JP2004283919A - 無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】移載機ハンドに着脱可能に装着されるセンサ台9にX、Z軸用位置検出センサ4、Y軸用位置検出センサ5とθ軸用位置検出センサ7a、7bを配設するとともに、置台側に着脱可能に装着されるターゲット台10にX、Y、Z軸用ターゲット6とθ軸用ターゲット8a、8bを配設する。位置検出センサ4、5によってターゲット6を検出することにより移載位置を教示し、θ軸用位置検出センサ7a、7bによりθ軸用ターゲット8a、8bを検出してθ軸位置を教示する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法に関し、特に、移載機ハンドの置台に対する正確な移載位置を、人間の感覚に頼ることなく短時間で教示することができる無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、半導体の製造工場などでは、クリーンな環境下で部品などを搬送する必要があるため、RGVやAGVなどの無人搬送車が用いられている。
これらの無人搬送車は、搬送物を移載するために移載機を備えているが、この移載機ハンドの置台に対する移載位置のティーチングは、従来は人間が目で確認しながら行っており、このため、ティーチングを行う人間によって、その精度やティーチングに要する時間が異なるという問題があった。
【0003】
また、クリーンルーム内では無人搬送車の走行路が限られたエリアにあり、特に、最近では搬送物の大型化により人間がティーチングするために入り込む作業スペースがなかったり、ティーチング作業中の人間の安全確保が行いにくい等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法が有する問題点に鑑み、移載機ハンドの置台に対する正確な移載位置を、人間の感覚に頼ることなく短時間で教示することができる無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法は、移載機ハンドの置台に対する移載位置を教示する無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法において、移載機ハンド側にXYZ軸位置を検出する位置検出センサを配設するとともに、置台側に移載位置に合わせてターゲットを配設し、前記位置検出センサによってターゲットを検出することにより移載位置を教示することを特徴とする。
【0006】
この無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法は、移載機ハンド側にXYZ軸位置を検出する位置検出センサを配設するとともに、置台側に移載位置に合わせてターゲットを配設し、前記位置検出センサによってターゲットを検出することにより移載位置を教示することから、センサとターゲットを無人搬送車と置台に配設した後は、人間が無人搬送車走行路内にいない状態で、しかも、人間の感覚に頼ることなくセンサによる自動認識によりティーチング作業を行うことができ、これにより、正確で安定したティーチングを短時間で安全に行うことができる。
【0007】
この場合において、移載機ハンド側にθ軸位置を検出するθ軸用位置検出センサを配設するとともに、置台側にθ軸用ターゲットを配設し、前記θ軸用位置検出センサによってθ軸用ターゲットを検出することにより移載位置を教示することができる。
【0008】
これにより、置台と無人搬送車間の移載角度のずれを補正し、θ軸位置のティーチングを行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1〜図4に、本発明に係る無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法の1実施例を示す。
この移載機ハンドのティーチング方法は、図1に示すように、無人搬送車1の移載機ハンド2の置台3に対する移載位置を教示するに際し、図2〜図4に示すように、移載機ハンド2側にXYZ軸位置を検出する位置検出センサ4、5を配設するとともに、置台3側に移載位置に合わせてターゲット6を配設し、前記位置検出センサ4、5によってターゲット6を検出することにより移載位置を教示する。
また、この移載機ハンドのティーチング方法は、移載機ハンド2側にθ軸位置を検出するθ軸用位置検出センサ7a、7bを配設するとともに、置台3側にθ軸用ターゲット8a、8bを配設し、前記θ軸用位置検出センサによってθ軸用ターゲット8a、8bを検出することにより移載位置を教示する。
【0011】
位置検出センサは、図2に示すように、移載機ハンド2に着脱可能に装着されるセンサ台9に設置された複数の透過型センサからなり、X、Z軸用位置検出センサ4と、Y軸用位置検出センサ5と、左右1対のθ軸用位置検出センサ7a、7bとを備えている。
X、Z軸用位置検出センサ4とY軸用位置検出センサ5は、ターゲット6を検出することにより、XYZ軸の移載位置の検出を行う。
【0012】
また、θ軸用位置検出センサ7a、7bは、左右のθ軸用位置検出センサ7a、7bがそれぞれのθ軸用ターゲット8a、8bを検出することにより、θ軸の移載位置の検出を行う。
具体的には、左右1対のθ軸用位置検出センサ7a、7bのθ軸用ターゲット8a、8bの検出位置のずれ量を読み取り、それを角度に換算し補正する。
このθ軸の位置検出は、ずれ量が一定値以下になるまで繰り返し行われる。
【0013】
ターゲットは、図3に示すように、置台3側に着脱可能に装着されるターゲット台10に設置されたX、Y、Z軸用ターゲット4、5とθ軸用ターゲット8a、8bとからなる。
ターゲット台10は、精度を確保して装着するためのガイド11を備えている。
【0014】
かくして、本実施例の無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法は、図4に示すように、移載機ハンド2側にXYZ軸位置を検出する位置検出センサ4、5を配設するとともに、置台3側に移載位置に合わせてターゲット6を配設し、前記位置検出センサ4、5によってターゲット6を検出することにより移載位置を教示することから、センサとターゲットを無人搬送車と置台3に配設した後は、人間が無人搬送車走行路内にいない状態で、しかも、人間の感覚に頼ることなくセンサによる自動認識によりティーチング作業を行うことができ、これにより、正確で安定したティーチングを短時間で安全に行うことができる。
そして、移載機ハンド2側にθ軸位置を検出するθ軸用位置検出センサ7a、7bを配設するとともに、置台3側にθ軸用ターゲット8a、8bを配設し、前記θ軸用位置検出センサ7a、7bによりθ軸用ターゲット8a、8bを検出して移載位置を教示することにより、置台3と無人搬送車1間の移載角度のずれを補正し、θ軸位置のティーチングを正確に行うことができる。
【0015】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明の無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法は、この実施例の記載に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜に変更することが可能である。
【0016】
【発明の効果】
本発明の無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法によれば、移載機ハンド側にXYZ軸位置を検出する位置検出センサを配設するとともに、置台側に移載位置に合わせてターゲットを配設し、前記位置検出センサによってターゲットを検出することにより移載位置を教示することから、センサとターゲットを無人搬送車と置台に配設した後は、人間が無人搬送車走行路内にいない状態で、しかも、人間の感覚に頼ることなくセンサによる自動認識によりティーチング作業を行うことができ、これにより、正確で安定したティーチングを短時間で安全に行うことができる。
【0017】
この場合、移載機ハンド側にθ軸位置を検出するθ軸用位置検出センサを配設するとともに、置台側にθ軸用ターゲットを配設し、前記θ軸用位置検出センサによりθ軸用ターゲットを検出して移載位置を教示することにより、置台と無人搬送車間の移載角度のずれを補正し、θ軸位置のティーチングを正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無人搬送車と置台を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】センサ台を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図3】ターゲット台を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図4】センサとターゲットによるティーチングの状態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。
【符号の説明】
1 無人搬送車
2 移載機ハンド
3 置台
4 X、Z軸用位置検出センサ
5 Y軸用位置検出センサ
6 ターゲット
7a θ軸位置検出センサ
7b θ軸位置検出センサ
8a θ軸用ターゲット
8b θ軸用ターゲット
9 センサ台
10 ターゲット台
11 ガイド
Claims (2)
- 移載機ハンドの置台に対する移載位置を教示する無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法において、移載機ハンド側にXYZ軸位置を検出する位置検出センサを配設するとともに、置台側に移載位置に合わせてターゲットを配設し、前記位置検出センサによってターゲットを検出することにより移載位置を教示することを特徴とする無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法。
- 移載機ハンド側にθ軸位置を検出するθ軸用位置検出センサを配設するとともに、置台側にθ軸用ターゲットを配設し、前記θ軸用位置検出センサによってθ軸用ターゲットを検出することにより移載位置を教示することを特徴とする請求項1記載の無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003075364A JP2004283919A (ja) | 2003-03-19 | 2003-03-19 | 無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003075364A JP2004283919A (ja) | 2003-03-19 | 2003-03-19 | 無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004283919A true JP2004283919A (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=33290697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003075364A Pending JP2004283919A (ja) | 2003-03-19 | 2003-03-19 | 無人搬送車の移載機ハンドのティーチング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004283919A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108762219A (zh) * | 2018-06-15 | 2018-11-06 | 广东嘉腾机器人自动化有限公司 | 单舵轮agv点镇定控制方法及装置 |
CN112478559A (zh) * | 2020-12-15 | 2021-03-12 | 广东博智林机器人有限公司 | 一种子母车 |
-
2003
- 2003-03-19 JP JP2003075364A patent/JP2004283919A/ja active Pending
Cited By (3)
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CN108762219B (zh) * | 2018-06-15 | 2019-11-15 | 广东嘉腾机器人自动化有限公司 | 单舵轮agv点镇定控制方法及装置 |
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