JPH05319874A - 光ファイバ素線の着色押し出し機 - Google Patents

光ファイバ素線の着色押し出し機

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Publication number
JPH05319874A
JPH05319874A JP4157529A JP15752992A JPH05319874A JP H05319874 A JPH05319874 A JP H05319874A JP 4157529 A JP4157529 A JP 4157529A JP 15752992 A JP15752992 A JP 15752992A JP H05319874 A JPH05319874 A JP H05319874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
ink
die
pot
coloring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4157529A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Koide
年男 小出
Ryoji Suzuki
亮二 鈴木
Koichi Takahashi
浩一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP4157529A priority Critical patent/JPH05319874A/ja
Publication of JPH05319874A publication Critical patent/JPH05319874A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/12General methods of coating; Devices therefor
    • C03C25/18Extrusion

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバ素線の表面に着色インクを塗布す
る際に、簡単な構成でありながら、その塗布の不良を少
なくするとともに、光ファイバ素線に傷を付けない。 【構成】 インクポット2の空洞部21を着色インクで
満たし、その空洞部21に第1のダイス5を配置すると
ともに、インクポット2の光ファイバ素線1の導入側に
ニップル4を、導出側に第2のダイス6をそれぞれ嵌合
し、ニップル4を通った光ファイバ素線1がインクポッ
ト2の空洞部21に入って着色インクを塗布され、その
後第1のダイスを通り再び空洞部21内の着色インクに
よって塗布され、第2のダイス6を経てインクポット2
外に出るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ファイバ素線の表
面に着色インク(ここでは、顔料や染料を含んだ樹脂等
を言う)を塗布する光ファイバ素線の着色押し出し機に
関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバプリフォームを加熱溶融して
線引きすることにより光ファイバが作られ、これに樹脂
を被覆して光学的、機械的な保護を図り、光ファイバ素
線とされる。そして、この光ファイバ素線の識別等のた
め、さらに着色インク、つまり顔料や染料を含んだ樹脂
等を塗布、被覆することも行なわれる。
【0003】そのための光ファイバ素線の着色押し出し
機は、従来では、1組のニップルとダイスとから構成さ
れており、これに光ファイバ素線を通過させて着色イン
クをその表面に塗布するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバ素線の着色押し出し機では着色インクを完全
に塗布することが難しいという問題があった。すなわ
ち、光ファイバ素線に塵埃等が付着し、これらの外部か
らの異物が光ファイバ素線とともに着色押し出し機内に
持ち込まれた場合、従来の装置では、ダイスと光ファイ
バ素線との間に詰まり、その結果光ファイバ素線の表面
の一部が着色インクに接触できなくなり、着色インクが
塗布されない不良部分が生じることが避けられない。
【0005】この発明は、上記に鑑み、比較的簡単な構
成でありながら、着色不良を大幅に少なくすることがで
きるとともに、光ファイバ素線に傷を付けるおそれのな
い、光ファイバ素線の着色押し出し機を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による光ファイバ素線の着色押し出し機で
は、インクポットの空洞部を着色インクで満たし、その
空洞部に第1のダイスを配置するとともに、インクポッ
トの光ファイバ素線の導入側にニップルを、導出側に第
2のダイスをそれぞれ嵌合することが特徴となってい
る。
【0007】
【作用】ニップルを経て光ファイバ素線がインクポット
の空洞部に導入され、そこに満たされた着色インクの塗
布が行なわれる。その後、この光ファイバ素線は、空洞
部内の第1のダイスを通過するが、その通過後の空洞部
内にも着色インクが満たされているため、そこでも塗布
工程がなされることになる。このように1つのインクポ
ットを用いるという簡単な構成により、第1のダイスの
前と、後とで、2段階の着色インク塗布工程を連続して
行なうことができる。外部からインクポット内に導入さ
れた異物はインクポット内の第1のダイスに留まり、さ
らに第1のダイスまでの第1段階目の塗布工程で着色イ
ンクが塗布された光ファイバ素線は、外気に触れずに第
1のダイス後の第2段階目の塗布工程に移行するため、
第2段階目では異物が混入することはありえない。その
結果、着色インクが塗布されない不良部分の発生を大幅
に減少させることができる。第1のダイスは着色インク
で満たされたインクポット内に配置されているため、第
1のダイスに詰まった異物が光ファイバ素線に触れても
滑性があるので、光ファイバ素線の表面に傷を付けるこ
とはない。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例
を分解し、且つ一部断面した状態で示すもので、この図
に示すように、光ファイバ素線1がその中を走行するよ
うインクポット2が配置される。インクポット2は内部
に空洞部21を有していて、インク供給孔24を通じて
着色インクが加圧状態で供給される。インクポット2の
光ファイバ素線1の導入側にはニップル4が取り付けら
れ、空洞部21内にはダイス5が取り付けられ、さらに
導出側にはダイス6が取り付けられる。
【0009】インクポット2の左側(光ファイバ素線1
の導入側)には、ニップル受け穴23を有する突部22
が設けられており、このニップル受け穴23にニップル
4が嵌合される。ニップル4には周囲にゴムパッキン4
1が巻き付けられており、嵌合されたときの隙間がシー
ルされるようになっている。この突部22の周囲には雄
ねじが形成されボルト状になっている。締め具7は光フ
ァイバ素線1の貫通孔を有する袋ナットであり、突部2
2に形成されたボルトに螺合される。この締め具7を突
部22に締め付けるとニップル4がニップル受け穴23
に挿入され、ゴムパッキン41が締め付けられてシール
がなされる。
【0010】このインクポット2の円筒状の空洞部21
内に固定されたダイス5中に、空洞部21内に導入され
た光ファイバ素線1が通るようになっている。このダイ
ス5の外周面は空洞部21の内壁面に接しており、空洞
部21内に設けられたリング型の押さえ爪51(空洞部
21の内径を一部小さくして形成している)により固定
されている(右方向へ移動しないように固定されてい
る)。このダイス5により空洞部21は分離され、光フ
ァイバ素線1の導入側と導出側とでインクが混じり合わ
ないようにされている。空洞部21にインクを完全に満
たすため、空気抜け穴26が設けられていて、最初にイ
ンクを供給するとき、この穴26にまでインクが満たさ
れたことを確認した後、蓋27を螺合してこの穴26を
閉じる。
【0011】さらに、このインクポット2の右側(光フ
ァイバ素線1の導出側)には、上記の突部22と同様
の、外周に雄ねじが形成されてボルト状となっている突
部32が設けられており、この突部32にはダイス受け
穴33が形成されていて、ダイス6が挿入されるように
なっている。ダイス6はその周囲にゴムパッキン61が
巻き付けられている。締め具8は締め具7と同様に光フ
ァイバ素線1の貫通孔を有する袋ナットであり、突部3
2のボルトに螺合される。この締め具8を突部32に嵌
合して締め付けるとダイス6が突部32のダイス受け穴
33に挿入されて押圧される。このときゴムパッキン6
1によりシールがなされる。
【0012】光ファイバ素線1がニップル4、インクポ
ット2、ダイス5、及びダイス6を順に通って走行して
いくと、光ファイバ素線1の表面に着色インクが塗布さ
れる。このとき、まず、光ファイバ素線1がニップル
4、インクポット2の空洞部21を通ることにより、そ
の表面に着色インクが塗布され、その付着した着色イン
クがダイス5により絞られ、光ファイバ素線1の表面上
に均一な薄膜となって塗布される。こうして光ファイバ
素線1の表面に対する着色インクの第1段階目の塗布が
行なわれる。
【0013】そして、引き続いて第2段階目の着色イン
クの塗布が、ダイス5、インクポット2の空洞部21
(ダイス5より後側の空洞部21)、ダイス6により行
なわれる。このときダイス5を通ってダイス5より後側
の空洞部21に入ってきた光ファイバ素線1の表面に再
び着色インクが付着し、ダイス6によりそれが絞られ
て、均一な薄膜状に着色インクの塗布がなされる。
【0014】光ファイバ素線1がダイス5より前の空洞
部21に導入されるとき、この光ファイバ素線1ととも
に塵埃などの異物が外部より持ち込まれることがある。
この異物はダイス5と光ファイバ素線1の表面との間で
詰まって着色インクが塗布されない部分が生じる。しか
し、ダイス5の後の空洞部21にも着色インクが満たさ
れているため、ダイス5を通過した光ファイバ素線1は
外気に触れないまま、このダイス5の後側の空洞部21
及びダイス6に導かれることによりふたたび着色インク
が塗布されるので、このような第1段階目で生じた非塗
布部分も着色インクで塗布され、塗布不良は解消され
る。
【0015】この場合、第1段階目の塗布工程から第2
段階目の塗布工程に移る際、ダイス5がインクポット2
の着色インクで満たされた空洞部21内に配置されてい
るため、ダイス5の後では光ファイバ素線1は外気にさ
らされることなく第2段階目の塗布工程に移るので、こ
の間で異物が混入することは完全に防止される。また、
第1段階目の塗布工程と第2段階目の塗布工程とは連続
しており、その間に樹脂の乾燥あるいは硬化工程などが
挿入されることない。つまり、第1段階目で塗布された
着色インクが未乾燥で且つ未硬化の状態で第2段回目の
塗布工程が連続して行なわれるため、これら2段の塗布
工程を経た後、均一な薄膜として塗布された着色インク
層を持つ光ファイバ素線1を得ることができる。
【0016】さらに、外部より混入した異物はダイス5
に留まるが、このダイス5は着色インクで満たされた空
洞部21内に配置されているため、その異物が光ファイ
バ素線1の表面に接触しても、着色インクの滑性によ
り、光ファイバ素線1の表面に傷が付くことはない。
【0017】図2は第2の実施例を示すものである。こ
の図ではインクポット2のみが描かれており、他の構成
は第1図と同様であるから省略している。この図2で
は、インクポット2は大きな空洞部25を有しており、
ダイス5は、その空洞部25内で支持体52により支持
されて固定されている。これにより、インクポット2内
に導入されてきた光ファイバ素線1がこのダイス5中を
通るような位置に、ダイス5が保たれる。
【0018】なお、インクポット2の空洞部の形状やそ
の内部でのダイス5の支持手段等については種々考えら
れ、上記の2つの実施例に限定されるものではない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の光ファ
イバ素線の着色押し出し機によれば、1つのインクポッ
トを用いて2段階の着色インク塗布工程を連続して行な
うことができる。また、外部からインクポット内に導入
された異物はインクポット内に配置された第1のダイス
に留まり、さらに第1のダイスまでの第1段階目の塗布
工程で着色インクが塗布された光ファイバ素線は、外気
に触れずに第1のダイス後の第2段階目の塗布工程に移
行するため、第2段階目では異物が混入することはあり
えないため、着色インクが塗布されない不良部分の発生
を大幅に減少させることができる。さらに、第1のダイ
スは着色インクで満たされたインクポット内に配置され
ているため、第1のダイスに詰まった異物が光ファイバ
素線に触れても滑性があるので、光ファイバ素線の表面
に傷を付けることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の分解斜視図。
【図2】この発明の第2の実施例の分解斜視図。
【符号の説明】
1 光ファイバ素線 2 インクポット 4 ニップル 5、6 ダイス 7、8 締め具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ素線を導入するニップルと、
    該ニップルが嵌合されている、着色インクが満たされた
    空洞部を有するインクポットと、該インクポットの空洞
    部内に配置された第1のダイスと、該インクポットの光
    ファイバ素線の導出側に設けられた第2のダイスとから
    なることを特徴とする光ファイバ素線の着色押し出し
    機。
JP4157529A 1992-05-25 1992-05-25 光ファイバ素線の着色押し出し機 Pending JPH05319874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4157529A JPH05319874A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 光ファイバ素線の着色押し出し機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4157529A JPH05319874A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 光ファイバ素線の着色押し出し機

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JPH05319874A true JPH05319874A (ja) 1993-12-03

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ID=15651663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4157529A Pending JPH05319874A (ja) 1992-05-25 1992-05-25 光ファイバ素線の着色押し出し機

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JP (1) JPH05319874A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2410363A4 (en) * 2009-03-16 2017-12-13 Furukawa Electric Co., Ltd. Washing method for coloring device for optical fiber and coloring device for optical fiber
US10105811B2 (en) 2003-07-31 2018-10-23 Applied Materials, Inc. Eddy current system having an elongated core for in-situ profile measurement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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