JPH05320566A - 水系塗料用樹脂 - Google Patents

水系塗料用樹脂

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JPH05320566A
JPH05320566A JP12504492A JP12504492A JPH05320566A JP H05320566 A JPH05320566 A JP H05320566A JP 12504492 A JP12504492 A JP 12504492A JP 12504492 A JP12504492 A JP 12504492A JP H05320566 A JPH05320566 A JP H05320566A
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Yasuyuki Takeda
恭幸 武田
Shiyuuya Shinohara
周也 篠原
Yoshinori Ishida
良則 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、密着性、耐水性、可撓性等に優れた
塗膜を形成する遊離カルボキシル基含有樹脂含有水系塗
料用樹脂に関する。 【構成】エポキシ樹脂とリン酸エステルとを反応させて
得られる反応生成物に、酸価が30〜150mgKOH
/gになるのに充分な量の無水ポリカルボン酸を付加さ
せた遊離カルボキシル基含有樹脂よりなる水系塗料用樹
脂である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密着性、耐水性、可撓
性等に優れた塗膜を形成する遊離カルボキシル基含有樹
脂よりなる水系塗料用樹脂に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりエポキシ樹脂を水系塗料用樹脂
として使用するため種々の方法が提案されている。例え
ば無水ポリカルボン酸によりカルボキシル基を導入した
エポキシ樹脂や、エポキシ樹脂とリン酸類とを反応させ
たエポキシホスフェ−ト含有樹脂などがある。しかしカ
ルボキシル基含有エポキシ樹脂含有水系塗料より得られ
る塗膜は、耐水性及び密着性の改善が十分ではなく、ま
た、エポキシホスフェ−ト含有樹脂よりなる水系塗料を
アミノ樹脂またはフェノ−ル樹脂で硬化させた時に良好
な塗膜物性が得られるが、水系塗料としての保存寿命が
劣るため有効に利用するのが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは貯蔵安定
性が良好で、得られる塗膜が耐水性、密着性及び可撓性
に優れる水性エポキシ樹脂を見出すべく鋭意検討を重ね
た結果、本発明を完成するに至ったもので、本発明の目
的は耐水性、密着性及び可撓性に優れた塗膜を形成する
水性塗料用樹脂を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、エポキ
シ樹脂とリン酸エステルとを反応させて得られる反応生
成物(リン酸エステル変性エポキシ樹脂)に、酸価が30
〜150mgKOH/gになるのに充分な量の無水ポリ
カルボン酸を付加させた遊離カルボキシル基含有樹脂よ
りなる水系塗料用樹脂である。
【0005】すなわち、本願発明においては、エポキシ
樹脂のエポキシ基とリン酸エステルの水酸基とを反応さ
せてリン酸エステル変性エポキシ樹脂とし、リン酸エス
テル変性エポキシ樹脂の水酸基にポリカルボン酸のカル
ボキシル基を反応させてエステル結合させると共に遊離
カルボキシル基を含有する樹脂とするのであって、リン
酸エステル変性エポキシ樹脂の酸価が10mgKOH/
g以下で、かつ、リン含有量が2〜8%であることが好
ましく、得られた遊離カルボキシル基含有樹脂にアミン
等の塩基性化合物を作用させて遊離カルボキシル基の一
部もしくは全部を中和することによって水溶性の樹脂と
するのである。
【0006】本願発明について詳細に説明する。本発明
に用いられるエポキシ樹脂としては2官能エポキシ化合
物を主体とするものであれば良く、更に、1官能又は多
官能のエポキシ化合物を混合しても良い。しかし、1官
能のエポキシ化合物が多いと分子量の増大が停止して高
分子量とはなりにくく、また、3官能以上のエポキシ化
合物が多くなるとゲル化するため、2官能のエポキシ化
合物を80wt%以上とするのが好ましい。本発明に用
いられるエポキシ樹脂の種類としては、グリシジルエ−
テル型、グリシジルエステル型、グリシジルアミン型、
脂環式エポキシ型、及びこれらを変性して得られるグリ
シジルエ−テルエステル型グリシジルエ−テルアミン
型、ヒダントイン型等のエポキシ樹脂、更にポリエステ
ル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリブタジ
エン樹脂等を2官能又は多官能エポキシ化合物と反応さ
せて樹脂骨格中にエポキシ基を導入したものも本発明の
エポキシ樹脂として使用することができる。
【0007】本発明に用いられるエポキシ樹脂は、好ま
しくはグリシジルエ−テル型で、特にビスフェノ−ルA
のジグリシジルエ−テルが好ましい。エポキシ樹脂の分
子量範囲としては340から10,000程度のものま
で使用できるが、分子量が大きいとリン酸エステル変性
化合物のリン含有量が低下し、本発明の効果が薄れるた
め、好ましくは340から2,000程度である。
【0008】本発明に使用される好ましいリン酸エステ
ルとしてはモノヒドロオキシリン酸ジエステルが望まし
いが、ジヒドロオキシリン酸モノエステルとの混合物も
使用することができる。リン酸エステルの例としてはジ
ブチルホスフェ−ト、ジオクチルホスフェ−ト、モノイ
ソデシルホスフェ−ト、ジ(2−エチルヘキシル)ホス
フェ−ト、エチルアシッドホスフェ−ト、ブチルアシッ
ドホスフェ−ト、イソプロピルアシッドホスフェ−ト、
イソデシルアシッドホスフェ−ト、トリデカノ−ルアシ
ッドホスフェ−ト、ブトキシエチルアシッドホスフェ−
ト、2−エチルヘキシルアシッドホスフェ−ト、β−ク
ロロエチルアシッドホスフェ−ト、ヘプチルアシッドホ
スフェ−ト、(2−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト)
アシッドホスフェ−ト等が挙げられるがこれらに限定さ
れるものではない。
【0009】本発明のエポキシ樹脂にリン酸エステルを
付加する反応は、エポキシ樹脂1.0モルに対してリン
酸エステル0.2〜0.9モルで行うことが好ましい。
0.2モル以下の場合にはリン含有量が少なくなり、
0.9モル以上では未反応のリン酸エステルが残って酸
価が高くなるためである。また反応温度は50〜150
℃好ましくは80〜120℃で、加熱したエポキシ樹脂
中にリン酸エステルを30分〜2時間で徐々に加えて、
酸価が10mgKOH/g以下になるように更に1〜1
0時間反応させる。尚、当該付加物のリン含有量は2〜
8%とするのが好ましく、2%以下では塗膜の密着性及
び加工性が劣り、8%より多くしてもそれ程良くはなら
ない。また、酸価が10mgKOH/g以上になると水
系塗料用組成物としての貯蔵安定性が劣るため、酸価は
10mgKOH/g以下好ましくは5mgKOH/g以
下になるようにして反応する。
【0010】また、反応は無溶剤で行うのが好ましい
が、非反応性の溶剤を用いても良くケトン系、エステル
系、エ−テル系の溶剤が使用できる。反応後にエポキシ
基が多く残存すると無水ポリカルボン酸を付加する際に
ゲル化する場合があるため、反応後のオキシラン酸素含
有量を0.4%以下とするのが好ましいが、0.4%以
上の場合にはアルキルフェノ−ル、3級脂肪酸、モノカ
ルボン酸等と反応させて0.4%以下にしても良い。
【0011】本発明の樹脂に使用される無水ポリカルボ
ン酸としては無水トリメリット酸、無水コハク酸、無水
メチレンコハク酸、無水フタル酸、無水マレイン酸、無
水メチルハイミック酸、無水メチルエンドメチレンテト
ラヒドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ドデセ
ニル無水コハク酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチル
ヘキサヒドロ無水フタル酸等の脂肪族、芳香族又は脂環
式ジカルボン酸の無水物が挙げられるが、特に好ましい
ものは無水トリメリット酸である。
【0012】本発明の無水ポリカルボン酸の使用量は樹
脂を中和した時に充分な水溶性又は水分散性が得られる
ように酸価は30mgKOH/g以上、より好ましくは
40mgKOH/g以上となる量とし、酸価が大きすぎ
ると塗膜特性が低下するため150mgKOH/g以
下、より好ましくは100mgKOH/g以下となる量
で使用され、前記エポキシ樹脂とリン酸エステルとの反
応物に加えて60〜150℃好ましくは80〜120℃
で1〜8時間反応させる。尚、無水ポリカルボン酸はメ
チルエチルケトンのような揮発性不活性溶媒中の溶液と
して徐々に添加しても良い。また、塗料用組成物として
の良好な保存寿命を確保するために、未反応の無水物基
が残存しないように十分に反応を行う必要がある。これ
らの条件下で無水物基は前記反応物の水酸基と反応し一
個の遊離カルボキシル基を含むハ−フエステル樹脂(遊
離カルボキシル基含有樹脂という)を形成する。
【0013】本発明で得た遊離カルボキシル基含有樹脂
より水性塗料組成物を生成させるには、前記遊離カルボ
キシル基含有樹脂を必要に応じて有機溶剤に溶解してか
ら塩基性化合物を添加してカルボキシル基を部分的にあ
るいは全部を中和すれば良い。 使用できる有機溶剤と
してはアルキルアルコ−ル系、エ−テルアルコ−ル系、
エ−テルエステル系等の親水性の有機溶剤が好ましい。
また使用できる塩基性化合物としては例えばトリエチル
アミン、トリエタノ−ルアミン、モノメチルアミン、モ
ノエチルアミン、モノメタノ−ルアミンジメタノ−ルア
ミン、トリメタノ−ルアミン等が挙げられるが特に好ま
しくはジメチルエタノ−ルアミンである。
【0014】上記のようにして得られる本発明の水性エ
ポキシ樹脂はメラミン樹脂、尿素樹脂、ブロックイソシ
アネ−ト樹脂、フェノ−ル樹脂等の水分散性の架橋性樹
脂や必要に応じて他の水分散性または水溶性樹脂、例え
ばアルキッド樹脂やポリエステル樹脂及びアクリル樹脂
等を添加混合して加熱硬化させる。更に本発明の組成物
には必要に応じて着色顔料、防錆顔料、タレ防止剤、表
面調整剤等の各種添加剤を用いることができる。かくし
て得られた本発明の水系塗料用組成物は従来の組成物に
比して保存安定性に優れ、更に得られた塗膜は耐水性、
密着性及び加工性に優れたものになる。以下、実施例に
よって本発明を具体的に説明するが、もちろんこの例の
みに限定されるものではない。尚、「部」は特に断らな
い限り重量部である。
【0015】
【実施例】実施例1 撹拌機、温度計、還流冷却器を備えた反応容器にYD−
128(東都化成社製ビスフェノ−ルA型液状エポキシ
樹脂、エポキシ当量=186g/eq)280gを入
れ、100℃に加熱した後ジブチルホスフェ−ト(酸価
=264.6mgKOH/g)227gを1時間で滴下
し、更に1時間反応して酸価=4mgKOH/g、オキ
シラン酸素含有量=0.32%、リン含有量=6.5
%、数平均分子量=約1500の生成物を得た。更に無
水トリメリット酸58gを加え温度を100℃に保持し
て2時間反応を行い、酸価61mgKOH/gのカルボ
キシル基含有樹脂を得た。次にエチレングリコ−ルモノ
ブチルエ−テルを125g加えて80℃で溶解した後、
ジメチルエタノ−ルアミン60.2gを30分で滴下し
てからイオン交換水500gを添加して、PH=8.
0、粘度=780cps/25℃、樹脂分=50%、溶
剤分=10%、水分=40%の無色透明な水溶性樹脂を
得た。水溶性アクリル樹脂としてアルマテックスWA9
11(三井東圧化学社製)のジメチルエタノ−ルアミン
中和物を固形分として33.33部、チタンとしてタイ
ペ−クR830(石原産業社製)を53.33部、アミ
ノ樹脂としてサイメル303とサイメル1123(三井
サイアナミッド社製)の当量配合物を13.34部、前
記の水溶性樹脂を固形分で10部、芳香族スルホン酸系
触媒として4040(三井サイアナミッド社製)を0.
3部加えて、実施例1の塗料を得た。
【0016】実施例2 実施例1と同様の反応容器内に前記のYD−128を2
80g入れて100℃に加熱後、前記のジブチルホスフ
ェ−ト207gを1時間で滴下し更に2時間反応して酸
価=1mgKOH/g、オキシラン酸素含有量=0.8
2%、リン含有量=6.2%、数平均分子量=約100
0の生成物を得た。更にパラタ−シャリ−ブチルフェノ
−ルを36gと触媒として2エチル4メチルイミダゾ−
ルの10%メタノ−ル溶液を0.3g加えて170℃で
4時間反応を行い、オキシラン酸素含有量=0.1%の
生成物を得た。更に無水トリメット酸93gを加え10
0℃に保持して3時間反応を行い、酸価88mgKOH
/gのカルボキシル基含有生成物を得た。次にエチレン
グリコ−ルモノブチルエ−テルを142g加えて80℃
で溶解した後ジメチルエタノ−ルアミン94.7gとイ
オン交換水569gを添加して、PH=7.6、粘度=
500cps/25℃、樹脂分=50%、溶剤分=10
%、水分=40%の無色透明な水溶性樹脂を得た。次に
実施例1と同様の方法で塗料化し、実施例2の塗料を得
た。
【0017】比較例1 実施例1の塗料化条件で水性エポキシ樹脂を加えない方
法で塗料化し比較例1の塗料を得た。 比較例2 実施例1と同様の反応容器内にYD−128、100g
とYD−011(東都化成社製ビスフェノ−ルA型固形
エポキシ樹脂、エポキシ当量=475g/eq)100
gを入れ、150℃に加熱後、ステアリン酸208g、
触媒としてトリフェニルホスフィン0.3gを加えて1
50℃で4時間反応を行った後、無水トリメリット酸5
1.1gを加え2時間反応を行ってオキシラン酸素含有
量=0.1%、数平均分子量=約1100、酸価=65
mgKOH/gの生成物を得た。次にエチレングリコ−
ルモノブチルエ−テルを92g加えて80℃で溶解した
後、ジメチルエタノ−ルアミン52.2gとイオン交換
水409gを添加して、PH=7.8、粘度=2300
0cps/25℃、樹脂分=50%、溶剤分=10%、
水分=40%の無色透明な水溶性樹脂を得た。以下実施
例1と同様の方法で塗料化し、比較例2の塗料を得た。
【0018】比較例3 実施例1と同様の反応容器内にYD−128、186g
とエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル、70gを入
れて100℃まで昇温後、ブチルアシッドホスフェ−ト
(酸価=437mgKOH/g)93gを30分で滴下
後100℃で2時間反応を行い、酸価=99.4mgK
OH/g、オキシラン酸素含有量=0.4%、数平均分
子量=約1200のエポキシホスフェ−トを得た。次に
温度を80℃に下げた後ジメチルエタノ−ルアミン4
8.5gとイオン交換水264gを滴下し、PH=8.
2、粘度=64cps/25℃、樹脂分=50%、溶剤
分=10%、水分=40%の無色透明な水溶性樹脂を得
た。以下、実施例1と同様の方法で塗料化し、比較例3
の塗料を得た。
【0019】実施例及び比較例で作製した塗料を、ブリ
キ板SPTE#50、50×150×0.3mmの試験
片に乾燥膜厚で5〜7μとなるようにバ−コ−タで塗布
し、200℃に設定した乾燥機で10分間焼付けた。塗
料の40℃1ヵ月での貯蔵安定性と焼付塗膜のMEK
(メチルエチルケトン)ラビング、碁盤目試験及びデュ
ポン衝撃試験を行った。更に耐水性試験として120℃
で30分の熱処理を行いデュポン衝撃試験部分の状態と
白化状態を観察した。
【0020】試験結果を表1に示す。表中における試験
項目及び評価は次ぎの通りである。 MEKラビング:硬化塗膜をMEK溶剤を含ませたガ−
ゼでラビングして素地が見えるまでの回数 碁盤目試験:テ−プ剥離試験 デュポン衝撃試験:500g、1/4”R,10〜40
cm 耐水性試験:120℃×30分熱処理後のデュポン衝撃
部分の状態を観察、 評価:〇…良好、 △…僅かにクラックあり、 ×…ク
ラックあり、 白化状態:熱処理後の状態を観察 評価:〇…白化無し、 ×…白化あり
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】表1の結果より明らかなように、、本発
明の塗料組成物は貯蔵安定性が良好であり、かつ得られ
た塗膜は耐水性、耐衝撃性及び密着性等で優れた性能を
示した。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂とリン酸エステルとを反応
    させて得られる反応生成物に、酸価が30〜150mg
    KOH/gになるのに充分な量の無水ポリカルボン酸を
    付加させた遊離カルボキシル基含有樹脂よりなる水系塗
    料用樹脂。
  2. 【請求項2】 リン酸エステルの主成分がモノヒドロオ
    キシリン酸ジエステルである特許請求の範囲第1項記載
    の水系塗料用樹脂。
  3. 【請求項3】 エポキシ樹脂とリン酸エステルとを反応
    させて得られる反応生成物の酸価が10mgKOH/g
    以下で、かつ、リン含有量が2〜8%である特許請求範
    囲第1項記載の水系塗料用樹脂。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002194236A (ja) * 2000-12-27 2002-07-10 Asahi Denka Kogyo Kk 水性樹脂組成物
JP2003534395A (ja) * 1999-12-16 2003-11-18 イー.アイ. デュ ポン ドゥ ネモアー アンド カンパニー 陽極電気泳動エナメリング方法および電気泳動塗料

Cited By (2)

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JP2003534395A (ja) * 1999-12-16 2003-11-18 イー.アイ. デュ ポン ドゥ ネモアー アンド カンパニー 陽極電気泳動エナメリング方法および電気泳動塗料
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