JPH05314630A - ディスク装置のヘッドチップ保持機構 - Google Patents
ディスク装置のヘッドチップ保持機構Info
- Publication number
- JPH05314630A JPH05314630A JP4117818A JP11781892A JPH05314630A JP H05314630 A JPH05314630 A JP H05314630A JP 4117818 A JP4117818 A JP 4117818A JP 11781892 A JP11781892 A JP 11781892A JP H05314630 A JPH05314630 A JP H05314630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- chip
- pivot
- gimbal
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
するヘッドアーム61と、このヘッドアーム61に設け
られピボット62aが挿通する貫通窓63aを有するジ
ンバル63と、このジンバル63上に設けられかつピボ
ット62aに保持されたヘッドチップ64とを備え、こ
のヘッドチップ64に貫通窓63aの開口縁一部に着座
する突子66を設け、この突子66の着座面66aと同
一の平面上にチップ保持面62を位置付けた。このた
め、ヘッドアーム61のチップ保持面62とジンバル6
3のチップ接触面63cを同一の平面上に位置付けるこ
とができるから、ヘッドアーム61からのヘッドチップ
64の突出高さを短縮することができる。
Description
ィスク装置等に使用して好適なディスク装置のヘッドチ
ップ保持機構に関するものである。
ィスク装置は、パーソナルコンピュータを始めとしてオ
フィスコンピュータやワードプロセッサ等に広く用いら
れており、その普及は目覚ましい。
2に示すように構成されている。これを同図に基づいて
説明すると、同図において、符号1で示すものはディス
ク回転中心としてのスピンドルセンター2を有するシャ
ーシで、例えばパーソナルコンピュータ等の機器筐体
(図示せず)内に収納されており、全体が前方に開口し
ディスクカセット3が臨む収納空間1aを有する有底箱
体によって形成されている。このシャーシ1の底面の後
方右側部には、前後方向に開口する貫通孔4aを有する
保持壁4およびこの保持壁4と所定の間隔をもって並列
する支軸5が立設されており、前方部には各々が左右方
向に所定の間隔をもって並列する2つのスプリング係止
片6が突設されている。また、このシャーシ1の両側壁
には、上下方向に延在する案内溝7(左側の2つの案内
溝のみ図示)が一体に設けられている。
て並列する2対の突子で、前記シャーシ1の底面に取り
付けられており、後述するスライド板を前後方向に案内
し得るように構成されている。これら各対の突子8,9
は、各々が互いに左右方向に所定の間隔をもって並設さ
れている。このうち後方の突子9には、外径が先端に向
かって小さくなる円錐状の位置決め部9aが一体に設け
られている。
ト釦11をその前方端縁右側部に有する断面視コ字状の
スライド板で、前記スピンドルセンター2が臨む平面視
U字状の切欠き12aおよび前記スプリング係止片6が
臨む第1長孔12bを有する底面板12と、この底面板
12の両側部に立設され各々が所定の間隔をもって対向
する2つの側面板13とからなり、前記シャーシ1内に
進退自在に設けられている。
記両突子8,9が臨み前後方向に延在する各々切欠き1
4と第2長孔15および前記スプリング係止片6に対応
するスプリング係止孔16が設けられている。そして、
このスライド板10の底面板14の後方端縁には、下方
に突出するロック爪17が取り付けられている。
は斜め前方に向かって上る勾配をもつ前後左右4個のカ
ム溝18が形成されており、これらカム溝18のうち左
側のカム溝の後方には前後方向に延在するラック19が
設けられている。
る2つの引張用のコイルスプリングで、両端部が前記各
スプリング係止片6と前記各スプリング係止孔16に係
止されている。
21aおよび案内面21bを有するトリガーアームで、
前記支軸5に回動自在に設けられており、上端面には側
方に突出するスプリング係止用の突子22aを有するア
ーム操作子22が一体に設けられている。
に前記トリガーアーム21を回動付勢するトーションス
プリングで、巻線部が前記支軸5の周囲に設けられ、か
つ両端部が前記突子22aと前記保持壁4に係止されて
いる。
ングモータで、前記シャーシ1の後端部に固定されてい
る。このステッピングモータ24の出力軸25は、螺旋
状のV字溝25aを有し前後方向に延在するリードスク
リュー棒によって形成されており、先端部が前記貫通孔
4aに軸受(図示せず)を介して支承されている。
記シャーシ1の後方中央部に保持されている。
8およびこのニードルピン28を前記出力軸25のV字
溝25a壁に圧接する板ばね29を有するヘッドキャリ
ッジで、前記ガイド棒26に進退自在に挿通され、かつ
前記シャーシ1の上方に設けられている。このヘッドキ
ャリッジ27の先端部にはディスク上の記録情報の読み
取りを行う第1ヘッド30が保持されており、後方上端
部には前記第1ヘッド30に対応する第2ヘッド31を
有するヘッドアーム32が弾性体34を介して揺動自在
に取り付けられている。このヘッドアーム32は前記第
2ヘッド31が前記第1ヘッド30に接近する方向にト
ーションスプリング33によって回動付勢されており、
片側側縁には側方に突出するアーム回動規制用のストッ
パ32aが一体に設けられている。
カセットホルダーで、前記スライド板10内に昇降自在
に設けられている。このカセットホルダー36の両側側
端部には前記各カム溝18内に臨むローラ37が回転自
在に保持されており、上端部片側側縁には両側方に開口
する係止孔38aを有する切り起こし片38が設けられ
ている。そして、このホルダー36は、前記アーム操作
子22に対する前記ディスクカセット3の押圧による前
記ロック爪17と前記係合面21aの係合解除によって
前記スライド板10が前方に移動すると前記底面板12
に接近し、一方前記イジェクト釦11の押圧による前記
ロック爪17と前記係合面21aとの係合によって前記
スライド板10が後方に移動すると前記底面部12から
離間するように構成されている。
ー3aを開閉するアームで、前記カセットホルダー36
の上端部後方側縁に回動自在に設けられている。このア
ーム39には、上方に突出する係止片40が一体に形成
されている。
る引張用のコイルスプリングで、両端部が前記係止片4
0と前記係止孔38aに係止されている。
のディスク種類(2DD,2HD,2ED)を検出する
スイッチとディスクDに書き込みの可否を検出するスイ
ッチで、前記シャーシ1上に基板44を介して設置され
ている。
車46を有する減速歯車機構で、前記シャーシ1の後端
部側縁に設置されている。
ッドチップ保持機構には、図3(A)および(B)に示
すようにヘッドキャリッジ51の上下端部に弾性体5
2,53を介して揺動自在に設けられディスク上の記録
情報の読み取りを行うヘッドチップ54,55を保持す
る上下2つのヘッドアーム56,57を備えたものが提
案されている。
なくとも下方のヘッドアーム57には、図4(A)およ
び(B)に示すように上方に突出するピボット58aを
有するチップ保持面58が設けられており、このチップ
保持面58のピボット58aが挿通する貫通窓59aを
有するジンバル59が取り付けられている。
8aが当接する受部55aおよびこの受部55aの前後
方端縁に左右方向に延在し貫通窓59aの開口縁に着座
する突子55bが設けられている。
構においては、突子55bによってヘッドチップ55の
ヘッドアーム57からの突出高さ寸法を所定の寸法に設
定し、ディスク装置に対するディスクカセット装着時の
シャッター3aとヘッドアーム57の衝突発生を防止す
ることができる。
ィスク装置のヘッドチップ保持機構においては、ヘッド
チップ55の突子55bがヘッドアーム57上方のジン
バル59によって保持されているため、突子55bの着
座面とヘッドアーム57のチップ保持面58との間には
一部空隙が形成されていた。この結果、ヘッドアーム5
7からのヘッドチップ55の突出高さを短縮することが
できず、近年におけるディスク装置の薄型化の障害とな
っていた。
もので、ヘッドアームからのヘッドチップの突出高さを
短縮することができ、もって近年における薄型化に応じ
ることができるディスク装置のヘッドチップ保持機構を
提供するものである。
置のヘッドチップ保持機構は、ピボット付きのチップ保
持面を有するヘッドアームと、このヘッドアームに設け
られピボットが挿通する貫通窓を有するジンバルと、こ
のジンバル上に設けられかつピボットに保持されたヘッ
ドチップとを備え、このヘッドチップに貫通窓の開口縁
一部に着座する突子を設け、この突子の着座面と同一の
平面上にチップ保持面を位置付けたものである。
面とジンバルのチップ接触面を同一の面上に位置付ける
ことができる。
って詳細に説明する。
ィスク装置のヘッドチップ保持機構の要部を示す平面図
と断面図である。なお、同実施例の説明において、従来
例の説明に用いた部材と同一の部材は同一の符号を付し
て用いる。
ット62a付きのチップ保持面62を有するヘッドアー
ムで、前記ヘッドキャリッジ51の下端部に弾性体53
を介して揺動自在に設けられている。
視矩形状の貫通窓63aおよびこの貫通窓63aの周囲
に延在するスリット63bを有するジンバルで、前記ヘ
ッドアーム61に一部が接着されており、全体が前後左
右方向に撓むように構成されている。このジンバル63
は、前方端縁からピボット62aのチップ保持位置まで
の寸法Aとジンバルとして機能する部分の後方端縁から
ピボット62aのチップ保持位置までの寸法BがB/A
>1.5の不等式を満足するような寸法に設定されてい
る。
4mmとする。また、貫通窓63aの前後方向開口寸法
Cは6.5mmとし、このうち貫通窓63a内における
ピボット62aのチップ保持位置と貫通窓63の開口後
方端縁間寸法Dは4.9mmとする。
前記ジンバル63上に設けられており、裏面には前記ピ
ボット62aが当接する受部65およびこの受部65の
前後方端縁に左右方向に延在し前記貫通窓63aの開口
縁一部に着座する平面視コ字状の突子66が設けられて
いる。このうち突子66の着座面66aは、前記チップ
保持面62と同一の平面上に位置付けられている。
が2.1mmの寸法に設定された薄型のヘッドチップに
よって形成されている。
ドチップ保持機構においては、ヘッドアーム61のチッ
プ保持面62とジンバル63のチップ接触面63cを同
一の平面上に位置付けることができるから、ヘッドチッ
プ64のヘッドアーム61からの突出高さを短縮するこ
とができる。
アーム61にのみ適用する例を示したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、上方のヘッドアームあるい
は両方のヘッドアームにも実施例と同様に適用できるこ
とは勿論である。
例に限定されることなく、本発明の技術思想に基づいて
各種の有効な変形,変更が可能である。
ボット付きのチップ保持面を有するヘッドアームと、こ
のヘッドアームに設けられピボットが挿通する貫通窓を
有するジンバルと、このジンバル上に設けられかつピボ
ットに保持されたヘッドチップとを備え、このヘッドチ
ップに貫通窓の開口縁一部に着座する突子を設け、この
突子の着座面と同一の平面上にチップ保持面を位置付け
たので、ヘッドアームのチップ保持面とジンバルのチッ
プ接触面を同一の平面上に位置付けることができる。
ップの突出高さを短縮することができるから、近年にお
けるディスク装置の薄型化に応じることができる。
置のヘッドチップ保持機構の要部を示す平面図と断面
図。
置のヘッドチップ保持機構のディスク装着後とディスク
装着前の状態を示す断面図。
置のヘッドチップ保持機構の要部を示す平面図と断面
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 ピボット付きのチップ保持面を有するヘ
ッドアームと、このヘッドアームに設けられ前記ピボッ
トが挿通する貫通窓を有するジンバルと、このジンバル
上に設けられかつ前記ピボットに保持されたヘッドチッ
プとを備え、このヘッドチップに前記貫通窓の開口縁一
部に着座する突子を設け、この突子の着座面と同一の平
面上に前記チップ保持面を位置付けたことを特徴とする
ディスク装置のヘッドチップ保持機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11781892A JP3221048B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ディスク装置のヘッドチップ保持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11781892A JP3221048B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ディスク装置のヘッドチップ保持機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05314630A true JPH05314630A (ja) | 1993-11-26 |
JP3221048B2 JP3221048B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=14721020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11781892A Expired - Lifetime JP3221048B2 (ja) | 1992-05-12 | 1992-05-12 | ディスク装置のヘッドチップ保持機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3221048B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5617274A (en) * | 1996-01-12 | 1997-04-01 | International Business Machines Corporation | Low profile integral flexure for closely packed disks in a disk drive assembly |
US5771137A (en) * | 1993-05-21 | 1998-06-23 | Teac Corporation | Thermally stable magnetic head assembly with magnetic head legs bonded to insular portions connected to flexible frame via bridges |
US6373663B1 (en) * | 2000-02-25 | 2002-04-16 | Magnecomp Corp. | Ultimate low cost disk drive suspension system |
-
1992
- 1992-05-12 JP JP11781892A patent/JP3221048B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5771137A (en) * | 1993-05-21 | 1998-06-23 | Teac Corporation | Thermally stable magnetic head assembly with magnetic head legs bonded to insular portions connected to flexible frame via bridges |
US5617274A (en) * | 1996-01-12 | 1997-04-01 | International Business Machines Corporation | Low profile integral flexure for closely packed disks in a disk drive assembly |
US6373663B1 (en) * | 2000-02-25 | 2002-04-16 | Magnecomp Corp. | Ultimate low cost disk drive suspension system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3221048B2 (ja) | 2001-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06338117A (ja) | ディスク装置 | |
JPH05314630A (ja) | ディスク装置のヘッドチップ保持機構 | |
JP2000156061A (ja) | ディスクカートリッジ | |
JP3208856B2 (ja) | ディスク装置 | |
JP3221080B2 (ja) | ディスク装置のヘッド組立体 | |
JP3161063B2 (ja) | ディスク回転駆動装置 | |
JPH0696567A (ja) | 外部記憶装置の表示機構 | |
JPH06333321A (ja) | ディスク装置 | |
JPH0652616A (ja) | ディスク装置 | |
JP3395243B2 (ja) | ディスク装置のモータ接続構造 | |
JP3216313B2 (ja) | ヘッド装置およびディスク装置 | |
JP3521440B2 (ja) | ディスクカートリッジ装着装置 | |
JPH05307825A (ja) | ディスク装置 | |
JPH05314616A (ja) | ディスク装置 | |
JPH06290559A (ja) | ディスク装置のヘッド組立体 | |
JPH0621076Y2 (ja) | デイスク駆動装置 | |
JPH07105644A (ja) | ディスク装置 | |
JPS624959Y2 (ja) | ||
JP3485460B2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
JPH06223473A (ja) | ディスクカートリッジ駆動装置 | |
JPH0356913Y2 (ja) | ||
JPH06333320A (ja) | ディスク装置のヘッド組立体 | |
JPH0640415B2 (ja) | デイスクカ−トリツジ装着機構 | |
JPH06349176A (ja) | ディスク装置のチャックアッシー | |
JPH054130Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080817 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090817 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 11 |