JPH05321527A - 回転ダンパー - Google Patents

回転ダンパー

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JPH05321527A
JPH05321527A JP15015992A JP15015992A JPH05321527A JP H05321527 A JPH05321527 A JP H05321527A JP 15015992 A JP15015992 A JP 15015992A JP 15015992 A JP15015992 A JP 15015992A JP H05321527 A JPH05321527 A JP H05321527A
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force
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Masatoshi Oikawa
正敏 及川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粘性流体とばねをケーシングの充填部に収納
し、粘性流体の粘性とばねのばね力との共同作用によっ
て所望の制動力を得ると共に、製品の小型化を図ること
を目的とする。 【構成】 粘性流体7の充填部1aを備えたハウジング
1及び該ハウジングを閉塞するキャップ4とからなるケ
ーシングAと、上記ケーシングの充填部から回転可能に
起立して外部に突出する回転軸2と、前記ケーシングの
充填部に収納され、一端が前記回転軸に、他端が前記ケ
ーシングの充填部内壁面に固定され、前記回転軸の一方
向の回転の際に巻き締められて復元力を蓄えるばね3と
からなり、上記ばねの周縁部と前記ケーシングとの間に
は隙間Gを形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の灰皿、小物
入れ等の開閉、家電製品のコードリールの回転、さらに
は音響製品における操作盤の前面を覆う蓋板等の開閉に
所定の制動を加え、その動作を緩やかに行わせるための
回転ダンパーに関する。
【0002】
【従来の技術】前記したような機器に使用する回転ダン
パーとしては、キャップにより閉塞されるハウジングの
充填部内に粘性流体を充填するとともに、該ハウジング
の充填部から回転可能に起立し、その回転に際して充填
部内の粘性流体を剪断するロータ軸を設けたものが広く
知られている。
【0003】しかし、上記回転ダンパーは、粘性流体の
粘性によってロータ軸の回転に制動が加わるものであっ
て、ロータ軸の回転方向の両方に対して同じ制動力が作
用する。そこで、従来は、ロータ軸の回転方向の如何に
よって制動力に差をつけるべく、例えば特公平2−17
860号公報にあるように、ばねを回転ダンパーのハウ
ジングの外部に配置してロータ軸にばね付勢を行い、何
れかの回転方向に対して前記ばねのばね力を作用させる
ようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
ばねを回転ダンパーのハウジングの外部に配置した回転
ダンパーにおいては、粘性流体の粘性とばねのばね力と
が別々に作用することから制動力の設定乃至調整が困難
であった。また、ばねがハウジングの外部に配置されて
いることから小型化が困難であるとともに、組立の作業
性も悪いという問題もあった。
【0005】本発明は前記問題点を解決しようとするも
のであって、その目的とするところは、粘性流体とばね
をケーシングの充填部に収納し、粘性粒体の粘性とばね
のばね力との共同作用によって所望の制動力を得ること
ができるとともに、可能な限りの小型化を図ることがで
きる回転ダンパーを提供することにある。
【0006】また、巻締めに対する反力が初期の数回の
巻締め時に極端に低下するばねの特性に鑑み、予めばね
を数回巻締めて所望の反力が得られるようにし、その巻
締状態を維持しつつ使用機器に取付可能な回転ダンパー
を提供することにある。
【0007】さらに、その組立時において、粘性流体の
充填部内に空気が混入してしまうことによって回転軸の
回転力にばらつきが生ずる点に鑑み、組立後の充填部内
に空気が残存しない回転ダンパーを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、本発明の回転ダ
ンパーは前記した諸々の目的を達成しようとするもので
あり、粘性流体の充填部を備えたハウジング及び該ハウ
ジングを閉塞するキャップとからなるケーシングと、上
記ケーシングの充填部から回転可能に起立して外部に突
出する回転軸と、前記ケーシングの充填部に収納され、
一端が前記回転軸に、他端が前記ケーシングの充填部内
壁面に固定され、且つ、前記回転軸の一方向の回転の際
に巻き締められて復元力を蓄えるばねとを備え、上記ば
ねの周縁部と前記ケーシングとの間には隙間を形成した
ことを特徴とするものである。また、そのような回転ダ
ンパーにおいて、キャップの外部に突出する回転軸に歯
車を装着し、該歯車の回転を、ケーシングに対して着脱
可能な仮止めクリップにより拘束可能にし、あるいは
又、ケーシング又は回転軸の少なくとも一方に、ハウジ
ングの充填部と外気とを連通する孔を形成し、回転ダン
パーの組立てに際し、前記充填部に粘性流体を充填した
後、前記孔を閉塞したことを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ
説明する。1はグリス、オイル等の粘性流体を充填する
充填部1aを備えるハウジングであり、上記充填部1a
を構成する内周壁の一部には溝1bが形成され、その底
面には穴1cが形成されている。
【0010】2は前記ハウジング1の穴1c内に下端が
位置決めされた回転軸であり、その略中間部には円形の
鍔部2aが形成され、該鍔部2aよりも下側には割り溝
部2bが形成され、一方、鍔部2aよりも上方には所定
の角軸部2cが形成されている。
【0011】なお、図5に示すように、上記角軸部2c
は上端が開口した中空状であり、その底面には鍔部2a
を貫き、前記割り溝部2bを介してハウジング1の充填
部1aと回転ダンパーの外部とを連通する空気抜き孔2
1 と、該空気抜き孔の周りを囲む周壁2c2 が形成さ
れている。そして、後述するように、上記周壁2c2
組立時には熱溶解され、前記孔2c1 を閉塞する。な
お、上記空気抜き孔については、例えば後述するキャッ
プに形成することも可能である。
【0012】3は外周端3aが前記ハウジング1の溝1
bに嵌合され、内周端3bが前記回転軸2の割り溝部2
bに挿入されたぜんまいばねであり、このぜんまいばね
には常時、外側に開くようにばね力が与えられている。
【0013】4は、前記ハウジング1の外周壁面に形成
された複数の突起1dと係合する係合片4aが形成され
たキャップであり、その中心部には前記回転軸2の角軸
部2cが挿入される孔4bが形成されている。そして、
上記キャップ4とハウジング1とによりケーシングAが
構成される。なお、5は前記ハウジング1の外周内面と
前記キャップ4との間に配置されるOリングである。
【0014】6は弾性を有する材料により製作され、上
記キャップに対して上から被さる略コ字状の仮止めクリ
ップであり、該クリップの両端にはキャップ4の外周に
形成した係合凹部4cに係止可能な爪6aが形成されて
いる。そして、上記仮止めクリップ6をキャップ4に取
り付けた場合、該仮止めクリップの下面側に形成した一
対のストッパー6bは、後述する歯車において隣接する
歯の間に突入し、当該歯車の自由回転を拘束する。
【0015】而して、上記の構成に係る回転ダンパーの
組み立てに際しては、回転軸2の割り溝部2bにばね3
の内周端3bを挿入した状態において、該回転軸2の下
端をハウジング1の穴1cに入れる。また、これと同時
に、ばね3の外周端3aをハウジング1の溝1bに嵌合
する。次いで、グリス、オイル等の粘性流体7を充填部
1a内に充填する。
【0016】その後、Oリング5をハウジング1の開口
内周面に配置するとともに、該キャップ4を、回転軸2
の角軸部2cを孔4b内に貫通させながらハウジング1
の開口部に被せる。そして、キャップ4の係合片4aを
ハウジング1の突起1dに係合することによって、キャ
ップ4とハウジング1とは一体化し、その一連の作業に
おいて、充填部1a内に混入した空気を空気抜き孔2c
1 によって外へ逃がす。その後、回転軸2の周壁2c2
を熱溶解し(図3実線)、空気抜き孔2c1 を閉塞する
ことにより、充填部1a内はばね3と粘性流体7のみに
よって満たされた密封状態となる。
【0017】なお、キャップ4をハウジング1に固定し
た状態において、ばね3の周縁部とキャップ4の下面と
の間には粘性流体7の流路を構成する隙間Gが形成され
る。また、8はキャップ4の外部に突出した回転軸2の
角軸部2cに固定され、使用機器に形成したラック等に
噛み合う歯車である。
【0018】そして、前記したように構成された本発明
の回転ダンパーのばね3は、外力を加えていない状態に
あっては、図7A,Bに示すように自身のばね力によっ
て外側に広がっている。したがって、ばね3が巻締めら
れるように歯車8を回し、所望の反力が得られるように
なったら仮止めクリップ6を上から被せて先端の爪6a
をキャップ4の係合凹部4cに係止し、ストッパー6b
を歯車8の歯間に突入させ、該歯車8の回転を拘束す
る。
【0019】さて、上記の状態において、例えば音響製
品における操作盤の前面を覆う蓋板を閉じる方向に操作
しておき、該蓋板に形成したラックに歯車8を噛み合わ
せ、仮止めクリップ6を外した後、歯車8を回転させて
ばね3を巻き込む方向に回転軸2を回転すると、ばね3
の内側にある粘性流体7は隙間Gを介して外側に徐々に
移動する。なお、このばね3の巻き込み時において、ば
ね3は一巻ずつ回転軸2に巻き取られので、粘性流体7
における粘性抵抗は比較的小さく、したがって、その設
定の如何によってはワンウェイのような使用も可能であ
る。
【0020】次に、上記のようにしてばね3を完全に巻
き込み、ばね力が十分に蓄積された状態(図8A,B)
において、前記蓋板のロックを解除すると、該蓋板、歯
車8を介して回転軸2はフリーな状態となるので、ばね
3には外側に広がろうとするばね力が働く。このとき、
ばね3が外側に広がろうとする圧力は、ばね3の外側に
ある粘性流体7に加わるので、該粘性流体7は所定の抵
抗下で図8Bに示す矢印のように隙間Gに徐々に押し出
されて内側へ移動する。
【0021】そして、ばね3が広がるにしたがって、粘
性流体7は、図9Bのようにばね3の一巻毎の間に入り
込み、最終的には取付初期の状態に戻るものであるが、
その一連の動きの中で、ばね3の広がろうとする力は隙
間Gに押し出されつつハウジング1の外側から内側へ移
動する粘性流体7の粘性抵抗で規制され、回転軸2の回
転には制動が加わり、その結果、音響製品における操作
盤の前面を覆う蓋板等は静粛に、且つ緩やかに開放す
る。
【0022】
【発明の効果】本発明は、前記したように、粘性流体と
ばねとをハウジングの充填部に封入したので、前記ばね
の内周端を固定した回転軸を回転してばねを巻き付け、
あるいは、そのばねを解放する動きに伴い、粘性流体は
ばねとケーシングとの間に形成した隙間を介して移動す
る。したがって、その移動に際して回転軸に対し所望の
制動力が与えられ、その結果、所定のダンパー効果が得
られる。
【0023】また、ばねの巻き付け方向に回転軸を回転
させる場合と、逆方向に回転させる場合とで異なった制
動力を得られると共に、ばねと粘性流体の組み合わせの
如何によって所望の制動力を得ることが可能になる。さ
らに、ばねと粘性流体とが一体的に収納されているので
ダンパーの小型化を図ることも可能になる。
【0024】また、ばねの反力(回転軸の回転力)が所
望の値に達した状態を維持しつつ使用機器に取付けるこ
とができるので、使用当初の巻締め時においてばねの反
力が低下するおそれもなく、使用感に優れた高品質の回
転ダンパーを提供することが可能になる。
【0025】さらに、上記のごとき回転ダンパーにあっ
て、ケーシング又は回転軸の少なくとも一方にハウジン
グの充填部と外気とを連通する孔を形成し、その組立に
際し、充填部内に混入した空気を外へ逃がし、その後、
孔を閉塞するようにしているので、充填部内に残存する
空気によって回転軸の回転力にむらが生ずるのを防止
し、高品質の回転ダンパーを提供することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回転ダンパーの組立状態を示す正面図
である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図1の断面平面図である。
【図5】本発明の回転ダンパーにおいて使用する回転軸
の平面図である。
【図6】同上のY−Y線断面図である。
【図7】本発明の回転ダンパーにおいて、ばねを解放し
た状態を示し、そのA図は断面平面図、B図はA図の一
部拡大側面図である。
【図8】本発明の回転ダンパーにおいて、図7の状態か
らばねを巻締め、回転軸に巻き付ける状態を示し、その
A図は断面平面図、B図はA図の一部拡大側面図であ
る。
【図9】本発明の回転ダンパーにおいて、ばねの巻き付
けが終了した状態を示し、そのA図は断面平面図、B図
はA図の一部拡大側面図である。
【符号の説明】
A ケーシング G 隙間 1 ハウジング 2 回転軸 3 ばね 4 キャップ 6 仮止めクリップ 7 粘性流体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘性流体の充填部を備えたハウジング及
    び該ハウジングを閉塞するキャップとからなるケーシン
    グと、上記ケーシングの充填部から回転可能に起立して
    外部に突出する回転軸と、前記ケーシングの充填部に収
    納され、一端が前記回転軸に、他端が前記ケーシングの
    充填部内壁面に固定され、且つ、前記回転軸の一方向の
    回転の際に巻き締められて復元力を蓄えるばねとからな
    り、上記ばねの周縁部と前記ケーシングとの間に隙間を
    形成したことを特徴とする回転ダンパー。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転ダンパーにおい
    て、キャップの外部に突出する回転軸に歯車を装着し、
    該歯車の回転を、ケーシングに対して着脱可能な仮止め
    クリップにより拘束可能にしたことを特徴とする回転ダ
    ンパー。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の回転ダンパーにおい
    て、ハウジングの充填部と外気とを連通する孔をケーシ
    ング又は回転軸の少なくとも一方に形成し、回転ダンパ
    ーの組立後、前記孔を閉塞したことを特徴とする回転ダ
    ンパー。
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