JP2000023489A - 踏切遮断機用srモータ - Google Patents

踏切遮断機用srモータ

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JP2000023489A
JP2000023489A JP10189015A JP18901598A JP2000023489A JP 2000023489 A JP2000023489 A JP 2000023489A JP 10189015 A JP10189015 A JP 10189015A JP 18901598 A JP18901598 A JP 18901598A JP 2000023489 A JP2000023489 A JP 2000023489A
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JP
Japan
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motor
rotor
circuit breaker
coils
coil
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Application number
JP10189015A
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English (en)
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Masuo Ito
益雄 伊藤
Tomohiko Kajiki
智彦 加冶木
Morihiro Saito
守弘 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化及び製造コストの削減が可能なものを
提供する。 【解決手段】 複数の励磁コイル21のうち特定のもの
に限定してブレーキコイル23として使用し、モータの
運転を停止したときにこれに同期してブレーキコイル2
3に通電してこのコイル23の電磁吸引力でロータ1の
回転を停止するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スイッチド・リ
ラクタンスモータ(以下、SRモータとよぶ)に係り、
特にこのSRモータの回転動作を電気的に強制停止する
ことができる踏切遮断機用SRモータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】踏切用の遮断機には、図5に示すよう
に、遮断棹100を下ろしたり起こしたりするために、
図6に示すように、ブラシレスのモータ101とブレー
キ102とを設けた構成のものが一般的に使用されてお
り、普段、列車が通過していないときには、遮断棹10
0を垂直に起こして踏切から退避させている。また、列
車の通過中には、遮断棹100を一時的に下方に水平位
置まで降ろして自動車等の通過を遮断・阻止するように
なっているが、この水平位置と垂直位置を保つために
は、モータ101の回転動作をブレーキ102で制動さ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構成のブレーキを備えた遮断機用モータにあっては、モ
ータの他にブレーキを並設してあるから、遮断機として
の装置が大型化しており、特に図6に示すように厚さが
寸法的にかさんでいる。
【0004】そこで、この発明は、上記した事情に鑑
み、小型、特に薄型化に好適であって、コストの削減を
図ることができるとともに、停電のような異常時にはフ
ェイルセーフが働いて確実に遮断棹を降ろすことができ
る安全性の極めて高い踏切遮断機用SRモータを提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この請求項1に記
載の発明は、多相電流を複数の磁極コイルに順次流し、
踏切を閉鎖するために踏切遮断機の遮断棹を列車の通過
に合わせて所定位置まで降下させる踏切遮断機用SRモ
ータであって、複数の励磁コイルのうち特定のものに限
定して保持ブレーキコイルとして使用し、モータの運転
を一時停止したときにこれに同期して前記ブレーキコイ
ルに通電し、このコイルの電磁吸引力でロータを強制的
に保持するように構成したものである。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、多相電流
を複数の磁極コイルに順次流し、踏切を閉鎖するために
踏切遮断機の遮断棹を列車の通過に合わせて所定位置ま
で降下させる踏切遮断機用SRモータであって、励磁コ
イルとは別に専用の保持ブレーキコイルをステータの凸
状部に2重巻線として設け、このコイルの電磁吸引力で
ロータを保持するように構成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施例に
ついて添付図面を参照しながら説明する。図1はこの発
明に係る踏切遮断機用SRモータを示すものであり、こ
のSRモータは、4個の突起11を有するロータ1と、
6個の凸状磁極部21にそれぞれ磁極コイル(モータ巻
線)22を有するステータ2とから構成された3相の4
−6トポロジーのものを使用しており、特にこの実施例
では、2箇所(A及びa)の凸状磁極部21に通常の巻
線とは別に、ブレーキコイル(ブレーキ巻線)23(2
3A′及び23a′)を付加してある。
【0008】即ち磁極コイル22には、各凸状磁極部2
1に、それぞれモータ巻線を巻装したものであるが、特
に互いに対向するA及びaの磁極コイルには、磁極コイ
ル22の各巻線間にブレーキコイル23を巻装してあ
る。また、図2に示すように、突起状の磁極部の元側に
磁極コイル22を巻装するとともに、先端側にブレーキ
コイル23を巻装した構成のものであってもよい。な
お、これらの磁極コイル22には、図示外の制御部の制
御により、(図示外の適宜手段で検出するロータ1の突
起部分の回転位置に応じて)互いに対向する凸状磁極部
21のコイル毎に組み分けて3相電流が順次サイクリッ
クに流れるようになっている。
【0009】即ち、例えば遮断棹が起立した状態から降
下する状態までは制御部による制御により、各励磁コイ
ルが(A,a)⇒(B,b)⇒(C,c)⇒(A,a)
⇒・・・というように、規則的に励磁動作を繰り返して
いく。これによって、励磁中の磁極コイルの磁気的吸引
力でロータ1の突起11が吸引されて所定の方向に回転
を始めるので、このロータ1を所定の範囲内で回転させ
ることにより、遮断棹を水平向きに倒すように回転させ
たり、遮断棹を垂直向きに起こして立てたりすることが
できる。
【0010】また、遮断棹が完全に水平向きになったと
ころでは、制御部からの制御によって、励磁コイル22
への給電が直ちに停止するとともに、これと同時にブレ
ーキコイル23への給電が開始される。その結果、慣性
力で回転しようとするロータ1は、励磁されたブレーキ
コイル23の近傍の突起部分11がその磁気的吸引力で
直ちに吸引・保持されるから、回転動作が強制的に停止
して遮断棹を水平に保つことができる。
【0011】次に、この発明に係る他の実施例について
説明する。図3に示す第2実施例のSRモータでは、通
常の励磁コイル22の一部(例えば励磁コイル22A,
22aのみがモータの運転停止時のブレーキコイルとし
ても兼用するようになっている。
【0012】即ち、この実施例では、各励磁コイル22
が、図4に示すように、Aとa、Bとb、Cとcの各組
ごとを単位としてそれぞれ並列に接続されており、制御
部3の制御でこれらの組の励磁コイル22に順次サイク
リックに3相電流が流れるようになっている。また、特
にこの実施例では、モータの運転停止の際には、例えば
Aaの組だけに電流が流れることによって、ブレーキコ
イルが構成されている。
【0013】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、多相電流を複数の磁極コイルに順次流して励磁・作
動し、踏切遮断機の遮断棹を列車の通過に合わせて所定
位置まで降下させ踏切を閉鎖するために使用する踏切遮
断機用SRモータであって、複数の励磁コイルのうち特
定のものに限定して保持ブレーキコイルとして使用し、
モータの運転を一時停止したときにこれに同期して前記
ブレーキコイルに通電してこのコイルの電磁吸引力でロ
ータを保持するように構成したから、小型、特に薄型化
に好都合であって、従来のブレーキロータが不要である
分、製造コストの削減が可能である。
【0014】また、この発明によれば、永久磁石を使用
していないので回路異常時でも発電しないので、フェイ
ルセーフとしても有効に機能するものであり、確実に遮
断棹を降ろすことができるから、踏切用のモータとして
安全性の高いものが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るSRモータを示す概略構成図。
【図2】同モータの要部変形例を示す拡大図。
【図3】この発明に係る他のSRモータを示す概略構成
図。
【図4】同モータの電気配線を示す説明図。
【図5】踏切遮断機を示す概略図。
【図6】従来の踏切遮断機用モータを示す概略構成図。
【符号の説明】
1 ロータ 11 突起 2 ステータ 21 凸状磁極部 22 励磁コイル 23 ブレーキコイル 3 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加冶木 智彦 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 (72)発明者 斎藤 守弘 東京都墨田区堤通1丁目19番9号 日本電 気精器株式会社内 Fターム(参考) 5H550 AA20 BB08 DD09 EE01 FF05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相電流を複数の磁極コイルに順次流
    し、踏切を閉鎖するために踏切遮断機の遮断棹を列車の
    通過に合わせて所定位置まで降下させる踏切遮断機用S
    Rモータであって、 複数の励磁コイルのうち特定のものに限定して保持ブレ
    ーキコイルとして使用し、 モータの運転を一時停止したときにこれに同期して前記
    ブレーキコイルに通電し、 このコイルの電磁吸引力でロータを強制的に保持するよ
    うに構成したことを特徴とする踏切遮断機用SRモー
    タ。
  2. 【請求項2】 多相電流を複数の磁極コイルに順次流
    し、踏切を閉鎖するために踏切遮断機の遮断棹を列車の
    通過に合わせて所定位置まで降下させる踏切遮断機用S
    Rモータであって、 励磁コイルとは別に専用の保持ブレーキコイルをステー
    タの凸状部に2重巻線として設け、 このコイルの電磁吸引力でロータを保持するように構成
    したことを特徴とする踏切遮断機用SRモータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015133892A (ja) * 2013-12-10 2015-07-23 アスモ株式会社 ブラシレスモータ及びモータ駆動制御装置
CN107888120A (zh) * 2017-12-04 2018-04-06 河海大学 悬浮力绕组锯齿波电流型的bsrm期望电流计算方法
CN108809021A (zh) * 2018-06-30 2018-11-13 淮阴工学院 一种双薄片式五自由度无轴承开关磁阻电机
CN112087182A (zh) * 2020-09-07 2020-12-15 南京邮电大学 一种宽转子齿无轴承开关磁阻电机功率变换器及控制方法

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CN107888120B (zh) * 2017-12-04 2020-07-17 河海大学 悬浮力绕组锯齿波电流型的bsrm期望电流计算方法
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