JPH0531724U - 電気加熱器 - Google Patents

電気加熱器

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JPH0531724U
JPH0531724U JP8887291U JP8887291U JPH0531724U JP H0531724 U JPH0531724 U JP H0531724U JP 8887291 U JP8887291 U JP 8887291U JP 8887291 U JP8887291 U JP 8887291U JP H0531724 U JPH0531724 U JP H0531724U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】動作をランプ表示とともに音でも報知でき、か
つ別途センサを設けることなく安価に構成できる非電子
制御式の電気加熱器を提供すること。 【構成】電気加熱器は交流電源により作動され、点灯に
よって保温状態を表示する表示ランプ11を有してい
る。表示ランプ11に直列接続された抵抗13の両端に
報知回路20が接続されている。表示ランプ11が点灯
すると、抵抗13に発生する交流電圧を整流回路21で
整流し、整流された直流電圧によってメロディIC24
を駆動し、発音体25から所定のメロディを流す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は電気加熱器、特に電気ポットや電気炊飯ジャーのように非電子制御式 の電気加熱器に適した報知回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、多種多様な機能を備えた電子制御式の電子炊飯ジャーや電気ポットが市 販されるようになったが、これら加熱器は高価であるため、非電子制御式の加熱 器も依然として広く使用されている。非電子制御式の加熱器には、その動作状態 を表示するための表示ランプが設けられており、炊飯完了や沸騰完了などの動作 をランプの点灯または消灯によって知ることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、表示ランプの点滅は当然ながら目視でしか確認できないので、 表示ランプが見えない場所にいる者あるいは視力障害者には表示ランプが点灯し ているか消灯しているかを知ることができない。電子制御式の加熱器の場合には 内蔵された電子回路によって比較的簡単に信号音やメロディを鳴らすことができ るが、非電子制御式の場合には別に動作完了を検知するセンサを設け、このセン サの検出信号に基づいて駆動される報知回路を設けなければならず、回路が複雑 化し、コスト上昇を招くことになる。 そこで、本考案の目的は、動作をランプ表示とともに音でも報知でき、かつ別 途センサを設けることなく安価に報知回路を構成できる電気加熱器を提供するこ とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、交流電源により作動され、点灯または消 灯によって動作状態を表示する表示ランプを有する電気加熱器において、上記表 示ランプの点灯または消灯によって生じる交流電圧を整流する回路と、整流され た直流電圧によって駆動されるICと、ICの出力信号により発音する発音体と からなる報知回路を取り付けたものである。
【0005】
【作用】
本考案の動作を電気ポットを例にして説明する。沸騰が終了すると、湯沸かし ヒータ回路がOFFし、保温表示用のランプ回路に電圧が印加され、保温表示ラ ンプが点灯する。そのため、保温表示用ランプと直列に接続されている抵抗に電 流が流れ、電圧が発生する。この電圧を整流回路で整流して直流電圧に変換し、 発音用ICに印加すると、ICが所定のメロディあるいは信号音に対応した出力 信号を発音体へ入力し、発音体から音が流れる。
【0006】 表示ランプは交流電流によって点灯し得るものであればよく、ネオンランプの ほか発光ダイオード等も使用できる。 ICとして公知のワンショットモード型メロディICを使用すれば、内蔵され たメロディを1回発生すると自動的に終了するので、望ましい。メロディICに 代えて単なる信号音を発生するICを用いてもよい。 発音体としては、例えば圧電素子を使用することができる。 整流回路としては、ダイオードとコンデンサとを用いるのが望ましい。ダイオ ードのみでは脈動が大きく、ICの動作に支障を来すからである。 報知回路は上記のようにIC,圧電素子,ダイオード,コンデンサの4部品で 構成でき、しかも各部品の単価は極めて安いので、報知回路を小型でかつ安価に 構成できる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案にかかる電気加熱器の一例である電気ポットの回路図である。 図において、1は交流電源、2は空炊き防止用スイッチ、3は温度ヒューズ、 4は保温用ヒータ、5は湯温を所定温度に保つための感温スイッチ、6は十分に 沸騰すると切れる蒸気センサ、7は再沸騰用リレー、8は常開の再沸騰スイッチ 、9は湯沸かし用ヒータ、10は沸騰表示ランプ、11は保温表示ランプ、12 ,13はヒータ4,9より遙に大きな抵抗値を有する電流制限用抵抗である。 上記2〜13の各回路部品は公知の非電子制御式電気ポットを構成している。 保温用ヒータ4と感温スイッチ5は交流電源1に対して直列に接続され、保温用 ヒータ4と湯沸かし用ヒータ9は並列に接続されている。また、蒸気センサ6と 再沸騰用リレー7のコイル7aと常開接点7bとは交流電源1に対して直列に接 続され、接点7bと再沸騰スイッチ8とが並列に接続されている。沸騰表示ラン プ10と保温表示ランプ11と電流制限用抵抗12,13は交流電源1に対して 直列に接続されている。
【0008】 保温表示ランプ11と直列に接続された電流制限用抵抗13の両端には、本考 案にかかる報知回路20が接続されている。この報知回路20は、ダイオード2 2とコンデンサ23とからなる整流回路21と、整流回路21で整流された直流 電圧が印加されるメロディ発生用IC24と、IC24の出力電圧によって発音 する圧電素子よりなる発音体25とで構成されている。メロディ発生用IC24 は、直流電圧を印加することで内蔵されているメロディをアナログ電圧として出 力するものであり、例えば市販のワンショットモード型メロディICを使用可能 である。ワンショットモードの場合には、メロディを1回発生すると自動的に終 了するので、長時間鳴り続けることがない。
【0009】 ここで、上記電気ポットの動作を説明する。 まず回路に交流電源1が接続されると、保温用ヒータ4,湯沸かし用ヒータ9 および保温表示ランプ11に電流が流れ、保温表示ランプ11が点灯する。その ため、IC24に直流電圧が印加され、報知用のメロディが1回発生する。なお 、この時、保温表示ランプ11と直列な電流制限用抵抗13の抵抗値が大きいの で、湯沸かし用ヒータ9に流れる電流は少なく、発熱量は少ない。また、湯沸か し用ヒータ9に比べて電流制限用抵抗12の抵抗値が遙に大きいので、沸騰表示 ランプ10は消灯している。 いま再沸騰スイッチ8をONにすると、蒸気センサ6を介して再沸騰用リレー 7のコイル7aに電流が流れるので、接点7bがONとなる。ここで、再沸騰ス イッチ8をOFFにしてもリレー7は自己保持され、接点7bはONを続ける。 そのため、接点7bを介して湯沸かし用ヒータ9に大電流が流れ、急速加熱され る。この時、湯沸かし用ヒータ9と並列な沸騰表示ランプ10が点灯し、保温表 示ランプ11は消灯する。 やがて湯が沸騰すると、蒸気センサ6がOFFし、リレー7の自己保持が解除 されるので、電流は湯沸かし用ヒータ9を介して保温表示ランプ11に流れ、保 温表示ランプ11が点灯する。これと同時にIC24に直流電圧が印加され、報 知用のメロディが1回発生するので、湯が沸騰したことを知ることができる。一 方、沸騰表示ランプ10には電流が流れなくなるので、消灯する。 なお、保温状態において、湯温が所定温度を越えた場合には感温スイッチ5が OFFし、保温用ヒータ4に電流が流れなくなる。そのため、やがて湯温が低下 し、感温スイッチ5が再びONし、保温用ヒータ4に電流が流れる。
【0010】 上記実施例では2種類の表示ランプ10,11を備えた電気ポットについて説 明したが、図2に示すように、1種類の表示ランプ10のみを有する加熱器にも 適用できる。この場合には、保温表示ランプの代わりに分圧抵抗30が設けられ 、この抵抗30と直列に接続された検出用抵抗31の両端に報知回路20が接続 されている。そして、表示ランプ10の消灯に伴って抵抗31に電流が流れると 、その両端間に発生する電圧により報知回路20を駆動できる。なお、報知回路 20の構成および他の部品の構成は第1実施例と同様であるため、説明を省略す る。
【0011】 なお、本考案は電気ポットのほか、電気炊飯ジャー、食器乾燥器、ホットプレ ート、電気なべ、コーヒーメーカーなどの動作完了時に点灯または消灯する表示 ランプを備えた電気加熱器に適用できる。
【0012】
【考案の効果】
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、表示ランプの点灯または消灯 に伴ってICを駆動させ、メロディあるいは信号音を発生させるようにしたので 、ランプ表示だけでなく音でも動作状態を報知できる。また、動作状態を表示ラ ンプの点滅で検出しているので、動作検知用のセンサや複雑な電子回路等を別途 設ける必要がなく、既存の非電子制御式加熱器に簡単な報知回路を付加するのみ で、安価に動作報知型電気加熱器を構成できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一例である電気ポットの回路図であ
る。
【図2】本考案の他の実施例の一部回路図である。
【符号の説明】
1 交流電源 9 湯沸かし用ヒータ 10 沸騰表示ランプ 11 保温表示ランプ 12,13 電流制限用抵抗 20 報知回路 21 整流回路 22 ダイオード 23 コンデンサ 24 メロディ発生用IC 25 発音体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源により作動され、点灯または消灯
    によって動作状態を表示する表示ランプを有する電気加
    熱器において、 上記表示ランプの点灯または消灯によって生じる交流電
    圧を整流する回路と、整流された直流電圧によって駆動
    されるICと、ICの出力信号により発音する発音体と
    からなる報知回路を取り付けたことを特徴とする電気加
    熱器。
JP8887291U 1991-10-02 1991-10-02 電気加熱器 Expired - Lifetime JP2546945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8887291U JP2546945Y2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 電気加熱器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8887291U JP2546945Y2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 電気加熱器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0531724U true JPH0531724U (ja) 1993-04-27
JP2546945Y2 JP2546945Y2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=13955103

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JP8887291U Expired - Lifetime JP2546945Y2 (ja) 1991-10-02 1991-10-02 電気加熱器

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