JPH0531995A - プリンタの改行モータ制御方式 - Google Patents

プリンタの改行モータ制御方式

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JPH0531995A
JPH0531995A JP19415991A JP19415991A JPH0531995A JP H0531995 A JPH0531995 A JP H0531995A JP 19415991 A JP19415991 A JP 19415991A JP 19415991 A JP19415991 A JP 19415991A JP H0531995 A JPH0531995 A JP H0531995A
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JP
Japan
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line feed
motor
time
feed motor
printer
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Withdrawn
Application number
JP19415991A
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English (en)
Inventor
Hirota Suzuki
洋太 鈴木
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、印字媒体と印字ヘッドとの相対的
位置の変更を伴いつつ印字を実行するプリンタにおける
改行モータの制御方式に関し、印字処理動作時間を短縮
することができる制御方式を提供することを目的とす
る。 【構成】 プリンタの改行動作実行後の改行モータの減
速開始から停止までの間において、突き放し制御により
改行モータの停止管理が可能な最適時刻を検出し、該時
刻を基準として印字媒体送り機構の完全停止を待たず
に、前記時刻以降次段処理動作の開始コマンドを発生す
ることにより、実質的改行時間を短縮し、印字処理時間
を短縮することができる改行モータの制御方式を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字媒体と印字ヘッド
との相対的位置の変更を伴いつつ印字を実行するプリン
タにおける改行モータの制御方式に関する。
【0002】通常、ページプリンタ以外のプリンタにあ
っては、印字情報中に挿入されている改行コードに応じ
て、印字媒体を段階的に運動させ、印字ヘッドによる印
字位置を順次変移させる印字方式が広く採用されてい
る。
【0003】このようなプリンタにおいては、印字文字
間隔および印字行間隔を正確に保つために、送り速度お
よび送り量を正確に制御しなければならない。そのた
め、各種駆動モータには、ステッピングモータが多く使
用される。
【0004】ステッピングモータは、直流型、同期型等
の各種タイプがあるが、これらは、各相に印加されるパ
ルスの状態に応じて起動、定速運転、減速、停止、さら
に反転等の各種制御が行われる。
【0005】
【従来の技術】従来、プリンタにおける改行動作は、改
行用モータであるステッピングモータに対して、設定さ
れた行間隔に相当するパルス数を印加することにより一
定の行送り動作を達成していた。
【0006】この場合、ステッピングモータによって駆
動される媒体の支持および搬送機構は、構造に応じた質
量を有しており、起動および停止にあたってはその慣性
を考慮した制御を行わなければならない。当然、改行動
作に引き続く次段動作は、先の動作が完了したことを確
認する信号が発生されたことを条件として開始されるこ
とになる。
【0007】図4は、従来技術にかかるプリンタの改行
用モータの動作を示す速度−時間曲線である。例えば、
時刻 t0 に改行開始コマンドが入力されたとすると、印
加パルス間隔またはパルス数等を変化させつつ時刻 t1
までの間は、加速動作、すなわちスルーアップ動作が継
続する。
【0008】その後、時刻 t1 から t2 までの間は、一
定のパルス周波数またはパルス間隔等を保ちながらパル
スが印加されるため、モータの能力および機構の特性に
応じた一定速度における改行動作が継続する。
【0009】このような改行動作の継続時間は、一般的
には予め設定された行間隔によって変化するが、例えば
定型用紙や罫線入りの印字媒体である伝票または通帳類
に印字するプリンタにあっては、所定寸法の改行動作が
実行される。
【0010】このような所定幅または予め定められた幅
の改行動作が完了すると、時刻 t2 から t3 までの間、
減速動作、すなわちスルーダウン動作に入る。ここで、
パルス間隔またはパルス周波数が次第に低減され、それ
に応じて減速動作が行われる。この間は、媒体搬送機構
および媒体の慣性による過剰動作を防止するために、ス
テッピングモータを次第に減速する。
【0011】かかる動作を行うために、ステッピングモ
ータに対して、減速に必要なパルス周波数有するパルス
を印加し、停止後ある相に回転軸の拘束を行うに必要な
電圧を印加しなければならない。そして、時刻 t3 でモ
ータの停止ロックを開始する。
【0012】そして、時刻t4 で改行用モータが確実に
停止してから、印字制御部に対して割り込み信号を伝送
し、この信号を受けた印字制御部が次段処理動作、例え
ば印字ヘッドによる印字動作用モータの起動開始コマン
ドを発生するように制御されていた。したがって、従来
のプリンタにあっては、一連の印字動作の実行における
処理時間を容易に短縮できない欠点があった。
【0013】印字動作時間の短縮の要請に対しては、一
般に、機械的構造の改良、または印字制御部の中核をな
す中央処理装置(CPU)の実行速度を高速化するとい
ったハードウェア上の対策が試みられていた。しかし、
かかるハードウェア上の対策では、コスト高となり易
く、経済的解決策の採用が望まれていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、改行動作の
必要なプリンタにおける改行処理時間を、費用の上昇を
最低限に抑制しつつ可能な限り短縮することができる、
プリンタの改行モータの制御方式を提供することを課題
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明にかかる
プリンタの改行モータの制御方式を実行するためのプリ
ンタの主要部の構成を示すブロック図である。
【0016】印字制御部10は、公知の構成を採用する
ことができ、例えば中央処理装置(CPU)および所要
処理手順としてのプログラムその他の情報を記憶してお
くための記憶部等を内蔵する。一般に、LSIまたはV
LSI等の半導体回路によって構成することができる。
【0017】印字制御部10からの所定処理手順に従っ
て発生される信号は、モータ制御部12、14、16、
・・・に供給され、対応するモータ12M、14M、1
6M、・・・の制御に供される。
【0018】この場合、ある処理ステップから次段処理
ステップに到る間において、前段の処理動作が完全に終
了するよりも以前に、モータ制御部12(あるいは1
4,16)から印字制御部10に対して割り込み信号が
伝送され、この信号を受けた印字制御部10が次段処理
開始のコマンドを発生するようになっている。
【0019】
【作用】ここで、モータ12Mが改行のために印字媒体
を所定間隔で移動させるモータであり、モータ14Mが
印字ヘッドの駆動を司るモータであるものとする。
【0020】この場合、本発明にかかる方式を採用した
プリンタにあっても、図2に示すタイムチャートのよう
に、ステッピングモータの起動、定速運転、減速開始ま
での時刻 t0 〜時刻 t2 の間は従来のプリンタと同様に
処理される。
【0021】時刻 t2 からの減速状態が進行し、停止時
刻 t4 に到る以前の適当な時刻Tにおいて、モータ制御
部12から印字制御部10に対して割り込み信号を伝送
する。その信号を受けた印字制御部10は、次段処理に
必要なモータ14Mのモータ制御部14に対して起動用
コマンドを印加するように作動する。
【0022】この場合の時刻Tをどの程度早めるかは、
各モータおよび被駆動負荷の構造、質量、特性等によっ
て異なる。例えば、従来技術においてモーターの停止ロ
ックを開始する時刻 t3 、すなわち突き放し制御により
モーターの停止可能な時間とすることができる。また、
構成如何によってはさらに早い時刻とすることもでき
る。
【0023】
【実施例】以下、改行モータ12Mの制御方式の動作を
示すフローチャート図に則して本発明の実施例を説明す
る。図3は、改行動作を行うモータ12Mの制御動作を
示すものである。
【0024】改行動作開始に伴って、印字制御部10か
ら改行モータ12Mに対して起動コマンドが印加され、
ステップS1のように時刻 t0 に改行モータ12Mが起
動される。ついで、ステップS2のように時刻 t0 〜時
刻 t1 の間,改行モータ12Mの加速、したがってスル
ーアップ動作が実行される。
【0025】ステップS3のように、時刻 t1 〜時刻 t
2 の間は、改行モータ12Mの定速運転が実行され、ス
テップS4の判断で所定ステップ数運転されたと判定さ
れるまで継続される。この定速運転をいかなる時間、し
たがってステップ数継続するかは、予め定められている
かまたは印字開始前に設定される。
【0026】定速運転が必要なだけ継続されたと判定さ
れた時刻 t2 に達した場合には、ステップS5のよう
に、印字制御部10から改行モータ12Mのモータ制御
部12に減速開始コマンドが印加され、減速動作、した
がってスルーダウン動作が開始される。
【0027】この減速動作の過程において、モータ制御
部12により、ステップS6のように、改行モータ12
Mの突き放し制御による停止が可能か否かを判定する。
【0028】この判定は、改行モータ12Mの形式、容
量、改行機構の構造、質量等による定数を参照し、かつ
確実性を確保するための若干の余裕をみて実施される。
この判定がNOの間はステップS5以降を繰り返す。
【0029】この判定がYESになった場合には、ステ
ップS7のように、モータ制御部12から印字制御部1
0に対して割り込み信号を伝送する。この信号を受けた
印字制御部10は、ステップS8のように、次段処理コ
マンドを発生し、このコマンドを受けた該当の次段処理
部の実行が時刻Tから開始される。
【0030】一方、改行モータ12Mは、所定時刻 t3
に達した際に、ステップS9のように、改行モータ12
Mのロック動作の突き放し制御が実行されることによ
り、時刻 t4 において完全停止する。これにより、一連
の改行動作が終了する。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、改行モータ12Mが確
実に停止する以前の、例えば改行モータ12Mのロック
開始時刻 t3 以前、またはほぼ同時刻のTから次段処理
が開始される。
【0032】したがって、改行モータ12Mの形式、容
量、改行機構や印字処理部内の中央処理部の構成を変え
ることなしに、実質的に改行処理速度をあげることがで
きる。
【0033】これにより、プリンタの総体的処理時間の
短縮が可能となり、改行処理が多数回重なる場合にあっ
ては特に大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプリンタの改行制御方式を実行
するための原理構成ブロック図である。
【図2】本発明にかかるプリンタの改行モータ制御方式
における改行モータの動作を示すモータ速度−時間曲線
である。
【図3】本発明にかかるプリンタの改行モータ制御方式
における改行動作を示すフローチャートである。
【図4】従来技術におけるプリンタの改行動作を示すモ
ータ速度−時間曲線である。
【符号の説明】
10 印字制御部 12 モータ制御部 14 モータ制御部 16 モータ制御部 12M モータ1 14M モータ2 16M モータ3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体と印字ヘッドとの相対的位置の変更
    を伴いつつ印字を実行するプリンタの改行モータ制御方
    式において、改行動作実行後の改行モータ減速開始から
    停止までの間であって突き放し制御により改行モータの
    停止管理が可能な最適時刻を検出し、該時刻を基準とし
    て印字媒体送り機構の完全停止を待たずに前記時刻以降
    次段処理動作の開始コマンドを発生することを特徴とす
    る、プリンタの改行モータ制御方式。
  2. 【請求項2】 改行モータがステッピングモータであ
    り、ステッピングモータに対する停止ロックパルスと同
    時に次段処理動作開始コマンドを発生するように制御す
    る、請求項1記載のプリンタの改行モータ制御方式。
  3. 【請求項3】 次段処理動作が、印字ヘッドの印字動作
    であり、改行モータの突き放し制御により停止可能な時
    間に相当するタイミングだけ先行して印字動作開始コマ
    ンドを発生するように制御する、請求項1または2のい
    ずれかに記載のプリンタの改行モータ制御方式。
JP19415991A 1991-08-02 1991-08-02 プリンタの改行モータ制御方式 Withdrawn JPH0531995A (ja)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981112