JPH05319105A - 農作業機のエンジン取付部構造 - Google Patents

農作業機のエンジン取付部構造

Info

Publication number
JPH05319105A
JPH05319105A JP12093592A JP12093592A JPH05319105A JP H05319105 A JPH05319105 A JP H05319105A JP 12093592 A JP12093592 A JP 12093592A JP 12093592 A JP12093592 A JP 12093592A JP H05319105 A JPH05319105 A JP H05319105A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
bolt
engine mounting
agricultural machine
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12093592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Tani
和典 谷
Shinichiro Inoue
信一郎 井上
Isao Ichinose
伊佐夫 一瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP12093592A priority Critical patent/JPH05319105A/ja
Publication of JPH05319105A publication Critical patent/JPH05319105A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン本体の取付作業をボルトの落下を煩
うことなく簡易に行う。 【構成】 エンジン搭載台13にエンジン本体10を搭
載設置して、前記エンジン本体10の取付座10Aとエ
ンジン搭載台13とにボルト18を下方から上方に挿通
させた状態で、ボルト18にナット19を締結する農作
業機のエンジン取付部構造であって、ボルト18の落下
を規制する治具を係止保持するための係止部21をエン
ジン搭載台13に備えてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン搭載台にエン
ジン本体を搭載設置して、前記エンジン本体の取付座と
前記エンジン搭載台とにボルトを下方から上方に挿通さ
せた状態で、前記ボルトにナットを締結する農作業機の
エンジン取付部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように農作業機にエンジン
を取り付けるに当たって、エンジン搭載台の下方空間部
が狭いこともあってボルトを下方からエンジン搭載台及
びエンジン本体の取付座に形成された上下通孔に挿通し
て比較的広い空間となる前記取付座上方側でボルトに対
してナット締めしているのであって、人手によってボル
トを保持しながらそのナット締めを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにナット締
めする際には、ボルトの保持を確実に行っていないと、
ボルトがナット締めする前に落下する虞れがあり、又、
ボルトを保持するための空間部が狭いこともあってその
保持自体が難しいものであることから、エンジン取付作
業に非常に手間がかかっていた。本発明は、上記実情に
鑑みてなされたものであって、エンジン本体の取付作業
をボルトの落下を煩うことなく簡易に行うことができる
農作業機のエンジン取付部構造の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる農作業機
のエンジン取付部構造は、上記目的を達成するために、
冒記構造のものにおいて、前記ボルトの落下を規制する
治具を係止保持するための係止部を前記エンジン搭載台
に備えてあることを特徴構成とする。かかる特徴構成に
よる作用・効果は次の通りである。
【0005】
【作用】即ち、エンジン本体をエンジン搭載台に固定す
るためのボルトの落下を規制する治具を、エンジン搭載
台に備えた係止部に係止保持しておくことで、人手を煩
わすことなくボルトが落下規制された状態で保持される
ことになり、その状態でナット締結作業を行う。
【0006】
【発明の効果】従って、作業者はボルト保持する手間を
かけること無く単にナット締結作業を行うだけでエンジ
ン取付できるから、その取付作業が迅速かつ簡単に行え
ることになって、作業能率を向上できるに至った。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5に、農作業機の一例としての小型の乗用型田
植機を示している。この乗用型田植機は、左右一対の前
車輪1,1及び後車輪2,2で走行可能に支持された機
体フレーム3の前部に原動部4を搭載し、機体フレーム
3の前後中間部に操縦部5を設け、機体フレーム3の後
部に苗植付装置6を上下昇降操作自在に装着して構成し
ている。
【0008】図5に示すように、原動部4は、操縦ハン
ドル7等を設けた操縦塔8の前方でボンネット9により
囲繞されたエンジンルームに配設したエンジン本体10
と、このエンジン本体10の後方下方がわに位置させた
トランスミッション11とを配設して構成している。そ
して、エンジン本体10からの動力は、ベルト伝動機構
12によってトランスミッション11に伝達されるとと
もに、このトランスミッション11で変速されて後車輪
2,2や苗植付装置6へ伝動している。
【0009】トランスミッション11のケース11Aに
は、エンジン搭載台としてのエンジン搭載フレーム13
を連結している。詳述すると、図1乃至図4に示すよう
に、エンジン搭載フレーム13は、ケース11Aに前方
に延出した状態でボルト連結される左右一対の枠板13
A,13Aと、この枠板13A,13Aに架設固定され
たエンジン搭載板13Bとで構成している。このエンジ
ン搭載板13Bの上面は枠板13A,13Aの上縁より
少し下げた位置に溶接で連結しているとともに、エンジ
ン搭載板13Bの後部がわを下向きに屈曲させてエンジ
ン搭載フレーム13の補強を図っている。
【0010】前記エンジン搭載板13Bの前後に左右一
対形成したボルト挿通孔14‥に対応する貫通孔を形成
した上下一対のゴム板部材からなるクッション材15,
16のうち上がわのものを、エンジン搭載板13Bの上
面とエンジン本体10の下部に形成した取付座としての
ボルト連結用フランジ部10Aの下面とに挟持された状
態で、かつ、クッション材15,16のうち下がわのも
のを、エンジン搭載板13Bの下面とボルト挿通用の孔
を備えた平板部材からなる当て板17とに挟持された状
態で、ボルト18‥を下方より上方に挿通してその上端
部をナット19‥で締結することでエンジン本体10は
エンジン搭載フレーム13に固定される。
【0011】そして、図3及び図4に示すように、これ
らボルト18‥をエンジン搭載板13Bやボルト連結用
フランジ部10A等を下方より挿通させた状態で落下し
ないように保持するための側面視L字状の長板部材から
成る治具20を、エンジン搭載フレーム13の枠板13
A,13Aの夫々に前後2箇所穿設形成した係止部とし
ての左右一対の通孔21‥に架設した状態で係止してお
くことで、ボルト18‥は治具20に接当して落下が規
制されることになる。この落下を規制した状態でナット
19をボルト18に対して締結する。締結作業が終了し
た後は、前記治具20を通孔21‥から抜き出してお
く。
【0012】図1及び図4に示すように、エンジンオイ
ルをドレインするための排出口10Bを、エンジン本体
10の下部後部右側部に後方に延出された状態で設けて
いるとともに、この排出口10Bにゴム製パイプ22を
連結して、このパイプ22の一端側開口部を、右側の枠
板13Aに取り付けたブラケット23に固定保持してい
る。そして、パイプ22の前記一端側開口部をプラグ2
4で閉栓している。
【0013】図6及び図8に示すように、前記ベルト伝
動機構12は、ダブルテンション式の副変速装置として
構成しており、トランスミッション11がわの従動プー
リ12A,12A部分を被覆するように第1カバー25
を設けているとともに、更に、この第1カバー25より
も駆動プーリ12B,12Bがわに第2カバー26を連
設している。この第2カバー26の下端縁には、伝動ベ
ルト12C,12Cのプーリからの外れ止め用のベルト
押さえ27を設けている。
【0014】図6及び図7に示すように、操縦部5のス
テップ部に設けたクラッチペダル28と、前記ベルト伝
動機構12の一対のテンションアーム12D,12Dの
揺動中心より後方へ延出したアーム端部12d,12d
を係入させた環部29を先端に設けたロッド30とを連
係させて、クラッチペダル28の踏み込み操作によりロ
ッド30が操作されてテンションアーム12D,12D
をクラッチ切り状態に操作するように構成しているとと
もに、このロッド30を機体内方側にスプリング31で
引っ張り付勢させて、前記環部29とアーム端部12
d,12dとのがたつきを解消するようにしている。
【0015】そして、図9に示すように、前記操縦塔8
の背面部下部には、エンジンスタータ用ノブ32と、キ
ャブレタの排油抜き用のドレン口33と、燃料コック3
4とを操縦部5がわに臨ませて設けており、操縦部5か
ら手軽にエンジン始動や、燃料抜き等を行えるようにし
ている。
【0016】尚、上記実施例においては、係止部として
通孔を示したが、上述のようなエンジン本体取付用のボ
ルトの落下を規制する治具を着脱自在に係止できる構造
であれば特にその構造を通孔に限定するものでなく、例
えばフックのような構造でも良い。
【0017】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジン本体をエンジン搭載台に固定設置した
状態を示す一部破断側面図
【図2】エンジン本体をエンジン搭載台に固定設置した
状態を示す縦断正面図
【図3】ボルトを落下しないよう治具を係止部に係止し
た状態を示す縦断正面図
【図4】エンジン取付部構造を示す分解斜視図
【図5】乗用型田植機を示す全体側面図
【図6】副変速装置及びその操作構造を示す側面図
【図7】テンションクラッチアームの強制操作機構を示
す平面図
【図8】ベルト伝動機構を示す側面図
【図9】操縦塔を示す背面図
【符号の説明】
10 エンジン本体 10A 取付座 13 エンジン搭載台 18 ボルト 19 ナット 20 治具 21 係止部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン搭載台(13)にエンジン本体
    (10)を搭載設置して、前記エンジン本体(10)の
    取付座(10A)と前記エンジン搭載台(13)とにボ
    ルト(18)を下方から上方に挿通させた状態で、前記
    ボルト(18)にナット(19)を締結する農作業機の
    エンジン取付部構造であって、前記ボルト(18)の落
    下を規制する治具(20)を係止保持するための係止部
    (21)を前記エンジン搭載台(13)に備えてある農
    作業機のエンジン取付部構造。
JP12093592A 1992-05-14 1992-05-14 農作業機のエンジン取付部構造 Pending JPH05319105A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12093592A JPH05319105A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 農作業機のエンジン取付部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12093592A JPH05319105A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 農作業機のエンジン取付部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05319105A true JPH05319105A (ja) 1993-12-03

Family

ID=14798613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12093592A Pending JPH05319105A (ja) 1992-05-14 1992-05-14 農作業機のエンジン取付部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05319105A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013136359A (ja) トラクタ
JPH05319105A (ja) 農作業機のエンジン取付部構造
JP2005343350A (ja) トラクタ
JP3469059B2 (ja) 走行車両のエンジンルーム構造
JP3469085B2 (ja) 走行車両のエンジンルーム構造
JP2005343348A (ja) トラクタ
JPH08113159A (ja) 農業用トラクタ
JPH0984443A (ja) 作業車の操縦部のフレーム
JP2020104658A (ja) 作業車
JP2617364B2 (ja) ベルト伝動装置
JP4818841B2 (ja) コンバイン
JPH0861168A (ja) 作業車のエアークリーナー設置部構造
JPH0641866Y2 (ja) 農用トラクタの動力取出し構造
JP2005343347A (ja) トラクタ
JPH10278849A (ja) 乗用型作業機
JP3515654B2 (ja) 乗用田植機のケーシング体構造
JP2005343346A (ja) トラクタ
JP2005343349A (ja) トラクタ
JPH0939851A (ja) 耕耘機の操作ハンドル取付構造
JP4394987B2 (ja) 農作業機
JP2532647Y2 (ja) 作業機におけるロータリーカバーの取付装置
JPH10210816A (ja) 乗用型作業機のエンジンボンネット取付け構造
JP3574268B2 (ja) 乗用農作業機のケーシング体構造
JP2008074387A (ja) 作業車両
JPH0312578Y2 (ja)