JPH05318788A - ライン型サーマルプリンタのリボン駆動装置 - Google Patents
ライン型サーマルプリンタのリボン駆動装置Info
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- JPH05318788A JPH05318788A JP13398292A JP13398292A JPH05318788A JP H05318788 A JPH05318788 A JP H05318788A JP 13398292 A JP13398292 A JP 13398292A JP 13398292 A JP13398292 A JP 13398292A JP H05318788 A JPH05318788 A JP H05318788A
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- gear
- head
- arms
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡易な構成で小型化を図る。
【構成】減速ギヤ列(52)およびモータ(51)の少
なくとも一方を、両ヘッドアーム(11L,11R)の
内側に配設する。また、減速ギヤ列(52)から各リボ
ンコア(43,44)への動力伝達をヘッドアーム(1
1L,11R)の支持軸(14)を介して行う。
なくとも一方を、両ヘッドアーム(11L,11R)の
内側に配設する。また、減速ギヤ列(52)から各リボ
ンコア(43,44)への動力伝達をヘッドアーム(1
1L,11R)の支持軸(14)を介して行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライン型サーマルプリ
ンタのリボン駆動装置に関する。
ンタのリボン駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来より、ライン型サーマルプ
リンタとして、プラテンとサーマルヘッドとの間に用紙
とリボンとを供給して印字を行うものが知られている。
図16に従来のライン型サーマルプリンタのサーマルヘ
ッド周辺の構成を示す。図において、4はサーマルヘッ
ド,10Aはヘッドロード装置,40Aはリボン駆動装
置である。
リンタとして、プラテンとサーマルヘッドとの間に用紙
とリボンとを供給して印字を行うものが知られている。
図16に従来のライン型サーマルプリンタのサーマルヘ
ッド周辺の構成を示す。図において、4はサーマルヘッ
ド,10Aはヘッドロード装置,40Aはリボン駆動装
置である。
【0003】ここで、ヘッドロード装置10Aは、サー
マルヘッド4を両端支持し各基端部が支持軸14に所定
距離だけ離れて取り付けられた一対のヘッドアーム1
1,11と、端部がクランク軸17sに取り付けられか
つ先端部がスプリング15A等を介してヘッドアーム1
1,11に連結されたクランク17Aと、クランク軸1
7sを回転駆動可能なクランク軸駆動機構21A(駆動
モータ22A,駆動ギヤ列23A)とを含み構成されて
いる。
マルヘッド4を両端支持し各基端部が支持軸14に所定
距離だけ離れて取り付けられた一対のヘッドアーム1
1,11と、端部がクランク軸17sに取り付けられか
つ先端部がスプリング15A等を介してヘッドアーム1
1,11に連結されたクランク17Aと、クランク軸1
7sを回転駆動可能なクランク軸駆動機構21A(駆動
モータ22A,駆動ギヤ列23A)とを含み構成されて
いる。
【0004】一方、リボン駆動装置40Aは、図示しな
いリボンカセットの巻元側リボンコアに巻回されたリボ
ンをサーマルヘッド4およびプラテン(図示省略)間を
挿通させつつ巻取側リボンコアに巻取り可能に構成され
ている。具体的には、リボン駆動装置40Aは、リボン
カセットの巻元側および巻取側リボンコアと連結可能な
巻元側および巻取側リボンスプーラー48R,48Fを
回転駆動する各リボン駆動モータ51R,51Fおよび
減速ギヤ列52R,52F等から構成されている。この
リボン駆動装置40Aは、両ヘッドアーム11,11の
外側に配設されるが、リボンカセット(図示省略)を側
方から挿入するため当該側方部分を開けておく必要があ
り、片側に集中配設されている。
いリボンカセットの巻元側リボンコアに巻回されたリボ
ンをサーマルヘッド4およびプラテン(図示省略)間を
挿通させつつ巻取側リボンコアに巻取り可能に構成され
ている。具体的には、リボン駆動装置40Aは、リボン
カセットの巻元側および巻取側リボンコアと連結可能な
巻元側および巻取側リボンスプーラー48R,48Fを
回転駆動する各リボン駆動モータ51R,51Fおよび
減速ギヤ列52R,52F等から構成されている。この
リボン駆動装置40Aは、両ヘッドアーム11,11の
外側に配設されるが、リボンカセット(図示省略)を側
方から挿入するため当該側方部分を開けておく必要があ
り、片側に集中配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したラ
イン型サーマルプリンタにおいては、リボン駆動装置4
0Aが片側に集中配設されるが、他の機構(例えばクラ
ンク軸駆動機構や用紙搬送機構)とレイアウト上で場所
の取り合いとなりコンパクトにレイアウトするのが困難
である。そのため、プリンタが大型化する傾向にある。
イン型サーマルプリンタにおいては、リボン駆動装置4
0Aが片側に集中配設されるが、他の機構(例えばクラ
ンク軸駆動機構や用紙搬送機構)とレイアウト上で場所
の取り合いとなりコンパクトにレイアウトするのが困難
である。そのため、プリンタが大型化する傾向にある。
【0006】本発明の目的は、上記事情に鑑み、簡易な
構成で小型化を図ることができるライン型サーマルプリ
ンタのリボン駆動装置を提供することにある。
構成で小型化を図ることができるライン型サーマルプリ
ンタのリボン駆動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るラ
イン型サーマルプリンタのリボン駆動装置は、サーマル
ヘッドを両端支持し各基端部が支持軸に所定距離だけ離
れて取り付けられた一対のヘッドアームを有し両ヘッド
アームを支持軸の軸心を中心に回動させることによりサ
ーマルヘッドを上下動させてプラテンに接触・離隔可能
なヘッドロード機構と併設され、巻元側および巻取側リ
ボンコアを回転駆動させるためのモータおよび減速ギヤ
列を有し巻元側リボンコアに巻回されたリボンをサーマ
ルヘッドおよびプラテン間を挿通させつつ巻取側コアに
巻取り可能なライン型サーマルプリンタのリボン駆動装
置において、減速ギヤ列およびモータの少くとも一方を
両ヘッドアーム間に配設したことを特徴とする。
イン型サーマルプリンタのリボン駆動装置は、サーマル
ヘッドを両端支持し各基端部が支持軸に所定距離だけ離
れて取り付けられた一対のヘッドアームを有し両ヘッド
アームを支持軸の軸心を中心に回動させることによりサ
ーマルヘッドを上下動させてプラテンに接触・離隔可能
なヘッドロード機構と併設され、巻元側および巻取側リ
ボンコアを回転駆動させるためのモータおよび減速ギヤ
列を有し巻元側リボンコアに巻回されたリボンをサーマ
ルヘッドおよびプラテン間を挿通させつつ巻取側コアに
巻取り可能なライン型サーマルプリンタのリボン駆動装
置において、減速ギヤ列およびモータの少くとも一方を
両ヘッドアーム間に配設したことを特徴とする。
【0008】また、請求項2の発明に係るライン型サー
マルプリンタのリボン駆動装置は、加えて、前記減速ギ
ヤ列から巻元側および巻取側リボンコアへの動力伝達を
両ヘッドアームの支持軸を介して行う構成としたことを
特徴とする。
マルプリンタのリボン駆動装置は、加えて、前記減速ギ
ヤ列から巻元側および巻取側リボンコアへの動力伝達を
両ヘッドアームの支持軸を介して行う構成としたことを
特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成による請求項1の発明では、減速ギヤ
列およびモータの少なくとも一方は、一対のヘッドアー
ムの内側に配設されるので、従来デッドスペースであっ
たヘッドアームの内側部分の有効利用が図れる。これに
より、簡易な構成で小型化を図ることができる。
列およびモータの少なくとも一方は、一対のヘッドアー
ムの内側に配設されるので、従来デッドスペースであっ
たヘッドアームの内側部分の有効利用が図れる。これに
より、簡易な構成で小型化を図ることができる。
【0010】また、上記構成による請求項2の発明で
は、請求項1の発明に加えて、減速ギヤ列から各リボン
コアへの動力伝達はヘッドアームの支持軸を介して行わ
れる。
は、請求項1の発明に加えて、減速ギヤ列から各リボン
コアへの動力伝達はヘッドアームの支持軸を介して行わ
れる。
【0011】これにより、部品の共用化が図られること
になり、一段と小型化を図ることができる。
になり、一段と小型化を図ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。本ライン型カラーサーマルプリンタは、図
1および図2に示す如く、本体フレーム2,印字部(プ
ラテン3,サーマルヘッド4),ヘッドロード装置1
0,用紙搬送装置30およびリボン駆動装置40を含み
構成されている。なお、図16との共通部分については
同一の符号を付し、その詳細説明を省略する。
ら説明する。本ライン型カラーサーマルプリンタは、図
1および図2に示す如く、本体フレーム2,印字部(プ
ラテン3,サーマルヘッド4),ヘッドロード装置1
0,用紙搬送装置30およびリボン駆動装置40を含み
構成されている。なお、図16との共通部分については
同一の符号を付し、その詳細説明を省略する。
【0013】ここで、ヘッドロード装置10は、図1〜
図5に示す如く、サーマルヘッド(本実施例ではサーマ
ルヘッド4)を両端支持し各基端部が支持軸14に所定
距離だけ離れて取り付けられた一対のヘッドアーム11
L,11Rと、基端部がクランク軸17sに取り付けら
れかつ先端部が連結部材(13b)を介して各ヘッドア
ーム11L,11Rと連結されたクランク17,17
と、クランク軸17sに駆動ギヤ列23を介して連結さ
れた駆動モータ22を含み構成されたクランク軸駆動機
構21とを備え、駆動モータ22を駆動してクランク軸
17sを回転させることにより各ヘッドアーム11L,
11Rが回動してサーマルヘッド4がプラテン3に接触
・離隔するように形成されている。上記したクランク軸
駆動機構21の駆動モータ22および駆動ギヤ列23
は、両ヘッドアーム11L,11Rの内側に配設されて
いる。このように、本プリンタでは、従来、デッドスペ
ースであった両アーム11L,11Rの内側部分を有効
利用することにより、装置全体の小型化を図っている。
図5に示す如く、サーマルヘッド(本実施例ではサーマ
ルヘッド4)を両端支持し各基端部が支持軸14に所定
距離だけ離れて取り付けられた一対のヘッドアーム11
L,11Rと、基端部がクランク軸17sに取り付けら
れかつ先端部が連結部材(13b)を介して各ヘッドア
ーム11L,11Rと連結されたクランク17,17
と、クランク軸17sに駆動ギヤ列23を介して連結さ
れた駆動モータ22を含み構成されたクランク軸駆動機
構21とを備え、駆動モータ22を駆動してクランク軸
17sを回転させることにより各ヘッドアーム11L,
11Rが回動してサーマルヘッド4がプラテン3に接触
・離隔するように形成されている。上記したクランク軸
駆動機構21の駆動モータ22および駆動ギヤ列23
は、両ヘッドアーム11L,11Rの内側に配設されて
いる。このように、本プリンタでは、従来、デッドスペ
ースであった両アーム11L,11Rの内側部分を有効
利用することにより、装置全体の小型化を図っている。
【0014】より具体的には、ヘッドアーム11L,1
1Rは、図3に示す如く、ヘッドホルダーアーム12
L,12Rおよびヘッドロードアーム(以下、HLアー
ムと称する。)13L,13Rとを含み構成されてい
る。ヘッドホルダーアーム12L,12Rは、その先端
部にサーマルヘッド4を両端支持し各基端部が支持軸1
4に所定距離だけ離れて回転自在に取り付けられてい
る。一方、HLアーム13L,13Rは、ヘッドホルダ
ーアーム12L,12Rを支持軸14の軸心を中心とし
て回動させるための部材で、部品の共通化を図るために
各基端部が支持軸14に回動可能に取り付けられてい
る。このHLアーム13L,13Rの各先端部は、HL
アームビーム13bによって連結されている。
1Rは、図3に示す如く、ヘッドホルダーアーム12
L,12Rおよびヘッドロードアーム(以下、HLアー
ムと称する。)13L,13Rとを含み構成されてい
る。ヘッドホルダーアーム12L,12Rは、その先端
部にサーマルヘッド4を両端支持し各基端部が支持軸1
4に所定距離だけ離れて回転自在に取り付けられてい
る。一方、HLアーム13L,13Rは、ヘッドホルダ
ーアーム12L,12Rを支持軸14の軸心を中心とし
て回動させるための部材で、部品の共通化を図るために
各基端部が支持軸14に回動可能に取り付けられてい
る。このHLアーム13L,13Rの各先端部は、HL
アームビーム13bによって連結されている。
【0015】また、各ヘッドホルダーアーム12L(1
2R)とHLアーム13L(13R)とは、規制部材に
よって当該各アーム(12Lと13L,12Rと13
R)が所定角度範囲を越えて相対回動するのを規制され
ている。本実施例においては、規制部材は、各HLアー
ム13L,13Rの先端部寄りに設けられたアームスト
ッパ16,16より構成されている。
2R)とHLアーム13L(13R)とは、規制部材に
よって当該各アーム(12Lと13L,12Rと13
R)が所定角度範囲を越えて相対回動するのを規制され
ている。本実施例においては、規制部材は、各HLアー
ム13L,13Rの先端部寄りに設けられたアームスト
ッパ16,16より構成されている。
【0016】また、各ヘッドホルダーアーム12L(1
2R)とHLアーム13L(13R)との間には、バネ
力が設定値(本実施例では要求荷重最小値相当)となる
まで圧縮された圧縮バネ15が介装されている。なお、
本実施例では、圧縮バネ15のバネ定数は小さく設定さ
れている。
2R)とHLアーム13L(13R)との間には、バネ
力が設定値(本実施例では要求荷重最小値相当)となる
まで圧縮された圧縮バネ15が介装されている。なお、
本実施例では、圧縮バネ15のバネ定数は小さく設定さ
れている。
【0017】さらに、ヘッドホルダーアーム12L,1
2RおよびHLアーム13L,13Rを支持する支持軸
14は、巻元側および巻取側リボンコア43,44の回
転中心を結ぶ線とヘッドロード時にサーマルヘッド4と
プラテン3との接触点を通りかつサーマルヘッド4の印
字面4aと平行な線との交点の近傍に配設されている。
2RおよびHLアーム13L,13Rを支持する支持軸
14は、巻元側および巻取側リボンコア43,44の回
転中心を結ぶ線とヘッドロード時にサーマルヘッド4と
プラテン3との接触点を通りかつサーマルヘッド4の印
字面4aと平行な線との交点の近傍に配設されている。
【0018】また、クランク17,17は、図4に示す
如く、各基端部がクランク軸17sに固定されており、
各先端部には連結リンク18,18の各一端部が回動可
能に連結されている。連結リンク18,18の各他端部
は、HLアーム13L,13Rの先端寄り部分に回動可
能に連結されている。したがって、クランク軸駆動機構
21を駆動してクランク軸17sを正方向(図4中反時
計回り方向)に回動させると、HLアーム13L,13
Rは各クランク17および連結リンク18に押されて図
4中下方へ回動する。すると、ヘッドホルダーアーム1
2L,12Rも、各圧縮スプリング15およびアームス
トッパ16を介してHLアーム13L,13Rと同期し
て下方へ回動されて、図7に示す如く、サーマルプリン
タ4がプラテン3に接触される。
如く、各基端部がクランク軸17sに固定されており、
各先端部には連結リンク18,18の各一端部が回動可
能に連結されている。連結リンク18,18の各他端部
は、HLアーム13L,13Rの先端寄り部分に回動可
能に連結されている。したがって、クランク軸駆動機構
21を駆動してクランク軸17sを正方向(図4中反時
計回り方向)に回動させると、HLアーム13L,13
Rは各クランク17および連結リンク18に押されて図
4中下方へ回動する。すると、ヘッドホルダーアーム1
2L,12Rも、各圧縮スプリング15およびアームス
トッパ16を介してHLアーム13L,13Rと同期し
て下方へ回動されて、図7に示す如く、サーマルプリン
タ4がプラテン3に接触される。
【0019】サーマルヘッド4がプラテン3に接触する
と、当該ヘッド4とヘッドホルダーアーム13L,13
Rとは、その位置で停止する。一方、各クランク17
は、連結リンク18を介してHLアーム13L,13R
を押し続け、その押付力が圧縮バネ15,15の介装時
のバネ力(要求荷重最小値相当)を越えると、HLアー
ム13L,13Rとヘッドホルダーアーム12L,12
Rとは相対回動し圧縮バネ15,15を圧縮してゆく。
と、当該ヘッド4とヘッドホルダーアーム13L,13
Rとは、その位置で停止する。一方、各クランク17
は、連結リンク18を介してHLアーム13L,13R
を押し続け、その押付力が圧縮バネ15,15の介装時
のバネ力(要求荷重最小値相当)を越えると、HLアー
ム13L,13Rとヘッドホルダーアーム12L,12
Rとは相対回動し圧縮バネ15,15を圧縮してゆく。
【0020】この際、HLアーム13L,13Rの位置
は、図示しないHLセンサーによって検出されている。
しかして、HLアーム13L,13Rが、圧縮バネ1
5,15を所定長さだけ圧縮し適切なヘッドロード位置
に位置すると、HLセンサーによって検出され駆動モー
タ22が停止される。ここで、駆動ギヤ列23内にはH
Lウォームギヤ26が設けられ、その逆方向の効率が負
になるので、当該駆動ギヤ列23は逆転せず、圧縮バネ
15のバネ力により所定の要求荷重でプラテン3に押圧
される。
は、図示しないHLセンサーによって検出されている。
しかして、HLアーム13L,13Rが、圧縮バネ1
5,15を所定長さだけ圧縮し適切なヘッドロード位置
に位置すると、HLセンサーによって検出され駆動モー
タ22が停止される。ここで、駆動ギヤ列23内にはH
Lウォームギヤ26が設けられ、その逆方向の効率が負
になるので、当該駆動ギヤ列23は逆転せず、圧縮バネ
15のバネ力により所定の要求荷重でプラテン3に押圧
される。
【0021】このように、各圧縮バネ15は、設定値
(要求荷重最小値相当)となるまで圧縮された状態で両
アーム(12L,13L;12R,13R)間に介装さ
れているので、HLアーム13L,13Rが圧縮バネ1
5,15を圧縮する長さ(圧縮長)は短くてすみ、HL
センサーの検出のバラつきによってHLアーム13L,
13Rのヘッドロード位置がバラついても要求荷重に近
い値でサーマルヘッド4をプラテン3に押圧することが
できる。また、サーマルヘッド4を要求荷重でプラテン
3に押圧するのに必要なHLアーム13L,13Rの回
動角度量が小さくなるので、アーム移動スペースの縮小
化を図ることができる。その結果、プリンタ全体を小型
化することができる。
(要求荷重最小値相当)となるまで圧縮された状態で両
アーム(12L,13L;12R,13R)間に介装さ
れているので、HLアーム13L,13Rが圧縮バネ1
5,15を圧縮する長さ(圧縮長)は短くてすみ、HL
センサーの検出のバラつきによってHLアーム13L,
13Rのヘッドロード位置がバラついても要求荷重に近
い値でサーマルヘッド4をプラテン3に押圧することが
できる。また、サーマルヘッド4を要求荷重でプラテン
3に押圧するのに必要なHLアーム13L,13Rの回
動角度量が小さくなるので、アーム移動スペースの縮小
化を図ることができる。その結果、プリンタ全体を小型
化することができる。
【0022】一方、クランク軸17sを逆方向(図4中
時計回り方向)に回動させると、上記した場合とは逆の
プロセスをたどりサーマルヘッド4は上昇されてプラテ
ン3より離隔される。そして、HLアーム13L,13
Rが図6に示すホームポジション(HP)に達すると、
HLセンサーによって検出され駆動モータ22が停止さ
れる。
時計回り方向)に回動させると、上記した場合とは逆の
プロセスをたどりサーマルヘッド4は上昇されてプラテ
ン3より離隔される。そして、HLアーム13L,13
Rが図6に示すホームポジション(HP)に達すると、
HLセンサーによって検出され駆動モータ22が停止さ
れる。
【0023】ここで、クランク軸駆動機構21は、駆動
モータ22および駆動ギヤ列23を含み構成されてい
る。本実施例においては、駆動モータ22および駆動ギ
ヤ列23は、ヘッドアーム11L,11Rの内側でクラ
ンク軸17sの後方かつHLアーム13L,13Rの上
方部分に配設されている。
モータ22および駆動ギヤ列23を含み構成されてい
る。本実施例においては、駆動モータ22および駆動ギ
ヤ列23は、ヘッドアーム11L,11Rの内側でクラ
ンク軸17sの後方かつHLアーム13L,13Rの上
方部分に配設されている。
【0024】駆動モータ22は、図2に示す如く、出力
軸を立ててウォームホルダー26Hに固定されている。
軸を立ててウォームホルダー26Hに固定されている。
【0025】また、駆動ギヤ列23は、駆動モータ22
の回転を減速してクランク軸17sに伝達する手段であ
り、図5に示す如く、ピニオンギヤ24,アイドラギヤ
25,HLウォームギヤ26,HLウォームホイールギ
ヤ27,リダクションギヤ28およびクランクギヤ29
等から構成されている。ピニオンギヤ24は、駆動モー
タ22の出力軸に装着されている。また、HLウォーム
ギヤ26は、駆動モータ22の隣りに回転軸を介してウ
ォームホルダー26Hに回転自在に設けられており、2
段ギヤ(ウォームギヤ26a,平歯車26b)とされて
いる。HLウォームギヤ26の平歯車26bは、アイド
ラギヤ25を介してピニオンギヤ24と連結されてい
る。また、HLウォームホイールギヤ27は、クランク
軸17sに回転自在に装着されており、2段ギヤ(ウォ
ームホイールギヤ27a,平歯車27b)とされてい
る。このウォームホイールギヤ27aは、ウォームギヤ
26aと噛合されている。
の回転を減速してクランク軸17sに伝達する手段であ
り、図5に示す如く、ピニオンギヤ24,アイドラギヤ
25,HLウォームギヤ26,HLウォームホイールギ
ヤ27,リダクションギヤ28およびクランクギヤ29
等から構成されている。ピニオンギヤ24は、駆動モー
タ22の出力軸に装着されている。また、HLウォーム
ギヤ26は、駆動モータ22の隣りに回転軸を介してウ
ォームホルダー26Hに回転自在に設けられており、2
段ギヤ(ウォームギヤ26a,平歯車26b)とされて
いる。HLウォームギヤ26の平歯車26bは、アイド
ラギヤ25を介してピニオンギヤ24と連結されてい
る。また、HLウォームホイールギヤ27は、クランク
軸17sに回転自在に装着されており、2段ギヤ(ウォ
ームホイールギヤ27a,平歯車27b)とされてい
る。このウォームホイールギヤ27aは、ウォームギヤ
26aと噛合されている。
【0026】HLリダクションギヤ28は、HLウォー
ムホイールギヤ27に隣接してHLフレーム23Fに設
けられた支持スタッド28sに回転自在に装着されてい
る。HLリダクションギヤ28は、2段ギヤ(大平歯車
28a,小平歯車28b)とされており、大平歯車28
aはHLウォームホイールギヤ27の小平歯車27bと
噛合されている。また、クランクギヤ29は、クランク
軸17sに固着されており、HLリダクションギヤ28
の小平歯車28bと噛合されている。
ムホイールギヤ27に隣接してHLフレーム23Fに設
けられた支持スタッド28sに回転自在に装着されてい
る。HLリダクションギヤ28は、2段ギヤ(大平歯車
28a,小平歯車28b)とされており、大平歯車28
aはHLウォームホイールギヤ27の小平歯車27bと
噛合されている。また、クランクギヤ29は、クランク
軸17sに固着されており、HLリダクションギヤ28
の小平歯車28bと噛合されている。
【0027】また、用紙搬送装置30は、用紙を挟持搬
送可能に設けられた一対のフィードローラ31およびピ
ンチローラ32を含み構成されている。フィードローラ
31は、図14に示す如く、プラテン3より上流側に回
転自在に設けられており、図示しない搬送モータによっ
て正逆方向に回転される構成とされている。また、ピン
チローラ32は、用紙をフィードローラ31に押圧可能
なるように本体フレーム2に回転支持されている。
送可能に設けられた一対のフィードローラ31およびピ
ンチローラ32を含み構成されている。フィードローラ
31は、図14に示す如く、プラテン3より上流側に回
転自在に設けられており、図示しない搬送モータによっ
て正逆方向に回転される構成とされている。また、ピン
チローラ32は、用紙をフィードローラ31に押圧可能
なるように本体フレーム2に回転支持されている。
【0028】また、リボン駆動装置40は、リボンカセ
ット41(図11参照)の巻元側および巻取側リボンコ
ア43,44を回転駆動させるためのリボン駆動モータ
51,減速ギヤ列52および伝達ギヤ列61を有し、巻
元側リボンコア43に巻回されたリボン45をサーマル
ヘッド4およびプラテン3間を挿通させつつ巻取側リボ
ンコア44に巻取り可能に設けられた構成とされてい
る。本実施例では、リボン駆動装置40は、前段部と後
段部とから構成されている。
ット41(図11参照)の巻元側および巻取側リボンコ
ア43,44を回転駆動させるためのリボン駆動モータ
51,減速ギヤ列52および伝達ギヤ列61を有し、巻
元側リボンコア43に巻回されたリボン45をサーマル
ヘッド4およびプラテン3間を挿通させつつ巻取側リボ
ンコア44に巻取り可能に設けられた構成とされてい
る。本実施例では、リボン駆動装置40は、前段部と後
段部とから構成されている。
【0029】リボン駆動装置40の前段部(リボン駆動
モータ51,減速ギヤ列52)は、図2に示す如く、ヘ
ッドアーム11L,11Rの内側でクランク軸17sの
後方かつ支持軸14の上方に位置し、しかもクランク軸
駆動機構21と隣接するようにウォームホルダー26H
に設けられている。
モータ51,減速ギヤ列52)は、図2に示す如く、ヘ
ッドアーム11L,11Rの内側でクランク軸17sの
後方かつ支持軸14の上方に位置し、しかもクランク軸
駆動機構21と隣接するようにウォームホルダー26H
に設けられている。
【0030】より具体的には、リボン駆動モータ51
は、出力軸を立ててウォームホルダー26Hに固定され
ている。また、減速ギヤ列52は、図9に示す如く、ピ
ニオンギヤ53,アイドラギヤ54,リボンウォームギ
ヤ55,リボンウォームホイールギヤ56,アイドラギ
ヤ57,58を含み構成されている。ピニオンギヤ53
は、リボン駆動モータ51の出力軸に装着されている。
また、リボンウォームギヤ55は、リボン駆動モータ5
1の隣りに回転軸を介してウォームホルダー26Hに回
転自在に設けられており、2段ギヤ(ウォームギヤ55
a,平歯車55b)とされている。リボンウォームギヤ
55の平歯車55bは、アイドラギヤ54を介してピニ
オンギヤ53と連結されている。また、リボンウォーム
ホイールギヤ56は、クランク軸17sに回転自在に装
着されており、2段ギヤ(ウォームホイールギヤ56
a,平歯車56b)とされている。このウォームホイー
ルギヤ56aは、ウォームギヤ55aと噛合されてい
る。アイドラギヤ58は、HLアーム13L,13R間
の支持軸14部分に回転不能に装着されており、アイド
ラギヤ57,57を介してリボンウォームホイールギヤ
56の平歯車56bと連結されている。支持軸14のヘ
ッドホルダーアーム12Lより外側部分には、出力ギヤ
59が装着されている。以上の構成により、リボン駆動
モータ51の回転は、減速ギヤ列52により減速され、
出力ギヤ59から後段部(伝達ギヤ列61)へ伝達され
る。
は、出力軸を立ててウォームホルダー26Hに固定され
ている。また、減速ギヤ列52は、図9に示す如く、ピ
ニオンギヤ53,アイドラギヤ54,リボンウォームギ
ヤ55,リボンウォームホイールギヤ56,アイドラギ
ヤ57,58を含み構成されている。ピニオンギヤ53
は、リボン駆動モータ51の出力軸に装着されている。
また、リボンウォームギヤ55は、リボン駆動モータ5
1の隣りに回転軸を介してウォームホルダー26Hに回
転自在に設けられており、2段ギヤ(ウォームギヤ55
a,平歯車55b)とされている。リボンウォームギヤ
55の平歯車55bは、アイドラギヤ54を介してピニ
オンギヤ53と連結されている。また、リボンウォーム
ホイールギヤ56は、クランク軸17sに回転自在に装
着されており、2段ギヤ(ウォームホイールギヤ56
a,平歯車56b)とされている。このウォームホイー
ルギヤ56aは、ウォームギヤ55aと噛合されてい
る。アイドラギヤ58は、HLアーム13L,13R間
の支持軸14部分に回転不能に装着されており、アイド
ラギヤ57,57を介してリボンウォームホイールギヤ
56の平歯車56bと連結されている。支持軸14のヘ
ッドホルダーアーム12Lより外側部分には、出力ギヤ
59が装着されている。以上の構成により、リボン駆動
モータ51の回転は、減速ギヤ列52により減速され、
出力ギヤ59から後段部(伝達ギヤ列61)へ伝達され
る。
【0031】一方、リボン駆動装置40の後段部(伝達
ギヤ列61)は、図2に示す如く、本体フレーム2の起
立部2Lに配設されている。伝達ギヤ列61は、図10
に示す如く、各リボンアイドラギヤ62,63,65,
66,68,69,遊星ギヤ64,67,72,リボン
ロックギヤ75F,75R,リボンスプールギヤ76
F,76R,リボンスプーラー77F,77Rを含み構
成されている。
ギヤ列61)は、図2に示す如く、本体フレーム2の起
立部2Lに配設されている。伝達ギヤ列61は、図10
に示す如く、各リボンアイドラギヤ62,63,65,
66,68,69,遊星ギヤ64,67,72,リボン
ロックギヤ75F,75R,リボンスプールギヤ76
F,76R,リボンスプーラー77F,77Rを含み構
成されている。
【0032】リボンアイドラギヤ62は、出力ギヤ59
からの回転を入力可能なるように配設されている。ま
た、リボンアイドラギヤ63は、リボンアイドラギヤ6
2と噛み合うように回転支持されている。リボンアイド
ラギヤ63は、トグルギヤとされており、リボンアイド
ラギヤ63の回転方向により遊星ギヤ64を介して回転
の伝達経路を切り替える構成とされている。リボンアイ
ドラギヤ65は、リボンアイドラギヤ63が図10中反
時計回り方向に回転した場合に、当該リボンアイドラギ
ヤ63の遊星ギヤ64と噛み合うように回転支持されて
いる。また、リボンアイドラギヤ66は、リボンアイド
ラギヤ65と噛み合うように回転支持されている。リボ
ンアイドラギヤ66は、トグルギヤとされており、リボ
ンアイドラギヤ66の回転方向により遊星ギヤ67を介
して回転の伝達経路を切り替える構成とされている。ま
た、巻取側のリボンロックギヤ75Fは、リボンアイド
ラギヤ66が図中反時計回り方向に回転した場合に、当
該リボンアイドラギヤ66の遊星ギヤ67と噛み合うよ
うに配設されている。このリボンロックギヤ75Fは、
本体フレーム2の起立部2Lに対して、回転不能となる
ように配設されている。
からの回転を入力可能なるように配設されている。ま
た、リボンアイドラギヤ63は、リボンアイドラギヤ6
2と噛み合うように回転支持されている。リボンアイド
ラギヤ63は、トグルギヤとされており、リボンアイド
ラギヤ63の回転方向により遊星ギヤ64を介して回転
の伝達経路を切り替える構成とされている。リボンアイ
ドラギヤ65は、リボンアイドラギヤ63が図10中反
時計回り方向に回転した場合に、当該リボンアイドラギ
ヤ63の遊星ギヤ64と噛み合うように回転支持されて
いる。また、リボンアイドラギヤ66は、リボンアイド
ラギヤ65と噛み合うように回転支持されている。リボ
ンアイドラギヤ66は、トグルギヤとされており、リボ
ンアイドラギヤ66の回転方向により遊星ギヤ67を介
して回転の伝達経路を切り替える構成とされている。ま
た、巻取側のリボンロックギヤ75Fは、リボンアイド
ラギヤ66が図中反時計回り方向に回転した場合に、当
該リボンアイドラギヤ66の遊星ギヤ67と噛み合うよ
うに配設されている。このリボンロックギヤ75Fは、
本体フレーム2の起立部2Lに対して、回転不能となる
ように配設されている。
【0033】巻取側のリボンスプールギヤ76Fは、リ
ボンアイドラギヤ66と噛み合うように回転支持されて
いる。このリボンスプールギヤ76Fは、図10中反時
計回り方向には回転可能だが、時計回り方向に回転しよ
うとすると、リボンアイドラギヤ66が反時計回り方向
に回転するため、当該リボンアイドラギヤ66の遊星ギ
ヤ67がリボンロックギヤ75Fと噛み合い、回転不可
能である。つまり、リボンアイドラギヤ66とリボンロ
ックギヤ75Fとリボンスプールギヤ76Fとで、反時
計回り方向のワンウェイクラッチが構成されている。ま
た、リボンアイドラギヤ68は、リボンアイドラギヤ6
3が図10中時計回り方向に回転した場合に、当該リボ
ンアイドラギヤ63の遊星ギヤ64と噛み合うように回
転支持されている。また、リボンアイドラギヤ69は、
リボンアイドラギヤ68と噛み合うように回転支持され
ている。このリボンアイドラギヤ69は、トグルギヤと
されており、リボンアイドラギヤ69の回転方向により
遊星ギヤ72を介して回転の伝達経路を切替える構成と
されている。
ボンアイドラギヤ66と噛み合うように回転支持されて
いる。このリボンスプールギヤ76Fは、図10中反時
計回り方向には回転可能だが、時計回り方向に回転しよ
うとすると、リボンアイドラギヤ66が反時計回り方向
に回転するため、当該リボンアイドラギヤ66の遊星ギ
ヤ67がリボンロックギヤ75Fと噛み合い、回転不可
能である。つまり、リボンアイドラギヤ66とリボンロ
ックギヤ75Fとリボンスプールギヤ76Fとで、反時
計回り方向のワンウェイクラッチが構成されている。ま
た、リボンアイドラギヤ68は、リボンアイドラギヤ6
3が図10中時計回り方向に回転した場合に、当該リボ
ンアイドラギヤ63の遊星ギヤ64と噛み合うように回
転支持されている。また、リボンアイドラギヤ69は、
リボンアイドラギヤ68と噛み合うように回転支持され
ている。このリボンアイドラギヤ69は、トグルギヤと
されており、リボンアイドラギヤ69の回転方向により
遊星ギヤ72を介して回転の伝達経路を切替える構成と
されている。
【0034】さらに、巻元側のリボンロックギヤ75R
は、リボンアイドラギヤ69が図中時計回り方向に回転
した場合に、当該リボンアイドラギヤ69の遊星ギヤ7
2と噛み合うように配設されている。このリボンロック
ギヤ75Rは、本体フレーム2の起立部2Lに対して回
転不能に配設されている。
は、リボンアイドラギヤ69が図中時計回り方向に回転
した場合に、当該リボンアイドラギヤ69の遊星ギヤ7
2と噛み合うように配設されている。このリボンロック
ギヤ75Rは、本体フレーム2の起立部2Lに対して回
転不能に配設されている。
【0035】さらにまた、巻元側のリボンスプールギヤ
76Rは、リボンアイドラギヤ69と噛み合うように回
転支持されている。このリボンスプールギヤ76Rは、
図中時計回り方向には回転可能であるが、反時計回り方
向に回転しようとすると、リボンアイドラギヤ69が時
計回り方向に回転するため、当該リボンアイドラギヤ6
9の遊星ギヤ72がリボンロックギヤ75Rと噛み合い
回転不能となる。つまり、リボンアイドラギヤ69,リ
ボンロックギヤ75Rおよびリボンスプールギヤ76R
とで、時計回り方向のワンウェイクラッチが構成されて
いる。
76Rは、リボンアイドラギヤ69と噛み合うように回
転支持されている。このリボンスプールギヤ76Rは、
図中時計回り方向には回転可能であるが、反時計回り方
向に回転しようとすると、リボンアイドラギヤ69が時
計回り方向に回転するため、当該リボンアイドラギヤ6
9の遊星ギヤ72がリボンロックギヤ75Rと噛み合い
回転不能となる。つまり、リボンアイドラギヤ69,リ
ボンロックギヤ75Rおよびリボンスプールギヤ76R
とで、時計回り方向のワンウェイクラッチが構成されて
いる。
【0036】なお、リボンスプールギヤ76Fには、図
12に示す如く、その先の同軸上に、リボン巻取りのた
めのリボンスプーラー77Fが連結されている。リボン
スプーラー77Fとリボンスプールギヤ76Fの間に
は、トルクリミッター(図示省略)がカップリングされ
ており、ある設定トルク以上では、両者(77F,76
F)は相対回転される構成とされている。同様に、リボ
ンスプールギヤ76Rにも、その先の同軸上に、リボン
スプーラー77Rが連結されており、両者(76R,7
7R)間にはトルクリミッター(図示省略)がカップリ
ングされ、ある設定トルク以上では、互いに相対回転さ
れる構成とされている。なお、本実施例では、上記設定
トルクは、巻取側のリボンスプールギヤ76Fの方が、
巻元側のリボンスプールギヤ76Rのそれよりも大とさ
れている。
12に示す如く、その先の同軸上に、リボン巻取りのた
めのリボンスプーラー77Fが連結されている。リボン
スプーラー77Fとリボンスプールギヤ76Fの間に
は、トルクリミッター(図示省略)がカップリングされ
ており、ある設定トルク以上では、両者(77F,76
F)は相対回転される構成とされている。同様に、リボ
ンスプールギヤ76Rにも、その先の同軸上に、リボン
スプーラー77Rが連結されており、両者(76R,7
7R)間にはトルクリミッター(図示省略)がカップリ
ングされ、ある設定トルク以上では、互いに相対回転さ
れる構成とされている。なお、本実施例では、上記設定
トルクは、巻取側のリボンスプールギヤ76Fの方が、
巻元側のリボンスプールギヤ76Rのそれよりも大とさ
れている。
【0037】なお、図11に、リボンカセット41の概
略構成を示す。リボンカセット41は、巻元側および巻
取側リボンコア43,44のチャック部分を、前記した
リボンスプーラー77R,77Fに連結させた状態で保
持される。しかして、リボン駆動装置40によりリボン
スプーラー77F,77Rを駆動すると、各リボンコア
43,44は回転し、リボン45が巻き取られる。な
お、本実施例では、リボンカセット41として、三色カ
ラーリボンカセットを用いている。かかるリボンカセッ
ト41のリボン45は、図13に示す如く、イエロー,
マゼンダ,シアンの各色塗付部分を有しており、各部分
の先頭には、頭出し用のマーカー部45Y,45M,4
5Cが設けられている。この各マーカー部45Y,45
M,45Cはサーマルヘッド4先端に設けられた反射型
センサー(図示省略)によって検出される。
略構成を示す。リボンカセット41は、巻元側および巻
取側リボンコア43,44のチャック部分を、前記した
リボンスプーラー77R,77Fに連結させた状態で保
持される。しかして、リボン駆動装置40によりリボン
スプーラー77F,77Rを駆動すると、各リボンコア
43,44は回転し、リボン45が巻き取られる。な
お、本実施例では、リボンカセット41として、三色カ
ラーリボンカセットを用いている。かかるリボンカセッ
ト41のリボン45は、図13に示す如く、イエロー,
マゼンダ,シアンの各色塗付部分を有しており、各部分
の先頭には、頭出し用のマーカー部45Y,45M,4
5Cが設けられている。この各マーカー部45Y,45
M,45Cはサーマルヘッド4先端に設けられた反射型
センサー(図示省略)によって検出される。
【0038】以上の構成により、リボン駆動モータ51
が反時計回り方向に回転して出力ギア59が同一方向に
回転した場合、回転は、出力ギヤ59→リボンアイドラ
ギア62→リボンアイドラギヤ63→リボンアイドラギ
ヤ65→リボンアイドラギア66→リボンスプールギヤ
76F→トルクリミッター→リボンスプーラー77Fと
伝達されて、リボンスプーラー77Fは図10中反時計
回り方向に回転し、リボン45を巻取側に巻き取る。
が反時計回り方向に回転して出力ギア59が同一方向に
回転した場合、回転は、出力ギヤ59→リボンアイドラ
ギア62→リボンアイドラギヤ63→リボンアイドラギ
ヤ65→リボンアイドラギア66→リボンスプールギヤ
76F→トルクリミッター→リボンスプーラー77Fと
伝達されて、リボンスプーラー77Fは図10中反時計
回り方向に回転し、リボン45を巻取側に巻き取る。
【0039】リボン45が巻き取られて、テンションが
発生すると、当該リボン45はリボンスプーラー77R
を反時計回り方向に回転させようとする。しかし、リボ
ンスプールギヤ76Rは、ワンウェイクラッチとされて
おり、図10中反時計回り方向に回転不可能である。そ
こで、巻取側および巻元側の各リボンスプールギヤ76
F,76Rとリボンスプーラー77F,77Rとの間の
トルクリミッターにトルクがかかる。しかし、その設定
トルクを、巻取側の方が巻元側のそれよりも大としてあ
るため、巻元側のトルクリミッターが滑り出す。したが
って、巻取側と巻元側のトルクリミッターの設定トルク
の差により、リボン45に適当なテンションを与えなが
ら巻取り可能となる。
発生すると、当該リボン45はリボンスプーラー77R
を反時計回り方向に回転させようとする。しかし、リボ
ンスプールギヤ76Rは、ワンウェイクラッチとされて
おり、図10中反時計回り方向に回転不可能である。そ
こで、巻取側および巻元側の各リボンスプールギヤ76
F,76Rとリボンスプーラー77F,77Rとの間の
トルクリミッターにトルクがかかる。しかし、その設定
トルクを、巻取側の方が巻元側のそれよりも大としてあ
るため、巻元側のトルクリミッターが滑り出す。したが
って、巻取側と巻元側のトルクリミッターの設定トルク
の差により、リボン45に適当なテンションを与えなが
ら巻取り可能となる。
【0040】今度は、リボン駆動モータ51が時計回り
方向に回転して出力ギヤ59が同一方向に回転した場
合、この回転は、出力ギヤ59→リボンアイドラギヤ6
2→リボンアイドラギヤ63→リボンアイドラギヤ68
→リボンアイドラギア69→リボンスプールギヤ76R
→トルクリミッター→リボンスプーラー77Rと伝達さ
れて、リボンスプーラー77Rは時計回り方向に回転
し、リボン45を巻元側に巻き戻す。
方向に回転して出力ギヤ59が同一方向に回転した場
合、この回転は、出力ギヤ59→リボンアイドラギヤ6
2→リボンアイドラギヤ63→リボンアイドラギヤ68
→リボンアイドラギア69→リボンスプールギヤ76R
→トルクリミッター→リボンスプーラー77Rと伝達さ
れて、リボンスプーラー77Rは時計回り方向に回転
し、リボン45を巻元側に巻き戻す。
【0041】リボン45が巻き戻されて、テンションが
発生すると、リボン45は、リボンスプーラー77Fを
時計回り方向に回転させようとする。しかし、リボンス
プールギヤ76Fは、ワンウェイクラッチとなってお
り、時計回り方向に回転不可能である。そこで、巻取側
および巻元側の各リボンスプールギア76F,76Rと
リボンスプーラー77F,77Rとの間のトルクリミッ
ターにトルクがかかる。しかし、その設定トルクを、巻
取側の方が巻元側のそれよりも大としてあるため、巻元
側のトルクリミッターが滑り出す。したがって、リボン
45はテンションが発生した時点から巻き戻せず、リボ
ンスプーラー77Rが空転することになる。
発生すると、リボン45は、リボンスプーラー77Fを
時計回り方向に回転させようとする。しかし、リボンス
プールギヤ76Fは、ワンウェイクラッチとなってお
り、時計回り方向に回転不可能である。そこで、巻取側
および巻元側の各リボンスプールギア76F,76Rと
リボンスプーラー77F,77Rとの間のトルクリミッ
ターにトルクがかかる。しかし、その設定トルクを、巻
取側の方が巻元側のそれよりも大としてあるため、巻元
側のトルクリミッターが滑り出す。したがって、リボン
45はテンションが発生した時点から巻き戻せず、リボ
ンスプーラー77Rが空転することになる。
【0042】次に、印字動作について説明する。サーマ
ルヘッド4は、図14(A)に示す如く、最初、リボン
45の交換およびヘッド4のクリーニングのために、ホ
ームポジション(以下、HPと略す)に位置決めされて
いる。なお、電源投入時には、HLセンサーによってH
Lアーム13L,13Rの位置が検出され、サーマルヘ
ッド4がHPに位置決めされていなかった場合には、ヘ
ッドロード装置10が駆動されてヘッド4がHPに位置
決めされる。
ルヘッド4は、図14(A)に示す如く、最初、リボン
45の交換およびヘッド4のクリーニングのために、ホ
ームポジション(以下、HPと略す)に位置決めされて
いる。なお、電源投入時には、HLセンサーによってH
Lアーム13L,13Rの位置が検出され、サーマルヘ
ッド4がHPに位置決めされていなかった場合には、ヘ
ッドロード装置10が駆動されてヘッド4がHPに位置
決めされる。
【0043】サーマルヘッド4がHPに位置決めされた
状態で、用紙Pが挿入されると、用紙検出センサー(図
示省略)が用紙Pを検出する。用紙Pが検出されると図
示しない搬送モータが駆動されて、用紙Pはフィードロ
ーラ31とピンチローラ32との協働により、その先端
がサーマルヘッド4の用紙ガイド81の先端を少し通過
するまでの適当な長さ搬送される。
状態で、用紙Pが挿入されると、用紙検出センサー(図
示省略)が用紙Pを検出する。用紙Pが検出されると図
示しない搬送モータが駆動されて、用紙Pはフィードロ
ーラ31とピンチローラ32との協働により、その先端
がサーマルヘッド4の用紙ガイド81の先端を少し通過
するまでの適当な長さ搬送される。
【0044】こうして、用紙Pがセットされたところ
で、ヘッドロード装置10が駆動されてサーマルヘッド
4がHPより下方の待機位置(プラテン3に接する少し
手前の位置)に位置決めされる。これにより、用紙P
は、図14(B)に示す如く、サーマルヘッド4の用紙
ガイド81に押され、プラテン3との接点部分により曲
げられて、下方ガイド89に沿うことになる。つまり、
用紙ガイド81により屈曲した用紙の搬送路が形成され
る。
で、ヘッドロード装置10が駆動されてサーマルヘッド
4がHPより下方の待機位置(プラテン3に接する少し
手前の位置)に位置決めされる。これにより、用紙P
は、図14(B)に示す如く、サーマルヘッド4の用紙
ガイド81に押され、プラテン3との接点部分により曲
げられて、下方ガイド89に沿うことになる。つまり、
用紙ガイド81により屈曲した用紙の搬送路が形成され
る。
【0045】また、サーマルヘッド4の用紙ガイド81
が下降する際に、図15に示す如く、リボン45に対し
てテンションが与えられる。この際、巻取側および巻元
側スプーラー77F,77Rとも、ギヤのワンウェイク
ラッチのロック方向に力がかかるため、リボン45は繰
り出てこれない。しかし、各リボンスプールギヤ76
F,76Rとスプーラー77F,77Rの間にトルクリ
ミッターに存在しており、巻取側と巻元側の設定値は巻
取側の方を大としている。したがって、巻元側のトルク
リミッターがスリップし、リボン45が巻元側より繰り
出される。
が下降する際に、図15に示す如く、リボン45に対し
てテンションが与えられる。この際、巻取側および巻元
側スプーラー77F,77Rとも、ギヤのワンウェイク
ラッチのロック方向に力がかかるため、リボン45は繰
り出てこれない。しかし、各リボンスプールギヤ76
F,76Rとスプーラー77F,77Rの間にトルクリ
ミッターに存在しており、巻取側と巻元側の設定値は巻
取側の方を大としている。したがって、巻元側のトルク
リミッターがスリップし、リボン45が巻元側より繰り
出される。
【0046】次に、リボン45の頭出しを行う。この頭
出しは、リボン45を巻き取りつつサーマルヘッド4の
先端に設けられた反射型センサーにより当該リボン45
の各マーカー部45Y,45M,45Cを検出すること
により行う。
出しは、リボン45を巻き取りつつサーマルヘッド4の
先端に設けられた反射型センサーにより当該リボン45
の各マーカー部45Y,45M,45Cを検出すること
により行う。
【0047】次に、用紙Pを印字開始位置まで搬送す
る。印字開始位置は、一旦検出した用紙検出センサーを
用紙Pの後端が通過し、再びOFFする点である。
る。印字開始位置は、一旦検出した用紙検出センサーを
用紙Pの後端が通過し、再びOFFする点である。
【0048】次に、サーマルヘッド4を、図14(C)
に示す如く、さらにヘッドロード位置まで降下させ、プ
ラテン3にロードする。
に示す如く、さらにヘッドロード位置まで降下させ、プ
ラテン3にロードする。
【0049】次に、この状態で、印字を開始する。搬送
モータでフィードローラ31を駆動し、用紙Pを前方
(同図(C)中左方向)に搬送しつつ、サーマルヘッド
4に通電、印字する。同時に、リボン駆動モータ51を
ONし、リボン45を巻き取る。
モータでフィードローラ31を駆動し、用紙Pを前方
(同図(C)中左方向)に搬送しつつ、サーマルヘッド
4に通電、印字する。同時に、リボン駆動モータ51を
ONし、リボン45を巻き取る。
【0050】一色の印字が終了すると、サーマルヘッド
4を、待機位置まで上昇させ、リボン45の次の色の頭
出しを行う。
4を、待機位置まで上昇させ、リボン45の次の色の頭
出しを行う。
【0051】以上の動作を三回繰り返し、三色の印字を
し、カラー画像を得る。
し、カラー画像を得る。
【0052】印字終了後に、サーマルヘッド4を待機位
置まで上昇させ、次回の印字のためにリボン45の頭出
しを行う。
置まで上昇させ、次回の印字のためにリボン45の頭出
しを行う。
【0053】次に、サーマルヘッド4を、HPまで上昇
させる。このままでは、リボン45は繰り出たままなの
で、巻元側スプーラー77Rを回転してリボン45を巻
き取る。この時、巻取側スプーラー77Fは、ギヤのワ
ンウェイクラッチのロック方向に力がかかるため、回転
できない。また、トルクリミッターの設定値は巻取側の
方を大としているため、巻取側スプーラー77Fが回転
する前に巻元側のトルクリミッターがスリップするた
め、これによっても、巻取側スプーラー77Fが回転す
ることはない。したがって、待機位置で行ったリボン4
5の頭出しの位置が移動せず、次回の印字でサーマルヘ
ッド4が待機位置に降りてきた場合には、既に頭が出て
いることになる。
させる。このままでは、リボン45は繰り出たままなの
で、巻元側スプーラー77Rを回転してリボン45を巻
き取る。この時、巻取側スプーラー77Fは、ギヤのワ
ンウェイクラッチのロック方向に力がかかるため、回転
できない。また、トルクリミッターの設定値は巻取側の
方を大としているため、巻取側スプーラー77Fが回転
する前に巻元側のトルクリミッターがスリップするた
め、これによっても、巻取側スプーラー77Fが回転す
ることはない。したがって、待機位置で行ったリボン4
5の頭出しの位置が移動せず、次回の印字でサーマルヘ
ッド4が待機位置に降りてきた場合には、既に頭が出て
いることになる。
【0054】しかして、この実施例によれば、減速ギヤ
列52およびリボン駆動モータ51を、両ヘッドアーム
11L,11Rの内側に配設した構成としたので、従来
デッドスペースであったヘッドアーム11L,11Rの
内側部分の有効利用が図れる。これにより、簡易な構成
で小型化を図ることができる。
列52およびリボン駆動モータ51を、両ヘッドアーム
11L,11Rの内側に配設した構成としたので、従来
デッドスペースであったヘッドアーム11L,11Rの
内側部分の有効利用が図れる。これにより、簡易な構成
で小型化を図ることができる。
【0055】また、減速ギヤ列52から各リボンコア4
3,44への動力伝達をヘッドアーム11L,11Rの
支持軸14を介して行う構成としたので、部品の共用化
が図られる。これにより、一段と小型化を図ることがで
きる。
3,44への動力伝達をヘッドアーム11L,11Rの
支持軸14を介して行う構成としたので、部品の共用化
が図られる。これにより、一段と小型化を図ることがで
きる。
【0056】なお、上記実施例では、駆動ギヤ列23を
2段減速としたが、例えばHLリダクションギヤ(2
8)をもう2枚追加して、それぞれクランク軸17sと
スタッド28sに回転自在に装着し、全部で4段減速と
して駆動ギヤ列23の全減速比を大きくしてもよい。
2段減速としたが、例えばHLリダクションギヤ(2
8)をもう2枚追加して、それぞれクランク軸17sと
スタッド28sに回転自在に装着し、全部で4段減速と
して駆動ギヤ列23の全減速比を大きくしてもよい。
【0057】また、リボン駆動装置40の減速ギヤ列5
2を一段減速としたが、例えばリボンリダクションギヤ
を追加して複数段減速として減速ギヤ列52の全減速比
を大きくしてもよい。
2を一段減速としたが、例えばリボンリダクションギヤ
を追加して複数段減速として減速ギヤ列52の全減速比
を大きくしてもよい。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、減速ギヤ列お
よびモータの少なくとも一方を、一対のヘッドアームの
内側に配設した構成としたので、従来デッドスペースで
あったヘッドアームの内側部分の有効利用が図れる。こ
れにより、簡易な構成で小型化を図ることができる。
よびモータの少なくとも一方を、一対のヘッドアームの
内側に配設した構成としたので、従来デッドスペースで
あったヘッドアームの内側部分の有効利用が図れる。こ
れにより、簡易な構成で小型化を図ることができる。
【0059】また、請求項2の発明によれば、加えて、
減速ギヤ列から各リボンコアへの動力伝達をヘッドアー
ムの支持軸を介して行う構成としたので、部品の共用化
が図られる。これにより、一段と小型化を図ることがで
きる。
減速ギヤ列から各リボンコアへの動力伝達をヘッドアー
ムの支持軸を介して行う構成としたので、部品の共用化
が図られる。これにより、一段と小型化を図ることがで
きる。
【図1】本発明の一実施例が適用されたライン型サーマ
ルプリンタを示す斜視図である。
ルプリンタを示す斜視図である。
【図2】一実施例が適用されたライン型サーマルプリン
タのリボン駆動モータおよび減速ギヤ列とヘッドアーム
との位置関係を説明するための斜視図である。
タのリボン駆動モータおよび減速ギヤ列とヘッドアーム
との位置関係を説明するための斜視図である。
【図3】ヘッドロード装置を説明するための斜視図であ
る。
る。
【図4】ヘッドロード装置の構成を示す側面図である。
【図5】クランク軸駆動機構を説明するための図であ
る。
る。
【図6】ヘッドロード装置のサーマルヘッド接離動作を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図7】ヘッドロード装置のサーマルヘッド接離動作を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図8】ヘッドロード装置のサーマルヘッド接離動作を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図9】リボン駆動装置の前段部を説明するための図で
ある。
ある。
【図10】リボン駆動装置の後段部を説明するための図
である。
である。
【図11】リボンカセットの構成を説明するための断面
図である。
図である。
【図12】リボンスプーラーを示す斜視図である。
【図13】リボンカセットのリボンを説明するための図
である。
である。
【図14】印字動作を説明するための図である。
【図15】リボン伸ばし動作を説明するための図であ
る。
る。
【図16】従来のライン型サーマルプリンタの主要部を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
2 本体フレーム 3 プラテン 4 サーマルヘッド 10 ヘッドロード装置 11L,11R ヘッドアーム 17 クランク 17s クランク軸 21 クランク軸駆動機構 22 駆動モータ 23 駆動ギヤ列 40 リボン駆動装置 51 リボン駆動モータ 52 減速ギヤ列
Claims (2)
- 【請求項1】 サーマルヘッドを両端支持し各基端部が
支持軸に所定距離だけ離れて取り付けられた一対のヘッ
ドアームを有し両ヘッドアームを支持軸の軸心を中心に
回動させることによりサーマルヘッドを上下動させてプ
ラテンに接触・離隔可能なヘッドロード機構と併設さ
れ、巻元側および巻取側リボンコアを回転駆動させるた
めのモータおよび減速ギヤ列を有し巻元側リボンコアに
巻回されたリボンをサーマルヘッドおよびプラテン間を
挿通させつつ巻取側コアに巻取り可能なライン型サーマ
ルプリンタのリボン駆動装置において、 減速ギヤ列およびモータの少くとも一方を両ヘッドアー
ム間に配設したことを特徴とするライン型サーマルプリ
ンタのリボン駆動装置。 - 【請求項2】 前記減速ギヤ列から巻元側および巻取側
リボンコアへの動力伝達を両ヘッドアームの支持軸を介
して行う構成としたことを特徴とする請求項1のライン
型サーマルプリンタのリボン駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13398292A JPH05318788A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | ライン型サーマルプリンタのリボン駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13398292A JPH05318788A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | ライン型サーマルプリンタのリボン駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05318788A true JPH05318788A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=15117627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13398292A Pending JPH05318788A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | ライン型サーマルプリンタのリボン駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05318788A (ja) |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP13398292A patent/JPH05318788A/ja active Pending
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