JPH0532216U - 電気踏切しや断機のしや断桿下降動作速度制御装置 - Google Patents

電気踏切しや断機のしや断桿下降動作速度制御装置

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JPH0532216U
JPH0532216U JP8131291U JP8131291U JPH0532216U JP H0532216 U JPH0532216 U JP H0532216U JP 8131291 U JP8131291 U JP 8131291U JP 8131291 U JP8131291 U JP 8131291U JP H0532216 U JPH0532216 U JP H0532216U
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JP
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relay
inverter
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JP8131291U
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勉 弘光
元昭 石井
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大同信号株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシ付き直流モータを用いた電気踏切しゃ
断機のモータだけを直流ブラシレスモータに交換したと
き、しゃ断桿の下降動作時分を所定の時分になるように
することができ、ブラシ付き直流モータを用いた電気踏
切しゃ断機の直流ブラシレスモータ化を図ること。 【構成】 従来の電気踏切しゃ断機の電源27付近に設け
たリレーCR2の復旧接点9と、インバータ11との間に
閉回路を形成し、この閉回路に所定値の抵抗R、リレー
CR1の復旧接点21及びリレーCR2の動作接点10を直列
に接続し、しゃ断桿の下降動作時に直流ブラシレスモー
タ14を発電ブレーキ回路構成に切り換えて発電ブレーキ
によりしゃ断桿の下降動作速度を減速制御するようにし
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、電気踏切しゃ断機のしゃ断桿下降動作速度制御装置に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気踏切しゃ断機としてブラシ付き直流モータを用いたタイプと直流ブ ラシレスモータを用いたタイプがあり、ブラシ付き直流モータを用いた電気踏切 しゃ断機ではしゃ断桿動作時分が下降8±2秒、上昇10秒以下(通常4〜5秒) と決められ、直流ブラシレスモータを用いた電気踏切しゃ断機ではそれが下降5 〜10秒(通常5〜6秒)、上昇10秒以下(通常4〜5秒)と決められている。
【0003】 ブラシ付き直流モータを用いた電気踏切しゃ断機においては、ブラシのメンテ ナンスフリー化を行なうためにブラシ付き直流モータを直流ブラシレスモータへ 交換してその更新を図ることがある。図2は直流ブラシレスモータへ更新を図っ た状態の電気踏切しゃ断機の主要構成並びに動作結線図、図3は直流ブラシレス モータで伝導歯車機構を介してしゃ断桿を駆動する機構を示している。
【0004】 図2の直流ブラシレスモータを用いた電気踏切しゃ断機は、図3に示すように しゃ断桿26を伝導歯車機構25を介して昇降する直流ブラシレスモータ14と、この 直流ブラシレスモータを回転駆動させる電源27と、複数のスイッチを有し、電源 27と直流ブラシレスモータ14間に設置されたインバータ11と、このインバータの スイッチを直流ブラシレスモータ14に設けている回転子の位置検出器15,16,17 からの検出信号により切り替え制御するインバータ制御部8と、直流ブラシレス モータ14の回転速度を検出し、この検出した速度が所定速度以上となると、イン バータ制御部8へインバータ11のスイッチを全てオフする制御信号を出力する回 転速度検出器19と、列車が踏切に接近して踏切しゃ断機制御リレーTERの動作 接点1が開放すると復旧するリレーCR1と、このリレーCR1の動作接点3が開 放すると復旧するリレーCR2とを具えている。
【0005】 インバータ11のスイッチはトランジスタQ1〜Q6とダイオードD1〜D6からな って、図面では6個設けられており、インバータ制御部8の分配部12と接続した 出力オンオフ制御部13により順次オン、オフが切り替わるように制御されること によって、例えばスイッチQ1,D1とQ5,D5、スイッチQ2,D2とQ6,D6、 スイッチQ3,D3とQ4,D4というように上下1対となって動作するようになっ ている。前記においてはリレーCR2の動作接点5が開放すると電磁ブレーキ6 が解除し、リレーCR1の復旧接点7によりしゃ断桿下降動作条件がインバータ 制御部8に入力される。また、リレーCR2の復旧接点9が開放すると電源27と インバータ11が電気的に切り離されるようになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記のようにブラシ付き直流モータを直流ブラシレスモータへ交換 してその更新を図る場合、次のような問題点が生じる。すなわち、通常、電気踏 切しゃ断機はモータ14の電源が断たれた場合、しゃ断桿26を自重により下降動作 させるが、従来のブラシ付き直流モータを使用した踏切しゃ断機の駆動機構にお いてはその構造上、回転軸受等の静摩擦力が大きいため、しゃ断桿26の自重によ る回転力は静摩擦力より大きい下降動作側の回転力を有する。したがって、モー タが回転を開始すると、モータ14の回転速度はしゃ断桿26の自重による回転力に より増速され、所定のしゃ断桿の下降動作時分の確保が難しくなる。
【0007】 そこでこの考案は、前記のような従来の問題点を解決し、ブラシ付き直流モー タを用いた電気踏切しゃ断機のモータだけを直流ブラシレスモータに交換したと き、しゃ断桿の下降動作時分を所定の時分になるようにすることができ、ブラシ 付き直流モータを用いた電気踏切しゃ断機の直流ブラシレスモータ化を図ること ができるしゃ断桿下降動作速度制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 前記の目的を達成するため、この考案は、前記のような電気踏切しゃ断機にお いて、図1に示すようにリレーCR2の復旧接点9とインバータ11間に閉回路を 形成し、この閉回路に所定値の抵抗R、リレーCR1の復旧接点21及びリレー CR2の動作接点10を直列に接続している。
【0009】
【作用】
前記構成により、しゃ断桿の下降動作速度、すなわちモータの回転速度が所定 速度以上となると、回転速度検出器19がインバータ制御部8へインバータ11のス イッチを全てオフする制御信号を出力するとともに、リレーCR2を動作させて リレーCR2の復旧接点9を開放し、インバータ11を電源27から切り離してリレ ーCR1の復旧接点21とリレーCR2の動作接点10によりインバータ11と抵抗Rを 閉回路構成し、モータ14を発電ブレーキ回路構成に切り換えて発電ブレーキによ りしゃ断桿の下降動作速度を減速制御する。したがって、抵抗Rの抵抗値選定に よりしゃ断桿26を定められた時分で水平位置迄下降制御することが可能となる。
【0010】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す直流ブラシレスモータを用いた電気踏切しゃ 断機の主要構成並びに動作結線図である。大部分の構成が図2に示す従来のもの と同様であるので、同様部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0011】 列車が踏切に接近すると、踏切警報機が警報し、続いて電気踏切しゃ断機制御 リレーTERの動作接点1が開放してリレーCR1が復旧し、リレーCR1の動作 接点3が開放してリレーCR2が復旧し、リレーCR2の動作接点5が開放して電 磁ブレーキ6が解除し、リレーCR1の復旧接点7によりしゃ断桿下降動作条件 がインバータ制御部8に入力される。
【0012】 また、電源27がリレーCR2の復旧接点9の構成、リレーCR2の動作接点10の 開放によりインバータ11のモータ駆動用電源端子ア、イに接続され、直流ブラシ レスモータ14がオンされる。さらにモータ14の位置検出器15,16,17の位置信号 がインバータ制御部8の分配部12に入力され、かつこの分配部12と接続した出力 オンオフ制御部13により順次オン、オフが切り替わるように制御されるインバー タ11の前記スイッチ(3相出力)により、モータ14は回転される。
【0013】 モータ14の回転速度が上昇し、回転速度が所定速度以上になると、回転速度検 出器19がインバータ制御部8の出力オンオフ制御部13へインバータ11のスイッチ を全てオフする制御信号を出力するとともに、リレーCR2を動作させて、リレ ーCR2の復旧接点9を開放し、インバータ11を電源27から切り離してリレー CR1の復旧接点21とリレーCR2の動作接点10によりインバータ11と抵抗Rを閉 回路構成し、モータ14を発電ブレーキ回路構成に切り換えて発電ブレーキにより しゃ断桿26の下降動作速度を減速制御する。したがって、抵抗Rの抵抗値選定に よりしゃ断桿26を定められた時分で水平位置迄下降制御することが可能となる。
【0014】 また、風のあおりなどにより、しゃ断桿26の下降動作速度が著しく遅くなり、 モータ14の回転速度が所定速度以下になると、回転速度検出器19がインバータ制 御部8の出力オンオフ制御部13へのオフ制御出力を解除する。これによりインバ ータ制御部8の出力オンオフ制御部13は出力をオンとし、同時にリレーCR2は 復旧制御され、発電ブレーキ回路は開放して、インバータ11は再び電源27に接続 されて出力し、モータ14の回転速度が所定速度となるまでモータ14を駆動制御し 、しゃ断桿26の下降動作時間を定める時分のモータ回転速度に制御する。
【0015】 しゃ断桿26が下降して水平位置になると、リレーCR1の復旧接点20と回路制 御器85°〜90°の接点22,23によりリレーCR2は動作して、リレーCR2の動作 接点5により電磁ブレーキ6が作動してブレーキをかけるとともに、リレー CR2の復旧接点9が開放することによりインバータ11は電源27から開放され、 モータ14がオフされる。
【0016】
【考案の効果】
この考案は前記のようであって、抵抗の選定された抵抗値によりしや断桿が定 められた時分で水平位置まで下降するようになっているので、ブラシ付き直流モ ータを用いた電気踏切しや断機でも直流ブラシレスモータ化を図ることが可能と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す直流ブラシレスモー
タを用いた電気踏切しゃ断機の主要構成並びに動作結線
図である。
【図2】従来の直流ブラシレスモータを用いた電気踏切
しゃ断機の主要構成並びに動作結線図である。
【図3】同上の電気踏切しゃ断機においてモータで伝導
歯車機構を介してしゃ断桿を駆動する機構図を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 電気踏切しゃ断機制御リレーの動作接点 3,4 リレーCR1の動作接点 5,10 リレーCR2の動作接点 6 電磁ブレーキ 7,20,21 リレーCR1の復旧接点 8 インバータ制御部 11 インバータ 12 分配部 13 出力オンオフ制御部 14 直流ブラシレスモータ 15,16,17 位置検出器 19 回転速度検出器 27 電源

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 しゃ断桿(26)を伝導歯車機構(25)を介し
    て昇降する直流ブラシレスモータ(14)と、この直流ブラ
    シレスモータを回転駆動させる電源(27)と、複数のスイ
    ッチを有し、前記電源と直流ブラシレスモータ間に設置
    されたインバータ(11)と、このインバータのスイッチを
    前記直流ブラシレスモータに設けている回転子の位置検
    出器(15,16,17)からの検出信号により切り替え制御す
    るインバータ制御部(8)と、前記直流ブラシレスモータ
    の回転速度を検出し、この検出した速度が所定速度以上
    となると、インバータ制御部(8)へインバータ(11)のス
    イッチを全てオフする制御信号を出力する回転速度検出
    器(19)と、列車が踏切に接近して踏切しゃ断機制御リレ
    ーTERの動作接点(1)が開放すると復旧するリレーC
    1と、このリレーCR1の動作接点(3)が開放すると復
    旧するリレーCR2とを具え、このリレーCR2の動作接
    点(5)が開放すると電磁ブレーキ(6)が解除し、リレー
    CR1の復旧接点(7)によりしゃ断桿下降動作条件がイ
    ンバータ制御部(8)に入力され、またリレーCR2の復
    旧接点(9)が開放すると電源(27)とインバータ(11)が電
    気的に切り離されるようになっている電気踏切しゃ断機
    において、前記リレーCR2の復旧接点(9)とインバー
    タ(11)間に閉回路を形成し、この閉回路に所定値の抵抗
    R、リレーCR1の復旧接点(21)及びリレーCR2の動作
    接点(10)を直列に接続したことを特徴とする電気踏切し
    ゃ断機のしゃ断桿下降動作速度制御装置。
JP8131291U 1991-10-07 1991-10-07 電気踏切しや断機のしや断桿下降動作速度制御装置 Withdrawn JPH0532216U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007313956A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Tamagawa Seiki Co Ltd 遮断かんの下降速度制御システムおよび遮断かんの下降速度制御方法
JP2009061980A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Tamagawa Seiki Co Ltd 踏切しゃ断機
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Effective date: 19960208