JPH05322287A - 空気調和システムの通信装置 - Google Patents

空気調和システムの通信装置

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JPH05322287A
JPH05322287A JP4133226A JP13322692A JPH05322287A JP H05322287 A JPH05322287 A JP H05322287A JP 4133226 A JP4133226 A JP 4133226A JP 13322692 A JP13322692 A JP 13322692A JP H05322287 A JPH05322287 A JP H05322287A
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JP
Japan
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remote controller
communication
air conditioner
damper
air conditioning
Prior art date
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Pending
Application number
JP4133226A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Imazaki
忠司 今崎
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05322287A publication Critical patent/JPH05322287A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモコンからの運転情報入力をスピーディに
空調機・ダンパーユニットに伝達することにより、個別
のゾーン最適運転制御を行う空調システム制御を確立す
ることを目的としている。 【構成】 全てのリモコン102・ダンパーユニット1
07が2芯の信号線により空調機の通信装置7・8とバ
ス接続される。リモコン1台に対して、それぞれ1台の
ダンパーユニットが対応し個別の空調制御が行われると
ともに、空調機より常にリモコンの運転情報入力を監視
するための要求チェック信号4を送出し、リモコン側で
はキー入力に対して要求有信号5を送出する。この要求
有信号5を空調機側で受信しキー入力のあったリモコン
と割り込み優先通信を行う。この通信の情報を元にダン
パーをスピーディに制御して、最適ゾーン空調制御を行
うことができ、制御性を重視した通信システムとするこ
とが出来るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダクト式の空気調和シス
テムにおける通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空調機1台で、ダクトによって多
数の部屋をそれぞれ個別に空調する個別分散の空調が主
流になってきた。
【0003】各部屋に取り付けられたリモートコントロ
ーラ(以下、リモコンと称す。)によりその室の空調機
を制御するとともに、ダクトにより空調機に接続され、
それぞれのリモコンに対応した1台のダンパーを制御す
ることにより、それぞれの部屋を個別に空調することが
求められている。
【0004】従来、この種の空調システムの通信装置に
おいては、リモコンと空調機とダンパー間の通信手段と
して通信システム管理が確実に行えるポーリングセレク
ション方式、すなわち、リモコンと空調機との間を順序
を変えずに順次通信をしながら制御する方式が一般的で
あった。
【0005】以下、その通信方式について図4を参照し
ながら説明する。図に示すように、1台の空調機101
と、この空調機に対応したリモコン102を設けて、ダ
ンパーを備えたダンパーユニット107との通信は、多
数の矢印が示すように空調機101から送信が行われ
て、それに対してリモコン102・ダンパーユニット1
07から、返信される手順で行われる。
【0006】例えば1号リモコン103・1号ダンパー
ユニット108・2号リモコン104・2号ダンパーユ
ニット109・n−1号リモコン105・n−1号ダン
パーユニット110と接続されるすべてのn号リモコン
106・n号ダンパーユニット111まで、順次に通信
が行われる。
【0007】例えば、この通信を常に15秒間隔で設定
して空調機101とダンパーユニット107をリモコン
102により制御している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和システムの通信装置では、リモコンによる運転情報
入力に対して、空調機からはポーリングセレクション方
式によっての制御による時間のタイミングでしか伝達さ
れないため、途中の空調機・ダンパーユニットへの情報
伝達にポーリングセレクション方式による遅れ、例えば
15秒間隔で設定されていれば最大15秒の遅れが発生
しリモコンからの運転情報入力に対して空調機が動作す
るまで最大15秒かかるという問題があった。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、途中からでもリモコンからの運転情報入力をスピー
ディに空調機・ダンパーユニットに伝達することによ
り、個別のゾーン最適運転制御を確立し、使用者にとっ
て操作性の良い空調システム制御における通信方式を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和システ
ムの通信装置は上記目的を達成するために、空気調和機
と通信システムにつながった複数のリモートコントロー
ラとダンパーユニットとを備え、常にリモートコントロ
ーラからの運転情報入力を監視するための要求チェック
信号を送信するリモートコントローラ通信制御装置と、
リモートコントローラにおけるキー入力に対しての要求
有信号と、この要求有信号を受信し割り込み優先通信を
行うリモートコントローラ通信制御装置と、この通信の
情報を元に空気調和機の制御とダンパーユニットへの通
信を行う空調機制御装置と、ダンパー通信制御装置の構
成とする。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、空調機からのポ
ーリングセレクション方式の通信だけでなく、リモコン
側から要求有信号を送出することにより、割り込み優先
的に通信を行うことが出来、リモコンからのキー入力に
対して瞬時にデータを空調機及びダンパーユニットに伝
えることができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について図1〜図3を
参照しながら説明する。
【0013】なお、従来例と同一のものは同一符号を付
し、その説明は省略する。図2に示すように、1号リモ
コン103から続くn号リモコン106まですべて2芯
の信号線10によりどのように接続してもよい形態のバ
ス接続され、空調機101のリモコン通信制御装置8に
接続される。
【0014】また、同様に、1号ダンパーユニット10
8から続くn号ダンパーユニット111まですべて2芯
の信号線11によりバス接続され、空調機101のダン
パー制御通信装置7に接続される。
【0015】なお、空調機101を制御する手段とし
て、空調機制御装置6が設けられる。このように、リモ
コン102、ダンパーユニット107が、空調機101
を介して、システムとして接続されている。
【0016】前記空調機101から、ダクトによりダン
パーユニット107を介して各部屋の空気調和が行われ
る。
【0017】各部屋には、それぞれ、1号リモコン10
3から続くn号リモコン106が備えられていて、1号
リモコン103には1号ダンパーユニット108,続く
n号リモコン106には続くn号ダンパーユニット11
1とがそれぞれリモコン1台に対して、それぞれ1台の
ダンパーユニットが対応している。
【0018】次に図3においては、リモコン103〜1
06と、ダンパーユニット108〜111における空調
機101との通信制御関係を示している。
【0019】すなわち、通常であればポーリングセレク
ション方式により1号リモコン103より順次制御され
るが、使用者によって任意に、例えば、途中のリモコン
105を操作することにより、リモコン105に対応し
たダンパーユニット110と、空調機101を制御する
ときは要求有信号5(図1)をリモコン105より空調
機101へ送信するようにしている。
【0020】次に図1において、これは空調機側20に
おける通信処理を示し、同期クロック21と同期信号2
2と、送信データ23と、受信データ24とを示し、送
信データ23には要求チェック信号4を含んでいる。
【0021】一方、リモコン側30における通信処理は
送信データ31と受信データ32と送信データ31に含
まれる返答データ3とにより処理される。
【0022】上記構成において、例えば、図2に示すよ
うに1号リモコン103からの運転情報入力に対して、
空調機101のリモコン通信制御装置8で受信を行い、
空調機制御装置6に入力される。空調機101を動作さ
せるとともにダンパー制御通信装置7を介して、1号ダ
ンパーユニット108に信号をおくり、1号リモコン1
03が備えられた部屋の空調制御を行うことができる。
【0023】図3に示すように、各リモコン103〜1
06はポーリングセレクション方式で例えば15秒に1
回、空調機101と通信を行う。
【0024】1号リモコン103と通信中にn−1号リ
モコン105のキー入力があると、要求チェック信号4
のn−1号リモコン105のところでn−1号リモコン
105から要求有信号5を送出する。
【0025】通常の場合は、次に2号リモコン104と
の通信を行うが、リモコン通信制御装置8で、n−1リ
モコン105より要求有と判断し、割り込み優先的に、
n−1号リモコン105と通信を行う。
【0026】キー入力の運転情報を空調機101に送信
するとともにn−1号ダンパーユニット110に送信し
空気調和制御を行う。
【0027】この処理を行ったあとに、2号リモコン1
04、2号ダンパーユニット109と順次に通信を行
う。
【0028】このように本発明の実施例の空気調和シス
テムの通信方式によれば、リモコンからのキー入力によ
る運転情報を空調機・ダンパーユニットに割り込み優先
的に通信を行うことにより瞬時に伝えることができる。
【0029】図1はこの通信の方式について詳細なる通
信処理を示して説明する。空調機101のリモコン通信
制御装置8で通信システム同期用の一定間隔、例えば1
25msの同期クロック21を発生する。
【0030】この同期クロック21に従い、通信システ
ムに接続されたすべてのリモコン103〜106・ダン
パーユニット108〜111が歩調をあわせて、通信処
理を行うように125ms毎に同期信号22を送出す
る。
【0031】この同期信号22の125msの間にポー
リングセレクション方式の通信を行う。
【0032】つまり最初の125msの間に1号リモコ
ン103に送信データ23を送り、次に125msの間
に1号リモコン103から空調機101に1号リモコン
103の状態の返答データ3を送信し空調機側20では
受信データ24として受信する。
【0033】このように、すべてのリモコン103〜1
06・ダンパーユニット108〜111に125ms毎
に通信を繰り返す。
【0034】また、この125msの中で、このような
通信だけでなく空調機101から、すべてのリモコン1
03〜106に対してキー入力がないかどうかの、要求
チェック信号4を前述したように空調機側20からすべ
てのリモコン103〜106に送出する。
【0035】この要求チェック信号4に対して、あるリ
モコンにキー入力があればそのリモコンから要求有信号
5を空調機側20の受信データ24に送出する。
【0036】このように本発明の実施例の空気調和シス
テムの通信装置によれば、あるリモコンからキー入力が
あれば、瞬時に空調機が反応し使用者にとって操作性の
よい空気調和システムとすることができる。
【0037】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば空調機を遠隔で制御するのはもちろんのこ
と、リモコンの個別エリア側で空調機にダクトにより接
続されたダンパーを時間差なく制御して、使用者にとっ
て操作性のよい空気調和システムとして最適ゾーン空調
制御をスピーディに行うことができ、制御性を重視した
通信システムとすることができる空気調和システムの通
信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和システムの通信装
置の通信タイミングチャート
【図2】同通信システム図
【図3】同要求制御通信の説明図
【図4】従来の空気調和システムの通信装置のポーリン
グセレクション方式の説明図
【符号の説明】
4 要求チェック信号 5 要求有信号 6 空調機制御装置 7 ダンパー制御通信装置 8 リモコン通信制御装置 101 空気調和機 102 リモコン 107 ダンパーユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気調和機と通信システムにつながった複
    数のリモートコントローラとダンパーユニットとを備
    え、常にリモートコントローラからの運転情報入力を監
    視するための要求チェック信号を送信するリモートコン
    トローラ通信制御装置と、リモートコントローラにおけ
    るキー入力に対しての要求有信号と、この要求有信号を
    受信し割り込み優先通信を行うリモートコントローラ通
    信制御装置と、この通信の情報を元に空気調和機の制御
    とダンパーユニットへの通信を行う空調機制御装置と、
    ダンパー制御通信装置とからなる空気調和システムの通
    信装置。
JP4133226A 1992-05-26 1992-05-26 空気調和システムの通信装置 Pending JPH05322287A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1987294A2 (en) * 2006-02-20 2008-11-05 LG Electronics Inc. Central control system and operation method thereof
GB2484002A (en) * 2010-09-27 2012-03-28 Clarkson Controls Ltd Climate control system and a zone unit therefore

Cited By (3)

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