JP2005343349A - トラクタ - Google Patents

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Takayuki Tokuhara
隆之 徳原
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Abstract

【課題】 アクセルレバーを操作する作業者の疲労を軽減すること。
【解決手段】 機体フレーム上に原動機部を設け、同原動機部の後方位置に運転部を設けたトラクタにおいて、運転部に、機体フレームより立ち上げてレバーステーを立設し、同レバーステーの上端部に左右方向に軸線を向けたレバー支軸を設け、同レバー支軸にボス部を介してアクセルレバーを前後回動自在に取り付けると共に、同ボス部にワイヤ作動アームの基端部を取り付け、同ワイヤ作動アームの先端部と原動機部のエンジンに設けたエンジン回転数調整レバーとの間に連動ワイヤを介設し、原動機部と運転部との間には、燃料タンクを配設し、同燃料タンクの一側下部にはワイヤ配設用凹部を形成し、同ワイヤ配設用凹部内に連動ワイヤを前後方向に摺動自在に配置した。
【選択図】 図8

Description

本発明は、トラクタに関する。
従来、トラクタの一形態として、エンジンに連動連結すると共に、同エンジンの近傍に配置したアクセルレバーと、ステアリングハンドルの近傍に配置したハンドアクセルレバーとを連結ロッドを介して連動連結したものがある(例えば、特許文献1参照)。
そして、ハンドアクセルレバーは、下端枢支部を機体フレームの近傍に配置すると共に、上端把持部をステアリングハンドルの近傍に配置している。
特開平7−277025号公報
ところが、上記したトラクタでは、ハンドアクセルレバーの下端枢支部が機体フレームの近傍に配置されると共に、上端把持部がステアリングハンドルの近傍に配置されているために、同ハンドアクセルレバーが上下方向に長尺となり、その結果、同ハンドアクセルレバーの上端把持部を把持して前後方向に回動操作して行うアクセル操作幅が大きくなって、作業者が疲労し易いという不具合がある。
そこで、本発明では、機体フレーム上に原動機部を設け、同原動機部の後方位置に運転部を設けたトラクタにおいて、運転部に、機体フレームより立ち上げてレバーステーを立設し、同レバーステーの上端部に左右方向に軸線を向けたレバー支軸を設け、同レバー支軸にボス部を介してアクセルレバーを前後回動自在に取り付けると共に、同ボス部にワイヤ作動アームの基端部を取り付け、同ワイヤ作動アームの先端部と原動機部のエンジンに設けたエンジン回転数調整レバーとの間に連動ワイヤを介設し、原動機部と運転部との間には、燃料タンクを配設し、同燃料タンクの一側下部にはワイヤ配設用凹部を形成し、同ワイヤ配設用凹部内に連動ワイヤを前後方向に摺動自在に配置したことを特徴とするトラクタを提供するものである。
(1)請求項1記載の本発明では、機体フレーム上に原動機部を設け、同原動機部の後方位置に運転部を設けたトラクタにおいて、運転部に、機体フレームより立ち上げてレバーステーを立設し、同レバーステーの上端部に左右方向に軸線を向けたレバー支軸を設け、同レバー支軸にボス部を介してアクセルレバーを前後回動自在に取り付けると共に、同ボス部にワイヤ作動アームの基端部を取り付け、同ワイヤ作動アームの先端部と原動機部のエンジンに設けたエンジン回転数調整レバーとの間に連動ワイヤを介設し、原動機部と運転部との間には、燃料タンクを配設し、同燃料タンクの一側下部にはワイヤ配設用凹部を形成し、同ワイヤ配設用凹部内に連動ワイヤを前後方向に摺動自在に配置している。
このようにして、アクセルレバーとワイヤ作動アームとを機体フレームより立ち上げたレバーステーのレバー支軸にボス部を介して取り付けているため、同レバー支軸をステアリングハンドルの近傍に配置することができ、アクセルレバー自体を短幅化することができて、同アクセルレバーを前後方向に回動操作して行うアクセル操作幅を小さくすることができる。その結果、アクセルレバーを操作する作業者の疲労を軽減することができる。
しかも、燃料タンクの一側下部に形成したワイヤ配設用凹部内に連動ワイヤを前後方向に摺動自在に配置しているため、連動ワイヤを機体の内方寄りに配置することができて、機体のコンパクト化を図ることができると共に、連動ワイヤの連動機能を良好に確保することができる。
図1に示すAは、本発明に係るトラクタであり、同トラクタAは、機体フレーム1上において、前部に原動機部2を配設すると共に、後部に運転部3を配設し、同運転部3の運転席94の下方にミッション部4を配設しており、機体フレーム1の下方において、前部にフロントアクスルケース5を介して左右一対の前車輪6,6を取り付けると共に、上記ミッション部4にリヤアクスルケース7を介して左右一対の後車輪8,8を取り付けている。9は昇降リンク機構、10はモアである。
機体フレーム1は、図1〜図3に示すように、前後方向に伸延する左右一対の前後伸延片1a,1aと、両前後伸延片1a,1aの前端間に左右方向に伸延させて架設した左右伸延片1bとから形成している。
原動機部2は、図1〜図5に示すように、左右一対の前後伸延片1a,1aの前部に防振・支持体としてのエンジンマウント11,11,12,12を配置し、これらのエンジンマウント11,11,12,12上にエンジン13を搭載して、同エンジン13を防振・支持している。
そして、エンジン13より前方に冷却ファン軸14を突出させて、同冷却ファン軸14に冷却ファン15を取り付け、同冷却ファン15の直前方位置にラジエータ支持体16を介してラジエータ17を配設すると共に、同ラジエータ17より筒状の冷却ファンシュラウド18を後方へ向けて延設して、同冷却ファンシュラウド18により冷却ファン15の外周を被覆し、エンジン13の直上方位置には排気マフラー19とエアクリーナ20を配置している。Bはバッテリー、25はファン駆動軸、26はファン駆動ベルトである。
ここで、ラジエータ支持体16は、図2〜図5に示すように、左右一対の前後伸延片1a,1aの前部間に横架した支持板体27と、同支持板体27上に立設した支持枠体28とを具備しており、同支持枠体28は、ラジエータ17の直前方位置に配設している。
そして、支持枠体28は、ラジエータ17の左右側縁部に略沿わせて支持板体27より上方へ伸延させて形成した左右一対の上方伸延支持片28a,28aと、ラジエータ17の上縁部に略沿わせて左右方向に伸延させて形成すると共に、両上方伸延支持片28a,28aの上端部間に横架した左右伸延支持片28bとから正面視門型に形成している。
しかも、本実施の形態では、上記のように正面視門型に形成した支持枠体28の前端縁部をシール部材支持枠片29となして、同シール部材支持枠片29の周縁部にシール部材30を取り付け、同シール部材30に閉蓋したボンネット39の内面が当接して、同シール部材30によりボンネット39内が前後方向に遮蔽されるようにしている。
さらには、シール部材30は、図3〜図5に示すように、シール部材支持枠片29の周縁部に沿って伸延して断面がU字状の嵌合片30aと、シール部材支持枠片29の周縁部に沿って伸延すると共に、同嵌合片30aの外側面に連設して断面がリング状のシール部材本片30bとから形成しており、シール部材支持枠片29の周縁部に嵌合片30aを嵌合させて取り付けている。31は、ラジエータ支持体16に取り付けたボンネット閉蓋固定・解除機構である。
このようにして、ラジエータ17の直前方位置に配設した支持枠体28の前端縁部をシール部材支持枠片29となして、同シール部材支持枠片29の周縁部にシール部材30を取り付けて、同シール部材30に閉蓋したボンネット39の前部の内面が当接して、同シール部材30によりボンネット39内が前後方向に遮蔽されるようにすることができるため、シール部材30を支持する縁部を高く形成したり、また、ボンネット39の内面に弾性当接材を取り付けたりする必要性がない。
また、左右伸延支持片28bの右側部には、位置決め部としての位置決め孔32を形成して、同位置決め孔32中にエアクリーナ20の吸気パイプ21の先端吸気口部21aや、支持枠体28の直前方に配置した冷却水補助タンク33の給水パイプ34の中途部34aを挿通することにより、これらを位置決めすることができるようにしている。
このようにして、左右伸延支持片28bの右側部に形成した位置決め孔32を介してエアクリーナ20の吸気パイプ21の先端吸気口部21aや冷却水補助タンク33の給水パイプ34の中途部34aを位置決め可能としているため、別途にこれらのパイプ21,34を位置決め・支持する部材を設ける必要性がなく、構造の簡易化と製造コストの低減化とを図ることができる。
ここで、吸気パイプ21は、エアクリーナ20に基端部を連結して、先端吸気口部21aを前方へ伸延させると共に、左右伸延支持片28bの右側部に形成した位置決め孔32中に挿通して下方へ屈曲させ、右側下方へ向けて開口させている。
そして、ラジエータ17の直前方位置に配設した支持枠体28の前端縁部をシール部材支持枠片29となして、同シール部材支持枠片29の周縁部にシール部材30を取り付けているため、吸気パイプ21の中途部がシール部材30と干渉するのを容易に回避することができて、シール部材30による遮蔽性を良好に確保することができる。
排気マフラー19は、図3に示すように、前後方向に伸延させて形成して、エンジン13の左側方の直上方位置に配置しており、図4に示すように、同排気マフラー19の後端壁19aに排気パイプ22の基端部22aを連通連結すると共に、同排気パイプ22の先端排気口部22bを下方へ向けて伸延させて、図1に示すように、エンジン13を被覆するボンネット39の左側壁の後下部に形成した開口部23より外側下方に突出させている。
ここで、左側後部のエンジンマウント12より前方へ向けてパイプステー24を突設し、同パイプステー24の先端部(前端部)24aに排気パイプ22の下部を連結して支持させている。
このようにして、前後方向に伸延させて形成した排気マフラー19の後端部に排気パイプ22の基端部22aを連通連結すると共に、同排気パイプ22の先端排気口部22bを下方へ向けて伸延させて、エンジン13を被覆するボンネット39の左側壁の後下部に形成した開口部23より外側下方に突出させているため、エンジン13の前方近傍に配置したラジエータ17や冷却ファン15のファン駆動ベルト26から排気マフラー19を離隔させることができて、ラジエータ17やファン駆動ベルト26のメンテナンス性を向上させることができる。
しかも、排気パイプ22の先端排気口部22bをラジエータ17から後方に離隔させて配置することができるため、同排気パイプ22から排出された排気熱風がラジエータ17に再度吸引されるという不具合を防止することができる。
さらには、機体フレーム1上にてエンジン13を防振・支持する防振・支持体としてのエンジンマウント12にパイプステー24を設け、同パイプステー24の先端部24aに排気パイプ22の下部を支持させているため、同排気パイプ22の振動をエンジン13の振動に同調させることができて、特に、排気パイプ22の先端部が振動により破損するという不具合の発生を防止することができる。
上記した原動機部2は、ボンネット39により前方と左右側方と上方とが被覆されており、同ボンネット39は、図1及び図2に示すように、機体フレーム1上に固定して原動機部2の下半部を被覆する固定側ボンネット形成体40と、同固定側ボンネット形成体40上にて開閉自在となして原動機部2の上半部を被覆する開閉側ボンネット形成体41とを具備している。
そして、固定側ボンネット形成体40は、図2に示すように、フロントグリル部形成片42と、同フロントグリル部形成片42の左右側端部にそれぞれ前端部を連設した左・右側サイドパネル部形成片43,43とから形成しており、左・右側サイドパネル部形成片43,43の後端部間には、位置決め用被係止体44を設けている。
位置決め用被係止体44は、上方へ立ち上げて形成した左右一対の上方立ち上がり片44a,44aの下部を、左・右側サイドパネル部形成片43,43の内側後端部に取付片45,45を介して取り付け、両上方立ち上がり片44a,44aの上端部間に、左右方向に伸延する左右伸延片44bを横架して、正面視門型に形成しており、左右伸延片44bの左右側部には鍔状の位置決め兼横ずれ防止片46,46を設けている。
ここで、位置決め用被係止体44は、図1に示すように、機体フレーム1上に固定側ボンネット形成体40を固定した状態において、左右伸延片44bがエンジン13の上端部よりも上方に位置するように形成している。
また、図6に示すように、原動機部2の後方には燃料タンク47を配設すると共に、同燃料タンク47を隔壁体48により隔離しており、図2にも示すように、同隔壁体48の前面上部(原動機部2の後上方位置)の左右側部に左右一対の位置決め用係止体49,49を前方へ突出させて設けると共に、中央部に離脱防止体50を前方へ突出させて設けている。
しかも、左右一対の位置決め用係止体49,49は、エンジン13の上面の左右側部に配置した排気マフラー19とエアクリーナ20の直上方位置に配設している。
さらには、各位置決め用係止体49は、図2及び図6に示すように、前後方向に伸延する底部形成片49aと、同底部形成片49aの左右側縁部より立ち上げて形成した左・右側壁部形成片49b,49bとから正面視U字状に形成しており、左・右側壁部形成片49b,49bの先端部(前端部)には、前記左右伸延片44bを係止するための係止用凹部49c,49cを下方へ湾曲させて形成している。
そして、離脱防止体50は、図6(b)に示すように、左・右側壁部形成片49b,49bよりも少し上方に配置している。
このようにして、固定側ボンネット形成体40の取り付け作業を行う際には、作業者が固定側ボンネット形成体40の前部を持って、同固定側ボンネット形成体40の後端部に設けた位置決め用被係止体44の左右伸延片44bを、離脱防止体50の下方に位置させると共に、上記位置決め用係止体49,49の先端部に形成した係止用凹部49c,49cに上方から係止する。
この際、左右伸延片44bの左右側部に設けた鍔状の位置決め兼横ずれ防止片46,46を、各位置決め用係止体49,49の左・右側壁部形成片49b,49b間に挿入しておくことにより、左右伸延片44bの位置決めを行うことができると共に、横ずれを防止することができる。
しかも、かかる左右伸延片44bを係止用凹部49c,49cに係止する際に、係止用凹部49c,49cを形成している左右一対の位置決め用係止体49,49が排気マフラー19とエアクリーナ20の直上方位置に配設されているため、作業者には、原動機部2の最上部を形成する排気マフラー19とエアクリーナ20が視覚的に障害とならず、固定側ボンネット形成体40の位置決め作業を楽に行うことができる。
そして、かかる状態にて左右伸延片44bを回動支点にして固定側ボンネット形成体40の前部を下方へ回動移動させて機体フレーム1上に載置することにより、固定側ボンネット形成体40を効率良く組み付けることができる。
また、左右一対の位置決め用係止体49,49や離脱防止体50は、原動機部2の後方に配設した隔壁体48より前方へ突出させて設けているため、別途に位置決め用係止体49,49や離脱防止体50を支持するための支持部材を設けることなく、確実に位置決め用係止体49,49や離脱防止体50を支持させることができる。
ここで、図1及び図2に示すように、上記した固定側ボンネット形成体40の直後方位置には、後述するダッシュボードステー52を配置しており、同ダッシュボードステー52の左・右側壁形成片53,53の前端縁下部に、左・右側サイドパネル部形成片43,43の後端縁部を当接させると共に、固定側ボンネット形成体40を機体フレーム1に図示しない固定ボルト又はスリット等により固定している。
また、左・右側サイドパネル部形成片43,43の前部内側面には、図2に示すように、上下方向に伸延する短冊状の当接体61,61を設けて、各当接体61,61に、支持枠体28の各上方伸延支持片28a,28aに取り付けたシール部材30のシール部材本片30bが当接するようにしている。図2中、62は、各サイドパネル部形成片43の外表面に貼付したリフレクタシールである。
開閉側ボンネット形成体41は、図1に示すように、前壁形成片55と左・右側壁形成片56,56と天井部形成片57とから形成しており、後述するダッシュボードステー52の天井部形成片54の内面に、左右方向に軸線を向けた枢支ピン59を介して開閉支持アーム60の基端部を枢支し、各開閉支持アーム60の先端部を天井部形成片57の後部に連設して、枢支ピン59を中心に開閉側ボンネット形成体41を上下方向に開閉自在となしている。63は、棒状の開放支持体であり、同開放支持体63は、前記離脱防止体50の先端部(前端部)に基端部63aを枢支して連結している。
ダッシュボードステー52は、図2及び図6に示すように、機体フレーム1の中途部に立設した燃料タンク支持体65と後述するステアリングポスト66とに支持されており、同ダッシュボードステー52は、上下方向に伸延する左・右側壁形成片53,53と、両左・右側壁形成片53,53の上端間にて左右方向に伸延させて横架した天井部形成片54とから正面視門型に形成している。
そして、ダッシュボードステー52の後端縁部には、後述する運転部3のダッシュボード68とステアリングポスト66とを連設している。
燃料タンク支持体65は、図4〜図6に示すように、左右一対の前後伸延片1a,1aの中途部間に架設したステアリングポスト支持台72と、同ステアリングポスト支持台72の前壁上部より前方へ水平に伸延させると共に、上方へ垂直に立ち上げて形成した支持本体73とから形成しており、同支持本体73上に燃料タンク47を載置すると共に、同支持本体73の上端部に隔壁体48の下端部を取り付けて、同隔壁体48により燃料タンク47を直前方においてエンジン13から隔離している。
また、ダッシュボードステー52の天井部形成片54の後端中央部には、図6〜図9に示すように、側面視L字状のステー側連結ブラケット75を後方へ突出させて設ける一方、前記ステアリングポスト支持台72に立設したステアリングポスト66の上部にポスト側連結ブラケット76を前方へ突出させて設けて、両連結ブラケット75,76の先端部同士を上下方向に重合させると共に、上方から螺着した連結ボルト77,77により連結している。
ここで、隔壁体48は、図6〜図10に示すように、運転部3に設けたステアリングポスト66に支持体80を介して支持させると共に、同支持体80により燃料タンク47も一体的に支持させている。
すなわち、支持体80は、燃料タンク47の左右幅よりも広幅に左右方向に伸延させて形成した左右伸延片81と、同左右伸延片81の左右側端部よりそれぞれ前方へ向けて伸延させて形成した左右一対の前方伸延片82,82とを具備している。
そして、支持体80は、左右伸延片81の中途部が、ステアリングポスト66より前方へ突設した固定片としてのポスト側連結ブラケット76の先端部(前端部)と、重合連結片としてのステー側連結ブラケット75の基端部(前端部)とにより、上下方向から挟持されて固定されている。
しかも、ポスト側連結ブラケット76の先端部には、左右方向に伸延する凹条部85を形成して、同凹条部85内に左右伸延片81の中央部を嵌合させると共に、同ポスト側連結ブラケット76の先端部にステー側連結ブラケット75の基端部を上方から重合させて、両ブラケット75,76を連結ボルト77,77により連結している。
また、支持体80の左右一対の前方伸延片82,82は、先端部82a,82aを燃料タンク47の左右側壁47a,47aに形成した連結用突片83,83に貫通孔84,84を介して貫通させると共に、隔壁体48に連結している。86,87は、前方伸延片82,82の先端部82a,82aに螺着した締め付け用ナットである。
このようにして、隔壁体48を、運転部3に設けたステアリングポスト66に支持体80を介して支持させると共に、同支持体80により燃料タンク47も一体的に支持させているため、同燃料タンク47廻りのメンテナンス性を良好に確保することができて、同メンテナンス作業を効率良く行うことができる。
この際、左右伸延片81の中央部をステアリングポスト66に固定すると共に、左右一対の前方伸延片82,82の先端部82a,82aを燃料タンク47の左右側壁47a,47aに形成した連結用突片83,83に貫通孔84,84を介して貫通させ、かつ、隔壁体48に連結しているため、構造簡易にして隔壁体48と燃料タンク47とを確実に支持することができると共に、同燃料タンク47廻りのメンテナンス性を良好に確保することができる。
しかも、左右伸延片81の中央部は、ステアリングポスト66より前方へ突設した固定片としてのポスト側連結ブラケット76の先端部(前端部)と、重合連結片としてのステー側連結ブラケット75の基端部(前端部)とにより、上下方向から挟持されて連結ボルト77,77により連結・固定されているため、連結ボルト77,77を締め付けたり、弛めたりすることにより、支持体80の取付作業ないしは取外作業を簡単に行うことができて、燃料タンク47廻りのメンテナンス性を著しく向上させることができる。
運転部3は、図1に示すように、機体フレーム1の中途部に張設したステップ部90の前部にステアリングコラム91を立設し、同ステアリングコラム91の上端部にダッシュボード68を設け、これらダッシュボード68とステアリングコラム91の前端縁部を前記したダッシュボードステー52の後端縁部に連設すると共に、ステアリングコラム91及びダッシュボード68内を通して前記ステアリングポスト66を立設し、同ステアリングポスト66中に挿通したステアリングハンドル支軸92の上端にステアリングハンドル93を取り付けている。
そして、ステアリングハンドル93の後方位置に運転席94を配置し、同運転席94の左右側方位置に後車輪フェンダ95,95を配置している。
また、運転部3には、図6〜図10に示すように、機体フレーム1上に設けたステアリングポスト支持台72より立ち上げてレバーステー96を立設し、同レバーステー96の上端部に左右方向に軸線を向けたレバー支軸97を設け、同レバー支軸97にボス部98を介してアクセルレバー99の基端部を取り付けると共に、同アクセルレバー99の上端把持部99aをステアリングハンドル93の右側近傍に配置している。
しかも、レバー支軸97に前後回動自在に取り付けたボス部98に、図6(b)に示すように、ワイヤ作動アーム100の基端部を取り付け、同ワイヤ作動アーム100の先端部と原動機部2のエンジン13に設けたエンジン回転数調整レバー(レギュレータ)101との間に連動ワイヤ102を介設している。
さらには、ステアリングポスト66の直前方に配置した燃料タンク47の右側下部には前後方向に伸延するワイヤ配設用凹部103を形成し、同ワイヤ配設用凹部103内に上記連動ワイヤ102を前後方向に摺動自在に配置している。104は、クラッチ操作機構である。
このようにして、アクセルレバー99とワイヤ作動アーム100とをステアリングポスト支持台72より立ち上げたレバーステー96のレバー支軸97にボス部98を介して取り付けているため、同レバー支軸97をステアリングハンドル93の近傍に配置することができ、アクセルレバー99自体を短幅化することができて、同アクセルレバー99を前後方向に回動操作して行うアクセル操作幅を小さくすることができる。その結果、アクセルレバー99を操作する作業者の疲労を軽減することができる。
この際、燃料タンク47の右側下部に形成したワイヤ配設用凹部103内に連動ワイヤ102を前後方向に摺動自在に配置しているため、連動ワイヤ102を機体の内方寄りに配置することができて、機体のコンパクト化を図ることができると共に、連動ワイヤ102の連動機能を良好に確保することができる。
図1に示すように、エンジン13の駆動軸(図示せず)にはフライホイール110を連動連結し、同フライホイール110に出力軸111を後方へ向けて突設する一方、ミッション部4の前部に静油圧式無段変速装置(以下「HST」という)112を連動連設し、同HST112より前方へ向けて入力軸113を突設して、同入力軸113と上記出力軸111とをミッション伝動シャフト114を介して連動連結している。115はHST冷却ファンである。
また、ミッション部4の前壁下部より出力軸116を前方へ向けて突出させる一方、フロントアクスルケース5の後壁中央部より入力軸117を後方へ向けて突出させ、同入力軸117と上記出力軸116とをフロントアクスル伝動シャフト118を介して連動連結して、前・後車輪6,6,8,8の四輪駆動が行えるようにしている。
本発明に係るトラクタの側面図。 同トラクタの原動機部の分解斜視説明図。 同原動機部の平面図。 同原動機部の左側面図。 同原動機部の右側面図。 同原動機部と運転部の説明図。 同原動機部と運転部の平面図。 ステアリングハンドル近傍の斜視説明図。 同ステアリングハンドル近傍の側面図。 同ステアリングハンドル近傍の背面図。
符号の説明
A トラクタ
B バッテリー
1 機体フレーム
2 原動機部
3 運転部
4 ミッション部
5 フロントアクスルケース
6 前車輪
7 リヤアクスルケース
8 後車輪

Claims (1)

  1. 機体フレーム上に原動機部を設け、同原動機部の後方位置に運転部を設けたトラクタにおいて、
    運転部に、機体フレームより立ち上げてレバーステーを立設し、同レバーステーの上端部に左右方向に軸線を向けたレバー支軸を設け、同レバー支軸にボス部を介してアクセルレバーを前後回動自在に取り付けると共に、同ボス部にワイヤ作動アームの基端部を取り付け、同ワイヤ作動アームの先端部と原動機部のエンジンに設けたエンジン回転数調整レバーとの間に連動ワイヤを介設し、
    原動機部と運転部との間には、燃料タンクを配設し、同燃料タンクの一側下部にはワイヤ配設用凹部を形成し、同ワイヤ配設用凹部内に連動ワイヤを前後方向に摺動自在に配置したことを特徴とするトラクタ。
JP2004166611A 2004-06-04 2004-06-04 トラクタ Pending JP2005343349A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108340959A (zh) * 2018-03-14 2018-07-31 星光农机股份有限公司 一种拖拉机控制面板、控制机架及操纵装置

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