JPH05314156A - 自動取引装置 - Google Patents
自動取引装置Info
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- JPH05314156A JPH05314156A JP14330192A JP14330192A JPH05314156A JP H05314156 A JPH05314156 A JP H05314156A JP 14330192 A JP14330192 A JP 14330192A JP 14330192 A JP14330192 A JP 14330192A JP H05314156 A JPH05314156 A JP H05314156A
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- Japan
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- journal paper
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- paper
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Landscapes
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジャーナル用紙の消費を抑えることにより、
運用コストの増加、さらには、印字済のジャーナル用紙
の回収、及び新たなジャーナル用紙を装着する作業の増
加を回避する。 【構成】 ジャーナル用紙20の表面及び裏面に、それ
ぞれ対向配置されるA印字ヘッドHa及びB印字ヘッド
Hbと、供給ローラR1と巻取りローラR2の間で実施
されるジャーナル用紙20の搬送の方向に応じて、A印
字ヘッドHa、B印字ヘッドHbの何れかを駆動する駆
動印字ヘッド制御部21aとを備えたものである。
運用コストの増加、さらには、印字済のジャーナル用紙
の回収、及び新たなジャーナル用紙を装着する作業の増
加を回避する。 【構成】 ジャーナル用紙20の表面及び裏面に、それ
ぞれ対向配置されるA印字ヘッドHa及びB印字ヘッド
Hbと、供給ローラR1と巻取りローラR2の間で実施
されるジャーナル用紙20の搬送の方向に応じて、A印
字ヘッドHa、B印字ヘッドHbの何れかを駆動する駆
動印字ヘッド制御部21aとを備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関にお
ける取引を、顧客自身の操作により実現することのでき
る自動取引装置に関する。
ける取引を、顧客自身の操作により実現することのでき
る自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関においては、行員が対応するこ
となく顧客自身の操作により取引を実現する為、自動取
引装置が稼動している。顧客は、自動取引装置を利用す
ることにより、窓口の順番待ち等から解放され、速やか
に所望の取引を実現することができる。また、自動取引
装置の設置場所は、金融機関の営業店に限らず、例えば
駅等の公共施設やデパート等の人が集まる場所にも設置
されており、顧客は営業店に出向くことなく、身近な場
所で取引を実現することができる。
となく顧客自身の操作により取引を実現する為、自動取
引装置が稼動している。顧客は、自動取引装置を利用す
ることにより、窓口の順番待ち等から解放され、速やか
に所望の取引を実現することができる。また、自動取引
装置の設置場所は、金融機関の営業店に限らず、例えば
駅等の公共施設やデパート等の人が集まる場所にも設置
されており、顧客は営業店に出向くことなく、身近な場
所で取引を実現することができる。
【0003】図2に、自動取引装置の外観図を示す。図
に示すように、自動取引装置1には、取扱い表示部2、
通帳挿入口3、カード挿入口4、伝票排出口5、硬貨入
出口6、紙幣入出口7、顧客操作部8が設けられてい
る。
に示すように、自動取引装置1には、取扱い表示部2、
通帳挿入口3、カード挿入口4、伝票排出口5、硬貨入
出口6、紙幣入出口7、顧客操作部8が設けられてい
る。
【0004】取扱い表示部2は、自動取引装置1が取扱
う取引内容、例えば出金取引、入金取引、振込取引等を
表示する表示パネルである。通帳挿入口3は、図示しな
い通帳記帳機へと通帳を挿入する挿入口である。カード
挿入口4は、図示しないカード処理機へとカードを挿入
する挿入口である。伝票排出口5は、取引伝票の排出を
行なう排出口で、この場合、先に説明したカード処理機
に取引伝票を印字するプリンタ機能が搭載された場合を
想定しているため、カード挿入口4の近傍に設けられて
いる。
う取引内容、例えば出金取引、入金取引、振込取引等を
表示する表示パネルである。通帳挿入口3は、図示しな
い通帳記帳機へと通帳を挿入する挿入口である。カード
挿入口4は、図示しないカード処理機へとカードを挿入
する挿入口である。伝票排出口5は、取引伝票の排出を
行なう排出口で、この場合、先に説明したカード処理機
に取引伝票を印字するプリンタ機能が搭載された場合を
想定しているため、カード挿入口4の近傍に設けられて
いる。
【0005】硬貨入出口6は、硬貨の入金及び出金を伴
なう取引実施の際に動作する硬貨入出金機の入出口であ
る。紙幣入出口7は、紙幣の入金及び出金を伴なう取引
実施の際に動作する紙幣入出金機の入出口である。顧客
操作部8は、顧客に対する操作案内を表示するディスプ
レイと、このディスプレイの上部に設けられたタッチパ
ネルから構成されるもので、顧客が所望の表示箇所を押
下することにより、表示内容に対応する情報を入力する
ことができる。
なう取引実施の際に動作する硬貨入出金機の入出口であ
る。紙幣入出口7は、紙幣の入金及び出金を伴なう取引
実施の際に動作する紙幣入出金機の入出口である。顧客
操作部8は、顧客に対する操作案内を表示するディスプ
レイと、このディスプレイの上部に設けられたタッチパ
ネルから構成されるもので、顧客が所望の表示箇所を押
下することにより、表示内容に対応する情報を入力する
ことができる。
【0006】図3に、自動取引装置1のブロック図を示
す。図に示すように自動取引装置1には、共通制御回路
10と、共通制御回路10に接続されたカード処理機1
1、硬貨入出金機12、紙幣入出金機13、通帳記帳機
14、ジャーナルプリンタ15、そして送受信回路16
が設けられている。
す。図に示すように自動取引装置1には、共通制御回路
10と、共通制御回路10に接続されたカード処理機1
1、硬貨入出金機12、紙幣入出金機13、通帳記帳機
14、ジャーナルプリンタ15、そして送受信回路16
が設けられている。
【0007】共通制御回路10は、自動取引装置1を構
成する各部の制御を行なうプロセッサ等から構成される
ものである。カード処理機11は、取引媒体として利用
される磁気カード上に記録された情報の読取り、及び情
報の書込み、さらには取引伝票の印字を行なうものであ
る。硬貨入出金機12は、入出金される硬貨の計数及び
金種判定等を行なうものである。紙幣入出金機13は、
入出金される紙幣の計数及び金種判定等を行なうもので
ある。
成する各部の制御を行なうプロセッサ等から構成される
ものである。カード処理機11は、取引媒体として利用
される磁気カード上に記録された情報の読取り、及び情
報の書込み、さらには取引伝票の印字を行なうものであ
る。硬貨入出金機12は、入出金される硬貨の計数及び
金種判定等を行なうものである。紙幣入出金機13は、
入出金される紙幣の計数及び金種判定等を行なうもので
ある。
【0008】通帳記帳機14は、取引媒体として利用さ
れる通帳の印字、さらには通帳上に記録された情報の読
取り、及び情報の書込みを行なうものである。ジャーナ
ルプリンタ15は、自動取引装置1の動作履歴を示す履
歴情報の印字を行なうものである。送受信回路16は、
通信回線を利用した図示しないセンタ装置との通信制御
を行なうものである。
れる通帳の印字、さらには通帳上に記録された情報の読
取り、及び情報の書込みを行なうものである。ジャーナ
ルプリンタ15は、自動取引装置1の動作履歴を示す履
歴情報の印字を行なうものである。送受信回路16は、
通信回線を利用した図示しないセンタ装置との通信制御
を行なうものである。
【0009】ここで、ジャーナルプリンタ15の構成に
ついて、図4を参照しながら説明する。図4は、従来の
ジャーナルプリンタ15の概念図である。図に示したジ
ャーナルプリンタ15には、供給ローラR1、巻取りロ
ーラR2、搬送ローラR3,R4、印字ヘッドH、セン
サ17、ジャーナル用紙18、そしてジャーナルプリン
タ制御部19が設けられている。
ついて、図4を参照しながら説明する。図4は、従来の
ジャーナルプリンタ15の概念図である。図に示したジ
ャーナルプリンタ15には、供給ローラR1、巻取りロ
ーラR2、搬送ローラR3,R4、印字ヘッドH、セン
サ17、ジャーナル用紙18、そしてジャーナルプリン
タ制御部19が設けられている。
【0010】供給ローラR1には、履歴情報の印字を待
つジャーナル用紙18が装着されており、ジャーナル用
紙18への印字を実施する場合、矢印X1方向に回転
し、ジャーナル用紙18の供給を行なう。供給ローラR
1に装着されたジャーナル用紙18は、搬送ローラR
3,R4により構成される搬送路15a上を通り、巻取
りローラR2に巻取られる。巻取りローラR2は、ジャ
ーナル用紙18を巻取る場合、矢印X2方向に回転す
る。
つジャーナル用紙18が装着されており、ジャーナル用
紙18への印字を実施する場合、矢印X1方向に回転
し、ジャーナル用紙18の供給を行なう。供給ローラR
1に装着されたジャーナル用紙18は、搬送ローラR
3,R4により構成される搬送路15a上を通り、巻取
りローラR2に巻取られる。巻取りローラR2は、ジャ
ーナル用紙18を巻取る場合、矢印X2方向に回転す
る。
【0011】搬送路15a上に配置された印字ヘッドH
は、ジャーナル用紙18の表面に自動取引装置1の運用
履歴を示す履歴情報、例えば顧客の口座番号、取引日時
等から構成される情報を印字するものである。センサ1
7は、搬送路15aに搬送されるジャーナル用紙18の
用紙切れ、即ちジャーナル用紙18の終端を検出する光
学式センサ等から構成されている。ジャーナルプリンタ
制御部19は、供給ローラR1及び巻取りローラR2を
駆動するモータの駆動制御、センサ17の出力監視、印
字ヘッドHの駆動制御を行なうプロセッサ等から構成さ
れたものである。
は、ジャーナル用紙18の表面に自動取引装置1の運用
履歴を示す履歴情報、例えば顧客の口座番号、取引日時
等から構成される情報を印字するものである。センサ1
7は、搬送路15aに搬送されるジャーナル用紙18の
用紙切れ、即ちジャーナル用紙18の終端を検出する光
学式センサ等から構成されている。ジャーナルプリンタ
制御部19は、供給ローラR1及び巻取りローラR2を
駆動するモータの駆動制御、センサ17の出力監視、印
字ヘッドHの駆動制御を行なうプロセッサ等から構成さ
れたものである。
【0012】なお、ジャーナル用紙18の終端には、ジ
ャーナル用紙18の終端を示す終端マーク18aが設け
られている。また、ジャーナル用紙18の用紙切れを予
め把握する場合、ジャーナル用紙18には、終端の接近
を示す終端予告マーク18bが設けられる。センサ17
が、終端マークを検出した場合、ジャーナルプリンタ1
5による履歴情報の印字を停止し、ジャーナル用紙18
の補給を促す警告等を発生する制御が実施される。そし
て、センサ17が、終端予告マークを検出した場合、ジ
ャーナルプリンタ15による履歴情報の印字を、予め設
定された回数のみ許容した後に印字を停止し、ジャーナ
ル用紙18の補給を促す警告等を発生する制御が実施さ
れる。
ャーナル用紙18の終端を示す終端マーク18aが設け
られている。また、ジャーナル用紙18の用紙切れを予
め把握する場合、ジャーナル用紙18には、終端の接近
を示す終端予告マーク18bが設けられる。センサ17
が、終端マークを検出した場合、ジャーナルプリンタ1
5による履歴情報の印字を停止し、ジャーナル用紙18
の補給を促す警告等を発生する制御が実施される。そし
て、センサ17が、終端予告マークを検出した場合、ジ
ャーナルプリンタ15による履歴情報の印字を、予め設
定された回数のみ許容した後に印字を停止し、ジャーナ
ル用紙18の補給を促す警告等を発生する制御が実施さ
れる。
【0013】さて、ジャーナルプリンタ15は、供給ロ
ーラR1側において、ジャーナル用紙18が用紙切れが
発生した場合、自動取引装置1の運用履歴を示す履歴情
報の印字が滞ってしまう。即ち、自動取引装置1の運用
を停止して、巻取りローラR2に巻取られたジャーナル
用紙18の回収、及び新たなジャーナル用紙18が供給
ローラR1に装着されるのを待つことになる。
ーラR1側において、ジャーナル用紙18が用紙切れが
発生した場合、自動取引装置1の運用履歴を示す履歴情
報の印字が滞ってしまう。即ち、自動取引装置1の運用
を停止して、巻取りローラR2に巻取られたジャーナル
用紙18の回収、及び新たなジャーナル用紙18が供給
ローラR1に装着されるのを待つことになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】自動取引装置1の稼動
率が高い場合、ジャーナル用紙18の消費も増加し、ジ
ャーナル用紙18、自動取引装置1の運用コストの増
加、さらには、巻取りローラR2に巻取られたジャーナ
ル用紙18の回収、及び供給ローラR1へ新たなジャー
ナル用紙を装着する作業が増加するといった問題が生じ
ていた。
率が高い場合、ジャーナル用紙18の消費も増加し、ジ
ャーナル用紙18、自動取引装置1の運用コストの増
加、さらには、巻取りローラR2に巻取られたジャーナ
ル用紙18の回収、及び供給ローラR1へ新たなジャー
ナル用紙を装着する作業が増加するといった問題が生じ
ていた。
【0015】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、ジャーナル用紙の消費を抑えることにより、運用コ
ストの増加、さらには、印字済のジャーナル用紙の回
収、及び新たなジャーナル用紙を装着する作業の増加を
回避することのできる自動取引装置を提供することを目
的とする。
で、ジャーナル用紙の消費を抑えることにより、運用コ
ストの増加、さらには、印字済のジャーナル用紙の回
収、及び新たなジャーナル用紙を装着する作業の増加を
回避することのできる自動取引装置を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の自動取引装置
は、取引の履歴を示すジャーナル用紙の表面への印字を
行なう第1印字ヘッドと、前記ジャーナル用紙の裏面へ
の印字を行なう第2印字ヘッドと、前記ジャーナル用紙
の供給を行なう供給ローラと、前記ジャーナル用紙の巻
取りを行なう巻取りローラと、前記供給ローラによる前
記ジャーナル用紙の供給完了を検出するセンサと、前記
ジャーナル用紙を前記供給ローラから前記巻取りローラ
に向けて搬送する場合、前記第1印字ヘッドを駆動して
前記ジャーナル用紙の表面への印字を実施し、前記セン
サが前記供給完了を検出し、前記ジャーナル用紙を前記
巻取りローラから前記供給ローラに向けて搬送する場
合、前記第2印字ヘッドを駆動して前記ジャーナル用紙
の裏面への印字を実施する駆動印字ヘッド制御部とを備
えたものである。また、表面が外周側に、裏面が内周側
に位置するように巻かれたジャーナル用紙の供給を行な
う供給ローラと、前記ジャーナル用紙の巻取りを行なう
巻取りローラと、前記供給ローラによる前記ジャーナル
用紙の供給完了を検出するセンサと、前記供給ローラの
上で前記ジャーナル用紙への印字を行なう印字ヘッド
と、前記印字ヘッドを前記供給ローラに向けて押圧する
押圧機構と、前記センサが前記供給完了を検出した場
合、表面が内周側に、裏面が外周側に位置するように、
前記ジャーナル用紙を前記供給ローラに巻取り、前記巻
取りローラから前記供給ローラに向けて前記ジャーナル
用紙を搬送する搬送制御部とを備えたものである。
は、取引の履歴を示すジャーナル用紙の表面への印字を
行なう第1印字ヘッドと、前記ジャーナル用紙の裏面へ
の印字を行なう第2印字ヘッドと、前記ジャーナル用紙
の供給を行なう供給ローラと、前記ジャーナル用紙の巻
取りを行なう巻取りローラと、前記供給ローラによる前
記ジャーナル用紙の供給完了を検出するセンサと、前記
ジャーナル用紙を前記供給ローラから前記巻取りローラ
に向けて搬送する場合、前記第1印字ヘッドを駆動して
前記ジャーナル用紙の表面への印字を実施し、前記セン
サが前記供給完了を検出し、前記ジャーナル用紙を前記
巻取りローラから前記供給ローラに向けて搬送する場
合、前記第2印字ヘッドを駆動して前記ジャーナル用紙
の裏面への印字を実施する駆動印字ヘッド制御部とを備
えたものである。また、表面が外周側に、裏面が内周側
に位置するように巻かれたジャーナル用紙の供給を行な
う供給ローラと、前記ジャーナル用紙の巻取りを行なう
巻取りローラと、前記供給ローラによる前記ジャーナル
用紙の供給完了を検出するセンサと、前記供給ローラの
上で前記ジャーナル用紙への印字を行なう印字ヘッド
と、前記印字ヘッドを前記供給ローラに向けて押圧する
押圧機構と、前記センサが前記供給完了を検出した場
合、表面が内周側に、裏面が外周側に位置するように、
前記ジャーナル用紙を前記供給ローラに巻取り、前記巻
取りローラから前記供給ローラに向けて前記ジャーナル
用紙を搬送する搬送制御部とを備えたものである。
【0017】
【作用】この装置は、ジャーナル用紙の表面、裏面への
印字を行なう第1印字ヘッド、第2印字ヘッドを設け
る。駆動印字ヘッド制御部は、ジャーナル用紙を、供給
ローラから巻取りローラへ搬送する場合は、第1印字ヘ
ッドを駆動し、巻取りローラから供給ローラへ搬送する
場合、第2印字ヘッドを駆動する。即ち、ジャーナル用
紙を、供給ローラと巻取りローラの間で往復させること
により、ジャーナル用紙の表面及び裏面への印字を実現
することができる。また、供給ローラ上で、供給ローラ
に巻かれたジャーナルへの印字を行なう印字ヘッドと、
この印字ヘッドを供給ローラに向けて押圧する押圧機構
と、供給ローラの回転方向を制御する搬送制御部を設け
る。前記供給ローラ上で、表面が外周側に、裏面が内周
側に位置するように巻かれたジャーナル用紙を、供給ロ
ーラから巻取りローラへ向けて搬送する場合、印字ヘッ
ドは、ジャーナル用紙の表面に接触するため、ジャーナ
ル用紙の表面への印字が実現する。また、ジャーナル用
紙を、巻取りローラから供給ローラへ向けて搬送する場
合、供給ローラは、表面が内周側に、裏面が外周側に位
置するようにジャーナル用紙を巻取る。この場合、印字
ヘッドは、ジャーナル用紙の裏面に接触するため、ジャ
ーナル用紙の裏面への印字が実現する。
印字を行なう第1印字ヘッド、第2印字ヘッドを設け
る。駆動印字ヘッド制御部は、ジャーナル用紙を、供給
ローラから巻取りローラへ搬送する場合は、第1印字ヘ
ッドを駆動し、巻取りローラから供給ローラへ搬送する
場合、第2印字ヘッドを駆動する。即ち、ジャーナル用
紙を、供給ローラと巻取りローラの間で往復させること
により、ジャーナル用紙の表面及び裏面への印字を実現
することができる。また、供給ローラ上で、供給ローラ
に巻かれたジャーナルへの印字を行なう印字ヘッドと、
この印字ヘッドを供給ローラに向けて押圧する押圧機構
と、供給ローラの回転方向を制御する搬送制御部を設け
る。前記供給ローラ上で、表面が外周側に、裏面が内周
側に位置するように巻かれたジャーナル用紙を、供給ロ
ーラから巻取りローラへ向けて搬送する場合、印字ヘッ
ドは、ジャーナル用紙の表面に接触するため、ジャーナ
ル用紙の表面への印字が実現する。また、ジャーナル用
紙を、巻取りローラから供給ローラへ向けて搬送する場
合、供給ローラは、表面が内周側に、裏面が外周側に位
置するようにジャーナル用紙を巻取る。この場合、印字
ヘッドは、ジャーナル用紙の裏面に接触するため、ジャ
ーナル用紙の裏面への印字が実現する。
【0018】
【実施例】図1に、本発明に係るジャーナルプリンタの
第1の概念図を示す。図に示したジャーナルプリンタ3
0には、供給ローラR1、巻取りローラR2、搬送ロー
ラR3,R4、A,B印字ヘッド(第1,第2印字ヘッ
ド)Ha,Hb、A,Bセンサ17a,17b、ジャー
ナル用紙20、そしてジャーナルプリンタ制御部21、
A,Bモータ22a,22bが設けられている。
第1の概念図を示す。図に示したジャーナルプリンタ3
0には、供給ローラR1、巻取りローラR2、搬送ロー
ラR3,R4、A,B印字ヘッド(第1,第2印字ヘッ
ド)Ha,Hb、A,Bセンサ17a,17b、ジャー
ナル用紙20、そしてジャーナルプリンタ制御部21、
A,Bモータ22a,22bが設けられている。
【0019】供給ローラR1には、履歴情報の印字を待
つジャーナル用紙20が装着され、ジャーナル用紙20
を供給する場合、矢印X1方向に回転するものである。
供給ローラR1に装着されたジャーナル用紙20は、搬
送ローラR3,R4により構成される搬送路15a上を
通り、巻取りローラR2に巻取られる。巻取りローラR
2は、ジャーナル用紙20を巻取りを行なう場合、矢印
X2方向に回転するものである。
つジャーナル用紙20が装着され、ジャーナル用紙20
を供給する場合、矢印X1方向に回転するものである。
供給ローラR1に装着されたジャーナル用紙20は、搬
送ローラR3,R4により構成される搬送路15a上を
通り、巻取りローラR2に巻取られる。巻取りローラR
2は、ジャーナル用紙20を巻取りを行なう場合、矢印
X2方向に回転するものである。
【0020】搬送路15a上には、ジャーナル用紙20
の表面に対向して、A印字ヘッドHaが、ジャーナル用
紙20の裏面に対向して、B印字ヘッドHbが設けらて
いる。また、供給ローラR1の近傍には、搬送路15a
上を搬送されるジャーナル用紙20の終端を検出するA
センサ17aが、巻取りローラR2の近傍には、搬送路
15a上を搬送されるジャーナル用紙20の始端を検出
するBセンサ17bが設けられている。
の表面に対向して、A印字ヘッドHaが、ジャーナル用
紙20の裏面に対向して、B印字ヘッドHbが設けらて
いる。また、供給ローラR1の近傍には、搬送路15a
上を搬送されるジャーナル用紙20の終端を検出するA
センサ17aが、巻取りローラR2の近傍には、搬送路
15a上を搬送されるジャーナル用紙20の始端を検出
するBセンサ17bが設けられている。
【0021】供給ローラR1は、後に説明するジャーナ
ルプリンタ制御部21の制御により回転するAモータ2
2aが、巻取りローラR2には、Bモータ22bが設置
されている。供給ローラR1は、Aモータ22aに駆動
され、巻取りローラR2は、Bモータ22bに駆動され
て回転する。
ルプリンタ制御部21の制御により回転するAモータ2
2aが、巻取りローラR2には、Bモータ22bが設置
されている。供給ローラR1は、Aモータ22aに駆動
され、巻取りローラR2は、Bモータ22bに駆動され
て回転する。
【0022】ジャーナルプリンタ制御部21は、供給ロ
ーラR1及び巻取りローラR2を駆動するA,Bモータ
22a,22b、及びA,B印字ヘッドHa,Hbの制
御、A,Bセンサ17a,17bの出力監視を行なうプ
ロセッサ等から構成されたものである。ジャーナルプリ
ンタ制御部21には、ジャーナル用紙20の搬送方向に
応じて、A,B印字ヘッドHa,Hbの何れかを選択的
に制御する駆動印字ヘッド制御部21aが設けられてい
る。
ーラR1及び巻取りローラR2を駆動するA,Bモータ
22a,22b、及びA,B印字ヘッドHa,Hbの制
御、A,Bセンサ17a,17bの出力監視を行なうプ
ロセッサ等から構成されたものである。ジャーナルプリ
ンタ制御部21には、ジャーナル用紙20の搬送方向に
応じて、A,B印字ヘッドHa,Hbの何れかを選択的
に制御する駆動印字ヘッド制御部21aが設けられてい
る。
【0023】駆動印字ヘッド制御部21aは、ジャーナ
ル用紙20が供給ローラR1から巻取りローラR2に向
けて搬送されている場合、A印字ヘッドHaを駆動して
ジャーナル用紙20の表面への印字を実現する。一方、
ジャーナル用紙20が巻取りローラR2から供給ローラ
R1に向けて搬送されている場合、B印字ヘッドHbを
駆動して、ジャーナル用紙20の裏面への印字を実現す
る。
ル用紙20が供給ローラR1から巻取りローラR2に向
けて搬送されている場合、A印字ヘッドHaを駆動して
ジャーナル用紙20の表面への印字を実現する。一方、
ジャーナル用紙20が巻取りローラR2から供給ローラ
R1に向けて搬送されている場合、B印字ヘッドHbを
駆動して、ジャーナル用紙20の裏面への印字を実現す
る。
【0024】なお、ジャーナル用紙20の終端及び始端
には、ジャーナル用紙20の終端及び始端を示す終端マ
ーク20a、始端マーク20bが設けられている。ま
た、ジャーナル用紙20の用紙切れを予め把握する場
合、ジャーナル用紙20には、終端及び始端の接近を示
す終端予告マーク20c、始端予告マーク20dが設け
られる。
には、ジャーナル用紙20の終端及び始端を示す終端マ
ーク20a、始端マーク20bが設けられている。ま
た、ジャーナル用紙20の用紙切れを予め把握する場
合、ジャーナル用紙20には、終端及び始端の接近を示
す終端予告マーク20c、始端予告マーク20dが設け
られる。
【0025】ジャーナルプリンタ30において、終端マ
ーク20a(終端予告マーク20c)はAセンサ17a
により検出される。ジャーナルプリンタ制御部21は、
Aセンサ17aが終端マーク20aを検出した場合、供
給ローラR1を矢印X1、巻取りローラR2を矢印X2
方向に回転させる為のA,Bモータ22a,22bの駆
動を停止し、供給ローラR1を矢印Y1、巻取りローラ
R2を矢印Y2方向に回転させる為のA,Bモータ22
a,22bの駆動を開始する。
ーク20a(終端予告マーク20c)はAセンサ17a
により検出される。ジャーナルプリンタ制御部21は、
Aセンサ17aが終端マーク20aを検出した場合、供
給ローラR1を矢印X1、巻取りローラR2を矢印X2
方向に回転させる為のA,Bモータ22a,22bの駆
動を停止し、供給ローラR1を矢印Y1、巻取りローラ
R2を矢印Y2方向に回転させる為のA,Bモータ22
a,22bの駆動を開始する。
【0026】また、始端マーク20b(始端予告マーク
20d)は、Bセンサ17bにより検出される。ジャー
ナルプリンタ制御部21は、Bセンサ17bが始端マー
クを検出した場合、ジャーナルプリンタ30による履歴
情報の印字を停止し、ジャーナル用紙20の補給を促す
警告等を実施する制御を実施する。同様に、Bセンサ1
7bが、始端予告マーク20dを検出した場合、ジャー
ナルプリンタ30による履歴情報の印字を、予め設定さ
れた回数のみ許容した後に停止し、ジャーナル用紙20
の補給を促す警告等を実施する制御を実施する。
20d)は、Bセンサ17bにより検出される。ジャー
ナルプリンタ制御部21は、Bセンサ17bが始端マー
クを検出した場合、ジャーナルプリンタ30による履歴
情報の印字を停止し、ジャーナル用紙20の補給を促す
警告等を実施する制御を実施する。同様に、Bセンサ1
7bが、始端予告マーク20dを検出した場合、ジャー
ナルプリンタ30による履歴情報の印字を、予め設定さ
れた回数のみ許容した後に停止し、ジャーナル用紙20
の補給を促す警告等を実施する制御を実施する。
【0027】ここで、図5を参照しながら、本発明に係
るジャーナルプリンタ30の動作を説明する。図5は、
本発明に係る第1のフローチャートである。ジャーナル
プリンタ制御部21は、供給ローラR1にジャーナル用
紙20が新たに装着された場合、Aモータ22a及びB
モータ22bを、供給ローラR1が矢印X1方向に、巻
取りローラR2が矢印X2方向に回転するように制御す
る(ステップS1)。言換えれば、ジャーナル用紙20
を供給ローラR1から巻取りローラR2に向けて搬送す
る制御を行なう。この際、駆動印字ヘッド制御部21a
は、A印字ヘッドHaを駆動し、ジャーナル用紙20の
表面への印字を実施する(ステップS2)。
るジャーナルプリンタ30の動作を説明する。図5は、
本発明に係る第1のフローチャートである。ジャーナル
プリンタ制御部21は、供給ローラR1にジャーナル用
紙20が新たに装着された場合、Aモータ22a及びB
モータ22bを、供給ローラR1が矢印X1方向に、巻
取りローラR2が矢印X2方向に回転するように制御す
る(ステップS1)。言換えれば、ジャーナル用紙20
を供給ローラR1から巻取りローラR2に向けて搬送す
る制御を行なう。この際、駆動印字ヘッド制御部21a
は、A印字ヘッドHaを駆動し、ジャーナル用紙20の
表面への印字を実施する(ステップS2)。
【0028】一方、Aセンサ17aは、終端マーク20
a(終端予告マーク20c)の監視を行ない、検出した
場合には、出力を有効に設定する。ジャーナルプリンタ
制御部21は、Aセンサ17aの出力を監視し、有効で
あるか否かの判定を行なう(ステップS3)。ステップ
S3の結果がNOの場合(無効判定の場合)、処理はス
テップS1に戻る。
a(終端予告マーク20c)の監視を行ない、検出した
場合には、出力を有効に設定する。ジャーナルプリンタ
制御部21は、Aセンサ17aの出力を監視し、有効で
あるか否かの判定を行なう(ステップS3)。ステップ
S3の結果がNOの場合(無効判定の場合)、処理はス
テップS1に戻る。
【0029】また、ステップS3の結果がYES、即ち
Aセンサ17aの出力が有効に設定された場合、ジャー
ナルプリンタ制御部21は、Aモータ22a、Bモータ
22bを、供給ローラR1が矢印Y1方向に、巻取りロ
ーラR2が矢印Y2方向に回転するように制御する(ス
テップS4)。言換えれば、ジャーナル用紙20を、巻
取りローラR2から供給ローラR1に向けて搬送する制
御を行なう。
Aセンサ17aの出力が有効に設定された場合、ジャー
ナルプリンタ制御部21は、Aモータ22a、Bモータ
22bを、供給ローラR1が矢印Y1方向に、巻取りロ
ーラR2が矢印Y2方向に回転するように制御する(ス
テップS4)。言換えれば、ジャーナル用紙20を、巻
取りローラR2から供給ローラR1に向けて搬送する制
御を行なう。
【0030】駆動印字ヘッド制御部21aは、Aセンサ
17aによる終端マーク20a(終端予告マーク20
c)の検出を認識すると、A印字ヘッドHaに換えて、
B印字ヘッドHbを駆動し、ジャーナル用紙20の裏面
への印字を実施する(ステップS5)。
17aによる終端マーク20a(終端予告マーク20
c)の検出を認識すると、A印字ヘッドHaに換えて、
B印字ヘッドHbを駆動し、ジャーナル用紙20の裏面
への印字を実施する(ステップS5)。
【0031】一方、Bセンサ17bは、始端マーク20
b(始端予告マーク20d)の監視を行ない、検出した
場合には、出力を有効に設定する。ジャーナルプリンタ
制御部21は、Bセンサ17bの出力を監視し、有効で
ある判定を行なう(ステップS6)。ステップS6の結
果がNOの場合(無効判定の場合)、処理はステップS
4に戻る。
b(始端予告マーク20d)の監視を行ない、検出した
場合には、出力を有効に設定する。ジャーナルプリンタ
制御部21は、Bセンサ17bの出力を監視し、有効で
ある判定を行なう(ステップS6)。ステップS6の結
果がNOの場合(無効判定の場合)、処理はステップS
4に戻る。
【0032】また、ステップS6の結果がYES、即ち
Bセンサ17bの出力が有効に設定された場合、ジャー
ナルプリンタ制御部21は、ジャーナルプリンタ30に
よる履歴情報の印字を直ちに(予め設定された回数のみ
許容した後に)停止し、ジャーナル用紙20の補給を促
す警告等を実施する制御を実施することになる。以上の
説明のようにジャーナルプリンタ30において、供給ロ
ーラR1と巻取りローラR2の間で、ジャーナル用紙2
0を往復搬送し、往路において表面への印字、復路にお
いて裏面への印字を実施する。
Bセンサ17bの出力が有効に設定された場合、ジャー
ナルプリンタ制御部21は、ジャーナルプリンタ30に
よる履歴情報の印字を直ちに(予め設定された回数のみ
許容した後に)停止し、ジャーナル用紙20の補給を促
す警告等を実施する制御を実施することになる。以上の
説明のようにジャーナルプリンタ30において、供給ロ
ーラR1と巻取りローラR2の間で、ジャーナル用紙2
0を往復搬送し、往路において表面への印字、復路にお
いて裏面への印字を実施する。
【0033】図6に、本発明に係るジャーナルプリンタ
の第2の概念図を示す。図に示したジャーナルプリンタ
31には、供給ローラR1、巻取りローラR2、搬送ロ
ーラR3,R4、Aセンサ17a、ジャーナル用紙2
0、押圧機構26、印字ヘッド27、A,Bモータ22
a,22b、そしてジャーナルプリンタ制御部25が設
けられている。なお、図6において、図1と同一の構成
には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
の第2の概念図を示す。図に示したジャーナルプリンタ
31には、供給ローラR1、巻取りローラR2、搬送ロ
ーラR3,R4、Aセンサ17a、ジャーナル用紙2
0、押圧機構26、印字ヘッド27、A,Bモータ22
a,22b、そしてジャーナルプリンタ制御部25が設
けられている。なお、図6において、図1と同一の構成
には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0034】供給ローラR1の周面に対向するように、
印字ヘッド27が配置され、印字ヘッド27は、押圧機
構26により、供給ローラR1の周面に押圧されてい
る。押圧機構26は、ジャーナルプリンタ31のフレー
ム26aと、このフレーム26aに、一端が固定された
バネ26bから構成されている。バネ26bの他端に
は、印字ヘッド27が固定されている。また、印字ヘッ
ド27には、印字ヘッド27へ駆動信号を供給するフレ
キシブルケーブル27aが接続されている。
印字ヘッド27が配置され、印字ヘッド27は、押圧機
構26により、供給ローラR1の周面に押圧されてい
る。押圧機構26は、ジャーナルプリンタ31のフレー
ム26aと、このフレーム26aに、一端が固定された
バネ26bから構成されている。バネ26bの他端に
は、印字ヘッド27が固定されている。また、印字ヘッ
ド27には、印字ヘッド27へ駆動信号を供給するフレ
キシブルケーブル27aが接続されている。
【0035】印字ヘッド27は、バネ26bの弾性力に
より、常に、供給ローラR1の周面(供給ローラR1の
周面に巻きつけられたジャーナル用紙20)に向けて押
圧され、供給ローラR1に巻きつけられたジャーナル用
紙20の量が変化しても、追随する構成が取られてい
る。また、印字ヘッド27が移動しても駆動信号の供給
が可能なように、フレキシブルケーブル27aで移動量
を吸収している。
より、常に、供給ローラR1の周面(供給ローラR1の
周面に巻きつけられたジャーナル用紙20)に向けて押
圧され、供給ローラR1に巻きつけられたジャーナル用
紙20の量が変化しても、追随する構成が取られてい
る。また、印字ヘッド27が移動しても駆動信号の供給
が可能なように、フレキシブルケーブル27aで移動量
を吸収している。
【0036】ジャーナルプリンタ制御部25には、搬送
制御部25aが設けられている。搬送制御部25aは、
表面が外周側(印字ヘッド27側)、裏面が内周側(供
給ローラR1の周面側)に位置するように巻かれたジャ
ーナル用紙20を、供給ローラR1から巻取りローラR
2に向けて搬送する場合、供給ローラR1が矢印X1方
向に、巻取りローラR2が矢印X2方向に回転するよう
に、A,Bモータ22a,22bを駆動する。この際、
印字ヘッド27は、ジャーナル用紙20の表面に接触
し、この表面への印字を実現する。
制御部25aが設けられている。搬送制御部25aは、
表面が外周側(印字ヘッド27側)、裏面が内周側(供
給ローラR1の周面側)に位置するように巻かれたジャ
ーナル用紙20を、供給ローラR1から巻取りローラR
2に向けて搬送する場合、供給ローラR1が矢印X1方
向に、巻取りローラR2が矢印X2方向に回転するよう
に、A,Bモータ22a,22bを駆動する。この際、
印字ヘッド27は、ジャーナル用紙20の表面に接触
し、この表面への印字を実現する。
【0037】また、ジャーナル用紙20を巻取りローラ
R2から供給ローラR1に向けて搬送する場合、供給ロ
ーラR1が矢印X1方向に、巻取りローラR2が矢印Y
2方向に回転するように、A,Bモータ22a,22b
を駆動する。供給ローラR1は、表面が内周側、裏面が
外周側に位置するように、ルートZ方向からジャーナル
用紙20を巻取ることになる。この際、印字ヘッド27
は、ジャーナル用紙20の裏面に接触し、この裏面への
印字を実現する。供給ローラR1に関しては、常にX1
方向に回転する駆動が実施される。
R2から供給ローラR1に向けて搬送する場合、供給ロ
ーラR1が矢印X1方向に、巻取りローラR2が矢印Y
2方向に回転するように、A,Bモータ22a,22b
を駆動する。供給ローラR1は、表面が内周側、裏面が
外周側に位置するように、ルートZ方向からジャーナル
用紙20を巻取ることになる。この際、印字ヘッド27
は、ジャーナル用紙20の裏面に接触し、この裏面への
印字を実現する。供給ローラR1に関しては、常にX1
方向に回転する駆動が実施される。
【0038】ジャーナルプリンタ31において、終端マ
ーク20a(終端予告マーク20c)はAセンサ17a
により検出されたものとする(ジャーナル用紙20の供
給完了)。ジャーナルプリンタ制御部21は、Aセンサ
17aが終端マーク20aを検出した場合、供給ローラ
R1を矢印X1方向に、巻取りローラR2を矢印X2方
向に回転させる為のA,Bモータ22a,22bの駆動
を停止し、供給ローラR1を矢印X1方向に、巻取りロ
ーラR2を矢印Y2方向に回転させる為のA,Bモータ
22a,22bの駆動を開始する。
ーク20a(終端予告マーク20c)はAセンサ17a
により検出されたものとする(ジャーナル用紙20の供
給完了)。ジャーナルプリンタ制御部21は、Aセンサ
17aが終端マーク20aを検出した場合、供給ローラ
R1を矢印X1方向に、巻取りローラR2を矢印X2方
向に回転させる為のA,Bモータ22a,22bの駆動
を停止し、供給ローラR1を矢印X1方向に、巻取りロ
ーラR2を矢印Y2方向に回転させる為のA,Bモータ
22a,22bの駆動を開始する。
【0039】ここで、図7を参照しながら、本発明に係
るジャーナルプリンタ31の動作を説明する。図7は、
本発明に係る第2のフローチャートである。新たに、供
給ローラR1にジャーナル用紙20が装着された場合、
ジャーナルプリンタ制御部25の搬送制御部25aは、
Aモータ22a、Bモータ22bを、供給ローラR1が
矢印X1方向に、巻取りローラR2が矢印X2方向に回
転するように制御する(ステップS11)。言換えれ
ば、ジャーナル用紙20を、供給ローラR1から巻取り
ローラR2に向けて搬送する制御を行なう。この際、印
字ヘッド27は、ジャーナル用紙20の表面への印字を
実施する(ステップS12)。
るジャーナルプリンタ31の動作を説明する。図7は、
本発明に係る第2のフローチャートである。新たに、供
給ローラR1にジャーナル用紙20が装着された場合、
ジャーナルプリンタ制御部25の搬送制御部25aは、
Aモータ22a、Bモータ22bを、供給ローラR1が
矢印X1方向に、巻取りローラR2が矢印X2方向に回
転するように制御する(ステップS11)。言換えれ
ば、ジャーナル用紙20を、供給ローラR1から巻取り
ローラR2に向けて搬送する制御を行なう。この際、印
字ヘッド27は、ジャーナル用紙20の表面への印字を
実施する(ステップS12)。
【0040】一方、Aセンサ17aは、終端予告マーク
20cの監視を行ない、検出した場合には、出力を有効
に設定する。ジャーナルプリンタ制御部21は、Aセン
サ17aの出力を監視し、有効であるか否かの判定を行
なう(ステップS13)。ステップS13の結果がNO
の場合(無効判定の場合)、処理はステップS11に戻
る。
20cの監視を行ない、検出した場合には、出力を有効
に設定する。ジャーナルプリンタ制御部21は、Aセン
サ17aの出力を監視し、有効であるか否かの判定を行
なう(ステップS13)。ステップS13の結果がNO
の場合(無効判定の場合)、処理はステップS11に戻
る。
【0041】また、ステップS13の結果がYES、即
ちAセンサ17aの出力が有効に設定された場合、搬送
制御部25aは、Aモータ22a、Bモータ22bの駆
動を継続し(ステップS14)、Aセンサ17aが終端
マーク20aを検出し、出力を有効に設定したか否かを
監視する(ステップS15)。ステップS15の結果が
NO、即ちAセンサ17aの出力が無効の場合、処理は
ステップS14に戻る。
ちAセンサ17aの出力が有効に設定された場合、搬送
制御部25aは、Aモータ22a、Bモータ22bの駆
動を継続し(ステップS14)、Aセンサ17aが終端
マーク20aを検出し、出力を有効に設定したか否かを
監視する(ステップS15)。ステップS15の結果が
NO、即ちAセンサ17aの出力が無効の場合、処理は
ステップS14に戻る。
【0042】ステップS15の結果がYESの場合、即
ち供給ローラR1に巻かれていたジャーナル用紙20を
巻取りローラR2が完全に巻取り、巻取りローラR2及
び供給ローラR1の回転が停止した場合、搬送制御部2
5aは、Aモータ22a及びBモータ22bを、供給ロ
ーラR1が矢印X1方向に、巻取りローラR2が矢印Y
2方向に回転するよう駆動する(ステップS16)。こ
の際、印字ヘッド27は、ジャーナル用紙20の裏面へ
の印字を実施する(ステップS17)。
ち供給ローラR1に巻かれていたジャーナル用紙20を
巻取りローラR2が完全に巻取り、巻取りローラR2及
び供給ローラR1の回転が停止した場合、搬送制御部2
5aは、Aモータ22a及びBモータ22bを、供給ロ
ーラR1が矢印X1方向に、巻取りローラR2が矢印Y
2方向に回転するよう駆動する(ステップS16)。こ
の際、印字ヘッド27は、ジャーナル用紙20の裏面へ
の印字を実施する(ステップS17)。
【0043】一方、Aセンサ17aは、始端予告マーク
20dの監視を行ない、検出した場合には、出力を有効
に設定する。ジャーナルプリンタ制御部21は、Aセン
サ17aの出力を監視し、有効であるか否かの判定を行
なう(ステップS18)。ステップS18の結果がNO
の場合(無効判定の場合)、処理はステップS16に戻
る。
20dの監視を行ない、検出した場合には、出力を有効
に設定する。ジャーナルプリンタ制御部21は、Aセン
サ17aの出力を監視し、有効であるか否かの判定を行
なう(ステップS18)。ステップS18の結果がNO
の場合(無効判定の場合)、処理はステップS16に戻
る。
【0044】また、ステップS18の結果がYES、即
ちAセンサ17aの出力が有効に設定された場合、ジャ
ーナルプリンタ制御部25は、ジャーナルプリンタ30
による履歴情報の印字を直ちに(予め設定された回数の
み許容した後に)停止し、ジャーナル用紙20の補給を
促す警告等を実施する制御を実施することになる。
ちAセンサ17aの出力が有効に設定された場合、ジャ
ーナルプリンタ制御部25は、ジャーナルプリンタ30
による履歴情報の印字を直ちに(予め設定された回数の
み許容した後に)停止し、ジャーナル用紙20の補給を
促す警告等を実施する制御を実施することになる。
【0045】以上の説明のようにジャーナルプリンタ3
1においては、供給ローラR1と巻取りローラR2の間
で、ジャーナル用紙20を往復搬送し、往路において表
面への印字、復路において裏面への印字を実施する。な
お、ジャーナル用紙20の往復搬送の際、常に供給ロー
ラR1を矢印X1方向に回転させることにより、往路で
は表面、復路では裏面を印字ヘッド27に対向させるこ
とができる。即ち、往路では表面への印字、復路では裏
面への印字を実現することができる。
1においては、供給ローラR1と巻取りローラR2の間
で、ジャーナル用紙20を往復搬送し、往路において表
面への印字、復路において裏面への印字を実施する。な
お、ジャーナル用紙20の往復搬送の際、常に供給ロー
ラR1を矢印X1方向に回転させることにより、往路で
は表面、復路では裏面を印字ヘッド27に対向させるこ
とができる。即ち、往路では表面への印字、復路では裏
面への印字を実現することができる。
【0046】本発明は以上の実施例に限定されない。実
施例では、ジャーナル用紙20上に予めマークを用意
し、このマークの検出を基に、供給ローラR1と巻取り
ローラR2の回転方向を制御したが、例えばAモータ2
2a、Bモータ22bの駆動電流を基に、供給ローラR
1と巻取りローラR2の回転停止を検出し、回転方向を
制御することも可能である。
施例では、ジャーナル用紙20上に予めマークを用意
し、このマークの検出を基に、供給ローラR1と巻取り
ローラR2の回転方向を制御したが、例えばAモータ2
2a、Bモータ22bの駆動電流を基に、供給ローラR
1と巻取りローラR2の回転停止を検出し、回転方向を
制御することも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動取引
装置は、ジャーナル用紙の表面及び裏面の両面を使用し
て履歴情報の印字を実施するため、ジャーナル用紙の消
費量を、およそ半分に削減することができ、さらには、
ジャーナル用紙の回収及び装着する作業もおよそ半分に
削減することができ、高い運用効率を実現することがで
きる。
装置は、ジャーナル用紙の表面及び裏面の両面を使用し
て履歴情報の印字を実施するため、ジャーナル用紙の消
費量を、およそ半分に削減することができ、さらには、
ジャーナル用紙の回収及び装着する作業もおよそ半分に
削減することができ、高い運用効率を実現することがで
きる。
【図1】本発明に係るジャーナルプリンタの第1の概念
図である。
図である。
【図2】自動取引装置の外観図である。
【図3】自動取引装置のブロック図である。
【図4】従来のジャーナルプリンタの概念図である。
【図5】本発明に係る第1のフローチャートである。
【図6】本発明に係るジャーナルプリンタの第2の概念
図である。
図である。
【図7】本発明に係る第2のフローチャートである。
Ha A印字ヘッド Hb B印字ヘッド R1 供給ローラ R2 巻取りローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 取引の履歴を示すジャーナル用紙の表面
への印字を行なう第1印字ヘッドと、 前記ジャーナル用紙の裏面への印字を行なう第2印字ヘ
ッドと、 前記ジャーナル用紙の供給を行なう供給ローラと、 前記ジャーナル用紙の巻取りを行なう巻取りローラと、 前記供給ローラによる前記ジャーナル用紙の供給完了を
検出するセンサと、 前記ジャーナル用紙を前記供給ローラから前記巻取りロ
ーラに向けて搬送する場合、前記第1印字ヘッドを駆動
して前記ジャーナル用紙の表面への印字を実施し、 前記センサが前記供給完了を検出し、前記ジャーナル用
紙を前記巻取りローラから前記供給ローラに向けて搬送
する場合、前記第2印字ヘッドを駆動して前記ジャーナ
ル用紙の裏面への印字を実施する駆動印字ヘッド制御部
とを備えたことを特徴とする自動取引装置。 - 【請求項2】 表面が外周側に、裏面が内周側に位置す
るように巻かれたジャーナル用紙の供給を行なう供給ロ
ーラと、 前記ジャーナル用紙の巻取りを行なう巻取りローラと、 前記供給ローラによる前記ジャーナル用紙の供給完了を
検出するセンサと、 前記供給ローラの上で前記ジャーナル用紙への印字を行
なう印字ヘッドと、 前記印字ヘッドを前記供給ローラに向けて押圧する押圧
機構と、 前記センサが前記供給完了を検出した場合、表面が内周
側に、裏面が外周側に位置するように、前記ジャーナル
用紙を前記供給ローラに巻取り、前記巻取りローラから
前記供給ローラに向けて前記ジャーナル用紙を搬送する
搬送制御部とを備えたことを特徴とする自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14330192A JPH05314156A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14330192A JPH05314156A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 自動取引装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05314156A true JPH05314156A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=15335575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14330192A Pending JPH05314156A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05314156A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100365326B1 (ko) * | 1994-09-28 | 2003-04-26 | 엘지엔시스(주) | 현금자동지급기저널프린트부유니트의기록지자동로딩방법및그장치 |
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1992
- 1992-05-08 JP JP14330192A patent/JPH05314156A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100365326B1 (ko) * | 1994-09-28 | 2003-04-26 | 엘지엔시스(주) | 현금자동지급기저널프린트부유니트의기록지자동로딩방법및그장치 |
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