JP3198145B2 - 多段積層型光コネクタ - Google Patents

多段積層型光コネクタ

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JP3198145B2
JP3198145B2 JP04933992A JP4933992A JP3198145B2 JP 3198145 B2 JP3198145 B2 JP 3198145B2 JP 04933992 A JP04933992 A JP 04933992A JP 4933992 A JP4933992 A JP 4933992A JP 3198145 B2 JP3198145 B2 JP 3198145B2
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英敏 石田
俊昭 柿井
三千人 松本
正 灰原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の光ケーブルの接
続を簡易に着脱し得る多段積層型光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ファイバを多数結合する際
には、複数光ファイバを束ねて形成される光ケーブルの
端部に光コネクタを取付け、光コネクタ同士をガイドピ
ン等で位置合わせしつつ接合していた。
【0003】すなわち、実際に接合作業をする場合に
は、作業者が光ケーブルの端部に位置する光コネクタ同
士を手作業でガイドピンにより案内しつつ接合面同士を
当接し、さらに、光コネクタが容易に外れないようにク
リップ等で挟んで、固定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような構造の光
コネクタでは、光ケーブルの高密度多心化に伴ない光ケ
ーブル接続の為に長時間を要するに至った。この一方、
光ケーブル接続作業の高速性が近年要請されているのに
対し、複数個の光コネクタを一括して接合損失なく結合
できる光コネクタが現状では無く、このような要請を満
せないという課題を有していた。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1による多段積層
型光コネクタは、光ケーブルの端部に取付けられて光信
号の伝達をし且つ挿入された第一のガイドピンにより位
置決めされつつ他の光コネクタに接合される光コネクタ
と、複数の該光コネクタをそれぞれクリアランスを有し
且つ該光コネクタの接合面に交差する方向に沿って移動
可能となるように支持するコネクタハウジングと、前記
コネクタハウジングに挿入され且つ前記コネクタハウジ
ング同士の接合時における前記コネクタハウジング間の
位置決めをする第2のガイドピンと、 外周部に係合突部
を有するコネクタハウジングと、 一対の該コネクタハウ
ジングの外周部に嵌合して取付けられると共に接合面と
交差する方向に伸びる係止部に形成された舌片が前記係
合突部に係止されて一対の該コネクタハウジングの接合
状態を固定する薄板状のクリップと、 先端部が鋭角に形
成され且つ前記コネクタハウジングの外周部上を移動し
て該クリップの舌片を押し上げて該クリップを取り外す
解除片とを有すること特徴とする。
【0006】
【0007】
【作用】請求項1の多段積層型光コネクタの作用を以下
に説明する。コネクタハウジング同士を接合することに
より、コネクタハウジング内の複数の光コネクタが他方
のコネクタハウジング内の光コネクタとそれぞれ接合し
て光ケーブルから送られる光信号を伝達する。また、光
コネクタの接合に際しては、コネクタハウジングとの間
のクリアランスにより光コネクタ同士の位置ずれが修正
されつつ第1のガイドピンにより位置決めされる。さら
に、コネクタハウジング同士は、第2のガイドピンによ
り位置決めされる。
【0008】一方、個々の光コネクタは、コネクタハウ
ジングに爪部で固定された支持部材と光コネクタとの間
に介在されたスプリングにより押圧されている為、個々
の光コネクタ同士が確実に接続される。また、爪部を外
して支持部材を取り除くことにより、光コネクタの接合
が個々に解除される。
【0009】また、コネクタハウジングの接合に際して
は、クリップの係止部に形成された舌片と一対のコネク
タハウジングの係合突部とが係止され、一対のコネクタ
ハウジングの接合状態を維持する。
【0010】コネクタハウジングの接合解除に際して
は、解除片をコネクタハウジングの外周部上で移動し、
クリップの舌片を押し上げることにより、舌片と係合突
部の間の係合が解かれ、クリップによるコネクタハウジ
ングの固定が終了する。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例に係わる多段積層型光コネ
クタを図1から図3に示し、これらの図に基づき本実施
例を説明する。
【0012】接合前の本実施例の全体構造を表す図1に
示すように、それぞれ複数本の図示しない光ファイバを
内部に有す光ケーブル12の端部に、接合用の光コネク
タ11が取付けられており、これら光コネクタ11を本
実施例では5個積み重ねた状態であって所定のクリアラ
ンスを有した状態でコネクタハウジング1に保持してい
る。また、図1上、左下側には、この光コネクタ11に
接合される図示しない光コネクタ11が保持されたコネ
クタハウジング2が位置している。従って、コネクタハ
ウジング1、2が接合されると、これら光コネクタ11
間で光ケーブル12内の光信号が伝達される。
【0013】さらに、各光コネクタ11には、光コネク
タ11の接合時における位置決め用の図示しない第1の
ガイドピンが挿入されるガイド穴9が穿設されており、
コネクタハウジング1、2には、コネクタハウジング
1、2の接合時におけるコネクタハウジング1、2間の
位置決め用の図示しない第2のガイドピンが挿入される
ガイド穴10が穿設されている。従って、コネクタハウ
ジング1、2同士が第2のガイドピンにより案内されつ
つ接合されて、複数の光コネクタ11同士が接合される
際に、コネクタハウジング1、2と光コネクタ11との
間のクリアランスにより光コネクタ11の位置が修正さ
れると共に、第1のガイドピンにより位置決めされる。
【0014】そして、これらコネクタハウジング1、2
の間には、光コネクタ11を接合したときの固定用とし
てクリップ3が位置していて、このクリップ3により固
定された状態を図2に示す。
【0015】これらの図に示すように、クリップ3は板
状の例えば鋼板を打抜くと共に折り曲げて形成されたも
のであり、上下位置それぞれに一対の係止部4が形成さ
れている。この係止部4は光コネクタ11の接合面18
と交差する方向に伸びるように形成されると共に舌片4
aが内側斜め方向に折り曲げられて形成されている。
【0016】一方、コネクタハウジング1、2の外周部
には、舌片4aを導入させて案内するように他の部分よ
り、一段低く形成された案内部6が形成されていて、こ
の案内部6の奥側にクリップ3が係止される係合突部で
あるストッパ7が位置している。また、クリップ3によ
る固定時にクリップ3の舌片4aと当接するストッパ7
の部分は、コネクタハウジング1、2の外周壁と直交す
るように形成されており、この当接部分7aによりクリ
ップ3の抜け防止が図られている。
【0017】他方、コネクタハウジング1、2同士の接
合を解除する場合には、このクリップ3を外す必要を有
するが、この場合、図2に示すようなクリップ取り外し
用の解除片21を用いることとする。この解除片21
は、それぞれのコネクタハウジング1、2に形成された
案内溝8に挿入可能なようにU字形をすると共にその先
端部が鋭角に形成されており、このU字形の先端部が案
内溝8にガイドされつつ挿入されると、クリップ3の係
止部4に当って舌片4aが押し上げられ、クリップ3の
取り外しが可能となる。
【0018】次に、コネクタハウジング1、2内の構造
について、図3に基づき説明する。
【0019】図1のA−A矢視断面を拡大して表す図3
に示すように、接合面18である左端部がコネクタハウ
ジング1から露出した光コネクタ11の右端部に光ケー
ブル12が接続されている。さらに、この図に示すよう
に、接合面18と交差する方向に沿って移動可能にコネ
クタハウジング1に支持された光コネクタ11の中央部
付近には、段部11aが形成されており、この段部11
aがコネクタハウジング1の段部1aに係止され、必要
以上に光コネクタ11がコネクタハウジング1から突出
することを防止している。
【0020】他方、コネクタハウジング1内の光コネク
タ11の右端部と対向する位置には、コイルスプリング
13を挟んで支持部材14が設置されている。この支持
部材14の両サイドには、それぞれ爪部15が突出して
形成されると共に、この爪部15の内側に位置するよう
に長穴状の穴部16が穿設されている。また、コネクタ
ハウジング1には、係止片15と対応する位置に位置決
め穴17が穿設されている。
【0021】従って、支持部材14をコネクタハウジン
グ1の右側より挿入していくと、爪部15がコネクタハ
ウジング1の内壁に当接するが、爪部15の周囲の部位
が穴部16により弾性変形可能に形成されている為、こ
の部位が穴部16側に撓んで容易に挿入されていくこと
になる。そして、コネクタハウジング1の位置決め穴1
7に爪部15が入り込んで、支持部材14の位置が固定
される。これに伴って、コイルスプリング13の弾性力
で光コネクタ1が図3上、左側に押圧されて、段部1
a,11a同士が係合して光コネクタ11が図3上、右
側から押された状態で位置決めされる。また、所定の光
コネクタ11のみの接合を解除する場合は、例えば、図
示しない押し棒などで爪部15を押すことにより、容易
に必要な光コネクタ11の接合解除ができる。
【0022】尚、一対のコネクタハウジング1、2内の
他の光コネクタ11も上述と同様の構造となっており、
重複した説明を省略する。
【0023】以上より、本実施例によれば、コネクタハ
ウジング1、2同士を接合することにより、個々の光コ
ネクタ11同士が高精度で確実に接合され、多数の光ケ
ーブル12の簡易な接続が可能となる。また、個々の支
持部材14を取除くことにより、所定の光コネクタ11
のみの接合を解除することが出来る。さらには、薄板状
のクリップ3により、コネクタハウジング1、2の接合
状態での固定を可能とした為、接合状態における小形化
が図られることになった。
【0024】
【発明の効果】本発明の多段積層型光コネクタによれ
ば、複数の光コネクタをコネクタハウジング内に支持す
ると共に第1のガイドピンで個々の光コネクタを位置決
めし、第2のガイドピンでコネクタハウジング同士の位
置決めをするような構造とした結果、簡易に光ケーブル
の接合をすることが可能となり、多数本の光ケーブルで
あっても接続作業の高速化を図ることが出来る。また、
個々の光コネクタを単独で脱着できる為、隣接する他の
回線を切断することなく、個別的に分岐接続が可能とな
る。
【0025】さらに、舌片により一対のコネクタハウジ
ングの接合状態を保持固定する薄板状のクリップとこの
クリップをコネクタハウジングから取り外す解除片とを
有するようにした結果、コネクタハウジングの接合時に
おける小型化が図られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る多段積層型光コネクタ
の全体構造を表す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係る多段積層型光コネクタ
の全体構造を表す斜視図であって、接合された状態を表
す図である。
【図3】図1のA−A矢視断面の拡大図である。
【符号の説明】
1、2 コネクタハウジング 3 クリップ 4 係止部 7 ストッパ 9、10 ガイド穴 11 光コネクタ 12 光ケーブル 13 コイルスプリング 14 支持部材 15 爪部 18 接合面 21 解除片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 三千人 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 灰原 正 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−215607(JP,A) 特開 平4−93804(JP,A) 特開 平4−220604(JP,A) 特開 平4−214510(JP,A) 特開 平4−194810(JP,A) 特開 平4−194809(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/36 - 6/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ケーブルの端部に取付けられて光信号
    の伝達をし且つ挿入された第一のガイドピンにより位置
    決めされつつ他の光コネクタに接合される光コネクタ
    と、 複数の該光コネクタをそれぞれクリアランスを有し且つ
    該光コネクタの接合面に交差する方向に沿って移動可能
    となるように支持するコネクタハウジングと、 前記コネクタハウジングに挿入され且つ前記コネクタハ
    ウジング同士の接合時における前記コネクタハウジング
    間の位置決めをする第2のガイドピンと、 外周部に係合突部を有するコネクタハウジングと、 一対の該コネクタハウジングの外周部に嵌合して取付け
    られると共に接合面と交差する方向に伸びる係止部に形
    成された舌片が前記係合突部に係止されて一対の該コネ
    クタハウジングの接合状態を固定する薄板状のクリップ
    と、 先端部が鋭角に形成され且つ前記コネクタハウジングの
    外周部上を移動して該クリップの舌片を押し上げて該ク
    リップを取り外す解除片とを有する ことを特徴とする多
    段積層型光コネクタ。
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