JPS59191743A - ウレタン発泡体の製造法 - Google Patents

ウレタン発泡体の製造法

Info

Publication number
JPS59191743A
JPS59191743A JP58066646A JP6664683A JPS59191743A JP S59191743 A JPS59191743 A JP S59191743A JP 58066646 A JP58066646 A JP 58066646A JP 6664683 A JP6664683 A JP 6664683A JP S59191743 A JPS59191743 A JP S59191743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
catalyst
polyol
mold
foam
urethane foam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP58066646A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH038370B2 (ja
Inventor
Keiichi Nakatani
中谷 啓一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANABOTSUTO KK
Original Assignee
SANABOTSUTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANABOTSUTO KK filed Critical SANABOTSUTO KK
Priority to JP58066646A priority Critical patent/JPS59191743A/ja
Publication of JPS59191743A publication Critical patent/JPS59191743A/ja
Publication of JPH038370B2 publication Critical patent/JPH038370B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウレタン発泡体の製造法に関するものである。
さらに詳しくは悪臭がなく、モールドフオーム発泡時の
発泡混合物の流れ性が良く、かつ発泡完了後の該フオー
ムのポリ塩化ビニルなどの表面被覆物またはウレタン成
型品の被膜や塗膜を変色させたり劣化させることがない
ポリウレタンフォームの製造法に関するものである。
従来、注入方式によるモールドフオーム方法トか、いわ
ゆる「反応型液状射出成型法」であるリアクションイン
ジエクション方法(以下RI M法と云う)などによる
ポリウレタンフォーム成型品の製造には主触媒としてト
リエチレンジアミン〔1,4−ジアザビシクロ(2,2
,2)オクタン〕などと助触謀としてN−メチルまたは
N−エチルモルホリン頴、N、N、N’、N’−テトラ
メチルエチレンジアミン、トリエチルアミンナトの揮発
性3級アミン類が使用されてきtこ。主触媒のトリエチ
レンジアミンは昇華性が強く、そのためウレタン成型品
の被覆物(ポリ塩化ビニルなど)のトリエチレンジアミ
ンによる脱塩酸反応による変色(ビニルスティン)や、
RIM成型品ではアルミ粉末含有のメタリック塗装層ま
ど昇華・移行してきたトリエチレンジアミンによるア7
レミの腐食・黒変化などの欠点があり、一方助触1県の
揮発性3級アミンはウレタン成型品の表皮層の形成には
有効ではあるが、工程中特に脱型時の悪臭やアミン蒸気
による人体(特に目)に苅する。急性および慢性毒性が
問題であった。
捷だポリウレタンフォーム製造の触(県トしてジアルキ
/I/置換1級アミン頚を使用することが紹介された(
特開昭46−4846)。しかしこの方法では」−記揮
発性3級アミンと同様、悪臭・毒性の問題があり、さら
に発泡時の流れ性が悪< % :i!、、’2のすみず
みまで反応物が充填されないという成型性の問題があっ
た。
本発明者は被覆材質(ポリ塩化ビニルなど)や塗膜を新
色させるととなく、取扱い時の悪臭発生がなく、流れ性
よく、かつ表皮形成にすぐれたウレタン発泡体の製造法
について鋭意検討した結果本発明に到達した。すな−)
フち本発明は有j’i、l’、ポリイソシアネートとポ
リオールを発泡剤および触媒の存在下に反応させてウレ
タン発泡体を製造する方l去において、11虫ム・、つ
として一般式(式中、R1とR2はそれぞれ炭素数1な
いし4のアルキル に窒素原子と結合して3ないし6員環のへテロ環を形成
していてもよい。R,は炭素数2以上のアルキレン基で
ある。)で示されるポリアミンの炭酸塩(以下、本発明
の触媒ということもある)を使用することを特徴とする
ウレタン発泡体の製造法(第1発明)および上記製造法
で表皮を有するポリウレタンフォーム成型品を製造する
方法において一ヒ記触媒を使用することを特徴とする表
皮付きウレタン発泡成型品の製造法(第2発明)である
本発明の触媒を示す一般式(1)において、R工とR2
である炭素数1〜4のアルキル基としてはメチ7し、エ
チル、n−またはイソ−プロピμ,n−またはイソ−ブ
チμなどの直鎖または分岐を有するアルキル基があげら
れるsRlとR2は相互に結合してエチレン、n−また
はイソ−プロピレン、テトラメチレン、ペンタメチレン
などの基を形成しさらに窒素原子と結合して3ないし6
員]系のへテロ環を形成していてもよい。
上記R,,R2のうち好ましくは触1県活性の点からメ
チル基である。R3であるアルキレン基としては炭素数
2〜12のアlレキレン基たとエバエチレン。
n−プロピレン、テトラメチレン、ヘキサメチレン、2
−工flレヘキシレン,テカメチレン,ナトの直鎖才た
は分岐を有するアルキレン基があげられ、好ましくは触
U′^活性の点からエチレン、n−プロピレンおよびn
−ブチレン基である。
一般式(1)で示される化合物としては下記の化合ジア
ルキルアミノアルキルアミン チルアミノエチルアミン、ジメチルアミノプロピルアミ
ン ジエチルアミノプロピルアミン、ジプチルアミノエ
チルアミン、ジメチルアミノオクチルアミン、ジプロピ
ルアミノプロビルアミンなど)と炭酸との塩 (9) へテロ]糎式アミノアルキルアミン5( RN
−R3−NH2〕と炭酸との塩 ペテロ環式アミノアルキルアミン頬C2−(1−アジリ
ジニ/I/)エチ/レアミン 4−(1−ピベリジニ)
V ) −2−ヘキシルアミンのはジメチルアミノプロ
ピルアミン、ジメチルアミノエチルアミンなどのポリア
ミンの炭酸塩である。
ポリアミンと炭酸の塩において、そのモル比は通常7〜
1:1〜4.好ましくは5〜1:1〜3である。モル比
が7より大:1の陽合は遊離のポリアミンの悪臭やアミ
ン蒸気による人体に対する毒性の問題があり、モル比1
:3より大では触媒活性が低下し、またウレタン発泡体
のポリ塩化ビニルなどの表面被覆物を変色させる。この
塩は公知の方法、例えばポリアミンの水溶液を室温また
は冷却下常圧または加圧下で二酸化炭素ガスまたはドラ
イアイスと接触混合・攪拌することによって容易に得ら
れる。また逆に炭酸水溶液にポリアミンを混合攪拌する
ことによっても得られる反応によって得られるポリアミ
ンの炭酸塩は次のような一般式で示されろ。
(式中、R,、R2,R3は既に記載と同じである。)
本発明の触媒は単独で使用することもできるが、必要に
より他のウレタン反応の公知の触媒と併用することがで
きる。他の触媒としてはたとえばアミン系触媒〔1,8
−ジアザビシクロ(5、4、0〕ウンデセン−7または
その有機酸塩(U−CAT 5AKil。
SA陽102.サンアボット株式会社製)、1,3.5
−トリス(3−ジメチルアミノプロピ/I/)へキサヒ
ドロ−5−)リアジン(POLACAT 41 、 P
OLYCATはアボットラボラトリ−ズ N−)リス(3−ジメチルアミノプロピ/L/ )アミ
ン(POLACA.T 9)、N−メチル−N,N−ビ
ス(3−ジメチルアミノプロピル)アミン(POLAC
AT 77)すどの比較的高分量のアミン触媒が好まし
い。また1、4−ジアザ−ビシクロ(2,2.2)オク
タン、N,N−ジメチルアミノエタノールアミンなど〕
および/または金属触幅〔スタナスオクトエート、シプ
チw j スシヲウV−)、フオムレツッUL−22(
メルカプタンすず,米国ライトコ製など〕と併用するこ
ともできる。
本発明の触媒と上記アミン系触媒との併用比率は重量基
準で通常1:10〜10:1好ましくは1:4〜4:1
である。また、金属触媒との併用比率は1:5〜1:0
001好ましくは1:1〜1:α01である。
本発明にかいて使用する有機ポリイソシアネートおよび
ポリオールとしては硬質,半硬質,軟質ポリウレタンフ
ォーム、エラストマー発泡体およびポリウレタン成型品
などの製造に通常用いられているすべてのもの:l)は
あげられる。
有]ぞポリイソシアネートとしては芳香族ポリイソシア
ネート(トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン
ジイソシアネートなど)、脂肪族ポリイソシアネート(
ヘキサメチレンジイソシアネートなど)、脂環式ポリイ
ソシアネート(イソホロンジイソンアネートなど)これ
らの変性物(例えばカルボジイミド変性)およびこれら
とポリオールとの反応による遊離イソシアネート含有プ
レポリマーがあげられる。
これらの有,:〆こポリイソシアネートのうち好ましい
ものは芳香族ポリイソシアネートである。
ポリオールとしては高分子ポリオールたとえばアルキレ
ンオキサイド類(エチレンオキサイド。
プロピレンオキサイド、1,2−および1,4−プチレ
ンオキサイドなど)の水,多価アルコール(エチレンク
リコーIし,フロピレンク!J :l− IV すどの
グリコール;グリセリン、トリメチロ−pプロパン、ト
リエタノールアミン、ペンタエリスリトール、ソルビ)
−/l’,L/よ糖など3個以上のOH&を有するポリ
オール)およびアミン化合物(エチレンジアミン、ジエ
チレントリアミン、トリレンジアミン、キシリレンジア
ミン、ピペラジン、N−アミノアルキルピペラジン、N
、N−ジメチルアミノプロヒ7レアミン、シクロヘキシ
レンジアミンなど)への付加した構造を有するポリエー
テルポリオール エチレン性不飽和重量体(アクリロニトリル、スチレン
、メタクリル酸メチル、ブタジェンなど)をラジカル発
生剤などの重合触1県の存在下に反応させた重合体ポリ
オ−)v (米国特許第3, 383, 351号記!
 ) ;ポリカルボン酸(コハク酸,セバシン酸,マレ
イン酸,アジピン酸,フマル酸,フタル酸,ダイマー酸
など)と−ヒ記の多価アlレコールとの反応によるポリ
エステルポリオール;ポリエステ)Vポリエーテルポリ
オールおよびこれらの二種以上の混合物があげられる。
これらのポリオールのうちで好ましいものはポリエーテ
ルポリオールおよび重合体ポリオ−ルテある。ポリオー
ルのOH価は目的とするポリウレタンの物性に応じて、
例えば10〜600の広範囲に変えろことができろ。可
撓性ポリウレタンフォーム製造にtS、OH−価は通常
10〜100,好”f. シ< ハ1 5〜70,硬質
ボリウレクンフォーム用には曲常200以−1−、好ま
しくは400以上、半硬質ウレタンフオームには約50
〜150のOH価のポリオールか、可撓性用の低OH価
と硬質用の高OH価ポリオールの併用が用いられる。寸
だ末端1級水酸基(20%以−に、好ましくは30%以
ーヒ含有)を有するポリオールもモールドフオームやR
IMでの成型品の製造に併用されることもある。
本発明においては必[により、架橋?lIないしは傾伸
長剤を使用することができ、たとえば低分子ポリオ=/
L/()リエタノールアミン,ジェタノールアミン、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオ
ール、トリメチロ・−ルプロパン,グリセリン、p−ビ
ス(2−ヒドロキシエチル)フェニレンエーテルナト)
およびポリアミン(トリレンジアミン、キシリレンジア
ミン、ジアミノジフェニルメタン、メチレンビス−O−
クロルアニリンなど)があげられる。
本発明において使用される発泡剤としてはハロゲンロ換
脂肪族炭化水素系発泡剤(フロンガス。
メチレンクロライドなど)、水などがあげられる。
また必要により界面活性剤(シリコン整泡剤など)、着
色剤,充填剤,難燃剤,安定剤なども使用することがで
きる。
本発明の触媒の使用量はポリオ−IV 1 0 0重量
部に対して通常α01ないし5重量部、好ましくはα1
ないし2重量部である。α01重量部未満では触媒活性
が低く、反応完了までに時間がかかりすぎる。また5重
量部より大の使用量では得られたウレタンフオームの物
性、特に圧縮強度(ILD)が低下する。
ポリウレタン製造法は従来公知の方法と同じでヨく、ワ
ンショット法,プレポリマー法のいスレも適用できる。
またエラストマーまたはシーラント製造にも適用でき、
主原料,助剤,当量比,添加量なども従来と同様でよい
本発明のウレタン発泡体の製造法は特に表皮を有するポ
リウレタンフォーム成型品(表皮がポリウレタンエラス
トマー捷たはポリ多重化ビニ、n/である)の製造に有
用であるが、これら以外の目的物の製造,RIM法によ
る成型,開放モールドによる成型,真空成型など,コー
ルドキュアーおよびホットキュアー、スラブ法,現地施
工,スプレー法,注入,塗布,含浸なと種々の方法にも
適用できる。
表皮付きウレタン発泡成型品を製造する方法はJm常の
方法で行うことができる。例えばポリオール、架橋剤,
触媒,発泡剤,顔)yl,整泡剤など(ポリイソシアネ
ート成分以外)の均一混合物をA液とし、B液としてポ
リイソシアネートをあらかじめ用意I7ておき、発泡1
セサのAおよびB液タンクに充満する。ミキシングヘッ
ドでA液とB液を混合しモールドに注入するが、発泡機
の注入ノズルよりオープンモールド(金型)に注入し、
モールドを閉じて硬化,脱型する。モールドに種々細工
することによって4正々の表皮を有するポリウレタンフ
オームが得らゾする。
表皮がポリウレタンエラストマーである場合の方法とし
てはインチグラ7レスキンウレタンフオームがあり、こ
れは金型の内部に特殊なウレタンフオーム製造用原液を
注入し発泡成型さ亡る際に、丈夫な表皮が自然に形成さ
せるもので、一工程で同一原料により非発泡の表皮と発
泡した内部J―とができるので、工程の簡略化の面では
最も有利な方法である。(たとえば特公昭47−138
7号公報入”! タ) ランスファーヨー1−モールド
法(TCM法)もあり、−液域リニヤーポリウレタン樹
脂を金型の内側に薄く均一に塗布し乾燥して表皮を形成
させ、然るのちウレタンフオーム製造用原液を注入成型
し、型から成型品をとり出す際に表皮をフオーム表面に
転写させる方法がある。また英国特許第1392119
号(特公昭51−8422に対応)のように、モールド
の内面に(1)有]セサポリイソシアネートとポリオー
ルから製造した実質的に線状のポリウレタンからなる表
層を形成しく2)遊離イソシアネート基含有ボリウレク
ンプレボリマー(ポリオールと過剰のポリイソシアネー
トから製造)と活性氷菓含有硬化剤(ポリオ−/I/)
とからなる二成分型ポリウレタンからなる中間層を両用
しく3)2成分型ポリウレタンが完全に硬化するより前
に、ポリウレタンフォーム原料(W 機ポリイソシアネ
ート、ポリオール、発泡剤を含有)を流し込み、発泡硬
化させる方法を使用することもできる。
また表皮がポリ塩化ビニルである場合の方法としては軟
質ポリ塩化ビニルのシー トを真空成型によって予め型
の内側にセットしておき、その中にウレタンフオーム製
造用原液を注入して発泡成型させるか、あるいは、ポリ
塩化ビニlしのプラスチゾルを金型の内面にて加2、“
・成型するいわゆるスラッシュモールド法によって金型
の内面にポリ塩化ビニルの表皮を形成させておき、然る
後ウレタンフオーム製造用原液を注入して発泡成型する
方法をとることができる。
上記のウレタン発泡体の製造に本発明の触媒を使用する
ことにより行うことができる。
またRIM法により成型してポリウレタン成型品を製造
するとともできる。RIM法により成型してポリウレタ
ン成型品を製造する方法は通常の方法で行うことができ
る。例えばポリオールに架橋剤、触1憇、必要により発
泡剤(水またはフロン11)、顔料、整泡剤を加え均一
に混合したものをA液とし、B iffとしては有7:
゛コポリイソンアネートを予め用意しておき、高圧発泡
機のAおよびB液のタンクに充填する。予め高圧発泡機
の注入ノズルとモールドの注入口とを接続しておき、ミ
キシングヘッドでA液とB液を混合し密閉モールドに注
入し、硬化後成型する。
本発明(第1発明)によるポリアミンの炭酸塩を触媒と
して用い、ウレタン発泡体を製造すると従来公知の揮発
性アミン触媒の如き悪臭、アミン蒸気による毒性が極め
て少い。またモールドへ注入初期の反応物の流れ性がよ
く大型成型品や複雑な型の成型品の製造にも好適である
。また本発明の触媒は1縁アミノ基(−NH2)を有す
るため脱型時にすでに全触媒分子はイソシアネート基と
反応し高分子形成骨格と化学的に結合しているため脱型
時の悪臭発生はホットモールド法による場合にもほとん
どない。
本発明によるポリアミンの炭酸塩を触媒として用いる表
皮付きポリウレタンフォーム成型品または塩ビ被覆ポリ
ウレタン成型品)を製造する方法は、従〕に法に比して
次の点ですぐれている:1)従来揮発性3級アミンがス
キン形成の目的で併用されてきたが、悪臭とアミン蒸気
による毒性があるのに対し、本発明のポリアミンの炭酸
塩は無色ないし黄色の低臭気の液状であり取扱い易い。
(本発明の触媒の原料であるポリアミンそれ自身、;ヨ
室ン晶でも発煙性で強烈なアミン臭を有する。)したが
って揮発性3級アミンは原液作成時も悪臭があるのに対
し、本発明の触媒は原液作成時の悪臭の発生がない。
++)成型品の脱型時(特にホットモールド)の悪臭・
M性は耐えがたい。本発明の触媒は有機ポリイソシアネ
ートと反応し高分子骨格と化学的に結合するため、脱型
時の臭気もほとんどない。
l11)揮発性3級アミンに比して、モールド注入時の
反応物の流れ性が極めて巨好であるため大型モールド品
や復雑な型の成型に適し、ボイドの生成が避けられる。
+V)  I+)に述へた理由で、トリエチレンジアミ
ンなどのように発泡体中より昇華・移行により、被覆物
の塩ビを変色させない。
■)トリエチレンジアミンの如く成型品の表面まで昇華
書移行し、メタリック塗膜の7/レミの黒変をひきおこ
したり、無黄変ウレタン塗膜の変色をひきおこすことが
ない。
以下実施例により本発明を説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。
参考例および実施例における本発明における触媒に使用
した略号を説明すると次の通りである。
DMAPA ニジメチルアミノプロピルアミン。
DEAPA ニジエチルアミノプロピルアミン。
DMAEA ニジメチルアミノエチルアミン。
DEAEA :ジエチルアミノエチ!レアミン。
DMAPA :炭酸(4:3)ニジメチルアミノプロピ
ルアミンと炭酸(モル比4:3)反 応物。以下同様の記tij−を用いる。
参考例1(触媒の臭気の差異) 20°C165%関係湿度の雰囲気で10人のテストパ
ネルを用いて100 mlのビーカー中の10m1の触
(葆の官能テストを行った。結果を表−1に示す。
表−1かられかるように本発明のM媒は無臭〜はとんど
無臭であり、本発明の触媒の原料として用いたジアミン
類そのものは白煙が1こだよい、悪臭は剛えられない。
他の本目的に使用されている3級アミン類もほとんどが
4のランクで激1ツい悪臭を発する。
表−1 (注) 臭気 0:無臭 1:はとんど無臭 2:や\臭気がある 3:かなりの臭気 4:激しい悪臭 5:耐えられない悪臭 実施例1 〔塩ビ一体半硬質フオームの塩ビの変色についてのトリ
エチレンジアミン(TET))とDMAPA 拳炭酸塩
の比較〕透明塩ビシートをモールドに入れ下記処方で塩
ビ一体成型モールドフオームを作成し總表−2 (注1)サンニックスFA−722 色相(ハーゼン) 80 、 OH価55.pHao、
水分0.05%、粘度(25℃)75嶋の分析値を有す
るエチレンオキサイドーチップドボリオール配合品 (注2)サンニツクスFA−728 0て1価24〜29.pH7〜10.水分0.15%以
下酸価α5以下、粘度(25°C)5,0OOcps以
下の分析値を有する重合体ポリオール(ポリエーテルポ
リオールとアクリロニトリルとの反応物)配合品 (注3)ニューボールNP−400 ジエチレントリアミン(1モル)−プロピレンオキサイ
ド(5モ/I/)付加物上記性1゜2.3はいずれも三
洋化成工業(株)の製品である。
塩ビジー1−付きフオーム片をアルミホイルみ120℃
のオーブン50時間処理して塩ビシートの変色をしらべ
た。
着色評価は次の基準で示す。
1;わずかに着色,2;橙色に着色%3:赤色に着色,
4:赤茶色に着色、5:黒色に着色表−3 塩ビシートのみを同条件で処理すると変色度は1であっ
た。
(注4)サンニックスFA−702 色相(ハーゼン)75以下、OH価35〜4α5.pH
5,5〜75.水分01%以下、粘度(25°C)83
0〜97ocpsの分析値を有するエチレンオキサイド
ーチップドポリオール配合品 (注5)イソシアネート混合物 TDI−80と粗MDIの重量比8:2の混合物 参考側発泡と本発明発泡のライスタイム フオーム外観
およびフオーム物性値ははゾ同等であり、悪臭のあるテ
トラメチルエチレンジアミン(TMED)の代りに無臭
のDMAPAΦ炭酸(4: 3 )を用いて曵好なHR
上モールドオームを製造できることが示された。
さらに本発明品DMAPA・炭酸(4:3)を使用した
場合はライズタイムはTMEDの場合とはゾ同一である
が、クリーム・タイムがや(長く初期ライズが遅れるた
め、複雑な型のモーlレドの場合にもすみずみまで反応
物が流れこみ、成形性が向上するとみられる。脱型時、
TMED処方では悪臭がきびしいが、本発明発泡ではほ
とんど無臭であった。
また、DMAPA・炭酸(4:1)を用いた時もDMA
PA・炭酸(4:3)と同様な結果がえられた。
実施例3 〔ホットモールド発泡に紐けるN−メチルモルホリン(
NMM)とDMAPA・炭酸(4:3)の比較〕 表−’; 処方を用いてホットモールドフオームを作成
し、その物性値を測定した。
原料温度25°C1型温40土2°C,キュア一温度1
50℃、キュア一時110分間の牟件で行った。モール
ドと離型剤は実施例2と同じものを使用した。なお脱型
型温は80〜85℃であった。
表−5 一一一一一−フ 、5 (注6)試作ポリオール 0HfilIi53.酸価α1以F、水分(107以下
、粘度540 cps (25℃、BL型粘度計)、p
T(a5±051色相(A P HA)10の分析値を
有するエチレンオキサイド(10%wt)−チツプドト
リオール 実施例2と同様に、クリームタイムかや\長く、成形性
の向−ヒに寄与するとみられ、脱型時の臭気もDMAP
A−央酸(+:3)使用処方ではほとんどなく作業性が
向上する。さらにN M Mに比して1/3〜1/6の
使用量で充分、良好なフオームがえられ、経済的である
また、D M A P A・炭酸(4:1)を用いた時
もDMAPA・炭酸(4:3)とはゾ同様な結果かえら
れた。
実施例4 [HRラフオームモール発泡にオケルモーμド注入初期
の反応物の流れ性、トリエチルアミンとDMAPA・炭
酸(4:3)の比較〕 −発泡処方##キ←施例2)゛− のTMED(α3 ml )をトリエチIV 7ミン(
α3ml )に代えた発泡処方を用い、−一一一   
その他の発泡条件は実施例2と同じである。
モーlレドは縦5歯、横3 Q cm 、深さ30αの
アlレミ製を用い、上面の中心部に注入日付け、上面の
右はしに直径2 mmのベントホールを付けたものを使
用した。
本発明処方では反応初期重合物は流れ性がよいため、モ
ールドのすみずみ丑で入り込み、ボイド。
ヒケの全くみられない直方体のモールドフォームルドの
左下部に約5×5×5cmの大きさらのエア゛ボイドの
あるモー/レドフォームかえられた。
実施例5 (ポリウレタンエラストマー表皮を有するフオームの製
造) (1)  ν111型剤を塗布し70℃に調温した鋳鉄
製金型の内面に次の溶液をスプレーガンにて均一に塗布
し乾燥させた。(部は重量部である)。
−液室リニヤーポリウレタン柑脂溶液100部カーボン
ブラック           1部メチルエチルケト
ン         100部*ボリグチレンアジペー
トジオール、ジフェニルメタンジイソシアネートおよび
エチレンダレコールから合成されたポリウレタン樹脂3
0%、ジメチルホルムアミド20%、メチルエチルケト
ン50%からなる。
(2)次に二液型ウレタンエラストマー原液として次の
混合物をスプレーガンにて約α5關の厚さになるよう(
1)の塗膜の上に重ねて塗布した。
プレポリマー成分   100部 硬化剤成分 (3)  (2)の二液型ウレタンエラストマーの塗布
面が末だ完全に硬化しない間に、次のコールドモー I
Vド軟質ウレタンフオームの原液(混合物)を注ぎ込み
型を閉じて約10分室温で静置し発泡成型させナコ後、
一体成型品を型からとり出し室温で一夜放置してアフタ
ーキュアーさせた。かくして表皮付き軟質ウレタンフオ
ーム製品を得た。
サンニツクスFA−702(め 70 サンニツクスFA−728(y)3゜ 水                  (の  2.
5トリ工チレンジアミン33%ジブ0乃 α80ピレン
グリコール溶液 DMAPA・炭酸(4:3)   伺 α3トーレシリ
コン5RX−274←IJ2.0イソシアネート混合物
     (め3a3器          −261

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 有様ポリイソシアネートとポリオールを発泡剤およ
    び触媒の存在下に反応させてウレタン発泡体を製造する
    方法において、触媒として一般式 (式中、R1とR2はそれぞれ炭素数1ないし4のアル
    キル基であり、R1とR2は相互に結合し窒素原子とと
    もに3ないし6員環のへテロ環を形成していてもよい。 R3はアルキレン基である。)で示されるポリアミンの
    炭酸塩を使用することを′vf徴とするウレタン発泡体
    の製造法。 2、有機ポリイソシアネートとポリオールを発泡剤およ
    び触、二鰐;の存在下に反応させて表皮を有するウレタ
    ン発泡体成型品を製造する方法において触媒として一般
    式 (式中、R1とR2はそれぞれ炭素数1ないし4のアル
    キル基であり、R1とR2は相互に結合し窒素原子とと
    もに3ないし6員、耐のへテロ環を形成していてもよい
    。R3はアルキレン基である。)で示されろポリアミン
    の炭酸塩を使用することを特徴とする表皮付きウレタン
    発泡体成型品の製造法。 a 表皮がポリウレタンエラストマーである特許請求の
    範囲第2項記載の製造法。 4、 表皮がポリ塩化ビニルである特許請求の範囲ん2
    項記載の製造法。
JP58066646A 1983-04-14 1983-04-14 ウレタン発泡体の製造法 Granted JPS59191743A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58066646A JPS59191743A (ja) 1983-04-14 1983-04-14 ウレタン発泡体の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58066646A JPS59191743A (ja) 1983-04-14 1983-04-14 ウレタン発泡体の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59191743A true JPS59191743A (ja) 1984-10-30
JPH038370B2 JPH038370B2 (ja) 1991-02-05

Family

ID=13321863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58066646A Granted JPS59191743A (ja) 1983-04-14 1983-04-14 ウレタン発泡体の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59191743A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215236A (ja) * 1985-07-12 1987-01-23 Matsui Shikiso Kagaku Kogyosho:Kk 熱可逆変色性ポリウレタンフオ−ム
JPH04202215A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Tokyo Seat Kk ウレタンフォーム成形品の製造方法
JPH04214712A (ja) * 1990-09-19 1992-08-05 Tokyo Seat Kk ウレタンフォーム成形品の製造方法
US6596663B1 (en) * 1909-10-13 2003-07-22 Tosoh Corporation Catalyst composition
US6723819B2 (en) 2001-05-22 2004-04-20 Tosoh Corporation Catalyst for production of a polyurethane resin and method for producing a polyurethane resin
US7843700B2 (en) 2004-04-14 2010-11-30 Denso Corporation Semiconductor device
JP2013508430A (ja) * 2009-10-28 2013-03-07 クィーンズ ユニバーシティー アット キングストン 切り替え可能な親水性溶媒およびその使用法
JP2014125490A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 San Apro Kk ポリウレタン樹脂製造用の触媒組成物及び硬質ポリウレタンフォーム又は硬質ポリイソシアヌレートフォームの製造法
JP2015124355A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 理想科学工業株式会社 非水系顔料インク
CN109422912A (zh) * 2017-08-24 2019-03-05 补天新材料技术有限公司 碱性多胺醇胺发泡剂和用于制备聚氨酯喷涂泡沫体材料的用途
CN109422906A (zh) * 2017-08-24 2019-03-05 山东理工大学 乙醇胺碱性发泡剂和用于制备聚氨酯太阳能泡沫体材料的用途
CN109422904A (zh) * 2017-08-24 2019-03-05 山东理工大学 包含仲胺和醇胺盐的发泡剂及用于聚氨酯连续板泡沫体材料中的用途
US10377647B2 (en) 2010-12-15 2019-08-13 Queen's University at Kingson Systems and methods for use of water with switchable ionic strength
US11498853B2 (en) 2010-02-10 2022-11-15 Queen's University At Kingston Water with switchable ionic strength

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531295A (en) * 1976-06-21 1978-01-09 Matsushita Refrigeration Catalyser used for foaming thermal insulator
JPS5817115A (ja) * 1981-07-24 1983-02-01 Sanabotsuto Kk ポリウレタンフオ−ムの製造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531295A (en) * 1976-06-21 1978-01-09 Matsushita Refrigeration Catalyser used for foaming thermal insulator
JPS5817115A (ja) * 1981-07-24 1983-02-01 Sanabotsuto Kk ポリウレタンフオ−ムの製造法

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6596663B1 (en) * 1909-10-13 2003-07-22 Tosoh Corporation Catalyst composition
JPS6215236A (ja) * 1985-07-12 1987-01-23 Matsui Shikiso Kagaku Kogyosho:Kk 熱可逆変色性ポリウレタンフオ−ム
JPH04214712A (ja) * 1990-09-19 1992-08-05 Tokyo Seat Kk ウレタンフォーム成形品の製造方法
JPH04202215A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Tokyo Seat Kk ウレタンフォーム成形品の製造方法
US6723819B2 (en) 2001-05-22 2004-04-20 Tosoh Corporation Catalyst for production of a polyurethane resin and method for producing a polyurethane resin
US7064172B2 (en) 2001-05-22 2006-06-20 Tosoh Corporation Catalyst for production of a polyurethane resin and method for producing a polyurethane resin
US7843700B2 (en) 2004-04-14 2010-11-30 Denso Corporation Semiconductor device
US8179688B2 (en) 2004-04-14 2012-05-15 Denso Corporation Semiconductor device
JP2013508430A (ja) * 2009-10-28 2013-03-07 クィーンズ ユニバーシティー アット キングストン 切り替え可能な親水性溶媒およびその使用法
US11498853B2 (en) 2010-02-10 2022-11-15 Queen's University At Kingston Water with switchable ionic strength
US10377647B2 (en) 2010-12-15 2019-08-13 Queen's University at Kingson Systems and methods for use of water with switchable ionic strength
JP2014125490A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 San Apro Kk ポリウレタン樹脂製造用の触媒組成物及び硬質ポリウレタンフォーム又は硬質ポリイソシアヌレートフォームの製造法
JP2015124355A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 理想科学工業株式会社 非水系顔料インク
CN109422912A (zh) * 2017-08-24 2019-03-05 补天新材料技术有限公司 碱性多胺醇胺发泡剂和用于制备聚氨酯喷涂泡沫体材料的用途
CN109422906A (zh) * 2017-08-24 2019-03-05 山东理工大学 乙醇胺碱性发泡剂和用于制备聚氨酯太阳能泡沫体材料的用途
CN109422904A (zh) * 2017-08-24 2019-03-05 山东理工大学 包含仲胺和醇胺盐的发泡剂及用于聚氨酯连续板泡沫体材料中的用途
CN109422904B (zh) * 2017-08-24 2021-03-19 山东理工大学 包含仲胺和醇胺盐的发泡剂及用于聚氨酯连续板泡沫体材料中的用途
CN109422906B (zh) * 2017-08-24 2021-03-19 山东理工大学 乙醇胺碱性发泡剂和用于制备聚氨酯太阳能泡沫体材料的用途
CN109422912B (zh) * 2017-08-24 2021-04-09 补天新材料技术有限公司 碱性多胺醇胺发泡剂和用于制备聚氨酯喷涂泡沫体材料的用途

Also Published As

Publication number Publication date
JPH038370B2 (ja) 1991-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4517313A (en) Method of making polyurethane foam
CA1291606C (en) Composite plastic moldings and a process for their production
US4111861A (en) Method of molding polyurethanes having mold release properties
EP0386818B1 (en) A method of making objects having an elastomeric outer wall and a synthetic foam core
JPS59191743A (ja) ウレタン発泡体の製造法
US4455340A (en) Flexible molded foam and process for preparation thereof
US5338820A (en) Water-blown polyurethane integral skin foam
GB1120425A (en) Process for the production from polyurethane plastic foam of mouldings covered with a continuous surface coating
US5216035A (en) Water-blown polyurethane integral skin foam
US6410609B1 (en) Low pressure generating polyurethane foams
EP0038463A2 (de) Verfahren zur Herstellung von Polyurethan-Formkörpern
JPS6021975B2 (ja) 芳香族アミンアミド化合物及びそれらの製造方法
US5844012A (en) Process and composition for improving the cure of water-blown molded polyurethane foam
JP5129430B2 (ja) ポリウレタンフォーム成形品の製造方法
JPS6181420A (ja) 高引裂強度軟質ウレタンフオ−ム組成物および製造方法
US5550169A (en) Preparation of water-impermeable polyurethane foam
JPS60206816A (ja) 成形品の製造方法
US4390640A (en) Process for the production of optionally-foamed polyurethanes
JPS6084319A (ja) 樹脂組成物
US4175155A (en) Decorative covering material
DE4213538A1 (de) Integralschaum-formkoerper
JP2001172349A (ja) ポリウレタンフォームの製造方法
BR112014015973B1 (pt) Composição, espuma de poliuretano e método para preparar uma espuma de poliuretano
JPS5817115A (ja) ポリウレタンフオ−ムの製造法
EP0494546B1 (en) Foamed polyurea elastomer