JPH0531898Y2 - - Google Patents

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JPH0531898Y2
JPH0531898Y2 JP1985040333U JP4033385U JPH0531898Y2 JP H0531898 Y2 JPH0531898 Y2 JP H0531898Y2 JP 1985040333 U JP1985040333 U JP 1985040333U JP 4033385 U JP4033385 U JP 4033385U JP H0531898 Y2 JPH0531898 Y2 JP H0531898Y2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は人工魚礁(以下魚礁と称す)に小径木
の丸太を用いるとき、この小径木の丸太全体にわ
たり、幅広く錘が作用する様にしたものである。
昨今、間伐時に間伐された小径木の丸太(以下
単に丸太と称す)の、利用促進の一環として。
また、魚礁として設置後、早期に魚付・付着
性・蝟集効果等の良さから、また、従来の空立米
の魚礁の欠点を補う等のため、丸太を用いた魚礁
は全国各地において試験実施されている。
しかし、フナクイムシ等の虫害により、強度低
下をきたした丸太は、潮流等により折れ、千切
れ、取り付けた鉄筋コンクリート製の等の錘(鋼
製・鉄筋コンクリート製のフレームを含む)より
外れ流木、或は、浮遊丸太となり何処かへ流れ行
く。
後日(長くても2年後には)、設置場所に残る
のは、鉄筋コンクリート製等の錘のみである。
近辺の海底に用いた丸太の1片をも、見ること
はない。
当然、設置当初の魚礁形態を想像することも、
その効果を望むこともできない。
この場合、魚礁としての機能、或は、効果等の
低下、或は、これら全てを失うことよりも、流
木、或は、浮遊丸太となり航行船舶、或は、海洋
工作物等に被害をもたらすことを最も恐れる。
何故なら、如何に虫害等により著しい強度低下
し、脆くなつたとは言え、手でたやすく折れるほ
ど、強度低下を来したものではない。
ただ、長い丸太(使用時には2メートルから4
メートル)であるが故に、潮流程度で折れるので
ある。
両端支持(両側を固定)された丸太に、潮流が
当たることにより生じた曲げモーメント・剪断力
等に抗しきれず折れ。更に、折れることにより両
端支持が、片持ち支持(カンチレバー)とにな
り、より小さい外力(潮流)で折れ、千切れる。
この悪循環により、一般的には1本の丸太は3
ケ所にわたつて折れ千切れるものである。
従つて、潮流で折れ千切れた丸太とは言つて
も、まだまだかなりの長さと強度を有している。
よつて、この流木・浮遊丸太に航行船舶が当た
ると、大きな被害を及ぼすことになる。
この恐れの為に、未だ何れのところにおかれて
も、試験実施の域を出ることが出来ない。
各地に於ける現在までの、試験実施の形態では
何故、流木、或は、浮遊丸太となるのを防止でき
ないのか。
その試験実施形態は。
(1) 鉄筋コンクリート製等の錘、或は、鋼製・鉄
筋コンクリート製等のフレームに取り付ける場
合、これらの錘に丸太をボルトを用い、2カ所
で固定する。
または、ロープ等で2カ所緊縛する。
(2) 丸太1本あたり2カ所を、鉄筋コンクリート
製の板に埋設し設けた鉄筋、或は、ボルト等で
固定する。
また、この鉄筋コンクリート製の板に鉄筋で取
り付けた丸太A。この丸太Aへ別の丸太Bをロー
プ等で緊縛する。
当然のことだがこの場合、丸太ABは丸太Aを
介して錘(鉄筋コンクリート製の板)の作用を受
けているだけである。
以上何れの場合に於ても単なる丸太。この丸太
の2カ所を錘(フレーム等を含む)、この錘にボ
ルト・ロープ等を用いて固定・緊縛したものであ
る。
よつて、丸太と錘とは点的固定、或は、点的接
続である。
しかし、これら何れの場合にも、制作当時には
一見の通り、丸太全体に錘が作用している。
従つて、魚礁として設置したその後も、丸太に
何等の変化もなければ、また、多少の変化(強度
低下)あつたとしても、潮流程度の外力が加わつ
た位では、一見した通りで、丸太全体に錘が作用
しているので、流木・浮遊丸太等になることはな
い。
しかし、これら試験実施例の全てのものが、丸
太の強度が著しく低下したときには、丸太と錘と
は点的固定、或は、点的接続であるが故に、何れ
の場合にも、錘より外れ(千切れ)流出したもの
である。
本案はこれらの欠点をのぞくために考案したも
のである。
丸太と錘とを、点的固定、或は、点的接続する
のではなく。
錘が丸太全体に幅広く錘として作用するよう
に、丸太の長さ方向に沿つて錘を、面的固定、或
は、面的接続としたものである。
即ち、魚礁に用いた丸太が、なんらかの原因に
より、物理的強度低下をきたし、潮流等の外力に
より、この丸太が2カ所以上にわたり折れ、千切
れても、この折れ千切れた部分にも、引き続き錘
が作用するようにしたものである。
これを図面を追いながら説明すれば (イ) 丸太1の長さ方向に沿つて、第1図に表わす
コンクリート製棒状部材の錘2を、該コンクリ
ート製の錘2に小間隔で多数設けたステンレス
製針金の取付部材3で、丸太1に巻き付けて取
り付ける。
これを表わしたものが第3図であり、この3
図の形態になつたものを、第5図に表わすフレ
ーム5(鉄筋コンクリート製の骨格・面型魚
礁)へ設けたスタツトボルト7、スクリユー釘
8、また、バンド6等。
これらにより、フレーム5へ取り付け、人工
魚礁としたものが第5図である。
(ロ) これにより、魚礁として設置後、丸太1がフ
ナクイムシ等の虫害により、著しい強度低下を
きたし、潮流等の外力により複数カ所にわたり
折れ千切れても、丸太1は、ただ端に折れ千切
れたと言うだけであり、また、コンクリート製
棒状部材の錘2も折れたと言うだけである。
第2図のステンレス製針金の取付部材3の働
きにより、丸太1にはコンクリート製棒状部材
の錘2が連結された状態を維持する。
よつて、引き続き丸太1全体(折れ千切れた
部分等全て)にわたり、取り付けられたコンク
リート製棒状部材の錘2の負の浮力(錘の作
用)を受け、虫害後も長期間にわたり海水中に
止めておく。
これはは非常に重要なことである。
なぜなら長期間、丸太1が海水中にあれば、
虫害による穴、丸太1の管状細胞、或は、繊維
細胞間等に、海水中の浮遊物が入り、やがて丸
太1は沈木となる。
即ち、浮力が無くなり、再び浮くことが無い
丸太1となり、航行船舶。海洋工作物等に被害
を与える恐れが全くなくなるからである。
(ハ) また、第5図の表わす人工魚礁となることに
より、コンクリート製棒状部材の錘2がなんら
かの原因により、この錘2の多くの部分が欠
け、丸太1から外れるようなことがあつても、
丸太1が折れ千切れ、この千切れた部分が、あ
るいは、その全体が流出し、流木あるいは浮遊
丸太になるこはない。
丸太1はフレーム5に取り付けられるとき、
バンド6により、コンクリート製棒状部材の錘
2とともに包まれ(巻かれ)フレーム5に取り
付けられているので、該コンクリート製棒状部
材の錘2に設けられたステンレス製針金の取り
付け部材3を介し、フレーム5が丸太1全体に
錘として作用しているからである。
コンクリート製棒状部材の錘2をステンレス
製針金の取り付け部材3を用いて、丸太1の長
さ方向に沿つて取り付けることは、ただ単に、
丸太1に錘2を全体に作用さす。(第3図の単
体時の効果)だけではなく、本来の目的である
第5図に表わす人工魚礁として組み付けられる
ことにより、更にその効用を高めるものであ
る。
(ニ) また、本案は丸太1が流木、或は、浮遊丸太
となり、航行船舶・海洋工作物等に被害を与え
ることを防止する効果だけではない。
本案によつて、丸太1が前(ロ)項の冒頭の事情に
より、同冒頭の状態になつても、丸太1は、ステ
ンレス製針金の取り付け部材3の働きにより、丸
太1は、フレーム5のほぼ当初取り付け位置にあ
る。
これにより、人工魚礁としての機能・効果等の
著しい低下をきたさない効果もある。
なお、実施態様にはつぎのよなものがある。
(イ) 丸太1の長さ方向に溝を掘り、掘つたこの溝
に取り付け部材3をセツトし(丸太1に巻き付
け等の後)、溝に生コンクリート等を打ち込み
錘2を設ける。
これにより、同様の効果がある。
(ロ) 丸太1の長さ方向に溝を掘り、この溝に丸太
1を包んだ網9の端部を入れた後、溝に生コン
クリート等を打ち込み錘2を設ける。
これにより同様の効果がある。
(ハ) 丸太1の長さ方向に溝を掘り、この溝に達す
る釘4を多数、丸太1に打ち込み、また、この
溝に鉄筋2(錘の心材)をセツトした後に、溝
に生コンクリート等を打ち込み錘2を設ける。
これにより、同様の効果がある。
(ニ) 丸太1を網9で包み、この包んだ網9に錘2
を取り付ける。
これにより、同様の効果がある。
(ホ) 丸太1へ取り付け部材3取り付け、この取り
付け部材3へ錘2を取り付ける。
これにより、同様の効果がある。
(ヘ) 丸太1の長さ方向に、数カ所わたつて穴をあ
け、この穴にロープ11通す。
このロープ11に錘を取り付ける。
これより、同様の効果がある。
だから丸太1が、フナクイムシ等の虫害によ
り、その物理的強度が著しく低下しとき、潮流等
の外力により複数カ所にわたり折れ千切れても、
これらが流木・浮遊丸太とはならない。
当然、魚礁の効果も低減しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案で用いた錘の斜視図である。
第2図は、本考案で用いた錘に設けられた取り付
け部材の斜視図である。第3図は、本考案の斜視
図である。第4図は、本考案の部分カツト図であ
る。第5図は、本考案をフレームに組み付けた人
工魚礁斜視図である。第6図は、本考案の他の実
施例を示す斜視図である。第7図は、前項の部分
カツト図である。第8図は、本考案の他の実施例
を示す部分カツト図である。第9図は、本考案の
他の実施例を示す部分カツト図である。第10図
は、本考案の他の実施例を示す斜視図である。第
11図は、本考案の他の実施例を示す斜視図であ
る。第12図は、本考案の他の実施例を示す斜視
図である。第13図は、本考案の他の実施例を用
いた人工魚礁の斜視図である。 1は、丸太。2は、錘。3は、取り付け部材。
4は、釘。5は、フレーム。6は、バンド。7
は、スタツドボルト。8は、スクリユー釘。9
は、網。10は、また釘。11は、ロープ。12
は、鉄筋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 丸太の長さ方向に沿つて、錘となるコンクリー
    ト製棒状部材を、該コンクリート製棒状部材に小
    間隔で多数設けたステンレス製針金で巻き付け固
    定した人工魚礁用丸太。
JP1985040333U 1985-03-19 1985-03-19 Expired - Lifetime JPH0531898Y2 (ja)

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JPS61154762U JPS61154762U (ja) 1986-09-25
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