JPH05315935A - 入力回路 - Google Patents

入力回路

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JPH05315935A
JPH05315935A JP4120876A JP12087692A JPH05315935A JP H05315935 A JPH05315935 A JP H05315935A JP 4120876 A JP4120876 A JP 4120876A JP 12087692 A JP12087692 A JP 12087692A JP H05315935 A JPH05315935 A JP H05315935A
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JP
Japan
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circuit
current
signal source
logic signal
input terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP4120876A
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English (en)
Inventor
Kunio Seki
邦夫 関
Yuichi Okubo
勇一 大久保
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入力回路の論理しきい値を内部構成を変えずに
広範囲に可変設定させる。 【構成】入力端子と外部論理信号源との間で外付け抵抗
を直列に通して流れる電流を電圧に変換し、この変換電
圧でスイッチング素子をオン/オフ制御することにより
内部回路を論理駆動するとともに、その動作にヒステリ
シス特性をもたせる。 【効果】内部回路を論理駆動するのに必要な論理しきい
値を上記抵抗の値によって任意に可変設定することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は、入力回路、さらには半導体集積
回路装置において外部論理回路から入力される2値論理
信号を内部回路に伝達する論理入力回路に適用して有効
な技術に関するものであって、たとえば外部からの論理
信号によって制御されるパワー回路を内蔵したモノリシ
ック型の半導体集積回路装置に利用して有効な技術に関
するものである。
【0003】
【従来の技術】たとえば、図3に示すように、内部回路
4としてモータドライバなどのパワー回路が形成された
半導体集積回路装置2では、上記内部回路4の動作を外
部から論理制御させるために、外部論理信号源1からの
2値論理信号を受ける入力端子Pinとともに、この入
力端子Pinに受けた2値論理信号を上記内部回路4へ
伝達する入力回路3も一緒に形成されることが多い。
【0004】ここで、外部論理信号源1としてはマイク
ロ・コンピュータなどが使用される。入力回路3は、上
記論理信号源1が出力する論理信号のしきい値に合わせ
て構成される。たとえば、外部論理信号源1からの論理
信号がECLレベルの場合は、そのECLレベルに合致
する論理しきい値Vthをもつように構成された論理入
力回路3が使用される(ECLについては、たとえば
「超高速バイポーラデバイス」永田 穣 編、培風館、
昭和60年11月発行を参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術には、次のような問題のあることが本発明者らに
よってあきらかとされた。
【0006】すなわち、従来のこの種の入力回路は特定
の論理信号に合わせて構成されている。たとえば、EC
Lレベルの論理信号に合わせて構成された入力回路は、
TTLあるいはCMOS論理などの異種の回路からの論
理信号を正常に伝達することができない。たとえば、T
TLからの論理信号を伝達するためには、そのTTLの
論理しきい値に合致する論理しきい値をもつように構成
されなければならない。
【0007】このため、図3に示した半導体集積回路装
置2の場合は、接続可能な論理信号源1の論理しきい値
を一種類だけに限定するか、あるいは論理しきい値の種
類に応じて複数種類の品種を用意しなければならなかっ
た。
【0008】本発明の目的は、単一の回路構成および回
路の内外で行なえる簡単な抵抗値の変更だけでもって、
入力回路の論理しきい値を広範囲に可変設定させられる
ようにする、という技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにそのほかの目的と特
徴は、本明細書の記述および添付図面からあきらかにな
るであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0011】すなわち、外部の論理信号源と入力端子と
の間で抵抗を直列に通して流れる電流を電圧に変換し、
この変換電圧でスイッチング素子をオン/オフ制御する
ことにより、上記論理信号源からの入力論理信号を内部
回路へ伝達させるとともに、上記電圧変換回路の出力動
作にヒステリシス特性をもたせる、というものである。
【0012】
【作用】上述した手段によれば、外部の論理信号源によ
って内部回路を論理駆動するのに必要な論理出力レベル
を、入力端子に直列に接続される抵抗の値によって任意
に可変設定することができる。
【0013】これにより、単一の回路構成および回路の
内外で行なえる簡単な抵抗値の変更だけでもって、入力
回路の論理しきい値を広範囲に可変設定させられるよう
にする、という目的が達成される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
ながら説明する。
【0015】なお、図において、同一符号は同一あるい
は相当部分を示すものとする。
【0016】図1は本発明の技術が適用された入力回路
の一実施例を示したものであって、まず、1はマイクロ
・コンピュータなどの論理信号源、2は上記論理信号源
1が接続される半導体集積回路装置である。
【0017】半導体集積回路装置2内には、モータドラ
イブ回路などの内部回路4が形成されている。これとと
もに、上記内部回路4の動作を外部から論理制御させる
ために、外部の論理信号源1から入力端子Pinを介し
て与えられる2値論理信号を上記内部回路4に伝達する
入力回路3も一緒に形成されている。
【0018】入力回路3は、pnpバイポーラ・トラン
ジスタQ1,Q2,Q3、npnバイポーラ・トランジ
スタQ4,Q5、および抵抗R1〜R7によって構成さ
れている。
【0019】pnpバイポーラ・トランジスタQ1と抵
抗R1は電流供給回路31を形成し、入力端子Pinに
電源電位Vcc側からの電流I1を供給する。入力端子
Pinには、抵抗Rxを直列に介して外部の論理信号源
1が接続される。抵抗Rxは、図に示すように外付けで
もよい。
【0020】pnpバイポーラ・トランジスタQ2,Q
3と抵抗R2,R3,R4,R5は、上記入力端子Pi
nから上記抵抗Rxを通して外部へ流れる電流I1を電
圧V1に変換する電流電圧変換回路32を形成する。こ
の場合、Q2は、Q1との間に形成されるカレントミラ
ーによって、入力端子Pinから流れる電流I1をQ3
に伝達する。伝達された電流I1は、Q3のコレクタに
接続された抵抗R3,R4によって設定される変換比
で、電圧V1に変換される。
【0021】npnバイポーラ・トランジスタQ4は、
上記変換電圧V1によってオン/オフ制御されるスイッ
チング素子として動作する。このQ4のオン/オフ動作
によって上記内部回路4を論理駆動する。
【0022】npnバイポーラトランジスタQ5は、上
記変換電圧V1によってオン/オフ制御されるスイッチ
ング素子として動作する。これにより、Q5は上記電圧
変換回路32の出力動作にヒステリシス特性をもたせる
ような直流正帰還路を形成する。
【0023】次に、動作について説明する。
【0024】図1において、外部論理信号源1での論理
出力Vsがロウレベル(またはオン状態)のとき、入力
端子Pinから抵抗Rxを通して信号源1に電流I1が
流れ込むようになる。この入力端子Pinから流れる電
流I1は、カレントミラー回路をなすトランジスタQ
1,Q2を介して抵抗R2,R5に供給される。これに
より、トランジスタQ3は、そのベース電圧がハイレベ
ルになって、オフ状態となる。Q3がオフ状態となれ
ば、トランジスタQ4およびQ5も共にオフ状態にな
る。したがって、内部回路4を操作する論理信号Vcn
tはハイ(またはオフ)状態となる。
【0025】一方、外部論理信号源1での論理出力Vs
がハイレベル(またはオフ状態)のとき、入力端子Pi
nから信号源1への電流I1は流れない。このとき、Q
1,Q2は共にオフ状態にある。これにより、Q3は、
そのベース電圧がロウレベルになって、オン状態とな
る。このとき、オン状態となったQ3から流される電流
が抵抗R4で電圧V1に変換され、この変換電圧V1は
抵抗R7を通してQ4のベースに印加される。Q4は、
そのベースに印加される電圧がベース・エミッタベース
電圧を越えることにより、オン状態になる。すなわち、
上記電流I1からの変換電圧V1をベース受けるQ4
は、その変換電圧V1がベース・エミッタ間電圧に達す
ることによりオン状態となる。これにより、内部回路4
を操作する論理信号Vcntはロウレベル(またはオン
状態)となる。
【0026】以上のようにして、外部論理信号源1から
の論理出力Vsが入力回路3を介して内部回路4に伝達
される。
【0027】ここで、上記内部回路4に与えられる論理
信号Vcntは、入力端子Pinから流れる電流I1
が、Q1〜Q4のベース・エミッタ間電圧および抵抗R
2,R3,R4,R5の値などによって定められる一定
のしきい値電流Ithを越えたときに、ハイからロウに
切り換えられる。したがって、論理信号源1の出力Vs
がロウになったときの上記電流I1が上記しきい値電流
Ithを確実に越えるようにすれば、その論理信号源1
の出力Vsによって内部回路4を論理駆動することがで
きる。出力Vsがロウのときの上記電流I1は、入力端
子Pinに直列に接続される抵抗Rxの抵抗値によって
任意に可変設定することができる。
【0028】すなわち、抵抗Rxを高抵抗値にすると、
出力Vsがロウのときの上記電流I1が小さくなる。こ
の場合、外部の論理信号源1における見掛け上の論理し
きい値Vthは高くなる。反対に、外付け抵抗Rxを低
抵抗値にすると、出力がロウのときの上記電流I1が小
さくなる。この場合、外部の論理信号源1における見掛
け上の論理しきい値Vthは低くなる。
【0029】次に、Q4がオン状態にあるということ
は、当然、Q5もオン状態にある。Q5がオン状態にな
ると、そのコレクタ電圧は、Q5のコレクタ・エミッタ
感の飽和電圧(ほぼ0V)になる。このため、Q2の負
荷抵抗はR2だけとなる。つまり、Q5のオン/オフに
よって、Q2の負荷がR2/(R2+R5)に変わるこ
とになる。このようにして、Q5は、上記電圧変換回路
32の出力動作にヒステリシス特性をもたせるような直
流正帰還を行なう。
【0030】以上のようにして、入力端子Pinに直列
に接続する抵抗Rxの値を可変設定するだけでもって、
その抵抗Rxを介して得られる見かけ上の論理しきい値
Vthを広範囲に可変設定することができる。これによ
り、単一の回路構成および回路内または回路外にて行な
える簡単な変更だけでもって、入力回路3の論理しきい
値Vthを広範囲に可変設定させることができる。した
がって、単一種類の入力回路でもって、論理しきい値が
異なる複数種類の論理出力にも多様に対応させることが
できる。これとともに、上記しきい値Vthにヒステリ
シス特性を持たせることにより、外乱からの影響を受け
難くすることができる。
【0031】さらに、入力端子Pinに直列に接続する
抵抗Rxは、外付けにすることにり、半導体集積回路装
置2をサージ等の過大入力から保護する機能も有する。
【0032】図2は本発明の第2の実施例を示す。
【0033】この第2の実施例に示す回路は、外部の論
理信号源1の出力Vsがハイのときに入力端子Pinか
ら電流I2を流して内部回路4の入力論理信号Vcnt
をハイにするようにしたものである。この実施例の場合
も、上述した実施例と同様、入力端子Pinに直列に外
付けされる抵抗Rxの値を可変設定するだけでもって、
その抵抗Rxを介して得られる見かけ上の論理しきい値
Vthを広範囲に可変設定することができるとともに、
図1の場合と同様に、上記しきい値Vthにヒステリシ
ス特性を持たせて外乱からの影響を受け難くすることが
できる。
【0034】また、図1および図2のいずれの回路にお
いても、動作電源電圧Vccの下限は、ベース・エミッ
タ間電圧にコレクタ・エミッタ間の飽和電圧(ほぼ0)
を加えた電圧となるため、低い電圧での動作が可能であ
り、これにより広範な用途が可能になる。
【0035】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例にもとづき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0036】たとえば、入力回路3内にて電流電圧変換
などを行なうトランジタQ1〜Q5の一部または全部を
MOSトランジスタで置き換えることも可能である。
【0037】以上の説明では主として、本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるモノ
リシック型半導体集積回路装置に適用した場合について
説明したが、それに限定されるものではなく、たとえば
基板回路にも適用できる。
【0038】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりで
ある。
【0039】すなわち、単一の回路構成および回路外で
行なえる簡単な変更だけでもって、入力回路の論理しき
い値を広範囲に可変設定させることができる、という効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の技術が適用された入力回路の第1の実
施例を示す図
【図2】本発明の第2の実施例の要部を示す図
【図3】従来の入力回路の概要を示す図
【符号の説明】
1 外部の論理信号源 2 半導体集積回路装置 3 入力回路 31 電流供給回路 32 電流電圧変換回路 4 内部回路 Pin 入力端子 Rx 抵抗 Q1,Q2,Q3 pnpバイポーラ・トランジスタ Q4 スイッチング素子としてのnpnバイポーラ・ト
ランジスタ Q5 ヒステリシス特性をもたせるためのバイポーラト
ランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の論理信号源と入力端子との間で抵
    抗を直列に通して流れる電流を電圧に変換する電流電圧
    変換回路と、その変換電圧によってオン/オフ制御され
    るスイッチング素子とを有し、このスイッチング素子の
    オン/オフ動作によって上記論理信号源からの入力論理
    信号を上記抵抗に依存する論理しきい値で内部回路へ伝
    達させるとともに、上記電圧変換回路の出力動作にヒス
    テリシス特性をもたせたことを特徴とする入力回路。
JP4120876A 1992-05-13 1992-05-13 入力回路 Pending JPH05315935A (ja)

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JP4120876A JPH05315935A (ja) 1992-05-13 1992-05-13 入力回路

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