JPH0531689A - ワーク保持装置 - Google Patents

ワーク保持装置

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JPH0531689A
JPH0531689A JP31841091A JP31841091A JPH0531689A JP H0531689 A JPH0531689 A JP H0531689A JP 31841091 A JP31841091 A JP 31841091A JP 31841091 A JP31841091 A JP 31841091A JP H0531689 A JPH0531689 A JP H0531689A
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JP
Japan
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work
holding device
claw
horizontal
fixed claw
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JP31841091A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Matsui
信行 松井
Tetsuo Yamamoto
徹男 山本
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密接状態で集積されたワーク群から、個々の
ワークを分離して確実に保持する。 【構成】 多関節ロボット12のアーム20先端に配設
され、逆L形状に形成された一対の固定爪28,28
を、パレット16に集積されて最上部に並ベられたワー
ク群の端部に位置するワーク18の一側に対向させる。
次いで、固定爪28,28をワーク18に近接すること
により、固定爪28,28の楔状に形成された水平部2
8b,28bが、ワーク18の下面に差し込まれる。ワ
ーク18の固定爪28,28への移載を検知スイッチ3
4,34が検出すると、エアシリンダ30が付勢され、
固定爪28,28に移載されたワーク18に可動爪32
が圧接される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多関節ロボットのワ
ーク保持装置に関し、更に詳しくは、相互に密接状態で
集積された多数のワーク群において、個々のワークを分
離して確実に保持し得る簡単な構成に係るワーク保持装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】例えば長尺な丸棒や角棒等のワークを一旦
パレットに集積し、このパレットからワークを1本づつ
取出して所要の加工装置や検査装置等に移送する手段と
して、多関節式の産業用ロボットが好適に使用されてい
る。この種のロボットでは、そのアームに配設した保持
手段(いわゆる「ハンド」)によって、集積されたワーク群
から1本のワークを分離保持し、次いでアームの上昇,
旋回,下降等の動作により、ワークを所定位置に移載す
るよう構成されている。この保持手段としては、例えば
一対の爪部材によりワークを把持する型式、真空チャン
バーによりワークを吸着保持する型式等の各種型式があ
り、これら保持手段は対象となるワークの性状や形状に
応じて使い分けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記一対の爪部材から
なる保持手段では、開放した爪部材をワークの上方に臨
ませ、次いで該爪部材を下降して両爪部材の間にワーク
を臨ませた後、該爪部材を閉成することによりワークの
把持を行なう。このとき、集積された隣接し合うワーク
の間に所要の隙間がある場合は、両爪部材の間にワーク
を臨ませることができるので問題はないが、隣合うワー
クが相互に密接している場合は、隣接するワークとの間
に爪部材を挿入することができず、従ってワークを把持
し得なくなる問題があった。
【0004】また、パレットに集積された多数のワーク
は、その姿勢が必ずしも一定でなく、長手方向に傾いて
いる場合が往々にある。前述した如く、一対の爪部材で
ワークを把持するためには、両爪部材の間に正確にワー
クを臨ませる必要があるため、ワークの正確な姿勢を認
識する画像処理等の高度な認識装置を配設し、該装置か
らのデータに基づいて爪部材の姿勢を制御することによ
り対処していた。しかしこのように高度な認識装置を配
設することによって、爪部材の姿勢を制御してワークの
確実な把持を達成し得るが、これに伴ない保持手段の機
構が複雑化すると共に、コストが高騰する欠点があっ
た。
【0005】前記真空吸着式の保持手段では、各ワーク
が相互に密接していても、ワークを1本づつ吸着保持し
て取出すことができる。しかし、該保持手段では重量の
あるワークを持上げることができず、対象となるワーク
としては比較的軽量のものに限られている。また、ワー
クの形状に倣う専用の真空チャンバーを必要とし、形状
の異なるワーク毎にチャンバーを用意するのにコストが
嵩む欠点も指摘される。
【0006】このように、多数のワークが相互に密接状
態で集積されていたり、各ワークの姿勢が不揃いの場合
には、これらワーク群からワークを1本づつ取出すには
高価な保持手段や汎用性の無い専用機種を必要とするた
め、大きな設備投資をなし得ない工場等では人手作業に
頼っているのが現状である。しかるに、ワークの加工ラ
イン中に人手作業が介在すると、製造能率の向上が図ら
れないと共に、作業者に危険な重労働を強いることとな
っていた。
【0007】
【発明の目的】そこで発明者は、相互に密接的に集積さ
れているワークであっても、端部に位置するワークの少
なくとも一側には他のワークが存在しないことに着目
し、保持装置をワークの一側部から近接することにより
該ワークを保持装置に分離保持し得ることを確認した。
【0008】すなわち本発明は、前述した相互に密接状
態で集積されるワーク群から1本のワークを分離保持す
る従来技術に内在している課題に鑑み、これを好適に解
決するべく提案されたものであって、1本のワークを分
離して確実に保持し得る簡単な構成に係る保持装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を達成するため本発明は、複数の自由度を備える
多関節ロボットに設けられ、相互に密接状態で集積され
ている多数のワーク群から個々のワークを分離して保持
するためのワーク保持装置であって、前記ロボットのア
ーム先端に配設した装置本体と、前記装置本体に垂設し
た垂直部および該垂直部の下端に形成されて延出する水
平部からなり、この水平部の先端を楔状に形成してなる
固定爪と、前記固定爪と対向的に設けられ、装置本体に
配設したアクチュエータの正逆付勢に伴ない固定爪に対
して近接・離間移動する可動爪とからなり、前記装置本
体をワークの一側部に近接させ、前記固定爪の水平部を
該ワークの下面に差し込むことにより水平部へのワーク
移載を行ない、次いで前記アクチュエータを付勢して可
動爪と固定爪との間で前記ワークの把持を行なうよう構
成したことを特徴とする。
【0010】また前記目的を達成するため本願の別の発
明は、複数の自由度を備える多関節ロボットに設けら
れ、相互に密接状態で集積されている多数のワーク群か
ら個々のワークを分離して保持するためのワーク保持装
置であって、前記ロボットのアーム先端に配設した装置
本体と、前記装置本体に回動自在に垂設した垂直部およ
び該垂直部の下端に形成されて延出する水平部からな
り、この水平部の先端を楔状に形成してなる固定爪と、
前記装置本体に配設され、前記固定爪を水平部の延出方
向に傾動させるアクチュエータとからなり、前記装置本
体をワークの一側部に近接させ、前記固定爪の水平部を
該ワークの下面に差し込むことにより水平部へのワーク
移載を行ない、次いで前記アクチュエータの付勢作用下
に固定爪を傾動させることにより前記ワークの掬い上げ
を行なうよう構成したことを特徴とする。
【0011】更に、前記ワーク保持装置に、ワークの水
平面内および垂直面内の傾きを予め検出する水平検知手
段および垂直検知手段を配設し、両検知手段の検出結果
に基いて固定爪の姿勢を制御するようにすることが好ま
しい。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係るワーク保持装置につき、
好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説
明する。
【0013】
【第1実施例について】図1は、好適な第1実施例に係
るワーク保持装置10を、複数の自由度を有する多関節
式の産業用ロボット12に配設した状態で示す概略斜視
図であって、4隅に夫々支柱14を立設したパレット1
6に井桁状に積層された多数の長尺なワーク群から、個
々のワーク(実施例では丸棒)18を分離保持して、後工
程装置(図示せず)に移送するよう構成されている。ロボ
ット12におけるアーム20の先端には、図3に示す如
く、水平部22aと該水平部22aの後端(ロボット1
2を指向する側)に垂設された垂直部22bとから構成
される装置本体22が、その水平部22aを介して連結
され、アーム20を作動することにより、該本体22を
水平および垂直方向に回動し得るよう構成されている。
【0014】装置本体22における水平部22aの前端
には、パレット16に集積されたワーク群の最上面の高
さ位置を検出するワーク高さ検知手段24が配設されて
いる。この検知手段24としては、リミットスイッチが
好適に使用され、図5に示す如く、該検知手段24をパ
レット16の略中央部においてワーク群の上方に対向的
に臨ませ、次いで保持装置10を下降して検知手段24
を最上部のワーク18に接触させることにより、高さ寸
法を検出するようになっている。
【0015】また前記検知手段24は、パレット16に
井桁状に積層された最上部のワーク群の長手方向(軸方
向)を判定する機能も有する。すなわち、検知手段24
によりパレット16の略中央部で最上部のワーク18の
高さ寸法を検出した後、パレット16の所要の周辺部
(例えば産業用ロボット12の右側)に臨むワーク18の
端部の高さ検出を行なう。このとき、検出されたワーク
18の端部の高さ寸法が、パレット16の中央部で検出
したワーク18の高さ寸法と同一であれば、最上部のワ
ーク18は産業用ロボット12の前面において左右方向
に長手方向が臨んでいると判定する。またワーク18の
端部の高さ寸法が、パレット16の中央部で検出したワ
ーク18の高さ寸法より低い場合は、次段のワーク18
の端部が検出されたと判断し、このときには、最上部の
ワーク18は産業用ロボット12の前面において前後方
向に長手方向が臨んでいると判定するよう設定されてい
る。このように、最上部のワーク18の長手方向を判定
することにより、後述する固定爪28,28を、常にワ
ーク18の側方(長手方向と交差する一側)から差し込む
ことができる。
【0016】前記装置本体22における垂直部22bに
は、図2に示す如く、左右両側に水平に延出する支持ア
ーム26,26が配設され、各アーム26の開放端にワ
ーク18が移載される固定爪28が夫々垂設されてい
る。この固定爪28は、図3に示す如く、支持アーム2
6に固定された垂直部28aと、該垂直部28aの下端
から装置本体22の前面側(水平部22aの延出方向)に
水平に延出する水平部28bとから逆L形状に形成され
ている。また、水平部28bの先端は、図に示す如く楔
状に形成され、上下に重なるワーク18,18の間に容
易に差し込み可能とし、上側のワーク18を水平部28
bに移載し得るよう構成されている(図7参照)。
【0017】なお、実施例の如く複数の固定爪28を配
設する必要は必ずしもなく、長尺なワーク18を安定し
て保持し得るものであれば、固定爪28は所定幅寸法の
一体物であってもよい。また、保持装置10の横幅寸法
(支持アーム26,26の延在方向の寸法)は、前記パレ
ット16における対向する支柱14,14間の離間寸法
よりも短かく設定され、該保持装置10を両支柱14,
14の間からパレット内に進入させ得るようになってい
る。
【0018】前記装置本体22における垂直部22bの
前面(水平部22aの延出側)には、アクチュエータとし
てのエアシリンダ30が傾斜配置され、そのピストンロ
ッド30aを斜め後方に向けて延出するよう構成されて
いる。また、ピストンロッド30aの先端には、弾性材
料または金属製の可動爪32が配設され、エアシリンダ
30をロッド30aが延出する方向に付勢することによ
り、可動爪32が前記固定爪28,28の水平部28b,
28b間に移載されたワーク18の中央部に当接するよ
うになっている(図7参照)。
【0019】なお、前記エアシリンダ30の軸線を、図
4に示す如く、前記固定爪28における水平部28bお
よび垂直部28aに当接した状態で移載される各種直径
のワーク18の中心と交差する関係に設定すると、ワー
ク18の寸法が変化しても、ワーク18を固定爪28,
28と可動爪32とにより確実に把持することができ
る。しかし、固定爪28,28に移載したワーク18に
可動爪32を押し付けるに際し、当該のワーク18に隣
接する別のワーク18と可動爪32とが干渉しないよう
図4中の二点鎖線で示す如く、エアシリンダ30の軸線
をやや斜め上方位置に設定してもよい。
【0020】前記固定爪28,28の相互に離間する外
側には、図2に示す如く、ワーク18の検知スイッチ3
4が夫々配設され、該スイッチ34の検知片34aは、
固定爪28における垂直部28aから前方に突出してい
る(図3参照)。すなわち、固定爪28,28における水
平部28b,28bにワーク18が移載されると、該ワ
ーク18により検知片34a,34aが後方側に押圧さ
れ(図7参照)、これによりワーク18の移載を検出す
る。そして、両検知スイッチ34,34の検出信号によ
り、前記エアシリンダ30が付勢され、固定爪28,2
8に移載されたワーク18に可動爪32を圧接するよう
構成されている。この検知スイッチ34としては、例え
ばリミットスイッチが好適に使用される。
【0021】なお、左右何れか一方の検知スイッチ34
のみがワーク18を検出した場合は、ワーク18を検出
していない検知スイッチ34が配設される固定爪28
を、ワーク18の下面に差し込むべく保持装置10を水
平旋回するよう制御することにより、ワーク18を両固
定爪28,28に確実に移載させることができる。すな
わち、ワーク18の姿勢が不揃いであっても、高価な認
識装置を設けることなく、ワーク18を確実に保持し得
るものである。
【0022】
【第1実施例の作用】次に、このように構成した第1実
施例に係るワーク保持装置により、ワークを保持する作
業の実際につき説明する。多数のワーク18を相互に密
接状態で集積したパレット16を、図1に示す如く、前
記産業用ロボット12の作業領域に位置決めする。この
状態で、ロボット12のアーム20を作動し、保持装置
10をパレット16に集積されたワーク群の中央部上方
に臨ませると共に、前記ワーク高さ検知手段24が下向
きとなるよう保持装置10の姿勢を変える。次いで、該
保持装置10を下降することにより、ワーク高さ検知手
段24が最上部に位置するワーク18に接触し、これに
よりワーク群の高さを検出する。なお、ロボット12の
制御手段(図示せず)には、予めワーク自体の直径が入力
されているので、これにより最上部に位置するワーク1
8の下面レベルが割り出される。また、検知手段24に
より、パレット16の所要の周辺部に臨むワーク端部の
高さ検出を行ない、該端部の高さ寸法と前記パレット1
6の中央部で検出した最上部のワーク群の高さ寸法とを
比較することにより、最上部のワーク18の長手方向を
判定する。
【0023】次いで、前記保持装置10を保持すべき対
象ワーク18の一側、すなわち最上部に並べられるワー
ク群の端部に位置するワーク18の一側に移動させると
共に、前記固定爪28,28をワーク18の側部に対向
させる(支持アーム26,26とワーク18とが平行にな
る位置)。このとき、固定爪28の下面レベルは、前記
検知手段24の検出結果により割り出されたデータに基
づき、図6に示す如く、対象ワーク18の下面レベルと
一致するよう位置決めされる。保持装置10がワーク1
8の側部に位置決めされると、図7に示す如く、該保持
装置10が前進移動し、固定爪28における水平部28
bがワーク18の下面に差し込まれるに到る。なお、当
該ワーク18は隣接する別のワーク18により移動が規
制されており、しかも水平部28bの先端は楔状に形成
されているので、該水平部28bはワーク18の下面に
容易に差し込まれる。そして保持装置10が更に前進移
動することにより、当該ワーク18は水平部28bに移
載される。
【0024】前記水平部28bに移載されたワーク18
を前記検知スイッチ34,34が何れも検出すると、前
記エアシリンダ30がピストンロッド30aを延出する
方向に付勢され、該ロッド先端に配設した可動爪32が
ワーク18に押し付けられる。これによりワーク18
は、固定爪28,28と可動爪32とによって確実に把
持される(図7参照)。
【0025】ここで、前記支持アーム26,26に対し
てワーク18が水平面内で傾斜するよう臨んでいると、
該ワーク18に対して近接する保持装置10において
は、左右何れか一方の検知スイッチ34が先にワーク1
8を検出することとなる。従って、この場合はワーク1
8を検出している検知スイッチ34が配設される固定爪
28を支点として、保持装置10を水平旋回させること
により、他方の固定爪28の水平部28bをワーク18
の下面に差し込むことができる。このように、ワーク1
8の姿勢が水平面内で不揃いであっても、安価な検知ス
イッチ34,34により保持装置10の姿勢を補正して
ワーク18を確実に固定爪28,28に移載することが
できる。
【0026】次に、ワーク18を把持した保持装置10
を、図8に示す如く、パレット16の上方に持上げ、こ
れを後工程装置に移送してワーク18を解放することに
より、ワーク18の取出しが完了する。ワーク18を放
出した保持装置10は、ワーク群の高さ位置を検出する
動作を行なうことなく、図6に示す位置に戻り、次のワ
ーク18の取出しを行なう。このようにして最上部に並
んだ全てのワーク18を取出すと、該レベルで保持装置
10をワーク群の上方を移動させても、固定爪28に配
設した検知スイッチ34はワーク18を検出しなくな
る。あるいは、予め各段の最終ワーク位置をロボット1
2とパレット16との相対位置から計算しておけば、各
ワーク18が当該段の最終ワーク18か否かが自動的に
判断される。これらの場合は、再び保持装置10に配設
したワーク高さ検知手段24により次段のワーク群の高
さ寸法を検出し、次段のワーク18の下面レベルを割り
出す。以上の動作を繰返すことによって、パレット16
に集積されたワーク18は1本づつ取出されて、後工程
装置に移送される。
【0027】
【第2実施例について】図9は、本発明に係るワーク保
持装置の第2実施例を示すものであって、固定爪28に
移載したワーク18を、該固定爪28を回動することに
より掬い上げるよう構成されている。すなわち、産業用
ロボット12のアーム20に連結された装置本体22の
後端部に、支持アーム26に立設したブラケット36の
上端がピン38を介して回動自在に枢支されている。ま
た、装置本体22の下面に、エアシリンダ40がトラニ
オン接続され、そのピストンロッド40aの先端は、支
持アーム26にピン接続されている。従って、エアシリ
ンダ40を正逆方向に付勢することにより、支持アーム
26はピン38を支点として揺動する。
【0028】なお、支持アーム26に配設した固定爪2
8は、エアシリンダ40の正逆付勢により、その水平部
28bが水平となる位置(図9)と、固定爪28に移載さ
れたワーク18が水平部28bから脱落しない位置(図
10)との間を揺動するよう構成されている。
【0029】すなわち、第2実施例においては、前記固
定爪28の水平部28bをワーク18の一側に対向した
状態で、前記保持装置10を前進移動させることによ
り、図9に示す如く、水平部28bはワーク18の下面
に差し込まれる。保持装置10の前進移動によりワーク
18が水平部28bに移載されると、固定爪28に配設
した検知スイッチ34がワーク18を検出し、前記エア
シリンダ40がピストンロッド40aを後退するよう付
勢される。これにより、図10に示す如く、前記支持ア
ーム26は時計方向に所要角度だけ回動し、ワーク18
は固定爪28に掬い上げられる。
【0030】なお、第2実施例では、支持アーム26を
装置本体22に対して回動自在に配設すると共に、該ア
ーム26をエアシリンダ40により揺動することによっ
て、固定爪28にワーク18を掬い上げるようにした
が、第1実施例と同一の構成のまま、産業用ロボット1
2のアーム20の動作により保持装置全体を傾動させる
ことにより、ワーク18を固定爪28に掬い上げるよう
にしてもよい。
【0031】
【第3実施例について】図18に示す如く、軸部18a
の一端に傘部18bが形成されるリヤアクスルシャフト
等の異形状のワーク18では、該ワーク18をパレット
16に井桁状に積層すると、下段のワーク18の傘部1
8bに上段のワーク18の軸部18aが当接してワーク
18は水平面内および垂直面内で傾いた姿勢で積層され
ることとなる。しかも、各ワーク18毎に傾きが異なっ
ている場合が殆どである。そこで、図11に示す本発明
に係るワーク保持装置の第3実施例では、ワーク18の
水平面内および垂直面内の傾きを予め検出し、該検出結
果に基いて装置本体22(固定爪28,28)の姿勢を制
御することにより、固定爪28,28にワーク18を確
実に移載し得るよう構成されている。
【0032】前記産業用ロボット12のアーム20に配
設される装置本体22は、図11,図12に示す如く、
略矩形の枠体状に形成され、この装置本体22の左右両
側に、支持アーム26,26を介して固定爪28,28が
配設される。また、装置本体22の前面にワーク高さ検
知手段24が配設され、該検知手段24は、第1実施例
と同様に、パレット16に積層した最上部のワーク18
の高さ寸法を検出すると共に、最上部のワーク18の軸
方向を判定するべく機能する。更に、各固定爪28に
は、ワーク18の検知スイッチ34が夫々配設されてい
る。
【0033】前記装置本体22の左右両側に、リミット
スイッチ等からなる水平検知手段50が夫々配設され、
各水平検知手段50の検知片50aは、図12に示す如
く、前記固定爪28における水平部28bの先端より前
方に垂下し、固定爪28をワーク18の側方から近接さ
せた際に、該固定爪28より先にワーク18に当接する
よう設定されている。また、両水平検知手段50,50
は、前記支持アーム26,26の延在方向と平行に整列
するよう設定される。そして、左右何れか一方の水平検
知手段50の検知片50aがワーク18に当接してこれ
を検出した場合は、当該水平検知手段50の配設部を支
点として、他方の水平検知手段50の検知片50aがワ
ーク18に当接してこれを検出するまで装置本体22を
水平旋回させるようになっている。これにより、ワーク
18の水平面内での傾きに対して、固定爪28,28の
姿勢を補正することができるものである(図14および
図15参照)。
【0034】前記装置本体22に傾斜配置されたエアシ
リンダ30により昇降移動される可動爪32は、図11
に示す如く、前記固定爪28,28の離間方向に所定長
さを有する略矩形状に形成される。そしてこの可動爪3
2の長手方向両端に、ワーク18の垂直面内の傾きを検
出する垂直検知手段52,52が配設されている。すな
わち、可動爪32の両端部に、図12に示す如く、ヘ字
状のブラケット54,54が配設され、これらのブラケ
ット54にリミットスイッチ等からなる垂直検知手段5
2が配設される。この垂直検知手段52の検知片52a
は、可動爪32の下方において前方に水平に延出するよ
う位置決めされている。そして、エアシリンダ30を付
勢して可動爪32を下降した際に、固定爪28の前方に
臨むワーク18の上端に、垂直検知手段52の検知片5
2aが当接するよう設定されている。また、左右何れか
一方の垂直検知手段52の検知片52aがワーク18に
当接してこれを検出した場合は、当該垂直検知手段52
の配設部を支点として、他方の垂直検知手段52の検知
片52aがワーク18に当接してこれを検出するまで装
置本体22を垂直方向に回動させるよう設定されてい
る。これにより、ワーク18の垂直面内での傾きに対し
て、固定爪28,28の姿勢を補正することができる(図
16および図17参照)。この場合、前記水平検知手段
50の検知片50aは、予めワーク18に押されて固定
爪28側へ回動されている。
【0035】なお、両垂直検知手段52,52の検知片
52a,52aは、同一水平レベルで平行に臨むよう設
定されると共に、検知手段本体は、可動爪32と固定爪
28とによりワーク18を把持する際に、該ワーク18
と干渉しない位置に位置決めされている。また、実施例
では垂直検知手段52を可動爪32と一体的に昇降移動
させるようにしたが、例えば前記第2実施例のような場
合、装置本体22に専用のエアシリンダを配設し、該エ
アシリンダにより垂直検知手段52を可動爪32とは独
立して昇降移動させるようにしてもよい。更に、前記水
平検知手段50および垂直検知手段52によりワーク1
8の姿勢を検出した後、該ワーク18を固定爪28と可
動爪32とで保持する際には、両検知手段50,52が
再びワーク18に当接するが、このときには検出作動を
行なわないよう設定されている。また、両検知手段5
0,52の各検知片50a,52aは、装置本体22また
はブラケット54に回動可能に配設され、ワーク18を
両爪28,32で保持した際には、ワーク18に押圧さ
れて退避し得るよう構成してある。
【0036】
【第3実施例の作用】次に、第3実施例に係るワーク保
持装置により、リヤアクスルシャフトのようにパレット
に積層した際に、水平面内および垂直面内の何れにも傾
きをもった姿勢で積層されるワークを保持する作業の実
際につき説明する。
【0037】前記装置本体22に配設したワーク高さ検
知手段24により、パレット16に集積した最上部のワ
ーク群の高さ寸法を検出すると共に、パレット16の所
要の周辺部におけるワーク18の傘部18bの高さ寸法
を検出し、両高さ寸法を比較してワーク18の軸方向を
判定する。
【0038】前記判定結果に基き、図13に示す如く、
前記保持装置10を保持すべき対象ワーク18の一側に
移動させると共に、前記水平検知手段50,50が対象
ワーク18に当接可能で、かつ固定爪28,28が次段
のワーク18に当接しない位置に臨ませる。保持装置1
0がワーク18の側部に位置決めされると、該保持装置
10が前進を開始する。このとき、ワーク18は水平面
内での傾きを有しているので、図14に示す如く、先ず
一方(右側)の水平検知手段50の検知片50aがワーク
18に当接するに到る。この場合は、保持装置10の移
動を停止した後、ワーク18を検出している右側の水平
検知手段50の配設位置を支点として、図15に示す如
く、他方の水平検知手段50の検知片50aがワーク1
8に当接してこれを検出する位置まで保持装置10を水
平旋回させる。この結果、水平面内において固定爪2
8,28をワーク18と平行に臨ませることができる。
【0039】次に、前記エアシリンダ30を付勢して、
図16に示す如く、保持装置10を下降させて可動爪3
2および垂直検知手段52,52を下降させると、ワー
ク18は垂直面内の傾きを有しているので、先ず一方の
(右側)の垂直検知手段52の検知片52aがワーク18
に当接するに到る。左右何れか一方の垂直検知手段52
がワーク18を検出すると、保持装置10を停止して可
動爪32および垂直検知手段52,52の下降を停止す
る。更に、ワーク18を検出している右側の垂直検知手
段52の配設位置を支点として、図17に示す如く、他
方の垂直検知手段52の検知片52aがワーク18に当
接してこれを検出する位置まで保持装置10を垂直方向
に回動する。この結果、両固定爪28,28を、垂直面
内においてワーク18と平行に臨ませることができる。
なお、両垂直検知手段52,52がワーク18を検出す
ると、エアシリンダ30は逆付勢されて可動爪32およ
び垂直検知手段52,52を初期の位置まで上昇させ
る。
【0040】前述したように、対象ワーク18の傾きに
合わせて固定爪28,28の姿勢を補正した後、該固定
爪28,28の水平部28b,28bが対象ワーク18の
下端に差し込み可能な位置まで装置本体22を下降させ
る。次いで装置本体22を前進移動することにより、固
定爪28,28における水平部28b,28bがワーク1
8の下面に差し込まれ、当該ワーク18は水平部28
b,28bに移載される。そして、水平部28b,28b
に移載されたワーク18を前記検知スイッチ34,34
が何れも検出すると、前記エアシリンダ30がピストン
ロッド30aを延出する方向に付勢され、該ロッド先端
に配設した可動爪32がワーク18に押し付けられる。
これによりワーク18は、固定爪28,28と可動爪3
2とによって確実に把持される。
【0041】なお、ワーク18の傾きに応じて事前に固
定爪28,28の姿勢を補正しても、ワーク18を水平
部28b,28bに移載する際に、該ワーク18の姿勢
が変化することがある。この場合は、第1実施例に関し
て説明した如く、各固定爪28に配設した検知スイッチ
34の検出状態に応じて保持装置10の姿勢を補正し、
ワーク18を確実に固定爪28,28に移載する。
【0042】なお第3実施例では、軸部18aの一端に
傘部18bが形成された異形状のワーク18を保持する
場合につき説明したが、図1に示す丸棒状のワーク18
の保持にも好適に使用し得ること勿論である。
【0043】実施例では、ワークを井桁積みとしたが平
行積みでもよく、またワークとして長尺な丸棒やリヤア
クスルシャフト等を想定しているが、その他角棒であっ
ても好適に使用可能である。但し、角棒を積層すると上
下間に隙間が生じないので、各段にスペーサ等を介在さ
せ、角棒の下方に固定爪を差し込み得る隙間を画成する
必要がある。
【0044】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るワーク
保持装置によれば、ワークの一側部から近接した固定爪
の水平部をワークの下面に差し込むことにより、該ワー
クを水平部に移載するよう構成したので、相互に密接状
態で集積されたワーク群から、個々のワークを分離して
保持することができる。また、構造が極めて簡単である
ので、低コストでワークの移送を自動化し得る。
【0045】更に、ワークを固定爪の水平部に移載する
前に、対象ワークの水平面内および垂直面内の傾きを検
出して予め固定爪の姿勢を補正するよう構成したので、
ワークを確実に固定爪の水平部に移載することができ
る。
【0046】また、固定爪に配設した2個の検知手段に
よりワークの姿勢を認識することができるので、高価な
認識装置を配設することなく、固定爪にワークを確実に
保持させ得る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るワーク保持装置を産業用ロボ
ットに配設した状態で示す概略斜視図である。
【図2】図1に示す保持装置の正面図である。
【図3】図1に示す保持装置の一部切欠側面図である。
【図4】保持装置に配設したエアシリンダと、固定爪に
移載されたワークとの関係を示す説明図である。
【図5】第1実施例に係るワーク保持装置により、集積
されたワーク群の高さ位置を検出する状態で示す説明図
である。
【図6】第1実施例に係るワーク保持装置の固定爪を、
最上部のワークの下面レべルと一致するよう位置決めし
た状態で示す説明図である。
【図7】第1実施例に係るワーク保持装置の固定爪に移
載したワークに、エアシリンダに配設した可動爪を圧接
した状態で示す説明図である。
【図8】第1実施例に係るワーク保持装置の固定爪にワ
ークを保持し、これをパレットの上方に持上げた状態で
示す説明図である。
【図9】第2実施例に係るワーク保持装置の固定爪を、
ワークの下面に差し込んだ状態で示す側面図である。
【図10】第2実施例に係るワーク保持装置の固定爪に
ワークを掬い上げた状態で示す側面図である。
【図11】第3実施例に係るワーク保持装置の正面図で
ある。
【図12】図11に示す保持装置の一部切欠側面図であ
る。
【図13】第3実施例に係るワーク保持装置を、対象ワ
ークの姿勢を検出可能な位置に臨ませた状態を示す説明
正面図である。
【図14】第3実施例に係るワーク保持装置の一方の水
平検知手段がワークに当接した状態で示す説明平面図で
ある。
【図15】第3実施例に係るワーク保持装置の両方の水
平検知手段がワークに当接した状態で示す説明平面図で
ある。
【図16】第3実施例に係るワーク保持装置の一方の垂
直検知手段がワークに当接した状態で示す説明正面図で
ある。
【図17】第3実施例に係るワーク保持装置の両方の垂
直検知手段がワークに当接した状態で示す説明正面図で
ある。
【図18】リヤアクスルシャフトを示す説明図である。
【符号の説明】
10 ワーク保持装置 12 産業用ロボット 18 ワーク 22 装置本体 28 固定爪 28a 垂直部 28b 水平部 30 エアシリンダ 32 可動爪 40 エアシリンダ 50 水平検知手段 52 垂直検知手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自由度を備える多関節ロボット(1
    2)に設けられ、相互に密接状態で集積されている多数の
    ワーク群から個々のワーク(18)を分離して保持するため
    のワーク保持装置(10)であって、 前記ロボット(12)のアーム先端に配設した装置本体(22)
    と、 前記装置本体(22)に垂設した垂直部(28a)および該垂直
    部(28a)の下端に形成されて延出する水平部(28b)からな
    り、この水平部(28b)の先端を楔状に形成してなる固定
    爪(28)と、 前記固定爪(28)と対向的に設けられ、装置本体(22)に配
    設したアクチュエータ(30)の正逆付勢に伴ない固定爪(2
    8)に対して近接・離間移動する可動爪(32)とからなり、 前記装置本体(22)をワーク(18)の一側部に近接させ、前
    記固定爪(28)の水平部(28b)を該ワーク(18)の下面に差
    し込むことにより水平部(28b)へのワーク移載を行な
    い、次いで前記アクチュエータ(30)を付勢して可動爪(3
    2)と固定爪(28)との間で前記ワーク(18)の把持を行なう
    よう構成したことを特徴とするワーク保持装置。
  2. 【請求項2】 複数の自由度を備える多関節ロボット(1
    2)に設けられ、相互に密接状態で集積されている多数の
    ワーク群から個々のワーク(18)を分離して保持するため
    のワーク保持装置(10)であって、 前記ロボット(12)のアーム先端に配設した装置本体(22)
    と、 前記装置本体(22)に回動自在に垂設した垂直部(28a)お
    よび該垂直部(28a)の下端に形成されて延出する水平部
    (28b)からなり、この水平部(28b)の先端を楔状に形成し
    てなる固定爪(28)と、 前記装置本体(22)に配設され、前記固定爪(28)を水平部
    (28b)の延出方向に傾動させるアクチュエータ(40)とか
    らなり、 前記装置本体(22)をワーク(18)の一側部に近接させ、前
    記固定爪(28)の水平部(28b)を該ワーク(18)の下面に差
    し込むことにより水平部(28b)へのワーク移載を行な
    い、次いで前記アクチュエータ(40)の付勢作用下に固定
    爪(28)を傾動させることにより前記ワーク(18)の掬い上
    げを行なうよう構成したことを特徴とするワーク保持装
    置。
  3. 【請求項3】 前記装置本体(22)に長手方向に離間して
    配設されて前記固定爪(28)における水平部(28b)の前方
    に臨み、装置本体(22)をワーク(18)の一側部に近接した
    際に、該ワーク(18)の水平面内の傾きを検出可能な一対
    の水平検知手段(50,50)と、前記装置本体(22)の長手方
    向に離間して配設され、ワーク(18)に対して近接移動し
    た際に、該ワーク(18)の垂直面内の傾きを検出可能な一
    対の垂直検知手段(52,52)とを備え、 前記水平検知手段(50,50)および垂直検知手段(52,52)の
    検出結果に基いて、前記固定爪(28)の姿勢を制御するよ
    う構成した請求項1または2記載のワーク保持装置。
  4. 【請求項4】 前記固定爪(28)の長手方向に離間した両
    端、またはその近傍にワーク検知手段(34)を夫々配設
    し、水平部(28b)へのワーク移載を両検知手段(34,34)が
    検出したことを条件として、前記アクチュエータ(30,4
    0)を付勢するよう構成した請求項1,2または3記載の
    ワーク保持装置。
JP31841091A 1991-02-06 1991-11-05 ワーク保持装置 Pending JPH0531689A (ja)

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JP3-11201 1991-02-06
JP1120191 1991-02-06

Publications (1)

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JPH0531689A true JPH0531689A (ja) 1993-02-09

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ID=11771419

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