JPH05313042A - 単位コネクタユニット - Google Patents

単位コネクタユニット

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Publication number
JPH05313042A
JPH05313042A JP13982692A JP13982692A JPH05313042A JP H05313042 A JPH05313042 A JP H05313042A JP 13982692 A JP13982692 A JP 13982692A JP 13982692 A JP13982692 A JP 13982692A JP H05313042 A JPH05313042 A JP H05313042A
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JP
Japan
Prior art keywords
unit
ferrule
lever
optical fiber
connection
Prior art date
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Pending
Application number
JP13982692A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Saito
正美 齋藤
Hiroyuki Yanase
博之 柳瀬
Toshihiko Ota
寿彦 太田
Atsushi Yamakawa
淳 山川
Michito Matsumoto
三千人 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP13982692A priority Critical patent/JPH05313042A/ja
Publication of JPH05313042A publication Critical patent/JPH05313042A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置構成を簡易化して部品点数を少なくし、
製造組み立てが容易で安価な単位コネクタユニットを提
供する。 【構成】 多心光ファイバ心線5の光ファイバが収容固
定されているフェルール10に板ばね部材12を装着する。
この板ばね部材12にはフェルール10の両側にばねの付勢
力によって外向きに開くレバー部13を形成し、このレバ
ー部13の先端側に接続係合部14を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多心光ファイバ心線の
着脱接続を行う単位コネクタユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6にはテープ状多心光ファイバ心線の
着脱接続を行うための単位コネクタユニットが示されて
いる。この単位コネクタユニットは出願人が以前に試作
した(未だ公知にはなっていない)もので、ハウジング
本体1と、スリーブ本体2と、第1の押ばね3と、プラ
グ9と、第2の押ばね4と、多心光ファイバ心線5の先
端側が固定されているフェルール6と、ブーツ7とを有
して構成されており、コネクタ接続を行うときには、ハ
ウジング本体1を前方(図の左方向)に押して第2の押
ばね4を圧縮し、これにより、フェルール6とプラグ9
を前方に移動してプラグ9に設けた突起8を図示しない
アダプタの弾性係止片に係止させて、多心光ファイバ心
線5のコネクタ接続を達成する。そして、コネクタ接続
を解除するときには、スリーブ本体2を後方へ引くこと
により、プラグ9が後方に引かれてプラグ9の突起8が
前記弾性係止片から外れ、アダプタから単位コネクタユ
ニットが取り外されて多心光ファイバ心線5のコネクタ
接続が解除されるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この単
位コネクタユニットは、図6から明らかな如く、単位コ
ネクタユニットを構成する部品点数が非常に多く、した
がって、その製造組み立ての作業性が著しく悪く、装置
コストが高くつくという問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、装置構成を簡易化して部品
点数を減らし、製造組み立てを容易化して装置コストの
安価な単位コネクタユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明の単位コネクタユニットは、光ファイバ心線の光フ
ァイバが固定されているフェルールの両側に、該フェル
ールの接続端面側に伸張させて少なくとも一対のレバー
部が装着されており、このレバー部の先端側にはコネク
タ接続用の接続係合部が設けられるとともに、このレバ
ー部はばねの付勢力によって前記接続係合部が外向きに
開く方向に付勢されていることを特徴として構成されて
いる。
【0006】
【作用】上記構成の本発明において、一対のレバー部を
狭める方向に変形して、単位コネクタユニットを接続端
面側から、例えば、アダプタ内に押し込むと、レバー部
の接続係合部がアダプタ側の係合受部の位置まで押し込
まれたときに、接続係合部はレバー部の外側に開く方向
の弾性復元力でもって係合受部に嵌まり込んでコネクタ
接続が達成される。このとき、前記レバー部が外側に開
く方向に弾性復元することによって、フェルールを接続
方向に押圧する分力が発生し、この押圧分力によりフェ
ルールの接続端面はアダプタ側のフェルールの接続端面
に圧接し、光ファイバ心線の接続が効果的に行われる。
【0007】単位コネクタユニットのコネクタ接続を解
除するときには、一対のレバー部を狭める方向に変形し
て接続係合部をアダプタ側の係合受部から抜き出し、こ
の状態で、単位コネクタユニットを引き抜くことによ
り、単位コネクタユニットはアダプタから取り外され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2には本発明に係る単位コネクタユ
ニットの第1の実施例が示されている。これらの図にお
いて、フェルール10は基端側が幅広化したT字形状を呈
しており、このフェルール10の側周面を囲む態様で、板
ばね部材12が段部11を利用して抜け止め状態で装着され
ている。板ばね部材12の両側には外向きに開いた格好の
一対のレバー部13が先方(フェルール10の接続端面15
側)に向けて伸張されており、レバー部13の先端側の外
面には外向きに爪を突出した状態の接続係合部14が形成
されている。
【0009】フェルール10の接続端面15には図2に示す
ように、一対のピン穴16が形成されており、このピン穴
16間には複数のファイバ挿通孔17が等間隔に配列形成さ
れている。このファイバ挿通孔23とピン穴22は貫通され
ていて、ファイバ挿通孔17にはテープ状の多心光ファイ
バ心線5の各光ファイバ18が挿通されて接着等により固
定されており、各光ファイバ18の先端は接続端面15側に
露出され、接続端面15と一体的に研磨されている。な
お、ピン穴16にはピン20の一端側が嵌め込まれる。
【0010】この実施例は上記のように構成されてお
り、次に、作用を説明する。図3に示す如く、単位コネ
クタユニット同士の接続を行うときには、まず、フェル
ール10のピン穴16にピン20の一端側を嵌め込んだ状態
で、一方側の単位コネクタユニットのレバー部13を例え
ば指で挟んで狭める方向に変形させた状態で該単位コネ
クタユニットをアダプタ21の一端側から挿入する。そう
すると、弾性係合部14がアダプタ21の係合受部として機
能する係合孔22の位置まで押し込まれたときに、レバー
部13は弾性復元力によって外向きに開き、接続係合部14
は係合孔22に係合してアダプタ21に一方側の単位コネク
タユニットが装着される。
【0011】次に、他方側の単位コネクタユニットを同
様にレバー部13を狭幅方向に弾性変形して、アダプタ21
の他端側から嵌め込んで行くと、まず、フェルール10に
嵌め込まれているピン20が相手側のフェルール10のピン
穴16に嵌め込まれてフェルール10同士の位置合わせが行
われる。単位コネクタユニットをさらに押し込んで行く
と、フェルール10の接続端面15同士が接触し、このと
き、接続係合部14は係合孔22の位置に至り、接続係合部
14はレバー部13の弾性復元力でもって係合孔22に係合す
る。このとき、両単位コネクタユニットのレバー部13は
外向きに開く方向に弾性復元力Fが作用するので、必然
的に、フェルール10には互いに接続方向の分力FH が生
じ、この押圧分力によってフェルール10の接続端面15同
士は互いに圧接し、多心光ファイバ心線5の効果的な接
続が達成されるのである。
【0012】この単位コネクタユニット同士の接続を解
除するときには、レバー部13を狭幅方向に変形させて接
続係合部14を係合孔22から抜き出した状態で単位コネク
タユニットを引き抜けばよく、これにより、単位コネク
タユニットはアダプタ21から完全に抜け出てコネクタ接
続が解除される。
【0013】上記のように、本実施例では、フェルール
10にレバー部13を形成した板ばね部材12を装着するだけ
の作業で単位コネクタユニットが組み立てられるもので
あるから、装置構成が極めて簡易となり、単位コネクタ
ユニットを構成する部品点数も非常に少なく、装置コス
トの大幅な低減化が可能となる。
【0014】また、単位コネクタユニット同士の接続に
際しても、互いに、単位コネクタユニット同士を向き合
わせてアダプタの両側から嵌め込むだけでよく、単位コ
ネクタユニットの接続を解除するときにも、レバー部を
狭幅方向に弾性変形させた状態で単に引き抜くだけの操
作でよいので、その単位コネクタユニットの着脱作業も
非常に容易である。
【0015】図4および図5には本発明の第2の実施例
が示されている。この実施例は、フェルール10の基部側
に基台23を両側に張り出して一体形成し、この基台23に
軸ピン24を植設し、この軸ピン24にレバー部25の基端側
を回転自在に嵌め込んだものである。そして、レバー部
25の先端側の外面には接続係合部14を形成し、基台23と
レバー部25の結合部分には巻ばね26を装着し、この巻ば
ね26によってレバー部25を外向きに開く方向に付勢する
ように構成したものであり、それ以外の構成は前記第1
の実施例と同様であり、第1の実施例と同一部分には同
一符号を付してある。
【0016】この実施例においても、単位コネクタユニ
ット同士の接続を行うときには、図3に示すようなアダ
プタ21を用い、アダプタの一端側からは、レバー部25を
巻ばね26の付勢力に抗して狭幅方向に押し下げた状態で
一方側の単位コネクタユニットを嵌め込んでレバー部25
の接続係合部14とアダプタ21の係合孔22との係合装着を
行い、同様に、アダプタ21の反対側から接続相手側の単
位コネクタユニットを嵌め込んで接続係合部14と係合孔
22との係合を行うことにより、両単位コネクタユニット
同士の接続が達成される。この場合も、前記第1の実施
例と同様に、レバー部25は巻ばね26の付勢力によって開
く方向に付勢されているので、フェルール10に接続方向
の押圧分力FH が作用し、この押圧分力によりフェルー
ル10の接続端面15同士が圧接状態となり、多心光ファイ
バ心線5の効果的な接続が達成されるのである。
【0017】また、単位コネクタユニット同士の接続を
解除するときも、前記第1の実施例と同様に、レバー部
25を押し下げて接続係合部14を係合孔22から抜き出した
状態で、単位コネクタユニットを引き抜くことにより、
単位コネクタユニットの接続解除が容易に行われる。
【0018】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ことはなく、様々な実施の態様を採り得るものである。
例えば、上記各実施例では多心光ファイバ心線の接続を
例にして説明したが、もちろん単心光ファイバ心線の接
続に対しても適用されるものである。
【0019】また、上記各実施例ではレバー部13,25を
フェルール10の両側面がわに設けたが、上下両面がわに
設けてもよい。また、レバー部13,25の数も一対(2
個)以上の任意の数にすることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、光ファイバ心線が接続固定さ
れているフェルールの両側に少なくとも一対のレバー部
を装着し、このレバー部の先端側に接続係合部を設け、
レバー部をばねの付勢力でもって外向きに開く方向に付
勢した簡易な構成であるから、単位コネクタユニットを
構成する部品点数も格段に少なくなり、単位コネクタユ
ニットの製造組み立ての作業性が飛躍的に改善されると
ともに、装置コストの大幅な低減化が可能となる。
【0021】また、単位コネクタユニット同士を接続す
るときには、レバー部を狭幅方向に変形した状態でアダ
プタに差し込めばよく、また、コネクタ接続を解除する
ときには、レバー部を狭幅方向に弾性変形した状態で引
き抜くだけの操作でよいから、単位コネクタユニットの
着脱作業も非常に容易となり、取り扱い上、非常に便利
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る単位コネクタユニットの第1の実
施例を示す構成説明図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】同実施例の単位コネクタユニットの接続状態の
説明図である。
【図4】本発明に係る単位コネクタユニットの第2の実
施例の構成説明図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】出願人が以前に試作した単位コネクタユニット
の説明図である。
【符号の説明】
5 多心光ファイバ心線 10 フェルール 12 板ばね部材 13,25 レバー部 14 接続係合部 21 アダプタ 22 係合孔 26 巻ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 寿彦 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 山川 淳 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 松本 三千人 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ心線の光ファイバが固定され
    ているフェルールの両側に、該フェルールの接続端面側
    に伸張させて少なくとも一対のレバー部が装着されてお
    り、このレバー部の先端側にはコネクタ接続用の接続係
    合部が設けられるとともに、このレバー部はばねの付勢
    力によって前記接続係合部が外向きに開く方向に付勢さ
    れている単位コネクタユニット。
JP13982692A 1992-05-01 1992-05-01 単位コネクタユニット Pending JPH05313042A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13982692A JPH05313042A (ja) 1992-05-01 1992-05-01 単位コネクタユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13982692A JPH05313042A (ja) 1992-05-01 1992-05-01 単位コネクタユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05313042A true JPH05313042A (ja) 1993-11-26

Family

ID=15254382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13982692A Pending JPH05313042A (ja) 1992-05-01 1992-05-01 単位コネクタユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05313042A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001083364A (ja) * 1999-07-26 2001-03-30 Diamond Sa オプティカルプラグとソケットを接続するためのプラグ部品

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001083364A (ja) * 1999-07-26 2001-03-30 Diamond Sa オプティカルプラグとソケットを接続するためのプラグ部品

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