JPH05321388A - 小梁カバーおよび下り天井パネルの施工法 - Google Patents
小梁カバーおよび下り天井パネルの施工法Info
- Publication number
- JPH05321388A JPH05321388A JP4126090A JP12609092A JPH05321388A JP H05321388 A JPH05321388 A JP H05321388A JP 4126090 A JP4126090 A JP 4126090A JP 12609092 A JP12609092 A JP 12609092A JP H05321388 A JPH05321388 A JP H05321388A
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- runner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物の小梁カバーおよび下り天井パネルの施
工を簡略化して、一般の作業員でも能率よく施工できる
ようにすること。 【構成】 建物の躯体に形成された小梁２の両側の天井
面１ａの所定の位置に上部ランナー１３を取り付け、リ
ブ付き梁側パネル１６の上縁部を前記上部ランナー１３
に固定してから、リブ付き梁底パネル１７を前記梁側パ
ネル１６の下縁部間にあてがって固定する。
工を簡略化して、一般の作業員でも能率よく施工できる
ようにすること。 【構成】 建物の躯体に形成された小梁２の両側の天井
面１ａの所定の位置に上部ランナー１３を取り付け、リ
ブ付き梁側パネル１６の上縁部を前記上部ランナー１３
に固定してから、リブ付き梁底パネル１７を前記梁側パ
ネル１６の下縁部間にあてがって固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の躯体の天井面に
突設された小梁を覆うための小梁カバー、および天井面
と壁面との間に設けられる下り天井パネルの施工法に関
するものである。
突設された小梁を覆うための小梁カバー、および天井面
と壁面との間に設けられる下り天井パネルの施工法に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】図５および図６は従来の小梁カバー、お
よび下り天井パネルの一例を示すもので、図中１は建物
の躯体の天井で、１ａは天井面、２は天井面１ａより下
方へ突出する小梁、３は壁面である。
よび下り天井パネルの一例を示すもので、図中１は建物
の躯体の天井で、１ａは天井面、２は天井面１ａより下
方へ突出する小梁、３は壁面である。
【０００３】図５の小梁カバーは、まず天井面１ａより
吊り具４を介して木製角材からなる下地材５、６を井桁
状に枠組みし、その下面に天井パネル７を取り付けて
後、小梁２の側面および底面を覆うように下地材５、６
で下地を組み付け、ついでその表面に梁側パネル８と、
梁底パネル９を取り付けたものである。
吊り具４を介して木製角材からなる下地材５、６を井桁
状に枠組みし、その下面に天井パネル７を取り付けて
後、小梁２の側面および底面を覆うように下地材５、６
で下地を組み付け、ついでその表面に梁側パネル８と、
梁底パネル９を取り付けたものである。
【０００４】図６の下り天井パネルは、前記したよう
に、天井面１ａより短い吊り具４を介して下地材５、６
を枠組みして、その下面に天井パネル７を取り付けて
後、小梁２の側面に沿って下地材５、６を枠組みすると
共に、その表面に梁側パネル８を取り付け、他方天井面
１ａより長い吊り具１０を介して、小梁２の下方の前記
梁側パネル８の下縁部と、それと同じレベルの壁面３と
の間に、下地材５、６による枠組みを水平に設けて、そ
の下面に下り天井パネル１１を取り付けたものである。
に、天井面１ａより短い吊り具４を介して下地材５、６
を枠組みして、その下面に天井パネル７を取り付けて
後、小梁２の側面に沿って下地材５、６を枠組みすると
共に、その表面に梁側パネル８を取り付け、他方天井面
１ａより長い吊り具１０を介して、小梁２の下方の前記
梁側パネル８の下縁部と、それと同じレベルの壁面３と
の間に、下地材５、６による枠組みを水平に設けて、そ
の下面に下り天井パネル１１を取り付けたものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】図５および図６に示し
た従来の施工法は、下地材５、６を枠組みすると共に、
これを所定の位置に正しく取り付けなければならないた
め、大工等の専門職で、しかも技能レベルの高い熟練者
を必要とするため、作業員の確保がむずかしい上に、工
費も嵩むという問題点があった。
た従来の施工法は、下地材５、６を枠組みすると共に、
これを所定の位置に正しく取り付けなければならないた
め、大工等の専門職で、しかも技能レベルの高い熟練者
を必要とするため、作業員の確保がむずかしい上に、工
費も嵩むという問題点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、梁カバーの施工法として、建物
の躯体に形成された小梁の両側の天井面の所定の位置に
上部ランナーを取り付け、リブ付き梁側パネルの上縁部
を前記上部ランナーに固定してから、リブ付き梁底パネ
ルを前記梁側パネルの下縁部間にあてがって固定する。
ため本発明においては、梁カバーの施工法として、建物
の躯体に形成された小梁の両側の天井面の所定の位置に
上部ランナーを取り付け、リブ付き梁側パネルの上縁部
を前記上部ランナーに固定してから、リブ付き梁底パネ
ルを前記梁側パネルの下縁部間にあてがって固定する。
【０００７】また下り天井パネルの施工法として、建物
の躯体の天井面の所定の位置に上部ランナーを取り付
け、この上部ランナーにリブ付き垂直パネルの上縁部を
固定し、この垂直パネルの下縁と同じレベルの壁面にラ
ンナーを取り付け、このランナーと前記垂直パネルの下
縁部間にリブ付き水平パネルをあてがって固定する。
の躯体の天井面の所定の位置に上部ランナーを取り付
け、この上部ランナーにリブ付き垂直パネルの上縁部を
固定し、この垂直パネルの下縁と同じレベルの壁面にラ
ンナーを取り付け、このランナーと前記垂直パネルの下
縁部間にリブ付き水平パネルをあてがって固定する。
【０００８】
【作用】上述のように本発明によれば、リブ付きパネル
を使用することにより、従来のような枠組みした下地組
は不要になり、施工を著しく簡略化することができるか
ら、従来必要とした大工等の専門職の熟練者でない一般
の作業員でも容易に施工でき、しかも施工時間を短縮す
ることができる。
を使用することにより、従来のような枠組みした下地組
は不要になり、施工を著しく簡略化することができるか
ら、従来必要とした大工等の専門職の熟練者でない一般
の作業員でも容易に施工でき、しかも施工時間を短縮す
ることができる。
【０００９】
【実施例】以下、図１〜図４について本発明の実施例を
説明する。図中前記符号と同一の符号は同等のものを示
している。
説明する。図中前記符号と同一の符号は同等のものを示
している。
【００１０】図１および図２は、本発明の小梁カバーの
施工法の一実施例を示すもので、これは、建物の躯体に
形成された小梁２の両側の天井面１ａの所定の位置に、
短い角材からなる多数のパッキン１２を介して上部ラン
ナー１３を取り付け、ついで図１に示すように、小梁２
の小口の両側において、板状の梁受け１４を所定の位置
にそれぞれ取り付け、これらの梁受け１４に角材製の梁
横ランナー１５をそれぞれ取り付ける。
施工法の一実施例を示すもので、これは、建物の躯体に
形成された小梁２の両側の天井面１ａの所定の位置に、
短い角材からなる多数のパッキン１２を介して上部ラン
ナー１３を取り付け、ついで図１に示すように、小梁２
の小口の両側において、板状の梁受け１４を所定の位置
にそれぞれ取り付け、これらの梁受け１４に角材製の梁
横ランナー１５をそれぞれ取り付ける。
【００１１】また、複数個のリブ１６ａを裏面に配設し
たリブ付き梁側パネル１６の上縁部を前記上部ランナー
１３に固定してから、リブ１７ａを両側縁部に固着した
リブ付き梁底パネル１７を前記梁側パネル１６の下縁部
間にあてがって固定する。
たリブ付き梁側パネル１６の上縁部を前記上部ランナー
１３に固定してから、リブ１７ａを両側縁部に固着した
リブ付き梁底パネル１７を前記梁側パネル１６の下縁部
間にあてがって固定する。
【００１２】図３および図４は、本発明の下り天井パネ
ルの施工法の一実施例を示すもので、これは、建物の躯
体の天井面１ａの所定の位置（本実施例では、小梁２の
一側方の所定の位置）に、短い角材からなる多数のパッ
キン１２を介して上部ランナー１３を取り付け、ついで
図３に示すように、ベニヤ板製の天井受け１８を上部ラ
ンナー１３の下方の壁面に垂直に取り付けると共に、小
梁２の底面の下方の壁面およびこれと同じレベルの壁面
３に水平に取り付け、これら各天井受け１８に角材製の
天井周囲ランナー１９を取り付ける。
ルの施工法の一実施例を示すもので、これは、建物の躯
体の天井面１ａの所定の位置（本実施例では、小梁２の
一側方の所定の位置）に、短い角材からなる多数のパッ
キン１２を介して上部ランナー１３を取り付け、ついで
図３に示すように、ベニヤ板製の天井受け１８を上部ラ
ンナー１３の下方の壁面に垂直に取り付けると共に、小
梁２の底面の下方の壁面およびこれと同じレベルの壁面
３に水平に取り付け、これら各天井受け１８に角材製の
天井周囲ランナー１９を取り付ける。
【００１３】つぎに、小梁２の一側において垂直に設け
た天井周囲ランナー１９の下端間に、角材製のコーナー
ランナー２０をかけ渡すと共に、このコーナーランナー
２０と前記上部ランナー１３との間を複数本（本実施例
では３本）の補強ポスト２１で連結して補強する。また
前記コーナーランナー２０の側面に補強ランナー２２を
固着すると共に、この補強ランナー２２と、壁面３に取
り付けた天井周囲ランナー１９との間を複数本（本実施
例では３本）の天井ランナー２３により連結し、必要が
あれば、この天井ランナー２３の途中を吊り金具２４を
介して天井面１ａと連結する。
た天井周囲ランナー１９の下端間に、角材製のコーナー
ランナー２０をかけ渡すと共に、このコーナーランナー
２０と前記上部ランナー１３との間を複数本（本実施例
では３本）の補強ポスト２１で連結して補強する。また
前記コーナーランナー２０の側面に補強ランナー２２を
固着すると共に、この補強ランナー２２と、壁面３に取
り付けた天井周囲ランナー１９との間を複数本（本実施
例では３本）の天井ランナー２３により連結し、必要が
あれば、この天井ランナー２３の途中を吊り金具２４を
介して天井面１ａと連結する。
【００１４】つぎに、複数の縦リブ２５ａ（図４参照）
を裏面に配設したリブ付き垂直パネル２５の上縁部を前
記上部ランナー１３に固定すると共に、パネル２５の下
縁部をコーナーランナー２０に固定する。つぎに帯板状
のコーナーベニヤ２６をコーナーランナー２０の下面と
垂直パネル２５の下端縁に接合すると共に、裏面にリブ
２７ａを適当な間隔で配設した各種サイズのリブ付き水
平パネル２７をランナー１９、２０、２２、２３の下面
にあてがって固定する。なお図３に示す２８は水平パネ
ル２７のカット部分である。
を裏面に配設したリブ付き垂直パネル２５の上縁部を前
記上部ランナー１３に固定すると共に、パネル２５の下
縁部をコーナーランナー２０に固定する。つぎに帯板状
のコーナーベニヤ２６をコーナーランナー２０の下面と
垂直パネル２５の下端縁に接合すると共に、裏面にリブ
２７ａを適当な間隔で配設した各種サイズのリブ付き水
平パネル２７をランナー１９、２０、２２、２３の下面
にあてがって固定する。なお図３に示す２８は水平パネ
ル２７のカット部分である。
【００１５】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、リブ付き
パネルを使用することにより、従来のような枠組みした
下地組は不要になり、施工を著しく簡略化することがで
きるから、従来必要とした大工等の専門職の熟練者でな
い一般の作業員でも容易に施工でき、しかも施工時間を
短縮することができるというすぐれた効果が得られる。
パネルを使用することにより、従来のような枠組みした
下地組は不要になり、施工を著しく簡略化することがで
きるから、従来必要とした大工等の専門職の熟練者でな
い一般の作業員でも容易に施工でき、しかも施工時間を
短縮することができるというすぐれた効果が得られる。
【図１】本発明の小梁カバーの施工法を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】図１の組み立て状態を示す立断面図である。
【図３】本発明の下り天井パネルの施工法を示す斜視図
である。
である。
【図４】図３の組み立て状態を示す立断面図である。
【図５】従来の小梁カバーの立断面図である。
【図６】従来の下り天井の立断面図である。
【符号の説明】 １ 天井 １ａ 天井面 ２ 小梁 ３ 壁面 ４ 吊り具 ５、６ 下地材 ７ 天井パネル ８ 梁側パネル ９ 梁底パネル １０ 吊り具 １１ 下り天井パネル １２ パッキン １３ 上部ランナー １４ 梁受け １５ 梁横ランナー １６ 梁側パネル １６ａ リブ １７ 梁底パネル １７ａ リブ １８ 天井受け １９ 天井周囲ランナー ２０ コーナーランナー ２１ 補強ポスト ２２ 補強ランナー ２３ 天井ランナー ２４ 吊り金具 ２５ 垂直パネル ２５ａ 縦リブ ２６ コーナーベニヤ ２７ 水平パネル ２８ カット部分
Claims (2)
- 【請求項１】 建物の躯体に形成された小梁の両側の天
井面の所定の位置に上部ランナーを取り付け、リブ付き
梁側パネルの上縁部を前記上部ランナーに固定してか
ら、リブ付き梁底パネルを前記梁側パネルの下縁部間に
あてがって固定したことを特徴とする小梁カバーの施工
法。 - 【請求項２】 建物の躯体の天井面の所定の位置に上部
ランナーを取り付け、この上部ランナーにリブ付き垂直
パネルの上縁部を固定し、この垂直パネルの下縁と同じ
レベルの壁面にランナーを取り付け、このランナーと前
記垂直パネルの下縁部間にリブ付き水平パネルをあてが
って固定したことを特徴とする下り天井パネルの施工
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4126090A JPH05321388A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 小梁カバーおよび下り天井パネルの施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4126090A JPH05321388A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 小梁カバーおよび下り天井パネルの施工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05321388A true JPH05321388A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14926359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4126090A Pending JPH05321388A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 小梁カバーおよび下り天井パネルの施工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05321388A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08128134A (ja) * | 1994-11-01 | 1996-05-21 | Kuwashiro Giken Kogyosha:Kk | 間仕切壁および天井の下地の構造 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP4126090A patent/JPH05321388A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08128134A (ja) * | 1994-11-01 | 1996-05-21 | Kuwashiro Giken Kogyosha:Kk | 間仕切壁および天井の下地の構造 |
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