JPH053182U - ベルト金具係合用レ−ルの連結具 - Google Patents

ベルト金具係合用レ−ルの連結具

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JPH053182U
JPH053182U JP1278691U JP1278691U JPH053182U JP H053182 U JPH053182 U JP H053182U JP 1278691 U JP1278691 U JP 1278691U JP 1278691 U JP1278691 U JP 1278691U JP H053182 U JPH053182 U JP H053182U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】溶接手段を用いることなく、ベルト金具係合用
のレ−ルの連結を迅速に、しかも確実に行えるようにし
て、レ−ル連結のための作業能率を向上させると同時
に、レ−ルの連結部の外観を良好にすることである。 【構成】二本のレ−ルRの連結部の裏側及び表側にそれ
ぞれ連結具本体A1及び蓋体A2 を当てがって、レ−ル
Rの長さ方向の端部に設けられた引掛け片16を連結具
本体A1 の引掛け部22に引掛け、連結具本体A1 と蓋
体A2 とをビス27を介して結合させると、二本のレ−
ルRが連結される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンテナ車の荷台部に搭載されたされたコンテナなどの側板の内側 に取付けられて、荷物締付用のベルトの端部に装着されたベルト金具を係合させ るためのベルト金具係合用レ−ル(以下、単にレ−ルという)どうしを連結する ための連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このレ−ルは、プレス成形により製作されており、その運搬、塗装、或いはプ レス成形の関係により3m程度の長さで成形されているので、コンテナなどの側 板の内側に装着する場合には、コンテナの製作時に、このコンテナの長さに応じ てレ−ルどうしを連結してその側板の内側に装着している。従来、このレ−ルを 連結するには、連結すべきレ−ルの長さ方向の各端部を溶接した後に、この溶接 部分をサンダ−仕上げし、更にその後に溶接部分を塗装して仕上げていた。この ため、レ−ルの連結に多くの工数を要すると共に、その連結部分の外観が悪くな る欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、溶接手段を用いることなく、レ−ルの連結を迅速に、しかも確実に 行えるようにして、レ−ル連結のための作業能率を向上させると同時に、レ−ル の連結部の外観が良好になるようにすることを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案の採用した手段は、レ−ルの長さ方向の端部 に設けられた引掛け片を引掛けるための一対の引掛け部が設けられ、二本のレ− ルの連結部の裏側に当てがわれて、レ−ルの本体板と折曲げ部との間に形成され るベルト金具収容空間に収容される連結具本体と、前記連結部の表側に当てがわ れる蓋体とから成り、連結すべきレ−ルの各引掛け片を連結具本体の各引掛け部 にそれぞれ引掛けて、二本のレ−ルの連結部の表側及び裏側にそれぞれ前記連結 具本体及び蓋体を当てがって、結合手段を介して両者を結合するように構成した ことである。
【0005】
【考案の作用】
連結具本体と蓋体との二部品により、レ−ルを連結できるので、レ−ルの連結 を迅速、かつ確実に行えて、レ−ル連結のための作業能率が高まる。また、レ− ルの連結部は蓋体により覆われるので、この連結部が露出しなくなって、レ−ル 連結部の外観が良好となる。
【0006】
【実施例】
図1は、レ−ルRの端部と、連結具本体A1 及び蓋体A2 との分解斜視図であ り、図2は、レ−ルRの連結部の平面図であり、図3及び図4は、それぞれ図2 のX−X線、及びY−Y線断面図である。図6に示されるように、コンテナ車の 荷台部に搭載されたコンテナCの側板1の内側に複数本のレ−ルRが上下方向に 所定間隔をおいて水平に取付けられる。このレ−ルRは、本体板11の幅方向の 両端部に折曲げ部12を介してそれぞれフランジ板13が本体板11と平行に設 けられていて、本体板11と両折曲げ部12とでベルト金具収容空間14が形成 され(図4参照)、本体板11に、十字状の係合穴15aとI字状の係合穴15 bとが交互に長さ方向に沿って設けられたものである。レ−ルRの本体板11の 長さ方向の端面のやや内側には、引掛け片16がこの本体板11の幅方向に沿っ て設けられている。
【0007】 本考案に係るレ−ルRの連結装置は、連結具本体A1 と、蓋体A2 とで構成さ れる。連結具本体A1 は、二本のレ−ルRの連結部の裏側に当てがわれて、ベル ト金具収容空間14に収容されるもので、金属板を絞り成形して周縁に連続した 立上がり部21を設けることにより補強してある。レ−ルRの端部には、十字状 の係合穴15aが形成されていて、この係合穴15aとの干渉を避けるために、 連結具本体A1 の両側部は切り欠かれた形状になっていて、この切り欠き部分の 立上がり部21が、レ−ルRの引掛け片16を引掛けるための引掛け部22とな っている。連結具本体A1 には、一対のナット部材23が所定ピッチで固着され ている。蓋体A2 は、二本のレ−ルRの連結部の表側に当てがわれるものであっ て、金属板をプレス成形して中央部に窪み部24が設けられ、この窪み部24の 部分に一対のねじ穴25が前記一対のナット部材23と同一ピッチで設けられ、 その両端部に、レ−ルRの折曲げ部12の外側に当てがわれる折曲げ部26が設 けられている。この蓋体A2 の両側部は、十字状の係合穴15aとの干渉を避け るために前記連結具本体A1 と同様にして切り欠かれている。
【0008】 そして、図2ないし図4に示されるように、二本のレ−ルRの連結部の裏側に 連結具本体A1 を当てがって、レ−ルRの各引掛け片16を連結具本体A1 の引 掛け部22に引掛けると共に、その表側に蓋体A2 を当てがい、二本のビス27 を介して連結具本体A1 と蓋体A2 とを結合させると、二本のレ−ルRが互いに 連結される。図3に示されるように、二本のレ−ルRの長さ方向の各端面を密着 させると、連続している本体板11の中央部に空所28が形成され、この空所2 8の部分にナット部材23が配置される。二本のレ−ルRの連結部の殆どは、蓋 体A2 によって覆われる。また、図4に示されるように、二本のレ−ルRの各折 曲げ部12の外側に蓋体A2 の折曲げ部26が当てがわれるので、連結される二 本のレ−ルRの直線性が確保される。なお、上記実施例のレ−ルRの本体板11 には、十字状の係合穴15aとI字状の係合穴15bとが交互に設けられている が、レ−ルRの本体板11に設けられる係合穴の形状はいかなるものであっても よいが、レ−ルRの端部に引掛け片16が設けられていることは必要不可欠であ る。従って、レ−ルの本体板にI字状の係合穴が連続して設けられている場合に は、上記実施例のように、連結具本体、及び蓋体の両側部を切り欠いた形状にす る必要はない。なお、図1及び図2において、17は、レ−ル装着用のボルトを 挿入するためのボルト穴を示す。
【0009】 また、図5に示される蓋体A2'のように、折曲げ部26の外側に、レ−ルRの フランジ板13の上面に当てがわれるフランジ部29を設けると、レ−ルRの連 結部の全てが蓋体A2'により覆われる。
【0010】
【考案の効果】
本考案に係る連結具によれば、連結具本体と蓋体との二部品により、レ−ルを 連結できるので、従来の溶接による方法に比較して、レ−ルの連結を迅速、かつ 確実に行えて、レ−ル連結のための作業能率が高まる。また、レ−ルの連結部は 、蓋体により覆われるので、レ−ル連結部の外観が良好となる。更に、蓋体の両 端部に、レ−ルに設けられた前記各折曲げ部の外側に当てがわれる折曲げ部を設 けると、連結される二本のレ−ルの直線性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レ−ルRの端部と、連結具本体A1 及び蓋体A
2 との分解斜視図である。
【図2】レ−ルRの連結部の平面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】図2のY−Y線断面図である。
【図5】蓋体A2'により覆われたレ−ルRの連結部の横
断面図である。
【図6】本考案に係る連結具により連結したレ−ルRを
コンテナCの側板1の内側に取付けた状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 :連結具本体 A2,2':蓋体 C:コンテナ R:ベルト金具係合用レ−ル 1:コンテナの側板 11:レ−ルの本体板 12:レ−ルの折曲げ部 13:レ−ルのフランジ板 14:ベルト金具収容空間 15a,15b:係合穴 16:引掛け片 22:連結具本体の引掛け部 27:ビス(結合手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体板の幅方向の両端部に折曲げ部を介
    してそれぞれフランジ板が該本体板とほぼ平行に設けら
    れて、前記本体板と前記折曲げ部との間にベルト金具収
    容空間が形成され、前記本体板に多数のベルト金具係合
    穴がその長さ方向に沿って所定間隔をおいて形成され、
    コンテナなどの側板の内側に取付けられて、荷物締付用
    のベルトの端部に装着されたベルト金具を係合させるた
    めのベルト金具係合用レ−ルどうしを連結するための連
    結具であって、前記ベルト金具係合用レ−ルの長さ方向
    の端部に設けられた引掛け片を引掛けるための一対の引
    掛け部が設けられて、二本のベルト金具係合用レ−ルの
    連結部の裏側に当てがわれて前記ベルト金具収容空間に
    収容される連結具本体と、前記連結部の表側に当てがわ
    れる蓋体とから成り、連結すべきベルト金具係合用レ−
    ルの各引掛け片を連結具本体の各引掛け部にそれぞれ引
    掛けて、二本のベルト金具係合用レ−ルの連結部の表側
    及び裏側にそれぞれ前記蓋体及び連結具本体を当てがっ
    て、結合手段を介して両者を結合することを特徴とする
    ベルト金具係合用レ−ルの連結具。
  2. 【請求項2】 蓋体の両端部に、レ−ルに設けられた前
    記各折曲げ部の外側に当てがわれる折曲げ部を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のベルト金具係合用レ−
    ルの連結具。
JP1278691U 1991-02-14 1991-02-14 ベルト金具係合用レ−ルの連結具 Expired - Lifetime JP2526897Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010254090A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Nippon Fruehauf Co Ltd ラッシングレール用プラグ及びそれを備えた貨物車両
JP2022039779A (ja) * 2020-08-28 2022-03-10 日本フルハーフ株式会社 ラッシングレールの連結構造及び連結具

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