JPH05314027A - ロギングデータ編集処理方法 - Google Patents

ロギングデータ編集処理方法

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JPH05314027A
JPH05314027A JP4118794A JP11879492A JPH05314027A JP H05314027 A JPH05314027 A JP H05314027A JP 4118794 A JP4118794 A JP 4118794A JP 11879492 A JP11879492 A JP 11879492A JP H05314027 A JPH05314027 A JP H05314027A
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JP
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error
logging data
magnetic disk
peripheral device
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JP4118794A
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Makoto Yokoyama
誠 横山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ロギングデータ編集処理方法に関
し、ホスト計算機と周辺装置間の接続パス構成が複雑な
場合でも、容易に接続パスに対応した全てのロギングデ
ータを編集して出力できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 入力装置5Aから、オペレータが編集要求を
入力すると、周辺装置情報読取り処理部15Aが、周辺
装置3A内の接続パス構成情報格納部11から構成定義
情報を読みとって編集処理部8へ送ると共に、ログ情報
格納部12のエラー情報格納部13及びリトライ情報格
納部14から、エラー情報及びリトライ情報を読み取り
編集処理部8へ送る。編集処理部8では、構成定義情報
をもとに、ロギングデータ(エラー情報、リトライ情
報)を編集し、出力装置6へ送って出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホスト計算機と、該ホ
スト計算機に接続されたディスク(磁気ディスク、光デ
ィスク等)サブシステム、磁気テープサブシステム等の
周辺装置から成る計算機システムのロギングデータ編集
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7、及び図8は従来例を示した図であ
り、図7、8中、1はホスト計算機、2はチャネル、3
は磁気ディスクコントローラ、4は磁気ディスク装置、
5はコンソール装置、6はプリンタ、7は入力情報処理
部、8は編集処理部、9は印刷出力処理部、10はエラ
ー情報格納部、11は接続パス構成情報格納部、12は
ログ情報格納部、13はエラー情報格納部、14はリト
ライ情報格納部を示す。
【0003】従来、ホスト計算機に接続された周辺装置
(例えば磁気ディスクサブシステム)では、ホスト計算
機から周辺装置へのアクセスに対するハードウェアのエ
ラーは、ホスト計算機のエラーログ領域に格納してい
た。
【0004】そして、オペレータ等の要求に応じて、エ
ラーログ領域の内容を出力(例えば印刷して出力)し、
エラーの発生状況から装置の障害を把握していた。しか
し、近年の周辺装置では、装置自身の再試行(リトラ
イ)で処理できるエラーは、周辺装置内部で処理し、そ
の結果を周辺装置内のログ領域に格納しておき、ホスト
計算機へ通知しない方式(リトライ失敗で最終的にエラ
ーとなった場合のみ、エラー通知を出す)となってい
た。以下、このような周辺装置の例として、磁気ディス
クサブシステムの例について説明する。
【0005】従来の磁気ディスクサブシステムの構成例
を図7に示す。磁気ディスクサブシステムは、#0〜#
2の3台の磁気ディスクコントローラ3と、タイプの異
なる複数台の磁気ディスク装置4で構成されている。
【0006】磁気ディスク装置4には、タイプA、タイ
プB、タイプCのように、異なったタイプの装置が用い
てあり、これらは最大シリンダ数が異なっている。#0
と#1の磁気ディスクコントローラ3には、#0(タイ
プA)、#1(タイプA)、#2(タイプB)の磁気デ
ィスク装置4を共通に接続してあり、#2の磁気ディス
クコントローラ3には、別の#0(タイプA)、#1
(タイプC)、#2(タイプC)の磁気ディスク装置が
接続してある。
【0007】また、ホスト計算機1には、コンソール装
置5とプリンタ6を接続すると共に、#1、#2の各チ
ャネル2には、上記の磁気ディスクコントローラ3を接
続してある。
【0008】このチャネル2と磁気ディスクコントロー
ラ3との間は、(a)、(b)、(c)、(d)の各パ
スにより接続されている。ホスト計算機1及び各磁気デ
ィスクコントローラ3の詳細な構成を図8に示す。な
お、各磁気ディスクコントローラ3の構成は、全て同じ
なので、1台のみを図示してある。
【0009】図8に示したように、ホスト計算機1に
は、入力情報処理部7、編集処理部8、印刷出力処理部
9、エラー情報格納部10等を設ける。また、磁気ディ
スクコントローラ3には、接続パス構成情報格納部1
1、ログ情報格納部12等を設けると共に、該ログ情報
格納部12内には、エラー情報格納部13とリトライ情
報格納部14を設けてある。
【0010】上記接続パス構成情報格納部11に格納さ
れる情報としては、次のようなものである。例えば、#
1の磁気ディスクコントローラ3内に設けられた接続パ
ス構成情報格納部11には、パス(a)から#0の磁気
ディスクコントローラを経由して、#0〜#3の磁気デ
ィスク装置に接続している旨の情報が格納されている。
【0011】また、ログ情報格納部12のエラー情報格
納部13には、ホスト計算機1からのアクセスに対し、
処理を行ってエラーが発生した場合のエラー情報を格納
しておき、リトライ情報格納部14には、エラー発生時
のリトライ(再試行)における各種情報を格納してお
く。
【0012】上記構成によるホスト計算機及び磁気ディ
スクコントローラの処理の概要は次のとおりである。通
常の稼働時には、ホスト計算機1からのアクセスに対
し、磁気ディスクコントローラ3では、磁気ディスク装
置4に対し、データのリード/ライトを行う。
【0013】この時、エラーが発生すると、リトライ
(再試行)を行う。このリトライは、例えば数回にわた
って行い、その結果、リトライ成功となればそのまま処
理を続行し、ホスト計算機1にはエラー通知をしない。
【0014】また、リトライ情報は、リトライ情報格納
部14に格納しておくが、この情報は、ホスト計算機1
へ通知することはない。しかし、例えば数回にわたるリ
トライの結果、リトライしても障害が回復しない場合、
あるいは最初からリトライ不可能な障害のある場合に
は、ホスト計算機1へエラー通知(エラー情報格納部1
3のエラー情報を送る)を行う。
【0015】この通知を受けたホスト計算機1では、内
部のエラー情報格納部10内にエラー情報を格納してお
く。このようにして、ホスト計算機1内のエラー情報格
納部10には、通知を受けた磁気ディスクコントローラ
3のエラー情報を蓄積しておく。
【0016】一方、コンソール装置5からオペレータの
編集要求が入力されると、この要求は、入力情報処理部
7で処理した後、編集処理部8へ通知する。編集処理部
8では、エラー情報格納部10内のエラー情報を取り込
み、オペレータからの要求に応じて編集を行い、その結
果を印刷出力処理部9へ送る。
【0017】その後、印刷出力処理部9からプリンタ6
に対し、上記編集結果のデータを送り、プリンタ6によ
り、印刷して出力する。オペレータは、印刷して出力し
たデータを見て、装置の障害を知る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) 周辺装置(例えば磁気ディスクサブシステム)自身
のリトライ(再試行)で処理できるエラーは、周辺装置
内部で処理し、その結果をログ領域に格納するが、ホス
ト計算機には通知しない。
【0019】このため、周辺装置自身のリトライで処理
できなくなり、ホスト計算機に障害として通知された場
合、障害に到るまでのエラー発生の経過がホスト計算機
では分からないため、障害箇所の解明や予防的な処理を
行うことができなかった。 (2) ホスト計算機に接続された周辺装置の台数が多い場
合、あるいは接続パス構成が多くて複雑な場合には、障
害の切り分けが極めて困難となる。
【0020】すなわち、装置に依存する障害か、パスに
依存する障害かの切り分けを、エラーログ情報から行う
ためには、装置機番、チャネルパス、接続装置のタイプ
など、それぞれについての情報を集めて分析したり、編
集したりする必要がある。
【0021】しかし、これらの作業は煩雑で、極めて困
難な作業であるから、障害の切り分けは極めて困難とな
る。本発明は、このような従来の欠点を解消し、ホスト
計算機と周辺装置間の接続パス構成が複雑な場合でも、
容易に、接続パスに対応した全てのロギングデータを編
集して出力できるようにすることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
であり、図1中、図7、8と同じものは同一符号で示し
てある。また、5Aは入力装置、6Aは出力装置、3A
は周辺装置、15Aは周辺装置情報読取り処理部、16
はエラー判定処理部を示す。
【0023】本発明は上記の課題を解決するため、次の
ように構成した。 (1) ホスト計算機1と、該ホスト計算機1に接続された
周辺装置3とから成り、該周辺装置内に、ホスト計算機
と周辺装置のハードウェアの接続パス構成、及び周辺装
置内のデバイス形式等に関する構成定義情報を持ち、か
つ該周辺装置内に、周辺装置のハードウェアエラーに関
するロギングデータを蓄積する計算機システムのロギン
グデータ編集処理方法であって、外部からの編集要求が
あった際、該計算機システム内で、上記構成定義情報及
びロギングデータを読み出し、該構成定義情報に基づい
て、上記ロギングデータを解析して編集し、該編集結果
を出力するようにした。
【0024】(2) 構成(1)において、外部からの編集
要求で、編集形式等についての指定があった場合、指定
された事象のロギングデータについて、解析し、編集す
るようにした。
【0025】(3) 構成(1)において、上記計算機シス
テム内で編集を行った際、編集結果のデータに基づき、
エラーの発生状態が、外部から指定された条件を満足し
ているか否かを判定し、満足していない場合にはエラー
と判定し、その結果を出力するようにした。
【0026】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1を参照
しながら説明する。オペレータが、入力装置5Aからロ
ギングデータの編集要求を入力すると、該編集要求は、
ホスト計算機1内の編集処理部8と周辺装置情報読取り
処理部15Aに送られる。
【0027】周辺装置情報読取り処理部15Aでは、周
辺装置3A内の接続パス構成情報格納部11から接続パ
ス構成情報(構成定義情報)を読み出し、編集処理部8
へ送る。
【0028】編集処理部8では、前記情報をもとに、ロ
グ情報格納部12内に、どの装置機番、パス構成、及び
デバイス形式のログ情報が格納されているかを調べる。
その後、周辺装置情報読取り処理部15Aでは、ログ情
報格納部12内のエラー情報格納部13及びリトライ情
報格納部14内のロギングデータを読み取って編集処理
部8へ送る。
【0029】編集処理部8では、上記接続パス構成情報
(構成定義情報)に基づいて、受け取ったロギングデー
タを解析して編集し、その結果を出力装置6Aへ送って
出力する。
【0030】この時エラー判定処理部16において、編
集結果のデータをもとに、エラーの発生状態が、外部か
ら指定された条件を満足しているか否かを判定し、満足
していない場合にはエラーと判定し、その結果を出力装
置6Aに送って出力することも可能である。
【0031】このようにすれば、従来、編集することの
できなかったロギングデータを、漏れなく編集して出力
することができる。また、接続パス構成が複雑な場合で
も、煩雑なオペレーションを行うことなく、編集するこ
とが可能となる。この出力データにより、障害の切り分
け等が容易となる。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図6は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜6中、図1、7、8と同じものは同一符号で
示してある。また、15はコントローラ情報読取り処理
部を示す。
【0033】本実施例は、上記従来例と同様に、磁気デ
ィスクサブシステムに適用した例である。なお、図7に
示した磁気ディスクサブシステムのハードウェア構成
は、本実施例でも同じなので、この図を参照しながら本
実施例を説明する。
【0034】本実施例のホスト計算機及び磁気ディスク
コントローラの詳細な構成を図2に示す。なお各磁気デ
ィスクコントローラの構成は同じなので1つの磁気ディ
スクコントローラのみを図示してある。
【0035】図2に示したように、ホスト計算機1に
は、入力情報処理部7、編集処理部8、印刷出力処理部
9、コントローラ情報読取り処理部15等を設けると共
に、編集処理部8に、エラー判定処理部16を設ける。
【0036】また、磁気ディスクコントローラ3には、
接続パス構成情報格納部11とログ情報格納部12を設
けると共に、ログ情報格納部12には、エラー情報格納
部13とリトライ情報格納部14を設ける。
【0037】磁気ディスクコントローラ3内の接続パス
構成情報格納部に格納されている接続パス構成情報(構
成定義情報)は次のようなものである。#0の磁気ディ
スクコントローラ3内の接続パス構成情報は、パス
(a)から#0の磁気ディスクコントローラを経由し
て、#0〜#2の磁気ディスク装置(タイプA、タイプ
B)4を接続している旨の情報、及びパス(b)、
(c)から、#1の磁気ディスクコントローラを経由し
て、同一の磁気ディスク装置(タイプA、タイプB)4
を接続している旨の情報等である。
【0038】#1の磁気ディスクコントローラ3内の接
続パス構成情報は、パス(b)、(c)から#1の磁気
ディスクコントローラ3を経由して、#0〜#2の磁気
ディスク装置(タイプA、タイプB)4を接続している
旨の情報、及びパス(a)から#0の磁気ディスクコン
トローラ3を経由して、同一の磁気ディスク装置(タイ
プA、タイプB)4を接続している旨の情報等である。
【0039】#2の磁気ディスクコントローラ3内の接
続パス構成情報は、パス(d)から、#2の磁気ディス
クコントローラ3を経由して、#0〜#3の磁気ディス
ク装置(タイプA、タイプC)を接続している旨の情報
等である。
【0040】上記接続パス構成情報には、上記の各情報
の外に、他のパスからの接続がない旨の情報も付加され
ている。これらの各情報は、予め定義されており、この
情報を読み出して使用する。
【0041】ログ情報格納部12内のエラー情報格納部
13及びリトライ情報格納部14は、ホスト計算機1か
らのアクセスがあって、磁気ディスク装置4に対し、リ
ード/ライト等を行った際(通常の稼働時)にエラーが
あった場合、及び、該エラー発生時にリトライ(再試
行)を行った場合に、ハードウェアエラー情報及びリト
ライ情報等を格納し、蓄積しておくものである。
【0042】入力情報処理部7は、コンソール装置5か
らオペレータが入力した入力情報(編集要求等)の入力
処理を行うものである。コントローラ情報読取り処理部
15は、オペレータの指示に従って、磁気ディスクコン
トローラ3内の接続パス構成情報、エラー情報、リトラ
イ情報等を読み出すものである。
【0043】編集処理部8は、内部にエラー判定部16
を有し、コントローラ情報読取り処理部15で読み出し
た情報を受け取り、オペレータからの要求に従って、編
集処理をしたり、あるいはエラー判定を行ったりするも
のである。
【0044】印刷出力処理部9は、編集処理部8で編集
した情報を印刷形式にしてプリンタ6へ出力するもので
ある。上記接続パス構成情報の内、#1の磁気ディスク
コントローラ3内の情報例を、図3に示す。
【0045】図3において、コントローラNoの欄は、
「1」となっていて、#1の磁気ディスクコントローラ
を示す。チャネルポートID(アダプタNo)の欄は
「40(b)」、あるいは「41(c)」となってお
り、「(b)」及び「(c)」は、ホスト計算機1から
磁気ディスクコントローラ3への接続パスに対応(図7
参照)する情報である。
【0046】デバイスNoの欄は、「00」、「0
1」、「02」、「03」となっており、#1の磁気デ
ィスクコントローラ3に接続された磁気ディスク装置4
(「03」はタイプCの装置)の番号である。
【0047】デバイスタイプの欄は、「Max:600
シリンダ」及び「Max:1200シリンダ」となって
おり、例えばタイプAが最大シリンダ数600で、タイ
プB、Cが最大シリンダ数1200であることを示して
いる。
【0048】装置接続状態の欄は、「有効」及び「未接
続」となっており、#1の磁気ディスクコントローラに
接続されているか否かを表している。上記各磁気ディス
クコントローラ3内のログ情報(エラー情報及びリトラ
イ情報)の内、#1の磁気ディスクコントローラ3内の
情報例を、図4に示す。
【0049】図4において、デバイスNoの欄及びアダ
プタNoの欄は図3と同じである。また、格納日付の欄
は、ログ情報を格納した年月日、及び時分であり、エラ
ー詳細情報の欄は、エラー情報及びリトライ情報の詳細
な情報である。
【0050】以下、ロギングデータ編集処理を、図5の
処理フローチャートに基づいて説明する。なお、図5の
各処理番号はカッコ内に示す。オペレータが、コンソー
ル装置5から編集要求を入力すると、この要求は入力情
報処理部7で処理した後、編集処理部8と、コントロー
ラ情報読取り処理部15へ通知される。
【0051】この編集要求に基づき、コントローラ情報
読取り処理部15が起動すると、該コントローラ情報読
取り処理部15では、磁気ディスクコントローラ3内の
接続パス構成格納部11の情報(図3参照)を読み取り
(S1)、編集処理部8へ送る。
【0052】編集処理部8では、受け取った接続パス構
成情報から、チャネルパス数、接続I/O(磁気ディス
ク装置)パス数、及び接続I/O機番等の情報(図3に
示した各情報等)を確認し、整理する(S2)。
【0053】次に、コントローラ情報読取り処理部15
は、磁気ディスクコントローラ3内のログ情報格納部1
2内のエラー情報格納部13及びリトライ情報格納部1
4内の情報(図4参照)を読み取り(S3)、編集処理
部8へ送る。
【0054】編集処理部8では、オペレータから、編集
形式や編集方法について、要求があったか否かを判断し
(S4)、もし要求が無ければ、接続パス構成情報に基
づき、全てのログ内容の解析及び編集を行う(S6)。
【0055】しかし、オペレータからの要求があった場
合には、オペレータの指定した事象のログを、接続パス
構成情報と、ログ内容を解析して編集する(S5)。編
集結果は、編集処理部8から印刷出力処理部9へ送り、
更にプリンタ6へ送って印刷出力する(S7)。
【0056】またこの時、エラー判定処理部16では、
編集処理部8の編集結果のデータをもとに、エラーの発
生状態が、規定の条件(オペレータが指定)を満足して
いるか否かを判断し、もし、満足していなければ、エラ
ー情報をプリンタ6へ送り印刷出力する(S7)。
【0057】そして、上記各処理を全ての磁気ディスク
コントローラ3について行うと(S8)、処理を終了す
る。このようにして印刷出力された編集結果の出力例
を、図6に示す。
【0058】図6において、はログ編集を行った装置
機番、はログ情報を読取ったコントローラの番号、
は、ホスト計算機からの接続パスの内部管理ID番号、
はログ情報のエラー詳細情報の内容(リトライした回
数)を示す。
【0059】また、はログ情報のエラー詳細情報の内
容(リトライ不可能なエラー回数)、はログ情報のエ
ラー詳細情報(ハードに関連したエラー回数)、は編
集対象のログを最初に検出した時間、は、編集対象の
ログを、最期に検出した時間を示す。
【0060】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) 磁気ディスクサブシステムに限らず、磁気テープサ
ブシステム等、他の同様なシステムにも適用可能とな
る。
【0061】(2) 上記実施例では、編集処理を、ホスト
計算機内で行っているが、この処理は磁気ディスクコン
トローラ内で行って、その結果をホスト計算機へ通知し
てもよい。
【0062】この場合、磁気ディスクコントローラ内
に、情報の読出しと、編集処理を行うためのプログラム
を格納しておき、オペレータの編集要求に関する情報を
送って編集処理を行えばよい。
【0063】(3) ホスト計算機内あるいは周辺装置内に
おいて、編集したロギングデータをもとに、装置障害及
び障害の切り分けを行うことも可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) 周辺装置のエラーの内容、発生状況及び発生経過
を、ホスト計算機のチャネルパス、接続I/Oパス、接
続I/O機番の単位及び物理装置タイプ別に知ることが
できる。
【0065】従って、障害箇所の解明が十分にできると
共に、予防的な処置を行うことも可能となる。 (2) 周辺装置内に定義されている接続パス構成情報(構
成定義情報)を、内部で自動的に読み出し、その情報を
用いて自動的に編集処理を行うため、接続パス構成が複
雑な場合でも、煩雑なオペレーションを行うことなく、
容易にロギングデータの編集ができる。
【0066】(3) ホスト計算機へのエラー通知に対して
条件がある装置においても、エラー情報は、周辺装置内
のログ領域の内容を読み出して編集するため、情報の漏
れがない。すなわち、従来のエラーログ情報の処理方法
では編集することのできないログ情報を、漏れなく処理
することができる。
【0067】(4) 周辺装置内に定義されている情報(接
続構成情報)に基づき、チャネル、コントローラ、I/
O、装置タイプのどれに依存するエラーなのかを、自動
的に切り分け、オペレータに通知することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例におけるホスト計算機及び磁気
ディスクコントローラの詳細な構成図である。
【図3】実施例の接続パス構成情報例である。
【図4】実施例のログ情報例である。
【図5】実施例の編集処理フローチャートである。
【図6】実施例の編集結果の出力例である。
【図7】従来の磁気ディスクサブシステムの構成図であ
る。
【図8】従来のホスト計算機及び磁気ディスクコントロ
ーラの詳細な構成図である。
【符号の説明】
1 ホスト計算機 3A 周辺装置 5A 入力装置 6A 出力装置 8 編集処理部 11 接続パス構成情報格納部 12 ログ情報格納部 13 エラー情報格納部 14 リトライ情報格納部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト計算機(1)と、 該ホスト計算機に接続された周辺装置(3A)とから成
    り、 該周辺装置内に、ホスト計算機と周辺装置のハードウェ
    アの接続パス構成、及び周辺装置内のデバイス型式等に
    関する構成定義情報を持ち、かつ該周辺装置内に、 周辺装置のハードウェアエラーに関するロギングデータ
    を蓄積する計算機システムのロギングデータ編集処理方
    法であって、 外部からの編集要求があった際、該計算機システム内
    で、上記構成定義情報及びロギングデータを読み出し、 該構成定義情報に基づいて、上記ロギングデータを解析
    して編集し、 該編集結果を出力することを特徴としたロギングデータ
    編集処理方法。
  2. 【請求項2】 上記外部からの編集要求で、編集形式等
    についての指定があった場合、 指定された事象のロギングデータについて、解析し、編
    集することを特徴とした請求項1記載のロギングデータ
    編集処理方法。
  3. 【請求項3】 上記計算機システム内で編集を行った
    際、 編集結果のデータに基づき、エラーの発生状態が、外部
    から指定された条件を満足しているか否かを判定し、 満足していない場合にはエラーと判定し、その結果を出
    力することを特徴とした請求項1記載のロギングデータ
    編集処理方法。
JP4118794A 1992-05-12 1992-05-12 ロギングデータ編集処理方法 Withdrawn JPH05314027A (ja)

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