JPH05314342A - 紙葉類収納装置 - Google Patents
紙葉類収納装置Info
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- JPH05314342A JPH05314342A JP4144902A JP14490292A JPH05314342A JP H05314342 A JPH05314342 A JP H05314342A JP 4144902 A JP4144902 A JP 4144902A JP 14490292 A JP14490292 A JP 14490292A JP H05314342 A JPH05314342 A JP H05314342A
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- paper
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- stopper
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成でありながら、紙葉類投入部から
投入された紙葉類を筐体内に円滑且つ確実に収納し得る
ようにした紙葉類収納装置を提供する。 【構成】 紙葉類投入部から投入された紙葉類11は回
転する搬送ベルト12a,12bと保持体14a,14
bとの間に挟持保持された後、押圧体19により筐体1
内方に向けて押圧される。該押圧時に紙葉類11により
保持体14a,14bがばね17a,17bの付勢力に
抗して回動されるため、紙葉類11の保持が解除され、
該紙葉類11は保持体14a,14bにガイドされた状
態となって紙葉類入口4から筐体1内へ送り込まれて、
ストッパ3a,3bと受け体5との間に堆積収納され
る。
投入された紙葉類を筐体内に円滑且つ確実に収納し得る
ようにした紙葉類収納装置を提供する。 【構成】 紙葉類投入部から投入された紙葉類11は回
転する搬送ベルト12a,12bと保持体14a,14
bとの間に挟持保持された後、押圧体19により筐体1
内方に向けて押圧される。該押圧時に紙葉類11により
保持体14a,14bがばね17a,17bの付勢力に
抗して回動されるため、紙葉類11の保持が解除され、
該紙葉類11は保持体14a,14bにガイドされた状
態となって紙葉類入口4から筐体1内へ送り込まれて、
ストッパ3a,3bと受け体5との間に堆積収納され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動販売機、自動預金
機、両替機等の現金受入機に設けられ且つ該現金受入機
が受け入れた多数枚の紙幣等の紙葉類を堆積収納するた
めの紙葉類収納装置に関する。
機、両替機等の現金受入機に設けられ且つ該現金受入機
が受け入れた多数枚の紙幣等の紙葉類を堆積収納するた
めの紙葉類収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の紙葉類収納金庫の従来構造を図
5に示す。この従来の紙葉類収納金庫は、一側面(図に
おいて上側面)に紙葉類入口20を有する筐体21と、
該筐体21内の前記紙葉類入口20近傍に固定され且つ
中央部に該紙葉類入口20と整合する開口部22を有す
るストッパ23と、前記筐体21内に前記ストッパ23
と接離する方向(図において上下方向)に往復動自在に
配設され且つばね24により前記ストッパ23側(図に
おいて上側)に押圧付勢された受け体25とを備えてい
る。そして、図示しない現金受入機が受け入れて図示し
ない搬送手段により前記紙葉類入口20近傍に搬送され
て図5(a)に示す如く相対向した一対のコ字枠状の保
持体26に保持された紙幣等の紙葉類27を図5(b)
に示す如く押圧体28により該紙葉類入口20から前記
筐体21内に押し込んで、図5(c)に示す如く前記ス
トッパ23と前記受け体25との間に挟持して堆積収納
し得るようにしたものである。
5に示す。この従来の紙葉類収納金庫は、一側面(図に
おいて上側面)に紙葉類入口20を有する筐体21と、
該筐体21内の前記紙葉類入口20近傍に固定され且つ
中央部に該紙葉類入口20と整合する開口部22を有す
るストッパ23と、前記筐体21内に前記ストッパ23
と接離する方向(図において上下方向)に往復動自在に
配設され且つばね24により前記ストッパ23側(図に
おいて上側)に押圧付勢された受け体25とを備えてい
る。そして、図示しない現金受入機が受け入れて図示し
ない搬送手段により前記紙葉類入口20近傍に搬送され
て図5(a)に示す如く相対向した一対のコ字枠状の保
持体26に保持された紙幣等の紙葉類27を図5(b)
に示す如く押圧体28により該紙葉類入口20から前記
筐体21内に押し込んで、図5(c)に示す如く前記ス
トッパ23と前記受け体25との間に挟持して堆積収納
し得るようにしたものである。
【0003】ところで、この種の紙葉類収納装置にあっ
ては、筐体21の紙葉類入口20近傍上方に位置する保
持体26自身には紙葉類搬送機能が全くないので従来か
ら、保持体26の直前の搬送系の搬送速度を高くし
て、慣性にて紙葉類27を保持体26の所定位置まで搬
送するようにしたもの、或は保持体26内にモータで
回転される羽根車を設けて、該羽根車により紙葉類27
を保持体26の所定位置まで搬送するようにしたものが
提案されている。
ては、筐体21の紙葉類入口20近傍上方に位置する保
持体26自身には紙葉類搬送機能が全くないので従来か
ら、保持体26の直前の搬送系の搬送速度を高くし
て、慣性にて紙葉類27を保持体26の所定位置まで搬
送するようにしたもの、或は保持体26内にモータで
回転される羽根車を設けて、該羽根車により紙葉類27
を保持体26の所定位置まで搬送するようにしたものが
提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した前者の従来例
にあっては、紙葉類27がしわくちゃになっている状
態で、慣性により保持体26に送り込まれたとき、該紙
葉類27が保持体26の途中に引っ掛かって止まってし
まって、保持体26の所定位置まで達せず、筐体21内
への紙葉類27の収納動作が円滑に行なわれない。
にあっては、紙葉類27がしわくちゃになっている状
態で、慣性により保持体26に送り込まれたとき、該紙
葉類27が保持体26の途中に引っ掛かって止まってし
まって、保持体26の所定位置まで達せず、筐体21内
への紙葉類27の収納動作が円滑に行なわれない。
【0005】また上述した後者の従来例にあっては、
構造が複雑化するのみならず、保持体26内に一時保持
された紙葉類27の両側が羽根車の羽根に押えられてい
るため、紙葉類27の、押圧体28による堆積部(受け
体25上部)への移動が円滑に行なわれないという問題
点があった。
構造が複雑化するのみならず、保持体26内に一時保持
された紙葉類27の両側が羽根車の羽根に押えられてい
るため、紙葉類27の、押圧体28による堆積部(受け
体25上部)への移動が円滑に行なわれないという問題
点があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、簡単な構成でありなが
ら、紙葉類投入部から投入された紙葉類を筐体内に円滑
且つ確実に収納し得るようにした紙葉類収納装置を提供
することにある。
で、その目的とするところは、簡単な構成でありなが
ら、紙葉類投入部から投入された紙葉類を筐体内に円滑
且つ確実に収納し得るようにした紙葉類収納装置を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の紙葉類収納装置は、一側面が開口する筐体と、
該筐体内の前記一側面開口部近傍に固定され且つ中央部
に該開口部と連通する紙葉類入口を有するストッパと、
前記筐体内に前記ストッパと接離する方向に往復動自在
に配設され且つばねにより前記ストッパ側に押圧付勢さ
れた受け体と、前記紙葉類入口近傍に設けられ且つ紙葉
類投入部から投入された紙葉類を回転する搬送ベルトと
の間に挟持保持する保持体と、該保持体に保持された紙
葉類を前記紙葉類入口から前記筐体内に押し込む押圧体
とを具備し、前記保持体を、前記押圧体により紙葉類が
押圧されたとき該紙葉類により押圧されることにより、
該紙葉類の保持を解除して該紙葉類を前記紙葉類入口に
送り込む方向に回動し得る如く構成すると共に、ばねに
より前記搬送ベルトとの間で紙葉類を挟持する方向に付
勢し、前記紙葉類を前記ストッパと前記受け体との間に
堆積収納し得るように構成したことを特徴とするもので
ある。
本発明の紙葉類収納装置は、一側面が開口する筐体と、
該筐体内の前記一側面開口部近傍に固定され且つ中央部
に該開口部と連通する紙葉類入口を有するストッパと、
前記筐体内に前記ストッパと接離する方向に往復動自在
に配設され且つばねにより前記ストッパ側に押圧付勢さ
れた受け体と、前記紙葉類入口近傍に設けられ且つ紙葉
類投入部から投入された紙葉類を回転する搬送ベルトと
の間に挟持保持する保持体と、該保持体に保持された紙
葉類を前記紙葉類入口から前記筐体内に押し込む押圧体
とを具備し、前記保持体を、前記押圧体により紙葉類が
押圧されたとき該紙葉類により押圧されることにより、
該紙葉類の保持を解除して該紙葉類を前記紙葉類入口に
送り込む方向に回動し得る如く構成すると共に、ばねに
より前記搬送ベルトとの間で紙葉類を挟持する方向に付
勢し、前記紙葉類を前記ストッパと前記受け体との間に
堆積収納し得るように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】紙葉類投入部から投入された紙葉類は回転する
搬送ベルトと保持体との間に挟持保持された後、押圧体
により筐体内方に向けて押圧される。該押圧時に紙葉類
により保持体がばねの付勢力に抗して回動されるため、
紙葉類の保持が解除され、該紙葉類は保持体にガイドさ
れた状態となって紙葉類入口から筐体内へ送り込まれ
て、ストッパと受け体との間に堆積収納される。
搬送ベルトと保持体との間に挟持保持された後、押圧体
により筐体内方に向けて押圧される。該押圧時に紙葉類
により保持体がばねの付勢力に抗して回動されるため、
紙葉類の保持が解除され、該紙葉類は保持体にガイドさ
れた状態となって紙葉類入口から筐体内へ送り込まれ
て、ストッパと受け体との間に堆積収納される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係る紙葉類収納
装置の縦断面図、図2は図1のA−A断面図であり、両
図中、1は筐体で、その一側面(図において上側面)は
開口している。
装置の縦断面図、図2は図1のA−A断面図であり、両
図中、1は筐体で、その一側面(図において上側面)は
開口している。
【0011】筐体1内には、前記一側面開口部2近傍両
側に位置してストッパ3a,3bが固定されている。こ
れらのストッパ3a,3b相互間には、紙葉類入口4を
有し、該紙葉類入口4は筐体1の一側面開口部2と連通
している。また、筐体1内には受け体5がストッパ3と
接離する方向に往復動自在に配設されている。受け体5
はガイド機構6によりガイドされて往復動するものであ
る。
側に位置してストッパ3a,3bが固定されている。こ
れらのストッパ3a,3b相互間には、紙葉類入口4を
有し、該紙葉類入口4は筐体1の一側面開口部2と連通
している。また、筐体1内には受け体5がストッパ3と
接離する方向に往復動自在に配設されている。受け体5
はガイド機構6によりガイドされて往復動するものであ
る。
【0012】このガイド機構6は、筐体1内に配設され
たガイドレール7と、該ガイドレール7に摺接係合する
複数のガイドローラ8とからなる。これらのガイドロー
ラ8は、受け体5に固定されたブラケット9に回転自在
に軸支されている。この受け体5はばね10によりスト
ッパ3a,3b側に押圧付勢されている。そして、この
受け体5とストッパ3a,3bとの間に多数枚の紙幣等
の紙葉類11を水平に向けて堆積して挟持収納し得るよ
うになっている。また、ストッパ3と受け体5との間に
紙葉類11が存在しないとき、この受け体5はストッパ
3a,3bに当接する。
たガイドレール7と、該ガイドレール7に摺接係合する
複数のガイドローラ8とからなる。これらのガイドロー
ラ8は、受け体5に固定されたブラケット9に回転自在
に軸支されている。この受け体5はばね10によりスト
ッパ3a,3b側に押圧付勢されている。そして、この
受け体5とストッパ3a,3bとの間に多数枚の紙幣等
の紙葉類11を水平に向けて堆積して挟持収納し得るよ
うになっている。また、ストッパ3と受け体5との間に
紙葉類11が存在しないとき、この受け体5はストッパ
3a,3bに当接する。
【0013】筐体1の一側面外方には、本装置がセット
される自動販売機等の現金受入機(図示省略)の搬送ベ
ルト12a,12bが図中、左右方向に所定間隔を存し
て対向配設されている。
される自動販売機等の現金受入機(図示省略)の搬送ベ
ルト12a,12bが図中、左右方向に所定間隔を存し
て対向配設されている。
【0014】これらの搬送ベルト12a,12bは無端
状で小幅な紐状をなし、複数のプーリ13a,13bに
巻装されている。これらの搬送ベルト12a,12b
は、モータ13cによりプーリ13a,13bを介して
図1中、矢印方向に回転される。
状で小幅な紐状をなし、複数のプーリ13a,13bに
巻装されている。これらの搬送ベルト12a,12b
は、モータ13cによりプーリ13a,13bを介して
図1中、矢印方向に回転される。
【0015】これらの無端ベルト12a,12bとスト
ッパ3a,3bとの間に位置して筐体1の一側面開口部
2の両側縁部内側には保持体14a,14bが設けられ
ている。これらの保持体14a,14bは、平板よりな
り、その一端が軸15a,15bにて筐体1のブラケッ
ト16a,16bに図2中、矢印方向に回動自在に取り
付けられている。
ッパ3a,3bとの間に位置して筐体1の一側面開口部
2の両側縁部内側には保持体14a,14bが設けられ
ている。これらの保持体14a,14bは、平板よりな
り、その一端が軸15a,15bにて筐体1のブラケッ
ト16a,16bに図2中、矢印方向に回動自在に取り
付けられている。
【0016】これらの保持体14a,14bの他端部相
互間には開口17を有している。これらの保持体14
a,14bは、ばね18a,18bにより搬送ベルト1
2a,12bに接触して図2に示す如く水平状態となる
如く付勢されている。
互間には開口17を有している。これらの保持体14
a,14bは、ばね18a,18bにより搬送ベルト1
2a,12bに接触して図2に示す如く水平状態となる
如く付勢されている。
【0017】そして、現金受入機の紙葉類投入部から投
入された紙葉類は、その搬送系により搬送ベルト12
a,12bと保持体14a,14bとの間に搬送された
後、これらの搬送ベルト12a,12bの回転により保
持体14a,14bの所定位置まで引き込まれて、これ
らの搬送ベルト12a,12bと保持体14a,14b
との間に挟持保持されるようになっている。
入された紙葉類は、その搬送系により搬送ベルト12
a,12bと保持体14a,14bとの間に搬送された
後、これらの搬送ベルト12a,12bの回転により保
持体14a,14bの所定位置まで引き込まれて、これ
らの搬送ベルト12a,12bと保持体14a,14b
との間に挟持保持されるようになっている。
【0018】筐体1の一側面外方には、押圧体19が設
けられている。この押圧体19は図示しない駆動機構に
より図中、矢印方向(上下方向)に所定ストローク往復
動されて、搬送ベルト12a,12bと保持体14a,
14bとの間に挟持保持されている紙葉類11を保持体
14a,14b相互間の開口17を介して紙葉類入口4
から筐体1内に押し込むものである。
けられている。この押圧体19は図示しない駆動機構に
より図中、矢印方向(上下方向)に所定ストローク往復
動されて、搬送ベルト12a,12bと保持体14a,
14bとの間に挟持保持されている紙葉類11を保持体
14a,14b相互間の開口17を介して紙葉類入口4
から筐体1内に押し込むものである。
【0019】この押圧体19により紙葉類11が押圧さ
れたとき、該紙葉類11により保持体14a,14bが
ばね18a,18bの付勢力に抗してストッパ3a,3
b側に押圧回動されて図2中、二点鎖線で示す如く傾斜
するため、紙葉類11の保持が解除されて、該紙葉類1
1が保持体14a,14bにガイドされて紙葉類入口4
に送り込まれるようになっている。
れたとき、該紙葉類11により保持体14a,14bが
ばね18a,18bの付勢力に抗してストッパ3a,3
b側に押圧回動されて図2中、二点鎖線で示す如く傾斜
するため、紙葉類11の保持が解除されて、該紙葉類1
1が保持体14a,14bにガイドされて紙葉類入口4
に送り込まれるようになっている。
【0020】次に、上記構成になる紙葉類収納装置の動
作を説明する。
作を説明する。
【0021】図1及び図2に示す状態においては、押圧
体19が図において上昇した初期位置にあり、両保持体
14a,14bはばね18a,18bの付勢力で両搬送
ベルト12a,12bに接触し、更にストッパ3a,3
bと受け体5との間に多数枚の紙葉類11が挟持された
状態で堆積収納されて、図中、最上部の紙葉類11がス
トッパ3a,3bに当接している。
体19が図において上昇した初期位置にあり、両保持体
14a,14bはばね18a,18bの付勢力で両搬送
ベルト12a,12bに接触し、更にストッパ3a,3
bと受け体5との間に多数枚の紙葉類11が挟持された
状態で堆積収納されて、図中、最上部の紙葉類11がス
トッパ3a,3bに当接している。
【0022】この状態において、紙葉類投入部から紙葉
類11が投入されると、該紙葉類11が図3中、実線で
示す如く搬送ベルト12a,12bと保持体14a,1
4bとの間に挟持保持される。
類11が投入されると、該紙葉類11が図3中、実線で
示す如く搬送ベルト12a,12bと保持体14a,1
4bとの間に挟持保持される。
【0023】次いで、押圧体19が図2の状態から下方
に移動することによって、図3中、実線で示す如く、紙
葉類11の中央部に当接する。この後、押圧体19が更
に下方に移動することにより、該押圧体19により紙葉
類11が受け体5側に押圧される。
に移動することによって、図3中、実線で示す如く、紙
葉類11の中央部に当接する。この後、押圧体19が更
に下方に移動することにより、該押圧体19により紙葉
類11が受け体5側に押圧される。
【0024】該押圧体19による押圧に伴い紙葉類11
が弯曲状に折れ曲がると共に、該紙葉類11により保持
体14a,14bがばね18a,18bの付勢力に抗し
てストッパ3a,3b側に向かって回動して図3中、二
点鎖線で示す如く傾斜状態となる。
が弯曲状に折れ曲がると共に、該紙葉類11により保持
体14a,14bがばね18a,18bの付勢力に抗し
てストッパ3a,3b側に向かって回動して図3中、二
点鎖線で示す如く傾斜状態となる。
【0025】この状態から押圧体19が下方に移動する
ことにより、図3中、二点鎖線で示す如く、押圧体19
と共に紙葉類11がストッパ3a,3b相互間の紙葉類
入口4に進入して、受け体5上に堆積収納されている紙
葉類11上に当接する。
ことにより、図3中、二点鎖線で示す如く、押圧体19
と共に紙葉類11がストッパ3a,3b相互間の紙葉類
入口4に進入して、受け体5上に堆積収納されている紙
葉類11上に当接する。
【0026】このとき、保持体14a,14bが上述し
た如くばね18a,18bの付勢力に抗して回動して傾
斜状態となっているため、これらの保持体14a,14
bにガイドされて紙葉類11が紙葉類入口4内に円滑且
つ確実に送り込まれる。
た如くばね18a,18bの付勢力に抗して回動して傾
斜状態となっているため、これらの保持体14a,14
bにガイドされて紙葉類11が紙葉類入口4内に円滑且
つ確実に送り込まれる。
【0027】そして、更に押圧体19が下方に移動する
ことにより、受け体5が堆積収納された紙葉類11と共
に、ばね10の付勢力に抗して図中、下方に移動して図
4に示す状態となる。
ことにより、受け体5が堆積収納された紙葉類11と共
に、ばね10の付勢力に抗して図中、下方に移動して図
4に示す状態となる。
【0028】このようにして、紙葉類11全体が紙葉類
入口4内に入り込むと、該紙葉類11による押圧が解除
されるため、保持体14a,14bはばね18a,18
bの付勢力で再び、図1中、実線で示す如く搬送ベルト
12a,12bに接触した状態に復帰する。
入口4内に入り込むと、該紙葉類11による押圧が解除
されるため、保持体14a,14bはばね18a,18
bの付勢力で再び、図1中、実線で示す如く搬送ベルト
12a,12bに接触した状態に復帰する。
【0029】そして、紙葉類11全体が紙葉類入口4を
介してストッパ3a,3bと、堆積収納された紙葉類1
1の最上部との間に挿入されると、押圧体19が初期位
置に上昇復帰する。
介してストッパ3a,3bと、堆積収納された紙葉類1
1の最上部との間に挿入されると、押圧体19が初期位
置に上昇復帰する。
【0030】これに伴い、受け体5が堆積収納された紙
葉類11と共に、ばね10の付勢力にて上昇して図1
中、実線で示す状態と同様となり、搬送ベルト12a,
12bと保持体14a,14bとの間に挟持保持された
紙葉類11の筐体1内への収納が完了する。
葉類11と共に、ばね10の付勢力にて上昇して図1
中、実線で示す状態と同様となり、搬送ベルト12a,
12bと保持体14a,14bとの間に挟持保持された
紙葉類11の筐体1内への収納が完了する。
【0031】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能なことは云うまでもない。
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更
可能なことは云うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明の紙葉類収納装
置によれば、簡単な構成でありながら、紙葉類投入部か
ら投入された紙葉類を筐体内に円滑且つ確実に収納し得
る効果がある。
置によれば、簡単な構成でありながら、紙葉類投入部か
ら投入された紙葉類を筐体内に円滑且つ確実に収納し得
る効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係る紙葉類収納装置の縦断
面図である。
面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1の紙葉類収納装置の動作説明図である。
【図4】図1の紙葉類収納装置の動作説明図である。
【図5】従来の紙葉類収納装置の動作説明図である。
1 筐体 2 開口部 3a,3b ストッパ 4 紙葉類入口 5 受け体 10 ばね 11 紙葉類 12a,12b 搬送ベルト 14a,14b 保持体 17a,17b ばね 19 押圧体
Claims (1)
- 【請求項1】 一側面が開口する筐体と、該筐体内の前
記一側面開口部近傍に固定され且つ中央部に該開口部と
連通する紙葉類入口を有するストッパと、前記筐体内に
前記ストッパと接離する方向に往復動自在に配設され且
つばねにより前記ストッパ側に押圧付勢された受け体
と、前記紙葉類入口近傍に設けられ且つ紙葉類投入部か
ら投入された紙葉類を回転する搬送ベルトとの間に挟持
保持する保持体と、該保持体に保持された紙葉類を前記
紙葉類入口から前記筐体内に押し込む押圧体とを具備
し、前記保持体を、前記押圧体により紙葉類が押圧され
たとき該紙葉類により押圧されることにより、該紙葉類
の保持を解除して該紙葉類を前記紙葉類入口に送り込む
方向に回動し得る如く構成すると共に、ばねにより前記
搬送ベルトとの間で紙葉類を挟持する方向に付勢し、前
記紙葉類を前記ストッパと前記受け体との間に堆積収納
し得るように構成したことを特徴とする紙葉類収納装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4144902A JPH05314342A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 紙葉類収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4144902A JPH05314342A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 紙葉類収納装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05314342A true JPH05314342A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=15372971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4144902A Pending JPH05314342A (ja) | 1992-05-11 | 1992-05-11 | 紙葉類収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05314342A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015037224A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 日本金銭機械株式会社 | 紙葉類収納用スタッカ |
WO2015182169A1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | オムロン株式会社 | 紙幣収納カセット、および紙幣処理ユニット |
-
1992
- 1992-05-11 JP JP4144902A patent/JPH05314342A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015037224A1 (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-19 | 日本金銭機械株式会社 | 紙葉類収納用スタッカ |
JP2015056097A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 日本金銭機械株式会社 | 紙葉類収納用スタッカ |
US9643810B2 (en) | 2013-09-13 | 2017-05-09 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | Stacker for storing documents |
WO2015182169A1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | オムロン株式会社 | 紙幣収納カセット、および紙幣処理ユニット |
JP2015228108A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | オムロン株式会社 | 紙幣収納カセット、および紙幣処理ユニット |
CN106463013A (zh) * | 2014-05-30 | 2017-02-22 | 欧姆龙株式会社 | 纸币收纳盒和纸币处理单元 |
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