JPH11291911A - 電気式しゃ断機およびしゃ断かんの自重下降特性調整方法 - Google Patents
電気式しゃ断機およびしゃ断かんの自重下降特性調整方法Info
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Abstract
異なる特性にできる電気式しゃ断機およびしゃ断かんの
自重下降特性調整方法を提供する。 【解決手段】 図1は電気式踏切しゃ断機の要部の構成
を示す結線図である。図示の構成において、電気式踏切
しゃ断機が停電する或は故障すると、リレー2のコイル
2−1が非励磁状態となり、接点部2−2,2−3は可
動接点がブレーク接点(黒丸)側に反転し、インバータ
1から不図示のしゃ断かんを駆動する直流ブラシレスモ
ータ3への電源供給はしゃ断され、直流ブラシレスモー
タ3の2相3−1,3−3の短絡回路が準備される。し
ゃ断かんが設定位置まで自重落下すると、しゃ断かんに
応動するカム4によって不図示の可動接点が押し上げら
れ、短絡回路が閉じ、直流ブラシレスモータ3に発電制
動がかかり、しゃ断かんの落下速度が急激にゆっくりし
た状態に変わる。
Description
られる電気式しゃ断機や自動車の駐車場のゲートに設け
られる電気式ゲートしゃ断機等の電気式しゃ断機に関す
るものである。
時および故障時に、しゃ断かんがゆっくりと自重下降す
るように、しゃ断かんとつり合うようにウェイトが設け
られている。しかし、このウェイト付きの電気式しゃ断
機は、ウェイトによる下降特性の調整に時間がかかり、
また、雪国ではウェイト部に防雪カバーを設ける必要が
あるといった問題がある。このため前記ウェイトを設け
ない、いわゆるウェイトレスの電気式しゃ断機が提案さ
れている。
トレスの場合、しゃ断かん側の負荷トルクが大きいため
に、自重下降速度が極端に大きくなる傾向がある。すな
わち、しゃ断かんは、下降の始めはゆっくりと下降する
が、下降するにしたがって速度が大きくなり、通行人や
車輌に対し危険であると共に、下降位置で停止した時の
衝撃力が大きく、電気式しゃ断機本体の機構部に悪影響
を与える。
たもので、しゃ断かんの自重下降特性を自由落下時とは
異なる特性に調整できる電気式しゃ断機およびしゃ断か
んの自重下降特性調整方法を提供することを目的とする
ものである。
め、本発明では、電気式しゃ断機を次の(1)〜(5)
のとおりに、そして、しゃ断かんの自重下降特性調整方
法を次の(6)のとおりに構成する。
動する直流ブラシレスモータと、当該電気式しゃ断機の
停電時および故障時に、前記直流ブラシレスモータをそ
の駆動電源から切り離し発電制動をかける発電制動手段
とを備えた電気式しゃ断機。
おいて、前記しゃ断かんは、自重下降特性を調整するウ
ェイトを有していない電気式しゃ断機。
おいて、前記発電制動手段は、前記しゃ断かんが自重下
降により設定位置に達したときに閉路する接点機構を有
し、この閉路により発電制動が開始するものである電気
式しゃ断機。
おいて、前記接点機構は、前記しゃ断かんに連動する、
動作位置変更可能のカムにより閉路するものである電気
式しゃ断機。
おいて、前記発電制動手段は、当該電気式しゃ断機の停
電時および故障時に非励磁となるリレーを有し、このリ
レーのブレーク接点により前記直流ブラシレスモータの
2相を短絡し発電制動をかけるものである電気式しゃ断
機。
の自重下降速度調整方法であって、前記電気式しゃ断機
の停電または故障を検出する検出ステップと、この検出
ステップで停電または故障を検出した場合に、前記電気
式しゃ断機をその駆動電源から切り離すステップと、前
記しゃ断かんが自重下降により設定位置に達したとき前
記電気式しゃ断機に発電制動をかけるステップとを備え
たしゃ断かんの自重下降特性調整方法。
式踏切しゃ断機の実施例により詳しく説明する。
らず、しゃ断かんの自重下降特性調整方法の形で同様に
実施することができる。
んを用いる例であるが、これに限らず、従来例より小さ
いウェイトを設けたしゃ断かんを用いる形で同様に実施
することができる。
機”の要部の構成を示す結線図である。図1において、
1は、後述する直流ブラシレスモータを駆動する駆動電
源であるインバータで、トランジスタ1−1〜1−3お
よびFET1−4〜1−6等を備えている。2は、本実
施例の電気式踏切しゃ断機における停電時および故障時
に非励磁状態となるリレーで、リレーコイル2−1およ
びこのリレーコイル2−1により駆動される接点部2−
2,2−3を備えている。3は、不図示のウェイトレス
のしゃ断かんを角度0°(下降位置)と90°近傍(上
昇位置)に駆動する直流ブラシレスモータで、巻線3−
1〜3−3を巻回した固定子と、永久磁石の回転子を備
えている。この回転子の回転によりしゃ断かんが駆動さ
れる。
回転し設定角度で不図示の可動接点を押し上げるカムで
あり、5は発電制動時に巻線3−1,3−3に流れる電
流を制限する電流制限抵抗である。
は、リレーコイル2−1は励磁されていて、接点部2−
2,2−3では可動接点がメーク接点(白丸)側に接触
している。
ンバータ1から接点部2−2,2−3を介して直流ブラ
シレスモータ3の固定子巻線3−1〜3−3に駆動電流
が供給され、回転子が回転し、不図示の歯車機構を介し
て、しゃ断かんを上昇または下降駆動される。しゃ断か
んが上昇位置または下降位置に達すると、不図示のリミ
ットスイッチが動作し、インバータ1による直流ブラシ
レスモータ3の駆動が中止され、しゃ断かんはその位置
に不図示のインダクションブレーキにより保持される。
ル2−1が非励磁状態となるので、接点部2−2,2−
3では、可動接点がブレーク接点(黒丸)側へ反転す
る。同時に、インダクションブレーキが非励磁となりし
ゃ断かんは保持状態が解除され、自重下降し始める。
は、始めはゆっくりであるが徐々に速くなる。しゃ断か
んが予め設定した角度(図2では45°)に達すると、
カム4により可動接点が閉じ、直流ブラシレスモータ3
の2相のコイル3−1,3−3が接点部2−2,2−
3、電流制限抵抗5を介して短絡され、直流ブラシモー
タ3に発電制動がかかり、しゃ断かんの自重下降が急激
にゆっくりとした状態となり、下降位置に達する。
調整して、45°から0°(下降位置)までの範囲で自
由に設定できるように構成している。また電流制限抵抗
5の抵抗値を変えて自重下降特性を変えることができ
る。
下降速度が大きく、下降するにしたがって急激に下降速
度が小さくなるという、理想的な自重下降特性が得られ
る。
電気式しゃ断機において、停電時および故障時にしゃ断
かんが自重下降する際に、下降途中から制動をかけ、通
行人や車輌への衝撃力を小さくすることができ、また電
気式しゃ断機本体の機構部への衝撃による悪影響を無く
することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 しゃ断かんと、このしゃ断かんを駆動す
る直流ブラシレスモータと、当該電気式しゃ断機の停電
時および故障時に、前記直流ブラシレスモータをその駆
動電源から切り離し発電制動をかける発電制動手段とを
備えたことを特徴とする電気式しゃ断機。 - 【請求項2】 請求項1記載の電気式しゃ断機におい
て、前記しゃ断かんは、自重下降特性を調整するウェイ
トを有していないことを特徴とする電気式しゃ断機。 - 【請求項3】 請求項1記載の電気式しゃ断機におい
て、前記発電制動手段は、前記しゃ断かんが自重下降に
より設定位置に達したときに閉路する接点機構を有し、
この閉路により発電制動が開始するものであることを特
徴とする電気式しゃ断機。 - 【請求項4】 請求項3記載の電気式しゃ断機におい
て、前記接点機構は、前記しゃ断かんに連動する、動作
位置変更可能のカムにより閉路するものであることを特
徴とする電気式しゃ断機。 - 【請求項5】 請求項1記載の電気式しゃ断機におい
て、前記発電制動手段は、当該電気式しゃ断機の停電時
および故障時に非励磁となるリレーを有し、このリレー
のブレーク接点により前記直流ブラシレスモータの2相
を短絡し発電制動をかけるものであることを特徴とする
電気式しゃ断機。 - 【請求項6】 電気式しゃ断機におけるしゃ断かんの自
重下降速度調整方法であって、前記電気式しゃ断機の停
電または故障を検出する検出ステップと、この検出ステ
ップで停電または故障を検出した場合に、前記電気式し
ゃ断機をその駆動電源から切り離すステップと、前記し
ゃ断かんが自重下降により設定位置に達したとき前記電
気式しゃ断機に発電制動をかけるステップとを備えたこ
とを特徴とするしゃ断かんの自重下降特性調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09161698A JP3355477B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 電気式しゃ断機およびしゃ断かんの自重下降特性調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP09161698A JP3355477B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 電気式しゃ断機およびしゃ断かんの自重下降特性調整方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11291911A true JPH11291911A (ja) | 1999-10-26 |
JP3355477B2 JP3355477B2 (ja) | 2002-12-09 |
Family
ID=14031516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09161698A Expired - Lifetime JP3355477B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 電気式しゃ断機およびしゃ断かんの自重下降特性調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3355477B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006076466A (ja) * | 2004-09-10 | 2006-03-23 | Kyosan Electric Mfg Co Ltd | 踏切遮断機 |
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-
1998
- 1998-04-03 JP JP09161698A patent/JP3355477B2/ja not_active Expired - Lifetime
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