JPH0531336Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0531336Y2
JPH0531336Y2 JP1987077895U JP7789587U JPH0531336Y2 JP H0531336 Y2 JPH0531336 Y2 JP H0531336Y2 JP 1987077895 U JP1987077895 U JP 1987077895U JP 7789587 U JP7789587 U JP 7789587U JP H0531336 Y2 JPH0531336 Y2 JP H0531336Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
spring
valve body
plunger
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987077895U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63185974U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987077895U priority Critical patent/JPH0531336Y2/ja
Publication of JPS63185974U publication Critical patent/JPS63185974U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0531336Y2 publication Critical patent/JPH0531336Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 産業上の利用分野 本考案はプランジヤーと弁体との連結を極めて
容易成らしめると共に、離脱防止を図らしめたパ
イロツト型電磁弁に関するものである。
従来の技術 従来、かかるパイロツト型電磁弁の連結部の機
構としては、実開昭61−85789号公報に記載され
ている様に、プランジヤaと前記主弁体bの間に
引張りコイルばねcを装着したパイロツト型電磁
開閉弁において、前記引張りコイルばねcの前記
プランジヤaまたは前記主弁体bとの連結部分
d,eに、前記パイロツト弁口f閉弁状態におい
て引張力の作用方向の遊隙gを設けたものが見受
けられるも、かかる機構では鍔hの立設個所の形
状が垂直に形成されているため、開弁状態の時に
連結ばねcの大径部から小径部に連続している部
分が鍔hの端縁部に乗り上げた状態になることに
より頻繁な動作により徐々に乗り上げた状態が進
行し、小径部が鍔hより離脱してしまい、動作不
良を引き起こす欠点を有していた。
また、実開昭58−187676号公報に記載されてい
る様に、パイロツト弁体が弾性部材により該主弁
に弾圧されかつ該弾性部材をコイルばねとして該
コイルばねの端部をほぼ接線方向に直線状に伸長
させ、該パイロツト弁体及び主弁の対向する部分
に該コイルばねに螺合されるフランジを形成し、
該フランジの一部を切り欠いたものが見受けられ
るも、かかる機構においても前記とほぼ同様なる
欠点を有している。
考案が解決しようとする問題点 本考案は、プランジヤーと弁体との連結を極め
て容易成さしめると共に、頻繁なプランジヤーの
摺動に対応すべく弁体との連結を確実にして且つ
恒久的に連結を維持成らしめる様にしたパイロツ
ト型電磁弁を提供せんとするものである。
〔考案の構成〕
問題点を解決するための手段 本考案はかかる点に鑑み、弁本体内に一次側圧
力室と二次側圧力室とを区割形成せしめる隔壁に
弁座を有する弁口を設け、弁座と接離自在なる弁
体と弁室内に配置せしめ、弁体の連結部とソレノ
イド内にて往動自在なるプランジヤーの連結部と
を連結ばねにより巻着せしめて連動成らしめ、弁
口を開閉制御せしめるパイロツト型電磁弁におい
て、連結ばねを引つ張りコイルばねとし、両端ば
ね座部を中間部より適宜小径成らしめると共に、
線間ピツチをばね端部へ移行するに従い適宜拡張
せしめる様に形成せしめ、プランジヤーおよび弁
体の夫々の連結部にフランジを形成せしめ、該フ
ランジの立設部をテーパ状に形成せしめる様にし
たパイロツト型電磁弁を提供して上記欠点を解消
せんとするものである。
作 用 本考案にあつては、ばね端部の線間ピツチを拡
張成らしめて、巻着を容易にし、フランジのテー
パ部と連結ばねのばね作用により開弁時の大径部
から小径部に連続している部分が乗り上げても閉
弁時に初期の巻着状態に復元せしめるのである。
実施例 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
ると、 1は本考案に係るパイロツト型電磁弁の本体で
あり、該本体1は弁箱2、蓋体3およびソレノイ
ド4により構成せしめている。
弁箱2は流入口5に連通する一次側圧力室6と
吹出口7に連通する2次側圧力室8を隔壁9によ
り区割せしめると共に、該隔壁9には一次側圧力
室6と二次側圧力室8を連通せしめる弁口10を
貫設せしめると共に、該弁口10の上部を弁座1
1と成さしめている。
12は弁体であり、該弁体12を弁室13内に
配置せしめると共に、弁体12の上方に画成せし
めているソレノイド4内のプランジヤー室14に
プランジヤー15を摺動自在に遊嵌せしめてい
る。
16は弁体12上端部の連結部であり、該連結
部16は端部から外方へ向かつて適宜テーパ状に
挿入壁17を形成せしめると共に、該挿入壁17
頂部から内方へ向かつて適宜テーパ状に係止壁1
8を形成せしめたフランジ19と凹溝20により
成らしめる。
21はプランジヤー15下端部の連結部であ
り、該連結部21は端部から外方へ向かつて適宜
テーパ状に挿入壁22を形成せしめると共に、該
挿入壁22頂部から内方へ向かつて適宜テーパ状
に係止壁23を形成せしめたフランジ24と凹溝
25により成らしめる。
26はプランジヤー15の連結部21と弁体1
2の連結部16とに巻着せしめて連結せしめる連
結ばねであり、該連結ばね26は中間部27径よ
り上下のばね座部28,28aの径を適宜小径成
さしめると共に、線間ピツチをばね端部29,2
9aへ移行せしめるに従い適宜大成らしめて形成
せしめている。
尚、上記実施例の弁体12はピストン状のもの
を示すも、かかる形状に限定されるものではな
く、ダイアフラム式の弁体にて実施しても良い。
次に本考案に係るパイロツト型電磁弁の連結ば
ね26と連結部16,21の作用について説明す
ると、 先ず、ばね端部29,29aの線間ピツチを拡
張せしめ、又挿入壁17,22をテーパ状にせし
めていることによりフランジ19,24の外径よ
り適宜小径なるばね座部28,28aのコイルが
挿入壁17,22のテーパに添つて巻着時にばね
座部28,28aの径を弾性内にて拡張せしめ
る。
次に、巻着状態の連結ばね26に引つ張り方向
の外力が作用して、かかる後外力を解除せしめた
場合においては、係止壁18,23に連結ばね2
6の内径が添つた状態にて拡張当接し、係止壁1
8,23で拡張した状態の連結ばね26が外力が
解除された時はテーパ状に添つて連結ばね26の
引つ張り力による復元力にて円滑に初期の巻着状
態に復元できるのである。
〔考案の効果〕
要するに本考案は、弁本体1内に一次側圧力室
6と二次側圧力室8とを区割形成せしめる隔壁9
に弁座11を有する弁口10を設け、弁座11と
接離自在なる弁体12を弁室13内に配置せし
め、弁体12の連結部16とソレノイド4内にて
往動自在なるプランジヤー15の連結部21とを
連結ばね26により巻着せしめて連動成さしめ、
弁口10を開閉制御せしめるパイロツト型電磁弁
において、連結ばね26を引つ張りコイルばねと
し、両端ばね座部28,28aを中間部27より
適宜小径成らしめる共に、線間ピツチをばね端部
29,29aへ移行するに従い適宜増加せしめる
様に形成せしめ、プランジヤー15および弁体1
2の夫々の連結部16,21にフランジ19,2
4を形成せしめ、該フランジ19,24の立設部
をテーパ状に形成せしめたので、ばね端部29,
29aの線間ピツチを拡張せしめ、又挿入壁1
7,22をテーパ状にせしめていることによりフ
ランジ19,24の外径より適宜小径なるばね座
部28,28aのコイルが挿入壁17,22のテ
ーパに添つて巻着時にばね座部28,28aの径
を弾性内にて拡張せしめることにより極めて容易
に着脱が出来るので組付けに熟練を要せず、コス
ト低減を図られる。
又、巻着状態の連結ばね26に引つ張り方向の
外力が作用して、かかる後外力を解除せしめた場
合においては、係止壁18,23に連結ばね26
の内径が添つた状態にて拡張当接し、係止壁1
8,23で拡張した状態の連結ばね26が外力が
解除された時はテーパ状に添つて連結ばね26の
引つ張り力による復元力にて円滑に初期の巻着状
態に復元できるので、プランジヤーの頻繁なる摺
動による引張及び解除の繰り返し動作に充分耐え
うる為、長期間の使用時においての信頼性の向上
を図らしめる等その実用的効果甚だ大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものにして、第1
図は本考案に係るパイロツト型電磁弁の要部拡大
図、第2図は同上連結ばねの断面図、第3図は同
上連結部の要部拡大断面図、第4図はパイロツト
型電磁弁の縦断面図、第5図は従来の連結部の断
面図である。 1……本体、4……ソレノイド、6……一次側
圧力室、8……二次側圧力室、9……隔壁、10
……弁口、11……弁座、12……弁体、13…
…弁室、15……プランジヤー、16……連結
部、19……フランジ、24……フランジ、26
……連結ばね、27……中間部、28,28a…
…ばね座部、29,29a……ばね端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体内に一次側圧力室と二次側圧力室とを区
    割形成せしめる隔壁に弁座を有する弁口を設け、
    弁座と接離自在なる弁体を弁室内に配置せしめ、
    弁体の連結部とソレノイド内にて往動自在なるプ
    ランジヤーの連結部とを連結ばねにより巻着せし
    めて連動成さしめ、弁口を開閉制御せしめるパイ
    ロツト型電磁弁において、連結ばねを引つ張りコ
    イルばねとし、両端ばね座部を中間部より適宜小
    径成らしめると共に、線間ピツチをばね端部へ移
    行するに従い適宜拡張せしめる様に形成せしめ、
    プランジヤーおよび弁体の夫々の連結部にフラン
    ジを形成せしめ、該フランジの立設部をテーパ状
    に形成せしめたことを特徴とするパイロツト型電
    磁弁。
JP1987077895U 1987-05-23 1987-05-23 Expired - Lifetime JPH0531336Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987077895U JPH0531336Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987077895U JPH0531336Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63185974U JPS63185974U (ja) 1988-11-29
JPH0531336Y2 true JPH0531336Y2 (ja) 1993-08-11

Family

ID=30926334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987077895U Expired - Lifetime JPH0531336Y2 (ja) 1987-05-23 1987-05-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0531336Y2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011038603A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Yoshitake Inc パイロット式電磁弁におけるプランジャと主弁体の連結用バネとこのバネを用いた連結構造
JP2015081632A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 株式会社不二工機 パイロット型制御弁
WO2018211756A1 (ja) * 2017-05-17 2018-11-22 Smc株式会社 パイロット式電磁弁

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005058526B4 (de) * 2005-12-08 2019-06-19 Robert Bosch Gmbh Zweistufiges Ventil zum Steuern von Fluiden
JP5026160B2 (ja) * 2007-06-19 2012-09-12 株式会社ヨシタケ パイロット式電磁弁

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037796B2 (ja) * 1971-08-30 1975-12-04

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037796U (ja) * 1973-08-02 1975-04-19
JPS5182875U (ja) * 1974-12-24 1976-07-02
JPS5396900U (ja) * 1977-01-08 1978-08-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5037796B2 (ja) * 1971-08-30 1975-12-04

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011038603A (ja) * 2009-08-12 2011-02-24 Yoshitake Inc パイロット式電磁弁におけるプランジャと主弁体の連結用バネとこのバネを用いた連結構造
JP2015081632A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 株式会社不二工機 パイロット型制御弁
WO2018211756A1 (ja) * 2017-05-17 2018-11-22 Smc株式会社 パイロット式電磁弁
JP2018194076A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 Smc株式会社 パイロット式電磁弁
CN110621925A (zh) * 2017-05-17 2019-12-27 Smc 株式会社 先导式电磁阀

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63185974U (ja) 1988-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0531336Y2 (ja)
EP0486945A1 (en) Valve and solenoid valve operated by very small force
JPH0369379U (ja)
JPH02114269U (ja)
JP4824106B2 (ja) パイロット式電磁弁におけるプランジャと主弁体の連結用バネとこのバネを用いた連結構造
KR860001309A (ko) 제어변(制御辨)
JPH036847Y2 (ja)
KR100347348B1 (ko) 차량용 클러치 마스터 실린더의 오일 유입관 구조
JPH02144076U (ja)
JPS6065480U (ja) 蒸気および燃料油制御および浄化弁
JPS5932772U (ja) 油圧パイロツト切換弁
JPS6151514U (ja)
JPH0434501U (ja)
JPH0377878U (ja)
JPS62110671U (ja)
JPS6032462Y2 (ja) 弁における弁棒
JPH032642Y2 (ja)
JPH01164880A (ja)
JPH03107668U (ja)
JPS6357879U (ja)
JPS6187204U (ja)
JPH0222478U (ja)
JP2510841Y2 (ja) 電磁石
JPH0144866Y2 (ja)
JPS62134979U (ja)