JPH0531457A - クツシヨン性塗装物品の製造方法 - Google Patents

クツシヨン性塗装物品の製造方法

Info

Publication number
JPH0531457A
JPH0531457A JP3238299A JP23829991A JPH0531457A JP H0531457 A JPH0531457 A JP H0531457A JP 3238299 A JP3238299 A JP 3238299A JP 23829991 A JP23829991 A JP 23829991A JP H0531457 A JPH0531457 A JP H0531457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating film
cushioning
coating
coated article
polyol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3238299A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Minagawa
川 昶 夫 皆
Shinya Saito
藤 信 也 斉
Takaji Oda
田 卓 示 小
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Kasei Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Fujikura Kasei Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Kasei Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Fujikura Kasei Co Ltd
Priority to JP3238299A priority Critical patent/JPH0531457A/ja
Publication of JPH0531457A publication Critical patent/JPH0531457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 意匠性とクッション特性の双方に優れた塗膜
を具備するクッション性塗装物品の製造方法を提供する
こと。 【構成】 基材表面の全面もしくは一部に、(a)ポリ
エステルポリオールおよび/またはポリエーテルポリオ
ールからなるポリオール化合物、(b)水および(c)
イソシアネート化合物からなる合成樹脂バインダー、中
空粒子、硬化触媒、ならびに所望によりレベリング剤お
よび/または整泡剤を含有してなる発泡性塗料組成物を
塗布し、このように塗布された前記発泡性塗料組成物を
硬化させ、この硬化反応に際し、塗膜の内部層において
発泡を生じさせるとともに、前記内部層において生じた
発泡気泡が塗膜外表面に逸出するのを実質的に防止する
に十分な緻密な層を前記塗膜の表面層に形成するように
してなる多孔質構造の塗膜であって、見掛け密度0.1
〜0.9g/cm3 かつ圧縮率5〜50%の塗膜からなる
クッション性塗膜を形成し、このようにして形成された
クッション性塗膜の表面に上塗り塗膜を形成することを
特徴とする、クッション性塗装物品の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の製品もしくは部
品等の基材表面にクッション性を有する塗膜が形成され
たクッション性塗装物品の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種の製品もしくは部品等(以下、物品
等という)への塗装は、これら物品等の表面の保護と意
匠性の付与を目的として、従来よりごく普通に行なわれ
ているが、近年、消費者の高級化指向の高まりと共にさ
らに一層優れた意匠性と同時に機能性をも備えた塗装製
品が要請されるようになって来ている。たとえば、上記
のような要望に応えるものとして、従来、メタリック
調、パール調、石目調、多彩模様等の比較的意匠性に優
れた塗膜外観が得られる塗料が開発され、実用に供され
ているが、これ等塗料によって得られる塗膜は、通常視
覚のみに訴えた意匠性塗膜に過ぎないものであって、何
等の機能性も有しておらず、従って、上記高級化指向の
要求に十分対応し得るものではない。
【0003】一方、スエード調、皮革調等と称される塗
料は、意匠性に優れた塗膜を形成すると同時に、その塗
膜表面を手で触れた時にスエード状ないし皮革状のソフ
トな感触が得られる点で優れており、機能性塗料の一つ
として特に最近注目されている。しかしながら、これ等
塗膜のソフト感は表面的ないし2次元的なものであっ
て、クッション性を伴うような奥行きのあるソフトな感
触を発現させるような塗膜を与える良好な塗料は今だ得
られていないのが現状である。
【0004】ところで、物品等の表面にクッション性を
付与することの必要性は、多くの産業分野で要望されて
いる。例えば、自動車産業において、自動車の内装部品
として使用されているインストルメントパネルは、事故
等の衝撃から運転者もしくは同乗者を保護する等の機能
的見地から表面意匠性とともに良好なクッション性を有
していることが必要とされているが、従来の塗料によっ
てはそのような機能と外観の双方を満足させることはで
きない。
【0005】このため、従来、自動車のインストルメン
トパネルにおいては、その表面にポリウレタンフォー
ム、発泡PVCシート等でクッション層を形成し、さら
にその上にPVCシートもしくはABS樹脂シート等の
表皮層を形成することによってクッション性を付与する
ことが行われているが、この方法は、多くの工程並びに
成形装置等を必要とし、経済的に不利であるばかりでな
く、形状が複雑な場合のクッション層の形成はきわめて
困難となるという問題がある。また、表皮層によって得
られる意匠性が十分満足し得るものではないため、場合
によっては表皮層の表面にさらに意匠性塗料を塗布しな
ければならないという問題点もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のごと
き現状に鑑みなされたものであって、複雑な形状を有す
る基材に対しても意匠性とクッション性の双方に優れた
塗膜を具備する塗装物品の製造方法を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるクッション
性塗装物品の製造方法は、基材表面の全面もしくは一部
に、(a)ポリエステルポリオールおよび/またはポリ
エーテルポリオールからなるポリオール化合物、(b)
水および(c)イソシアネート化合物からなる合成樹脂
バインダー、中空粒子、硬化触媒、ならびに所望により
レベリング剤および/または整泡剤を含有してなる発泡
性塗料組成物を塗布し、このように塗布された前記発泡
性塗料組成物を硬化させ、この硬化反応に際し、塗膜の
内部層において発泡を生じさせるとともに、前記内部層
において生じた発泡気泡が塗膜外表面に逸出するのを実
質的に防止するに十分な緻密な層を前記塗膜の表面層に
形成するようにしてなる多孔質構造の塗膜であって、見
掛け密度0.1〜0.9g/cm3 かつ圧縮率5〜50%
の塗膜からなるクッション性塗膜を形成し、このように
して形成されたクッション性塗膜の表面に上塗り塗膜を
形成することを特徴とするものである。
【0008】以下、本発明による塗装物品の製造に用い
る発泡性塗料組成物を構成する各成分の作用効果につい
て説明する。 (1)合成樹脂バインダー 上記(a)、(b)および(c)の組成からなる合成樹
脂バインダーは、硬化時、ポリオール化合物(a)とイ
ソシアネート化合物(c)の反応(反応−)と水
(b)とイソシアネート化合物(c)の反応(反応−
)が同時進行し、その結果、反応−によって強靭で
高弾性の塗膜を形成すると共に反応−によって炭酸ガ
スを発生し、その炭酸ガスが形成される塗膜内部層にお
いて発泡を生じさせて多孔質構造を形成し、これによっ
て良好なクッション性が付与される。また、この場合、
後述する硬化触媒との相乗作用によって硬化時に塗膜の
表面層に、塗膜内部層において生じた発泡気泡が塗膜外
表面に逸出するのを実質的に防止するに十分な緻密な層
が形成される。 (2)中空粒子 上記水とイソシアネート化合物の反応(反応−)のみ
で多孔質化した塗膜は、クッション性には優れるもの
の、塗膜強度が低下する傾向がある、均一な塗膜厚とす
るのが難しい、クッション性のコントロールが難しい、
等の問題点が生じ易い。本発明においては中空粒子も多
孔質化塗膜を形成するための必須成分として用いられる
が、本発明者らによれば、この中空粒子による塗膜の多
孔質化と上記反応−による塗膜の多孔質化を併用する
ことによって、上記反応−のみで形成した多孔質化塗
膜における問題点を有効に改善することができるほか、
中空粒子の配合により厚膜塗膜の形成が容易となるの
で、特に良好なクッション性塗膜を形成するのに有用で
あることを見出したものである。 (3)硬化触媒 上記合成樹脂バインダーにおいて、反応−による硬化
塗膜の形成と反応−による炭酸ガスの発生のタイミン
グがずれた場合、すなわち、反応−による塗膜の硬化
が遅れると、発泡気泡の発生のみが先行し、この発泡気
泡が塗膜外表面に逸出し、十分な多孔質構造の塗膜が形
成されないばかりでなく、発泡気泡の逸出孔がクッショ
ン性塗膜表面に形成されるようになり、さらにその上に
塗布される上塗り塗膜の外観を悪くするという欠点が生
じ、反対に反応−による塗膜の硬化が早過ぎると、十
分な発泡が行なわれない内に塗膜が硬化してしまい、良
好なクッション性が得られないという欠点が生じる。
【0009】従って、硬化触媒は、発泡気泡によって十
分な多孔質構造が形成された段階で塗膜硬化が終了する
ように、塗膜の硬化速度を調整する目的で使用される。 (4)レベリング剤および/または整泡剤 上記硬化触媒の使用によって、多孔質構造の形成と塗膜
の硬化を完全に一致させたとしても、クッション性塗膜
表面から発泡気泡の逸出孔を皆無とすることが難しい。
【0010】上記欠点は、硬化触媒と共にレベリング剤
および/または整泡剤(以下、レベリング剤等という)
を併用することにより、塗膜内部層において生じた発泡
気泡が塗膜外表面に逸出するのを実質的に防止するに十
分な、きわめて緻密でかつ平滑な層の塗膜表面層への形
成が可能となり、該塗膜表面上に塗布される上塗り塗膜
の膜厚を比較的薄く形成した場合であっても、表面平滑
な意匠性に優れた塗装物品とすることができる。
【0011】しかしながら、本発明の発泡性塗料組成物
は、上記(1)〜(3)を必須成分として含有する限り
において、塗膜強度に優れると共に塗膜厚が均一でかつ
良好なクッション性ならびに意匠性塗膜を形成すること
ができるので、レベリング剤は必ずしも必須の成分では
なく、特に意匠性が重視される用途に用いるための発泡
性塗料組成物の任意成分として用いるのが好ましい。
【0012】次に、本発明の方法によって形成される塗
膜のクッション特性について説明する。
【0013】上記発泡性塗料組成物によって形成される
クッション性塗膜は、見掛け密度が0.1〜0.9g/
cm3 で圧縮率が5〜50%の範囲であることが必要で、
見掛け密度が0.1g/cm3 未満では、クッション性に
は優れるようになるものの塗膜強度が低下する傾向があ
り、一方、見掛け密度が0.9g/cm3 を超えると塗膜
硬度は増大するもののクッション性に劣るようになる。
【0014】また、クッション性塗膜の圧縮率が5%未
満ではクッション性に劣るようになり、反対に、圧縮率
が50%を超えると塗膜が柔らかくなり過ぎる傾向が生
じ、特に圧縮残留ひずみが増大(復元力が低下)してク
ッション効果の乏しいものとなる。従って、本発明にお
いては、クッション性塗膜の見掛け密度が0.2〜0.
6g/cm3 でかつ圧縮率が10〜40%の範囲であるの
が特に好ましい。
【0015】なお、本発明でいう見掛け密度とは、JI
S K 6401、5.3「見掛け密度試験」法の規定
に準じて測定した値であり、圧縮率とは、クッション性
塗膜の表面に直径40mmの円板を乗せ、該円板上に3kg
f の加重を加えた時のクッション性塗膜の圧縮量を測定
して算出した値である。
【0016】次に、本発明において使用する発泡性塗料
組成物の配合成分についてさらに詳細に説明する。
【0017】合成樹脂バインダーの構成成分であるポリ
オール化合物は、ポリエステルポリオールおよび/また
はポリエーテルポリオールからなり、該ポリオール化合
物は、イソシアネート化合物との組み合わせにおいて、
高弾性、高強度膜を形成する。
【0018】好ましく用いることのできるポリオール化
合物としては、グリセリン、しょ糖もしくはアミノ化合
物等を出発原料とし、これにエチレンオキサイド、プロ
ピレンオキサイドを付加し、分子末端を1級OH化して
反応性を高めてなる重量平均分子量(以下、Mwとい
う)400〜7000のポリエーテルポリオール、およ
び、多価アルコールとポリカルボン酸のエステル化反応
で得られるMw800〜3000のポリエステルポリオ
ール等であり、これらポリエーテルポリオールおよびポ
リエステルポリオールのそれぞれは1種のみの化合物で
構成されていてもよく、あるいは2種以上の化合物の混
合物で構成されていても良い。用い得るポリオール化合
物の具体例としては、住友バイエルウレタン社製(商品
名)デスモフェン550u、同1600u、同165
2、同1900u、同1150;住友バイエルウレタン
社製(商品名)スミフェン3900、同5200;日本
ポリウレタン工業社製(商品名)ニッポラン4042、
同4070等が挙げられる。
【0019】また、合成樹脂バインダーの構成成分であ
る水は、上記ポリオール化合物95〜99.95%に対
し5〜0.05重量%の範囲で使用するのが好ましい。
水が5重量%より多くなると多孔質化が急激に進み、多
孔質構造および塗膜厚が不平均となり易く、従って、ク
ッション性においてもバラツキが生じ易く、これとは反
対に0.05重量%より少なくなると、多孔質化が十分
に行なわれず、クッション性の乏しい塗膜となる。
【0020】なお、他の配合成分、例えば、中空粒子お
よび任意に配合される顔料もしくは充填材等の表面に
は、水分が付着しているのが普通であり、従って、必ず
しも改めて水として配合する必要はなく、この付着水分
の存在によっても十分多孔質構造を形成する場合がある
ので、このような付着水も、本発明における水成分とし
て本発明の範囲に含むものとする。
【0021】合成樹脂バインダーの構成成分であるイソ
シアネート化合物は、従来からポリウレタン樹脂の製造
において慣用されている各種のイソシアネート化合物の
中から適宜に選択して用いることができる。具体例とし
ては、ジフェニルメタンジイソシアネート化合物、トリ
レンジイソシアネート化合物、キシレンジイソシアネー
ト化合物、ヘキサメチレンジイソシアネート化合物が挙
げられる。
【0022】イソシアネート化合物と上記ポリオール化
合物および水との配合量は、ポリオール化合物および水
中のOH基1モルに対し、イソシアネート化合物中のN
CO基が0.8〜1.5モルに相当する量とするのが好
ましい。
【0023】本発明において用いることのできる中空粒
子の材質は、有機質系および無機質系のいずれでもよ
い。しかしながら、有機質系はクッション性塗膜の形成
には適しているが、形成される塗膜の強度を低下させる
傾向があるので実用性に乏しく、その点無機質系中空粒
子は、塗膜の圧縮強度の低下が小さいので本発明におい
ては好ましく用いられ得る。
【0024】上記中空粒子において、有機質系中空粒子
の具体例としては、ポリ塩化ビニリデンビーズ、ポリプ
ロピレンビーズ、アクリロニトリルビーズ、フェノール
マイクロバルーン、アクリル樹脂粒子等であり、無機質
系中空粒子の具体例としては、シラスバルーン、中空ガ
ラスビーズ等である。また、これら中空粒子の平均粒子
径は、10〜150μmの範囲のものを用いるのが好ま
しく、中空粒子の平均粒子径が10μmより小さいと、
十分なクッション性が得られないことがあり、平均粒子
径が150μmより大きいと、塗膜表面の平滑性、均一
性が損なわれ、意匠性に優れた塗膜とはなり得ないこと
がある。
【0025】中空粒子は、上記合成樹脂バインダー10
0重量部に対し5〜50重量部の範囲で用いるのが好ま
しく、配合量が5重量部より少ないと、十分な多孔質化
構造が形成されず、見掛け密度が大きくなって良好なク
ッション性が得られ難くなり、50重量部より多くなる
と、良好な多孔質構造が形成されるが、得られる塗膜の
機械的強度が低下するようになる。
【0026】本発明において使用される硬化触媒は、特
に限定するものではなく、ポリウレタン樹脂の製造にお
いて慣用されている、例えば、スタナスオクトエート、
ジブチルチンジアセテート、ジブチルチンジラウレー
ト、ジンクステアレート、トリエチレンジアミン、N,
N,N′,N′‐テトラメチルヘキサン‐1,6‐ジア
ミン、N,N‐ジメチルシクロヘキシルアミン、N,
N,N′,N″,N″ペンタメチルプロピレントリアミ
ン、ジメチルアミノエタノール、N‐エチルモルホリン
等が用いられ得る。上記硬化触媒の使用量は、合成樹脂
バインダー100重量部に対して0.1〜5重量部であ
るのが好ましく、0.1〜1.5重量部の範囲であるの
が特に好ましい。触媒量が0.1重量部より少ないと平
滑でかつ緻密な表面層が形成されぬままに多孔質化が進
み、クッション性塗膜の表面状態を悪くし、1.5重量
部より多くなると多孔質構造が形成されぬままに塗膜の
硬化が完結し、クッション性の乏しいものとなる。
【0027】また、上記硬化触媒の中でも有機すず化合
物系触媒は、ポリオール化合物を活性化して樹脂化反応
を促進させ、クッション性塗膜の表面層を緻密にする効
果があるので、その全部または一部を有機すず化合物で
構成してなる硬化触媒を用いるのが好ましい。この場合
の有機すず化合物触媒は、触媒量中0.1〜0.3重量
部とし、残部を有機すず化合物以外の硬化触媒で構成し
てなる混合触媒とするのが好ましい。
【0028】本発明において用いることのできるレベリ
ング剤等の具体例としては、ポリエーテル変性ジメチル
ポリシロキサン、ポリエステル変性ジメチルポリシロキ
サン、ポリエーテル変性メチルアルキルポリシロキサン
等の、主としてシリコーン系化合物が好ましく挙げら
れ、これら化合物の中でも比較的表面張力の低下の小さ
いタイプ、例えば、BYKケミー社製、シリコン添加剤
BYK−320、同BYK−325等および日本ユニカ
ー社製、整泡剤L−520、同L−720等が特に好ま
しく用いられ得る。
【0029】レベリング剤等の使用量は、上記合成樹脂
バインダー100重量部に対し、0.05〜5重量部が
好ましく、0.5〜2重量部であるのが特に好ましい。
【0030】レベリング剤等の使用量が0.05重量部
より少ないと、レベリング効果、すなわち、緻密でかつ
平滑な塗膜表面層の形成に効果が小さく、発泡気泡の逸
出孔、ピンホール等の表面欠陥が生じやすくなり、5重
量部より多くなると発泡気泡の消泡効果が生じて、十分
な多孔質化が行なわれなくなると共に、塗膜の収縮や、
上塗り塗膜のリコート性が悪くなる。
【0031】本発明の発泡性塗料組成物には、上記各配
合成分の他に、種々の塗料用添加剤を慣用量で含有させ
ることができる。具体的には、塗料粘度調整剤(有機溶
媒等の希釈剤、ポリアマイド系、繊維素系、有機ベント
ナイト、金属石けん等の増粘剤)、顔料または染料等の
着色剤、無機質繊維もしくは有機質繊維等の補強材、沈
降防止剤等である。
【0032】発泡性塗料組成物は、塗料業界で慣用され
ている種々の塗装方法、例えば、スプレー、フローコー
ト、デイッピング、刷毛塗り、ロールコート等で物品等
を構成する基材の全面もしくは一部表面に塗装し、次い
で適宜な方法で乾燥することによって形成することがで
き、形成されるクッション性塗膜は硬化後の塗膜厚が
0.1〜5mmの範囲であるのが好ましく、塗膜厚が0.
1mm未満では良好なクッション性が得られず、5mmを超
えるとクッション性においては問題のない塗膜が形成さ
れるが、塗装時にだれが生じ易く、また均一な塗膜を形
成するのが難しくなる。
【0033】以上のようにして形成されたクッション性
塗膜の上には、さらに上塗り塗膜が形成されるが、クッ
ション性塗膜が基材の一部表面に形成された場合でも、
該上塗り塗膜は基材の全面を覆うように形成するのが好
ましい。使用し得る上塗り塗料としては特に限定される
ものではなく、塗料業界で一般的に用いられているもの
の中から適宜選択して用いることができる。例えば、意
匠性を重要視する場合等ではスエード調塗料、皮革調塗
料、メタリック塗料等が好ましく用いられる。
【0034】本発明によるクッション性の付与は、クッ
ション性塗膜を基材表面に直接形成することによって行
なっても良く、あるいは、必要ならば適宜なプライマー
層を介して形成しても良い。また、プラスチックフィル
ム、紙等のシート状基材にクッション性塗膜を予め形成
しておき、該基材を任意の基材表面に貼着するようにし
ても良く、いずれの場合も本発明の範囲に含まれるもの
である。
【0035】上記本発明によってクッション性の付与で
きる基材としては、特に限定されるものではなく、プラ
スチック、金属、木材、窯業系素材、紙、ないしは、こ
れ等によって構成されてなる各種の物品等であり、さら
に具体的には、先に例示したインストルメントパネルを
始めとする種々の自動車用内外装部品、家電、建材、家
庭用品、事務機器類等きわめて広範囲である。また、本
発明方法によってクッション性の付与された物品等は、
意匠性に優れている他、多孔質なクッション性塗膜が形
成されているため、防音性、遮温性、防振性等の機能も
付随的に有しており、高級化指向の要求にも十分対応し
得るものである。
【0036】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明する。なお、以下の実施例中、各成分の組成比は
特にことわりのないかぎり重量部で示した。実施例1 下記処方にしたがって各成分を均一に混合し、クッショ
ン性塗膜の構成成分である主剤混合物を調製した。
【0037】 ポリエステルポリオール(OH当量340) 40g ポリエーテルポリオール(OH当量500) 60g 平均粒子径65μmのガラス中空ビーズ 10g 顔料(酸化チタン) 10g トリエチレンジアミン(硬化触媒) 0.1g ジブチルチンジラウレート(硬化触媒) 0.2g Zn含有率8%のジンクオクテート(硬化触媒) 2.0g (含有水 約0.16g) 上記の主剤混合物に、イソシアネート化合物としてジフ
ェニルメタンジイソシアネート(アミン当量135)3
9gを混合して発泡性塗料組成物とし、これを直ちにア
ルミニウム基材表面に、塗膜厚1mmとなるようにエアレ
ススプレーで塗装し、80℃×30分間硬化処理を行な
い、クッション性塗膜を形成した。得られたクッション
性塗膜中には中空粒子によって構成された多孔質構造
と、ガラス中空ビーズおよび顔料の付着水(実測値で
0.16gの付着水を含有)によって構成された多孔質
構造の両方が形成されており、この塗膜の上にさらにス
エード調塗料(藤倉化成社製、商品名ベルベックス)を
塗膜厚40μmとなるようにスプレー塗装したところ、
意匠性に優れた表面が得られ、手で触れた感触はきわめ
てクッション性に優れたものであった。また、発泡性塗
料組成物について下記試験法により見掛け密度および圧
縮率を試験したところ、見掛け密度は0.44g/cm3
で、圧縮率は20%であり、塗膜強度においても塗膜に
破れ等の欠点が発生せず、良好な塗膜強度を有してい
た。試験方法: (1)見掛け密度(g/cm3 );JIS K 640
1、5.3「見掛け密度試験」法に準じ、クッション性
塗膜の1cm3 当たりの重量(g)を測定して見掛け密度
とする。 (2)圧縮率:内径40mm、高さ100mmのポリエチレ
ン製容器内で発泡性塗料組成物を硬化させた試験体(ク
ッション性塗膜)を、高さ50mmに切り取り、この円筒
上にプラスチック製円板を乗せ、この円板に3kgf の加
重を加えた時の試験体の高さ(Tmm)を測定し、下記式
により圧縮率を算出する。
【0038】 圧縮率(%)=〔(50−T)/50〕×100 (3)塗膜強度:塗膜厚1.0mmで形成したクッション
性塗膜の表面を、塗膜硬度試験用HB鉛筆を用いて引っ
掻き、塗膜の破れの有無を観察する。実施例2〜4、および、比較例1、2 上記実施例1の各成分を用い、下記第1表の処方で発泡
性塗料組成物を調製し、得られた塗料を用いて上記実施
例と同様にしてクッション性塗膜を形成し、次いで試験
し、その結果を併せて第1表に示した。なお、意匠性、
クッション性および塗膜強度の評価基準は下記にしたが
った。 (1)意匠性:○;きわめて意匠性に優れた塗膜外観、
△;表面平滑性に劣り、意匠性が損なわれる、(2)ク
ッション性:○;きわめて優れたクッション性、○〜
△;形成された塗膜はやや硬いが、クッション性を損な
う程ではない、×;塗膜は硬くクッション性殆んどな
し、(3)塗膜強度:○;塗膜の破れ発生せず良好な塗
膜強度、×;塗膜に破れ発生、 第1表 実施例番号 実 施 例 比較例 組成・試験結果 2 3 4 1 2 配合組成; ポリエステルポリオール 40 40 30 30 30 ポリエーテルポリオール 60 60 70 70 70 水 1.0 1.0 0.5 2.0 − 中空ガラスビーズ 10 20 5 50 5 酸化チタン 10 5 20 10 45 トリエチレンジアミン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 ジブチルチンジラウレート 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 ジンクオクテート 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 ポリイソシアネート化合物 54 54 45 67 37 試験結果; 見掛け密度(g/cm3 ) 0.25 0.20 0.90 0.05 1.05 圧 縮 率(%) 28.5 35.0 5.5 50.0 5.0 意 匠 性 ○ ○ ○ △ ○ クッション性 ○ ○ ○〜△ ○ × 塗 膜 強 度 ○ ○ ○ × ○ 実施例5、6、および比較例3〜5 上記実施例1の各成分の他に、合成樹脂バインダーとし
て湿気硬化型ポリウレタン樹脂、アクリル樹脂、および
中空粒子として塩化ビニリデン樹脂中空ビーズ(平均粒
子径20μm)を用い、下記第2表の処方で発泡性塗料
組成物を調製した。得られた塗料を用い、上記実施例1
と同様の方法でクッション性塗膜を形成し、次いで試験
し、その結果を併せて第2表に示した。なお、意匠性、
クッション性および塗膜強度の評価基準は実施例2にし
たがった。
【0039】 第2表 実施例番号 実施例 比 較 例 組成・試験結果 5 6 3 4 5 配合組成; ポリエステルポリオール 30 − 60 10 − ポリエーテルポリオール 70 − 40 90 − 水 1.0 2.0 − 2.0 − 湿気硬化型ポリウレタン − 100 − − − アクリル樹脂 − − − − 100 中空ガラスビーズ − 20 20 5 20 塩化ビニリデン中空ビーズ 20 − − − − 酸化チタン 10 − 5 5 5 トリエチレンジアミン 0.1 1.0 0.1 0.1 − ジブチルチンジラウレート 0.2 − 0.2 0.2 − ジンクオクテート 2.0 − 2.0 2.0 − ポリイソシアネート化合物 52 − 42 64 − 酢酸エチル − − − − 75 トルエン − − − − 75 試験結果; 見掛け密度(g/cm3 ) 0.55 0.15 0.52 0.15 0.45 圧 縮 率(%) 20.0 45.0 0 65.0 0 意 匠 性 ○ ○ ○ △ ○ クッション性 ○ ○ × ○〜△ × 塗 膜 強 度 ○ ○ ○ × ○ 実施例7〜16 ポリエーテルポリオールとして住友バイエルウレタン社
製デスモフェン550u/同1900u=15部/45
部の混合ポリオール、ポリエステルポリオールとしてデ
スモフェン1150、平均粒子径25μmの中空ガラス
ビーズ、平均粒子径100μmの中空ガラスビーズ
およびレベリング剤としてシリコン添加剤BYK−32
5を、またそれ以外の成分については上記実施例の各成
分を用い、下記第3表と同様の処方で発泡性塗料組成物
を調製し、得られた塗料を用いて上記実施例と同様にし
てクッション性塗膜を形成し、次いでこの塗膜上にスエ
ード調塗料(藤倉化成社製、商品名ベルベックス)を塗
膜厚30μmとなるようにスプレー塗装して塗装物品を
製造した。
【0040】以上のようにして得られた発泡性塗料組成
物および塗装物品について、上記実施例同様に評価し、
評価結果を下記第3表に示した。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明は、基材表面に上記特定の組成か
らなる発泡性塗料組成物の塗布によってクッション性塗
膜を形成し、次いでその上に上塗り塗膜を形成するとい
う比較的簡単かつ迅速な方法によって意匠性およびクッ
ション性の双方に優れた塗装物品を製造することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小 田 卓 示 東京都板橋区蓮根3丁目25番3号 藤倉化 成株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材表面の全面もしくは一部に、(a)ポ
    リエステルポリオールおよび/またはポリエーテルポリ
    オールからなるポリオール化合物、(b)水および
    (c)イソシアネート化合物からなる合成樹脂バインダ
    ー、中空粒子、硬化触媒、ならびに所望によりレベリン
    グ剤および/または整泡剤を含有してなる発泡性塗料組
    成物を塗布し、 このように塗布された前記発泡性塗料組成物を硬化さ
    せ、この硬化反応に際し、塗膜の内部層において発泡を
    生じさせるとともに、前記内部層において生じた発泡気
    泡が塗膜外表面に逸出するのを実質的に防止するに十分
    な緻密な層を前記塗膜の表面層に形成するようにしてな
    る多孔質構造の塗膜であって、見掛け密度0.1〜0.
    9g/cm3 かつ圧縮率5〜50%の塗膜からなるクッシ
    ョン性塗膜を形成し、 このようにして形成されたクッション性塗膜の表面に上
    塗り塗膜を形成することを特徴とする、クッション性塗
    装物品の製造方法。
  2. 【請求項2】前記クッション性塗膜の膜厚が、0.1〜
    5mmである、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記硬化触媒が錫化合物を含有してなる、
    請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記中空粒子が、平均粒子径10〜150
    μmの中空ガラスビーズからなる、請求項1に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の方法によって得られたク
    ッション性塗装物品であって、前記クッション性塗膜
    が、見掛け密度0.1〜0.9g/cm3 かつ圧縮率5〜
    50%の塗膜からなることを特徴とする、クッション性
    塗装物品。
  6. 【請求項6】前記基材が、自動車のインストルメントパ
    ネルの構成基材である、請求項5に記載のクッション性
    塗装物品。
JP3238299A 1991-03-08 1991-09-18 クツシヨン性塗装物品の製造方法 Pending JPH0531457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3238299A JPH0531457A (ja) 1991-03-08 1991-09-18 クツシヨン性塗装物品の製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6781291 1991-03-08
JP3-67812 1991-03-08
JP3238299A JPH0531457A (ja) 1991-03-08 1991-09-18 クツシヨン性塗装物品の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531457A true JPH0531457A (ja) 1993-02-09

Family

ID=26409017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3238299A Pending JPH0531457A (ja) 1991-03-08 1991-09-18 クツシヨン性塗装物品の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0531457A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1352917A1 (en) * 2002-04-08 2003-10-15 Fujikura Kasei Co., Ltd. Expandable coating composition, coated product, and production method for expanded coating film
JP2004052423A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Matsushita Electric Works Ltd 光触媒機能建材とその製造方法
KR100411621B1 (ko) * 1995-12-29 2004-05-31 고려화학 주식회사 다채무늬감성도료조성물
WO2007092426A1 (en) * 2006-02-06 2007-08-16 3M Innovative Properties Company High build coating composition and coatings formed therefrom
CN106715614A (zh) * 2014-09-30 2017-05-24 美凯威奇兄弟有限责任两合公司 阻隔层及其在塑料基材上的涂布体系中的用途
JP2022160152A (ja) * 2021-04-06 2022-10-19 藤倉化成株式会社 下塗塗料とその製造方法および塗膜付き基材の製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100411621B1 (ko) * 1995-12-29 2004-05-31 고려화학 주식회사 다채무늬감성도료조성물
EP1352917A1 (en) * 2002-04-08 2003-10-15 Fujikura Kasei Co., Ltd. Expandable coating composition, coated product, and production method for expanded coating film
JP2003292889A (ja) * 2002-04-08 2003-10-15 Fujikura Kasei Co Ltd 発泡性塗料組成物および発泡塗膜を備えた塗装品ならびに発泡塗膜の形成方法
US6908951B2 (en) 2002-04-08 2005-06-21 Fujikura Kasei Co., Ltd. Expandable coating composition, coated product, and production method for expanded coating film
JP2004052423A (ja) * 2002-07-22 2004-02-19 Matsushita Electric Works Ltd 光触媒機能建材とその製造方法
WO2007092426A1 (en) * 2006-02-06 2007-08-16 3M Innovative Properties Company High build coating composition and coatings formed therefrom
CN106715614A (zh) * 2014-09-30 2017-05-24 美凯威奇兄弟有限责任两合公司 阻隔层及其在塑料基材上的涂布体系中的用途
JP2017534714A (ja) * 2014-09-30 2017-11-24 マンキーヴィッチ ゲブリューダー ウント コンパニー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲーMankiewicz Gebr. & Co. GmbH& Co. KG バリア層、及びプラスチック基板のコーティングシステムにおけるその使用
US10519293B2 (en) 2014-09-30 2019-12-31 Mankiewicz Gebr. & Co. Gmbh & Co. Kg Barrier layer and use thereof in coating systems on plastic substrates
JP2022160152A (ja) * 2021-04-06 2022-10-19 藤倉化成株式会社 下塗塗料とその製造方法および塗膜付き基材の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10144157B2 (en) In-mold-coated automotive interior and other products, and methods for manufacturing same
KR101483381B1 (ko) 자기 가교형 폴리실록산 변성 폴리히드록시 폴리우레탄 수지, 그 수지를 포함한 수지 재료, 그 수지의 제조방법, 그 수지를 사용하여 이루어진 인조 피혁 및 열가소성 폴리올레핀 표피재
EP2115024B1 (en) Water borne soft-feel coating composition
JP2004505135A (ja) 厚いゲル状ベース層およびポリウレタンラッカーのトップ層を含んでなる多層塗装系、並びにその製造および使用
MXPA06004604A (es) Articulo interior de vehiculo de laminado de piel integrada, metodo para manufacturar resina de poliuretano no espumante y metodo para manufacturar laminado de piel integrada usando el mismo.
US3752695A (en) Coated polyurethane foam having an integral skin
JPH0531457A (ja) クツシヨン性塗装物品の製造方法
JPS59191743A (ja) ウレタン発泡体の製造法
EP3688051A1 (en) A coating system
US3640938A (en) Polyurethane composition and its use to form polystyrene laminates
JP2003292889A (ja) 発泡性塗料組成物および発泡塗膜を備えた塗装品ならびに発泡塗膜の形成方法
JP2001234120A (ja) 金属板用塗料並びに塗装金属板及びその製造方法
US3796593A (en) Polyurethane composition and its use to form polystyrene laminates
JPS6316406B2 (ja)
JP3923021B2 (ja) 塗膜を有する物品
JP4130752B2 (ja) 発泡性塗料組成物、塗装品
CN110938358A (zh) 水性聚氨酯油漆、由其制备的高耐水性制品及高耐水性皮革
KR0156729B1 (ko) 폴리우레탄 완속회복 매트재
JPH0812880A (ja) 硬質ウレタンフォーム成形体の製造方法
JPH05287238A (ja) 復元性塗料組成物
JPH0841154A (ja) 擬木や合成木材に適する硬質ウレタンフォーム成形体の製造方法
JP2001011369A (ja) ウレタン樹脂被覆用塗装組成物及びその塗装方法
JPS63132919A (ja) 軟質感を有する成形品およびその製法
JPH01249434A (ja) フロック加工製ウレタン成形品
JP2004051838A (ja) 発泡性塗料組成物、塗装品、並びに発泡塗膜の形成方法