JPH05316412A - 多板式電子スチルカメラ - Google Patents

多板式電子スチルカメラ

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JPH05316412A
JPH05316412A JP4141980A JP14198092A JPH05316412A JP H05316412 A JPH05316412 A JP H05316412A JP 4141980 A JP4141980 A JP 4141980A JP 14198092 A JP14198092 A JP 14198092A JP H05316412 A JPH05316412 A JP H05316412A
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JP
Japan
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light
color
still camera
image pickup
electronic still
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Withdrawn
Application number
JP4141980A
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English (en)
Inventor
Nobumoto Momochi
伸元 百地
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイレクト測光による適切な露出制御を可能
にした多板式電子スチルカメラを提供する。 【構成】 撮像光を色分解プリズム2により複数の色成
分に色分解して、複数の固体イメージセンサ3R,3
G,3Bにより被写体像のスチルカラー撮像を行う多板
式電子スチルカメラにおいて、上記色分解プリズム2の
入射面2aによる撮像光の反射光を集光して検出する測
光素子4を設け、上記測光素子4による測光出力に基づ
いて露出制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像光を色分解プリズ
ムにより複数の色成分に色分解して、複数の固体イメー
ジセンサにより被写体像のスチルカラー撮像を行う多板
式電子スチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多板式電子スチルカメラ例えば
3板式電子スチルカメラは、図4に示すように、撮像レ
ンズ41を介して入射される撮像光を色分解プリズム4
2により3原色の色成分に色分解して、3枚の固体イメ
ージセンサ43R,43G,43Bにより被写体像のス
チルカラー撮像を行うようになっている。
【0003】また、上記3板式電子スチルカメラは、例
えば1眼レフレックス方式の銀塩フィルムカメラと同様
に、上記撮像レンズ41と色分解プリズム42との間に
クイックリターンミラー44が設けられており、このク
イックリターンミラー44で反射された撮像光によりフ
ォーカシングスクリーン45上に被写体像が結像される
ようになっている。そして、上記フォーカシングスクリ
ーン45上の被写体像をミラー46及びファインダレン
ズ47を介して確認できるようになっている。
【0004】さらに、上記フォーカシングスクリーン4
5上に結像された像の光をビームスプリッタ48により
分割して結像レンズ49を介して測光用の受光素子50
の受光面に結像させ、上記受光素子50の受光面の明る
さに基づいてカメラの露出制御を行うようにしていた。
【0005】そして、実際の撮像動作時には、上記クイ
ックリターンミラー44を上げることにより、撮像光が
上記色分解プリズム42を介して各固体イメージセンサ
43R,43G,43Bに照射される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
にクイックリターンミラー44を介してファインダに導
かれる撮像光の一部をビームスプリッタ48により分割
して、受光素子50により測光して露出制御を行うよう
した従来の3板式電子スチルカメラでは、上記受光素子
50により実際の撮影画像を測光し、露出制御している
わけではなく、測光画像と撮影画像との間に30mse
c程度の時間的なずれがある。それ故、動きの速い被写
体の場合には露出誤差が大きくなるという問題点があ
る。
【0007】また、ストロボ使用時には、カメラの測光
は使用できずストロボ自体の露出制御に委ねられる。ス
トロボ自体の露出精度は、決して良いものとは言えな
い。例えば、撮像レンズを交換して焦点距離(画角)を
変えた場合、撮像レンズとストロボ受光部とのパララッ
クスなどのため、ストロボの測光範囲と実際の撮影画像
が一致しなくなり、ストロボ受光部が被写体以外の部分
も測光するため、露出が不適切になる。
【0008】なお、銀塩フィルムカメラでは、シャッタ
を開いてからフィルム面の反射光を測光してストロボ発
光などを制御する所謂ダイレクト測光が行われている
が、多板式電子スチルカメラでは、イメージサイズが小
さいため、等価なレンズ焦点距離が短く、そのためにレ
ンズとイメージセンサとの間を詰める必要があり、ダイ
レクト測光のための受光素子を配設するスペースを確保
することができない。
【0009】そこで、本発明は、上述の如き従来の問題
点に鑑み、多板式電子スチルカメラにおいて適切な露出
制御を可能にすることを目的とし、ダイレクト測光によ
る露出制御を可能にした多板式電子スチルカメラを提供
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、撮像光を色分解プリズムにより複数の
色成分に色分解して、複数の固体イメージセンサにより
被写体像のスチルカラー撮像を行う多板式電子スチルカ
メラにおいて、上記色分解プリズムの入射面による撮像
光の反射光を集光して検出する測光素子を設け、上記測
光素子による測光出力に基づいて露出制御を行うことを
特徴とするものである。
【0011】また、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、撮像光を色分解プリズムにより複数の色成分に色
分解して、複数の固体イメージセンサにより被写体像の
スチルカラー撮像を行う多板式電子スチルカメラにおい
て、上記固体イメージセンサの撮像面による撮像光の反
射光を上記色分解プリズムの分光反射面を介して集光し
て検出する測光素子を設け、上記測光素子による測光出
力に基づいて露出制御を行うことを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】本発明に係る多板式電子スチルカメラでは、色
分解プリズムの入射面による撮像光の反射光を測光素子
により集光して検出し、その測光出力に基づいて露出制
御を行う。
【0013】また、本発明に係る多板式電子スチルカメ
ラでは、固体イメージセンサの撮像面による撮像光の反
射光を測光素子により色分解プリズムの分光反射面を介
して集光して検出し、その測光出力に基づいて露出制御
を行う。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る多板式電子スチルカメラ
の一実施例について図面を参照しながら詳細に説明す
る。本発明に係る多板式電子スチルカメラは、例えば図
1や図2に示すように構成される。
【0015】図1に示す多板式電子スチルカメラは、撮
像レンズ1を介して入射される撮像光を色分解プリズム
2により3原色の色成分に色分解して、3枚の固体イメ
ージセンサ3R,3G,3Bにより被写体像のスチルカ
ラー撮像を行う3板式電子スチルカメラに本発明を適用
したものであって、露出制御用の測光素子4を備えてな
る。上記測光素子4は、上記色分解プリズム2の入射面
2aによる撮像光の反射光が結像レンズ5により集光さ
れる位置に配設されている。この測光素子4による測光
出力は、図示しない露出制御部に供給され、撮像光学系
の絞り制御やストロボの発光制御などを行う。
【0016】なお、上記撮像レンズ1と色分解プリズム
2との間にはクイックリターンミラー6が設けられてお
り、このクイックリターンミラー6で反射された撮像光
によりフォーカシングスクリーン7上に被写体像が結像
されるようになっている。そして、上記フォーカシング
スクリーン7上の被写体像をミラー8及びファインダレ
ンズ9を介して確認できるようになっている。
【0017】このような構成の3板式電子スチルカメラ
では、撮像動作時に、上記クイックリターンミラー6を
上げることにより、上記色分解プリズム2を介して上記
各固体イメージセンサ3R,3G,3Bに入射される実
際の撮像光の上記色分解プリズム2の入射面2aによる
反射光を上記結像レンズ5により集光して上記測光素子
4で検出することができる。すなわち、上記測光素子4
によりダイレクト測光を行い、その測光出力に基づいて
露出制御を行うことができる。
【0018】従って、動きの速い被写体に対しても露出
誤差を小さくすることができ、最適露出状態で、画質の
良好な撮像動作を確実に行うことができる。また、スト
ロボを使用した撮影動作時に、上記測光素子4により撮
像光をダイレクト測光して、光量が一定値に達した時点
で発光を停止させるようにストロボの発光制御を行う所
謂TTL調光を行うことができる。
【0019】また、図2に示す多板式電子スチルカメラ
は、撮像レンズ11を介して入射される撮像光を色分解
プリズム12により例えば緑色成分と赤色成分及び青色
成分とに色分解して、2枚の固体イメージセンサ13
G,13RBにより被写体像のスチルカラー撮像を行う
2板式電子スチルカメラに本発明を適用したものであっ
て、露出制御用の測光素子14を備えてなる。上記測光
素子14は、上記固体イメージセンサ13RBの撮像面
13aによる撮像光の反射光を上記色分解プリズム12
の分光反射面12aを介して集光して検出する位置に配
設されている。この測光素子14による測光出力は、図
示しない露出制御部に供給され、撮像光学系の絞り制御
やストロボの発光制御などを行う。
【0020】ここで、上記固体イメージセンサ13RB
の撮像面13aには、赤色と青色の色コーディングフィ
ルタがコーティングされている。また、上記色分解プリ
ズム12の分光反射面12aは、赤色成分と青色成分を
透過し、緑色成分を反射する図3に示すような分光特性
を有するものであるが、緑色成分を少し透過するように
してある。そして、上記固体イメージセンサ13RBの
撮像面13aによる緑色成分の反射光は、上記色分解プ
リズム12の分光反射面12aによりa×(100−
a)で反射されて、上記測光素子14に導かれる。これ
により、撮像系の色分解に影響なく上記測光素子14へ
の入射光量を増加させることができる。
【0021】なお、上記撮像レンズ11と色分解プリズ
ム12との間にはクイックリターンミラー16が設けら
れており、このクイックリターンミラー16で反射され
た撮像光によりフォーカシングスクリーン17上に被写
体像が結像されるようになっている。そして、上記フォ
ーカシングスクリーン17上の被写体像をミラー18及
びファインダレンズ19を介して確認できるようになっ
ている。
【0022】このような構成の3板式電子スチルカメラ
においても、撮像動作時に、上記クイックリターンミラ
ー16を上げることにより、上記色分解プリズム12を
介して上記各固体イメージセンサ13G,13RBに入
射される実際の撮像光の上記固体イメージセンサ13R
Bの撮像面13aによる上記緑色成分の反射光を上記色
分解プリズム12の分光反射面12aを介して上記測光
素子14により集光して検出することができる。すなわ
ち、上記測光素子14によりダイレクト測光を行い、そ
の測光出力に基づいて露出制御を行うことができる。
【0023】従って、動きの速い被写体に対しても露出
誤差を小さくすることができ、最適露出状態で、画質の
良好な撮像動作を確実に行うことができる。また、スト
ロボを使用した撮影動作時に、上記測光素子14により
撮像光をダイレクト測光して、光量が一定値に達した時
点で発光を停止させるようにストロボの発光制御を行う
所謂TTL調光を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る多板式電子
スチルカメラでは、色分解プリズムの入射面による撮像
光の反射光を測光素子により集光して検出することによ
って、上記測光素子によりダイレクト測光を行い、その
測光出力に基づいて露出制御を行うことができる。
【0025】また、本発明に係る多板式電子スチルカメ
ラでは、固体イメージセンサの撮像面による撮像光の反
射光を測光素子により色分解プリズムの分光反射面を介
して集光して検出することによって、上記測光素子によ
りダイレクト測光を行い、その測光出力に基づいて露出
制御を行うことができる。その測光出力に基づいて露出
制御を行う。
【0026】従って、本発明に係る多板式電子スチルカ
メラでは、動きの速い被写体に対しても露出誤差を小さ
くすることができ、最適露出状態で、画質の良好な撮像
動作を確実に行うことができる。また、ストロボを使用
した撮影動作時に、上記測光素子により撮像光をダイレ
クト測光して、光量が一定値に達した時点で発光を停止
させるようにストロボの発光制御を行う所謂TTL調光
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した3板式電子スチルカメラの一
実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明を適用した2板式電子スチルカメラの一
実施例の構成を示す図である。
【図3】図2に示した2板式電子スチルカメラにおける
色分解プリズムの分光反射面の分光特性を示す特性図で
ある。
【図4】従来の3板式電子スチルカメラの構成を示す図
である。
【符号の説明】
1,11・・・・撮像レンズ 2,12・・・・色分解プリズム 2a・・・・・・色分解プリズムの入射面 3R,3G,3B,13RB,13G・・・イメージセ
ンサ 4,14・・・・測光素子 12a・・・・・色分解プリズムの分光反射面 13a・・・・・イメージセンサの撮像面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像光を色分解プリズムにより複数の色
    成分に色分解して、複数の固体イメージセンサにより被
    写体像のスチルカラー撮像を行う多板式電子スチルカメ
    ラにおいて、 上記色分解プリズムの入射面による撮像光の反射光を集
    光して検出する測光素子を設け、 上記測光素子による測光出力に基づいて露出制御を行う
    ことを特徴とする多板式電子スチルカメラ。
  2. 【請求項2】 撮像光を色分解プリズムにより複数の色
    成分に色分解して、複数の固体イメージセンサにより被
    写体像のスチルカラー撮像を行う多板式電子スチルカメ
    ラにおいて、 上記固体イメージセンサの撮像面による撮像光の反射光
    を上記色分解プリズムの分光反射面を介して集光して検
    出する測光素子を設け、 上記測光素子による測光出力に基づいて露出制御を行う
    ことを特徴とする多板式電子スチルカメラ。
JP4141980A 1992-05-08 1992-05-08 多板式電子スチルカメラ Withdrawn JPH05316412A (ja)

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Effective date: 19990803