないように制御されるほか、電気ヒ
ータ13と送風ファン8が第一の所定時間より長い第二
の所定時間を超えて動作しないようにも制御されるよう
にして、燃焼排気ガスによる危険な汚染と暖房のし過ぎ
による無駄なエネルギ消費を回避することができるよう
にしてある。
【0034】また、制御回路15が電気ヒータ13と送
風ファン8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させ
る制御を行なう場合にも、所定の時間を超えて動作しな
いように制御されるようにして、暖房のし過ぎによる無
駄なエネルギ消費を回避することができるようにしてあ
る。
【0035】そのほか、バーナ4に供給される燃料の燃
料切れを検出するセンサー17を備えて、バーナ4と電
気ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて温風を
部屋内へ放散させる制御およびバーナ4と送風ファン8
とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御のい
ずれかの制御が行なわれているときに、燃料切れセンサ
17によってバーナ4に供給される燃料の燃料切れが検
出された場合には、制御回路15によってバーナ4の動
作を停止させて電気ヒータ13と送風ファン8による温
風の放散による暖房動作が継続されるよう制御されるよ
うにし、必要があって実行された筈の暖房が、能力の低
下こそ避けられないものの、全面的に停止することなく
続行できるようにしてある。
【0036】本発明の実施例は以上の通りであり、サー
ミスタ9によって検出される温度に応じて制御回路15
が行なう制御のうちのバーナ4と送風ファン8とを共に
作動させて温風を部屋内へ放散させる制御は、バーナ4
と電気ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて温
風を部屋内へ放散させる制御より高い温度域で行なわ
れ、電気ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて
温風を部屋内へ放散させる制御は、バーナ4と送風ファ
ン8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御
より高い温度域で行なわれるので、各温度域にて最適な
熱発生装置の運転がおこなわれるようになって、無駄の
無いしかも快適な暖房が実行される。
【0037】また、サーミスタ9によって検出される温
度に応じて制御回路15段が行なう制御のうちのバーナ
4と電気ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて
温風を部屋内へ放散させる制御からバーナ4と送風ファ
ン8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御
へ移行させる制御は、その移行が行なわれる前に電気ヒ
ータ13の発熱出力を低下させるので、著しい採暖感の
変化を伴うことなく熱源の切り換えが行なわれる。
【0038】また、サーミスタ9によって検出される温
度に応じて制御回路15が行なう制御のうちのバーナ4
と送風ファン8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散
させる制御からバーナ4と電気ヒータ13と送風ファン
8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御へ
移行させる制御も、電気ヒータ13の発熱出力を低下さ
せて移行するので、この場合も著しい採暖感の変化を伴
うことなく熱源の切り換えが行なわれる。
【0039】さらにまた、制御回路15が行なうバーナ
4と電気ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて
温風を部屋内へ放散させる制御は、バーナ4が所定の時
間を超えて動作しないように制御されるので、燃焼排気
ガスによる室内の危険な汚染を回避される。
【0040】その際、制御回路15が行なうバーナ4と
電気ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて温風
を部屋内へ放散させる制御は、バーナ4が第一の所定の
時間を超えて動作しないように制御されるほか、電気ヒ
ータ13と送風ファン8が第一の所定時間より長い第二
の所定時間を超えて動作しないようにも制御されるの
で、燃焼排気ガスによる危険な汚染と暖房のし過ぎによ
る無駄なエネルギ消費が回避される。
【0041】また、制御回路15が電気ヒータ13と送
風ファン8とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させ
る制御を行なう場合にも、所定の時間を超えて動作しな
いように制御されるので、暖房のし過ぎによる無駄なエ
ネルギ消費が回避される。
【0042】また、この制御装置15は、熱発生装置の
選択設定がマニュアルに行なわれると、その設定された
熱源による暖房運転が行なわれる。
【0043】そのほか、バーナ4に供給される燃料の燃
料切れを検出するセンサー17を備え、バーナ4と電気
ヒータ13と送風ファン8とを共に作動させて温風を部
屋内へ放散させる制御およびバーナ4と送風ファン8と
を共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御のいず
れかの制御が行なわれているときに、燃料切れセンサ1
7によってバーナ4に供給される燃料の燃料切れが検出
された場合には、制御回路15によってバーナ4の動作
を停止させて電気ヒータ13と送風ファン8による温風
の放散による暖房動作が継続されるよう制御されるの
で、必要があって実行された筈の暖房が、能力の低下こ
そ避けられないものの、全面的に停止することなく続行
される。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、運転モー
ドの選択により燃焼暖房と電熱暖房の異なるカテゴリー
の暖房方式を自動または手動にて選択でき、それら方式
の選択次第で暖房能力の強化、春や秋に多用される弱燃
焼のさらに一層の小発熱量化、それに夜間運転時等の静
音化他が高い安全が保たれたまま達成できることとなっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す温風暖房器の断面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例を示す温風暖房器の電気回路
のブロック図である。
【符号の説明】
1 本体 4 バーナ 6 設定装置 8 送風ファン 9 サーミスタ 13 電気ヒータ 15 制御回路 17 燃料切れセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 和春 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内 (72)発明者 荒井 達志 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)と、この本体に備えられた燃
    焼熱発生手段(4)と、この本体に備えられた電熱発生
    手段(13)と、前記燃焼熱発生手段と前記電熱発生手
    段のいずれかまたは両方で発生した熱を前記本体の設置
    された部屋へ放散させる送風手段(8)と、この送風手
    段によって送風される温風によって暖房される部屋の空
    気の温度を検出する温度検出手段(9)と、そして前記
    燃焼熱発生手段と前記電熱発生手段と前記送風手段とを
    共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御と前記燃
    焼熱発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風を
    部屋内へ放散させる制御と前記電熱発生手段と前記送風
    手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御
    のいずれかの制御を前記温度検出手段によって検出され
    る温度に応じて選択して行なう制御手段(15)とで構
    成されていることを特徴とする温風暖房器。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段によって検出される温
    度に応じて前記制御手段が行なう制御のうちの前記燃焼
    熱発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風を部
    屋内へ放散させる制御は前記燃焼熱発生手段と前記電熱
    発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風を部屋
    内へ放散させる制御より高い温度域で行なわれるととも
    に前記電熱発生手段と前記送風手段とを共に作動させて
    温風を部屋内へ放散させる制御は前記燃焼熱発生手段と
    前記送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散さ
    せる制御より高い温度域で行なわれることを特徴とする
    請求項1記載の温風暖房器。
  3. 【請求項3】 前記温度検出手段によって検出される温
    度に応じて前記制御手段が行なう制御のうちの前記燃焼
    熱発生手段と前記電熱発生手段と前記送風手段とを共に
    作動させて温風を部屋内へ放散させる制御から前記燃焼
    熱発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風を部
    屋内へ放散させる制御へ移行させる制御の場合には、そ
    の移行が行なわれる前に前記電熱発生手段の発熱出力を
    低下させてから移行するよう制御することを特徴とする
    請求項1および2記載の温風暖房器。
  4. 【請求項4】 前記温度検出手段によって検出される温
    度に応じて前記制御手段が行なう制御のうちの前記燃焼
    熱発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風を部
    屋内へ放散させる制御から前記燃焼熱発生手段と前記電
    熱発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風を部
    屋内へ放散させる制御へ移行させる制御の場合には、前
    記電熱発生手段の発熱出力の低い状態にて移行するよう
    制御することを特徴とする請求項1および2記載の温風
    暖房器。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は前記燃焼熱発生手段と前
    記電熱発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風
    を部屋内へ放散させる制御を行なう場合に前記燃焼熱発
    生手段を所定の時間を超えて動作させないように制御す
    ることを特徴とする請求項1ないし4記載の温風暖房
    器。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は前記燃焼熱発生手段と前
    記電熱発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風
    を部屋内へ放散させる制御を行なう場合に前記燃焼熱発
    生手段を第一の所定の時間を超えて動作させないように
    制御するほか前記電熱発生手段と前記送風手段を前記第
    一の所定時間より長い第二の所定時間を超えて動作させ
    ないように制御することを特徴とする請求項1ないし5
    記載の温風暖房器。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は前記電熱発生手段と前記
    送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させる
    制御を行なう場合に所定の時間を超えて動作させないよ
    うに制御することを特徴とする請求項1または2記載の
    温風暖房器。
  8. 【請求項8】 前記燃焼熱発生手段と前記電熱発生手段
    と前記送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散
    させる制御と前記燃焼熱発生手段と前記送風手段とを共
    に作動させて温風を部屋内へ放散させる制御と前記電熱
    発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風を部屋
    内へ放散させる制御のいずれかの制御を行なうよう前記
    制御手段に対して設定する設定装置(6)を備え、その
    設定装置によりいずれかの制御が設定されたときは、前
    記制御手段は前記温度検出手段によって検出される温度
    に応じた前記各熱発生手段と送風手段の組み合わせの選
    択を行なうことなく前記設定装置によって設定された制
    御を行なうことを特徴とする請求項1記載の温風暖房
    器。
  9. 【請求項9】 前記燃焼熱発生手段に供給される燃料の
    燃料切れなどを検出する異常検出手段(17)を備える
    ことにより、前記制御手段は前記燃焼熱発生手段と前記
    電熱発生手段と前記送風手段とを共に作動させて温風を
    部屋内へ放散させる制御および前記燃焼熱発生手段と前
    記送風手段とを共に作動させて温風を部屋内へ放散させ
    る制御のいずれかの制御が行なわれているときに前記異
    常検出手段によって異常が検出されたときは前記燃焼熱
    発生手段の動作を停止させて前記電熱発生手段と前記送
    風手段により温風の放散を継続させるよう制御すること
    を特徴とする請求項1ないし7記載の温風暖房器。
JP4134056A 1992-05-27 1992-05-27 温風暖房器 Pending JPH05322312A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4134056A JPH05322312A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 温風暖房器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4134056A JPH05322312A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 温風暖房器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05322312A true JPH05322312A (ja) 1993-12-07

Family

ID=15119336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4134056A Pending JPH05322312A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 温風暖房器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05322312A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0916907A2 (de) * 1997-11-12 1999-05-19 Hans Wilms GmbH & Co. Mobiles Warmluftgebläse
US5937139A (en) * 1995-03-09 1999-08-10 Peterson; Avo Portable hot-air blower
JP2004184039A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Rinnai Corp ハイブリット式温風暖房器
JP2012067968A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Toyotomi Co Ltd ハイブリッド式暖房装置
JP2017142023A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 大阪瓦斯株式会社 ハイブリッド式温風暖房機
JP2017194237A (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 大阪瓦斯株式会社 ハイブリッド式温風暖房機
EP2434228A3 (en) * 2010-09-24 2018-03-14 Toyotomi Co., Ltd. Hybrid heating apparatus
EP4031812A4 (en) * 2019-09-17 2023-10-18 Flexchanger Technologies Inc. HYBRID HOUSEHOLD HEATING AND CONTROL SYSTEM THEREOF

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5937139A (en) * 1995-03-09 1999-08-10 Peterson; Avo Portable hot-air blower
EP0916907A2 (de) * 1997-11-12 1999-05-19 Hans Wilms GmbH & Co. Mobiles Warmluftgebläse
EP0916907B1 (de) * 1997-11-12 2004-03-24 Hans Wilms GmbH & Co. Mobiles Warmluftgebläse
JP2004184039A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Rinnai Corp ハイブリット式温風暖房器
JP2012067968A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Toyotomi Co Ltd ハイブリッド式暖房装置
EP2434228A3 (en) * 2010-09-24 2018-03-14 Toyotomi Co., Ltd. Hybrid heating apparatus
JP2017142023A (ja) * 2016-02-10 2017-08-17 大阪瓦斯株式会社 ハイブリッド式温風暖房機
JP2017194237A (ja) * 2016-04-21 2017-10-26 大阪瓦斯株式会社 ハイブリッド式温風暖房機
EP4031812A4 (en) * 2019-09-17 2023-10-18 Flexchanger Technologies Inc. HYBRID HOUSEHOLD HEATING AND CONTROL SYSTEM THEREOF

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05322312A (ja) 温風暖房器
JP6374838B2 (ja) 暖房装置
JPH0719524A (ja) 厨房室用空調装置
JPH0587459U (ja) 温風暖房器
JP3148419B2 (ja) 温風暖房機
JP2886773B2 (ja) 温風暖房機
JP3738094B2 (ja) 温風暖房機
JPH01260218A (ja) 室内開放形石油温風暖房機
KR950004501B1 (ko) 온수식 난방장치
JPH05196304A (ja) 電気暖房機
JPH1163521A (ja) 温水暖房装置
JP3287357B1 (ja) 暖房装置
JPH0719603A (ja) 床暖房機能付きガスファンヒーター
JPH05157360A (ja) 暖房装置
JPH0719604A (ja) 床暖房機能付きガスファンヒーター
JP2002243280A (ja) 暖房装置
JPH08291942A (ja) 蓄熱燃焼暖房装置
JP2002243278A (ja) 暖房装置
JPH059700B2 (ja)
JPH01163520A (ja) ガス燃焼装置
JPS6023728A (ja) 温水床暖房装置
JP2004286342A (ja) 暖房装置
JPH0534015A (ja) 電気温風暖房機
KR19990069709A (ko) 전기 급탕식 냉난방기
JPH07260257A (ja) 給湯装置