JPH05316033A - コードレス通信機におけるデータの保持方法 - Google Patents

コードレス通信機におけるデータの保持方法

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JPH05316033A
JPH05316033A JP4114593A JP11459392A JPH05316033A JP H05316033 A JPH05316033 A JP H05316033A JP 4114593 A JP4114593 A JP 4114593A JP 11459392 A JP11459392 A JP 11459392A JP H05316033 A JPH05316033 A JP H05316033A
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JP
Japan
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data
stored
memory
ram
battery
Prior art date
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Pending
Application number
JP4114593A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Fujisawa
藤沢伸晃
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05316033A publication Critical patent/JPH05316033A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通信回線に有線接続された固定機と、該固定機
との間を無線接続された移動機とからなるコードレス通
信機において、固定機側の給電の停止(停電)あるいは
移動機側のバッテリー切れがあっても、事前に登録して
ある(メモリに記憶させてある)データの完全消失が生
じないデータの保持方法を提供する。 【構成】上記固定機または移動機のいずれか一方のメモ
リ内へ一旦登録したデータを、後に無線を介して他方の
メモリへ転送登録するデータの保持方法。また、上記デ
ータ転送が、少くとも移動機を固定機の充電装置上へ載
置する度に行われるデータの保持方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は通信回線に有線接続さ
れた固定機と、該固定機との間を無線接続された移動機
とからなるコードレス通信機(コードレス電話機、コー
ドレスFAX、コードレス留守番電話機などを含む)に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えばコードレス電話機において、電話
番号の登録をすることができる技術がある。すなわち、
コードレス電話は一般的に電話回線に接続された親機
(固定機)と、該親機との間が無線接続されて、利用者
が自由に持運べる子機(移動機)とからなり、子機には
無線の送受信部、送受話器部、テンキー部およびそれら
を制御する制御部とを有している。そして、電話番号の
登録をする際には、上記テンキー部を押すことにより、
番号データを該子機内のメモリ(RAM)にインプット
して記憶させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にしてメモリ内に記憶された番号データも、該メモリが
揮発性メモリであることから、子機に搭載したバッテリ
ーが切れると消失してしまう。そこで、上記不具合いを
解消するためにバッテリーにバックアップ用電池を特別
に付加したり、瞬時の停電に対処できるようコンデンサ
を付加したりする工夫がなされていたが、前者ではコス
トアップになる上に嵩高となったりする欠点があり、後
者では少し長い停電になると対処できない。上記事情は
親機内のメモリにデータを記憶させるようになったコー
ドレス電話でも同じである。この発明は、上記事実に鑑
み、長時間の停電あるいはバッテリー切れであってもデ
ータが消失されることがなく、しかも嵩高となる等の他
の不具合も生じないコードレス通信機におけるデータの
保持方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、通信回線に
有線接続されたメモリ内蔵固定機と、該固定機との間を
無線接続されたメモリ内蔵移動機とからなるコードレス
通信機におけるデータの保持方法であって、固定機また
は移動機のいずれか一方のメモリ内へ一旦登録されたデ
ータを、無線を介して他方のメモリへ転送登録し、両方
の機のメモリ内に同一のデータを保持せしめる方法であ
る。また、上記データ転送が、移動機を固定機の充電装
置上へ載置する度に行われる方法である。
【0005】
【実施例】以下、この発明を実施するコードレス電話に
ついて一実施例を図に基づいて説明する。図1におい
て、(1)は電話回線(2)に接続された親機(固定
機)、(3)は該親機(1)と無線接続された子機(移
動機)である。親機(1)内にはNCU(電話回線制御
ユニット)(4)、CPU(5)、送信回路(6)、受
信回路(7)等が設けてあり、CPU(5)には電話番
号を記憶させうるメモリ(8)が接続してある。(9)
はアンテナ、(10)はAC電源に接続される端子、
(11)は後述する子機バッテリーの充電装置である。
【0006】子機(3)内にはCPU(12)、送信回
路(13)、受信回路(14)および電話番号を記憶さ
せうるメモリ(15)が搭載してあり、CPU(12)
にはさらにテンキー等のキー入力装置(16)、充電可
能なバッテリー(17)、およびバッテリー(17)の
電圧を検出して、その電池切れを検出するIC(18)
が接続されている。(19)はアンテナ、(20)は親
機(1)側の充電装置(11)に接触して上記バッテリ
ー(17)に充電電流を流す充電端子である。
【0007】以下、フローチャートに基づいて動作を説
明する。図2に示したフローチャートは、子機側で電話
番号を登録し(メモリ(15)に記憶させ)、その登録
番号を親機側へ転送する行程を示したものである。ま
ず、利用者が子機(3)を持上げてキー入力装置(1
6)より所望の記憶させたい電話番号と、その電話番号
に対応した短縮番号(例えば「01」など)、あるいは
ワンタッチボタンをキーインし、その内容(データ)を
CPU(12)を介してメモリ(15)に記憶させる
(101)。
【0008】次に、利用者が子機(3)を親機(1)の
充電装置(11)上に載せ(オンクレードル)、充電端
子(20)を介して前記バッテリー(17)に充電を開
始する(102)。充電が開始されたことは、充電端子
(20)がCPU(12)に接続されていることにより
CPU(12)によって認識され、CPU(12)はメ
モリ(15)に新しい電話番号の登録があったかどう
か、(上記(101)の操作が利用者によってなされた
かどうか)をサーチする(102)。
【0009】そして、メモリ(15)内に新しい電話番
号の登録があったなら、子機(3)は無線を通じて親機
(1)へその旨を通知する(103)。上記連絡を受信
した親機(1)はアクティブとなり、データ待状態をと
る(104)。もちろん、オンクレードルがあっても、
新規の登録電話番号がなければ、子機(3)は親機
(1)へ新規登録番号ありの通知を発信しないので、親
機(1)はデータ待状態をとらない。また、当該電話を
購入して最初にメモリ(15)内へインプットされたデ
ータは全て新規な登録データとなる。
【0010】親機(1)がデータ待状態となったなら、
子機(3)は親機(1)へ向けてメモリ(15)内に記
憶してある電話番号データおよびそれに対応する短縮番
号データ等を無線にて送信する(105)。その際のデ
ータフォーマットを図5に示す。転送が終了したなら
(106)、子機(3)は親機(1)へ終了コマンドを
送信し、無線通信を終了する(107)。図5に示すフ
ォーマットで受信したデータは、親機(1)において、
CPU(5)により所定のフォーマットに変換されてメ
モリ(8)内に記憶登録される。上記行程により、子機
(3)のメモリ(15)内の記憶内容と同一内容のデー
タが、少くとも充電(オンクレードル)のたびごとに更
新されて親機(1)のメモリ(8)内にも保持されるこ
ととなる。
【0011】次に、子機(3)のバッテリー(17)が
切れた場合の復帰行程について、図3のフローチャート
に基づいて説明する。すなわち、子機のバッテリー(1
7)が切れたならば、メモリ(15)内に記憶された電
話番号データは失われるが、次のようにして親機(1)
側のデータが子機(3)側へ転送される。図3におい
て、利用者が子機(3)を充電装置(11)上に載置す
れば(201)、バッテリー(17)への充電が開始さ
れ、所定時間の後バッテリー(17)の充電が完了する
(202)。バッテリー(17)の充電完了は、前記電
池切れ検出IC(18)がバッテリー電圧を検出するこ
とおよびCPU(12)により検知される。
【0012】そして、バッテリー(17)が復帰したな
らば、子機(3)側から親機(1)へ向けて登録された
電話番号のデータを要求するコマンドを送信し(20
3)、当該コマンドを受信した親機(1)は、自身のメ
モリ(8)内に電話番号データが記憶されているかどう
か判断し(204)、データがなければデータなしとし
て、子機(3)側へ終了のコマンドを送り(205)、
通信終了となる。
【0013】親機のメモリ(8)内に電話番号データが
あれば、当該データを無線を通じて子機(3)へ送信す
る(206)。全データの転送が終了すれば(20
7)、転送終了のコマンドを子機(3)へ送信して通信
終了となる(208)。子機(3)側で受取ったデータ
は、前述と同様に図5示のフォーマットから所定のフォ
ーマットに変換してメモリ(15)内に記憶される。
【0014】次に、親機(1)側で停電が発生した際の
復帰行程について、図4のフローチャートに基づいて説
明する。すなわち、親機(1)は固定機なので通常AC
電源(2)によって給電されているが、停電になると、
メモリ(8)内に記憶された電話番号データは失われ
る。バックアップのコンデンサなどが接続してあって
も、ごく短時間の停電の場合以外は救済されない。そし
て、その後親機(1)への給電が復活した場合、次のよ
うにして、子機(3)側の電話番号データが親機(1)
側へ転送される。
【0015】すなわち、図4において、親機(1)が復
電したことは親機のCPU(5)によって認識されるが
(301)、CPU(5)はそれを認識すると、子機
(3)に対して登録された電話番号のデータを要求する
コマンドを送信し(302)、当該コマンドを受信した
子機(3)は、自身のメモリ(15)内に電話番号デー
タが記憶されているかどうか判断し(303)、データ
がなければデータなしとして、親機(1)側へ終了のコ
マンドを送り(304)、通信終了となる。
【0016】子機(3)のメモリ(15)内に電話番号
データがあれば、当該データを無線を通じて親機(1)
へ送信する(305)。全データの転送が終了すれば
(306)、転送終了のコマンドを親機(1)へ送信し
て通信終了となる(307)。親機(1)側で受取った
データは、前述と同様に図5示のフォーマットから所定
のフォーマットに変換してメモリ(8)内に格納され
る。なお、上記実施例において各メモリ(8)(15)
に保持されるデータは電話番号データに限られず、制御
用データ等その他種々のデータであってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明のデータ保持方
法によれば、長時間の停電あるいはバッテリー切れがあ
っても、当該停電あるいはバッテリー切れがあった方の
機のメモリ内データは消失されるが、停電あるいはバッ
テリーの復活がなった際に、データが残っている方の機
から、直ちにデータが転送されるので、当該コードレス
通信機からは電話番号等の登録データは実質上消失しな
い。また、移動機を固定機の充電装置上へ載置する度ご
とにデータ転送が行われるので、両方の機のメモリ内の
データが常時同一となり、どちらかの機が停電あるいは
バッテリー切れとなった後のデータ復活の際に、最新の
データが復活されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るコードレス電話機の構成を示す
ブロック図。
【図2】子機側からデータ入力した際の転送行程を示す
フローチャート。
【図3】子機がバッテリー切れとなった際のデータ復活
行程を示すフローチャート。
【図4】親機が停電した後のデータ復活行程を示すフロ
ーチャート。
【図5】転送されるデータのフォーマット。
【符号の説明】 (1)親機(固定機) (3)子機(移動機) (5)CPU (8)メモリ (11)充電装置 (12)CPU (15)メモリ (16)キー入力装置 (17)バッテリー (20)充電端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に有線接続された固定機と、該
    固定機との間を無線接続された移動機とからなるコード
    レス通信機におけるデータの保持方法であって、固定機
    または移動機のいずれか一方のメモリ内へ一旦登録した
    データを、無線を介して他方のメモリへ転送登録し、両
    方の機のメモリ内に同一のデータを保持せしめることを
    特徴とするコードレス通信機におけるデータの保持方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1のコードレス通信機におけるデ
    ータの保持方法において、データを入力する側の機から
    他方の機へのデータ転送が、少くとも移動機を固定機の
    充電装置上へ載置する度に行われるデータの保持方法。
JP4114593A 1992-05-07 1992-05-07 コードレス通信機におけるデータの保持方法 Pending JPH05316033A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0744853A2 (de) * 1995-05-26 1996-11-27 Philips Patentverwaltung GmbH Kommunikationssystem
US5812946A (en) * 1994-09-01 1998-09-22 Hitachi, Ltd. Cordless telephone system capable of transmitting abbreviated number information between base station and personal station and method therefor

Cited By (3)

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