JPH05317134A - 引出しのプロテクター取付構造 - Google Patents

引出しのプロテクター取付構造

Info

Publication number
JPH05317134A
JPH05317134A JP4124921A JP12492192A JPH05317134A JP H05317134 A JPH05317134 A JP H05317134A JP 4124921 A JP4124921 A JP 4124921A JP 12492192 A JP12492192 A JP 12492192A JP H05317134 A JPH05317134 A JP H05317134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
end plate
dowel
drawer
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4124921A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2629520B2 (ja
Inventor
Yoichi Yoshida
善田陽一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokuyo Co Ltd filed Critical Kokuyo Co Ltd
Priority to JP4124921A priority Critical patent/JP2629520B2/ja
Publication of JPH05317134A publication Critical patent/JPH05317134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2629520B2 publication Critical patent/JP2629520B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】プロテクターを上下幅が大きく保護領域の広い
ものにしたときに鏡板から剥離する不都合を解消し、取
付作業にも便ならしめる。 【構成】引出し1の鏡板3の前面31および下端面33
に、側面視L字形に連続する水平片41および鉛直片4
2を有したプロテクター4を添設させ取り付ける。その
ために、鏡板3の前面31および下端面33にフック孔
37およびダボ挿通孔36を設け、プロテクター4の鉛
直片41の内面および水平片42の上面に上向爪43お
よびダボ44を設ける。そして、上向爪43をフック孔
37の上縁37aに係合させるとともに、ダボ44をダ
ボ挿通孔35に嵌挿し、その状態で水平片42に下面側
から挿通したビス6、7を下端面33を貫通して引出し
本体2のナット部材25、24に螺着することにより、
プロテクター4を鏡板3側に定着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、袖机の引出しなどに好
適に利用される引出しのプロテクター取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、袖机の引出しは、その鏡板に鋼
板のプレス成形品が用いられているのが通例である。そ
して、特に床面に近い最下段の引出しにあっては、開閉
操作時に鏡板が物に衝突し易く、傷や塗装剥れなどを生
じ易いことから、一般に該鏡板の前面を保護する合成樹
脂製のプロテクターを取り付けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のプロ
テクター取付構造は、引出しの鏡板の下端面に側面視逆
L字形をなすプロテクターの水平片を添設させ、その状
態で水平片に下面側から挿通したビスにより該プロテク
ターを鏡板側に定着するようにしている。換言すれば、
鏡板の下端面とプロテクターの水平片との間には明確な
境界が存在し、プロテクターの鉛直片は鏡板と略面一な
る位置において水平片から下方に垂下して存在する。し
かし、最下段の引出しは床面に近い位置に配置され、一
般に床面との間にさほど大きな隙間を存在させていない
のが通例である。そのため、このプロテクター取付構造
によると、プロテクターの鉛直片が上下幅の狭いものに
制約され、保護領域に欠けるという不都合を生じ易い。
また、このような不都合を解消するために、プロテクタ
ーの鉛直片のみを鏡板との境界を越えて該鏡板の前面側
にまで延出させておくことも考えられるが、単にこのよ
うにするだけでは、何らかの拍子に鉛直片の上縁に剥離
方向の力が作用したときに、プロテクターが鏡板から浮
き上がって見栄えや機能を損ない易い問題を生じ得る。
【0004】本発明は、このような課題を有効に解決す
ることのできる引出しのプロテクター取付構造を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものであ
る。
【0006】すなわち、本発明に係る引出しのプロテク
ター取付構造は、引出しの鏡板の前面および下端面に、
側面視L字形に連続する水平片および鉛直片を有したプ
ロテクターを添設させ取り付けるようにしたものであ
る。そのために、前記鏡板の前面に開口するフック孔
と、該鏡板の下端面に開口するダボ挿通孔と、前記プロ
テクターの鉛直片の内面側に突出する上向爪と、該プロ
テクターの水平片の上面側に突出するダボとをそれぞれ
設け、前記上向爪を前記フック孔の上縁に係合させると
ともに、前記ダボを前記ダボ挿通孔に嵌挿し、その状態
で前記水平片に下面側から挿通したビスにより該プロテ
クターを鏡板側に定着してなることを特徴とする。
【0007】プロテクターと鏡板の密接度を高め、取付
作業にも便ならしめるためには、上向爪と鉛直片の間
に、側面視V字形をなす溝を形成しておくことが便利で
ある。
【0008】
【作用】このような構成のものであれば、ダボをダボ挿
通孔に嵌挿し終えたときに、上向爪がフック孔に所定深
さまで係合し、同時に鉛直片の内面および水平片の上面
がそれぞれ鏡板の前面および下端面に密接に添設する。
すなわち、ダボによりプロテクター全体の位置決めが適
切になされる。そして、ビスを締着することによりプロ
テクターの鏡板への取付けを完了する。この状態におい
ては、上向爪とフック孔の係合部分およびダボとダボ挿
通孔の係合部分を通じてプロテクターが鏡板に着実に密
着し、プロテクターに剥離方向の力が作用しても該プロ
テクターが鏡板から浮き上がることが防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。
【0010】このプロテクター取付構造が適用される引
出し1は、図1に示すように、引出し本体2と鏡板3と
を具備してなる。
【0011】引出し本体2には、面板2aの四辺から前
面側に向かって上下の水平取付面21、22および左右
の鉛直取付面23、23がそれぞれ延出させてあり、そ
のうち下側の水平取付面22には、上面における中央よ
りに一対のナット部材24が、また両端よりに一対のナ
ット部材25がそれぞれ剛着されている。また、中心部
にはダボ挿通孔26が穿設されている。
【0012】鏡板3は、プレス加工により成形された偏
平箱状をなすもので、図1〜図3に示すように、前面3
1に取手部31aが開設され、背面は上部折曲片32
a、側部折曲片32bおよび底壁33の内周に開口部3
2を形成している。この鏡板3は、全体をやや前傾姿勢
にして上部折曲片32aを前記引出し本体2の取付面2
1の背面側に設けた段部21bに係合させ、しかる後、
鉛直姿勢に正したときに、その開口部32の内周に前記
引出し本体2の各取付面21、22、23、23を嵌装
し、それらの先端縁21a、22a、23a、23aを
前面板31の裏側に当接させて位置決めされるようにな
っている。また、この位置決め状態において、鏡板3の
下端面33には、前記ナット部材24に重合する半円状
の切欠部34と、前記ナット部材25に連続する孔35
と、前記ダボ挿通孔26に連続するダボ挿通孔36とが
それぞれ形成されている。そして、この鏡板3の前面3
1の下端側4箇所に、矩形状のフック孔37を穿設して
いる。なお、下端面33の両端近傍部にもダボ挿通孔3
6が穿設されている。
【0013】プロテクター4は、長手寸法が前記鏡板3
の幅寸法に略対応した合成樹脂成形品で、図1並びに図
4〜図9に示すように、両端部を折り曲げられた鉛直片
41と、この鉛直片41の内面側に側面視T字状をなし
て突出する水平片42とを有している。そして、その水
平片42および該水平片42に側面視L字状に連続する
鉛直片41の上半部分を、図10に示すようにそれぞれ
前記鏡板3の下端面33および前面31に添設させて装
着するようにしている。そのために、このプロテクター
4の鉛直片41の内面側における上端よりには、該プロ
テクター4が前記鏡板3に装着された状態で前記フック
孔37内に挿通される上向爪43が突設されている。こ
の上向爪43は鉛直片41との間に側面視V字形の溝4
3aを形成している。また、プロテクター4の水平片4
2の上面側には、該プロテクター4が鏡板3に装着され
た状態で前記ダボ挿通孔36内に嵌装されるダボ44
と、前記切欠部34に重合する半円状の切欠部45と、
前記孔35に連続する孔46とがそれぞれ形成されてい
る。なお、前記鉛直片41の下端には底壁49が連設さ
れており、この底壁49と前記水平片42とが図7に示
すようにリブ50により連結されている。底壁49には
ビス挿通用の切欠部47、48が設けられている。
【0014】次に、このプロテクター4を取付ける手順
について説明する。先ず、プロテクター4の上向爪43
をフック孔37内に挿入し、しかる後、プロテクター4
を上方へ持ち上げて、ダボ44をダボ挿通孔36内に嵌
挿する。ダボの挿入が終わると、上向爪43がフック孔
37内の上縁37aに所定深さまで係合し、同時に鉛直
片41の内面および水平片42の上面がそれぞれ鏡板3
の前面31および下端面33に密接に添設する。特に、
前記上向爪43は鉛直片41との間に側面視V字形をな
す溝43aを形成しているので、フック孔37に対する
上向爪43の係合位置が深くなるほど、プロテクター4
は鏡板3側に引き寄せられ、取付時の密着度が高められ
る。またこのとき、切欠部34は切欠部45に対して芯
合せされ、孔35は孔46に対して芯合わせされ、ダボ
挿通孔36はダボ44に対して芯合わせされる。このよ
うにして、ダボ44によるプロテクター4全体の位置決
めが適切になされる。このとき、各係合部分によってプ
ロテクター4が鏡板3側に仮保持される。次に、その鏡
板3を引出し本体2の取付面21、22、23、23の
外周に位置決め状態で装着する。これにより、ナット部
材24は切欠部34、45に対して芯合わせされ、ナッ
ト部材25は孔35、46に対して芯合わせされ、ダボ
挿通孔26はダボ挿通孔36およびダボ44に対して芯
合わせされる。そして、ビス6を孔46、35を挿通し
てナット部材25に螺着するとともに、ビス7を切欠部
45、34を挿通してナット部材24に螺着し、プロテ
クター4および鏡板3の引出し本体2への取付けを同時
に完了する。
【0015】しかして、このプロテクター取付構造によ
ると、プロテクター4をダボ44をガイドにして鏡板3
に位置決め状態で取付け、その鏡板3を段部21bをガ
イドにして引出し本体2に装着し、ビス6、7を締着す
るだけで取付作業を完了できることになる。そして、こ
の状態においては、上向爪43とフック孔37の係合部
分およびダボ44とダボ挿通孔36の係合部分を通じて
プロテクター4が鏡板3に着実に密着するので、プロテ
クター4に剥離方向の力が作用しても該プロテクター4
が鏡板3から浮き上がることが有効に防止される。さら
に、鏡板3に対する保護領域を広げたいときにも、プロ
テクター4の上下幅を大きく設計するとともにフック孔
37を図示実施例よりも高位な位置に開口させておくだ
けでよいので、この取付構造によると原理的に鏡板3の
ほぼ全域を保護することも可能になる。
【0016】なお、前記実施例では、先ずプロテクター
4を鏡板3に取付け、しかる後、その鏡板3を引出し本
体2に装着したが、先に鏡板3を引出し本体2に装着し
ておき、その鏡板3にプロテクター4を取付けるように
してもよい。また、鏡板3は引出し本体2に別途の手段
によって取付けられるものであってもよい。さらに、プ
ロテクターの具体的な形状、構造なども本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明のプロテクター取付構造は、以上
説明したように、上向爪とフック孔との係合部分および
ダボとダボ挿通孔との係合部分を通じてプロテクターを
鏡板に確実に取付けることができるので、プロテクター
を上下幅が大きく保護領域の広いものにしても鏡板から
剥離する不都合を生じることがなく、取付作業も極めて
簡便に行い得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、プロテクターの取付
け手順を示す分解斜視図。
【図2】同実施例で用いた鏡板の正面図。
【図3】図2におけるIII-III 線断面図。
【図4】同実施例で用いたプロテクターの正面図。
【図5】同平面図。
【図6】同底面図。
【図7】同背面図。
【図8】同拡大右側面図。
【図9】図4におけるIX-IX 線拡大断面図。
【図10】同実施例において鏡板に取付けられた状態の
プロテクターを示すフック孔に沿った横断面図。
【符号の説明】
1…引出し 3…鏡板 4…プロテクター 6、7…ビス 31…前面 33…下端面 36…ダボ挿通孔 37…フック孔 37a…上縁 41…水平片 42…鉛直片 43…上向爪 43a…溝 44…ダボ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引出しの鏡板の前面および下端面に、側面
    視L字形に連続する水平片および鉛直片を有したプロテ
    クターを添設させ取り付けるようにしたプロテクター取
    付構造であって、 前記鏡板の前面に開口するフック孔と、該鏡板の下端面
    に開口するダボ挿通孔と、前記プロテクターの鉛直片の
    内面側に突出する上向爪と、該プロテクターの水平片の
    上面側に突出するダボとをそれぞれ設け、前記上向爪を
    前記フック孔の上縁に係合させるとともに、前記ダボを
    前記ダボ挿通孔に嵌挿し、その状態で前記水平片に下面
    側から挿通したビスにより該プロテクターを鏡板側に定
    着してなることを特徴とする引出しのプロテクター取付
    構造。
  2. 【請求項2】上向爪と鉛直片の間に、側面視V字形をな
    す溝を形成してなることを特徴とする請求項1記載の引
    出しのプロテクター取付構造。
JP4124921A 1992-05-18 1992-05-18 引出しのプロテクター取付構造 Expired - Fee Related JP2629520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4124921A JP2629520B2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 引出しのプロテクター取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4124921A JP2629520B2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 引出しのプロテクター取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05317134A true JPH05317134A (ja) 1993-12-03
JP2629520B2 JP2629520B2 (ja) 1997-07-09

Family

ID=14897441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4124921A Expired - Fee Related JP2629520B2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 引出しのプロテクター取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2629520B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6050661A (en) * 1997-11-24 2000-04-18 Alfit Aktiengesellschaft Drawer
JP2016198448A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 コクヨ株式会社 引出し

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6050661A (en) * 1997-11-24 2000-04-18 Alfit Aktiengesellschaft Drawer
JP2016198448A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 コクヨ株式会社 引出し

Also Published As

Publication number Publication date
JP2629520B2 (ja) 1997-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970015953A (ko) 수도꼭지
ATE322596T1 (de) Riegelverschluss zur montage in einer dünnen wand
JPH05317134A (ja) 引出しのプロテクター取付構造
US4832423A (en) Double wall drawer frame
CA2328911A1 (en) A cutting insert and a cutting tool assembly
KR20000011274U (ko) 냉장고의 유리선반
US3143759A (en) Flame shield for handle
JPS606362Y2 (ja) バンパ−サイド部の取付部構造
JPH0135499Y2 (ja)
JPS638283Y2 (ja)
JPH0546663Y2 (ja)
KR200174774Y1 (ko) 서랍 손잡이
KR920003235Y1 (ko) 가스레인지의 측면장식판 취부구조
EP0867137A3 (de) Regalbord
JPH07327749A (ja) 天板のサイドエッジ取付構造
JPS5822638Y2 (ja) ヨクソウヨウエプロンノトリツケソウチ
CA2073365A1 (en) Track means for drawers
JPS643842Y2 (ja)
KR930000048Y1 (ko) 냉장고용 선반고정구
JP3381498B2 (ja) 引出し装置
JPH023969Y2 (ja)
JPH04289375A (ja) 押入中棚の取付具
US2124928A (en) Drawer pull
JPS6036095Y2 (ja) 収納間仕切りの裏板取付構造
JPS6311580Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees