JPH05321440A - 取付金具を具備した天然石パネル - Google Patents
取付金具を具備した天然石パネルInfo
- Publication number
- JPH05321440A JPH05321440A JP16983492A JP16983492A JPH05321440A JP H05321440 A JPH05321440 A JP H05321440A JP 16983492 A JP16983492 A JP 16983492A JP 16983492 A JP16983492 A JP 16983492A JP H05321440 A JPH05321440 A JP H05321440A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- stone
- natural stone
- hole
- stone panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 建物内外装の天然石材並びに天然石張工法に
おいて、品質の向上,施工性,経済性及び構造的信頼性
を高めるために、天然石パネル自体が取付機能を持ち、
かつ下地躯体の材質に応じて石材取付金具が選択できる
「取付金具を具備した天然石パネル」を提供する。 【構成】 天然石1に形成した孔2に充填した樹脂及び
硬化剤等のグラウト材3により、孔に埋設する雌ねじカ
プラーもしくはボルト等の取付金具4と天然石とを一体
化する。
おいて、品質の向上,施工性,経済性及び構造的信頼性
を高めるために、天然石パネル自体が取付機能を持ち、
かつ下地躯体の材質に応じて石材取付金具が選択できる
「取付金具を具備した天然石パネル」を提供する。 【構成】 天然石1に形成した孔2に充填した樹脂及び
硬化剤等のグラウト材3により、孔に埋設する雌ねじカ
プラーもしくはボルト等の取付金具4と天然石とを一体
化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内外装の天然石材
並びに天然石張工法に関するものである。
並びに天然石張工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な石張工法には、湿式工法
と乾式工法がある。
と乾式工法がある。
【0003】湿式工法は、天然石板を下地躯体(コンク
リート及び鉄骨等)へ石材取付用金物で石を固定し、裏
面へモルタルを一部及び全面に充填し張り上げる。
リート及び鉄骨等)へ石材取付用金物で石を固定し、裏
面へモルタルを一部及び全面に充填し張り上げる。
【0004】乾式工法は、天然石板を下地躯体へ石材取
付用金物のみで石を固定し張り上げる。
付用金物のみで石を固定し張り上げる。
【0005】上記二つの工法で使用する石材取付用金物
は、天然石板に設けた溝にかぎ型で引っかける石引金物
と、石引金物を下地躯体に取り付ける二次金物から構成
されている。
は、天然石板に設けた溝にかぎ型で引っかける石引金物
と、石引金物を下地躯体に取り付ける二次金物から構成
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来技術には、次のような問題点があった。
来技術には、次のような問題点があった。
【0007】天然石板を裏面にモルタルを充填して張る
工法は、下地コンクリート躯体の乾燥収縮に伴うひび割
れの発生、裏面モルタルのアルカリ成分流出による石仕
上げ面の汚損及び、施工が複雑である。
工法は、下地コンクリート躯体の乾燥収縮に伴うひび割
れの発生、裏面モルタルのアルカリ成分流出による石仕
上げ面の汚損及び、施工が複雑である。
【0008】天然石板を石材取付用金物で下地躯体へ取
り付ける工法は、石引き金物を引っかける石材の溝部の
破壊及び、石材溝部の石引金物からの抜けなどがある。
り付ける工法は、石引き金物を引っかける石材の溝部の
破壊及び、石材溝部の石引金物からの抜けなどがある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、取付金具を
具備した天然石パネルを開発した事により、前記問題点
を解決するものである。
具備した天然石パネルを開発した事により、前記問題点
を解決するものである。
【0010】
【実施例】ここで、本発明の取付金具を具備した天然石
パネルの一実施例を、図1及び図2に基づいて説明す
る。
パネルの一実施例を、図1及び図2に基づいて説明す
る。
【0011】取付金具を具備した天然石パネルは、天然
石パネル1にドリル等で形成した孔2と取付金具用雌ね
じカプラーもしくはくぎ,ボルト等の石材取付金具4の
間に樹脂及び硬化剤等のグラウト材3を隙間なく充填す
る事により、天然石パネル1と石材取付金具4及びグラ
ウト材3を一体化する。
石パネル1にドリル等で形成した孔2と取付金具用雌ね
じカプラーもしくはくぎ,ボルト等の石材取付金具4の
間に樹脂及び硬化剤等のグラウト材3を隙間なく充填す
る事により、天然石パネル1と石材取付金具4及びグラ
ウト材3を一体化する。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る取付金具を具備した天然石
パネルには、次のような特有の効果がある。
パネルには、次のような特有の効果がある。
【0013】天然石パネル自体が取付機能を持ち、か
つ、下地躯体の材種に応じて取付金具を選択する事によ
り、容易かつ確実に石張りできる。
つ、下地躯体の材種に応じて取付金具を選択する事によ
り、容易かつ確実に石張りできる。
【0014】取付金具をくぎとする事により、これまで
に例のなかった、かなづち打撃による木製下地への石張
りが可能となる。
に例のなかった、かなづち打撃による木製下地への石張
りが可能となる。
【0015】高強度で密実なグラウト材が孔を補強し、
かつ、天然石と石材取付金具とを一体構造にするため、
孔の破壊及び石材取付金具の抜けが防止できる。
かつ、天然石と石材取付金具とを一体構造にするため、
孔の破壊及び石材取付金具の抜けが防止できる。
【0016】モルタルの充填,複雑な現場施工及び特殊
な技術が必要でなくなり、石材仕上げ面の汚損防止や施
工の省力化が図られる。
な技術が必要でなくなり、石材仕上げ面の汚損防止や施
工の省力化が図られる。
【0017】経済性の向上が図られる。
【図1】本発明の取付金具を具備した天然石パネルの金
具取付部の平面図である。
具取付部の平面図である。
【図2】本発明の取付金具を具備した天然石パネルの金
具取付部の断面図である。
具取付部の断面図である。
1 天然石パネル 2 天然石パネルにドリル等で形成した孔 3 孔に充填した樹脂及び硬化剤等のグラウト材 4 孔に埋設する取付金具用雌ねじカプラーもしくはく
ぎ,ボルト等の石材取付金具
ぎ,ボルト等の石材取付金具
Claims (1)
- 【請求項1】 天然石に形成した孔に充填した樹脂及び
硬化剤等のグラウト材により、孔に埋設する雌ねじカプ
ラーもしくはボルト等の取付金具と天然石とを一体化し
てなる事を特徴とする取付金具を具備した天然石パネル
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16983492A JPH05321440A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 取付金具を具備した天然石パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16983492A JPH05321440A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 取付金具を具備した天然石パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05321440A true JPH05321440A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15893789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16983492A Pending JPH05321440A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 取付金具を具備した天然石パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05321440A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10317639A (ja) * | 1997-05-21 | 1998-12-02 | Kyoei Nakamura Kensetsu:Kk | 石材製パネルおよびこの石材製パネルを用いた壁構造 |
JP2008002223A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | 部材固定用ブラケット及び取付構造 |
KR20080082223A (ko) * | 2007-03-08 | 2008-09-11 | 도준호 | 건축물 외장재 및 그 시공방법 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP16983492A patent/JPH05321440A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10317639A (ja) * | 1997-05-21 | 1998-12-02 | Kyoei Nakamura Kensetsu:Kk | 石材製パネルおよびこの石材製パネルを用いた壁構造 |
JP2008002223A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd | 部材固定用ブラケット及び取付構造 |
KR20080082223A (ko) * | 2007-03-08 | 2008-09-11 | 도준호 | 건축물 외장재 및 그 시공방법 |
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