JPH0531465A - 品物の計重・仕分装置 - Google Patents

品物の計重・仕分装置

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JPH0531465A
JPH0531465A JP21292591A JP21292591A JPH0531465A JP H0531465 A JPH0531465 A JP H0531465A JP 21292591 A JP21292591 A JP 21292591A JP 21292591 A JP21292591 A JP 21292591A JP H0531465 A JPH0531465 A JP H0531465A
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 魚介類、例えばホタテ等の同一種類の品物を
自動的に計重し、かつ重量別に効率良く仕分けることの
できる品物の計重・仕分装置を提供すること。 [構成] ストッカV内に貯蔵した多量の品物を、第1
チェーンコンベヤ130及びガイドシュート140を介
して第2チェーンコンベヤ150に供給し、その上方端
で排出して品物計重機90により1個宛計重し、更に、
一軸でバケット35を支持したバケットコンベヤ20に
よりそれぞれ各1個を搬送し、順次、計重結果に対応す
る電磁ソレノイド装置64を励磁することにより、バケ
ット内の品物を所定場所に落下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は品物、特にホタテ、エビ
等の魚介類を一個づつ計重して仕分けるのに最適な品物
の計重・仕分装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】最近、ホタテ、エビ等の
魚介類を一個づつ重量選別して、各クラスの重量の魚介
類を一定個数箱詰めして出荷することが広く行なわれて
いるのであるが、このような魚介類を一個づつ重量測定
するのに従来は、例えば図31及び図32に示したよう
に、ベルトコンベヤ184、185の上方移送路部に連
続して配設されたベルトコンベヤ122、123の下方
に計重機構124、125を配設し、貯蔵部104内に
収容した品物、例えばホタテをベルトコンベヤ122、
123の搬送途上で、この下方に配設された計重機構1
24、125により重量を測定し、このベルトコンベヤ
122、123から次工程の共通のベルトコンベヤ10
7上で上記計重機構124、125により計重された測
定結果に応じて駆動する複数のゲート板108a、10
8b、109a、109b・・・・、が配設されてお
り、これらが上流側の計重機構124、125の測定結
果に応じて、選択的にその支点、例えば110a、11
0bの回りに回動するか、あるいは回動しないようにし
て仕分けるようにしたものが知られている。然るにこの
ような装置によれば、魚介類によっては転がり易いもの
があり、計重用ベルトコンベヤ122、123上で転が
って外方に落下してしまうことがある。又、上記搬送装
置では、ベルトコンベヤ107上の品物を、ゲート板1
08a、108b、109a、109b・・・・によっ
て排出させるので、魚卵あるいはエビ等の柔軟な品物を
仕分けることができない。すなわち、搬送し計重する対
象物の性質、形状に制約がある。また計重機構、例えば
ロードセルはベルトコンベヤ122、123の下方に配
設されているので構造が複雑であり、また扱う品物が魚
介類である場合、特にその整送を頻繁に行なわなければ
ならないが、ベルトコンベヤ184、185、122、
123の裏側に駆動系102や計重機構125があり、
これらに水が掛からないようにするために、その清掃が
困難である。これに関連してメンテナンス性が悪い。ま
た、ベルトコンベヤ107から品物は両側方に排除する
ため、2連を越えて配設することができず、処理能力に
限界があった。また、ベルトコンベヤ184、185に
は、V字状の品物係止片が設置され、これらの係止片に
品物が係止されて搬送されるが、貯蔵部104内に多量
の品物が貯蔵されていると、複数の品物が一つの係止片
に同時に搬送されてしまう。よって、正しい1個づつの
計重を行なわすために、操作者を各列に常駐させ、多数
の人手により余分な品物を下方に排除させる必要があっ
た。
【0003】一方、ゲート板108a、108b等の代
わりに、空気吸引手段を配設し、該空気吸引手段により
品物を吸引させて自動的に排出する機構も提供されてい
るが、この場合、品物に平板部が無ければ吸引すること
ができず、例えばいが栗等には適用できない。すなわ
ち、汎用性が乏しい。
【0004】他方、ベルトコンベヤの代わりにバケット
コンベヤを用い、このバケットに計重した品物を供給
し、計重結果に応じて品物を仕分けることが考えられる
が、次のような問題がある。
【0005】図33は一対のチェーン間にバケットを取
付し、これらチェーンにより水平、垂直の搬送を循環さ
せる従来のバケットコンベヤによる搬送装置を示したも
のである。
【0006】この搬送装置1では、アングル2により構
成された矩形の架台3内に、歯車装置4、5、6、7が
支持されている。歯車装置4に設けられたプーリ8には
図示しないモータによる回転力がベルトを介して伝達さ
れ、該歯車装置4を介して搬送手段9に駆動力が伝達さ
れる。
【0007】搬送手段9は、図34に示したように、一
対の2条チェーン10、11からなるもので、これら2
条チェーン10、11には、所定間隔ごとに一対の軸係
止部12、12及び13、13が配設されている。これ
ら2条チェーン10、11の内方側には、各々プレート
14、15がチェーンに隣接して配置されている。
【0008】一方、バケット16は、一方面が開口し断
面が略台形状であり、2条チェーン10、11に平行に
配置される両側壁部16a、16bの各両端部には、軸
取付用のボス17a、17b、17c、17dが形成さ
れている。
【0009】このようなボスが形成されたバケット16
には、図33及び図34において矢印で示す搬送方向G
に対し前方側のボス17b、17dに長軸18が挿通さ
れ、該長軸18の両端部は、2条チェーン10、11に
まで挿通されて上記軸係止部12、13に各々係止され
ている。他方、搬送方向Gに対し後方側のボス17a、
17cには、短軸19が挿通され、該短軸19の両端部
はプレート14、15に係止されている。
【0010】このようにしてバケット16は所定間隔お
きに連続して架台3にセットされる。架台3にセットさ
れた一連のバケット16により、品物を搬送する場合、
品物は架台3の上方位置から、水平状態にあるバケット
16内に順次投入される。そして、品物を集積する場所
に上記プレート14、15の端部14a、15aを配置
することにより、ここを通過するバケット16の短軸1
9をプレート14、15から外し、バケット16を他方
の長軸18を支点に回動させ、収容物を下方に落下させ
ている。
【0011】ところで、このようなバケットコンベヤに
よる搬送装置では、搬送終了後、空となったバケット1
6は、その後、架台3の下方移送路部を長軸18で懸吊
されて走行し、更に縦方向に上動移動し、上動移動終了
付近で適宜手段によりプレート14、15上に短軸19
がリセットされる。
【0012】従って、従来のバケットコンベヤでは、バ
ケット16の垂直移動する姿勢は、開口が横方向を向い
た懸吊姿勢であり、このような姿勢で移動する部分で
は、品物を投入することができない。よって、バケット
コンベヤを使用する作業スペース等に制限があった。
又、上記搬送装置では、短軸19がプレート14、15
上を摺動移動するため、この摺動部への潤滑手段が必要
であり、従って装置が複雑なものとなっていた。又、こ
の潤滑手段で用いられる作動油がバケット内に付着する
と、搬送される品物の商品価値が損われるという問題が
あった。
【0013】又図33及び図34で示されるような、従
来のバケットコンベヤにおいては、上述したように水平
移送路でのみしか品物をバケット16内に投入すること
はできないのであるが、又これが何らかの計重機構によ
り計重して1個づつ投入されたとして、この投入位置よ
り下流側において計重値に応じて仕分けることが考えら
れる。上述したようにプレート14、15の端部14
a、15aにより、全てのバケット16は、ここで図3
4で示すように、その一方の支えがなくなることによ
り、前方の軸18の周りに回動して品物を下方に落下さ
せるのであるが、これを計重結果に応じて仕分けして回
動させるためには、この従来のバケットコンベヤでは不
可能である。
【0014】一方、バケットコンベヤに代わる搬送手段
としてウォーキングビーム方式がある。然しながら、こ
のような方式により品物を搬送する場合には搬送速度に
限界があり、更に、その場合には、搬送途上で品物が飛
びはねるという問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上記問題に
鑑みてなされ、品物、例えばホタテやエビのような魚介
類であっても確実に1個づつの重量を測定することがで
き、且つ確実に計重した後に計重結果に応じて仕分け
し、メンテナンス性が優れ、作業スペース等の多様化が
図れ、且つ、水平移送路部に移る以前に複雑なリセット
手段を設ける必要がなく、加えて、潤滑油等の付着によ
り商品価値を損わすことがなく、容易に処理能力の増大
化が図れ、更に水洗いが容易で、加えて品物のバケット
からの排出も容易な品物の計重・仕分装置の提供を目的
としている。
【0016】
【問題点を解決するための手段】上記目的は、品物を貯
蔵するストッカと、該ストッカから前記品物を複数個、
横一列で切り出すための第1チェーンコンベヤと、該第
1チェーンコンベヤから排出される前記複数個の品物を
複数列に分配して滑走させるためのガイドシュートと、
前記ガイドシュートの各列から1個宛排出される前記品
物を各列で受けて上方へと移送するための第2チェーン
コンベヤと、該第2チェーンコンベヤの各列から1個宛
排出される品物を受ける各品物計重機と、該各品物計重
機で計重された1個の品物を、該品物計重機から各々供
給される複数列のバケットコンベヤとからなり、前記品
物計重機は、複数の略V字状の第1板材を各々間隔をお
いて配設し、これら第1板材で上方から供給される品物
を受ける品物受部を形成し、該品物受部の上方で静止部
にロードセルを配設し、該ロードセルの荷重部から垂下
する荷重部材の下端側に前記第1板材を固定させ、前記
第1板材の各間隔を垂直方向で通過し得るように配設さ
れた複数の略長方形状の第2板材をてこクランク機構の
連接棒に固定し、該てこクランク機構のクランクの回転
により前記第2板材を駆動してその行程中において、該
第2板材が前記間隔を通過するとき前記品物受部で前記
ロードセルで計重された品物を該第2板材の短辺部で押
圧して前記品物受部から排出して前記バケットコンベヤ
に供給するものであり、前記各列の前記バケットコンベ
ヤは、断面が略三角形状であり、その両側壁部でループ
状に立設した一対のチェーンに回動自在に支軸により支
持され、この懸吊状態で前壁部及び後壁部が上向き傾斜
であり、かつこれら両壁部の両外縁部間に並列する複数
のスリット及びこれら各スリット間に並列して突条を形
成させ、更に前記両側壁部の少なくとも一方に前記懸吊
状態で略垂直に延びるガイド片を取り付けてなるバケッ
トを、前記一対のチェーン間に所定のピッチで複数個取
付、これらチェーンは相隣るバケットの支持に兼用し、
一つの駆動手段で前記全チェーンを駆動させるものであ
り、前記バケットコンベヤの垂直移送路部では、該垂直
移送路部に沿って設けられた各垂直ガイド部材に前記ガ
イド片を当接させるようにし、かつ、前記バケットコン
ベヤの各水平移送路部の所定の位置に近接して複数個の
電磁ソレノイドを静止部にそれぞれ設け、該各電磁ソレ
ノイドの作動子に下方に延在する係合手段を取り付けて
前記各電磁ソレノイドの励磁、非励磁により前記作動子
の往復動で、前記係合手段は係合位置と非係合位置とを
選択的にとるようにし、前記品物計重機により1個づつ
計重された品物を前記各垂直移送路部で前記ループ状に
複数列配設された前記バケットに供給し、前記品物計重
機の計重結果がいかなる大きさの範囲内にあるかに応じ
て、これに対応する前記電磁ソレノイドを励磁するよう
にし、前記係合手段に係合位置をとらせることにより、
前記バケットが前記計重された品物を収容し、前記水平
移送路部を移送されながら前記ガイド片を前記係合手段
に係合させて、前記バケットを前記支軸のまわりに回動
させて収容している前記範囲内にある品物を下方へと落
下、排出するようにしたことを特徴とする品物の計重・
仕分装置、によって達成される。
【0017】また、以上の目的は、断面が略三角形状で
あり、その両側壁部でループ状に立設した一対のチェー
ンに回動自在に支軸により支持され、この懸吊状態で前
壁部及び後壁部が上向き傾斜であり、かつこれら両壁部
の両外縁部間に並列する複数のスリット及びこれら各ス
リット間に並列して突条を形成させ、更に前記両側壁部
の少なくとも一方に前記懸吊状態で略垂直に延びるガイ
ド片を取り付けてなるバケットを、前記一対のチェーン
間に所定のピッチで複数個取り付け、これらチェーンは
相隣るバケットの支持に兼用し、一つの駆動手段で前記
全チェーンを駆動させるとともに、前記バケットコンベ
ヤの垂直移送路部では、該垂直移送路部に沿って設けら
れた各垂直ガイド部材に前記ガイド片を当接させるよう
にし、かつ、前記バケットコンベヤの各水平移送路部の
所定の位置に近接して複数個の電磁ソレノイドを静止部
にそれぞれ設け、該各電磁ソレノイドの作動子に下方に
延在する係合手段を取り付けて前記各電磁ソレノイドの
励磁、非励磁により前記作動子の往復動で、前記係合手
段は係合位置と非係合位置とを選択的にとるようにし、
前記各垂直移送路部で前記ループ状で複数列配設された
前記バケットに品物計重機により供給される各1個の品
物は該品物計重機により計重されており、該品物計重機
の計重結果がいかなる大きさの範囲内にあるかに応じ
て、これに対応する前記電磁ソレノイドを励磁するよう
にし、前記係合手段に係合位置をとらせることにより、
前記バケットが前記計重された品物を収容し、前記水平
移送路部を移送されながら前記ガイド片を前記係合手段
に係合させて、前記バケットを前記支軸のまわりに回動
させて収容している前記範囲内にある品物を下方へと落
下、排出するようにし、前記品物計重機では複数の略V
字状の第1板材を各々間隔をおいて配設し、これら第1
板材で上方から供給される品物を受ける品物受部を形成
し、該品物受部の上方で静止部にロードセルを配設し、
該ロードセルの荷重部から垂下する荷重部材の下端側に
前記第1板材を固定させ、前記第1板材の各間隔を垂直
方向で通過し得るように配設された複数の略長方形状の
第2板材をてこクランク機構の連接棒に固定し、該てこ
クランク機構のクランクの回転により前記第2板材を駆
動してその行程中において、該第2板材が前記間隔を通
過するとき前記品物受部で前記ロードセルで計重された
品物を該第2板材の短辺部で押圧して前記品物受部から
排出して前記バケットに供給するようにしたことを特徴
とする品物の計重・仕分装置、によって達成される。
【0018】また、以上の目的は、断面が略三角形状で
あり、その両側壁部でループ状に立設した一対のチェー
ンに回動自在に支軸により支持され、この懸吊状態で前
壁部及び後壁部が上向き傾斜であり、かつこれら両壁部
の両外縁部間に並列する複数のスリット及びこれら各ス
リット間に並列して突条を形成させ、更に前記両側壁部
の少なくとも一方に前記懸吊状態で略垂直に延びるガイ
ド片を取り付けてなるバケットを、前記一対のチェーン
間に所定のピッチで複数個取り付け、これらチェーンは
相隣るバケットの支持に兼用し、一つの駆動手段で前記
全チェーンを駆動させるとともに、前記バケットコンベ
ヤの垂直移送路部では、該垂直移送路部に沿って設けら
れた各垂直ガイド部材に前記ガイド片を当接させるよう
にし、かつ、前記バケットコンベヤの各水平移送路部の
所定の位置に近接して複数個の電磁ソレノイド装置を静
止部にそれぞれ設け、該各電磁ソレノイド装置の作動子
に下方に延在する係合手段を取り付けて前記各電磁ソレ
ノイド装置の励磁、非励磁により前記作動子の往復動
で、前記係合手段は係合位置と非係合位置とを選択的に
とるようにし、前記各垂直移送路部で前記ループ状で複
数列配設された前記バケットに品物計重機により供給さ
れる各1個の品物は該品物計重機により計重されてお
り、該品物計重機の計重結果がいかなる大きさの範囲内
にあるかに応じて、これに対応する前記電磁ソレノイド
を励磁するようにし、前記係合手段に係合位置をとらせ
ることにより、前記バケットが前記計重された品物を収
容し、前記水平移送路部を移送されながら前記ガイド片
を前記係合手段に係合させて、前記バケットを前記支軸
のまわりに回動させて収容している前記範囲内にある品
物を下方へと落下、排出するようにした品物の計重・仕
分装置において、前記電磁ソレノイド装置の前記係合手
段は、略水平方向に延びる主アーム部と、この一端部を
前記主アーム部が回動可能に支持する支持軸と、前記主
アーム部の他端部に一体的に形成され、略垂直方向に延
びる第1副アーム部と、該第1副アーム部の上端部に形
成される屈曲部と、前記第1副アーム部の下端部に形成
される係合部と、前記主アーム部の一端部に一体的に形
成され、略垂直方向に延びる第2副アーム部と、前記静
止部に取り付けられた電磁ソレノイドと、該電磁ソレノ
イドの励磁によって駆動され前記第2副アーム部の上端
部に結合される作動子と、前記主アーム部に係合し、該
主アーム部を復帰位置に付勢する復帰スプリングとから
なり、前記電磁ソレノイドの励磁により前記主アーム部
を前記支持軸のまわりに、かつ、前記復帰用スプリング
のばね力に抗して回動させることにより、前記第1副ア
ーム部の前記係合部に前記係合位置をとらせるように
し、前記電磁ソレノイドを非励磁とすること及び前記復
帰用スプリングのばね力とにより、前記主アーム部を前
記支持軸のまわりに前記回動とは逆方向に回動させて前
記非係合位置をとらせるようにしたことを特徴とする品
物の計重・仕分装置、によって達成される。
【0019】また、以上の目的は、断面が略三角形状で
あり、その両側壁部でループ状に立設した一対のチェー
ンに回動自在に支軸により支持され、この懸吊状態で前
壁部及び後壁部が上向き傾斜であり、かつこれら両壁部
の両外縁部間に並列する複数のスリット及びこれら各ス
リット間に並列して突条を形成させ、更に前記両側壁部
の少なくとも一方に前記懸吊状態で略垂直に延びるガイ
ド片を取り付けてなるバケットを、前記一対のチェーン
間に所定のピッチで複数個取り付け、これらチェーンは
相隣るバケットの支持に兼用し、一つの駆動手段で前記
全チェーンを駆動させるとともに、前記バケットコンベ
ヤの垂直移送路部では、該垂直移送路部に沿って設けら
れた各垂直ガイド部材に前記ガイド片を当接させるよう
にし、かつ、前記バケットコンベヤの各水平移送路部の
所定の位置に近接して複数個の電磁ソレノイドを静止部
にそれぞれ設け、該各電磁ソレノイドの作動子に下方に
延在する係合手段を取り付けて前記各電磁ソレノイドの
励磁、非励磁により前記作動子の往復動で、前記係合手
段は係合位置と非係合位置とを選択的にとるようにし、
かつ、前記複数の電磁ソレノイドを設けた前記水平移送
路部の最下流側にバケット傾動部材を前記静止部に設
け、該バケット傾動部材は、常に前記バケットとの係合
位置をとるようにし、前記垂直移送路部で前記ループ状
で複数列配設された前記バケットに品物計重機により供
給される各1個の品物は該品物計重機により計重されて
おり、該品物計重機の計重結果がいかなる大きさの範囲
内にあるかに応じて、これに対応する前記電磁ソレノイ
ドを励磁するようにし、前記係合手段に係合位置をとら
せることにより、前記バケットが前記計重された品物を
収容し、前記水平移送路部を移送されながら前記ガイド
片を前記係合手段に係合させて、前記バケットを前記支
軸のまわりに回動させて収容している前記範囲内にある
品物を下方へと落下、排出させ、前記範囲外にある品物
を収容している前記バケットは、前記最下流側に設けた
前記バケット傾動部材により前記支軸のまわりに回動さ
せた際に、収容している前記範囲外にある品物を落下、
排出させるようにした品物の計重・仕分装置において、
前記バケット傾動部材は、付勢手段により下方に付勢さ
れており、通常は下方の係合位置をとっており、前記ガ
イド片との当接により上方に移動可能にされていること
を特徴とする品物の計重・仕分装置、によって達成され
る。
【0020】
【作用】ストッカには品物、例えばホタテが多量に貯蔵
されている。このストッカに、第1チェーンコンベヤの
下端部が挿入され、上方へと搬送するように配設されて
いる。この第1チェーンコンベヤの駆動によりストッカ
から横一列で複数のホタテが上方へと移送される。この
第1チェーンコンベヤから排出される複数のホタテはガ
イドシュートの仕切壁により複数列に分配して一個宛、
第2チェーンコンベヤの供給端に供給される。この第2
チェーンコンベヤは複数列で一個宛ホタテを移送し、そ
の排出端から複数の品物計重機に各々一個宛投入する。
この品物計重機の第1板材でなる品物受部にホタテを一
個受け、これと結合している上方のロードセルにより一
個のホタテの重量が計重される。第2板材は、第1板材
の上で受けられているホタテを第1板材の隙間を通って
上昇してくる第2板材の短辺部で押し出されて、これに
対向して配設される複数列のバケットコンベヤの各列の
バケットコンベヤの垂直移送路部におけるバケットにホ
タテを一個供給する。
【0021】支軸により回動自在に支持されたバケット
は、懸吊状態で常に、開口部が上方を向いているので、
垂直移送路部でも品物を投入することができ、投入され
た品物は前壁部及び後壁部により画成される空間内に収
容される。垂直移送路部で投入されるときにガイド片が
垂直ガイド部材に当接、案内されているので、揺動で品
物を落下させてしまうことがない。品物に付着した水分
は、搬送中にスリットから下方に排除される。また、収
容した品物のバケットからの排除は、計重結果に対応し
た電磁ソレノイドを励磁し、その電磁ソレノイドに取り
付けられた係合部材にバケットのガイド片を係合させ
て、該バケットを支軸を中心に回動させる。その際、品
物は突条によりスムーズに滑走して下方に落下し、品物
は計重結果に対応してグループごとに仕分けられる。
【0022】品物計重機では複数の第1板材を各々間隔
をおいて配設しているが、これにより形成される品物の
受部に上方から第2チェーンコンベヤにより品物、例え
ばホタテが供給される。これにより第1板材に結合され
ている計重機で第1板材を介して、今受けているホタテ
の重量を計重することができる。ホタテに付着している
水は各第1板材の間隔を通って下方に滴下する。他方、
上記複数の第1板材の間隔を通って第2板材がてこクラ
ンク機構の駆動により所定の閉ループの運動を行なうの
であるが、これが第1板材の間隔を通過するときに計重
された品物受部内の品物を押圧しながら所定の行程で移
動するときに前記品物受部より該品物を排出させ、バケ
ットに供給することができる。この後、これら複数の第
2板材は所定の行程に従って移動し、再び複数の第1板
材の間隔を通るときにすでに上方から供給され計重済の
品物を上述と同様にして支持しながら次のバケットへと
排出することができる。
【0023】以上のようにして効率よく品物を、例えば
ホタテやエビを1個づつ計重してバケットに円滑に排出
することができるのであるが、各第1板材は各々間隔を
おいて配設され、またその品物受部は計重すべき品物に
応じた形状とすることができるので、例えばベルト式で
あれば転がり易いものは不適当であるが、第1板材の品
物受部の形状により、如何なる形状の魚介類であっても
確実に計重することができ、且つ、これからバケットに
円滑に排出することができる。
【0024】また品物受部で受けている品物を計重する
ロードセルを、この品物受部の上方に配設しているので
清掃時には第1、第2板材の上方から水を吹きつけるこ
とにより容易に清掃することができ、このロードセルに
なんら悪影響を及ぼすことはない。また、固定した品物
受部は静止した状態で品物を受け、計重することができ
るので、安定に正確な値を計重することができ、迅速に
これからバケット内に第2板材により排出させることが
できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例による品物の計重・仕
分装置について図面を参照して説明する。
【0026】図1は本発明に係る品物の計重・仕分装置
の全体を示したものである。
【0027】この品物の計重・仕分装置100は、計重
・仕分けすべき多量の品物を収容するストッカVと、該
ストッカVから下流側に徐々に搬送する第1チェーンコ
ンベヤ130と、該第1チェーンコンベヤ130から横
一列で供給された複数列の品物を複数列に振り分けるよ
うに分配して下方に落下排出するガイドシュート140
と、該ガイドシュート140を介して下方に落下させた
品物を個別にして一つづつ再度、上方位置まで搬送する
第2チェーンコンベヤ150と、該第2チェーンコンベ
ヤ150から供給された品物を順次計重する品物計重機
90と、横手方向に長い架台22に形成されたバケット
コンベヤ20とからなっている。
【0028】図2は本発明の実施例によるストッカV
と、第1チェーンコンベヤ130と、ガイドシュート1
40と、第2チェーンコンベヤ150とを示すものであ
る。図2に示すように、第1チェーンコンベヤ130
は、架台132内に図示せずとも適宜取付手段により取
り付けられており、またこの架台132の後部には仕切
板133が設けられている。仕切板133と架台132
の両側に設けた図示しない側壁部とによりストッカVが
形成され、本実施例によれば該ストッカVに品物として
多量のホタテが貯蔵されている。
【0029】第1チェーンコンベヤ130の詳細は図3
及び図4に示されるが、駆動ホイール134とチェーン
コンベヤ130の詳細は図3及び図4に示されるが、駆
動ホイール134と従動ホイール135との間にスラッ
トSが連接して両側のチェーン145、145に取り付
けられている。駆動ホイール134は電動機136のプ
ーリの駆動力がチェーン137を介して駆動される。な
お、この電動機136は次工程の要求量に応じて調節可
能であるとする。
【0030】第1チェーンコンベヤ130は、一対の2
条のチェーン145、145を備えており、これらは公
知のようにスラット保持用のチェーン要素146とこれ
らチェーン要素146を結合する連結チェーン要素14
7とからなっており、スラット保持チェーン要素146
には、一対のピン60、60によりスラットSが着脱自
在に取り付けられており、図4に示すように、スラット
Sは上方移送路部及び下方移送路部で隙間なく連接して
両側のチェーン145、145に取り付けられている。
実施例によれば、これらスラットSのうち2枚間隔おき
のスラット148には長手方向に延びる溝状の凹所14
8aが形成されており、その間のスラットSは従来のス
ラットと同様に単なる平板であり、その上面は、スラッ
ト148の凹所148aを設けていない両端部の上面と
面一である。
【0031】次に、第1チェーンコンベヤ130の排出
端に連接され下向きに傾斜して配設されるガイドシュー
ト140の詳細について図5及び図6を参照して説明す
る。ガイドシュート140は、シュート面としての底壁
面149と、該底壁面149に図示するように4つ滑走
路面を画成するように所定の角度傾斜して取り付けられ
た仕切板151、152、153、154、155とか
らなり、また、仕切板152、153、154、155
の側面には図5において右方から順に上端部近くから下
端部に延在するようにガイド壁部156、157、15
8、159が設けられており、これによりホタテの滑走
路A、B、C、Dが形成されている。またこれらのシュ
ート部の出口a、b、c、dには、各々断面がV字形状
の補助シュート161、162、163、164が接続
され、これら補助シュートにより、ここから排出される
ホタテが第2チェーンコンベヤ150の移送面中央部に
供給されるようになっている。
【0032】次に第2チェーンコンベヤ150の詳細に
ついて図7及び図8を参照して説明する
【0033】第2チェーンコンベヤ150は、駆動ホイ
ール138と従動ホイール139との間に、図7に示し
たように、4本の2条チェーン169が所定間隔おきに
配設されており、相隣るチェーン169、169間に
は、各々金属製の傾斜板165が配設されている。図8
に明示したように、各チェーン要素169、169に
は、所定のピッチで平板状の係合片169a、169a
が突設されており、これらの係合片169a、169a
にはねじ孔が形成されている。このように所定のピッチ
で形成された各チェーン要素169a、169aの係合
片169b、169bには、V字形状のエレメント14
1が取り付けられる。エレメント141には、係合片1
69b、169bに対応して平板状の取付片141a、
141aが突設されており、該エレメント141は、こ
れら取付片141a、141aに係合片169b、16
9bを合致させ、ピン160a、160aを螺着するこ
とにより各チェーン要素169a、169aに取り付け
られる。このようにして多数のエレメント141が取り
付けられた4列のチェーン169、169、169、1
69は、図5に示したように、前記ガイドシュート14
0の補助シュート161、162、163、164の谷
底部161a、162a、163a、164aに臨む位
置に配置されている。また、駆動ホイール138は、電
動機142によりチェーンベルト143、144を介し
て駆動される。なお、電動機142は可変速となってい
る。
【0034】次に、品物計重機90について、特に図9
及び図10を参照して説明する。
【0035】図9及び図10において、てこクランク機
構91、91’は左右対称に配設され、これらはそれぞ
れ同一の構成を有するので、一方のてこクランク機構9
1のみについて説明する。
【0036】これはいわゆる四節回転機構を形成し、4
本のリンクからなり、そのうちの1本が固定された構造
となっている。すなわち、基台105上にはベアリング
ボックス92が配設され、このベアリングの内輪に嵌着
された軸94がもう一方のてこクランク機構91’まで
延在しており、これらを一体化している。また他方のベ
アリングボックス93の内輪に固定した軸98も図10
に示すように他方のてこクランク機構91’と結合して
いる。なおベアリングボックス93の内輪は図18にお
けるプーリ28と同軸である。
【0037】軸94にはこれと共に回動自在に、てこレ
バー95の下端部が結合されており、この上端部は枢着
点としてのベアリング96で連接棒としてのレバー97
の右端に固定されており、また他方のベアリングボック
ス93の軸98にはクランク板99がその下端部で回動
自在に取りつけられており、またこの上端部にはベアリ
ングボックス166の内輪側が固定されており、外輪側
は上述のレバー97にこのベアリングボックス166の
上端部でボルト167により固定されている。またベア
リングボックス166の内輪側に固定された回動軸10
1はクランク板99に固定されている。このような構成
により軸98を図1の電動機142のプーリに巻装され
たチェーン30の駆動により軸98は時計方向に回転
し、これと共にクランク板99は軌跡Eで示すように回
転運動を行なうようになっている。
【0038】以上のようにして、てこクランク機構91
が構成されるのであるが、他方のてこクランク機構9
1’も左右対称であるので同様に構成されている。レバ
ー97の左端部には連結板103が固定されており、こ
れは他方のてこクランク機構91’の図9におけるレバ
ー97に相当する連接棒97’の一端に図10に示すよ
うに結合されて、てこクランク機構91、91’のレバ
ー97、97’は同期して同一の運動をするようにされ
ている。
【0039】連結板103には図9に明示されるよう
な、ほぼ長方形状の第2板材としての排出板114が本
実施例では図10に示すように3枚それぞれスペーサ1
10を介在させて、所定のピッチをおいて固定されてい
る。すなわち、これら排出板114はレバー97と同様
な運動を行なう。またこれら排出板114が、それぞれ
の間の間隙Qを通過し得るように、やはりスペーサブロ
ック112を介在させて図9に示すような、ほぼ杓子形
状の第1板材としての計重板168が軸108、109
で共通に固定されており、またこれら軸108、109
の両端部はロードセル111から垂下している計重連結
板106a、106bに固定されている。ロードセル1
11は上方の静止部S’に固定されており、公知のロバ
ーバル機構でなり、これで垂直方向に計重連結板106
a、106bにかかる力を受けるように構成されてい
る。計重板168は上述したようにほぼ杓子形状を呈す
るのであるが、この形状により、これら3枚の板材によ
り、ほぼV字形状の断面を呈する品物受部Tが構成され
る。この上に図示するように例えばホタテMが受容され
るようになっている。また排出板114は本実施例では
やはり3枚からなるのであるが、これらは後述するよう
な動作を行ない、これらの左方部には前記第2チェーン
コンベヤ150の4列のチェーン169が各計重機90
に対応して設けられており、これから矢示するように1
個づつホタテMが供給されるように構成されている。後
述するような排出板114の動作で品物受部Tに受容さ
れているホタテMを排出板114の行程中において矢印
fで示すように、この右方に配設されたバケットコンベ
ヤ20の垂直移送部で移送中のバケット35に供給され
るようになっている。
【0040】図18及び図19において、品物計重機9
0の上流側には上述したように断面がV字型の多数のエ
レメント141を連接させてなるチェーン169が4列
で配列されている。そして、この図においては駆動ホイ
ール138しか示さないが、これはチェーン144を介
して歯車81の駆動力を受ける。又この歯車81は架台
に固定されたフレーム82に取り付けられているが、こ
れはチェーン143を介して駆動源である電動機142
の歯車に巻回されている。従って上述した第2チェーン
コンベヤ150のチェーン169は歯車81、駆動ホイ
ール138の径比及び歯数に応じて後述するバケットコ
ンベヤ20の移送速度と所定のタイミングで駆動される
ことになる。
【0041】次に図18乃至図30を参照してバケット
コンベヤ20について説明する。
【0042】バケットコンベヤ20が設置される架台2
2はアングル21により構成され、該架台22内には、
歯車装置23、24、25、26が配設されている。電
動機142の駆動力は歯車28及び歯車装置23の駆動
歯車29に各々チェーン30、31を介して伝達され
る。
【0043】各歯車装置23、24、25、26には、
例えば図19に示した歯車装置23、24のように、所
定間隔おきに5つの歯車45a、45b、45c、45
d45e、46a、46b、46c、46d、46eが
軸47、42を介して一体的に軸示されており、歯車装
置25、26の軸43、44にも同様に5つの歯車が軸
示されている。
【0044】各歯車装置23、24、25、26に差し
渡された搬送手段は、図20に示したように、一対の2
条チェーン33、33からなるもので、これら2条チェ
ーン33、33間に複数個のバケット35が支持されて
いる。こうして、バケットコンベヤ20では、第2チェ
ーンコンベヤ150のチェーン169による搬送路に沿
って4列の搬送路が形成されている。
【0045】又、歯車装置23と歯車装置26との間に
形成される垂直移送路部には各2条チェーン33に近接
して図18及び図23に示したようにL字状の垂直ガイ
ド部材55、55、55、55が装置フレームに支持さ
れており、これら垂直ガイド部材55の一端面55aに
は、テフロン等の低摩擦材のシート56が貼着されてい
る。
【0046】また、歯車装置23と歯車装置24との
間、及び歯車装置25と歯車装置26との間に形成され
る各水平移送路部には、図24に示したように2条チェ
ーン33の下部に、断面略凸形状のチェーンガイド7
9、79が走行方向に沿って配設され、2条チェーン3
3の弛みが防止されている。
【0047】バケット35は、図21に示したように、
断面が略三角形状であり、例えば塩化ビニール樹脂によ
り真空成型で一体に成型されている。又、このバケット
35の両側壁部35a、35bには、開口部に沿って2
つの孔36a、36bと、これらの孔とにより略正三角
形を形成する孔36cとが各々形成されている。バケッ
ト35の底壁は、前壁部35cと、該前壁部35cより
若干長い後壁部35dとから成っている。バケット35
の前壁部35c及び後壁部35dの両外縁部e、e間に
は複数のスリットwが並列に形成され、かつ、これらス
リットw間に突条としてのリブrがそれぞれ並列に形成
されている。
【0048】図22に示すように断面が略三角形状に形
成されたバケット35の両側壁部35a、35bは、略
垂直に延びるガイド片37と略L字形状のチェーン取付
片38とが取付けられる。ガイド片37は上下端部に湾
曲部37a、37bを備え、かつ湾曲部37a、37b
間の直線状の垂直案内板部37dと、該垂直案内板部3
7dの側部に折曲して形成された取付用板部37e及び
軸係止用板部37fとからなる。取付用板部37eに
は、上記バケット35に形成された孔36a、36b、
36cに対応する孔38a、38b、38cが形成さ
れ、又軸係止用板部37fには軸係止孔39が形成され
ている。他方、L字状のチェーン取付片38には、上記
バケット35に形成された孔36a、36bに対応する
孔38a、38bと、軸係止孔40とが形成されてい
る。ガイド片37はバケット35の側壁部35aに当接
させ、孔38a、3 b 38cを孔36a、36b、
36cに合致させ、リベット48、48、48等により
取付けられる。又、チェーン取付片38は、バケット3
5の側壁部35bに当接させ、孔38a、38bを孔3
6a、36bに合致させ、同様にリベット48、48等
により取付けられる。図20に示したように、ガイド片
37、チェーン取付片38が取付けられたバケット35
は、2条チェーン33の所定間隔おきに形成された一対
の軸係止部41、41に、各ガイド片37、チェーン取
付片38の軸係止孔39、40を合致させる。そして、
ガイド片37と、2条チェーン33との間はスペーサ4
9、50を介して軸51を挿通すると共にチェーン取付
片38と2条チェーン33との間はスペーサ52、50
を介して軸51を挿通し、これにより、バケット35は
2条チェーン33、33に回動自在に支持される。この
ようなバケット35の懸吊状態では、前壁部35c及び
後壁部35dは重心位置により上向き傾斜となってい
る。
【0049】このようにして、実施例のバケットコンベ
ヤ20では、歯車装置23、24、25、26に巻回さ
れた5つの2条チェーン33、33、33、33、33
間に4列の連続したバケットによる搬送路が構成されて
いる。
【0050】一方、架台22における上部の水平移送路
部には、一対の2条チェーン33、33の上方位置に図
25及び図26に示したように、各々断面コ字状でチェ
ーン搬送方向に沿って延び、かつ取付フランジ59a、
59bを開口部に設けたソレノイド取付部材59が装置
フレームに固定設置されている。ソレノイド取付部材5
9の底板59cには、所定間隔で大形の孔170と小形
の孔61とが対をなして複数組形成されている。ソレノ
イド取付板59は、取付フランジ部59a、59bと装
置フレームとの間をボルト止めすることにより一体的に
組付けられ、長孔62で位置の調整がなされる。
【0051】ソレノイド取付部材59には、計重機90
の計重信号を受けて作動する電磁ソレノイド装置64が
ねじ等で取り付けられている。電磁ソレノイド装置64
は、その本体が64aが内蔵する電磁ソレノイドが検知
信号を受けるのであるが、通常、その作動子65は、図
27に示したように、本体から突出した位置をとってい
る。作動子65には、係合手段66が設置されている。
係合手段66は、取付部材59に形成した孔170に挿
通される第2副ア−ム部73と、該第2副アーム部73
に一体的に形成され、ほぼ水平方向に延びる主アーム部
68と、該主アーム部68の一端部に配設され、トリガ
ケース171に支持される支持軸67と、主アーム部6
8の他端部に一体的に形成され、ほぼ垂直方向に延び、
かつ取付部材59に形成した孔61に挿通される第1副
アーム部70と、該第1副アーム部70の上端部に形成
された屈曲部70aと、第1副アーム部70の下端部に
形成された係合部71と、支持軸67に取り付けられた
トーショナル・コイルスプリング172とからなってい
る。トーショナル・コイルスプリング172は図27に
図示の状態で巻き強めた状態で装着され、その一端部1
72aは取付部材59の底板59cに止着されると共
に、他端部172bは主アーム部68に形成された切欠
部68aに止着されている。従って、このようなトーシ
ョナル・コイルスプリング172が装着されると、主ア
ーム部68は図27において常時、反時計方向への回動
付勢力を受けることになる。
【0052】このような係合手段66を備えた電磁ソレ
ノイド装置64は、非作動時において係合部71が図2
7に示したように上方位置にあり、この位置では該係合
部71はバケット35と係合しない。又、上方位置で
は、第1副アーム部70の屈曲部70aに対向して形成
された段部70bが、ソレノイド取付部材59に貼着さ
れたウレタンゴム74に当接し、衝げき音の発生を防止
するとともに、これら部材を保護している。
【0053】電磁ソレノイド装置64の本体64a内の
電磁ソレノイドが励磁されると、作動子65が吸引さ
れ、これにより主アーム部68は支持軸67を中心に時
計方向に回動する。主アーム部68が時計方向に回動す
ると、係合部71は、図28に示したように下方位置と
なり、この位置では、係合部71はバケット35に係合
可能である。又、この下方位置では、屈曲部70aはウ
レタンゴム74と同様に、開口61の側方に貼着された
ウレタンゴム58に当接している。
【0054】一方、電磁ソレノイド装置64の最下流側
には図29に示したようにバケット傾動部材77が回動
可能に支持されている。
【0055】バケット傾動部材77は、ほぼ水平方向に
延びる主アーム部78と、該主アーム部78が回動可能
に支持する支持軸83と、主アーム部78の他端部に一
体的に形成され、ほぼ垂直方向に延びる副アーム部84
と、該副アーム部84の上端部に形成される屈曲部84
aと、副アーム部84の下端部に形成される係合部85
とから成り、バケット傾動部材77の屈曲部84aに
は、付勢手段としてボルト・ナット等の重錘部86が設
置されている。上記傾動部材77の支持軸83は、トリ
ガケース171に回動自在に支持されている。また、上
記傾動部材77は、重錘部86により、通常は、図29
に示すように下方位置をとっており、支持軸83には図
29において時計方向の回動付勢力が作用している。
【0056】このように形成されたバケット傾動部材7
7は、取付部材59の下方から屈曲部84aが小形の孔
89内に挿通されて取付部材59に設置されている。傾
動部材77の主アーム部78に図29において反時計方
向に回動させる外力が作用すると、図30に示すように
屈曲部84aが上方位置をとり、その力が解除される
と、上記重錘部86により積極的に時計方向に復動す
る。なお、傾動部材77が時計方向あるいは反時計方向
に回動すると、屈曲部84aと係合部85とが取付部材
59の底板59cと当接し、これにより傾動部材81の
回動域が規制される。その際、取付部材59の底板59
cの両面にウレタンゴム87、88等を貼着しておくこ
とにより衝突による異音の発生が防止される。
【0057】一方、上記電磁ソレノイド装置64の下方
には、集合シュート76が配設され、該集合シュート7
6の各シュートは上方のソレノイド装置64のいずれか
と対応している。また、これらシュートの下方位置には
仕分け用コンテナ等が配置されている。
【0058】本発明の一実施例による品物の計重・仕分
装置100は以上のように構成されるが、本実施例で
は、計重・仕分装置100はホタテ貝の計重・仕分装置
として用いられている。以下に、このような同一種類の
海産物(ホタテ)を重量別に仕分ける計重・仕分装置1
00の作用について説明する。
【0059】ストッカVには多量のホタテMが貯蔵され
ている。第1チェーンコンベヤ130では、電動機13
6の駆動によりチェーン137を介して駆動ホイール1
34が駆動され、よって両側のチェーン145間に取り
付けられている各スラットSは図2及び図3で矢印で示
す方向に移動し、このとき下端部に位置し、かつ凹所1
48aを有するスラット148はその凹所148aでホ
タテMを、その大きさ及び凹所148aの長さに応じ、
横一列で複数個例えば5個、上方へと移送される。な
お、これらスラット148、148間の通常の凹所14
8aを有しない面一のスラットSでは、このチェーンコ
ンベヤ130の傾斜角が大きいので、スリップし、図4
に示したように凹所148a内に収容されたホタテMの
みが上方へと移送される。これらは、チェーンコンベヤ
の上方端からガイドシュート140に供給される。ガイ
ドシュート140では各滑走路A、B、C及びDに沿っ
て滑走するのであるが、ガイドシュート140は上流側
の第1チェーンコンベヤ130とは整列することなく、
所定距離一側方に傾斜して設けられており、かつ各滑走
路A、B、C及びDの出口a、b、c及びdは補助シュ
ート161、162、163、164を介して第2チェ
ーンコンベヤ150の各チェーン169に整列している
ので各出口a、b、c及びdから1個宛排出されるホタ
テMは第2チェーンコンベヤ150のチェーン169の
下端部において、各列に分配され、比較的小なる速度で
エレメント141に向う。
【0060】上述したように、ガイドシュート140か
ら、ホタテMは一個宛第2チェーンコンベヤ150の各
列に分配されて供給され、ここで各列のV字状のエレメ
ント141に係止される。そして、該エレメントと共に
再度上方に供給され、上方位置から下流の品物計重機9
0に供給される。
【0061】品物計重機90において、てこクランク機
構91、91’は軸98を等速で回転させると、これに
よりクランク板99に固定された軸101は軌跡Eに沿
って等速回転する。この軸101は図9に示す位相から
45度回転すると図11に示す位置をとる。レバー95
は図9の位置から軸94のまわりに、ある角度揺動す
る。これに結合されている軸の枢着点96を介してレバ
ー97が図11に示すような位置をとり、従ってこの左
端部に固定されている排出板110も図示する位置をと
る。さらにこれから45度回転すると、すなわち図9の
位相から90度回転すると図12に示す位置をとり、レ
バー95は更に軸94のまわりに右方へと揺動し、レバ
ー97は右方へ移動すると共にその左端部は下方へと移
動する。よってこの端部に固定された排出板110は図
示の位置をとる。
【0062】更に45度回転すると図13に示す位置を
とり、この位相においてはレバー95は左方へと移動方
向を変え、揺動する。これと共にレバー97は左方へと
移動するが左端部は下方へと更に落ち込み、これに固定
された排出板110も下へと落ち込んだ位置をとる。更
にこれから45度回転すると、すなわち図9の回転位相
から180度回転すると図14に示す位置をとり、この
位相ではレバー95は軸94のまわりに左方へと揺動
し、従ってこれに枢着されているレバー97も左方へと
移動すると共にこの左端部に固定された排出板110は
更に下方へと落ち込む。更に45度回転すると図15に
示す位置をとり、レバー95は軸94の回りに更に左方
へと揺動し、従ってこれに結合されているレバー97も
左方へと揺動し、共に若干上方へと上昇し始める。更に
45度回転すると図16に示す位置をとり、レバー95
は軸94のまわりにわずかながら左方に移動する。これ
により排出板110は図示した位置をとる。更に45度
回転すると図17に示す位置をとり、これにより今度は
軸94の回りにレバー95は大きく揺動し、この移動に
よりレバー97も右方へと大きく移動し、かつ共に上方
へと大きく移動する。従って排出板110もこれに応じ
て大きく移動する。更に45度回転するとレバー95は
軸94のまわりに大きく右方へと揺動し、これと共にレ
バー97も右方へと移動すると共に、その左端部は上方
へと大きく移動する。よって図9に示す初期の回転位相
をとる。
【0063】以上のようにして軸98の等速回転運動に
より、これに固定されたクランク板99は軌跡Eで示す
行程に沿って移動するのであるが、これにより上述した
ような運動を排出板114が行なうのであるが、このよ
うな行程中において図12で示すような回転位相に、あ
るいは行程中に第1板材としての計重板168の上辺部
に形成される品物受部Tの上にホタテMが上流の第2チ
ェーンコンベヤ150より1個供給され、これが図12
〜図16に示すように載置される。よってこれら3枚の
計重板168は一体化したものであり、その両端部で上
方に延在する一対の計重連結板106a、106bに結
合されているので、これらの上端部に結合されているロ
ードセル111により、このとき、品物受部Tに載置さ
れているホタテMの重量を計重する。ついで排出板11
4は上述したような軌跡で運動するのであるが、計重さ
れて品物受部TにあるホタテMが図16、図17で示す
回転位相の間の回転位相で排出板114の短縁部114
aで押し出されるような状態となり、その受部Tで受容
されているホタテMを図9及び図17で示すように押し
出す形となる。よって図9で示すようにこの右方に配設
されたバケットコンベヤ20の垂直部を移送中のバケッ
ト35のひとつに矢印fで示すように落下供給される。
なお場合によってはこの供給を確かにするためにガイド
シュートを設けてもよい。
【0064】以上のようにして品物計重機90から1個
のホタテMがバケット35に供給されたのであるが、こ
の行程中においてすでに第2チェーンコンベヤ150か
ら次のホタテMが品物受部Tに供給され、上述したよう
な計重及び排出作用を受けるのであるが、第2チェーン
コンベヤ150から供給されるタイミングは図9に示す
ような回転位相でも可能であり、この場合にはホタテM
のいわば軟着陸の作用を受けることができる。すなわち
図9で示す回転位相にある排出板114の長縁部114
bでチェーン供給コンベヤ78からのホタテMを受け、
これが上述したような行程を受けて徐々に下降するので
あるが、これにより静かに計重板107の品物受部Tに
載せられて安定にロードセル111によりこのホタテM
の重量を計重することができ、更に回転位相が進むこと
により排出板114の短縁部114aで押し出されて次
のバケット35にホタテMが落下供給される。
【0065】なお下流側のバケットコンベヤ20のバケ
ット35の移動タイミングは電動機142の回転数を調
節することで第2チェーンコンベヤ150から1個づつ
供給するホタテMの供給タイミングと一致しており、従
って確実に次のバケット35は次のホタテを受ける位置
にきている。
【0066】以上では他の列の排出板などについては説
明しなかったが、本実施例では以上のように複数列設け
られ、同様な作用を行なう。また、これら列は同期して
運転されるので、実施例のように4列で設けられていれ
ば、ホタテMは4個づつ同時に計重し、且つ並設された
各列の各バケット35に同時に落下供給することができ
る。
【0067】4列の品物計重機90で計重されたホタテ
Mは、更に4列からなるバケットコンベヤ20に供給さ
れる。
【0068】バケットコンベヤ20では、電動機142
が駆動され、歯車装置23から5列の2条チェーン3
3、33、33、33、33を介して、他の歯車装置2
4、25、26に動力が伝達されている。従って、2つ
の2条チェーン33、33間に支持されて、4列のバケ
ットが図18及び図19において矢印F方向に移送され
ている。8個の電磁ソレノイド装置64、64・・・・
64は、全て非励磁状態にあり、これに対応する係合手
段66も全て上方位置にある。上述したように、計重後
のホタテは、バケットコンベヤ20における歯車装置2
6と歯車装置23との間の垂直移送路部を搬送している
バケット35内に、1個宛供給される。この垂直移送路
部でバケット35は、図23に示したようにガイド片3
7の湾曲部37a、37bが、垂直ガイド部材55に当
接し、これにより縦方向の走行が案内されるので、姿勢
が一定に保持される。すなわち、このように垂直移送路
部で貝柱等の品物がバケット35内に投入されても、バ
ケット35が揺動することはない。なお、実施例におい
てバケット35内に投入されるホタテは、品物計重機9
0により8つのグループに仕分けられており、ホタテが
どのグループに属するかは計重後、制御器200に入力
されている。そして、計重されたホタテは、このバケッ
トコンベヤ20により重量別に仕分けられて、下方のコ
ンテナ内にグループ別に収容されるのであるが、以下に
その仕分け作用について説明する。
【0069】重量別によるグループはいずれかの電磁ソ
レノイド装置64に対応されている。バケット内にホタ
テを収容した後、対応する電磁ソレノイド装置64に到
達するまでの2条チェーン33の走行距離はパルスエン
コーダ等で演算され、所定時間後、該当する電磁ソレノ
イド装置64が所定時間励磁されるようになっている。
電磁ソレノイド装置64が励磁されると、図27におけ
る作動子65及び係合手段66は図28の状態となり、
直下を通過しようとする所望のバケット35の後壁部3
5dの進行方向前方に係合部71が配置される。よって
当該バケット35は、係合手段66の係合部71に後壁
部35dを当接させて走行するので、バケット35は図
28において軸51を中心に反時計方向に回動し、これ
により、収容されていたホタテは下方の集合シュート7
6の適宜な位置に落下し、コンテナ等に収容される。
【0070】以後、同様に、後続するバケットも、所定
の電磁ソレノイド装置64が励磁されて、ホタテがシュ
ートを通って重量別のコンテナ等に収容される。よっ
て、ホタテは、順次、所定範囲内の重量別に選別されて
コンテナ等内に収容される。
【0071】また、品物を落下させた後のバケット35
は、以後若干の振動を伴って搬送され、最下流側に配置
されたバケット傾動部材77の係合部85に至る。係合
部85に至ると、ガイド片37がこれと当接し、バケッ
ト35は再度回動する。従って、電磁ソレノイド装置6
4が作動しない場合があっても、バケット内に残存して
いるホタテはこの位置で確実に排出されることになる。
【0072】一方、上記8つのグループに属さず残りの
グループに属する重さの品物を収容しているバケット
は、全ての電磁ソレノイド装置64を通過してこの位置
に至るが、この係合部85に当接して、ホタテを下方に
落下させる。よって、全てのバケットからホタテが排出
される。
【0073】上述のようにバケット35がバケット傾動
部材77に当接する場合において、バケットの多くはホ
タテを回動により落下させた後であるため、それらのバ
ケットは軸51、51を支点として前後に振れた状態で
傾動部材77に到達する。従って、バケットの回動姿勢
によっては、傾動部材77に当接した際バケットの支持
部、傾動部材あるいは2条チェーン33に大きな衝げき
力が加わることが考えられる。しかるに、バケット傾動
部材77は上述したように支持軸83により回動自在で
あるため、ガイド片37を介してバケット35からこの
傾動部材77に大きな力が作用すると、傾動部材77
は、図29の状態から反時計方向に回動し、図30の状
態に移る。
【0074】従って、衝げき力は回動により吸収され、
ガイド片等の破損が防止される。なお、バケットを回動
させた後、バケット傾動部材77は重錘部86の付勢力
により再び下方位置に復帰する。
【0075】又、品物を電磁ソレノイド装置64で落下
させた後のバケット35が比較的安定した姿勢で傾動部
材77に至ると、ガイド片37を介して傾動部材77に
至ると、ガイド片37を介して傾動部材81に作用する
力は小さく、この力が重錘部86による回動付勢力より
も小さい場合には、上記傾動部材77は回動せず、従っ
て、安定した姿勢のバケット35は、図29に示したよ
うに、下方位置を保持した傾動部材77に当接して回動
する。
【0076】なお、こうしてバケット35が収容物の搬
送を終えると、自重により前壁部に35c、後壁部35
dが上向き傾斜に復帰し、残りの水平移送路部から下方
への垂直移送路部及び、下位の水平移送路部を走行し
て、再度、ガイド片37により姿勢が保持されて、歯車
装置26と歯車装置23との間の垂直移送路部を移送さ
れる。
【0077】本実施例による品物の計重仕分装置100
は、上述のような作用を行ない、これにより、重量の異
なる多量のホタテMをストッカVに多量に貯蔵した状態
から、8つの所定範囲内の重さに重量選別して仕分ける
ことができる。よって、各クラスのホタテを箱詰めして
出荷することが一段と容易となった。
【0078】本発明の実施例による品物の計重・仕分装
置100は、以上のような作用を行なうのであるが、以
下のような効果を奏する。
【0079】すなわち、第1チェーンコンベヤ130で
は、2枚おきに凹所148aを形成したスラット148
が設けられているので、次工程が要求するのにマッチし
た量でホタテMをすくい上げて上流側へと移送すること
ができ、又この間の148aを有しないスラット上では
ホタテMは殆どスリップして、上方へ移送されることが
ない。従ってこの第1チェーンコンベヤ130の駆動力
を最小限に抑えることができる。
【0080】又、例えば2枚おきに配置して品物をすく
い上げるスラット148は、中央の凹所148aの形状
を変更することにより他の形状の品物を搬送するのに好
ましく適応させることができる。
【0081】又、電動機136の回転数が調節可能であ
るので、凹所148aを設けたスラット148の配置が
固定されていても、次工程の要求(単位時間当りのホタ
テ供給個数)に応ずるべく直ちに対処することができ
る。
【0082】又、各スラットSは2本のピン60により
両側のチェーンに着脱自在に取付けられるようにしてい
るので、凹所を有するスラットの間隔、又その連接枚数
は自由に調整可能である。又上述の実施例では魚介類の
大きさによって凹所を有するスラットの配設を定めた
が、場合によっては上向き傾斜で配設されるこのチェー
ンコンベヤの負荷を考慮して凹所を有するスラットの間
隔を定めてもよい。
【0083】従って、第1チェーンコンベヤ130によ
れば、上向き傾斜で、その下端部のストッカVで貯蔵し
ている品物、例えばホタテを効率良く上方へ移送するこ
とができ、又その駆動力を最小限に設定することができ
る。
【0084】更に各スラットをチェーンに対し、例えば
ピン60により着脱自在にしたので、凹所を有するスラ
ットの配設が負荷に応じて、あるいは搬送すべき魚介
類、品物、例えば魚介類の大きさにより、任意に連接、
あるいは配設可能である。そのチェーンコンベヤの適用
範囲及び駆動力の配設設計を広範囲とすることができ
る。
【0085】又、ガイドシュート140では、各滑走路
A、B、C及びDの上流側端部は、上流側に配設された
第1チェーンコンベヤ130と整列して配設されている
が、この滑走路A、B、C及びDの排出端a、b、c及
びdは上流側端部に対し一側方に偏倚した位置をとり、
従ってこれに接続される第2チェーンコンベヤ150と
上流側の第1チェーンコンベヤ130とは整列した状態
とはなっていない。このようなガイドシュート140の
構成により、第2チェーンコンベヤ150の各列のV形
状のエレメント141からなる移送路で1個宛単層・単
列で移送させることができる。すなわちガイドシュート
140の上流側端部に対し排出端a、b、c、dが一側
方に偏倚して配設されているので、滑走路A、B、C、
Dの水平線に対する傾斜角を小さくすることができ、従
って第1チェーンコンベヤ130と第2チェーンコンベ
ヤ150との段差が大きくても、その滑走のための傾斜
角を小さくすることができ、従って第1チェーンコンベ
ヤ130から供給されるホタテのガイドシュート140
における各滑走路A、B、C及びDを滑走するホタテの
速度は、より小さくすることができ、従って、第2チェ
ーンコンベヤ150のV形状のエレメント141で成る
移送路に、適度の供給速度で供給することができ、単層
・単列で、ここを上方へと移送させることができる。す
なわち本実施例のように上流側のチェーンコンベヤを大
きな傾斜角で配設し、かつ下流側のチェーンコンベヤも
大きな傾斜角で配設される場合、前者の排出端から後者
の供給端にホタテを供給する場合、装置全体の水平方向
における長さを大きくすれば、ガイドシュート140の
傾斜角を小さくすることができるのであるが、このよう
な装置の設置面積は一般に大きくとることができないの
が通常であるので、これを小とするには第1、第2チェ
ーンコンベヤ130、150の傾斜角を図示するように
大きくしなければならず、このような配置構成において
下流側のチェーンコンベヤ150に単層・単列でホタテ
を移送させるような場合に、特に有効である。従って、
このガイドシュート140によれば、装置全体の長さを
小さくするために、第1チェーンコンベヤ130と第2
チェーンコンベヤ150の上向き傾斜を大きくし、よっ
て第1チェーンコンベヤ130の排出端と第2チェーン
コンベヤ150の供給端との間に大きな段差があって
も、ホタテの滑走速度を小さくして第2チェーンコンベ
ヤ150に供給することができるので、例えば第2チェ
ーンコンベヤ150に単層・単列で供給するのに好適な
ものである。
【0086】又、第2チェーンコンベヤ150では、前
記ガイドシュート140でほぼ単層・単列にされた後の
ホタテを受けて搬送させるので、V字状のエレメント1
41によりホタテを一個宛係止させることができ、従っ
て、この第2チェーンコンベヤ150で多数の品物を同
時に下流の計重機90に搬送されることを防止できる。
よって、品物の多重搬送を防ぐための補助作業員は、4
列の搬送路を有するチェーンコンベヤ150により一人
いれば充分である。
【0087】又、品物計重機90によれば、計重すべ
き、あるいは排出すべきもしくは供給すべき品物の形状
の如何に拘らず確実にこれを受けてその重量を計重する
ことができ、又これから次工程への排出又は供給を円滑
なものとすることができる。又、計重機90では、吊り
下げられたロードセル111により品物を計重するので
計重の信頼性を確保することができる。又、ロードセル
111が上方にあるので清掃が容易である。
【0088】又、バケットコンベヤ20では、海産物等
を搬送する場合、衛生上、定期的な洗浄が行なわれる
が、電気的な電磁ソレノイド装置64は、架台22の上
方位置にあるので、水等による洗浄が容易である。又、
電動機142の回転力及びバケットコンベヤの配列数等
により処理能力を自由に設定できる。又、この電動機1
42は可変速であり、該電動機142により、品物計重
機90、バケットコンベヤ20、第2チェーンコンベヤ
150を駆動させるので、これらを同期させて作動する
ことができる。
【0089】又、バケットコンベヤ20では、ホタテを
垂直移送路部で投入するようにしたが、上方の水平移送
路部に投入することも可能であり、投入位置を適宜設定
することができる。よって、当該バケットコンベヤを使
用する作業スペースの多様化が図れる。
【0090】又、バケット35は垂直移送路部から水平
移送路部に移るとき、この逆、及びホタテを落下させる
ときに、軸51、51を支点として自動的に回動し、前
壁部35c及び後壁部35dを上向き傾斜とするので、
複雑なリセット手段は一切必要としない。
【0091】又、バケット35には複数のスリットwが
形成されているので、品物に付着している水はここから
下方へ滴下するので、搬送中のバケット35全体の重量
を小とし、よって駆動負荷も小とすることができる。更
に上方から水を吹き付けて水洗いするときにも水が底に
たまることがない。
【0092】更にリブrを設けているので、品物によっ
てはスリットwに引っかかるのを防ぎ、又摩擦力を小と
して円滑に下方へ排出することができる。
【0093】又、バケット方式で品物を搬送するので、
搬送対象物の性質、形状が何ら限定されず、多種、多様
な品物を搬送することができる。
【0094】又、懸吊状態において、回動自在であり、
かつ前壁部及び後壁部が上向き傾斜であるため、品物を
排出した後に、自然に開口が上向きとなるので、バケッ
トが品物を受ける姿勢に変更するためのリセット手段は
何ら必要とせず、全体の構造を簡素化することができ
る。また、ほぼ垂直に延びるガイド片が垂直移送路部で
ガイドされて移送されるので、バケットを縦方向に特に
長くしなくても品物の投入時における不用意な回動を防
止することがでる。又、バケットの搬送に際して摺動部
分が存在しないので、潤滑手段の作動油が品物に付着す
る恐れは全くなく、品物を常に良好な状態で搬送するこ
とができる。
【0095】又、計重されてバケット内に収容されてい
る品物は、その重さの属する範囲に対応して励磁、非励
磁される電磁ソレノイドを作動させることにより、所定
の順序で定められた場所に排出することができるので、
搬送しながら一定の範囲内に自動的に仕分けることがで
き、自動化が達成され、装置全体もコンパクトである。
【0096】又、最下流側のバケット傾動部材77にバ
ケット35が当接し、所定値以上の力を係合部71に与
えたとき、バケット傾動部材77は重錘部86に抗して
回動するので、その回動により衝げき力を吸収すること
ができ、従って、ガイド片37の支持部等を破損から防
止することができ、又、安定した状態でバケット77を
回動させることができる。
【0097】以上、本発明に係る品物の計重・仕分装置
について説明したが、勿論、本発明は上記実施例に限定
されることなく、本発明の技術的思想に基き種々の変形
が可能である。
【0098】例えば、以上の実施例では、海産物として
ホタテの搬送装置に本発明を適用したが、他の小物の魚
類、魚卵、エビ等の海産物あるいは栗等の農産物にも勿
論適用可能である。
【0099】又、以上の実施例では、ホタテを4列で同
時に仕分けるようにしているが更に増やすこともでき、
仕分けるグループの数も適宜設定することが可能であ
る。
【0100】又、以上の実施例では、第1チェーンコン
ベヤ130において2枚おきに凹所を有するスラットを
配設するようにしたが、凹所を有するスラットを3枚お
きに、あるいは1枚おきに凹所を有するスラットを配設
してもよい。
【0101】又、以上の実施例では、品物計重機90に
おいて四節回転機構としてのてこクランク機構を説明し
たが、この各リンクを構成するレバー95、97、99
はレバー97に固定している排出板114に、所望とす
る運動に応じて長さが選択可能であり、又軸98の回転
で運動する計重板168及び排出板114の相対的な形
状、又は排出板114の計重板107に対する所望の相
対的位置変化の様子に応じて適宜選択すればよい。
【0102】又排出板114の形状も図示するものに限
定されることなく、又この取り付け位置もレバー97の
左端部に取りつけることなく、他の部分であってもよ
く、要するに、てこクランク機構1のレバー97の運動
に応じた運動を排出板114が行なうのであるが、この
運動とこの形状によって所望の作用を行なうようにすれ
ばよい。
【0103】従って上述の実施例では場合によっては取
付板110の長縁部で品物受部Tに軟着陸させる作用も
説明したが、勿論長縁部で受けることなく直接品物受部
Tに第2チェーンコンベヤ150から落下供給するよう
にしても、落下高さが小であれば計重には何らさしつか
えない。
【0104】又、以上の実施例では、バケットコンベヤ
20において、バケット35は該バケット35の側壁部
35a、35bから突出する2つの軸51、51により
回動自在に支持したが、これらの軸を1つとし、バケッ
ト35の両側壁部35a、35b間に差し渡しても良
い。
【0105】又、以上の実施例では、ほぼ垂直に延びる
ガイド片37と、L字状のチェーン取付片38とをバケ
ット35に取り付けたが、2つ共、ほぼ垂直に延びるガ
イド片37、37としても良い。その場合には垂直移送
路部において、垂直ガイド部材55を、バケット1つに
対し2つ設ける必要があるが、品物の投入時に、バケッ
ト35を更に安定に保持することができる。又、2つ共
ガイド片37を用いる場合、バケット35には新たに孔
を形成する必要はなく、孔36a、36b、36cを用
いることにより取り付けられる。
【0106】又、以上の実施例では、8つの電磁ソレノ
イド装置64をバケットの水平移送路部に沿って配設し
たが、これを2個設けるのみとし、重量aより小なる品
物がバケットに収容されて搬送されてきたときには、上
流側のソレノイドを励磁し、重量a以下の品物をこれに
対応するシュートから外部に排出し、次いでb(b>
a)より小なる品物を収容しているバケットが、下流側
のソレノイドに到来したときには該下流側のソレノイド
を励磁して、該当する品物を排出して、これに対応する
シュートから外部に排出するようにしても良い。
【0107】又、以上の実施例では、バケット傾動部材
77に付勢手段として、重錘部86を設けたが、支持軸
83にねじりコイルスプリングを巻装し、その付勢力に
より付勢手段としても良い。その場合、コイルスプリン
グの一端部は、取付部材59に固定し、他端部は主アー
ム部78に固定し、主アーム部78に常時、下向きの力
を加えるようにすれば良い。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る品物
の計重・仕分装置によれば、例えばホタテやエビのよう
な魚介類であっても確実に1個宛の重量を測定すること
ができ、かつ確実に計重した後に計重結果に応じて仕分
けることができ、メンテナンス性が優れ、作業スペース
等の多様化が図れ、かつ、水平移送路部に移る以前に複
雑なリセット手段を用いる必要がなく、加えて潤滑油等
の付着により商品価値を損なわすことがなく、容易に処
理能力の増大化が図れ、更に水洗いが容易であると共に
品物のバケットからの排除も容易に行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による品物の計重・仕分装置
の全体を示す側面図である。
【図2】同品物の計重・仕分装置の上流側部分の概略側
面図である。
【図3】上記装置における第1チェーンコンベヤの要部
の拡大側面図である。
【図4】同第1チェーンコンベヤの要部の平面図であ
る。
【図5】同第1チェーンコンベヤに接続されるガイドシ
ュートの正面図である。
【図6】図5において[6]−[6]線方向から見た背
面図である。
【図7】図1における[7]−[7]線方向から見た正
面図である。
【図8】図7に示した各エレメントの取付態様を示す組
立斜視図である。
【図9】図1における品物計重機の側面図である。
【図10】図9における[10]−[10]線方向断面
図である。
【図11】上記装置におけるてこクランク機構の各回転
位相におけるモードを示す図9と同様な側面図である。
【図12】上記装置におけるてこクランク機構の各回転
位相におけるモードを示す図9と同様な側面図である。
【図13】上記装置におけるてこクランク機構の各回転
位相におけるモードを示す図9と同様な側面図である。
【図14】上記装置におけるてこクランク機構の各回転
位相におけるモードを示す図9と同様な側面図である。
【図15】上記装置におけるてこクランク機構の各回転
位相におけるモードを示す図9と同様な側面図である。
【図16】上記装置におけるてこクランク機構の各回転
位相におけるモードを示す図9と同様な側面図である。
【図17】上記装置におけるてこクランク機構の各回転
位相におけるモードを示す図9と同様な側面図である。
【図18】図1に示した品物の計重・仕分装置の下流側
部分の拡大側面図である。
【図19】同下流側部分の平面図である。
【図20】同装置におけるバケットの支持部を示す斜視
図である。
【図21】同バケットの取付構造を示す分解斜視図であ
る。
【図22】ガイド片を取り付けたバケットの斜視図であ
る。
【図23】バケットの垂直移送路部での搬送姿勢を示す
斜視図である。
【図24】バケットとチェーンとの取付構造を示す図1
8における[24]−[24]線方向断面図である。
【図25】電磁ソレノイド装置を取り付けるソレノイド
取付部材の平面図である。
【図26】図25における[26]−[26]線方向断
面図である。
【図27】電磁ソレノイド装置と係合手段との設置態様
を示す側断面図である。
【図28】上記係合手段の作用を示す側断面図である。
【図29】バケット傾動部材の設置態様を示す側断面図
である。
【図30】上記バケット傾動部材の作用を示す側断面図
である。
【図31】従来の計重・仕分装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図32】同従来の計重・仕分装置の平面図である。
【図33】従来のバケットコンベヤからなる搬送装置の
破断側面図である。
【図34】同従来の搬送装置におけるバケットの支持部
を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 バケットコンベヤ 23 歯車装置 31 チェーン 33 2条チェーン 35 バケット 35a 側壁部 35b 側壁部 35c 前壁部 37 ガイド片 47 軸 51 支軸 55 垂直ガイド部材 58 ウレタンゴム 61 孔 64 電磁ソレノイド装置 65 作動子 66 係合手段 68 主アーム部 70 第1副アーム部 70a 屈曲部 71 係合部 74 ウレタンゴム 77 バケット傾動部材 84 第2副アーム部 84a 屈曲部 85 係合部 86 重錘部(付勢手段) 90 品物計重機 91 てこクランク機構 91’ てこクランク機構 111 ロ−ドセル 114 排出板(第2板体) 114a 短辺部 130 第1チェーンコンベヤ 136 電動機 138 駆動ホイール 140 ガイドシュート 141 エレメント 142 電動機 143 チェーン 144 チェーン 148 スラット 148a 凹所 150 第2チェーンコンベヤ 151 仕切板 152 仕切板 153 仕切板 154 仕切板 155 仕切板 168 計重板(第1板体) e 縁部 r リブ w スリット A 滑走路 B 滑走路 C 滑走路 D 滑走路 M ホタテ Q 間隔 T 品物受部 V ストッカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 17/36 A 8819−3F 17/48 D 8819−3F 47/46 G 8010−3F 47/57 A 8010−3F

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 品物を貯蔵するストッカと、該ストッカ
    から前記品物を複数個、横一列で切り出すための第1チ
    ェーンコンベヤと、該第1チェーンコンベヤから排出さ
    れる前記複数個の品物を複数列に分配して滑走させるた
    めのガイドシュートと、前記ガイドシュートの各列から
    1個宛排出される前記品物を各列で受けて上方へと移送
    するための第2チェーンコンベヤと、該第2チェーンコ
    ンベヤの各列から1個宛排出される品物を受ける各品物
    計重機と、該各品物計重機で計重された1個の品物を、
    該品物計重機から各々供給される複数列のバケットコン
    ベヤとからなり、前記品物計重機は、複数の略V字状の
    第1板材を各々間隔をおいて配設し、これら第1板材で
    上方から供給される品物を受ける品物受部を形成し、該
    品物受部の上方で静止部にロードセルを配設し、該ロー
    ドセルの荷重部から垂下する荷重部材の下端側に前記第
    1板材を固定させ、前記第1板材の各間隔を垂直方向で
    通過し得るように配設された複数の略長方形状の第2板
    材をてこクランク機構の連接棒に固定し、該てこクラン
    ク機構のクランクの回転により前記第2板材を駆動して
    その行程中において、該第2板材が前記間隔を通過する
    とき前記品物受部で前記ロードセルで計重された品物を
    該第2板材の短辺部で押圧して前記品物受部から排出し
    て前記バケットコンベヤに供給するものであり、前記各
    列の前記バケットコンベヤは、断面が略三角形状であ
    り、その両側壁部でループ状に立設した一対のチェーン
    に回動自在に支軸により支持され、この懸吊状態で前壁
    部及び後壁部が上向き傾斜であり、かつこれら両壁部の
    両外縁部間に並列する複数のスリット及びこれら各スリ
    ット間に並列して突条を形成させ、更に前記両側壁部の
    少なくとも一方に前記懸吊状態で略垂直に延びるガイド
    片を取り付けてなるバケットを、前記一対のチェーン間
    に所定のピッチで複数個取付、これらチェーンは相隣る
    バケットの支持に兼用し、一つの駆動手段で前記全チェ
    ーンを駆動させるものであり、前記バケットコンベヤの
    垂直移送路部では、該垂直移送路部に沿って設けられた
    各垂直ガイド部材に前記ガイド片を当接させるように
    し、かつ、前記バケットコンベヤの各水平移送路部の所
    定の位置に近接して複数個の電磁ソレノイドを静止部に
    それぞれ設け、該各電磁ソレノイドの作動子に下方に延
    在する係合手段を取り付けて前記各電磁ソレノイドの励
    磁、非励磁により前記作動子の往復動で、前記係合手段
    は係合位置と非係合位置とを選択的にとるようにし、前
    記品物計重機により1個づつ計重された品物を前記各垂
    直移送路部で前記ループ状に複数列配設された前記バケ
    ットに供給し、前記品物計重機の計重結果がいかなる大
    きさの範囲内にあるかに応じて、これに対応する前記電
    磁ソレノイドを励磁するようにし、前記係合手段に係合
    位置をとらせることにより、前記バケットが前記計重さ
    れた品物を収容し、前記水平移送路部を移送されながら
    前記ガイド片を前記係合手段に係合させて、前記バケッ
    トを前記支軸のまわりに回動させて収容している前記範
    囲内にある品物を下方へと落下、排出するようにしたこ
    とを特徴とする品物の計重・仕分装置。
  2. 【請求項2】 前記第1チェーンコンベヤは、2条のチ
    ェーンに帯板を連接して取り付けたチェーンコンベヤで
    あって、所定の枚数毎に前記帯板に長手方向に凹所を設
    けていることを特徴とする請求項1に記載の品物の計重
    ・仕分装置。
  3. 【請求項3】 前記第1チェーンコンベヤは、2条のチ
    ェーンに帯板を連接して取り付けたチェーンコンベヤで
    あって、前記帯板を前記チェーンコンベヤに着脱自在と
    し、長手方向に凹所を設けている帯板を選択的に取り付
    けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の品物
    の計重・仕分装置。
  4. 【請求項4】 前記第1チェーンコンベヤの前記チェー
    ンを駆動する電動機の回転数を調節可能としたことを特
    徴とする請求項2又は請求項3に記載の品物の計重・仕
    分装置。
  5. 【請求項5】 前記ガイドシュートは、前記第1チェー
    ンコンベヤと、前記第2チェーンコンベヤとの間に設け
    られ、前記第1チェーンコンベヤにより搬送されてきた
    横一列の複数個の品物を仕切壁で分配して前記第2チェ
    ーンコンベヤの前記各列の供給端に向って滑走させるガ
    イドシュートであって、前記第1チェーンコンベヤの搬
    送方向とは一側方に偏倚して前記第2チェーンコンベヤ
    を配設し、前記仕切壁によって画成される品物の滑走路
    は前記第1チェーンコンベヤの排出端から前記第2チェ
    ーンコンベヤの各列の搬送路の各供給端へと延びるよう
    に形成したことを特徴とする請求項1に記載の品物の計
    重・仕分装置。
  6. 【請求項6】 前記第2チェーンコンベヤの各列は、チ
    ェーンと該チェーンに等間隔に固定された断面が略V字
    形状の複数のエレメントとからなる請求項1に記載の品
    物の計重・仕分装置。
  7. 【請求項7】 断面が略三角形状であり、その両側壁部
    でループ状に立設した一対のチェーンに回動自在に支軸
    により支持され、この懸吊状態で前壁部及び後壁部が上
    向き傾斜であり、かつこれら両壁部の両外縁部間に並列
    する複数のスリット及びこれら各スリット間に並列して
    突条を形成させ、更に前記両側壁部の少なくとも一方に
    前記懸吊状態で略垂直に延びるガイド片を取り付けてな
    るバケットを、前記一対のチェーン間に所定のピッチで
    複数個取り付け、これらチェーンは相隣るバケットの支
    持に兼用し、一つの駆動手段で前記全チェーンを駆動さ
    せるとともに、前記バケットコンベヤの垂直移送路部で
    は、該垂直移送路部に沿って設けられた各垂直ガイド部
    材に前記ガイド片を当接させるようにし、かつ、前記バ
    ケットコンベヤの各水平移送路部の所定の位置に近接し
    て複数個の電磁ソレノイドを静止部にそれぞれ設け、該
    各電磁ソレノイドの作動子に下方に延在する係合手段を
    取り付けて前記各電磁ソレノイドの励磁、非励磁により
    前記作動子の往復動で、前記係合手段は係合位置と非係
    合位置とを選択的にとるようにし、前記各垂直移送路部
    で前記ループ状で複数列配設された前記バケットに品物
    計重機により供給される各1個の品物は該品物計重機に
    より計重されており、該品物計重機の計重結果がいかな
    る大きさの範囲内にあるかに応じて、これに対応する前
    記電磁ソレノイドを励磁するようにし、前記係合手段に
    係合位置をとらせることにより、前記バケットが前記計
    重された品物を収容し、前記水平移送路部を移送されな
    がら前記ガイド片を前記係合手段に係合させて、前記バ
    ケットを前記支軸のまわりに回動させて収容している前
    記範囲内にある品物を下方へと落下、排出するように
    し、前記品物計重機では複数の略V字状の第1板材を各
    々間隔をおいて配設し、これら第1板材で上方から供給
    される品物を受ける品物受部を形成し、該品物受部の上
    方で静止部にロードセルを配設し、該ロードセルの荷重
    部から垂下する荷重部材の下端側に前記第1板材を固定
    させ、前記第1板材の各間隔を垂直方向で通過し得るよ
    うに配設された複数の略長方形状の第2板材をてこクラ
    ンク機構の連接棒に固定し、該てこクランク機構のクラ
    ンクの回転により前記第2板材を駆動してその行程中に
    おいて、該第2板材が前記間隔を通過するとき前記品物
    受部で前記ロードセルで計重された品物を該第2板材の
    短辺部で押圧して前記品物受部から排出して前記バケッ
    トに供給するようにしたことを特徴とする品物の計重・
    仕分装置。
  8. 【請求項8】 前記支軸は前記両側壁部より各々突出し
    た軸である請求項7に記載の品物の計重・仕分装置。
  9. 【請求項9】 前記バケットコンベヤの駆動歯車、前記
    てこクランク機構の駆動歯車及び前記第2チェーンコン
    ベヤの駆動歯車を相互にチェーンベルトを巻回させて、
    共通の電動機により駆動し、かつ前記電動機を可変速と
    したことを特徴とする請求項1に記載の品物の計重・仕
    分装置。
  10. 【請求項10】 断面が略三角形状であり、その両側壁
    部でループ状に立設した一対のチェーンに回動自在に支
    軸により支持され、この懸吊状態で前壁部及び後壁部が
    上向き傾斜であり、かつこれら両壁部の両外縁部間に並
    列する複数のスリット及びこれら各スリット間に並列し
    て突条を形成させ、更に前記両側壁部の少なくとも一方
    に前記懸吊状態で略垂直に延びるガイド片を取り付けて
    なるバケットを、前記一対のチェーン間に所定のピッチ
    で複数個取り付け、これらチェーンは相隣るバケットの
    支持に兼用し、一つの駆動手段で前記全チェーンを駆動
    させるとともに、前記バケットコンベヤの垂直移送路部
    では、該垂直移送路部に沿って設けられた各垂直ガイド
    部材に前記ガイド片を当接させるようにし、かつ、前記
    バケットコンベヤの各水平移送路部の所定の位置に近接
    して複数個の電磁ソレノイド装置を静止部にそれぞれ設
    け、該各電磁ソレノイド装置の作動子に下方に延在する
    係合手段を取り付けて前記各電磁ソレノイド装置の励
    磁、非励磁により前記作動子の往復動で、前記係合手段
    は係合位置と非係合位置とを選択的にとるようにし、前
    記各垂直移送路部で前記ループ状で複数列配設された前
    記バケットに品物計重機により供給される各1個の品物
    は該品物計重機により計重されており、該品物計重機の
    計重結果がいかなる大きさの範囲内にあるかに応じて、
    これに対応する前記電磁ソレノイドを励磁するように
    し、前記係合手段に係合位置をとらせることにより、前
    記バケットが前記計重された品物を収容し、前記水平移
    送路部を移送されながら前記ガイド片を前記係合手段に
    係合させて、前記バケットを前記支軸のまわりに回動さ
    せて収容している前記範囲内にある品物を下方へと落
    下、排出するようにした品物の計重・仕分装置におい
    て、前記電磁ソレノイド装置の前記係合手段は、略水平
    方向に延びる主アーム部と、この一端部を前記主アーム
    部が回動可能に支持する支持軸と、前記主アーム部の他
    端部に一体的に形成され、略垂直方向に延びる第1副ア
    ーム部と、該第1副アーム部の上端部に形成される屈曲
    部と、前記第1副アーム部の下端部に形成される係合部
    と、前記主アーム部の一端部に一体的に形成され、略垂
    直方向に延びる第2副アーム部と、前記静止部に取り付
    けられた電磁ソレノイドと、該電磁ソレノイドの励磁に
    よって駆動され前記第2副アーム部の上端部に結合され
    る作動子と、前記主アーム部に係合し、該主アーム部を
    復帰位置に付勢する復帰スプリングとからなり、前記電
    磁ソレノイドの励磁により前記主アーム部を前記支持軸
    のまわりに、かつ、前記復帰用スプリングのばね力に抗
    して回動させることにより、前記第1副アーム部の前記
    係合部に前記係合位置をとらせるようにし、前記電磁ソ
    レノイドを非励磁とすること及び前記復帰用スプリング
    のばね力とにより、前記主アーム部を前記支持軸のまわ
    りに前記回動とは逆方向に回動させて前記非係合位置を
    とらせるようにしたことを特徴とする品物の計重・仕分
    装置。
  11. 【請求項11】 前記屈曲部は静止部に形成した開口を
    挿通しており、前記静止部の上面及び下面に緩衝部材を
    取り付け、前記屈曲部が下方位置をとる時及び上方位置
    をとる時、前記副アーム部に対する衝撃力が緩和される
    ようにしたことを特徴とする請求項10に記載の品物の
    計重・仕分装置。
  12. 【請求項12】 断面が略三角形状であり、その両側壁
    部でループ状に立設した一対のチェーンに回動自在に支
    軸により支持され、この懸吊状態で前壁部及び後壁部が
    上向き傾斜であり、かつこれら両壁部の両外縁部間に並
    列する複数のスリット及びこれら各スリット間に並列し
    て突条を形成させ、更に前記両側壁部の少なくとも一方
    に前記懸吊状態で略垂直に延びるガイド片を取り付けて
    なるバケットを、前記一対のチェーン間に所定のピッチ
    で複数個取り付け、これらチェーンは相隣るバケットの
    支持に兼用し、一つの駆動手段で前記全チェーンを駆動
    させるとともに、前記バケットコンベヤの垂直移送路部
    では、該垂直移送路部に沿って設けられた各垂直ガイド
    部材に前記ガイド片を当接させるようにし、かつ、前記
    バケットコンベヤの各水平移送路部の所定の位置に近接
    して複数個の電磁ソレノイドを静止部にそれぞれ設け、
    該各電磁ソレノイドの作動子に下方に延在する係合手段
    を取り付けて前記各電磁ソレノイドの励磁、非励磁によ
    り前記作動子の往復動で、前記係合手段は係合位置と非
    係合位置とを選択的にとるようにし、かつ、前記複数の
    電磁ソレノイドを設けた前記水平移送路部の最下流側に
    バケット傾動部材を前記静止部に設け、該バケット傾動
    部材は、常に前記バケットとの係合位置をとるように
    し、前記垂直移送路部で前記ループ状で複数列配設され
    た前記バケットに品物計重機により供給される各1個の
    品物は該品物計重機により計重されており、該品物計重
    機の計重結果がいかなる大きさの範囲内にあるかに応じ
    て、これに対応する前記電磁ソレノイドを励磁するよう
    にし、前記係合手段に係合位置をとらせることにより、
    前記バケットが前記計重された品物を収容し、前記水平
    移送路部を移送されながら前記ガイド片を前記係合手段
    に係合させて、前記バケットを前記支軸のまわりに回動
    させて収容している前記範囲内にある品物を下方へと落
    下、排出させ、前記範囲外にある品物を収容している前
    記バケットは、前記最下流側に設けた前記バケット傾動
    部材により前記支軸のまわりに回動させた際に、収容し
    ている前記範囲外にある品物を落下、排出させるように
    した品物の計重・仕分装置において、前記バケット傾動
    部材は、付勢手段により下方に付勢されており、通常は
    下方の係合位置をとっており、前記ガイド片との当接に
    より上方に移動可能にされていることを特徴とする品物
    の計重・仕分装置。
  13. 【請求項13】 前記バケット傾動部材は、略水平方向
    に延びる主アーム部と、この一端部を前記主アーム部が
    回動可能に支持する支持軸と、前記主アーム部の他端部
    に一体的に形成され、略垂直方向に延びる副アーム部
    と、該副アーム部の上端部に形成される屈曲部と、前記
    副アーム部の下端部に形成される係合部とからなり、前
    記付勢手段は、前記屈曲部に取り付けられる重錘部から
    なり、通常は該重錘部により前記主アーム部は前記支持
    軸のまわりに回動付勢力を受け、前記屈曲部は静止部に
    当接しており、前記バケットの前記ガイド片が前記係合
    部に当接し、所定値以上の力を該係合部に与えたとき、
    前記主アーム部は前記支持軸の回りに上方へと回動する
    ようにしたことを特徴とする請求項12に記載の品物の
    計重・仕分装置。
  14. 【請求項14】 前記バケットの傾動部材は、略水平方
    向に延びる主アーム部と、この一端部を前記主アーム部
    が回動可能に支持する支持軸と、前記主アーム部との他
    端部に一体的に形成され、略垂直方向に延びる副アーム
    部と、該副アーム部の上端部に形成される屈曲部と、前
    記副アーム部の下端部に形成される係合部とから成り、
    前記付勢手段は前記支持軸に巻装した巻きばねから成
    り、該巻きばねの一端は静止部に固定させ、他端部は前
    記主アーム部に止着して下向きの力を加えるようにした
    ことを特徴とする請求項12に記載の品物の計重・仕分
    装置。
  15. 【請求項15】 前記屈曲部は静止部に形成した開口を
    挿通しており、前記静止部の上面及び下面に緩衝部材を
    取り付け、前記屈曲部が下方位置をとる時及び上方位置
    をとる時、前記副アーム部に対する衝撃力が緩和される
    ようにしたことを特徴とする請求項12に記載の品物の
    計重・仕分装置。
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