JPH0531388Y2 - - Google Patents

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JPH0531388Y2
JPH0531388Y2 JP1985107662U JP10766285U JPH0531388Y2 JP H0531388 Y2 JPH0531388 Y2 JP H0531388Y2 JP 1985107662 U JP1985107662 U JP 1985107662U JP 10766285 U JP10766285 U JP 10766285U JP H0531388 Y2 JPH0531388 Y2 JP H0531388Y2
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JP
Japan
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type damper
waste
swing
damper
incinerator
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、袋詰雑固体廃棄物を焼却炉に間欠的
に供給するための放射性廃棄物の間欠投入機に関
するものである。
(従来の技術) 従来の廃棄物の投入機としては、特公昭58−
43719号公報で開示された焼却炉への放射性固形
廃棄物投入装置が知られている。この装置は、第
2図にその構成を示すように、焼却炉21の投入
口22上に設けられた容器23内に具えられ、投
入口22の蓋を兼ねる底部に滑動自在に設けた耐
熱板24と、廃棄物を収容する筒状底なしつぼ2
5に装着され耐熱板24と底なしつぼ25を同時
に滑動させるシリンダ26、投入蓋27および側
壁に固定された間仕切用鉄板28を有している。
上述した構成により、投入蓋27を開いて底なし
つぼ25内に鉄板28を底板として廃棄物を投入
し再び投入蓋27を閉じた後、シリンダ26を駆
動させて底なしつぼ25および耐熱板24を同時
に図中右方へ滑動させ、耐熱板24に設けた開孔
を投入口22と対応する位置まで移動させると、
底なしつぼ25の廃棄物が投入口22から焼却炉
21内に投入される。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述した廃棄物の投入機では、
廃棄物を収納した底なしつぼ25をスライドして
投入口22の上部に移動するため、廃棄物が底な
しつぼ25の下端と間仕切用鉄板28との間に挾
まれ、かみ込みが発生すると共に、焼却炉21内
のガスがその隙間からリークして外部へもれる欠
点があつた。また、焼却炉21の投入口22の位
置と、廃棄物を底なしつぼ25に投入蓋27を介
して供給する位置とが異なるため、上部からの直
接投入は不可能な欠点もあつた。さらに、廃棄物
と焼却炉が接近しているため、引火、火炎の危険
性もあつた。
本考案の目的は上述した不具合を解消して、廃
棄物のかみ込みを防止できると共に炉内ガスのリ
ークをも有効に防止できる放射性廃棄物の間欠投
入機を提供しようとするものである。また、本考
案の他の目的は、廃棄物の引火、火炎の危険性を
防止できると共に、炉内の点検が可能な放射性廃
棄物の間欠投入機を提供しようとするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の放射性廃棄物の間欠投入機は、焼却炉
の頂部に設けられた廃棄物の投入口へ廃棄物を間
欠的に供給する放射性廃棄物の間欠投入機におい
て、前記焼却炉の投入口と同じ大きさの投入口を
その下部に有する密閉型のフレームの内部に、こ
の密閉型フレームの投入口上を滑動自在に設けら
れた耐火物よりなるスライド式ダンパーと、該密
閉型フレームの上部に傾斜して設けられたシユー
トの胴部に炉内の点検が可能な点検口を設けると
ともに、該シユートを介して傾斜させて接続した
第1のスウイング式ダンパーと、該第1のスウイ
ング式ダンパーの上部に一時貯留室を介して接続
した、シールパツキングによりシユートを気密に
封止できる第2のスウイング式ダンパーとを備
え、前記第1のスウイング式ダンパーおよびスラ
イド式ダンパーを閉じた状態で第2のスウイング
式ダンパーを開けることにより廃棄物を一時貯留
室に貯留できるとともに、前記第2のスウイング
式ダンパーを閉じた状態で第1のスウイング式ダ
ンパーおよびスライド式ダンパーを開けることに
より一時貯留室内の廃棄物を焼却炉内に投入でき
るよう構成したことを特徴とするものである。
(作用) 上述した構成において、廃棄物はシユート内を
降下することにより焼却炉内へ投入され、しかも
ダンパーはスウイング式を使用しかつ廃棄物投入
時にはスライド式ダンパーを開いた状態にしてい
るため、廃棄物のかみ込みはまつたく生じない。
また、廃棄物の間欠投入機への供給時および間欠
投入機から焼却炉への廃棄物の投入時において、
スライド式ダンパー、第1のスウイング式ダンパ
ーおよび第2のスウイング式ダンパーのうち少な
くとも1つのダンパーが閉じているため、炉内の
ガスが投入機外へリークすることもない。さら
に、廃棄物を間欠投入機へ供給したときの位置は
シユートを介して焼却炉から離れた位置であるた
め、廃棄物が引火して火炎になることもない。
(実施例) 第1図は本考案の放射性廃棄物の間欠投入機の
一実施例を示す線図である。本実施例において、
図示しない焼却炉の廃棄物投入口と同じ大きさの
投入口1をその下部に有する密閉型のフレーム2
の内部に、耐火物よりなるスライド式ダンパー3
を駆動装置16により投入口1上を滑動自在に設
ける。このスライド式ダンパー3は通常は第1図
に示すように投入口1を塞ぐ位置にあり、廃棄物
が上方から供給されてきたときだけ図中矢印方向
に滑動して投入口1を開の状態にする。投入口1
に対応するフレーム2の上部には、下部に投入部
4aを有すると共に上部は屈折した形状のシユー
ト4を設ける。このシユート4の胴部の投入口1
の真上の位置には、炉内の点検が行なえるよう点
検口5を設ける。
シユート4の上部には第1のスウイング式ダン
パー6を設ける。この第1のスウイング式ダンパ
ー6はヒンジ7を中心にエアピストン等の駆動装
置8により回動して、シユート4の断面形状とほ
ぼ同じ形状のダンパー部6aの開閉操作を行な
う。第1のスウイング式ダンパー6の上部には、
シユート4と好ましくは同径の一時貯留室9を設
ける。一時貯留室9の上部には第2のスウイング
式ダンパー10を設け、この第2のスウイング式
ダンパー10はヒンジ11を介してエアピストン
等の駆動装置12と接続され、駆動装置12の駆
動に応じて開および閉の状態をとり得る。第2の
スウイング式ダンパー10のダンパー部10aは
一時貯留室9の上部円周上全体に宣つて設けた突
部13と当接して一時貯留室9を密封している。
このため、一時貯留室9の突部13とダンパー部
10aが当接する面全体には、例えばゴム等の弾
性部材からなるシールパツキング14を設けてい
る。さらに、第2のスウイング式ダンパー10の
上部には、廃棄物供給部15を設けている。
以下、上述した構成の間欠投入機によつて廃棄
物を焼却炉内に投入する操作について説明する。
まず、第2のダンパー10を閉として例えば袋詰
めの廃棄物を廃棄物供給部15に供給する。次
に、第1のダンパー6を閉の状態で第2のダンパ
ー10を開き、廃棄物を一時貯留室9内の第1の
ダンパー6の位置まで下降させた後、再び第2の
ダンパー10を閉じる。その後、駆動装置16に
よりスライド式ダンパー3を右上向に滑動して投
入口1上から移動させて投入口1を開状態にした
後、第1のダンパー6を開いて廃棄物を降下さ
せ、シユート4の投入部4aおよび投入口1を介
して焼却炉内へ廃棄物を投入する。第1のダンパ
ー6は廃棄物を降下させた直後に閉状態に復帰す
ると共に、スライド式ダンパー3も廃棄物が投入
口1を通過した直後に元の位置に復帰して投入口
1を閉状態とする。以上の操作を繰り返し行うこ
とにより、廃棄物を間欠的に焼却炉内へ投入する
ことができる。
(考案の効果) 以上詳細に説明したところから明らかなよう
に、本考案の放射性廃棄物の間欠投入機によれ
ば、スライド式ダンパが開状態のときに廃棄物は
シユート内を降下することにより焼却炉内へ投入
されるため、廃棄物のかみ込みを完全に除去する
ことができる。また、廃棄物がシユート中のどの
位置にあつても、少なくとも1つのダンパーが閉
じているため、炉内ガスの投入機外のリークを完
全に防止できると共に炉外空気の大量の吸い込み
がないので安定焼却することができる。さらに、
廃棄物を焼却炉内に投入する前の位置はシユート
を介した焼却炉から離れた位置であるため、廃棄
物の引火、火炎の危険を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の放射性廃棄物の間欠投入機の
一実施例を示す線図、第2図は従来の投入機の一
実施例を示す線図である。 1……投入口、2……フレーム、3……スライ
ド式ダンパー、4……シユート、4a……投入
部、5……点検口、6……第1のスウイング式ダ
ンパー、6a……ダンパー部、7……ヒンジ、8
……駆動装置、9……一時貯留室、10……第2
のスウイング式ダンパー、10a……ダンパー
部、11……ヒンジ、12……駆動装置、13…
…突部、14……シールパツキング、15……廃
棄物供給部、16……駆動装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼却炉の頂部に設けられた廃棄物の投入口へ廃
    棄物を間欠的に供給する放射性廃棄物の間欠投入
    機において、前記焼却炉の投入口と同じ大きさの
    投入口をその下部に有する密閉型のフレームの内
    部に、この密閉型フレームの投入口上を滑動自在
    に設けられた耐火物よりなるスライド式ダンパー
    と、該密閉型フレームの上部に傾斜して設けられ
    たシユートの胴部に炉内の点検が可能な点検口を
    設けるとともに、該シユートを介して傾斜させて
    接続した第1のスウイング式ダンパーと、該第1
    のスウイング式ダンパーの上部に一時貯留室を介
    して接続した、シールパツキングによりシユート
    を気密に封止できる第2のスウイング式ダンパー
    とを備え、前記第1のスウイング式ダンパーおよ
    びスライド式ダンパーを閉じた状態で第2のスウ
    イング式ダンパーを開けることにより廃棄物を一
    時貯留室に貯留できるとともに、前記第2のスウ
    イング式ダンパーを閉じた状態で第1のスウイン
    グ式ダンパーおよびスライド式ダンパーを開ける
    ことにより一時貯留室内の廃棄物を焼却炉内に投
    入できるよう構成したことを特徴とする放射性廃
    棄物の間欠投入機。
JP1985107662U 1985-07-16 1985-07-16 Expired - Lifetime JPH0531388Y2 (ja)

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JPS6218537U JPS6218537U (ja) 1987-02-04
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JPS50144274A (ja) * 1974-05-09 1975-11-20
JPS5494774A (en) * 1978-01-12 1979-07-26 Nippon Steel Corp Top charging device for solid waste melting furnace

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