JPH0531834Y2 - - Google Patents

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JPH0531834Y2
JPH0531834Y2 JP1989115254U JP11525489U JPH0531834Y2 JP H0531834 Y2 JPH0531834 Y2 JP H0531834Y2 JP 1989115254 U JP1989115254 U JP 1989115254U JP 11525489 U JP11525489 U JP 11525489U JP H0531834 Y2 JPH0531834 Y2 JP H0531834Y2
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connector
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plug
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、一方の基板が所定角度に傾斜した基
板と、該基板に対し垂直に配設した他方の基板と
を接続するための基板接続用コネクタに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種基板相互の接続用コネクタにおい
ては、電子機器内に傾斜して取付けられた基板、
例えばVTRの傾斜角度12,83度のシリンダヘツ
ド基板にプラグコネクタを固定し、このプラグコ
ネクタに接続したワイヤ月コネクタをを介して他
方の基板に接続していた。
しかし、前記傾斜基板に固定されるプラグコネ
クタは、その上下面が平行であるため、実装され
た状態では、その内部に収納された電気接触子は
前記傾斜基板と直交方向、すなわち垂直線に対し
傾斜基板の傾斜角と同じ傾斜状態で装着される
とゝもに、プラグコネクタの上面も又前記傾斜基
板と同じ角度で傾斜することになる。
そのため、このプラグコネクタを傾斜基板に実
装する場合に、該傾斜基板には技術的に難しい傾
斜した端子挿入孔を穿設する必要があり、且つ斜
め方向から挿入するため自動挿入が出来ないこと
と、プラグコネクタにソケツトコネクタを接続し
た場合、ソケツトコネクタの上面も傾斜状態とな
り、ソケツトコネクタの他基板とは面接しないた
め固定状態が不安定となること、更には傾斜基板
にプラグコネクタを、垂直基板にソケツトコネク
タを夫々ハンダ付けによつて固定する場合、実装
時にかおいて、無理な応力が夫々のハンダ付け部
に集中し、ハンダ付け部にクラツクが生じるとい
つた諸問題点がある。
そこで、実開昭59−14289号公報参照、実開昭
64−4084号公報、実開昭64−16084号公報に夫々
開示されたコネクタがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、実開昭59−14289号公報のものは、プ
ラグとこれを実装する基板との接触面に間隙が形
成されるため、固定状態が不安定で構造強度が弱
いこと、実開昭64−4084号公報の考案のものは、
ソケツトコネクタ及びプラグコネクタともに、特
異形状に形成しなければならないので、汎用性が
ないこと、更に実開昭64−16084号公報のものは、
実装時において、コンタクトピンは副基板にその
貫通孔に挿入し半田付けによる固定だけの構成で
あるため、そのハンダ付け部に応力が集中し、ハ
ンダクラツクが生じるといつた諸問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の問題点を解決す
るために成されたもので、傾斜基板にプラグコネ
クタを実装する場合に、基板に対し直角に挿入で
きるとゝもに、ソケツトコネクタのプラグコネク
タに対する挿入位置が多少ずれていても容易に補
正できて、ハンダクラツクが生じることのないも
のを提供することを目的としたものであり、その
要旨は、傾斜基板に固定するプラグコネクタの前
記傾斜基板との接触面を当該基板と同一角度の傾
斜面に形成するとゝもに、該傾斜面から突出する
ピン接続部を前記傾斜面から垂直に突出するよう
に折曲したプラグコネクタと、前記傾斜基板と垂
直に配設した垂直基板に固定されるセパレータハ
ウジングと前記プラグコネクタに垂直方向から挿
抜自在としたハウジング本体とからなるソケツト
コネクタとからなり、該ソケツトコネクタの前記
セパレータハウジングとハウジング本体とを、直
角に折曲げた折曲部近傍においてX,Y,Z方向
に可動自在に形成したソケツト端子で連結したこ
とを特徴とする基板接続用コネクタにある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
により詳細に説明する。なお、第1図は本考案に
係る基板用接続用コネクタの全体斜視図で、第2
図は同コネクタの一部を切除した正面図、第3図
は実装時の縦断面図を示す。
図において、1はプラグコネクタで、絶縁体で
形成したプラグハウジング2と、該プラグハウジ
ング2内に収納固定された複数本のプラグ端子3
とから構成されている。
前記プラグハウジング2は直方体形状で、その
下面は基板接触面2aと、該基板接触面2aの中
央に形成された溝状部2bとからなり、前記基板
接触面2a及び溝状部2bは、これを実装する傾
斜基板4、例えばVTR内に配置されたシリンダ
基板の傾斜角度12.83°と同一角度に傾斜した傾斜
面で形成されている。
また、前記プラグ端子3は、上部のナイフ接触
部3aと、その下端に連続したストレートなピン
接続部3bとから構成されており、各プラグ端子
3の基板接触面2aから突出した各ピン接続部3
bは、溝部2bの基部において基板接触面2aと
直角と成るようピツチ方に、12.83°折曲げた後、
夫々同一長さにカツトしてある。
そして、傾斜基板4に穿設した挿入孔4aにプ
ラグハウジング1のピン接続部3bを垂直に挿入
して、プラグハウジング1の基板接触面2aを傾
斜基板4に密着せしめた後、該傾斜基板4の裏面
から突出した各ピン接続部3bを半田付けして固
定する。この結果、各プラグ端子3のナイフ接触
部3aは、傾斜基板4に対して垂直状態に実装さ
れることになる。
5は上記プラグコネクタ1に挿抜自在なソケツ
トコネクタで、ハウジング本体6と、セパレータ
ハウジング7と、両ハウジング6,7に夫々その
一部を装着して連結したソケツト端子8とから構
成されており、ソケツト端子8の挟着接触部8a
が固定されて収納されている前記ハウジング本体
6は、プラグコネクタ1内に挿抜自在な構成とな
つけいる。
一方、前記セパレータハウジング7には、前記
ソケツト端子8の他端に形成した接続ピン8bの
基部が固定されており、前記ハウジング本体6と
セパレータハウジング7とはソケツト端子8の直
角に折り曲げた折曲げ部8cで連結されている。
ここで、上記ソケツト端子8の挟着接触部8a
と、接続ピン8bとのほゞ中間部に形成した折曲
げ部8cは、前記挟着接触部8aの上端に連続す
る接続ピン8b方向に対し直角な平面で形成した
垂直平面8d、該垂直平面8dと直交する面で形
成したC字状の屈曲部8e及び該屈曲部8eから
直角に折曲げた前記垂直平面8dと同一面からな
り且つ直角に折曲げた直角折曲げ部8fからそれ
ぞれ構成されており、該直角折曲げ部8fは前記
接続ピン8bと連続している。
したがつて、ハウジング本体6とセパレータハ
ウジング7とは、前記折曲げ部8cにおいて、垂
直平面8dの左右方向の変位によるX方向、屈曲
部8eにおけるC字状部の上下方向への拡開によ
るY方向及び該屈曲部8eの前後方向への変位に
よるZ方向に夫々移動できる。なお、図中9はハ
ウジング本体6の後面に突設した移動規制用ピン
であり、また10は前記セパレータハウジング7
の後面に突設した位置決め用ピンである。
そして、ハウジング本体6は、垂直基板11の
孔12に移動規制用ピン9を挿入し、また、セパ
レータハウジング7は、前記垂直基板11の孔1
3に位置決め用ピン10を挿入するとゝもに、セ
パレータハウジング7にその基部を固定した接続
ピン8bをその挿入孔14に挿入し、垂直基板1
1の裏面から突出した各接続ピン8bを半田付け
して固定する。
そこで、ブラグコネクタ1に対してソケツトコ
ネクタ5のハウジング本体6を垂直方向に挿入す
れば、プラグコネクタ1のナイフ接触部3aがソ
ケツトコネクタ5の挟着接触部8aに挿入されて
電気的に接続される。この際、ソケツトコネクタ
5のハウジング本体6は、プラグコネクタ1に対
して垂直方向から挿抜することができ、従つて自
動挿入も可能となる。
また、プラグコネクタ1に対してソケツトコネ
クタ5のハウジング本体6の挿入位置に多少ずれ
ていても、ハウジング本体6は、垂直基板11に
固定されたセパレータハウジング7に対しソケツ
ト端子8の折曲げ部8cにより、X,Y,Z方向
に移動が可能になつているので、無理なく挿入す
ることができるとともに、この挿入時における力
は垂直基板11にハンダ付け固定した接続ピン8
bに全く作用せず、且つセパレータハウジング7
は垂直基板11と面接して確実に固定されている
ので、固定部における構造強度も大きい。
〔考案の効果〕
本考案に係る基板接続用コネクタは、上記の如
く、傾斜基板に固定するプラグコネクタの前記傾
斜基板との接触面を当該基板と同一角度の傾斜面
に形成するとゝもに、該傾斜面から突出するピン
接続部を前記傾斜面から垂直に突出するよう折曲
したプラグコネクタと、前記傾斜基板と垂直に配
設した垂直基板に固定されるセパレータハウジン
グと前記プラグコネクタに垂直方向から挿抜自在
としたハウジング本体とからなるソケツトコネク
タとからなり、該ソケツトコネクタの前記セパレ
ータハウジングとハウジング本体とを、直角に折
曲げた折曲部近傍においてX,Y,Z方向に可動
自在に形成したソケツト端子で連結した構成であ
るから、ソケツトコネクタの垂直方向からの挿抜
が可能となり、同一電子機器内の他のコネクタと
同時に自動挿入が出来、製造コストの低減を図る
ことが出来るとゝもに、プラグコネクタに対して
ソケツトコネクタのハウジング本体の挿入位置が
多少ずれていても、ハウジング本体は電気接触子
の折曲げ部によりX,Y,Z方向に移動が可能に
なつているので無理なく挿入することができ、ハ
ンダ付け部の損傷を防止することができる。又、
セパレータハウジングは垂直基板と面接して固定
されているので、固定部における構造強度も大き
いといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコネクタの斜視図、第2
図は同コネクタの一部を切除した正面図、第3図
は嵌合時の縦断面図である。 1……プラグコネクタ、2……プラグハウジン
グ、3……プラグ端子、4……傾斜基板、5……
ソケツトコネクタ、6……ハウジング本体、7…
…セパレータハウジング、8……ソケツト端子、
8a……挟着接触部、8b……接続ピン、8c…
…折曲げ部、8d……垂直平面、8e……C字状
の屈曲部、8f……垂直折曲げ部、9……移動規
制用ピン、10……位置決め用ピン、11……垂
直基板、12,13……孔、14……挿入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾斜基板に固定するプラグコネクタの前記傾斜
    基板との接触面を当該基板と同一角度の傾斜面に
    形成するとゝもに、該傾斜面から突出するピン接
    続部を前記傾斜面から垂直に突出するよう折曲し
    たプラグコネクタと、前記傾斜基板と垂直に配設
    した垂直基板に固定されるセパレータハウジング
    と前記プラグコネクタに垂直方向から挿抜自在と
    したハウジング本体とからなるソケツトコネクタ
    とからなり、該ソケツトコネクタの前記セパレー
    タハウジングとハウジング本体とを、直角に折曲
    げた折曲部近傍においてX、Y、Z方向に可動自
    在に形成したソケツト端子で連結したことを特徴
    とする基板接続用コネクタ。
JP1989115254U 1989-09-30 1989-09-30 Expired - Lifetime JPH0531834Y2 (ja)

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JP1989115254U JPH0531834Y2 (ja) 1989-09-30 1989-09-30

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JPH0352980U JPH0352980U (ja) 1991-05-22
JPH0531834Y2 true JPH0531834Y2 (ja) 1993-08-16

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914289B2 (ja) * 1981-12-24 1984-04-04 合資会社金光銅工「鎔」接所 板金製ポリvプ−リの製造方法

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JPH0352980U (ja) 1991-05-22

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