JPH0531225U - リードフレーム搬送装置 - Google Patents

リードフレーム搬送装置

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JPH0531225U
JPH0531225U JP8682591U JP8682591U JPH0531225U JP H0531225 U JPH0531225 U JP H0531225U JP 8682591 U JP8682591 U JP 8682591U JP 8682591 U JP8682591 U JP 8682591U JP H0531225 U JPH0531225 U JP H0531225U
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JP
Japan
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lead frame
pilot
case
normal
pilot pins
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Pending
Application number
JP8682591U
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English (en)
Inventor
和也 川戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0531225U publication Critical patent/JPH0531225U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モールド成形前等において、リードフレーム
の方向が正常であるか否かを確実に検出できるようにす
る。 【構成】 モールド成形前のリードフレーム8を保持す
るクランプ爪2を有する供給ハンド1には、ブッシュ7
a、7bにガイドされ、ばね6a、6bにより下方に押
されているパイロットピン3a、3bとセンサ4a、4
bが備えられている。図2の(a)は、リードフレーム
の方向が正常の場合を、図2の(b)は、方向が異常で
ある場合を示している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はリードフレーム搬送装置に関し、特にリードフレームの方向が正常で あるか否かを判断する機能が備えられているリードフレーム搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5の(a)は、この種従来の搬送装置の断面図であり、図5の(b)、(c )はその動作説明図である。 図5の(a)に示されるように、従来の搬送装置では、リードフレーム8を搬 送する供給ハンド1には、リードフレーム8を保持するクランプ爪2の外に、リ ードフレーム8の向きが正常であるか否かを検出するためのパイロットピン3と センサ4との組が1組備えられていた。
【0003】 センサ4は、供給ハンド1に固着されたブラケット5に固定され、またパイロ ットピン3は、供給ハンド1に嵌着されたブッシュ7内に挿入されている。パイ ロットピン3には、ブッシュ7の上面に当接して該ピンの下方への動きを規制す る鍔が設けられており、ピンの鍔上の部分に挿入されたばね6は、ブラケット5 に当接してパイロットピン3を下方に押圧している。
【0004】 次に、本従来例の動作について説明する。 図5の(a)に示す状態から供給ハンド1が下降して整列、位置決めされてい るリードフレーム8をクランプ爪2により保持する。この時、リードフレーム8 の方向が正常であれば、リードフレーム8の適当な穴の位置に配置されたパイロ ットピン3がリードフレーム8の穴に入り、図5の(b)に示す状態となり、セ ンサ4は動作しない。
【0005】 ここで、リードフレーム8の方向が正常でない場合は、図5の(c)に示され るように、パイロットピン3がリードフレーム8に当たり、センサ4は、ばね6 の伸張力に抗して上昇したパイロットピン3の上端を検出して動作する。これに より、リードフレームの方向が正常でないことが検出できる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の搬送装置のリードフレームの方向検出では、リードフレーム1 枚に対してパイロットピンとセンサを1組しか備えていなかったため、リードフ レームの穴の位置によっては、リードフレームの方向が異常なものを検出できな い場合があるという問題点があった。
【0007】 図6の(a)〜(d)は、リードフレームの穴とパイロットピンの配置の関係 を例示したものである。 リードフレーム8b乃至8eに対してパイロットピン3を図示した位置に配置 すると、図6の(a)の場合のみ、リードフレームの方向が異常なものを全て検 出できる。図6の(b)では、リードフレーム8cを長辺方向に裏返した場合、 図6の(c)ではリードフレーム8dを短辺方向に裏返した場合、図6の(d) では、180°回転した場合に別の穴がパイロットピンの位置にきてしまい、リ ードフレームの方向の異常を検出できない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のリードフレームの搬送装置では、供給ハンドにリードフレームの向き の異常を検出するための、パイロットピンとセンサとの組が少なくとも2組備え られている。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1は本考案の一実施例を示す断面図である。図1に示されるように、供給ハ ンド1はモールド成形前のリードフレーム8を保持するクランプ爪2を有すると ともに、リードフレームの方向が正常な状態であるか否かを検出するために、ブ ッシュ7a、7bにガイドされ、ばね6a、6bにより下方に押されているパイ ロットピン3a、3bと、ブラケット5a、5bにより固定されたセンサ4a、 4bと、を備えている。即ち、本実施例では、リードフレームの向きの異常を検 出するためのパイロットピンとセンサの組が2組備えられている。
【0010】 次に、図2を参照して本実施例の動作について説明する。 図2の(a)は、正常な方向に整列され、位置決めされたリードフレーム8を 供給ハンド1がクランプ爪2で保持した状態を示す。ここで、ブッシュ7a、7 bにガイドされ、ばね6a、6bにより下方へ押し出されているパイロットッピ ン3a、3bは、リードフレーム8の方向が正常な場合にのみ両方がリードフレ ーム8の穴に入るような位置に配置されている。従って、この場合には、パイロ ットピン3a、3bが上昇することはなく、センサ4a、4bはともに動作しな い。このときの、センサ4a、4bによる電気回路の等価回路を図3の(a)に 示す。
【0011】 図2の(b)は、リードフレーム8の方向が正常でない場合の状態を示す。こ の時、パイロットピン3bがリードフレーム8の穴に入らないため、パイロット ピン3bはばね6bの伸張力に抗して上昇する。センサ4bはパイロットピン3 bの上端部を検出して動作する。このときの、検出電気回路の状態を図3の(b )に示す。
【0012】 図4は、リードフレーム8bの穴位置と本実施例のパイロットピンの配置関係 を示す図である。 図4の(a)は、リードフレーム8aの方向が正常な場合であって、この場合 、パイロットピン3a、3bを図のように配置するとパイロットピン3a、3b は、いずれもリードフレーム8aの穴に入る。
【0013】 図4の(b)は、リードフレーム8aが短辺方向に裏返しされた場合を示して おり、この場合はパイロットッピン3bがリードフレーム8aの穴に入らない。 図4の(c)は、リードフレーム8aが長辺方向に裏返しされた場合を示して おり、この場合はパイロットッピン3aがリードフレーム8aの穴に入らない。 図4の(d)は、リードフレーム8aが180°回転した場合を示しておりこ の場合はパイロットピン3bがリードフレーム8aの穴に入らない。 よって、図4の(b)〜(d)のいずれの場合にもリードフレームの向きの異 常を検出できる。
【0014】 以上の実施例は、パイロットピンが2本の場合であったが、リードフレームの 穴の配置によっては、パイロットピンが2本でも方向の異常を検出できないが3 本乃至それ以上であれば検出できる場合があるので、その場合にはパイロットピ ンおよびセンサの組を3組以上設けるようにすればよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案はリードフレームを搬送する供給ハンドに、リー ドフレームの向きの異常を検出するためのパイロットピンとセンサの組を2組以 上具備せしめたものであるので、本考案によれば、従来のパイロットピンとセン サを1組備えている場合では、検出不可能であったリードフレームの方向異常を 確実に検出することができるようになり、半導体装置製造工程において用いられ る搬送装置に極めて有用な機能を付加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の実施例の動作を説明するための断面図。
【図3】図1の実施例の動作を説明するための等価回路
図。
【図4】図1の実施例のパイロットピンの配置とリード
フレームの穴位置の関係を示す図。
【図5】従来例の断面図。
【図6】従来例のパイロットピンの配置とリードフレー
ムの穴位置の関係を示す図。
【符号の説明】
1 供給ハンド 2 クランプ爪 3、3a、3b パイロットピン 4、4a、4b センサ 5、5a、5b ブラケット 6、6a、6b ばね 7、7a、7b ブッシュ 8、8a〜8e リードフレーム

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームを保持するクランプ爪を
    有する供給ハンドに複数組のパイロットピンとセンサと
    の組が備えられているリードフレーム搬送装置。
JP8682591U 1991-09-27 1991-09-27 リードフレーム搬送装置 Pending JPH0531225U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8682591U JPH0531225U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 リードフレーム搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8682591U JPH0531225U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 リードフレーム搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0531225U true JPH0531225U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13897592

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8682591U Pending JPH0531225U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 リードフレーム搬送装置

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JP (1) JPH0531225U (ja)

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