JPH05312599A - 計器の自発光型指針装置 - Google Patents

計器の自発光型指針装置

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JPH05312599A
JPH05312599A JP11339892A JP11339892A JPH05312599A JP H05312599 A JPH05312599 A JP H05312599A JP 11339892 A JP11339892 A JP 11339892A JP 11339892 A JP11339892 A JP 11339892A JP H05312599 A JPH05312599 A JP H05312599A
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JP
Japan
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lamp
self
external terminal
pointer
fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP11339892A
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English (en)
Inventor
Miharu Matsuo
美治 松尾
Yasushi Inoue
泰 井上
Masao Suzuki
正男 鈴木
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストが低く、かつ指針の輝度が高い計
器の自発光型指針装置の提供を目的とする。 【構成】 ガラス管内にフィラメントを配置したライン
フィラメントランプ20で指針を構成する。ガラス管の
外面を遮光被膜2で被い、上部をスリット状にあけて発
光表示部3とする。ムーブメント軸5の先端に半円筒形
の支持金具6を接続して、ランプ20の外部端子24a
を嵌合する。更に、ムーブメント軸5に円筒形の絶縁体
10を介してもう一方の支持金具7の一端7cを嵌合・
固定する。支持金具7の先端部7bによって前記ランプ
20のもう一方の外部端子24bを嵌合する。ムーブメ
ント軸5の周囲には2個のヒゲゼンマイ8,9を配置
し、一方のヒゲゼンマイ9の一端はムーブメント軸5に
直接接続し、他方のヒゲゼンマイ8の一端を支持金具7
の一端7cに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計器の自発光型指針装
置に係り、詳しくは車両等のブラックフェイス状になっ
たインスツルメントパネル面に取り付けるのに好適な計
器の自発光型指針装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、車両等において、視認性や判読性
の良さ或いは高級感を感じさせる要求から、ブラックフ
ェイスメータが使用されるようになってきている。ブラ
ックフェイスメータとは、インスツルメントパネル面の
メータ前面が光の透過率10%程度のブラックフェイス
(黒色)になっていて、メータが作動していないとき、
すなわち電源がOFFのときは外部からメータ自体を見
ることができず、電源をONするとメータの文字や指針
が発光して、ブラックフェイスを通して外部から視認で
きるようにしたものである。
【0003】このため、メータには高発光性が要求され
ており、指針自体も自ら発光する自発光型指針が用いら
れている。自発光型指針には、グロー放電を利用した冷
陰極管と発光ダイオードを指針内部に並べたもの等があ
る。指針として用いる冷陰極管30は、図5(a)に示
すように、内面に蛍光体が塗布された直径3mm程度の
中空棒状のガラス管31から構成されており、該ガラス
管31内にはキセノンとネオン等からなる混合ガスが封
入されている。また、ガラス管31内の端部に近いとこ
ろには内部電極32が設けられており、ガラス管31の
外面長手方向には導電性ペーストを帯状に塗布した外部
電極33が設けられている。また、ガラス管31の外面
にはターミナル35,36が取り付けられており、これ
らターミナル35,36には前記電極32,33が接続
されている。
【0004】また更に、外部電極33を含むガラス管3
1の外面には、図5(b)に示すように、遮光被膜37
が設けられており、該遮光被膜37は上部がスリット状
に欠けていて、この部分が発光表示部38として形成さ
れている。このように構成された冷陰極管30の内部電
極32と外部電極33の間に高周波電圧が印加される
と、内部にグロー放電が生じ、該グロー放電により蛍光
体が発光して点灯し、前記発光表示部38が指針状に光
輝して視認されることになる。
【0005】一方、発光ダイオードを使用した自発光型
指針40は、図6(a),(b),(c)に示すよう
に、プリント基板41上に20個のLEDチップ42を
約2mmピッチで一直線状に配置するとともに、光を拡
散させ発光ムラを防止するために、プリント基板41の
上下をエポキシ樹脂43でモールドし、側面44を黒色
ポリカーボネイトで形成している。そして、電源供給の
ために、プラスとマイナスの端子45が2本出ている。
内部回路は、図6(d)に示すように、20個のLED
42を4個直列の5列並列とした。これは、1個のLE
D42の順方向電圧が2Vであるため、車両電圧が8V
まで低くなった場合でも十分発光するような回路構成と
した。さらに、指針40への電源供給経路は、メータ内
機の指針軸と帰零用ヘアスプリングを利用している。な
お、現在のところ白色に光る発光ダイオード42は存在
しないので、冷陰極管30とは異なり指針は着色光とな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した冷
陰極管を指針として使用するためには、点灯させるため
の昇圧回路が必要となり、全体としてコスト高となる。
また、発光ダイオードによるものは指針そのもののコス
トが高いという問題がある。
【0007】本発明は、製造コストが低く、かつ指針の
輝度が高い計器の自発光型指針装置の提供を目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力信号に応
じて回動するムーブメント軸の先端部に取り付けられた
自発光型指針が、該ムーブメント軸の周囲に配置された
給電装置により給電されて発光する計器の自発光型指針
装置において、前記自発光型指針を、内部に直線状のフ
ィラメントが配置された中空棒状のラインフィラメント
ランプで構成したことを特徴としている。
【0009】また、本発明に係る計器の自発光型指針装
置は、前記給電装置を2個のヒゲゼンマイで構成し、そ
れぞれの一端を前記ラインフィラメントランプの外部端
子に電気的に接続するとともに、それぞれの他端に電源
を入力して前記ラインフィラメントランプを発光するよ
うに構成したことを特徴としている。
【0010】また更に、本発明に係る計器の自発光型指
針装置は、前記ラインフィラメントランプの外部端子を
ランプ両端部に設け、かつ該ランプを支持する支持部材
を前記ムーブメント軸に取り付けるとともに、前記ヒゲ
ゼンマイの一方を該支持部材に接続して、前記ランプを
支持部材で支持させると、ヒゲゼンマイと外部端子とが
電気的に接続するように構成したことを特徴としてい
る。
【0011】
【作用】上述構成に基づき、2個のヒゲゼンマイにバッ
テリ等の直流電圧が印加されると、ラインフィラメント
ランプの外部端子を介してフィラメントに電流が流れ
て、フィラメントが発光し、該ラインフィラメントラン
プは指針状に光輝して視認される。また、ムーブメント
軸にラインフィラメントランプを支持するための支持部
材が取り付けられているものにあっては、ランプを支持
部材で支持させるだけでヒゲゼンマイの一端とランプの
外部端子とが電気的に接続されるので、ランプへの電気
配線が簡単になる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。
【0013】先ず、本発明の計器の自発光型指針装置等
に用いるラインフィラメントランプについて説明する。
ラインフィラメントランプ20は、図4(a),
(b),(c)に示すように、中空棒状で内部にアルゴ
ン等のガスが封入されたガラス管21で構成されてお
り、該ガラス管21内にはフィラメント22が取り付け
られている。該フィラメント22は直線状に形成されて
おり、テンションスプリング23を介してガラス管21
の端部で支持されている。
【0014】また、該フィラメント22に電気を供給す
るための外部端子は、図4(a)に示すように、ガラス
管21の両端部の外面にキャップ状に形成された外部端
子24a,24b、または図4(b)に示すように、ガ
ラス管21の両端部からリード線25a,25bとして
引き出されているもの、あるいは図4(c)に示すよう
に、一方はガラス管21の端部にキャップ状の外部端子
26として形成し、他方は該外部端子26に隣接してリ
ング状の外部端子27に形成して、該外部端子27から
導電パターン28でガラス管21の端部までガラス管2
1の外面を這わせてフィラメント22に接続したものも
ある。いずれにしても、外部端子間に電圧が印加される
とフィラメント22に電流が流れて発熱し発光するよう
に構成されている。
【0015】次に、本発明に係る計器の自発光型指針装
置の実施例について説明する。図1及び図2には、本発
明実施例の計器の自発光型指針装置1が示されており、
図1は斜視図、図2は側面図で一部は断面図として示さ
れている。
【0016】該装置1の指針は、図4(a)で示したラ
インフィラメントランプ20で構成されており、ガラス
管21の外面には遮光被膜2が設けられており、該遮光
被膜2は上部がスリット状に欠けていて、この部分が発
光表示部3となっている。
【0017】一方、導電性のムーブメント軸5の先端に
は、導電性の支持金具6が接続されており、該支持金具
6は半円筒形になっていて、前記ランプ20の外部端子
24aを嵌合できるように形成されている。また、該ム
ーブメント軸5には円筒形の絶縁体10が嵌合・固定さ
れており、該絶縁体10の上面にはもう一方の支持金具
7の一端7cが嵌合・固定されている。該支持金具7は
アーム7aと半円筒形の先端部7bとを有し、該先端部
7bによって前記ランプ20のもう一方の外部端子24
bを嵌合できるように形成されている。
【0018】また、ムーブメント軸5の周囲には2個の
ヒゲゼンマイ8,9が配置されており、一方のヒゲゼン
マイ9の一端はムーブメント軸5に直接接続されてい
る。また、他方のヒゲゼンマイ8の一端は前記支持金具
7の一端7cに接続されており、該ヒゲゼンマイ8の他
端および前記ヒゲゼンマイ9の他端は給電用の端子に接
続されている。この状態で、ランプ20の各外部端子2
4a,24bをそれぞれ支持金具6および支持金具7の
先端部7bに嵌合すると、ランプ20は機械的にムーブ
メント軸5に支持されるとともに電気的にも接続され
て、給電用の端子に直流電圧が印加されると、ランプ2
0の外部端子24aにはヒゲゼンマイ9、ムーブメント
軸5、支持金具6を通して、またランプ2の外部端子2
4bにはヒゲゼンマイ8、支持金具7を通して給電され
ランプ20は点灯する。
【0019】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0020】本実施例に係る計器の自発光型指針装置1
1は、図3に示すように、ラインフィラメントランプ2
0自体は先の実施例のものと同一であって、先の実施例
と異なるところは該ランプ20を支持し、かつ電気的に
給電装置と接続する支持部材12の形状にある。すなわ
ち、該支持部材12は樹脂性の基体13を有しており、
該基体13はランプ20の端部を嵌合させるための筒部
14と、該筒部14に鉛直に形成された円柱部15とか
ら構成されていて、該円柱部15の中心部にはムーブメ
ント軸5に嵌め込むための穴が設けられている。
【0021】また、前記筒部14の底にあたるところに
キャップ状の金属電極16が取り付けられており、該金
属電極16の一端が折り曲げられて前記円柱部15の中
間まで延出している。また、該金属電極16が延出して
いる該円柱部15の反対側には他の金属電極17が取り
付けられており、該金属電極17は前記筒部14のとこ
ろでL字状に曲げられて水平方向に長く延びている。ま
た、これら金属電極16,17にはそれぞれヒゲゼンマ
イ8,9の一端が接続されており、該ヒゲゼンマイ8,
9の他端は給電用の端子に接続するようになっている。
【0022】この状態で、基体13の円柱部15の穴に
クロスコイル型ムーブメント軸5を嵌合するとともに、
ヒゲゼンマイ8,9の他端を給電用の端子に接続する。
更に前記ランプ20の端部を基体13の筒部14に嵌合
させると、ランプ2の外部電極24aは金属電極16と
接触し、外部電極24bは金属電極17と接触する。そ
して、給電端子に電圧が印加されると、これらの金属電
極16,17を通してランプ20のフィラメント22に
電流が流れランプ20は点灯する。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ラインフィラメントランプを自発光型の指針として用い
たので、特別の点灯回路を必要とせず、ブラックフェイ
スメータの低コスト化が図れる。また、ラインフィラメ
ントランプに対する電気配線を簡単におこなえるように
したので、組立工程の軽減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の計器の自発光型指針装置の斜視
図である。
【図2】図1に示す計器の自発光型指針装置の一部断面
図を含む側面図である。
【図3】本発明に係る計器の自発光型指針装置の他の実
施例を側面から見た断面図である。
【図4】(a),(b),(c)ともそれぞれラインフ
ィラメントランプの端面図である。
【図5】冷陰極管からなる自発光型指針で、(a)は端
面図、(b)は側面図である。
【図6】発光ダイオードを用いた自発光型指針を示す図
で、(a)は断面図、(b)は回路図、(c)は平面
図、(d)は側面図である。
【符号の説明】
1,11 計器の自発光型指針装置 5 ムーブメント軸 6,7 支持金具(支持部材) 8,9 ヒゲゼンマイ(給電装置) 12 支持部材 20 ラインフィラメントランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号に応じて回動するムーブメント
    軸の先端部に取り付けられた自発光型指針が、該ムーブ
    メント軸の周囲に配置された給電装置により給電されて
    発光する計器の自発光型指針装置において、 前記自発光型指針を、内部に直線状のフィラメントが配
    置された中空棒状のラインフィラメントランプで構成し
    たことを特徴とする計器の指針装置。
  2. 【請求項2】 前記給電装置を2個のヒゲゼンマイで構
    成し、それぞれの一端を前記ラインフィラメントランプ
    の外部端子に電気的に接続するとともに、それぞれの他
    端に電源を入力して前記ラインフィラメントランプを発
    光するように構成したことを特徴とする請求項1記載の
    計器の自発光型指針装置。
  3. 【請求項3】 前記ラインフィラメントランプの外部端
    子をランプ両端部に設け、かつ該ランプを支持する支持
    部材を前記ムーブメント軸に取り付けるとともに、前記
    ヒゲゼンマイの一方を該支持部材に接続して、前記ラン
    プを支持部材で支持させると、ヒゲゼンマイと外部端子
    とが電気的に接続するように構成したことを特徴とする
    請求項1,2記載の計器の自発光型指針装置。
JP11339892A 1992-05-06 1992-05-06 計器の自発光型指針装置 Pending JPH05312599A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504006A (ja) * 2013-12-04 2017-02-02 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングContinental Automotive GmbH 表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017504006A (ja) * 2013-12-04 2017-02-02 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングContinental Automotive GmbH 表示装置
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