JP3168737U - 冷陰極蛍光ランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】過酷な環境においてのランプの耐久性を向上させた冷陰極蛍光ランプを提供する。【解決手段】ポリカーボネート製のランプカバー22の内周壁と冷陰極蛍光管の外周壁との間に隙間を確保して、U字形状の冷陰極蛍光管23を筒状のランプカバー内に収容すると共に、冷陰極蛍光管の電極線に接続したランプピン28をランプカバーの口金24から突設し、隙間の空気を熱媒体として、冷陰極蛍光管からの部分的な発熱を熱媒体によりランプ全体に行き渡らせることが可能な程度に冷陰極蛍光管外径に対するランプカバー内径の寸法を設定する。ランプカバーの表面にその光拡散性能と機械的性能および物理的性能を向上させるためのアクリル樹脂とイソシアネート化合成分の2液性塗料によるコーティング層を施す。【選択図】図1

Description

本願考案は冷陰極蛍光管を内蔵したランプに関し、より詳細には過酷な環境においてのランプの耐久性の向上を企図した冷陰極蛍光ランプに関する。
冷陰極蛍光管は電極にフィラメントを有しないので、非常に管径が細いものが可能となるという特長を有する。また、点滅点灯に強いために寿命も長く、さらに、構造や点灯回路の構成が比較的簡単なので低コストで済むという特長を有する。そこで、収容スペースが限られており、購買者において交換をすることを前提としない液晶ディスプレーのバックライトなどに多用されている。一方、後記する理由から一般の照明器具用としては普及していないが、透過性を有する筐体内に光源を配した建築物内の誘導灯や電飾看板においては、光源として冷陰極蛍光管が用いられている。
一般的に冷陰極蛍光管の被装着側装置への装着は、購買者において自ら交換をすることを前提としていないので、ランプの両端の電極線を電源側の導体に半田付けすることによって行っている。
ところで、冷陰極ランプは従来の熱陰極蛍光灯(以下、単に「蛍光灯」と略称する。)に比べ、低温では輝度や寿命が減少する特性を有し、特に屋外用の器具に使用する場合においては外気温の低下により輝度が低下し、十分な照明効果を得られないことがある。また、寿命に関しては、零下でなくとも、周囲温度が10℃以下になると寿命が極端に短くなる。その原因として、(1) 短寿命については連続的に低温雰囲気で点灯すると、ランプ内に封入されたHg(約2.0〜3.0mg)の酸化が徐々に進み、Hg本来の特性が得られなくなりランプ輝度が10%以下(希ガス放電)に低下すること、(2) チラツキについては、低温雰囲気下ではランプの管壁温度が自己発熱で上昇しないため、封入したHgの蒸気圧も上昇せず放電が不安定になることが挙げられる。この場合、冷陰極蛍光管の低温下での性能低下を防止するために低温時動作保証回路を付加する発明や、ヒーターを用いる発明が提案されているが、構造が複雑となり、コストも嵩む問題があった。
また、例えば液晶ディスプレーのように、工場や作業場で装着、交換される光源に冷陰極蛍光管を使用する場合は前記の装着構造で何らの不都合は生じないが、現場での施行や交換作業が多い屋外用の誘導灯や電飾看板の光源として冷陰極蛍光管を使用する場合はこのような装着構造では不都合が生じる。すなわち、半田付けを介することにより蛍光管をワンタッチで装着、交換することができず、現場での作業効率を著しく損なう。また、冷陰極蛍光管は直径が1cmにも満たないガラス管からなるものが多く、長尺のものの場合には装着、交換作業にあたって折損しないように十分な注意を払わないとならず、やはり現場での作業効率を著しく損なった。
以上の問題点を解決する発明として、ポリカーボネート製のランプカバーの内周壁と冷陰極蛍光管の外周壁との間に隙間を確保して、U字形状の冷陰極蛍光管を筒状のランプカバー内に収容すると共に、冷陰極蛍光管の電極線に接続したランプピンをランプカバーの口金から突設し、上記の隙間の空気を熱媒体として、冷陰極蛍光管からの部分的な発熱を熱媒体によりランプ全体に行き渡らせることが可能な程度に冷陰極蛍光管外径に対するランプカバー内径の寸法を設定した冷陰極蛍光ランプが本願出願人により提案されている(特許文献1)。
特開2008−210804
この考案の冷陰極蛍光ランプは前記の公知発明の冷陰極蛍光ランプの過酷な環境においてのランプの耐久性の向上を企図したものである。
すなわち、この考案の冷陰極蛍光ランプはポリカーボネート製のランプカバーの内周壁と冷陰極蛍光管の外周壁との間に隙間を確保して、U字形状の冷陰極蛍光管を筒状のランプカバー内に収容すると共に、冷陰極蛍光管の電極線に接続したランプピンをランプカバーの口金から突設し、上記の隙間の空気を熱媒体として、冷陰極蛍光管からの部分的な発熱を熱媒体によりランプ全体に行き渡らせることが可能な程度に冷陰極蛍光管外径に対するランプカバー内径の寸法を設定した冷陰極蛍光ランプにおいて、ランプカバーの表面にはその光拡散性能と機械的性能および物理的性能を向上させるための樹脂系塗料によるコーティング層を施したことを特徴とする。
この考案によれば、冷陰極蛍光管を封入したランプカバー内の空気を熱媒体として、冷陰極蛍光管の陰極付近の部分的な発熱を熱媒体によりランプ全体に行き渡らせることにより冷陰極蛍光管の表面温度が隅々まで高まるので、外気温が低下した場合でもランプカバー内の雰囲気温度を10℃以上に保つことが可能となり、冷陰極蛍光管の表面温度は外気温と同じようには低下せず、従来の蛍光灯と同じ使用温度範囲で輝度の低下もなく長寿命を実現する。
そして、ランプカバーの表面に機械的性能および物理的性能を向上させるための樹脂系塗料によるコーティング層を施しているので、コーティング層によりランプカバーの断熱性能が高まり、外気温が低下した場合でも冷陰極蛍光管からの部分的な発熱がランプカバー表面から発散することが防止され、前記の作用の一層の向上が図られる。そして、コーティング層は耐油・耐薬品・耐候性などの物理的性能を向上させるために作用し、冷陰極蛍光ランプを過酷な環境において使用する場合の耐久性の向上が図られる。また、ランプカバーの機械的性能すなわち剛性を高めてランプ全体の強度を高めている。
一方、ランプカバーの表裏面または表面または裏面に施されるコーティング層をその光拡散性能を向上させる作用を有するものとしている。
よって、この考案においては樹脂系塗料によるコーティング層は単に耐久性や剛性を高めるために作用するに止まらず、ランプの光学性能を高めるためにも作用するという複合的な作用を実現している。すなわち、ランプカバーの表面においては光拡散性能を向上させることによる照明効率の向上作用を生じさせている。
この考案の冷陰極蛍光ランプの分解斜視図。
図1はこの考案の冷陰極蛍光ランプ20の実施例を示す図である。図中符号22はランプカバーであり、内部にU字形状の冷陰極蛍光管23が収容される。図中符号24は上記の冷陰極蛍光管23をランプカバー20内に保持するための口金であり、合成樹脂により構成される。上記口金の表側にはランプソケットに挿入して導通するためのランプピン28、28が突設される。なお、反対側の口金24のランプピンはソケットに装着するために機能するダミーである。
前記のランプカバー22はポリカーボネートからなる円筒形のものである。この場合、ランプカバー22内に冷陰極蛍光管23を収容するに際してはその内周壁と蛍光管外周壁との間に適度の隙間を設けることが必要となる。この隙間はランプカバーと蛍光管外周壁との間に空気を確保するためのものである。この空気は熱媒体として作用し、冷陰極蛍光管からの部分的な発熱を冷陰極蛍光ランプ全体に行き渡らせ、冷陰極蛍光管の表面温度を隅々まで高めるためのものである。よって、隙間が狭くて空気の量が少なすぎても、逆に隙間が広くて空気の量が大すぎても熱媒体として機能しないので、熱媒体として機能するようにランプ外径に対するランプカバー内径の寸法を設定しなければならない。
以上の構成よりなる冷陰極蛍光ランプのランプカバー22の表面にはその光拡散性能と機械的性能および物理的性能を向上させるためのコーティング層が施され、ここではアクリル樹脂とイソシアネート化合成分の2液性塗料によるコーティング層としている。
22 ランプカバー
23 冷陰極蛍光管
24 口金

Claims (2)

  1. ポリカーボネート製のランプカバーの内周壁と冷陰極蛍光管の外周壁との間に隙間を確保して、U字形状の冷陰極蛍光管を筒状のランプカバー内に収容すると共に、冷陰極蛍光管の電極線に接続したランプピンをランプカバーの口金から突設し、上記の隙間の空気を熱媒体として、冷陰極蛍光管からの部分的な発熱を熱媒体によりランプ全体に行き渡らせることが可能な程度に冷陰極蛍光管外径に対するランプカバー内径の寸法を設定した冷陰極蛍光ランプにおいて、ランプカバーの表面にはその光拡散性能と機械的性能および物理的性能を向上させるための樹脂系塗料によるコーティング層を施したことを特徴とする冷陰極蛍光ランプ。
  2. ランプカバーの表面に施されるコーティング層はアクリル樹脂とイソシアネート化合成分の2液性塗料によるコーティング層である請求項1記載の冷陰極蛍光ランプ。
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