JPH0531472U - 画像分割式撮像装置 - Google Patents
画像分割式撮像装置Info
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- JPH0531472U JPH0531472U JP086654U JP8665491U JPH0531472U JP H0531472 U JPH0531472 U JP H0531472U JP 086654 U JP086654 U JP 086654U JP 8665491 U JP8665491 U JP 8665491U JP H0531472 U JPH0531472 U JP H0531472U
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 3個の固体撮像素子を用いた分割撮像におい
て、各固体撮像素子への入射光量ほぼ100%にし、且
つ各固体撮像素子の隣接境界付近に重複撮像部分を得る
ようにする。 【構成】 レンズ1を通る光線の光軸中心上に傾斜させ
て設けた反射ミラー2の反射光線を結像する第1の固体
撮像素子3と、前記反射ミラーの後方において前記光軸
中心から等距離を保って並列に設置され、前記反射ミラ
ーにより反射されない光線を結像する第2,第3の固体
撮像素子4,5とからなり、各固体撮像素子から映像信
号を出力させる。
て、各固体撮像素子への入射光量ほぼ100%にし、且
つ各固体撮像素子の隣接境界付近に重複撮像部分を得る
ようにする。 【構成】 レンズ1を通る光線の光軸中心上に傾斜させ
て設けた反射ミラー2の反射光線を結像する第1の固体
撮像素子3と、前記反射ミラーの後方において前記光軸
中心から等距離を保って並列に設置され、前記反射ミラ
ーにより反射されない光線を結像する第2,第3の固体
撮像素子4,5とからなり、各固体撮像素子から映像信
号を出力させる。
Description
【0001】
本案は、画像分割式の撮像装置に係るもので、具体的な利用例としては、いわ ゆるスーパーワイドビジョンなどのようなマルチプロジェクションシステムの大 画面の撮像に用いられる。
【0002】
画面の縦横比がほぼ3:10程度である上記大画面は、一般に、標準縦横比が 3:4である3つの画面を、各境界付近で同一の被写体が撮像された部分を重複 させて配列し、各画面にはそれぞれビーム投射手段から電気的に独立の映像信号 を送り、各画面が全体として連続する映像を形成するようにしてある。
【0003】 上記の大画面を得るための撮像手段としては、従来、レンズを透過した光をハ ーフミラー等のビームスプリッタで2ないし3方向に分割し、それぞれCCD( 固体撮像素子)を用いて分割撮像することが行われている。例えば、本出願人の 提供した特開昭64−202678号及び実開平1−153779号には、前述 した分割撮像の技術が示されている。
【0004】
しかし、従来の撮像手段では、前述したようにレンズを透過した光をビームス プリッタ等で2ないし3方向に分割するので、各CCDの結像面に入射する光量 は、2分割の場合にはレンズを通った光量のほぼ50%、3分割のときはそのほ ぼ30%程度に減少することとなる。このため、各CCDの光電変換部から発生 する電子量も少なく、フィード中に蓄積する電荷も少なくなるので、光電増幅に よって映像信号の出力を高めることを要していた。
【0005】 本案は上記の問題点を解決しようとするもので、各CCDの結像面に100% 近くの光量で入射させることができ、且つ各CCDの結像面の境界付近に撮像の 重複部分を保たせて分割撮像できる装置を提供するものである。
【0006】
上記の目的を達する本考案の装置は、レンズを通る光線の光軸中心上の所要の 位置に傾斜して設けた反射ミラーの反射光線を結像する第1の固体撮像素子と、 前記反射ミラーの後方において、前記光軸中心から等距離を保って並列に設置さ れ、前記反射ミラーにより反射されない光線を結像する第2,第3の固体撮像素 子とからなり、各固体撮像素子から映像信号を出力させることを要旨とする。
【0007】
レンズを通った光線をビームスプリッタ等で分割しないから、反射ミラーで反 射された光線は、約98%程度の光量で第1のCCDの結像面に入射し、前記反 射ミラーで反射されない光線は、100%の光量で前記第2、第3のCCDの結 像面に入射する。 また、反射ミラーの両側端部で反射される光線は、前述のように第1のCCD に入射して結像するが、その一部が回折作用によって反射ミラーの後方において 内部又は外部方向に回折するから、前記第2、第3のCCDの内部寄りの結像面 には、それぞれ隣接する第1のCCDの各端部の結像面に結像する像と同一の像 が重複して結像される。 なお、回折作用を生ずる光線は分割されて光量が減少しているので、第2、第 3のCCDの結像面における重複部分の像の明度は低くなっている。
【0008】
図1は、望遠系のレンズを用いた場合における本案装置の概括的な平面図であ り、(1)はビデオカメラ等に装着されたレンズである。このレンズ(1)を通 る光線の光軸中心上の所要の位置には、台形の反射ミラー(2)が光軸に対して 45°に傾斜して設置してある。この反射ミラー(2)は、側断面を示す図2に みられるように、台形の幅狭い側がレンズ(1)からの距離が短くなるようにし て傾けてあり、この反射光線を第1のCCD(3)の結像面に結像させるように してある。 前記反射ミラー(2)の後方には、第2のCCD(4)と第3のCCD(5) が前記光軸から等距離の位置に並列に設置してあり、反射ミラー(2)で反射さ れない光線が、この第2、第3のCCD(4),(5)の結像面に結像するよう にしてある。なお、上記各CCDには、従来使用されているものが用いられる。
【0009】 このように、本案ではレンズ(1)を通った光線をビームスプリッタ等で分割 しないから、反射ミラー(2)で反射された光線は、約98%程度の光量で第1 のCCD(3)の結像面に入射して結像する。また、前記反射ミラー(2)で反 射されない光線は、100%の光量で前記第2、第3のCCD(4),(5)の 結像面に入射して結像する。 さらに、第1のCCDに結像する像と、第2、第3のCCDに結像する像の境 界付近に重複した部分を生じさせることができる。すなわち、反射ミラー(2) の両側の端部で反射される光線は、前述のように第1のCCD(3)に入射して 結像するが、その一部が回折作用により反射ミラー(2)の後方において内部方 向にまわり込むから、前記第2、第3のCCD(4),(5)の内部寄りの結像 面には、それぞれ隣接する前記第1のCCD(3)の端部の結像面に結像した像 と同一の像が結像され、重複して撮像される。なお、この回折作用を生ずる光線 は分割されて光量が減少しているので、第2、第3のCCD(4),(5)の結 像面における重複した像の明度は低くなっているが、これは適宜に調整される。
【0010】 図3は、広角系のレンズを用いた場合における説明図であり、回折作用する光 線は反射ミラー(2)の後方において外部側に曲がるが、この場合にも本案を適 用実現することができるもので、その作用効果は同一である。
【0011】 上記各CCDの出力映像信号は、それぞれ各CCDに対応するビーム投射手段 (6),(7)及び(8)に送られ、各CCDの撮像領域を前述した大画面(9 )に映像化し、全体として連続した映像を形成させる。この場合においては、各 撮像領域の前記重複部分(m)の明度は、従来公知の手段によって調整される。
【0012】
上記のごとく、本考案によれば、レンズを通る光線の光軸中心上に反射ミラー を傾斜させて設け、その反射光線を第1の固体撮像素子に結像させ、前記反射ミ ラーの後方に前記光軸中心から等距離を保って第2,第3の固体撮像素子を並列 に設置し、前記反射ミラーで反射されない光線を結像させるので、レンズを通っ た光線はほぼ100%の光量で各固体撮像素子に入射するのであり、光電変換部 の発生電子量を高め得る効果がある。また、反射ミラーの両側端部から回折作用 する光線により、第1のCCDと第2、第3のCCDの像の境界付近に重複撮像 した部分を生じさせることができる効果がある。
【図1】望遠系のレンズを用いた例の本案装置の概括的
な平面図である。
な平面図である。
【図2】図1の装置の概括的な側断面図である。
【図3】広角系のレンズを用いた例の本案装置の概括的
な平面図である。
な平面図である。
【図4】大画面表示装置の一例の説明図である。
1…レンズ 2…反射ミラー 3…第1の固体撮像素子 4…第2の固体撮像
素子 5…第3の固体撮像素子
素子 5…第3の固体撮像素子
Claims (1)
- レンズを通る光線の光軸中心上に傾斜させて設けた反射
ミラーの反射光線を結像する第1の固体撮像素子と、前
記反射ミラーの後方において前記光軸中心から等距離を
保って並列に設置され、前記反射ミラーにより反射され
ない光線を結像する第2,第3の固体撮像素子とからな
り、各固体撮像素子から映像信号を出力させることを特
徴とする画像分割式撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP086654U JPH0531472U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 画像分割式撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP086654U JPH0531472U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 画像分割式撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531472U true JPH0531472U (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=13893021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP086654U Pending JPH0531472U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 画像分割式撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531472U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08102884A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-16 | Nec Corp | 多素子撮像装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP086654U patent/JPH0531472U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08102884A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-16 | Nec Corp | 多素子撮像装置 |
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