JPH0425725Y2 - - Google Patents

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JPH0425725Y2
JPH0425725Y2 JP14808387U JP14808387U JPH0425725Y2 JP H0425725 Y2 JPH0425725 Y2 JP H0425725Y2 JP 14808387 U JP14808387 U JP 14808387U JP 14808387 U JP14808387 U JP 14808387U JP H0425725 Y2 JPH0425725 Y2 JP H0425725Y2
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fluorescent lamp
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liquid crystal
casing
light
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、液晶デイスプレイ用のバツクライト
装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
最近、画面に液晶素子を用いたポケツトテレビ
などの液晶デイスプレイの開発がさかんに行われ
ているが、例えば液晶テレビは微細な液晶素子を
シヤツターとして使用し、背後から照明される光
(バツクライト)をON−OFF制御することによ
り映像を形成するものである。このバツクライト
を得る手段としては、昼間に屋外で見る場合は、
太陽光を直接あるいは反射させて液晶素子の背面
を照明するよう構成することもできるが、一般に
画面が暗く、夜間あるいはあまり明るくない屋内
で見るためにも液晶素子の背後に組み込んで使用
する専用のバツクライト装置が必要となる。この
バツクライト装置は小型で消費電力が小さいこと
が要求され、エレクトロルミネツセンス板の使用
が検討されたこともあるが、現在のところ、この
エレクトロルミネツセンス板は明るさが充分でな
いため、消費電力の小さい小型蛍光ランプを組み
込んだバツクライト装置が使われている。
ところで、かかるバツクライト装置において、
小型蛍光ランプの寿命が終わると、交換する必要
があるが、従来は、両端に金属口金の取付けられ
た小型蛍光ランプを使用し、この金属口金をソケ
ツトに着脱することが多かつた。しかしながら、
小型蛍光ランプを交換するためには、先ず、ケー
シングの光放射用開口を覆つている光拡散板を取
外す必要があり、それから2本の指先で小型蛍光
ランプを摘んでソケツトから取外すが、狭いスペ
ースに組み込まれた小型蛍光ランプを指先で摘む
のがなかなか困難であつた。
次に、小型蛍光ランプの両端に取付けられた金
属口金にフイラメント電極の熱が伝達し、金属口
金から熱が放散するので、小型蛍光ランプが昇温
しにくいと云う問題点がある。小型蛍光ランプ
は、消費電力が小さいために、熱陰極型のフイラ
メント電極の発熱量が小さくてランプの温度がも
ともと十分に上昇しにくいが、ランプが昇温しな
いと、最冷点温度が低くなり、発光管に封入され
た水銀が十分に蒸発せず、発光効率が低くなつて
十分な明るさを得ることができない。そして、寒
冷地などでは比較的低温の環境下で点灯されるこ
とも多いが、このときは、金属口金からの放熱が
問題になる。
また、小型蛍光ランプの寿命を長くするために
は、点灯開始時のブレイクダウン電圧を下げる必
要がある。このためには、フイラメント電極を予
熱するタイプにするのが有効であるが、通電して
フイラメント電極を予熱するためには、発光管の
一端から2本のリードを出す必要がある。しかし
ながら、1個の金属口金に2本のリードを接続す
るためには、金属口金とそれを受けるソケツトの
構造が複雑になつてしまう。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、小型蛍光ランプに金属口金を
使用する必要がなくて、熱放散が少ないととも
に、フイラメント電極予熱型にするのが容易であ
り、そして、小型蛍光ランプの交換が極めて簡単
な液晶デイスプレイ用バツクライト装置を提供す
ることを目的とする。
〔考案の構成とその作用〕
本考案の構成は、光放射用開口が光拡散板で覆
われたケーシング内に、液晶照明用の小型蛍光ラ
ンプと、この小型蛍光ランプの光を液晶面に反射
させる反射板とが配置された液晶デイスプレイ用
バツクライト装置において、前記小型蛍光ランプ
は、回路パターンがプリントされた基板に取付け
られ、前記ケーシングの側面に設けられた装着口
より挿入された該基板の端部の回路パターンが、
ケーシング内に配置された給電部材に係合して通
電され、かつこの係合によつて該基板が保持され
ることを特徴とする。
すなわち、基板にプリントされた回路パターン
より小型蛍光ランプに通電するので、金属口金を
使用せず、また、電極予熱型にすることができる
が、ケーシングの側面に設けられた装着口より基
板を挿入すると、基板の端部の回路パターンが、
ケーシング内に配置された給電部材に係合して通
電可能になり、かつ同時に基板が保持されるの
で、構造が簡単であり、小型蛍光ランプの交換が
極めて容易である。
〔実施例〕
以下に図面に示す実施例に基いて本考案を具体
的に説明する。
小型蛍光ランプ1の発光管11は、軟質ガラス
からなり、内径が4.3mm、全長が80mmの小型なも
のであり、第3図に示すように、内壁面に蛍光体
16が塗布されている。この発光管11の両端に
はガラスビーズ12が溶着されており、このガラ
スビーズ12には、ニツケル線やコバール線など
からなる2本のリード13がそれぞれ植立され、
外部に伸び出している。そして、これらのリード
線13が、後述する基板の回路パターンにハンダ
付けされており、金属口金は使用されていない。
両リード13の間にフイラメント電極14が水平
方向に保持されている。フイラメント電極14
は、タングステン、モリブデンなどの高融点金属
よりなり、シングルやダブルのコイル状である
が、このフイラメント電極14に付着させる電子
エミツターの材料としては、アルカリ金属やアル
カリ土類金属の酸化物もしくは炭酸塩、その他各
種のものが使用される。フイラメント電極14の
下方のリード13には水銀を付着させたゲツター
15が取付けられている。このゲツター15は、
例えば、ニツケルめつきした鉄板に水銀やジルコ
ン化合物などを付着させたものであり、水銀を供
給し、不純ガスを吸収する機能を果たす。発光管
11内には2mg程度の微量の水銀が封入され、ま
た、40トール程度のアルゴン、クリプトンもしく
はネオンから選ばれたガス、またはそれらの混合
ガスが封入されている。そして、放電電流値が
15mA程度で点灯される。
基板2は、細長い合成樹脂板であり、一方の端
部が通電保持部21である。そして、基板2の一
面には、第2図に示すように、回路パターン3
1,32,33,34がプリントされている。回
路パターン31,32は通電保持部21を除いて
巾が広く、基板2の長手側の端縁22までをほゞ
覆うとともに、基板2のほゞ全長にわたつてプリ
ントされている。これに対して、回路パターン3
3,34は巾が狭くて長さも短く、基板2の通電
保持部21に、回路パターン31,32と並列状
態でプリントされている。そして、基板2の光反
射効率を高めるために、回路パターン31,3
2,33,34の表面に鏡面処理を施すのがよ
い。
この基板2の通電保持部21以外の部分に小型
蛍光ランプ1が載置されており、小型蛍光ランプ
1と基板2がユニツトになつている。そして、小
型蛍光ランプ1の一端から伸び出たリード13,
13が回路パターン31,32にハンダ付けさ
れ、他端から伸びでたリード13,13が回路パ
ターン33,34にハンダ付けされている。
かかる小型蛍光ランプユニツトがバツクライト
装置に着脱自由に取付けられる。バツクライト装
置のケーシング4は、第4図と第5図に示すよう
に、その上面に光放射用開口41が設けられてお
り、この開口41が光拡散板5で覆われている。
そしてケーシング4の一方の側面には、基板2を
挿入するための装着口42が設けられている。光
拡散板5の下方には、断面形状が楕円形の反射板
6が開口41を覆うように配置されている。この
反射板6の奥底部には、基板2を載置する溝61
が形成されているが、この溝61と装着口42は
同一線上にあり、更に、その延長線上に給電部材
7が配置されている。
しかして、小型蛍光ランプユニツトをバツクラ
イト装置に取付ける時は、基板2を、通電保持部
21を先頭にして装着口42から挿入する。挿入
された基板2は、反射板6の溝61にガイドされ
て進み、先頭の通電保持部21が給電部材7内に
進入する。給電部材7内には、第6図に示すよう
に、受け板72がバネ73で上方に弾発された状
態で配置されており、通電保持部21がこの受け
板72によつて上方に押し上げられ、回路パター
ン31,32,33,34が、給電部材7の接点
71にそれぞれ接触する。従つて、通電可能にな
るとともに、基板2は、給電部材7によつて保持
される。そして、液晶画面Lの背後に光拡散板5
を当てがい、小型蛍光ランプ1を点灯させると、
反射板6で反射した光が液晶画面Lを照明する。
次に、ランプ交換のために、ユニツトを取り出す
時は、装着口42から基板2を抜けばよい。
このように、金属口金を使用していないので、
金属口金からの放熱がなく、フイラメント電極1
4の温度が上昇しやすいので、たとえ環境温度が
低温であつても十分な光量を得ることができ、ま
た、ブレイクダウン電圧が低いので、小型蛍光ラ
ンプ1の寿命が長くなる利点があるが、更には、
基板2を装着口42から挿入するのみで通電可能
になり、同時に基板2が保持されるので、着脱作
業が非常に簡単である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の液晶デイスプレ
イ用バツクライト装置は、小型蛍光ランプが回路
パターンがプリントされた基板に取付けられ、ケ
ーシングの側面に設けられた装着口より基板を挿
入すれば、基板の端部の回路パターンが、ケーシ
ング内に配置された給電部材に係合して通電さ
れ、かつこの係合によつて基板が保持されるよう
にしたので、先ず、金属口金が不要であり、熱放
散が少なくて低温時の光量低下が抑制されるとと
もに、フイラメント電極予熱型にするのが容易で
あり、そして、小型蛍光ランプの交換が極めて簡
単な液晶デイスプレイ用バツクライト装置とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は小型蛍光ランプユニツトの斜視図、第
2図は基板の平面図、第3図は小型蛍光ランプの
断面図、第4図と第5図は本考案実施例の断面
図、第6図は給電部材の断面図である。 1……小型蛍光ランプ、11……発光管、12
……ガラスビーズ、13……リード、14……フ
イラメント電極、15……ゲツター、2……基
板、21……通電保持部、31,32,33,3
4……回路パターン、4……ケーシング、41…
…光放射用開口、42……装着口、5……光拡散
板、6……反射板、7……給電部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光放射用開口が光拡散板で覆われたケーシング
    内に、液晶照明用の小型蛍光ランプと、この小型
    蛍光ランプの光を液晶面に反射させる反射板とが
    配置された液晶デイスプレイ用バツクライト装置
    において、 前記小型蛍光ランプは、回路パターンがプリン
    トされた基板に取付けられ、前記ケーシングの側
    面に設けられた装着口より挿入された該基板の端
    部の回路パターンが、ケーシング内に配置された
    給電部材に係合して通電され、かつこの係合によ
    つて該基板が保持されることを特徴とする液晶デ
    イスプレイ用バツクライト装置。
JP14808387U 1987-09-30 1987-09-30 Expired JPH0425725Y2 (ja)

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