JPH05316703A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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Publication number
JPH05316703A
JPH05316703A JP11504792A JP11504792A JPH05316703A JP H05316703 A JPH05316703 A JP H05316703A JP 11504792 A JP11504792 A JP 11504792A JP 11504792 A JP11504792 A JP 11504792A JP H05316703 A JPH05316703 A JP H05316703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
stator
shaft
fixed
spindle motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11504792A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Higuchi
昭夫 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP11504792A priority Critical patent/JPH05316703A/ja
Publication of JPH05316703A publication Critical patent/JPH05316703A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】モータの外径と全長の制限内で軸受の外径とス
パンとを大きくして回転剛性を向上する。 【構成】インナロータ形であってその構成は、ブラケッ
ト11に固定した軸12の一方側に嵌合する軸受13
a、13bと、軸受に嵌合する磁性材からなる軸受箱1
4と、軸受箱の外周に固定される永久磁石16と、永久
磁石の外側に配置されブラケット11に外周端部で固定
される固定子15と、固定子を空隙を介して囲み軸受箱
14の端部で固定されるハブ18とからなる。円筒部1
8aに磁気ディスク9を取付ける。固定子15をブラケ
ットに固定する取付部11aは、ブラケット11側の軸
受13bの軸方向位置に影響を与えないからスパンが長
くなる。軸受箱14は継鉄を兼ねて軸受13bの外径寸
法が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気記録媒体である
磁気ディスクを取付けて駆動する磁気ディスク駆動用の
スピンドルモータに関し、なかでも3.5インチ以下の
磁気ディスクに適した小形なものに係わる。
【0002】
【従来の技術】図2は従来例の半断面図である。図にお
いて、このスピンドルモータは、いわゆるアウタロータ
であって、その構成は、ブラケット1に固定した軸2の
一方側に嵌合する一対の軸受3a、3bと、これらの軸
受に嵌合する筒状の軸受箱4と、この軸受箱4の外側に
機械的空隙を介して配置されブラケット1に内周端部で
固定される固定子5と、この固定子5の外側に磁気的空
隙を介して配置される筒状の永久磁石6と、この永久磁
石6の外周を固定する継鉄7と、この継鉄7の外周を固
定し軸受箱4の反ブラケット側端部で固定されるフラン
ジ付カップ状のハブ8とからなる。このハブ8の円筒部
8aに磁気ディスク9を取付ける。ハブ8は軸受箱4と
同一材料で一体に形成することが多く、アルミニューム
系などの磁気ディスク9と熱膨張係数を一致させ、慣性
モーメントを小さくするために、アルミニューム合金を
使用する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図に現れるように、固
定子5をブラケット1に内周端部で固定するために、ブ
ラケット1に取付部1aが存在し、この取付部1aは前
記軸受箱4と軸方向に対向する。このため、ブラケット
1側の軸受3bは反ブラケット1側の軸受3aの方に追
いやられ、軸受スパンが短くなる。軸受箱4を取付部1
aの内側でブラケット1にもぐり込ませれば軸受スパン
は長くなるが、軸受外径が小となるか、固定子4の内径
を大きくする。ハブ8の円筒部8aの直径は決められて
いるので、固定子4の内径を大きくすると固定子鉄心長
を長くしなければならず、スピンドルモータの全長が長
くなる。スピンドルモータの全長も決められているの
で、結局、軸受スパンが短くならざるを得ない。そのう
え固定子5の内径の影響を受けて軸受外径も小さい。
【0004】なお、ハブ8の円筒部8aの半径と軸2の
半径との差を各部材などの厚さで表現すれば、この半径
差は、円筒部8a、継鉄7、永久磁石6、磁気的空隙、
固定子5、機械的空隙、軸受箱4及び軸受3bの各厚さ
となる。軸受スパンが短く、軸受外径が小さいと、ハブ
8と磁気ディスク9などからなる回転体の回転剛性が低
下する。スピンドルモータの回転剛性が低下すると、磁
気ディスク駆動用スピンドルモータの最も重要な性能で
ある「非繰り返し性振れ(NRRO)」といわれる微小
なハブ8の振動が生じ、磁気ディスク装置のR/W不能
の事態を起こす。NRROを許容すれば磁気ディスク装
置の記憶容量が低下する。また、スピンドルモータの回
転剛性は、磁気ディスク装置のケースとの共鳴、スピン
ドルモータの耐振動性、耐衝撃性にも影響する。
【0005】この発明の目的は、モータの外径と全長の
制限内で軸受の外径とスパンとを大きくして回転剛性を
向上できるスピンドルモータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明のスピンドルモ
ータは、ブラケット(11)に固定した軸(12)の一
方側に嵌合する一対の軸受(13a、13b)と、これ
らの軸受に嵌合する筒状の磁性材からなる軸受箱(1
4)と、この軸受箱の外周に固定される筒状の永久磁石
(16)と、この永久磁石の外側に磁気的空隙を介して
配置され前記ブラケットに外周端部で固定される固定子
(15)と、この固定子を機械的空隙を介して囲み前記
軸受箱の反ブラケット側端部で固定されるフランジ付カ
ップ状のハブ(18)とからなり、このハブの円筒部
(18a)に磁気ディスク(9)を取付けるものであ
る。
【0007】
【作用】図1を参照する。固定子15をブラケット11
に外周端部で固定するためのブラケット11の取付部1
1aは、ブラケット11側の軸受13bの軸方向位置に
何の影響も与えない。このため、ブラケット11側の軸
受13bは反ブラケット11側の軸受13aから、従来
例より離すことができ、軸受スパンが長くなる。また、
ハブ18の円筒部18aと軸12の半径差は、従来例の
ものと比べて継鉄7の分だけ少ない。このため、その分
だけ軸受13a、13bの外径寸法を大きくできる。軸
受箱14が磁性材から形成され継鉄の機能を兼ねるから
である。
【0008】
【実施例】図1は実施例の半断面図である。図におい
て、このスピンドルモータは、いわゆるインナロータで
あって、その構成は、ブラケット11に固定した軸12
の一方側に嵌合する一対の軸受13a、13bと、これ
らの軸受に嵌合する筒状の磁性材からなる軸受箱14
と、この軸受箱14の外周に固定される筒状の永久磁石
16と、この永久磁石16の外側に磁気的空隙を介して
配置され前記ブラケット11に外周端部で固定される固
定子15と、この固定子15を機械的空隙を介して囲み
軸受箱14の反ブラケット11側端部で固定されるフラ
ンジ付カップ状のハブ18とからなる。このハブ18を
アルミニューム合金などから形成して円筒部18aに磁
気ディスク9を取付ける。
【0009】図に現れるように、固定子15をブラケッ
ト11に外周端部で固定するためのブラケット11の取
付部11aは、ブラケット11側の軸受13bの軸方向
位置に何の影響も与えない。このため、ブラケット11
と軸12とを圧入する結合強度のための軸方向の必要な
長ささえ確保すれば、ブラケット11側の軸受13bは
反ブラケット11側の軸受13aから、従来例より離す
ことができ、軸受スパンが長くなる。また、ハブ18の
円筒部18aと軸12の半径差は、円筒部18a、機械
的空隙、固定子15、磁気的空隙、永久磁石16、軸受
箱14及び軸受13bの各厚さとなる。これは前記従来
例のものと比べて継鉄7の分だけ少ない。磁気ディスク
9の内径寸法により円筒部18aの直径が決められて
も、継鉄7の分だけ軸受13a、13bの外径寸法を大
きくできる。軸受箱14が磁性材から形成され継鉄の機
能を兼ねるからである。
【0010】
【発明の効果】この発明のスピンドルモータによれば、
軸で片持ち支持されるハブの中にインナロータ形のモー
タを構成し、固定子の外周端面でブラケットに固定し、
軸受箱に継鉄の機能を兼ねさせるので、モータの外径と
全長の制限内で軸受の外径とスパンとを大きくして回転
剛性を向上できるという効果がある。このため、非繰り
返し性振れ(NRRO)といわれる微小なハブの振動が
大幅に低減し、磁気ディスク装置のR/W不能の事態を
防止して磁気ディスク装置の記憶容量の確保ができ、ま
た、磁気ディスク装置のケースとの共鳴がなく、スピン
ドルモータの耐振動性、耐衝撃性も向上するという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の半断面図
【図2】従来例の半断面図
【符号の説明】
1 ブラケット 1a 取付部 2 軸 3a 軸受 3b 軸受 4 軸受箱 5 固定子 6 永久磁石 7 継鉄 8 ハブ 8a 円筒部 9 磁気ディスク 11 ブラケット 11a 取付部 12 軸 13a 軸受 13b 軸受 14 軸受箱 15 固定子 16 永久磁石 18 ハブ 18a 円筒部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラケット(11)に固定した軸(12)
    の一方側に嵌合する一対の軸受(13a、13b)と、
    これらの軸受に嵌合する筒状の磁性材からなる軸受箱
    (14)と、この軸受箱の外周に固定される筒状の永久
    磁石(16)と、この永久磁石の外側に磁気的空隙を介
    して配置され前記ブラケットに外周端部で固定される固
    定子(15)と、この固定子を機械的空隙を介して囲み
    前記軸受箱の反ブラケット側端部で固定されるフランジ
    付カップ状のハブ(18)とからなり、このハブの円筒
    部(18a)に磁気ディスク(9)を取付けることを特
    徴とするスピンドルモータ。
JP11504792A 1992-05-08 1992-05-08 スピンドルモータ Pending JPH05316703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11504792A JPH05316703A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 スピンドルモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11504792A JPH05316703A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 スピンドルモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05316703A true JPH05316703A (ja) 1993-11-26

Family

ID=14652873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11504792A Pending JPH05316703A (ja) 1992-05-08 1992-05-08 スピンドルモータ

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JP (1) JPH05316703A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006230095A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Nippon Densan Corp スピンドルモータおよび記録ディスク駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006230095A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Nippon Densan Corp スピンドルモータおよび記録ディスク駆動装置

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