JPH0531295U - 放熱板付き電子部品の取付構造 - Google Patents
放熱板付き電子部品の取付構造Info
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- JPH0531295U JPH0531295U JP8799091U JP8799091U JPH0531295U JP H0531295 U JPH0531295 U JP H0531295U JP 8799091 U JP8799091 U JP 8799091U JP 8799091 U JP8799091 U JP 8799091U JP H0531295 U JPH0531295 U JP H0531295U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】放熱板付き電子部品1の放熱板2を放熱用基板
20に簡単で確実に取り付ける構造を提供することを目
的とする。 【構成】放熱用基板20の長孔21,21間にシリコン
製接着剤50を塗布して絶縁シート40を貼着し、該絶
縁シート40にさらにシリコン製接着剤50を塗布して
からプリント基板10の取付孔11に放熱用基板20に
取着された支持脚22をそれぞれ挿通すると共に、該放
熱用基板20側に放熱板2を位置させた状態でリード挿
通孔12に電子部品1の各リード5を挿通し、押圧部材
30の脚片31,31を放熱用基板20の長孔21,2
1にそれぞれ弾性係合させ、放熱用基板20と押圧部材
30との間に電子部品1を挟持固定させる構造。
20に簡単で確実に取り付ける構造を提供することを目
的とする。 【構成】放熱用基板20の長孔21,21間にシリコン
製接着剤50を塗布して絶縁シート40を貼着し、該絶
縁シート40にさらにシリコン製接着剤50を塗布して
からプリント基板10の取付孔11に放熱用基板20に
取着された支持脚22をそれぞれ挿通すると共に、該放
熱用基板20側に放熱板2を位置させた状態でリード挿
通孔12に電子部品1の各リード5を挿通し、押圧部材
30の脚片31,31を放熱用基板20の長孔21,2
1にそれぞれ弾性係合させ、放熱用基板20と押圧部材
30との間に電子部品1を挟持固定させる構造。
Description
【0001】
本考案は、例えば、パワートランジスタやレギュレータ等の放熱板付き電子部 品の放熱用基板への取付構造に関する。
【0002】
放熱板を裏面側に設けたパワートランジスタやレギュレータ等の電子部品の中 には、メインボードに取着される放熱用基板に密着させて取り付けて放熱作用を 行わせるものがある。このような電子部品を放熱用基板に取り付ける場合は、例 えば、図3及び図4に示すように、放熱用基板101に穿孔される位置決め用の ねじ穴102付近に絶縁性を得るためにシリコン製接着剤105等を塗布して絶 縁シート103を貼着し、該絶縁シート103に更に接着剤105を塗布してか ら電子部品1の放熱板2の裏面側を当接し、該放熱板2に穿孔された取付穴3に ブッシュ6を介してねじ7を挿通し、該ねじ7を放熱用基板101のねじ穴10 2に強固に螺合し、この放熱用基板101をねじ106によってメインボード1 00に固定されていた。
【0003】
しかしながら上記したように、放熱用基板101と電子部品1とをねじ7によ って螺合一体とする作業は面倒であり、また、ねじ7を放熱用基板101のねじ 穴102に締め付けてからメインボード100に取り付けるため、各電子部品1 を回転してずれさせないようにしてそれぞれのリード5がメインボード100の リード挿通孔104に対して確実に挿通されるように垂直に取り付けなければな らないといった問題があった。
【0004】
上記課題を解決するために、本考案の放熱板付き電子部品の取付構造は、放熱 用基板に電子部品の放熱板側を当接すると共に、放熱用基板と弾性係合される押 圧部材間に電子部品を挟持固定させたことを特徴とする。
【0005】
上記取付構造では、放熱用基板に放熱板側を当接された電子部品を、放熱用基 板と弾性係合する押圧部材で挟持固定するため、この押圧部材の弾性により電子 部品の放熱板が放熱用基板に確実に押さえつけられ、熱伝導性を保つように確実 に取り付けられて放熱作用を奏するようになる。
【0006】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
【0007】 図1は本考案の一実施例に係る放熱板付き電子部品の取付構造を示す一部分解 概略斜視図であり、図2は図1のA−A線に沿った概略断面図である。本考案は 、例えば、パワートランジスタやレギュレータ等の裏面側に放熱板2を設け、表 面側をモールド樹脂4にて被覆した電子部品1を高周波チューナ等に組み込む場 合に好適に利用されるもので、プリント基板10に取り付けられる放熱用基板2 0と、該放熱用基板20と弾性係合する押圧部材30とで構成される。
【0008】 上記プリント基板10はチューナ回路等が構成取り付けられるもので、適宜位 置に放熱用基板20を取り付けるための取付孔11と放熱用基板20に取り付け られる各放熱板付き電子部品1のリード5のリード挿通孔12が穿孔されている 。
【0009】 上記放熱用基板20は、例えば、高周波ノイズが他の電子部品に悪影響を及ぼ さないように仕切られる遮蔽板の役目を兼ね備えるもので、所望形状に折曲加工 が施されたアルミニウム等の金属製板材であり、各電子部品1が取り付く位置に 対応して左右2箇所を一組とする長孔21,21がそれぞれ穿孔されている。ま た、プリント基板10に穿孔された上記放熱用基板20の取付孔11に挿入され るニッケルメッキされた支持脚22がそれぞれスポット溶接等によって取着され ている。
【0010】 上記押圧部材30は平板状のばね用鋼材を略コ字状で先広がり状態に弾性を持 たせて折り曲げたもので、両側の脚片31,31が前記放熱用基板20に穿孔さ れたそれぞれの長孔21,21に挿通され、挿通状態では両脚片31,31がそ の弾性によって拡開し、押圧部材30の押圧部32が電子部品1のモールド樹脂 4を放熱用基板20に向かって押さえ付けるようになっている。また、内面側に は絶縁層(図示ぜず)を形成して電子部品1との絶縁が取れるようになっている 。
【0011】 しかして本考案は、放熱用基板20の長孔21,21間にシリコン製接着剤5 0を塗布して絶縁シート40を貼着し、該絶縁シート40にさらにシリコン製接 着剤を塗布してから、プリント基板10の取付孔11に放熱用基板20に取着さ れた支持脚22をそれぞれ挿通すると共に、該放熱用基板20側に放熱板2を位 置させた状態でリード挿通孔12に電子部品1の各リード5を挿通し、押圧部材 30の脚片31,31を放熱用基板20の長孔21,21にそれぞれ弾性係合さ せている。これにより、押圧部材30の両脚片31,31が拡開して押圧部32 によって電子部品1のモールド樹脂4が放熱用基板20に押さえ付けられ、シリ コン接着剤50によって貼着された絶縁シート40を介して電子部品1が放熱用 基板20に挟持固定され、放熱板2の放熱用基板20に対する熱伝導性が確保さ れた構造となっている。
【0012】 上記取付構造では、電子部品1が放熱用基板20と押圧部材30との弾性係合 によってワンタッチで簡単に挟持固定されるので、従来のように、ねじ7による 螺合固定と比べて作業性が良好となり、電子部品1の回転による位置ずれの心配 もなくなる。そして、それぞれの電子部品1及び放熱用基板20はプリント基板 10に搭載された他の挿入部品の組み込みと同時に行え、プリント基板10をは んだ槽に浸漬することにより、他の挿入部品や各電子部品1のプリント基板10 への半田付けと同時に、放熱用基板20の支持脚22の半田付け固定も可能とな り、より作業性の向上が図れる。
【0013】
以上の説明から明らかなように、本考案の放熱板付き電子部品の取付構造では 、電子部品を放熱用基板と押圧部材との弾性係合により簡単に挟持固定できるの で、従来のねじ止めによる電子部品の取り付けと比べて作業性が大幅に向上する といった効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例に係る放熱板付き電子部品の
取付構造の概略分解斜視図。
取付構造の概略分解斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿った概略断面図。
【図3】従来の放熱板付き電子部品の取付構造を示す概
略分解斜視図。
略分解斜視図。
【図4】図3のB−B線に沿った概略断面図。
1 電子部品 2 放熱板 10 プリント基板 20 放熱用基板 30 押圧部材
Claims (2)
- 【請求項1】放熱用基板に電子部品の放熱板側を当接す
ると共に、放熱用基板と弾性係合される押圧部材間に電
子部品を挟持固定させたことを特徴とする放熱板付き電
子部品の取付構造。 - 【請求項2】上記押圧部材は、平板状のばね用鋼材を略
コ字状に弾性を持たせて折り曲げたものであることを特
徴とする請求項1記載の放熱板付き電子部品の取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8799091U JPH0531295U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 放熱板付き電子部品の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8799091U JPH0531295U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 放熱板付き電子部品の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531295U true JPH0531295U (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=13930255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8799091U Withdrawn JPH0531295U (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 放熱板付き電子部品の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531295U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006158484A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Pentax Corp | 電子内視鏡用コネクタ |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP8799091U patent/JPH0531295U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006158484A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Pentax Corp | 電子内視鏡用コネクタ |
JP4531542B2 (ja) * | 2004-12-03 | 2010-08-25 | Hoya株式会社 | 電子内視鏡用コネクタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19951130 |